JP2660486B2 - エタンの調節された酸化による酢酸の製造方法 - Google Patents

エタンの調節された酸化による酢酸の製造方法

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JP2660486B2
JP2660486B2 JP6137874A JP13787494A JP2660486B2 JP 2660486 B2 JP2660486 B2 JP 2660486B2 JP 6137874 A JP6137874 A JP 6137874A JP 13787494 A JP13787494 A JP 13787494A JP 2660486 B2 JP2660486 B2 JP 2660486B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にバナジウム
(V)、チタン及び酸素をベースにした触媒の存在にお
けるエタンの調節された酸化による酢酸の製造方法に関
する。
【0002】
【従来技術】触媒の存在におけるエタンの制御された酸
化による酢酸の製造は、値段が有利な原料を使用するこ
との利点をもたらすことから、充分に発達したプロセス
である。このタイプの知られているプロセスの中で、エ
タン及び酸素の他に、モリブデン、バナジウム、ニオブ
及びアンチモンの酸化物の内の少なくとも一種の混合物
をベースにした複合触媒を伴うプロセスを挙げることが
できる。しかし、このような触媒を使用する場合、反応
条件が比較的厳しいにもかかわらず、酢酸についての選
択性はほんの15〜25%程度に過ぎない。実際、酸化
は、高い、すなわち400℃程の温度及び圧力20バー
ルを組み合わせた条件で行なわなければならない。
【0003】別のプロセスは、エタンと酸素とを、少な
くともバナジウム、タングステン及びレニウムの酸化物
をベースにした触媒の存在において反応させることに在
る。酢酸についての選択性は上記の触媒に比べて向上さ
れる(30%程度)が、それでもまた生成されるエチレ
ンについての選択性に比べて依然低いままである。加え
て、このプロセスは、多量の水及びヘリウム或は窒素の
ような希釈剤を反応装置に導入することを必要とする。
その上、活性相がバナジウム((IV)の酸化状態であ
る)、チタン及び/又はリンの酸化物を含む触媒を使用
することは知られている。これらの触媒の場合、性能は
酢酸についての選択性に関して有利である。他方、反応
条件はこのプロセスを産業規模で利用するのを不可能に
させる。実際、エタン転化率は高くなく、供給流は希釈
ガスを90%より多く含み、これは極めて低い生産高効
率を生じる。
【0004】確認し得る通りに、現時点で、産業規模で
開発することができかつ組成の簡単な触媒を利用するエ
タン酸化により酢酸を製造するプロセスは存在しない。
今、全く予期されないことに、上述した反応においてバ
ナジウム(V)、チタン及び酸素をベースにした触媒を
使用することが、上に挙げた不利を軽減するのを可能に
するのを見出した。発明に従う方法は、これより、生成
する酢酸についての有利な選択性と、反応を産業規模で
利用するのをもくろむのを可能にする生産高効率とを組
み合わせる。
【0005】発明に従う方法のそれ以上の利点は、エタ
ン活性化温度が極めて低いことに在る。実際、プロピレ
ン、オルト−キシレン或はブタンの酸化ような酸化反応
において炭化水素を活性化するために要する慣用の温度
は400℃に近い。オレフィンはアルキル芳香族比べて
一層反応性であり、それら自体はアルカンに比べてずっ
と反応性でありかつその上、飽和炭化水素の反応性は分
子中に存在する炭素原子の数と共に増大することは知ら
れているので、エタンを150°〜250℃程に低くす
ることができる温度で活性化することができることは極
めて驚くべきことである。その上、これは別の利点を表
わし、発明に従って用いる触媒の活性化期間は慣用のプ
ロセスにおいて用いられる触媒に比べてずっと短くな
り、これは特に作業温度が低いことによる。その上、発
明に従う方法において用いる触媒は、異なる用途におい
て利用されるが、当業者に良く知られている簡単な配合
の触媒組成物であることの利点を供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】これらやその他の目的
は、従って活性相がバナジウム(V)、チタン及び酸素
を含む触媒の存在において、エタンと酸素の源との気相
反応によって酢酸を製造する方法に関する本発明によっ
て満足される。便宜上、先ず初めに、発明において使用
する触媒を説明することにする。すでに上述した通り
に、全く予期されないことに、活性相の構成元素として
バナジウム(V)及びチタンをベースにする触媒を使用
することが、エタンから酢酸を得るのに有効であること
を見出した。すなわち、使用する触媒の活性相はバナジ
ウム(V)を含む。バナジウムはV25 の形態である
のが好ましい。触媒の活性相におけるV25 として表
わされるバナジウムの量は0.1〜30重量%である。
この範囲外の含量を排除しないが、かかる含量はそれ以
上の利点をもたらさないことに留意すべきである。
【0007】発明を実施する一層特定の方法に従えば、
本発明において使用する触媒は、V25 として表わさ
れるバナジウム含量が0.2〜15重量%である活性相
を含む。活性相に存在するチタンは、アナタース、ルチ
ル或はブルカイトTiO2 或はその他ブロンズ((B)
と記号化する)、或はそれらの混合物の形態で同等に好
都合になり得る。酸化チタンの同素形態は、アナタース
及びルチル形態或はそれらの混合物から選ぶのが好まし
い。
【0008】触媒相の組成の一部を形成する酸化チタン
は、更に、B.E.T.法により測定して比表面積1〜
150m2 /gを有する。一層特には、比表面積は10
〜120m2 /gである。その上、本発明において使用
する触媒の活性相は少なくとも一種のドーパントを含ん
でよい。ドーパントは下記の元素から選ぶ:K、Rb、
Cs、Ca、Mg、Zr、Hf、Nb、Ta、Cr、M
o、W、Mn、Re、Fe、Ru、Os、Co、Rh、
Ir、Ni、Pd、Cu、Ag、Zn、Cd、Tl、S
i、Ge、Sn、P、As及びSb。ドーパントは下記
のリストから選ぶのが好ましい:K、Cs、Zr、N
b、Ta、Cr、Mo、W、Mn、Re、Fe、Ru、
Co、Pd、Ag、Zn、Tl、P及びSb。活性相に
おけるドーパントの量はバナジウムに対して1.5原子
%に等しい又はそれ以下にするのが普通である。
【0009】本発明において使用する触媒の活性相は、
当業者に知られている任意の方法によって得ることがで
きる。例えば、活性相を構成する元素の酸化物を混合し
た後に、か焼段階を行ない、必要に応じて該混合物の粉
砕(グロッグ技法)を後に続ける及び/又は先行させる
ことによって、活性相を製造することをもくろむことが
可能である。活性相を製造するのに適した別の方法は、
下記の段階を行なうことに在る: ・活性相の構成元素の内の少なくとも一種をベースにし
た混合物を作る; ・該元素を必要に応じて沈殿させ; ・必要に応じて処理した混合物を乾燥させ; ・乾燥させた生成物をか焼する。
【0010】構成元素は、単にバナジウム及びチタンを
意味するばかりでなく、また活性相の組成物に加えるド
ーパントも意味することを意図する。構成元素は溶液或
は懸濁液の形態で使用するのが普通である。分散(或は
可溶化)媒は水が有利であるが、任意のその他のタイプ
の分散剤(溶媒)をもくろむことができる。メタノー
ル、エタノール、イソプロパノール及びt−ブタノール
のようなアルコールを特にこの見出し下で挙げることが
できる。上述した混合物の組成の一部を形成する活性相
の構成元素は、大抵、無機或は有機酸の塩の形態で或は
その他酸化物或はそれらの誘導体のような化合物の形態
で用いる。
【0011】示した酸或は酸化物誘導体はすべて、分解
して対応する元素の酸化物になることができる限り、混
合物を製造するのに適している。上述した混合物を製造
するのに適した無機酸の塩の例として、取り分け、硝酸
塩、硫酸塩、一種又はそれ以上のハロゲンを含むハロゲ
ン化物、及びアンモニウム塩を挙げることができる。有
機酸の塩或はエステルの例として、ホルメート、オキサ
レート、タルトレート、アセテート、アセチルアセトネ
ート及びエチルヘキサノエートを挙げることができる。
【0012】すでに示した通りに、また酸化物或はそれ
らの誘導体を用いることももくろむことができ、これら
の化合物は粒子の形態で、もしくは特に酸或は塩基を該
混合物に加えることによって溶解して用いることが可能
である。酸化物誘導体は、特にオキシハライド、アルコ
キシド、アリールオキシド及びグリコオキシドタイプの
化合物を意味することを意図する。これらの化合物はす
べて単独で或は混合して用いることができることに留意
すべきである。
【0013】この製造方法を利用するのに適したバナジ
ウムを含有する化合物の例として、下記を挙げることが
でき、これらに限定することを意図しない:硫酸バナジ
ル、メタバナジン酸アンモニウム、オキシハロゲン化バ
ナジウム、例えば、特に、VOCl3 、(VO2 )C
l、VOCl、VOBr、VOBr2 、VOF3 、VO
2 、VF4 、VBr2 、VI2 、アセチルアセトン酸
バナジル、シュウ酸バナジル、メタバナジン酸、バナジ
ウムヘキサカルボニル、酸化バナジウムトリイソプロポ
キシド並びに酸化バナジウム例えば、V25 、V7
13、VO、VO2、V23 及びV37
【0014】チタン含有化合物として、TiX4 タイプ
(Xはハロゲン、一層特には塩素を表わす)の化合物、
及びTi(OR)4 タイプ(Rはアルキル基、一層特に
はエチル、イソプロピル或はsec−ブチルラジカルを
表わす)の化合物挙げることができる。種々の同素形態
の、すなわちアナタース、ルチル、ブルカイト或は
(B)形態の酸化チタンもまた発明を利用するのに適し
ている。
【0015】ドーパントをベースにした化合物に関し、
これらは下記から選ぶ:塩化カリウム、酢酸カリウム、
塩化ルビジウム、塩化ニオブ或はオキシ塩化ニオブ、シ
ュウ酸ニオブ、硫酸セシウム、酢酸セシウム、硫酸鉄、
酢酸鉄、塩化クロム或は塩素酸クロム、硝酸クロム、酢
酸クロム、アセチルアセトン酸クロム、ジモリブデン酸
アンモニウム、メタタングステン酸アンモニウム、パラ
タングステン酸アンモニウム、酸化物及びアルコキシ
ド、例えばジルコニウムエトキシド、及び酸化銀。この
リストは、制限を構成すると考えることができないのは
もちろんである。
【0016】構成元素の混合を行なう温度は通常20℃
〜選定する分散剤或は溶媒の沸騰温度である。該混合物
の濃度は大概0.1〜5Mの範囲である。特定の第一実
施態様に従えば、次に、溶解した形態で存在する構成元
素の少なくとも一種の沈殿段階を行う。元素は同時に沈
殿させても或は逐次に沈殿させてもいずれでもよい。そ
の上、元素の内のすべて或はいくらかをこの作業の間に
沈殿させることができる。後者の場合、第一及び第二段
階を、乾燥させるつもりの生成物が活性相のすべての構
成元素を含有するのに必要とする通りの回数行う。
【0017】沈殿剤は、選定した混合物に不溶性の化合
物の形態で一種或は多数の構成元素と結合する限りかつ
該不溶性化合物が結合元素の酸化物を利用するのを可能
にする限り、任意の種類がこの段階を利用するのに適し
ている。沈殿は、一種或は多数の沈殿剤を用いて行うこ
とができることに留意すべきである。該剤は、取り分
け、特に水性アンモニアタイプの塩基、もしくは塩酸或
はクエン酸のような無機或は有機酸から選ぶのが慣用で
ある。水が発明を利用するのに適した沈殿剤を構成して
よいことに留意すべきである。沈殿剤の選定は、手引き
として挙げるこのリストだけに限定されないのは自明で
ある。
【0018】沈殿は撹拌しながら行うのが普通である。
沈殿を行なう温度は大概20℃〜選定する溶媒の沸騰温
度の範囲である。最後に、必要ならば、沈殿の後に熟成
段階を行なってもよい。熟成段階は、沈殿をおよそ30
分〜4時間の範囲の期間の間撹拌しながら懸濁状態にし
て置くことに在る。熟成温度は上に示した温度範囲内で
ある。活性相の構成元素を含む混合物は、沈殿段階を1
回又はそれ以上施して、次に乾燥させる。
【0019】方法の第二実施態様は、混合物に前に前記
の沈殿段階を施さないで、混合物を乾燥させることに在
る。第一の別の態様に従えば、乾燥を2段階で行ない、
第一段階は混合物から溶媒或は分散剤を蒸発させて乾固
させることに在り、第二段階はこのようにして得られた
ペーストを乾燥させることに在る。第一段階は大概20
°〜100℃の範囲の温度で非流動性ペーストを得るの
に必要な期間行う。蒸発は撹拌しながら行うのが普通で
ある。生成したペーストを、次に第二工程で、好ましく
は非還元性雰囲気、例えば酸素或は空気下で、平均期間
15時間の間乾燥させる。乾燥温度は通常およそ120
℃である。
【0020】第二の別の態様に従えば、乾燥を当業者に
知られている任意の手段により溶液或は懸濁液をスプレ
ーすることによって行う。これより、下記の番号:第2
257 326号、第2 419 754号及び第2
431 321号で公表されたフランス特許出願の特
許請求の範囲に記載される通りのBuchiタイプのス
プレイヤー或は「フラッシュ」タイプのスプレイヤーが
この実施態様について適しており、これらに何ら制限す
ることを意図しない。吹付け温度は大概150°〜30
0℃程度である。吹付けを行う雰囲気は、ここで再び非
還元性であるのが好ましい。吹付けは空気中で行うのが
有利であるが、このような段階について酸素をもくろむ
ことができる。
【0021】上述した別の態様の各々に従って得られる
乾燥させた生成物に、次にか焼段階を施す。か焼段階は
非還元性雰囲気下で行うのが慣用である。空気を用いる
のが有利であるが、酸素も同等に良好に用いることがで
きる。か焼温度は通常200°〜1200℃である。そ
の作業の期間は大概1〜24時間の範囲である。か焼段
階の前に、乾燥させた生成物は粉砕段階を受けてもよ
い。焼成した生成物にもまた必要に応じてこのような処
理を施してよいことに留意すべきである。
【0022】本発明に従う方法において用いる触媒は、
本質的に上記の活性相(バルク形態)を含んでよく或は
更に希釈剤(希釈形態)を含んでよい。触媒が希釈剤
(担体)を含む特定の場合では、活性相は希釈剤(担
体)に付着させても或は希釈剤(担体)を被覆してもさ
もなければ希釈剤(担体)と混合してもよい。希釈剤の
性質は、選定する反応条件において反応の方向に不活性
でなければならない他は、臨界的なものではない。
【0023】触媒担体として使用することができる材料
として、下記を挙げることができる:シリカ、アルミ
ナ、シリカ−アルミナ、焼結クレー、マグネシア、マグ
ネシアシリケ−ト及び珪藻土。このタイプの担体は多孔
質或は非多孔質形態で用いることができる。用いる担体
は非多孔質形態が好ましい。必要とあれば、これらのグ
レイジングを、そのように作るために、行なってもよ
い。コージアライト、アルミナ、ムライト、ポアセライ
ン、窒化ケイ素、ホウ化ケイ素及びシリコンカーバイド
タイプのセラミック材料もまた希釈剤として用いてよ
い。
【0024】発明に従う方法において用いる触媒は、希
釈しても或は希釈しないでも、粒子或はモノリスの形態
である。触媒が粒子からなる場合、粒子の粒径は触媒の
使用方法に依存する。従って、粒子の粒径は広い範囲内
で、例えば、特に数マイクロメーター〜約10ミリメー
トルの間で変えてよい。一層特には、手引きとして、固
定床において用いる触媒は、大概0.5〜6mmの粒径
分布を有する。流動床或は移動床において用いる触媒の
粒子の粒径は5〜700ミクロンが普通であり、粒子の
80%について5〜200ミクロンが好ましい。
【0025】触媒の組成の一部を形成する希釈剤の量
は、大部分触媒を形成する方法に応じて広い範囲内で変
えるのが慣用である。すなわち、活性相を担体上に被覆
する或は付着させることによって得られる触媒は、完成
触媒(活性相及び担体)の合計重量の通常0.1〜30
%、好ましくは2〜20%の範囲の量の活性相を有す
る。触媒が活性相に分散された担体を含む場合、活性相
の量は完成触媒の合計重量の1〜90%である。
【0026】発明の特定の実施態様に従えば、反応を被
覆されたタイプの触媒の存在において行う。発明に従う
触媒は、当業者に知られている任意の慣用の方法によっ
て得ることができる。すなわち、本質的に上に規定した
通りの活性相を含むバルク触媒は、モノリスさもなけれ
ば適した粒径の粒子をもたらすように、活性相或はその
プリカーサーを押し出す、成形する、粉砕する、破砕す
ることにより或は任意のその他の手段により形成するこ
とができる。
【0027】ここで及び残りの記載全体を通じて、活性
相のプリカーサーとは、上記のか焼段階の前のすべての
状態でこの相を構成する元素の混合物を意味する意図で
ある。希釈剤を含む触媒の場合、上記の手段を採用する
ことができる。このようにして、活性相に必要とする割
合の希釈剤を混合することができ、例えば生成する混合
物を押し出しても或は成形してもよい。しかし、その他
の方法をもくろむことができる。すなわち、第一実施態
様に従えば、希釈剤,好ましくは荒い粒子の形態の希釈
剤、及び活性相或はそのプリカーサーを高剪断ミキサー
(Lodigeタイプの装置)或は粗砕装置(ドラム或
は深皿(dish)の形態のペレタイザー)中に接触さ
せて入れる。
【0028】作業は、担体に所望の量の活性相を被覆す
るのに必要とする期間中ずっと、一層特には空気下で少
なくとも30分間、温度20°〜150℃の範囲で行う
のが普通である。このようにして得られた粒子を通常温
度300°〜600℃、好ましくは450°〜500℃
で焼成する。焼成期間は大概少なくとも3時間である。
触媒を製造する第二の可能な方法は、含浸技術を適用す
るに在る。この技術に従えば、担体に活性相の懸濁液も
しくはそのプリカーサーの懸濁液或は溶液を含浸させ
る。
【0029】含浸段階の後に、乾燥段階を続ける。乾燥
段階は空気下で温度100°〜200℃において少なく
とも30分間行うのが普通である。含浸−乾燥サイクル
を、次いで更新することができ、乾燥は空気中で焼成す
ることによって終了してよい。焼成温度は約10時間の
間300°〜600℃である。可能な別の態様は含浸−
乾燥サイクルの間に焼成を行うに在る。
【0030】触媒を調製する第三の方法に従えば、担
体,好ましくは粒子の形態の担体を活性相の構成元素の
内の少なくとも一種の混合物に加える。このようにして
得られた混合物を、次いで上記した通りの触媒相を調製
する方法の種々の実施態様に従って処理する。これらの
調製方法は、すべて単に手引きとして挙げるにすぎず、
何ら網羅するリストを構成することができないのはもち
ろんである。
【0031】その上、本発明は、エタンと酸素の源とを
上に規定した通りの触媒の存在において気相反応させる
ことによって酢酸を製造する方法に関する。使用するエ
タンの品質に関し、特別の条件はない。しかし、生成す
る酸を分離することの自明な問題から、純度少なくとも
90%を有するエタンを使用するのが好適である。これ
は単独で或は反応の条件において不活性な希釈ガスに希
釈して同等に良好に使用することができる。特にヘリウ
ム或はアルゴンのような希ガスもしくはその他窒素が、
発明に従う方法を利用するのに適した希釈ガスである。
【0032】エタンの調節された酸化反応を酸素の源の
存在において用いる。酸素の源は、純粋の或は不活性な
ガスに希釈した酸素をベースにしてよい。酸化反応は、
これより空気を酸素の源として用いることによって行う
ことができる。本発明の特定の実施態様に従えば、酸素
に対するエタンのモル比は20より小さくする。一層特
には、この比は0.01〜0.2或は0.6〜15にす
る。発明の好適な方法に従えば、該比は0.6〜15に
する。
【0033】方法の別の態様は、水をその他の成分の他
に含むガス状混合物を用いることに在る。ガス状混合物
の組成、すなわちエタン、酸素の源、適する場合希釈ガ
ス及び水を広い範囲内で変えてよい。下記において示す
パーセンティジは、他に記述しない場合、ガス状混合物
の合計のモル数に対して表わす。ガス状混合物中のエタ
ン含量は大概0.1〜99.9%である。発明の特定の
実施態様に従えば、ガス状混合物の組成は、該混合物の
爆発性の領域外になるようにする。一層特には、組成が
簡便に爆発性の領域外であるガス状混合物を有するため
に、エタン含量は0.1〜3%或は10〜99%にす
る。上述したガス状混合物中のエタン含量は10〜99
%にするのが好ましい。
【0034】用いるガス状混合物中の酸素含量もまた広
い濃度範囲内で変える。酸素含量は、実際0.1〜9
9.9%にする。一層特定の実施態様に従えば、ガス状
混合物中の酸素含量は1〜90%或は97〜99.9%
にする。ガス状混合物中に存在する酸素は1〜90%が
好ましい。用いるガス状混合物中の水含量は0〜70%
にする。特定の実施態様に従えば、上述したガス状混合
物中の水含量は0〜20%にする。混合物中の希釈ガス
の含量は0〜70%の範囲にするのが普通である。一層
特には、混合物は希釈ガスを0〜20%含む。従って、
ガス状混合物は発明に従う触媒に接触して置かれる。
【0035】発明に従う方法を用いる装置は慣用の気相
接触反応用装置の一部を形成し、これらは連続に或は不
連続に採用することが可能である。反応は、これより固
定床、流動床或はその他の輸送される床で触媒の存在に
おいて行なうことができる。反応温度は大概100°〜
400℃、好ましくは150°〜350℃である。
【0036】ガス状反応混合物の全圧は大概0.1〜2
0絶対バールの範囲である。ガス流量は、接触時間が標
準温度及び圧力条件で計算して0.1〜30秒になるよ
うにする。接触時間は0.5〜20秒が好ましい。接触
時間はガスの合計流量に対する反応装置容積の比に一致
することを思い起こすべきである。生成される酢酸を副
生物或は反応体から、慣用的に酸/水混合物を冷却し、
次いで凝縮させることによって分離する。ガス状形態で
残る化合物、特にエタンを、必要に応じて分離段階を施
した後に、反応装置に循環させることができる。発明の
具体例を、今提示することにするが、それらは制限する
ものではない。
【0037】
【実施例】
例1発明に従うV25 ・TiO2 /クレー触媒(触媒A)
の調製 BET表面積86m2 /gを示すTiO2 (Rhone
−Poulencにより市販されている)90g(すな
わち、1.125モル)をペレタイザーに導入し、シュ
ウ酸バナジルの溶液100cm3 を乾燥含浸させる。用
いた溶液はシュウ酸二水和物15.23g(すなわち、
120.8mモル)及びJanssenからの商用V2
5 6.77g(すなわち、37.2mモル)を水中に
含むものである。このようにして得られた生成物を空気
中で500℃において3時間焼成する。焼成した生成物
の組成はV25 7重量%及びV/Ti比0.066を
示す。
【0038】このようにして調製した活性相25gを、
平均直径5mmを有するクレービーズ(Rhone−P
oulencにより市販されている)100gに、ペレ
タイザーにおいてグルコースの水溶液によって被覆する
ことにより、付着させる。次いで、生成物を空気中で5
00℃において3時間焼成する。触媒の最終の活性相含
量は17.4重量%である。
【0039】例2、比較25 /クレー触媒(触媒B)の調製 Janssenからの商用V25 1.5gを、平均直
径5mmを有するクレービーズ(Rhone−Poul
encにより市販されている)100gに、ペレタイザ
ーにおいてグルコースの水溶液によって被覆することに
より、付着させる。次いで、生成物を空気中で500℃
において3時間焼成する。触媒の最終の活性相含量は
1.41重量%である。
【0040】例3、比較TiO2 /クレー触媒(触媒C)の調製 BET表面積86m2 /gを有するTiO2 (Rhon
e−Poulencにより市販されている)25gを、
ペレタイザーにおいて平均直径5mmを有するクレービ
ーズ(Rhone−Poulencにより市販されてい
る)100gにグルコースの水溶液によって被覆する。
次いで、生成物を空気中で500℃において3時間焼成
する。触媒の最終の活性相含量は16.5重量%であ
る。
【0041】例4、比較(VO)227 /クレー触媒(触媒D)の調製25 100g(すなわち、550mモル)をイソブ
チルアルコール(600cm3 )とベンジルアルコール
(400cm3 )との混合物に溶解する。作業を還流
(118℃)において撹拌しながら2〜3時間行う。V
25 が完全に溶解した際に、撹拌速度を上げ、濃度8
5重量%のリン酸145.8g(すなわち、1.27モ
ル)を滴下して加え、還流を2時間続ける。このように
して得られた混合物を冷却した後に、青色沈殿が回収さ
れる。沈殿を焼結グラスでろ過し、次いでオーブン中で
110℃において3時間乾燥させる。生成した生成物は
(VO)HPO4 ・0.5H2 Oからなる。
【0042】次いで、焼成を窒素下で400℃において
16時間行う。得られた組成物のX線測定は、(VO)
227 相に一致することを示す。このようにして調
製した相3gをペレタイザーにおいて先の例の示す手順
に従って被覆する。次いで、固体を空気中で110℃に
おいて6時間焼成する。触媒の最終の活性相含量は3.
01重量%である。触媒を、エタン酸化反応において使
用する前に、反応装置において空気中で500℃におい
て3時間焼成する。
【0043】例5 本例は、上で調製した触媒を、エタンから酢酸を製造す
る方法において応用することを例示する。固定床を収容
し、流動砂浴を用いた加熱及び2つのインラインクロマ
トグラフであって、一方はフレームイオン化検出器で作
動しかつ他方はカサロメーター検出器で作動するものを
装備したステンレススチール連続反応装置に、触媒(2
0cm3 )を導入する。供給ガスを流量計によって調節
する。水を液状形態で(Gilson計量型ポンプ)ガ
スサーキットに組み入れたベーパライザーに導入する。
【0044】供給流は下記からなる: C26 /O2 /N2 /H2 O=79.5/5.2/
6.1/9.2モル%。 合計流量は、標準温度及び圧力条件で69.17リット
ル/時である。毎時空間速度(HSV)は3,500時
-1であり、これは接触時間およそ1秒に相当する。反応
圧力は11バール(絶対圧力)において一定に保つ。温
度は250°〜300℃の範囲にする。得られた結果を
下記の表1に対照する。表において、性能は下記の通り
にして計算する: ・エタン転化率(モル%)
【数1】 ・酸素転化率(モル%)
【数2】 ・生成物X(酢酸、エチレン)についての選択率(モル
%)
【数3】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ローラン・テシエ フランス国パリ、リュ・デ・ピレネ、 119 (56)参考文献 特開 昭64−85945(JP,A)

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エタンと酸素の源との気相反応による酢
    酸の製造方法であって、反応を、活性相がバナジウム
    (V)、チタン及び酸素をベースにした触媒の存在にお
    いて行うことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 活性相がチタンをアナタース、ルチル、
    ブルカイト、TiO、ブロンズ或はそれらの混合物の
    形態で含む触媒を使用することを特徴とする請求項1の
    方法。
  3. 【請求項3】 活性相が、B.E.T.法により測定し
    て比表面積1〜150m/gを有するチタンを含む触
    媒を使用することを特徴とする請求項1又は2の方法。
  4. 【請求項4】 活性相がバナジウムをVとして表
    わして0.1〜30重量%含む触媒を使用することを特
    徴とする請求項1〜3のいずれか一の方法。
  5. 【請求項5】 活性相を完成触媒の合計重量に対して
    0.1〜30重量%含む被覆された触媒を使用すること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか一の方法。
  6. 【請求項6】 活性相を完成触媒の合計重量に対して1
    〜90%含む、活性相に分散された担体を含む触媒を使
    用することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一の方
    法。
  7. 【請求項7】 活性相が下記の元素:K、Rb、Cs、
    Ca、Mg、Zr、Hf、Nb、Ta、Cr、Mo、
    W、Mn、Re、Fe、Ru、Os、Co、Rh I
    r、Ni、Pd、Cu、Ag、Zn、Cd、Tl、S
    i、Ge、Sn、P、As及びSbから選ぶ少なくとも
    一種のドーパントを、バナジウムに対して1.5原子%
    に等しい又はそれ以下の量で含む触媒を使用することを
    特徴とする請求項1〜6のいずれか一の方法。
  8. 【請求項8】 反応を、エタン0.1〜99.9モル%
    を含むガス状混合物を用いて行うことを特徴とする請
    1〜7のいずれか一の方法。
  9. 【請求項9】 反応を、空気或は酸素0.1〜99.9
    モル%を含むガス状混合物を用いて行うことを特徴とす
    る請求項1〜8のいずれか一の方法。
  10. 【請求項10】 エタン/酸素モル比0.01〜0.2
    或は0.6〜15を示すガス状混合物を使用することを
    特徴とする請求項1〜9のいずれか一の方法。
  11. 【請求項11】 水0〜70モル%を含むガス状混合物
    を使用することを特徴とする請求項1〜10のいずれか
    一の方法。
  12. 【請求項12】 希ガス或は窒素から選ぶ希釈ガス0〜
    70モル%を含むガス状混合物を使用することを特徴と
    る請求項1〜11のいずれか一の方法。
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