JP2660127B2 - ページプリンタの印刷密度変換方法 - Google Patents

ページプリンタの印刷密度変換方法

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JP2660127B2
JP2660127B2 JP3312305A JP31230591A JP2660127B2 JP 2660127 B2 JP2660127 B2 JP 2660127B2 JP 3312305 A JP3312305 A JP 3312305A JP 31230591 A JP31230591 A JP 31230591A JP 2660127 B2 JP2660127 B2 JP 2660127B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ページプリンタの印刷
密度変換方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ページプリンタにおいては、上位
装置から印刷データを受信して印刷用イメージデータに
変換し、該印刷用イメージデータに基づいて印刷するよ
うにしている。図2は従来のページプリンタのブロック
図である。
【0003】図において、ページプリンタ11は上位装
置12とインタフェースケーブル13を介して接続され
ていて、上記上位装置12から印刷データを受信して該
印刷データによって印刷を行う。14は上記上位装置1
2から印刷データを受けるための外部インタフェース制
御部、15は印刷処理及びページプリンタ11全体の管
理を行うマイクロプロセッサ、16は該マイクロプロセ
ッサ15の動作を記憶するプログラムROM、17は受
信メモリ部17a及びワーキングメモリ部17bから成
るRAM、18は印刷用イメージデータを送出するため
のプリンタインタフェース部、19は上記プリンタイン
タフェース部18から送られた印刷用イメージデータに
基づいて電子写真方式などを利用して用紙に印刷を行う
印刷部、20は印刷データに基づいてフォントデータを
印刷イメージメモリ21に展開するためのグラフィック
ディスプレイコントローラ(GDC)、22は上記フォ
ントデータのビットマップを格納するフォントメモリ、
23は操作パネルインタフェース部、24は上記ページ
プリンタ11に指示を与えるための操作パネルである。
【0004】上記構成のページプリンタ11は、次のよ
うに印刷データを受信して動作する。すなわち、上位装
置12から送信される印刷データはインタフェースケー
ブル13を介して外部インタフェース制御部14に送ら
れる。該外部インタフェース制御部14は、マイクロプ
ロセッサ15に印刷データの受取りを通知し、それによ
ってマイクロプロセッサ15は印刷データを読み込み、
受信メモリ部17aに格納する。上記動作を繰り返すこ
とによって、印刷データはRAM17の受信メモリ部1
7aに格納される。
【0005】次に、マイクロプロセッサ15は、上記受
信メモリ部17aに格納された印刷データに従い印刷用
イメージデータを作り出す。ここで、上記印刷データ
は、文字コードデータ、印刷制御データ及びイメージデ
ータから成る。上記文字コードデータは、フォントメモ
リ22内のフォントデータを参照するための文字コード
によって構成される。上記グラフィックディスプレイコ
ントローラ20は、マイクロプロセッサ15の指示を受
けると上記文字コードデータによってフォントデータを
参照し、印刷イメージメモリ21上の印刷位置にフォン
トデータを展開し、印刷用イメージデータに変換する。
【0006】一方、イメージデータの場合は、あらかじ
めシリアルプリンタエミュレーションによって設定され
た印刷部19の印刷密度がイメージデータと同じ印刷密
度であれば、上記グラフィックディスプレイコントロー
ラ20は受信されたイメージデータをそのまま印刷イメ
ージメモリ21の所定の位置に展開する。印刷密度が異
なれば、イメージデータは印刷部19の印刷密度に合う
ようにグラフィックディスプレイコントローラ20によ
って密度変換された後、印刷イメージメモリ21上に印
刷用イメージデータとして展開される。
【0007】このようにして、印刷イメージメモリ21
に書き込まれた1ページ分の印刷用イメージデータが完
成すると、該印刷用イメージデータが印刷部19に送ら
れ、用紙の上に印刷される。ここで、上位装置12が送
出するシリアルプリンタ用の印刷データをページプリン
タ11で印刷する場合、イメージデータの印刷密度がペ
ージプリンタ11の印刷密度と合わないことがある。す
なわち、ページプリンタ11の印刷密度は240DPI
が標準であり、シリアルプリンタの印刷密度は160D
PI又は180DPIが標準である。そして、従来、主
にシリアルプリンタが使用されており、上位装置12か
ら送出される印刷データはシリアルプリンタ用のものが
多い。したがって、通常ページプリンタ11はシリアル
プリンタエミュレーションによって、あたかもシリアル
プリンタであるように動作し印刷を行うようになってい
る。 次に、イメージデータの密度変換を伴う印刷動作
について図3及び図4を併用して説明する。
【0008】図3は上位装置から送られたイメージデー
タの印刷内容の例を示す図、図4は密度変換を行った後
の印刷結果の例を示す図、図5は密度変換の例を示す説
明図である。図3及び図4において□は印刷される文字
を示し、図5において○は印刷されないドットを、●は
印刷されるドットを示し、○及び●に添えられた数字は
ドット番号を示す。
【0009】図3及び図4の場合、□で示される文字と
該文字を囲む枠線が印刷される。この場合、文字は文字
コードデータによって、枠線はイメージデータによって
印刷される。上記文字コードデータは、フォントメモリ
22内のビットマップデータを参照することによってペ
ージプリンタ11の印刷密度で印刷される。また、上記
上位装置12から送られた図3に示すような枠線を印刷
するためのイメージデータの印刷密度が160DPIで
あり、ページプリンタ11の印刷密度が240DPIで
ある場合、次のような密度変換を行う。
【0010】すなわち、 240/160=3/2 であるから、160DPIのイメージデータを2ドット
ごとのグループに分け、各グループに1ドットを追加し
て3ドットに密度変換する。すなわち、160DPIの
イメージデータの2ドットを印刷イメージメモリ21に
格納し、グループの2ドット目と同じドットを3ドット
目として追加し、上記印刷イメージメモリ21に格納す
る。グラフィックディスプレイコントローラ20のハー
ドウェアは、このような動作をイメージデータの横方向
と縦方向について繰り返し、密度変換を行う。
【0011】密度変換が行われると、例えば図4の3本
目の横線及び2本目の縦線のように線が太くなる。これ
は、密度変換が行われた結果ドットが追加されたためで
ある。次に、上位装置12から送られたイメージデータ
が他の印刷密度である場合について説明する。
【0012】図6は密度変換の他の例を示す説明図であ
る。上位装置12から送られたイメージデータの印刷密
度が180DPIであり、印刷部19の印刷密度が24
0DPIの場合、 240/180=4/3 であるから、180DPIのイメージデータの3ドット
を4ドットに密度変換し、印刷イメージメモリ21に格
納する。すなわち、180DPIのイメージデータの3
ドットを印刷イメージメモリ21に格納し、グループの
3ドット目と同じドットを4ドット目として追加し、上
記印刷イメージデータ21に格納する。このような動作
を繰り返して密度変換を行う。該密度変換は、グラフィ
ックディスプレイコントローラ20が行う。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のページプリンタの印刷密度変換方法においては、イ
メージデータに単純にドットを追加することによって密
度変換を行っているので、上位装置12から送られたイ
メージデータの印刷内容と印刷結果が異なってしまう。
例えば、イメージデータに縦線や横線が含まれる場合、
縦線や横線に太い線と細い線が混在して印刷され、印刷
品位が低下してしまう。
【0014】特に、1ドットの縦線や横線が含まれる場
合には、実際に印刷される線に1ドットの線と2ドット
の線が混在することになるため、線の太さの差が大きく
なってしまう。すなわち、図5に示すように160DP
Iのイメージデータを密度変換して240DPIのイメ
ージデータにした場合は、160DPIの2ドットが単
純に3ドットにされるため、第3番目のドットの●は密
度変換後も1個であるのに対して、第6番目のドットの
●は密度変換後2個になる。このため、1ドットで構成
される縦線や横線は密度変換が行われた後、2個のドッ
トの太い線と1個のドットの細い線になり、それらが混
在して印刷されるため印刷品位が低下してしまう。
【0015】また、同様に図6に示すように180DP
Iのイメージデータを密度変換して240DPIのイメ
ージデータにした場合には、第3番目のドットの●は密
度変換後に2個になるのに対し、第7番目のドットの●
は密度変換後も1個のままであり、印刷品位が低下して
しまう。本発明は、上記従来のページプリンタの印刷密
度変換方法の問題点を解決して、イメージデータの縦線
や横線を、密度変換を行った後に太い線と細い線が混在
して印刷されることがなく、印刷品位を向上させること
ができ、しかも、高速で密度変換を行うことができるペ
ージプリンタの印刷密度変換方法を提供することを目的
とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のペ
ージプリンタの印刷データ密度変換方法においては、上
位装置から受信した印刷データがイメージデータである
か否かを判断し、イメージデータである場合に、該イメ
ージデータの印刷密度と上記印刷部の印刷密度間の差が
あると密度変換が行われる。
【0017】すなわち、上記差に対応する数のドットの
グループを形成し、該グループの設定されたドットに対
して1個のドットを追加することによって密度変換を行
い、該密度変換によって得られた第1のイメージデータ
を記憶し、続いて、上記密度変換を行う起点を1ドット
ずらし、再び上記密度変換を行い、該密度変換によって
得られた第2のイメージデータを記憶する。
【0018】そして、上記第1のイメージデータ及び第
2のイメージデータを論理演算して最終イメージデータ
とする。
【0019】
【作用】本発明によれば、上記のように上位装置から受
信した印刷データがイメージデータであるか否かを判断
し、イメージデータである場合に、イメージデータの印
刷密度と印刷部の印刷密度間に差がないと、受信したイ
メージデータのまま印刷を行う。また、イメージデータ
の印刷密度と印刷部の印刷密度間に差があると、密度変
換が行われる。この時、文字コードデータについては、
フォントメモリ内に印刷部の印刷密度に対応したフォン
トデータが格納されているので、該フォントデータを参
照することによって適正な印刷密度で印刷を行うことが
できる。
【0020】密度変換を行う場合は、上記イメージデー
タの印刷密度と印刷部の印刷密度間の差に対応する数の
ドットのグループを形成し、該グループの設定されたド
ットに対して1個のドットを追加することによって密度
変換を行う。該密度変換によって得られた第1のイメー
ジデータを印刷イメージメモリに記憶し、続いて、上記
密度変換を行う起点を1ドットずらし、再び同じ密度変
換を行い、該密度変換によって得られた第2のイメージ
データを再び記憶する。
【0021】そして、上記印刷イメージメモリに記憶さ
れた第1のイメージデータ及び第2のイメージデータを
論理演算して最終イメージデータとする。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の密度変換装置が
搭載されるページプリンタのブロック図である。図にお
いて、ページプリンタ25は上位装置12とインタフェ
ースケーブル13を介して接続されていて、上記上位装
置12から印刷データを受信して該印刷データによって
印刷を行う。
【0023】14は上記上位装置12から印刷データを
受けるための外部インタフェース制御部、15は印刷処
理及びページプリンタ25全体の管理を行うマイクロプ
ロセッサ、26は該マイクロプロセッサ15の動作を記
憶するプログラムROM、17は受信メモリ部17a及
びワーキングメモリ部17bから成るRAM、18は印
刷用イメージデータを送出するためのプリンタインタフ
ェース部、19は上記プリンタインタフェース部18か
ら送られた印刷用イメージデータに基づいて電子写真方
式などを利用して用紙に印刷を行う印刷部、20は印刷
データに基づいてフォントデータを印刷イメージメモリ
21に展開するためのグラフィックディスプレイコント
ローラ(GDC)、22は上記フォントデータのビット
マップを格納するフォントメモリ、23は操作パネルイ
ンタフェース部、24は上記ページプリンタ25に指示
を与えるための操作パネルである。
【0024】上記構成のページプリンタ25は、次のよ
うに印刷データを受信して動作する。すなわち、上位装
置12から送信される印刷データはインタフェースケー
ブル13を介して外部インタフェース制御部14に送ら
れる。該外部インタフェース制御部14は、マイクロプ
ロセッサ15に印刷データの受取りを通知し、それによ
ってマイクロプロセッサ15は印刷データを読み込み、
受信メモリ部17aに格納する。上記動作を繰り返すこ
とによって、印刷データはRAM17の受信メモリ部1
7aに格納される。
【0025】次に、マイクロプロセッサ15は、上記受
信メモリ部17aに格納された印刷データに従い印刷用
イメージデータを作り出す。ここで、上記印刷データ
は、文字コードデータ、印刷制御データ及びイメージデ
ータから成る。上記文字コードデータは、フォントメモ
リ22内のフォントデータを参照するための文字コード
によって構成される。上記グラフィックディスプレイコ
ントローラ20は、マイクロプロセッサ15の指示を受
けると上記文字コードデータによってフォントデータを
参照し、印刷イメージメモリ21上の印刷位置にフォン
トデータを展開し、印刷用イメージデータに変換する。
【0026】次に、上位装置12からイメージデータを
受信した場合に密度変換を行う時の動作について図7を
併用して説明する。図7は本発明のページプリンタの印
刷密度変換方法における密度変換の例を示す説明図であ
る。図において、○は印刷されないドットを、●は印刷
されるドットを示し、○及び●に添えられた数字はドッ
ト番号を示す。マイクロプロセッサ15は、イメージデ
ータを外部インタフェース制御部14を介して受信する
と、受信メモリ部17aに格納する。例えば、格納され
たイメージデータの印刷密度が160DPIであり、ペ
ージプリンタ25の印刷密度が240DPIであると、
イメージデータに対して密度変換が行われる。
【0027】この場合、 240/160=3/2 であるから、まず、160DPIのイメージデータは単
純に3/2倍される。すなわち、160DPIのイメー
ジデータを2ドットごとのグループに分け、各グループ
に1ドットを追加して単純に3ドットとすることによっ
て240DPIに密度変換したイメージデータ#1にな
る。この場合、160DPIのイメージデータの2ドッ
トを印刷イメージメモリ21に格納し、グループの2ド
ット目と同じドットを3ドット目として追加し、印刷イ
メージメモリ21に格納する。グラフィックディスプレ
イコントローラ20のハードウェアは、このような動作
をイメージデータの横方向と縦方向について繰り返し、
密度変換を行う。
【0028】次に、密度変換を行う起点のドットを16
0DPIのイメージデータ上で1ドット右にずらし、第
2番目のドットを起点として同じ密度変換を行い、24
0DPIに密度変換したイメージデータ#2を形成す
る。この場合も同様に、2ドットごとに1ドットを追加
して3ドットとするが、密度変換を行う起点となるドッ
トが1ドットだけずらされているので、2ドットごとの
グループは第2番目のドットと第3番目のドット、第4
番目のドットと第5番目のドット、…のような構成にな
る。したがって、これらの各グループの2ドット目と同
じドットを3ドット目として追加する場合、第3番目の
ドット、第5番目のドット、第7番目のドット、…がそ
れぞれ2個のドットになる。このように形成されたイメ
ージデータ#2は、上記イメージデータ#1と同様に印
刷イメージメモリ21に格納される。
【0029】次に、印刷イメージメモリ21に格納され
ているイメージデータ#1とイメージデータ#2に基づ
いて、第2番目のドットを先頭にして順に論理和を演算
し、該論理和を印刷イメージメモリ21に格納する。こ
の時の論理和は、印刷されない○のドットを“0”と
し、印刷される●のドットを“1”として演算する。こ
のようにして論理和を演算すると、印刷イメージメモリ
21の印刷位置には240DPIに密度変換した最終イ
メージデータが形成される。密度変換後に追加されたド
ットは、グループの最後のドットと隣接するグループの
最初のドットの論理和となる。印刷データの1ドットの
●は、密度変換後2個になる。図7はイメージデータの
横方向の密度変換について示しているが、縦方向の密度
変換も同様に行うことができる。
【0030】このように、イメージデータの密度変換を
行うと、印刷イメージの1個の●が必ず2個になり、縦
線や横線の線の太さが不均一になることはない。次に、
180DPIのイメージデータを密度変換して240D
PIのイメージデータにする時の動作について図8を併
用して説明する。図8は本発明のページプリンタの印刷
密度変換方法における密度変換の他の例を示す説明図で
ある。
【0031】この場合、 240/180=4/3 であるから、まず、180DPIのイメージデータは単
純に4/3倍される。すなわち、180DPIのイメー
ジデータを3ドットごとのグループに分け、各グループ
に1ドットを追加して単純に4ドットとすることによっ
て240DPIに密度変換したイメージデータ#3にな
る。この場合、3ドットごとのグループの3ドット目と
同じドットを4ドット目として印刷イメージメモリ21
に格納し、以後これを繰り返す。
【0032】次に、密度変換を行う起点を180DPI
のイメージデータ上で1ドット右にずらし、第2番目の
ドットを起点として同じ密度変換を行い、240DPI
に密度変換したイメージデータ#4を形成する。この場
合も同様に、3ドットごとに1ドットを追加して4ドッ
トとするが、密度変換を行う起点となるドットが1ドッ
トだけずらされているので、3ドットごとのグループは
第2番目のドットと第3番目のドットと第4番目のドッ
ト、第5番目のドットと第6番目のドットと第7番目の
ドット、…のような構成になる。したがって、これらの
各グループの3ドット目と同じドットを4ドット目とし
て追加する場合、第4番目のドット、第7番目のドッ
ト、第10番目のドット、…がそれぞれ2個のドットに
なる。このように形成されたイメージデータ#4は、上
記イメージデータ#3と同様に印刷イメージメモリ21
に格納される。
【0033】次に、印刷イメージメモリ21に格納され
ているイメージデータ#3とイメージデータ#4に基づ
いて、第2番目のドットを先頭にして順に論理積を演算
し、該論理積を最終イメージデータとして印刷イメージ
メモリ21に格納する。密度変換の後に追加されたドッ
トは、グループの最後のドットと隣接するグループの最
初のドットの論理積となり、印刷データの1ドットの●
は密度変換後も1個となる。図8はイメージデータの横
方向の密度変換について示しているが、縦方向の密度変
換も同様に行うことができる。
【0034】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
【0035】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、上位装置から受信した印刷データがイメージデー
タであり、しかも該イメージデータの印刷密度と上記印
刷部の印刷密度間に差がある場合に密度変換を行う。そ
して、上記イメージデータの印刷密度と印刷部の印刷密
度間の差に対応する数のドットのグループを形成し、該
グループの設定されたドットに対して1個のドットを追
加することによって密度変換を行う。該密度変換によっ
て得られた第1のイメージデータを印刷イメージメモリ
に記憶し、続いて、上記密度変換を行う起点を1ドット
ずらし、再び同じ密度変換を行い、該密度変換によって
得られた第2のイメージデータを再び記憶する。
【0036】そして、上記印刷イメージメモリに記憶さ
れた第1のイメージデータ及び第2のイメージデータを
論理演算して最終イメージデータとする。したがって、
イメージデータに縦線や横線が含まれる場合に、太い線
と細い線が混在することがなくなり、印刷品位を向上さ
せることができる。しかも、簡単な論理演算によって最
終イメージデータを得ることができるので、密度変換の
速度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の密度変換装置が搭載されるページプリ
ンタのブロック図である。
【図2】従来のページプリンタのブロック図である。
【図3】上位装置から送られたイメージデータの印刷内
容の例を示す図である。
【図4】密度変換を行った後の印刷結果の例を示す図で
ある。
【図5】密度変換の例を示す説明図である。
【図6】密度変換の他の例を示す説明図である。
【図7】本発明のページプリンタの印刷密度変換方法に
おける密度変換の例を示す説明図である。
【図8】本発明のページプリンタの印刷密度変換方法に
おける密度変換の他の例を示す説明図である。
【符号の説明】
12 上位装置 14 外部インタフェース制御部 17 RAM 19 印刷部 21 印刷イメージメモリ 22 フォントメモリ 25 ページプリンタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)上位装置から受信した印刷データ
    がイメージデータであるか否かを判断し、(b)イメー
    ジデータである場合に、該イメージデータの印刷密度と
    印刷部の印刷密度間の差に対応する数のドットのグルー
    プを形成し、(c)該グループの設定されたドットに対
    して1個のドットを追加することによって密度変換を行
    い、該密度変換によって得られた第1のイメージデータ
    を記憶し、(d)続いて、上記密度変換を行う起点を1
    ドットずらし、再び上記密度変換を行い、該密度変換に
    よって得られた第2のイメージデータを記憶し、(e)
    上記第1のイメージデータ及び第2のイメージデータを
    論理演算して最終イメージデータとすることを特徴とす
    るページプリンタの印刷密度変換方法。
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