JP2661519B2 - 押釦装置 - Google Patents

押釦装置

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JP2661519B2
JP2661519B2 JP23024993A JP23024993A JP2661519B2 JP 2661519 B2 JP2661519 B2 JP 2661519B2 JP 23024993 A JP23024993 A JP 23024993A JP 23024993 A JP23024993 A JP 23024993A JP 2661519 B2 JP2661519 B2 JP 2661519B2
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switch
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敦 佐鳥
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電話機等に用いられ
る発光または未発光の押釦装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の電話機の外観図、図6
(a)はこの電話機の押釦の上面図、図6(b)は押釦
装置の側断面図、図7(a)は押釦装置の動作状態を示
す側断面図、図7(B)はその押力状態を示すモデル
図、図8(a)は押釦装置の動作状態を示す側断面図、
図8(B)はその押力状態を示すモデル図である。図に
おいて、1は電話機のケース、2はこのケース1に設け
られた押釦取付用孔、3は押釦、4は押釦3を押すこと
により作用するタクトスイッチ、5は押釦3を光らせる
発光ダイオード、6は押釦3を支え、押釦3に加えられ
た力をタクトスイッチ4に伝えるとともに発光ダイオー
ド5の光を反射させ押釦3を光らせる反射板、6a,6
b,6c,6dは反射板6に設けられた突起であり、こ
の4本の突起6a,6b,6c,6dが押釦3の4隅と
接触している。また、6eはタクトスイット4と当接す
る当接部であり、6fは発光ダイオード5を貫通させる
貫通孔である。7はタクトスイッチ4と発光ダイオード
5が固定され、さらに、反射板6を支える回路基板であ
る。
【0003】次に、図5,図6を用いて動作の説明をす
る。押釦3と反射板6は、反射板6上の4本の突起6
a,6b,6c,6dによって接触している。従って、
押釦3を押すとこれらの突起6a,6b,6c,6dを
介して反射板6に力が伝わり、当接部6eによりタクト
スイッチ4が押される。これにより、回路基板7から発
光ダイオード5へ電流が供給され、発光ダイオード5が
発光し、押釦3が点灯する。この時、押釦3の押す位置
により、押釦3の動きが異なる。これについて図7と図
8を用いて説明する。
【0004】図7はタクトスイッチ4に近い押釦3の端
を押した場合である。この場合、反射板6上の力の作用
点F、すなわち、押釦3と接触する突起6c,6dと支
点Pとの距離L1 が、タクトスイッチ4の位置Tと反射
板6上の支点Pとの距離Lsにほぼ等しくなり、押釦3
を押す力はタクトスイッチ4を押す力にほぼ等しい。
【0005】次に、図8はタクトスイッチ4から遠い押
釦3の端を押した場合である。この場合、力の作用点F
は押釦3と接触する突起6a,6bになり距離L1 が短
くなり、テコの原理から押釦3を押す力は、タクトスイ
ッチ4を押す力のLs /L倍必要となり、図7の場合
と比べて大きな押力を必要とする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の押釦装置は、以
上のように構成されているので、押釦3の押す位置の違
いによって押力のバラツキが生じてしまい、特に図8に
示すようにタクトスイッチ4から遠い押釦3の端を押す
場合には、押力を極端に大きくしなければならないなど
の問題点があった。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、押釦の押す位置の違いによる
押力のバラツキを少なくできる押釦装置を得ることを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる押釦装
置は、ケース本体に穿設された押釦孔と、この押釦孔の
外方へ抜け出さないように付勢し、かつ、上記ケース本
体上へ突出した押釦と、この押釦の直下の回路基板に設
けられた発光ダイオードおよびこの発光ダイオードの発
光をオン・オフするスイッチと、内部に前記発光ダイオ
ードを貫通させ、前記発光ダイオードから照射された光
を上記押釦へ反射させ、かつ端部に前記スイッチに当接
する当接部を有し、前記押釦の直下に位置するように前
記回路基板上に前記当接部とは反対の端部が支持された
反射板とを備え、前記反対側の端部と前記当接部から、
等距離の押釦の両端を支持する突起部を2個、前記反射
板の上部に設けたものである。
【0009】また、ケース本体に穿設された押釦孔と、
この押釦孔の外方へ抜け出さないように付勢し、かつ、
上記ケース本体上に突出した押釦と、この押釦の直下の
回路基板に設けられたスイッチと、このスイッチに当接
する当接部を有し、前記押釦の直下に位置するように前
記回路基板上に端部が支持された支持板とを備え、前記
端部とその反対側の端部から、等距離の前記押釦の両端
を支持する突起部を2個、前記支持板の上部に設けたも
のである。
【0010】
【作用】この発明における押釦装置は、当接部とは反対
側の一端部と、当接部から等距離、かつ、押釦の両端を
支持する突起部を2個反射板の上部に設けたことによ
り、押釦の押す位置が異なった場合にも突起部を介した
当接部のスイッチを押す力のバラツキが少なくなり、押
釦の押す位置の違いによる押力のバラツキを少なくでき
る。
【0011】また、支持板の端部とその反対側の端部か
ら、等距離の押釦の両端を支持する突起部を2個、支持
板の上部に設けたことにより、押釦の押す位置が異なっ
た場合にも突起部を介した当接部のスイッチを押す力の
バラツキが少なくなり、押釦の押す位置の違いによる押
力のバラツキを少なくできる。
【0012】
【実施例】実施例1.図1(a)はこの発明の一実施例
を示す発光押釦装置の押釦の上面図、図1(b)はその
発光押釦装置の側断面図、図2(a)はその発光押釦装
置の動作状態を示す側断面図、図2(b)はその押力状
態を示すモデル図、図3(a)はその発光押釦装置の動
作状態を示す側断面図、図3(b)はその押力状態を示
すモデル図である。図において、従来例と同一または相
当部分には同一符号を付し、説明を省略する。
【0013】8は押釦3を支え、押釦3に加えられた力
をタクトスイッチ4に伝えるとともに、発光ダイオード
5の光を反射させ押釦3を光らせる反射板であり、8
a,8bは反射板8に設けられた突起であり、タクトス
イッチ4との当接部8cと、当接部8cの反対側の端部
8dから、等距離の押釦3の両端を支持している。8e
は発光ダイオード5を貫通させる貫通孔である。
【0014】次に、図1を用いてその動作を説明する。
押釦3と反射板8は、反射板8上の2本の突起8a,8
bによって接触している。従って、押釦3を押すとこれ
らの突起8a,8bを介して反射板8に力が加わり、当
接部8aによりタクトスイッチ4が押される。これによ
り、回路基板7から発光ダイオード5へ電流が供給さ
れ、発光ダイオード5が発光し、この光りが反射板8で
反射され、押釦3が点灯する。この時、押釦3を押す位
置により、押釦3の動きが異なる。これについて、図2
と図3を用いて説明する。
【0015】図2はタクトスイッチ4に近い押釦3の端
を押した場合であり、図3はタクトスイッチ4に遠い押
釦3の端を押した場合である。それぞれの場合、押釦3
自体の動きは異なるが、押釦3と反射板8の接触点は支
点Pから距離L に位置する突起8a,8bであり、
変化することはない。従って、反射板8上の力の作用点
Fも変化しない。これにより、いずれの端を押した場合
も押釦3を押す力はほぼ同等となる。
【0016】実施例2.なお、上記実施例1では、発光
押釦装置を示したが、図4に示す発光しない押釦装置の
場合でも良く、上記実施例1と同様の効果を奏する。図
4(a)はこの発明の他の実施例を示す押釦装置の上面
図、図4(b)はその押釦装置の側断面図である。図に
おいて、実施例1と同一または相当部分には同一符号を
付し、説明を省略する。
【0017】9は押釦3を支え、押釦3に加えられた力
をタクトスイッチ4に伝える支持板であり、9a,9b
は支持板9に設けられた突起であり、9cはタクトスイ
ッチ4との当接部、9dは端部である。そこで、突起9
a,9bは端部9と反対側の端部から、等距離の押釦3
の両端を支持するため、実施例1と同様に押釦3の対向
する端を押す力に大きなバラツキが生じない。
【0018】上記実施例1,実施例2では主に、電話機
の押釦装置について説明したが、他の家庭用電化製品に
用いられる押釦装置であってもよく、上記実施例1,実
施例2と同様の効果を奏する。
【0019】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように、当接
部とは反対側の一端部と当接部から、等距離の押釦の両
端を支持する突起部を2個、反射板の上部に設け、ま
た、支持板の端部とその反対側の端部から、等距離の押
釦の両端を支持する突起部を2個、支持板の上部に設け
たことにより、押釦の押す位置の違いによる押力のバラ
ツキを少なくできるので、簡単な構造で押力の安定化が
図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による押釦装置を示す上面
図,側面図である。
【図2】この発明の一実施例による押釦装置の動作状態
を示す図である。
【図3】この発明の一実施例による押釦装置の動作状態
を示す図である。
【図4】この発明の他の実施例による押釦装置を示す上
面図,側面図である。
【図5】従来の電話機の外観図である。
【図6】従来の押釦装置を示す上面図,側面図である。
【図7】従来の押釦装置の動作状態を示す図である。
【図8】従来の押釦装置の動作状態を示す図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 押釦孔 3 押釦 4 タクトスイッチ 5 発光ダイオード 7 回路基板 8 反射板 8a 突起 8b 突起 8c 当接部 8d 端部 8e 貫通孔 9 支持板 9a 突起 9b 突起 9c 当接部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体に穿設された押釦孔と、この
    押釦孔の外方へ抜け出さないように付勢し、かつ、上記
    ケース本体上へ突出した押釦と、この押釦の直下の回路
    基板に設けられた発光ダイオードおよびこの発光ダイオ
    ードの発光をオン・オフするスイッチと、内部に前記発
    光ダイオードを貫通させ、前記発光ダイオードから照射
    された光を上記押釦へ反射させ、かつ端部に前記スイッ
    チに当接する当接部を有し、前記押釦の直下に位置する
    ように前記回路基板上に前記当接部とは反対の端部が支
    持された反射板とを備え、前記反対側の端部と前記当接
    部から、等距離の押釦の両端を支持する突起部を2個、
    前記反射板の上部に設けたことを特徴とする押釦装置。
  2. 【請求項2】 ケース本体に穿設された押釦孔と、この
    押釦孔の外方へ抜け出さないように付勢し、かつ、上記
    ケース本体上に突出した押釦と、この押釦の直下の回路
    基板に設けられたスイッチと、このスイッチに当接する
    当接部を有し、前記押釦の直下に位置するように前記回
    路基板上に端部が支持された支持板とを備え、前記端部
    とその反対側の端部から、等距離の前記押釦の両端を支
    持する突起部を2個、前記支持板の上部に設けたことを
    特徴とする押釦装置。
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