JP2660653B2 - 食品販売管理システム - Google Patents
食品販売管理システムInfo
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- JP2660653B2 JP2660653B2 JP5243654A JP24365493A JP2660653B2 JP 2660653 B2 JP2660653 B2 JP 2660653B2 JP 5243654 A JP5243654 A JP 5243654A JP 24365493 A JP24365493 A JP 24365493A JP 2660653 B2 JP2660653 B2 JP 2660653B2
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- Japan
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- data
- lane
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- food
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- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は食品販売の管理を行うシ
ステムに関し、より詳しくは鮮度を要求される食品の販
売状況、販売時点情報の管理に好適なシステムに関す
る。
ステムに関し、より詳しくは鮮度を要求される食品の販
売状況、販売時点情報の管理に好適なシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】食品の販売には食品の鮮度管理が重要で
ある。特に、食品が販売された時刻等の販売時点情報
は、仕入れや食品の品揃えを管理、予測する上で有力な
データとなる。
ある。特に、食品が販売された時刻等の販売時点情報
は、仕入れや食品の品揃えを管理、予測する上で有力な
データとなる。
【0003】調理済の食品をエンドレスコンベア等に陳
列して客の前を移動させ、陳列された食品の中から客が
好みのものを自由に選ぶことのできる飲食店が近年増え
ているが、このような店においても提供、販売する食品
の鮮度、品揃えの管理は重要である。
列して客の前を移動させ、陳列された食品の中から客が
好みのものを自由に選ぶことのできる飲食店が近年増え
ているが、このような店においても提供、販売する食品
の鮮度、品揃えの管理は重要である。
【0004】例えば、コンベア上に陳列されたすしを客
が自由に選ぶタイプのすし店では、どのすし種がどの時
刻に売れたかを判断する情報を得ることはできず、食材
の仕入れやすしの品揃えは管理者たる板前の勘に頼るほ
かはなかった。
が自由に選ぶタイプのすし店では、どのすし種がどの時
刻に売れたかを判断する情報を得ることはできず、食材
の仕入れやすしの品揃えは管理者たる板前の勘に頼るほ
かはなかった。
【0005】
【発明が解決しょうとする課題】本発明は販売時点情報
および鮮度、品揃え情報をリアルタイムに管理できる食
品販売管理システムを提供することを目的としている。
および鮮度、品揃え情報をリアルタイムに管理できる食
品販売管理システムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の食品販売管理システムは食品を載せる皿
に、各皿個別に付された識別番号を電波による個別のコ
ード信号として発信するトランスポンダを設け、皿を運
ぶためのエンドレスコンベアよりなるレーン沿いの適所
にレーン上を周回する皿のトランスポンダから送られる
コード信号を受信して皿の識別番号を認識する周回チェ
ック用のレーダを設け、同レーダに接続され、レーン上
を周回する皿の識別番号と皿の通過時刻から各皿個別の
通過データを生成するチェックドライバと、管理者によ
ってレーン上に出し入れされる皿のトランスポンダから
送られるコード信号を受信して皿の識別番号を認識する
出入チェック用のレーダに接続され、管理者がレーン上
に載せる食品の種別、皿の識別番号および仕込み時刻を
各皿個別の仕込みデータとして、またレーン上から廃棄
する食品の皿の識別番号および廃棄時刻を各皿個別のロ
スデータとして登録し、かつ管理者が食品の販売状況を
監視するための管理ドライバとを設け、これら両ドライ
バをデータ処理およびシステム各部の動作制御を行うホ
ストコンピュータに接続し、同ホストコンピュータに送
られる前記各種データに基づき、レーン上に載せられた
食品の鮮度および販売状況の管理データが前記管理ドラ
イバから出力され、またホストコンピュータから販売時
点情報等の販売データが出力されるものとしてある。
に、本発明の食品販売管理システムは食品を載せる皿
に、各皿個別に付された識別番号を電波による個別のコ
ード信号として発信するトランスポンダを設け、皿を運
ぶためのエンドレスコンベアよりなるレーン沿いの適所
にレーン上を周回する皿のトランスポンダから送られる
コード信号を受信して皿の識別番号を認識する周回チェ
ック用のレーダを設け、同レーダに接続され、レーン上
を周回する皿の識別番号と皿の通過時刻から各皿個別の
通過データを生成するチェックドライバと、管理者によ
ってレーン上に出し入れされる皿のトランスポンダから
送られるコード信号を受信して皿の識別番号を認識する
出入チェック用のレーダに接続され、管理者がレーン上
に載せる食品の種別、皿の識別番号および仕込み時刻を
各皿個別の仕込みデータとして、またレーン上から廃棄
する食品の皿の識別番号および廃棄時刻を各皿個別のロ
スデータとして登録し、かつ管理者が食品の販売状況を
監視するための管理ドライバとを設け、これら両ドライ
バをデータ処理およびシステム各部の動作制御を行うホ
ストコンピュータに接続し、同ホストコンピュータに送
られる前記各種データに基づき、レーン上に載せられた
食品の鮮度および販売状況の管理データが前記管理ドラ
イバから出力され、またホストコンピュータから販売時
点情報等の販売データが出力されるものとしてある。
【0007】
【作用】レーン上に載せられる食品の皿へ個々に付され
た識別番号は各皿のトランスポンダおよび出入チェック
用のレーダを経て管理ドライバに送られ、食品の種別お
よび仕込み時刻とともに各皿個別の仕込みデータとして
管理ドライバからホストコンピュータへ送られる。エン
ドレスコンベアよりなるレーン上に載せられた食品は客
の前を移動し、この食品を載せた皿の識別番号は各皿の
トランスポンダおよび周回チェック用のレーダを経てチ
ェックドライバに送られ、通過時刻とともに各皿個別の
通過データとしてホストコンピュータへ送られる。
た識別番号は各皿のトランスポンダおよび出入チェック
用のレーダを経て管理ドライバに送られ、食品の種別お
よび仕込み時刻とともに各皿個別の仕込みデータとして
管理ドライバからホストコンピュータへ送られる。エン
ドレスコンベアよりなるレーン上に載せられた食品は客
の前を移動し、この食品を載せた皿の識別番号は各皿の
トランスポンダおよび周回チェック用のレーダを経てチ
ェックドライバに送られ、通過時刻とともに各皿個別の
通過データとしてホストコンピュータへ送られる。
【0008】ホストコンピュータにおいては前記仕込み
データと通過データに基づいて、通過データが送られて
来なくなった食品を販売されたものと判断して販売デー
タとして蓄積する。
データと通過データに基づいて、通過データが送られて
来なくなった食品を販売されたものと判断して販売デー
タとして蓄積する。
【0009】また、一定の時間を超えてレーン上に残っ
ている食品に対しては、ホストコンピュータから管理ド
ライバを介して食品ごと個別に鮮度警告が出力される。
さらに、ホストコンピュータにおいてはレーン上を周回
している食品の種別がリアルタイムに監視されており、
食品の種別に偏りがある場合にはホストコンピュータか
ら管理ドライバを介して品揃え警告が出力される。
ている食品に対しては、ホストコンピュータから管理ド
ライバを介して食品ごと個別に鮮度警告が出力される。
さらに、ホストコンピュータにおいてはレーン上を周回
している食品の種別がリアルタイムに監視されており、
食品の種別に偏りがある場合にはホストコンピュータか
ら管理ドライバを介して品揃え警告が出力される。
【0010】
【実施例】以下本発明に係る食品販売管理システムをす
しの販売に応用するばあいの具体例を基に詳述する。図
1はすしの販売に使用する機器の構成を示しており、図
中の符号1はシステム全体のデータコントロールおよび
システム各部の動作制御を行うホストコンピュータ、2
はすしの仕込み及び廃棄に関するデータの入力や販売状
況等を監視するための管理ドライバ、3は後述の通過デ
ータを認識するためのチェックドライバを示している。
しの販売に応用するばあいの具体例を基に詳述する。図
1はすしの販売に使用する機器の構成を示しており、図
中の符号1はシステム全体のデータコントロールおよび
システム各部の動作制御を行うホストコンピュータ、2
はすしの仕込み及び廃棄に関するデータの入力や販売状
況等を監視するための管理ドライバ、3は後述の通過デ
ータを認識するためのチェックドライバを示している。
【0011】管理ドライバ2およびチェックドライバ3
は客の前にすしを運ぶエンドレスコンベアよりなるレー
ン4内側の調理場に設けてあって、これら管理ドライバ
2およびチェックドライバ3とレーン4外に設けたホス
トコンピュータとの間はLAN(ローカルエリアネット
ワーク)で結んであり、相互にデータの受け渡しができ
るようにしてある。
は客の前にすしを運ぶエンドレスコンベアよりなるレー
ン4内側の調理場に設けてあって、これら管理ドライバ
2およびチェックドライバ3とレーン4外に設けたホス
トコンピュータとの間はLAN(ローカルエリアネット
ワーク)で結んであり、相互にデータの受け渡しができ
るようにしてある。
【0012】ホストコンピュータ1は管理ドライバ2と
チェックドライバ3の動作やデータ受け渡しの制御、各
種データの蓄積および管理、管理するデータの統計処
理、帳票出力等を行うものとしてある。また、ホストコ
ンピュータ1は外部通信手段を備えており、電話回線等
を利用して各種データを外部に送ることができるように
してある。
チェックドライバ3の動作やデータ受け渡しの制御、各
種データの蓄積および管理、管理するデータの統計処
理、帳票出力等を行うものとしてある。また、ホストコ
ンピュータ1は外部通信手段を備えており、電話回線等
を利用して各種データを外部に送ることができるように
してある。
【0013】管理ドライバ2には、仕込んだすしを載せ
る皿7へ個々に付した識別番号を認識するための出入チ
ェック用のレーダ5を接続してある。また図2に示すよ
うに、この管理ドライバ2には管理者たる板前がすしの
種別を入力したり、管理者に販売状況等を知らせたりす
るための入出力パネル6を設けてあって、この入出力パ
ネルには仕込み登録処理、ロス登録処理の切替えを行う
ための処理切替スイッチ6a、6bと、すしの種別を入
力するための種別ボタン6c、6cを設けてあり、また
販売データ等の画面表示を行うためのCRT6dおよび
音声によって鮮度警告、品揃え警告を行うためのスピー
カ6eを備えている。
る皿7へ個々に付した識別番号を認識するための出入チ
ェック用のレーダ5を接続してある。また図2に示すよ
うに、この管理ドライバ2には管理者たる板前がすしの
種別を入力したり、管理者に販売状況等を知らせたりす
るための入出力パネル6を設けてあって、この入出力パ
ネルには仕込み登録処理、ロス登録処理の切替えを行う
ための処理切替スイッチ6a、6bと、すしの種別を入
力するための種別ボタン6c、6cを設けてあり、また
販売データ等の画面表示を行うためのCRT6dおよび
音声によって鮮度警告、品揃え警告を行うためのスピー
カ6eを備えている。
【0014】なお、図中の符号6fは前記種別ボタン6
c、6cに対応するすしの種別を表示するための種別表
示板で、その日の品揃えに応じて交換できるようにして
ある。
c、6cに対応するすしの種別を表示するための種別表
示板で、その日の品揃えに応じて交換できるようにして
ある。
【0015】チェックドライバ3にはレーン4上を周回
する皿7の個々の番号を認識するための周回チェック用
のレーダ8を接続してあり、このレーダ8は後述のトラ
ンスポンダ9に指向性があるため、皿7が向きを変える
レーン4の角部の内側に設けてある。
する皿7の個々の番号を認識するための周回チェック用
のレーダ8を接続してあり、このレーダ8は後述のトラ
ンスポンダ9に指向性があるため、皿7が向きを変える
レーン4の角部の内側に設けてある。
【0016】図3に示すように、すしを載せる皿7には
アクリル樹脂製の円盤10内に密封したトランスポンダ
9を図4に示すように皿7の糸底に囲まれた底部に接着
剤等で固定してあり、皿の洗浄や乾燥の際に、トランス
ポンダ9が傷まないように保護している。
アクリル樹脂製の円盤10内に密封したトランスポンダ
9を図4に示すように皿7の糸底に囲まれた底部に接着
剤等で固定してあり、皿の洗浄や乾燥の際に、トランス
ポンダ9が傷まないように保護している。
【0017】このトランスポンダ9は棒状のもので、内
部にアンテナ、電波発信器を備えており、レーダ5、8
から発せられる電波を受信し、この電波を電力に変換
し、電波発信器から個々のトランスポンダ独自のコード
信号を変調波に乗せてレーダへ送り返すものとしてあ
り、このコード信号を各皿個別の識別番号として使用す
る。
部にアンテナ、電波発信器を備えており、レーダ5、8
から発せられる電波を受信し、この電波を電力に変換
し、電波発信器から個々のトランスポンダ独自のコード
信号を変調波に乗せてレーダへ送り返すものとしてあ
り、このコード信号を各皿個別の識別番号として使用す
る。
【0018】図5は本発明のシステムにおけるデータ受
け渡しの関係を示すものである。ホストコンピュータ1
と管理ドライバ2との間では、管理ドライバ2からホス
トコンピュータ1へ仕込みデータとロスデータが、ホス
トコンピュータ1から管理ドライバ2へは警告指示信号
が送られるようになっている。仕込みデータはレーンに
載せるすし皿7の識別番号と、管理ドライバ2における
入出力パネル6の種別ボタン6c、6cから板前が入力
する例えばとろ、えびなどのすしの種別に仕込み時刻を
付加したもので、ロスデータは、鮮度が落ちたためにレ
ーンから取り出したすし皿の識別番号へ廃棄時刻を付加
したものである。
け渡しの関係を示すものである。ホストコンピュータ1
と管理ドライバ2との間では、管理ドライバ2からホス
トコンピュータ1へ仕込みデータとロスデータが、ホス
トコンピュータ1から管理ドライバ2へは警告指示信号
が送られるようになっている。仕込みデータはレーンに
載せるすし皿7の識別番号と、管理ドライバ2における
入出力パネル6の種別ボタン6c、6cから板前が入力
する例えばとろ、えびなどのすしの種別に仕込み時刻を
付加したもので、ロスデータは、鮮度が落ちたためにレ
ーンから取り出したすし皿の識別番号へ廃棄時刻を付加
したものである。
【0019】警告指示信号は一定時間を超えてレーン4
上に残り、鮮度の落ちたすしを指摘する鮮度警告と、あ
らかじめ設定された品揃えに対して許容範囲を超えた違
いが発生した場合の品揃え警告があり、これらの警告は
管理ドライバ2における入出力パネル6に設けたCRT
6dの画面表示やスピーカ6eの警告音などにより出力
される。
上に残り、鮮度の落ちたすしを指摘する鮮度警告と、あ
らかじめ設定された品揃えに対して許容範囲を超えた違
いが発生した場合の品揃え警告があり、これらの警告は
管理ドライバ2における入出力パネル6に設けたCRT
6dの画面表示やスピーカ6eの警告音などにより出力
される。
【0020】ホストコンピュータ1とチェックドライバ
3との間では、チェックドライバ3からホストコンピュ
ータ1へ通過データが送られる。この通過データはチェ
ックドライバ3に接続されたレーダ8で認識されるレー
ン4上のすし皿の識別番号へ、すしがレーダ8を通過し
た時刻を付加したものである。
3との間では、チェックドライバ3からホストコンピュ
ータ1へ通過データが送られる。この通過データはチェ
ックドライバ3に接続されたレーダ8で認識されるレー
ン4上のすし皿の識別番号へ、すしがレーダ8を通過し
た時刻を付加したものである。
【0021】次に、ホストコンピュータ1に送られる仕
込みデータ、ロスデータおよび通過データの処理手順の
具体例を示す。ホストコンピュータ1においては、レー
ン4上に載せることのできる皿の枚数に20程度を加え
た個数のデータテーブルを用意し、各種データ処理をこ
のテーブル間でデータを移動させることによって行って
いる。
込みデータ、ロスデータおよび通過データの処理手順の
具体例を示す。ホストコンピュータ1においては、レー
ン4上に載せることのできる皿の枚数に20程度を加え
た個数のデータテーブルを用意し、各種データ処理をこ
のテーブル間でデータを移動させることによって行って
いる。
【0022】図6、7はデータテーブルにおけるデータ
処理の手順を示すフローチャートであり、また次に示す
表1〜4はこの手順によってテーブル上におけるデータ
の状態の一例を具体的に示すものである。
処理の手順を示すフローチャートであり、また次に示す
表1〜4はこの手順によってテーブル上におけるデータ
の状態の一例を具体的に示すものである。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】
【表3】
【0026】
【表4】 図6は管理ドライバ2から送られる仕込みデータおよび
ロスデータの登録手順を示している。ホストコンピュー
タ1では、管理ドライバ2における入出力パネル6の処
理切替スイッチ6a、6bから入力された処理指示信号
と仕込みデータよりなるメッセージを取得すると(S
1)、そのメッセージに基づいて仕込み登録処理、また
はロス登録処理を行う(S2、S3)。
ロスデータの登録手順を示している。ホストコンピュー
タ1では、管理ドライバ2における入出力パネル6の処
理切替スイッチ6a、6bから入力された処理指示信号
と仕込みデータよりなるメッセージを取得すると(S
1)、そのメッセージに基づいて仕込み登録処理、また
はロス登録処理を行う(S2、S3)。
【0027】仕込み登録処理ではホストコンピュータ1
が管理ドライバ2から仕込みデータを受け取ると、デー
タテーブルの中から空きレコードがあるか否かを調べる
(S4)。ここで、空きレコードがない場合にはテーブ
ル中のもっとも古いデータ、すなわち最下位のデータが
販売データとして出力される(S5)。次にテーブル中
の全データを1レコード分下位へシフトし(S6)、受
け取ったデータをテーブルの先頭、すなわち最上位のレ
コードに入れる(S7)。
が管理ドライバ2から仕込みデータを受け取ると、デー
タテーブルの中から空きレコードがあるか否かを調べる
(S4)。ここで、空きレコードがない場合にはテーブ
ル中のもっとも古いデータ、すなわち最下位のデータが
販売データとして出力される(S5)。次にテーブル中
の全データを1レコード分下位へシフトし(S6)、受
け取ったデータをテーブルの先頭、すなわち最上位のレ
コードに入れる(S7)。
【0028】表1、2は仕込みデータの登録前後におけ
るテーブル中のデータの動きを示しており、表1の状
態、すなわちレーン4上にとろ、たこ、いかが載ってい
るところへ新たにえびを載せると、えびのデータ(識別
番号、仕込み時刻)が最上位のレコードに入り、その他
の既存データは下位にシフトさせられて表2に示される
状態になる。
るテーブル中のデータの動きを示しており、表1の状
態、すなわちレーン4上にとろ、たこ、いかが載ってい
るところへ新たにえびを載せると、えびのデータ(識別
番号、仕込み時刻)が最上位のレコードに入り、その他
の既存データは下位にシフトさせられて表2に示される
状態になる。
【0029】ロス登録処理ではホストコンピュータ1が
管理ドライバ2からロスデータを受け取ると、レーン上
から除去されたすし皿の識別番号に該当するテーブル中
のレコードを削除し(S8)、該当レコード以下のデー
タを1レコード分上位へシフトする(S9)ことによ
り、ロス登録処理により削除されて空いたレコードを埋
める。削除されたレコード中のデータは廃棄時刻データ
を付加されてロスデータとして出力されて(S10)、
ホストコンピュータ1内に蓄積される。
管理ドライバ2からロスデータを受け取ると、レーン上
から除去されたすし皿の識別番号に該当するテーブル中
のレコードを削除し(S8)、該当レコード以下のデー
タを1レコード分上位へシフトする(S9)ことによ
り、ロス登録処理により削除されて空いたレコードを埋
める。削除されたレコード中のデータは廃棄時刻データ
を付加されてロスデータとして出力されて(S10)、
ホストコンピュータ1内に蓄積される。
【0030】表3は表2の状態からロス登録処理がなさ
れた場合の具体例を示しており、表2におけるたこを処
分するとたこのデータが抹消され、これにより空いたテ
ーブルはより下位の全データが1つ上位のレコードにシ
フトすることにより埋められる。
れた場合の具体例を示しており、表2におけるたこを処
分するとたこのデータが抹消され、これにより空いたテ
ーブルはより下位の全データが1つ上位のレコードにシ
フトすることにより埋められる。
【0031】図7はレーン4上を周回するすしのチェッ
ク処理を行う手順を示しており、ホストコンピュータ1
がチェックドライバ3から通過データを受け取ると(C
1)、データテーブル中から該当する識別番号のレコー
ドを取り出して、通過時刻データを更新する(C2)。
ク処理を行う手順を示しており、ホストコンピュータ1
がチェックドライバ3から通過データを受け取ると(C
1)、データテーブル中から該当する識別番号のレコー
ドを取り出して、通過時刻データを更新する(C2)。
【0032】次に、該当するレコードよりも上位のデー
タを全て1レコード分下位にシフトし(C3)、通過時
刻データを更新した該当レコードをテーブルの先頭、す
なわち最上位のレコードに入れる(C4)。
タを全て1レコード分下位にシフトし(C3)、通過時
刻データを更新した該当レコードをテーブルの先頭、す
なわち最上位のレコードに入れる(C4)。
【0033】表4は表2の状態から、すしがチェックド
ライバ3に接続されたレーダ8を通過した場合のテーブ
ル中におけるデータの動きを示しており、表2において
最下位のレコードに入っていたいかがレーダ8を通過す
ると、表4に示すように通過時刻データが更新されると
ともに最上位のレコードに移動させられ、他のデータは
1つ下位のレコードへシフトされる。
ライバ3に接続されたレーダ8を通過した場合のテーブ
ル中におけるデータの動きを示しており、表2において
最下位のレコードに入っていたいかがレーダ8を通過す
ると、表4に示すように通過時刻データが更新されると
ともに最上位のレコードに移動させられ、他のデータは
1つ下位のレコードへシフトされる。
【0034】さらに、このチェック処理においては更新
された通過時刻データと仕込み時刻データを比較し(C
5)、これら時刻データの差、すなわちすしがレーン4
上を周回していた時間が、すしの鮮度を維持するために
定められた一定の時間を超過すると(C6)、ホストコ
ンピュータ1は警告指示信号を管理ドライバ2へ送る
(C7)。管理ドライバ2はこの警告指示信号を受ける
と、出力装置6のCRT6aから画面表示により、また
スピーカ6bから警告音により鮮度警告を発する。
された通過時刻データと仕込み時刻データを比較し(C
5)、これら時刻データの差、すなわちすしがレーン4
上を周回していた時間が、すしの鮮度を維持するために
定められた一定の時間を超過すると(C6)、ホストコ
ンピュータ1は警告指示信号を管理ドライバ2へ送る
(C7)。管理ドライバ2はこの警告指示信号を受ける
と、出力装置6のCRT6aから画面表示により、また
スピーカ6bから警告音により鮮度警告を発する。
【0035】また、図7のフローチャートに示したチェ
ック処理の流れとは別に、ホストコンピュータ1ではテ
ーブル中のデータを基にレーン4上を周回しているすし
の種別ごとの品揃えを監視しており、この品揃えがホス
トコンピュータに予め設定された品揃え計画に対して許
容範囲を超える違いがある場合には、警告信号を管理ド
ライバ2に送る。管理ドライバ2はこの警告指示信号を
受けると、前述した鮮度警告の場合と同様に、出力装置
6から品揃え警告を発する。
ック処理の流れとは別に、ホストコンピュータ1ではテ
ーブル中のデータを基にレーン4上を周回しているすし
の種別ごとの品揃えを監視しており、この品揃えがホス
トコンピュータに予め設定された品揃え計画に対して許
容範囲を超える違いがある場合には、警告信号を管理ド
ライバ2に送る。管理ドライバ2はこの警告指示信号を
受けると、前述した鮮度警告の場合と同様に、出力装置
6から品揃え警告を発する。
【0036】上述したテーブル中でのデータ移動を繰り
返すと、仕込み登録処理の際にテーブルから溢れてしま
うデータが出てくる。このデータに該当するすしは、レ
ーン4上に載せることのできる限界枚数を超えて登録さ
れており、しかもこのすしは一定時間レーダ8を通過し
ていないためにチェック処理による通過時刻の更新がな
されていないものなので、客がレーン4上から取り出し
たものと判断され、その判断時刻から予測される販売時
刻を付加され、販売データとしてホストコンピュータ1
に蓄積される。ホストコンピュータ1に蓄積された販売
データは、販売時点情報および売り上げデータに加工さ
れ、帳票出力される。
返すと、仕込み登録処理の際にテーブルから溢れてしま
うデータが出てくる。このデータに該当するすしは、レ
ーン4上に載せることのできる限界枚数を超えて登録さ
れており、しかもこのすしは一定時間レーダ8を通過し
ていないためにチェック処理による通過時刻の更新がな
されていないものなので、客がレーン4上から取り出し
たものと判断され、その判断時刻から予測される販売時
刻を付加され、販売データとしてホストコンピュータ1
に蓄積される。ホストコンピュータ1に蓄積された販売
データは、販売時点情報および売り上げデータに加工さ
れ、帳票出力される。
【0037】また、ホストコンピュータに設けた外部通
信手段を用いることにより、例えば蓄積された販売デー
タ等の情報を閉店後に一括して店外の経理センターに送
ったり、翌日のすし種の仕入れ量等の情報をセントラル
キッチンに送ったりすることができる。
信手段を用いることにより、例えば蓄積された販売デー
タ等の情報を閉店後に一括して店外の経理センターに送
ったり、翌日のすし種の仕入れ量等の情報をセントラル
キッチンに送ったりすることができる。
【0038】
【0039】また、上述した実施例においては、すしの
種別の入力手段として管理ドライバ2に設けた入出力パ
ネル6の種別ボタン6cを設け、管理者がこのボタン6
cを操作することによりすしの種別を入力するものとし
てあるが、種別入力手段は図8に示すように構成しても
よい。
種別の入力手段として管理ドライバ2に設けた入出力パ
ネル6の種別ボタン6cを設け、管理者がこのボタン6
cを操作することによりすしの種別を入力するものとし
てあるが、種別入力手段は図8に示すように構成しても
よい。
【0040】この実施例においては管理ドライバ2に接
続したレーダ5の上方に、同じく管理ドライバ2に接続
した画像処理装置11を設けてある。この画像処理装置
11は皿7に載せたすしの上方から光を照射し、その反
射光をスペクトル分析することにより、すしの形状、
色、質等を識別してすしの種別を認識するものとしてあ
る。
続したレーダ5の上方に、同じく管理ドライバ2に接続
した画像処理装置11を設けてある。この画像処理装置
11は皿7に載せたすしの上方から光を照射し、その反
射光をスペクトル分析することにより、すしの形状、
色、質等を識別してすしの種別を認識するものとしてあ
る。
【0041】かくすると、管理者たる板前は仕込んだす
しを載せた皿7をレーダ5と画像処理装置11の間に通
すだけで、すしを載せた皿の識別番号とすしの種別とを
一度に登録することができる。
しを載せた皿7をレーダ5と画像処理装置11の間に通
すだけで、すしを載せた皿の識別番号とすしの種別とを
一度に登録することができる。
【0042】
【発明の効果】本発明に係る食品販売管理システムは上
述した構成のものであるので、次の効果を奏し得る。
述した構成のものであるので、次の効果を奏し得る。
【0043】販売に供される食品は、食品を載せる皿へ
個別に付された識別番号により管理され、この番号に食
品の種別、仕込み時刻、通過時刻等のデータを付加して
処理を行うので、個々の食品に対する販売判断および各
種データ処理を容易に行うことができる。管理者は食品
の販売状況を管理ドライバで監視することができ、また
管理ドライバから鮮度警告や品揃え警告が出力されるの
で、鮮度管理や、販売計画に添った品揃えを容易に行う
ことができる。
個別に付された識別番号により管理され、この番号に食
品の種別、仕込み時刻、通過時刻等のデータを付加して
処理を行うので、個々の食品に対する販売判断および各
種データ処理を容易に行うことができる。管理者は食品
の販売状況を管理ドライバで監視することができ、また
管理ドライバから鮮度警告や品揃え警告が出力されるの
で、鮮度管理や、販売計画に添った品揃えを容易に行う
ことができる。
【0044】また、ホストコンピュータに蓄積された販
売データを基に販売時点情報を得ることができ、食材の
発注や経理統計を正確に行うことができる。
売データを基に販売時点情報を得ることができ、食材の
発注や経理統計を正確に行うことができる。
【図1】本発明の実施例に使用する機器の構成を示す
図。
図。
【図2】入出力パネルの一例を示す平面図。
【図3】トランスポンダを密封した円盤を示す拡大平面
図。
図。
【図4】トランスポンダの取付状態を示す縦断面図。
【図5】実施例に使用する機器間のデータ受け渡し状態
を示す図。
を示す図。
【図6】仕込み登録時およびロス登録時の制御手順を示
すフローチャート。
すフローチャート。
【図7】チェック処理時の制御手順を示すフローチャー
ト。
ト。
【図8】他の実施例を示す図。
1 ホストコンピュータ 2 管理ドライバ 3 チェックドライバ 4 レーン 5 レーダ 6 入出力パネル 6a 処理切替スイッチ 6b 処理切替スイッチ 6c 種別ボタン 6d CRT 6e スピーカ 6f 種別表示板 7 皿 8 レーダ 9 トランスポンダ 10 円盤 11 画像処理装置
Claims (1)
- 【請求項1】食品を載せる皿に、各皿個別に付された識
別番号を電波による個別のコード信号として発信するト
ランスポンダを設け、皿を運ぶためのエンドレスコンベ
アよりなるレーン沿いの適所にレーン上を周回する皿の
トランスポンダから送られるコード信号を受信して皿の
識別番号を認識する周回チェック用のレーダを設け、同
レーダに接続され、レーン上を周回する皿の識別番号と
皿の通過時刻から各皿個別の通過データを生成するチェ
ックドライバと、管理者によってレーン上に出し入れさ
れる皿のトランスポンダから送られるコード信号を受信
して皿の識別番号を認識する出入チェック用のレーダに
接続され、管理者がレーン上に載せる食品の種別、皿の
識別番号および仕込み時刻を各皿個別の仕込みデータと
して、またレーン上から廃棄する食品の皿の識別番号お
よび廃棄時刻を各皿個別のロスデータとして登録し、か
つ管理者が食品の販売状況を監視するための管理ドライ
バとを設け、これら両ドライバをデータ処理およびシス
テム各部の動作制御を行うホストコンピュータに接続
し、同ホストコンピュータに送られる前記各種データに
基づき、レーン上に載せられた食品の鮮度および販売状
況の管理データが前記管理ドライバから出力され、また
ホストコンピュータから販売時点情報等の販売データが
出力されることを特徴とする食品販売管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5243654A JP2660653B2 (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 食品販売管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5243654A JP2660653B2 (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 食品販売管理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0773373A JPH0773373A (ja) | 1995-03-17 |
JP2660653B2 true JP2660653B2 (ja) | 1997-10-08 |
Family
ID=17107033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5243654A Expired - Fee Related JP2660653B2 (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 食品販売管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2660653B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7877291B2 (en) * | 1996-05-02 | 2011-01-25 | Technology Licensing Corporation | Diagnostic data interchange |
US6930296B2 (en) | 2003-09-09 | 2005-08-16 | Johnson Chen | Apparatus, method and system for food management and food inventory |
JP2007316807A (ja) * | 2006-05-24 | 2007-12-06 | Toshiba Tec Corp | 鮮度管理システム |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0716233Y2 (ja) * | 1988-08-31 | 1995-04-12 | カシオ計算機株式会社 | 売上データ処理装置 |
JPH03259397A (ja) * | 1990-03-09 | 1991-11-19 | Toshiba Corp | 料理の料金自動算出装置 |
JP3069710B2 (ja) * | 1991-04-01 | 2000-07-24 | シャープ株式会社 | 食堂の料金清算装置 |
-
1993
- 1993-09-03 JP JP5243654A patent/JP2660653B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0773373A (ja) | 1995-03-17 |
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Date | Code | Title | Description |
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