JP2661737B2 - 骨の異常の医療装置 - Google Patents

骨の異常の医療装置

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JP2661737B2
JP2661737B2 JP63504849A JP50484988A JP2661737B2 JP 2661737 B2 JP2661737 B2 JP 2661737B2 JP 63504849 A JP63504849 A JP 63504849A JP 50484988 A JP50484988 A JP 50484988A JP 2661737 B2 JP2661737 B2 JP 2661737B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は骨の異状の医療方法及びその装置に関し、こ
れは、整形外科の治療分野に於いて、偽関節、硬化の遅
延、骨の変形、長い管状の骨の長さの修正、関節固定の
実施、骨の結合の促進、骨の腫ようの処置、無菌処置、
骨の成長の遅延（早期骨端閉鎖）等、の医療方法に、そ
の適用を見出すことが出来る。
偽関節、硬化の遅延、及び骨の変形に関する公知の医
療方法の１つに於いては、麻酔の後、患部のリム即ち肢
部の表皮が手術のために消毒され、次に、数箇所で皮膚
を通して骨に穴が開けられ、そして上記肢部が外部固定
される（１）。
この方法の欠点は次の点である、即ち、これが浸潤性
で、しばしば、化膿、骨髄炎等の合併症が発生する。
又、硬化に適した条件を持っておらず、従って、この方
法は余り効果的な方法とは言えない。
これと異なる別の医療方法の１つは次の如きものであ
る、即ち、先ず肢部に麻酔を施した後、この肢部が手術
台に固定され、骨の穿孔が行われ、骨膜が開かれ、患部
の骨端の縁が削られる。一方、骨の変形の場合は、骨の
三角領域（triangle）が切り放される。次に適当な即ち
予め準備された骨の移植がこの部位に行われる。このフ
ラグメントがきれいに並べられ、これらが別の材料によ
るこれ等の結合が行われる。骨膜及び軟骨が復元され、
最後に、約60から180日間の外部固定が行われる
（２）。
この方法の欠点は、術後発生する可能性のある全ての
合併症に脅かされていることである。従って、入院期間
が長くなる。怪我が治癒した後、骨を融合させている材
料を除去する第２の手術をする必要がある。場合によっ
ては、再発した場合色々な手術的介入の必要性がある。
軟玉を細分する装置が知られており、これは本発明に
よる骨の異状の医療方法に用いるる装置に類似するもの
であるが、これが衝撃波の発生器を持ち、これが患者運
搬台の上に配置され、その下に超音波放射器のヘッド部
分が固定され、その垂直軸が上記衝撃波の発生器の垂直
軸と一致し、これが軟玉の細分区域を通過している。こ
の衝撃波の発生器が１つのハウジングを含み、その底部
に射出装置が配置されており、これが上記ハウジングの
中に入れられた液体によって覆われており、又その上端
部に可撓性の膜が設けられている（３）。
この装置の欠点は、これが骨の異状の医療方法に使用
することが出来ない点にある。
従って、本発明の全体的目的の１つは、骨の異状の医
療方法を改善し、非手術的で、体外的で、且つ一時的な
ものとし、回復期間を短縮し得るものとすることであ
る。
又、本発明の別の目的の１つは、骨の異状の処置装置
を改善し、これをコンパクトな設計とし、又、迅速且つ
無痛の処置を可能とすることである。
この目的が、先ず麻酔を施した後、肢部がこの装置の
運搬台に固定され、そして最後に外部固定が行われる、
本発明による骨の異状の医療方法の１つによって達成さ
れる。この場合、本発明によれば、先ず、肢部を固定し
た後、異状部位の中心が出され、外部固定する前に、次
の動作が間接的に且つ体外的に行われる。即ちこの間
に、毎秒当り0.5から４回の頻度で、300から6000衝撃回
数の衝撃波が、700から2500バールの焦点圧力で、10か
ら120分間、0.5から４マイクロセカンドのパルス持続時
間で、患部に掛けられ、しかる後、これが15から90日
間、外部固定される。
この目的が、又、本発明による骨の異状状態、即ち、
偽関節、遅延した硬化、及び骨の変形の医療方法の１つ
によって達成される、この場合、異状部へのアクション
が次の如くにして行われる、即ち、毎秒当り１から２回
の頻度で、1000から5000回の衝撃が、1200から2000バー
ルの圧力で、又1.5から３マイクロセカンドのパルス持
続時間で、20から110分間、掛けられ、しかる後、40か
ら90日間、外部固定される。
又、この目的が、長い管上の骨の長さを修正する為
の、本発明による骨の異状の医療方法の１つによって達
成される、この場合は、焦点外固定装置が骨の上に置か
れ、異状部位に次ぎのアクションがなされる、即ち、毎
秒１から３回の頻度で、1000から6000回の衝撃回数の衝
撃波が、1100から1700バールの圧力で、又１から3.5マ
イクロセカンドのパルス持続時間で、30から115分間掛
けられ、しかる後、60から85日間、外部固定される。
又、この目的が、関節固定の体外処置をする、本発明
による骨の異状の医療方法の１つによって達成される、
この場合異状部位に次のアクションが行われる、即ち、
毎秒0.5から3.5回の頻度で、750から6000回の衝撃回数
の衝撃波が、1200から2500バールの圧力で、0.5から2.5
マイクロセカンドのパルス持続時間で、15から120分間
掛けられ、しかる後、30から80日間、外部固定される。
又、この目的が、正常な骨の結合を促進する、本発明
による骨の異状の医療方法の１つによって達成される。
この場合異状部位に次のアクションが行われる、即ち、
毎秒１から3.5回の頻度で、300から3000回の衝撃回数の
衝撃波が、700から1500バールの圧力で、1.5から４マイ
クロセカンドのパルス持続時間で、10から90分間掛けら
れ、しかる後、15から60日間、外部固定される。
又、この目的が、骨の腫ようの場合の、本発明による
骨の異状の医療方法の１つによって達成される、この場
合異状部位に次のアクション行われる、即ち、毎秒0.5
から４回の頻度で、500から5000回の衝撃回数の衝撃波
が、850から1700バールの圧力で、1.5から3.5マイクロ
セカンドのパルス持続時間で、15から95分間掛けられ、
しかる後、15から60日間、外部固定される。
又、この目的が、骨の成長の遅延（早期骨端閉鎖）の
場合、本発明による骨の異状の医療方法の１つによって
達成される。この場合異状部位に次のアクションが行わ
れる、即ち、毎秒１から４回の頻度で、1000から5500回
の衝撃回数の衝撃波が、950から1900バールの圧力で、
0.5から3.5マイクロセカンドのパルス持続時間で、20か
ら110分間掛けられ、しかる後、15から90日間、外部固
定される。
又、この目的が、無菌処置の場合の、本発明による骨
の異状の医療方法の１つによって達成される。この場合
異状部位に次のアクションが行われる、即ち、毎秒１か
ら2.5回の頻度で、350から4000回の衝撃回数の衝撃波
が、750から1600バールの圧力で、1.5から３マイクロセ
カンドのパルス持続時間で、10から105分間掛けられ、
しかる後、15から30日間、外部固定される。
又、この目的がハウジングを持つ次の装置によって達
成される、即ち、このハウジングの内側に衝撃波の発生
器が置かれ、その底板に上記ハウジングの内面と接触す
る案内ロールが固定され、その反対側にｘ線発生器が置
かれている。上記衝撃波の発生器の上端部が、音波液で
ある伝達媒体を含む容器として形成され、又、これが容
器の底に固定された射出装置を覆い、一方、その上端部
に可撓性の薄膜が配置されている。上記衝撃波の発生器
の上に遮光隔壁が置かれ、その上に、電子−光交換器が
配置され、これがテレビジョンカメラにに接続され、そ
の縦軸がｘ線発生器の縦軸と一致し、又、この光隔壁の
縦軸との交点がアクション点を形成する。テレビジョン
カメラの後の外側ハウジングに保護障壁が置かれる。
本発明の目的が又１つの装置によって達成され、この
場合、衝撃波の発生器が保持腕の中央部分に固設され、
この腕がその軸の回りを回転し、又外側のハウジングに
接続されている。
本発明の利点は、その医療方法が非手術的であり、体
外的であり、一時的であり、又、患者の健康に無害であ
ることである。合併症の危険が最少に押えられ、又処置
時間が短縮される。この装置はコンパクトで、使い易
く、保全修理が容易である。
本発明をより良く理解するために、次の図面を添え、
実施例に就いて説明する。
第１図は、本発明による１つの装置の全体図、 第２図は、上記装置の全体を示すブロック図、 第３図は、本発明の第２の実施例の全体を示すブロッ
ク図、 第４図は、偽関節を持つ撓骨の全体図、 第５図は、偽関節を持つ撓骨に衝撃波のアクションが
行われている状況を示す概念図、 第６図は、衝撃波による処置を施した後の、偽関節を
持つ撓骨の全体図、 第７図は、変形した撓骨の全体図、 第８図は、変形した撓骨に衝撃波のアクションが行わ
れている状況を示す概念図、 第９図は、衝撃波による処置を施した後の、変形した
撓骨の全体図、 第10図は、結合後の骨の全体図、 第11図は、病気により短くなった撓骨が焦点外固定装
置の中に置かれた状態を示す概念図、 第12図は、上記装置の中に置かれた骨に上記装置によ
るアクションが行われている状況を示す模式図、 第13図は、第12図により、撓骨の長さの修正方法を示
す概念図、 第14図は、第13図に示す骨が伸ばされて正常の結合状
態になったことを示す概念図である。
本発明による骨の異状の医療装置は、１つの外側ハウ
ジング１を含み、その内側に衝撃波の発生器が配置さ
れ、その底部に案内ロール３が固定され、このロールが
上記外側ハウジング１の内面４に接し、その反対側にｘ
線発生器５が置かれている。衝撃波の発生器２の上端部
が１つの容器として形成され、これが音響液−この場合
は水−の伝達媒体を含み、又容器６の底に固定された高
圧の電極８を覆い、一方、その上端部に可撓性の薄膜24
が配置されている。衝撃波の発生器２の上に患者の運搬
台が置かれ、その台の上で且つ衝撃波の発生器２の上
に、遮光隔壁10が置かれ、その上に電子−光変換器11が
配置され、これにテレビジョンカメラ12が接続され、そ
の長手方向の軸13がｘ線発生器５の長手方向軸と一致
し、この軸の遮光隔壁10の長手方向軸との交点がアクシ
ョン点15を形成している。テレビジョンカメラ12の後の
上記外側ハウジング１に、保護障壁16が置かれる。この
装置がブロック回路に接続され、この回路が電源ブロッ
ク17を含み、その出力が患者の中心を出すためのブロッ
ク18に接続され、これからの出力が患者を載せた台車９
に接続される。この電源ブロック17の出力が又テレビジ
ョン・ブロック19に接続され、一方後者が次にモニター
20、テレビジョンカメラ12、及び電子−光変換器ブロッ
ク21に接続され、次いでこのブロックがその出力を介し
てｘ線システムのブロック22に接続され、次にこのブロ
ックがｘ線発生器５の入力に接続される。又、この電源
ブロック17が衝撃波の発生器２に繋がる高圧発生器のブ
ロック23に直接接続されている。テレビジョン・ブロッ
ク19、電子−光変換器のブロック21、及びｘ線のブロッ
ク22はそれぞれフィードホワード及びフィードバック機
能を持っている。
骨の異状の医療装置の別の実施例の１つに就いて説明
すると、この装置は外側ハウジング１を含み、これに移
動可能の運搬腕14の１端が結合されており、一方この腕
の他の端に電気液圧波の発生器２が接続されている。こ
の電気液圧波発生器２と外側ハウジング１との間で、ア
ーチ型腕25が腕14に固設されており、この腕25の下側端
部にｘ線発生器５が取付けられ、一方その上側端部に電
子−光変換器11が取付けられ、これにテレビジョンカメ
ラ12が固設されている。この運搬腕14はその軸の回りで
±30゜回転することが出来る。上記電気液圧波発生器２
に、伝達媒体のための容器６が固定されており、この容
器に音波液−この場合は水−が入っており、又高圧電極
８を囲んでおり、この電極が伝達媒体のための容器６の
底に固定され、又容器の上端部に可撓性の薄膜24が取付
けられている。電気液圧波の発生器２の向い側に、上に
寝ている患者をアクション点15に対して中心に据えるた
めの台９が配置されている。外側ハウジング１には保護
障壁16が取付けられている。
この装置がブロック回路に接続され、このブロックが
電源ブロック17を含み、その出力が患者の中心を出すた
めのブロック18に接続され、次いでこのブロックが患者
を載せた台９に接続されている。電源ブロックの出力が
又テレビジョンブロック19に接続され、次いで、これが
モニター20、テレビジョンカメラ12、及び電子−光変換
器のブロック21に接続され、このブロックが、その出力
側で、ｘ線システムのブロック22に接続され、次いで、
これがｘ線発生器５の入力に接続される。又、この電源
ブロック17が高圧発生器のブロック23に接続され、これ
が電気液圧波の発生器２に接続される。これらのテレビ
ジョンブロック、電子−光変換器21、及びｘ線システム
22はそれぞれフィードホワード及びフィードバックを持
っている。
次に、本発明を次の処置例によって説明する； 例1. 第４図は下端部26と上端部27とを持つ撓骨の偽関
節又は遅延硬化部を示す。未接合の撓骨を持つ肢部の局
部静脈麻酔が行われ、この肢部が第１図に示す患者運搬
台９に固定され、第１及び５図に示す如く可撓性の薄膜
に接触する如くにする。アクション点15の位置付けを行
なった後、骨の端部26に、毎秒当り２衝撃の頻度で1200
回の電気液圧衝撃が20分間、1300バールの圧力で又３ミ
リセカンドのパルス持続時間で発射される。同じアクシ
ョンが骨の上端部27に就いても行われる。第６図は電気
液圧衝撃波のアクションの結果を示すもので、骨の端部
26,27の毛細管及び微細な裂け目から出て来た血と混ざ
った骨のサンド（bone sand）が形成されている。この
手順の終了の後、患者の肢部が患者台９から解き放さ
れ、次に、80日間の外部固定が行われる。
例2. 第７図は撓骨の変形を示す。変形した撓骨を持つ
肢部の局部静脈麻酔が行われ、この肢部が第１図に示す
患者台９に固定され、第１及び８図に示す如く可撓性の
薄膜に接触する如くにする。アクション点15が骨の変形
部28の上に位置付けられる。この上に、毎秒当り２衝撃
の頻度で3000回の電気液圧衝撃が、50分間、1500バール
の圧力で又３ミリセカンドのパルス持続時間で発射され
る。第９図は電気液圧衝撃波のアクションの結果を示す
もので、残して置いた骨膜で変形した破損部29が形成さ
れ、次いで手による変形部の整形が行われる。この手順
の終了の後、患者の肢部が90日間外部固定される。第10
図はその結果を示すもので、撓骨28の変形部が真直ぐに
伸ばされて結合している。
例3. 第11図は焦点外固定装置32に取付けられた短くな
った管状の骨31を示し、ここに装着する前に、上肢の静
脈局部麻酔又は下肢の硬膜麻酔が行われる。第１図に示
す如く肢部が患者台９に固定され、この部分が、第12図
に示す如く、可撓性の薄膜24と接触するようにする。位
置決めの後、３つのスポットにアクション点15が管状の
骨31の上に設けられ、これらのスポットの間隔は20mmま
でで、この各スポットに於いて、上肢に対して1000回の
電気液圧衝撃が、又下肢に対して1900回の衝撃が発射さ
れる。第12図はこのアクションの結果を示すもので、骨
31の骨折部33に骨膜30が残されている状態が示されてい
る。第13図は、骨折した２つの部分34,35から成る骨31
の延伸を示し、これが装置32により、毎日、20日間、健
全な肢長になるまで引き伸ばされる。骨31の２つの部分
34,35の間に、間隔36が出来、これが、アクションの結
果として、血と骨のサンドとで満たされる。20日の後、
伸ばされた骨と共にこの装置が、４か月間、骨が完全硬
化するまで固定されたままで置かれ；骨の治癒して長く
なった部分が第14図に示されており、このとき骨31の長
さは正常になっている。
本発明による骨の異状の医療装置は次の如くに操作さ
れる：即ち、 電源ブロック17にスイッチを入れると、患者の中心を
出すブロック18に電圧が掛かり、その結果、患者を載せ
た患者台９が中心に置かれる。次に電圧がｘ線ブロック
22に掛けられ、ｘ線発生器５が作動する。ｘ線発生器５
によって作られたｘ線がその長手方向軸13に沿って放射
され、これがアクション点15を通過し、電子−光変換器
11に達する。この出力によってアクション点15の像が得
られる。この像がテレビジョンカメラ12に受け止めら
れ、その信号がテレビジョンブロック19に伝えられ、こ
こで処理され、次に、モニター20に伝えられ、又フィー
ドバックを介して電子−光変換器21のブロック21に、又
テレビジョンシステムのブロック22に伝えられる。電源
ブロック17によって供給される電圧が高圧発生器のブロ
ック23を経て衝撃波の発生器２に送られる。電極８によ
り高圧発生器のブロック23に命令が入ると、衝撃波の発
生器２が衝撃波の発射を開始し、これが音波媒体を介し
て、患者９のアクション点15に入る。このサイクルが必
要な融合効果に達するまで繰返される。
本装置の第２の実施例に於いては、電源ブロック17に
スイッチを入れた後、患者の中心を出すブロック18に電
圧が掛けられ、その結果、患者を載せた患者台９の中心
が出される。次に、電圧がｘ線システム22に送られ、ｘ
線発生器５が作動する。このｘ線発生器５によって作ら
れたｘ線がその長手方向軸13に沿って放射される。運搬
腕24をその軸14の回りで回転することにより、長手方向
軸13が、衝撃波の発生器の軸である軸14に対して、±30
゜回転し、このようにして、アクション点15が正確に決
定される。アクション点15を通過したｘ線が電子−光変
換器11に達し、その出力に於いて、アクション点15の像
が得られる。この像がテレビジョンカメラによって受け
止められ、その信号がテレビジョンブロック19に伝えら
れ、ここで処理され、モニター20に伝えられ、フィード
バックを介して、電子−光変換器のブロック21と、ｘ線
システム22に伝えられる。電源ブロック17によって供給
される電圧が高圧発生器のブロック23を通過し、衝撃波
の発生器２に送られる。電極８により高圧発電気のブロ
ック23に命令が入り、衝撃波の発生器２が衝撃波を発生
し始め、これが音波媒体７を介して、患者９のアクショ
ン点15に入る。このサイクルが所要の治癒効果の出るま
で繰返される。
又、この衝撃波は衝撃波の超音波発生器によっても作
ることが出来る。
本発明の範囲は上述した形式の発生器のみ制限される
ものでは無く、その他の発生器を使用して、衝撃波を作
り、骨の異状の医療方法に用いることが出来る。
引用文献 1.Diffenbach−Beck.I.Koptchev,“Traumatologya naop
orno−dvigatelnya"Sofia,Medizina i Fizkoultoura,19
76,p.137.から引用。
2.R.Watson−Jone,“Fractures and Joint Injuriea"
（骨折及び関節の損傷）vol.1,1976,pp.22−50. 3.USA特許第4610249号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パツトラシヤコフ・トダー・クレステフ ブルガリア国 ソフイア，ペルセンク・ ストリート ２ (72)発明者 マノロフ，ストヤン・スラブチエフ ブルガリア国 ソフイア・クラスナ・キ ツトカ・ストリート ６ (72)発明者 ケリン，トダー・ペトコフ ブルガリア国 ソフイア・コンプレツク ス・ボロボ，ブロツク 13

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】治療する肢部を固定する手段と、この肢部
    の異常部位の中心を測定する手段と、この中心を中心と
    して衝撃波を異常部位に与える手段とを具備し、この衝
    撃波を与える手段は、毎秒当り0.5から４回の衝撃頻度
    で、300から6000回の衝撃波を、700から2500バールの圧
    力で、10から120分の間、0.5から４マイクロセカンドの
    パルス持続時間で発射することを特徴とする骨の異常の
    医療装置。
  2. 【請求項２】前記衝撃波を与える手段は電気液圧波を衝
    撃波として与えることを特徴とする請求項１の骨の異常
    の医療装置。
  3. 【請求項３】音波液が満たされ、その底端部に配置され
    た放電子を覆い、又その上端部に可撓性の薄膜を備え
    た、容器状の形をしたハウジングを持つ、衝撃波の発生
    器を含み、一方、上記衝撃波の発生の上に患者運搬台が
    配置されている、ものに於いて、外側ハウジング（１）
    の上に、衝撃波の発生器（２）が配置され、その基板に
    案内ロール（３）が固定されており、このロールが上記
    外側ハウジング（１）の内面（４）に接し、その反対側
    にｘ線発生器（５）が配置され、その長手方向軸（13）
    がテレビジョンカメラ（12）の長手方向軸（13）と一致
    し、又これと、電子−光変換器（11）の前に配置された
    遮光隔壁（10）の長手方向軸との交点がアクション点
    （15）を形成し、又、上記テレビジョンカメラ（12）の
    後の上記外側ハウジング（１）に、保護障壁（16）が置
    かれている、骨の異常の医療装置。
  4. 【請求項４】上記衝撃波の発生器（２）が運搬腕（25）
    の中心部分にしっかりと接続されており、この腕がそれ
    自身の軸（14）の回りで回転することが出来、又上記外
    側ハウジング（１）に接続されている、請求項３の医療
    装置。
  5. 【請求項５】上記衝撃波の発生器（２）が電気液圧式で
    ある、請求項３もしくは４の医療装置。
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