JP2660122B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2660122B2 JP3234838A JP23483891A JP2660122B2 JP 2660122 B2 JP2660122 B2 JP 2660122B2 JP 3234838 A JP3234838 A JP 3234838A JP 23483891 A JP23483891 A JP 23483891A JP 2660122 B2 JP2660122 B2 JP 2660122B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、早送り、巻戻し動作
時に磁気テープを瞬時停止させるための機構を備えた磁
気記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、磁気テープを記録媒体に使用した
磁気記録再生装置は、ビデオテープレコーダや計算機の
補助記憶装置として広く使用されている。このような磁
気記録再生装置における磁気テープの早送り、巻戻し機
構は、磁気テープ記録内容の検索システム等において、
短時間に多くの磁気テープを巻取る性能が要求されるた
め、年々、動作のより一層の高速化が求められている。
短時間に多くの磁気テープを巻取るためには磁気テープ
の送り速度を高める必要があるが、このように高速で走
行する磁気テープを限られた空走距離内で停止させなけ
ればならないので、瞬時停止機構の動作時間は磁気テー
プの送り最高速度を制限する要素として大きな部分を占
め、この瞬時停止機構の動作の高速化が強く求められて
いるのである。
【0003】従来、磁気記録再生装置の回転体のトルク
制御に関して、特開昭62ー180548号に記載され
たものが知られている。同文献には、VTRにおいて、
通常再生状態から早送り再生を介して巻戻し再生を行う
場合に、早送り再生から巻戻し再生への移行時に制御ア
ームを用いて磁気テープの緩みを除去する構成、およ
び、2種類のスプリングにより2段階に付勢されるブレ
ーキ片をリール台に圧接することにより、巻取られる磁
気テープの緩みを除去し、またはリール台を確実に停止
させる構成が記載されている。
【0004】また、図1は、従来の磁気記録再生装置に
採用され、かつ、この発明における磁気記録再生装置に
も採用されている磁気テープ巻取りおよび瞬時停止機構
の構成を示す説明図である。図において、1はモータ駆
動回路、2はモータ駆動回路1により駆動されるモー
タ、3、4は、それぞれ、モータ2により駆動されるギ
ヤおよびカムギヤ、5はカムギヤ4に取り付けられた位
置検出装置である。また、6はリール台7を回転させる
ためのリールギヤ、8は磁気テープである。磁気テープ
8は、リール台7により巻き上げ、または送り出される
ようになっている。カムギヤ4の外周部にはリンク9の
一端が回動可能に軸支され、リンク9の他端はプレート
カム10に軸支されている。プレートカム10は、リン
ク9が支軸9aを中心に揺動するに従い左右に移動する
とともに、所定のカム形状部10aが形成された構成に
なっている。11は、一端にピン11aを植設されたブ
レーキであり、その他端部11bをリール台7の側面に
押し当てることにより、リール台7を瞬時に停止させる
働きをするようになっている。このブレーキ11のON
/OFF動作は、リンク9およびプレートカム10の動
作によりなされる。リンク9の動作は、モータ2の駆動
力をギヤ3、カムギヤ4を介してリンク9に伝達するこ
とによりなされる。一方、カムギヤ4に設けられた位置
検出装置5から出力されるカムギヤ4の回転位置情報が
カムギヤ回転角検出手段12に入力され、カムギヤ4の
回転角度信号に変換された後システムコントロール制御
装置13に入力され、さらに、システムコントロール制
御装置13の出力によりモータ駆動回路1を動作させ、
モータ2を駆動するように構成されている。
【0005】位置検出装置5とカムギヤ回転角検出手段
12は、図7に示すような位置検出装置の回転角に対す
る検出モードの変化パターンの関係で表される位置情報
を出力するようになっている。また、システムコントロ
ール制御装置13の動作フローは図8に示すようになっ
ている。ステップ101で早送りまたは巻戻し指令が出
されると、ステップ102でモータ2を送り方向に回転
させ、ステップ103でF/R位置を検知したか否かを
判断する。F/R位置を検知しない場合ステップ102
に戻ってF/R位置を検知するまでループAを繰り返
す。一方、F/R位置を検知した場合はステップ104
に進み、早送りまたは巻戻しのポジション設定を完了
し、次いでステップ105に進み、早送り、巻戻し動作
を開始する。次に動作について図1、7〜10を参照し
て詳細に説明する。図において、外部からシステムコン
トロール制御装置13に早送り、巻戻し動作の指示が与
えられる(ステップ101)と、システムコントロール
制御装置13は、リール台7からブレーキ11を引き離
す方向にモータ2を回す信号をモータ駆動回路1に出力
する(ステップ102)。位置検出装置5が早送り、巻
戻しポジションを示す信号を出力する(ステップ10
3)と、システムコントロール制御装置13はその信号
を受け取り、モータ2を停止させる信号をモータ駆動回
路1に出力するので、モータ2は信号伝達遅れとオーバ
ーランを伴って停止する(ステップ104、105)。
【0006】図9は、それぞれ、上記動作を、(a)モ
ータ動作指令パターン、(b)実際のモータ動作、およ
び(c)位置検出装置の回転角についての時間的変化を
示す動作シーケンス図である。モータ2は、初めに図7
におけるSTPポジションにあった位置検出装置5を送
り方向に回し、F/Rポジションを検知するとシステム
コントロール制御装置13から停止指令が出され、モー
タ2はオーバーラン回転角θ0 をもって停止し、早送
り、巻戻し動作に移行する。
【0007】早送り、巻戻し動作を停止するには、モー
タ2に戻し方向の回転指令が与えられる。位置検出装置
5はバックラッシなどの影響により図9の区間Dでは動
かず、その後時間tθをかけて戻し方向に回転角θ1
け回り、ブレーキ動作を開始する。
【0008】図10は、上記一連の動作概念を図示した
ものであり、モータ2を駆動側、位置検出装置5と一体
になったカムギヤ4を被駆動側とし、駆動側回転角を横
軸に、また、被駆動側回転角を縦軸にとって示されてい
る。点Aは送り動作時の始点、点Bは送り動作時のセン
サ通過点、Cは送り動作時の停止位置および戻し動作時
の始点、点Dは戻し動作時の被駆動側動作始点、点Eは
戻し動作時のセンサ通過点、点Fは停止動作完了点であ
る。点Cで早送り、巻戻しを開始し、以下、C→D→E
→Fの動作を経て停止動作が実行される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の課題 従来の磁気記録再生装置は、以上のように、磁気テープ
の早送り、巻戻し動作を停止させるに際し、モータと位
置検出装置間の機構的バックラッシやオーバーラン分を
相殺するための回転角が必要であり、これらの回転角を
経て磁気テープの早送り、巻戻し動作を停止させるため
に有効な回転角を得る構成になっていた。したがって、
磁気テープの動作を停止するまでに多くの無効な回転角
が必要であり、瞬時停止機構の動作時間が長くなる。そ
の結果として早送り、巻戻し動作時の磁気テープの最高
速度設定時の制約を受け、動作の俊敏性を損なうという
問題点があった。従って、上記問題点を解消しなければ
ならないという課題がある。
【0010】発明の目的 この発明は、上記課題を解決するためになされたもの
で、瞬時停止機構の動作時間を短縮し、より高速の早送
り、巻戻し動作と俊敏な動作を可能にし、磁気テープの
早送り、巻戻し動作速度の高速化を実現し得る磁気記録
再生装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明による磁気記録
再生装置は、磁気テープを巻取るためのリール台と、前
記リール台に圧接されこれを停止させるためのブレーキ
と、前記ブレーキを作動させるためのブレーキ作動機構
と、前記ブレーキ作動機構を駆動するためのモータと、
このモータを駆動制御するモータ駆動回路と、前記ブレ
ーキ作動機構の動作ポジションを監視するための位置検
出装置とを備えている。そして、磁気テープの早送り、
巻戻し動作を瞬時停止させるに際し、まず前記モータを
動作させることにより駆動されるブレーキ作動機構の送
り動作によりブレーキを所定の位置にセットし、リール
台による早送り、巻戻し動作を行ない、停止指令が与え
られた時点でモータを反転動作させ、ブレーキ作動機構
の戻し動作を行ってブレーキを作動させ、かつ、送り動
作によりブレーキ作動機構をセットした後、または、ブ
レーキ作動機構をセットするための送り動作を始めてか
ら最初にF/Rポジションを検知した後に所定の戻し動
作を行うように構成したものである。
【0012】また、前記セット時の戻し動作の後、また
は、ブレーキ作動機構をセットするための送り動作を始
めてから最初にF/Rポジションを検知し、所定の戻し
動作を行い、かつ、送り方向で1度検知したF/Rポジ
ションを戻し動作中再検知した時点で再度送り方向の回
転指令を適切な時間発するように構成した戻し過ぎ防止
手段を設けたものである。
【0013】
【作用】この発明に係る磁気記録再生装置は、磁気テー
プの早送り、巻戻し動作を瞬時停止させるに際し、まず
前記モータを動作させることにより駆動されるブレーキ
作動機構の送り動作によりブレーキを所定の位置にセッ
トし、リール台による早送り、巻戻し動作を行ない、停
止指令が与えられた時点でモータを反転動作させ、ブレ
ーキ作動機構の戻し動作を行ってブレーキを作動させ、
かつ、送り動作によりブレーキ作動機構をセットした
後、または、ブレーキ作動機構をセットするための送り
動作を始めてから最初にF/Rポジションを検知した後
に所定の戻し動作を行い、ブレーキ作動機構駆動用のモ
ータに適切なタイミングで戻し動作させることにより、
停止動作のために必要なモータの無効回転角を減らし、
俊敏なブレーキ動作を行い、リール台を停止させるため
のブレーキ動作時間を短縮することができる。
【0014】また、前記セット時の戻し動作の後、また
は、ブレーキ作動機構をセットするための送り動作を始
めてから最初にF/Rポジションを検知し、かつ、所定
の戻し動作を行い、送り方向で1度検知したF/Rポジ
ションを戻し動作中再検知した時点で再度送り方向の回
転指令を適切な時間発することにより、戻し動作の動作
量を適正化し、モータやブレーキ作動機構のバラツキに
起因する戻し過ぎを防止し、したがって、戻し過ぎによ
りブレーキが動作してしまう等の問題を解消することが
できる。
【0015】
【実施例】実施例1 以下、この発明の一実施例を図に基づいて説明する。図
1は、従来およびこの発明による磁気記録再生装置の磁
気テープ巻取りおよび瞬時停止機構の構成を示す説明図
であり、図1の構成は従来例の説明において説明済みな
ので、再度の説明を省略する。本実施例の特徴はシステ
ムコントロール制御装置13の構成にあるので、この点
について、以下、図2と図3を参照して詳述する。
【0016】図2はシステムコントロール制御装置13
の動作フロー図であり、ステップ201で早送りまたは
巻戻し指令が出されると、ステップ202でモータ2を
送り方向に回転させ、ステップ203でF/Rポジショ
ン(図7の早送り、巻戻し動作ポジション)を検知した
か否かを判断する。F/Rポジションを検知しない場合
はステップ202に戻ってF/Rポジションを検知する
までループAを繰り返す。F/Rポジションを検知した
場合、ステップ204に進み、オーバーランに要する時
間t1 ´より長い時間t1 の間モータ2を停止状態に保
持する指令を出す。次いでステップ205でモータ2を
戻し方向に回転させ、タイマをスタートさせ、ステップ
206で時間t2 が経過したか否かを判断する。タイマ
が時間t2 経過するまでループBを繰り返し、戻し方向
の回転指示を与え続ける。タイマが時間t2 経過したら
ステップ207に進み、早送りまたは巻戻しのポジショ
ン設定を完了し、次いでステップ208で早送り、巻戻
し動作を開始する。つまり、図2中のループAでF/R
ポジション検知から停止動作移行を行い、時間t1 の停
止区間を経て、ループBでモータ2の戻し方向回転動作
から停止動作を行う。 図3は本実施例の動作フロー図
であり、図の構成は概ね既述の図9と同様である。時間
1 が経過し、モータ2が戻し方向に回転されはじめて
から図3の区間Aの間は、ギヤ3およびカムギヤ4の噛
み合い時に生じるバックラッシ等の影響で位置検出装置
5は動かず、その後図中区間Bでは逆転方向に動作し、
時間t2 経過後動作指令が止められた状態の区間Cの間
に、モータ2はオーバーランして停止する。以上述べた
動作の後にリール台7は磁気テープ8の早送り、巻戻し
動作に移行する。
【0017】早送り、巻戻し動作を停止するには、前記
従来例と同様にシステムコントロール制御装置13に停
止指示が与えられると同時に、モータ2に戻し方向の回
転指示が与えられ、位置検出装置5が設けられたカムギ
ヤ4はバックラッシ区間を持たずに回転を始め、位置検
出装置5がSTPポジションを検知すると、回転動作を
停止する。以上のようにして、従来、ブレーキ動作を開
始するまでに回転角θ1 を要していたのに対し、本実施
例によれば回転角θ2 でブレーキを動作させることがで
き、その結果として、停止動作の開始時からブレーキ動
作までの時間を(tθ−tn )だけ短縮することができ
る。
【0018】実施例2 前記実施例1では、モータ2を戻し方向に回転させた後
に早送りまたは巻戻し動作を行う例について述べたが、
本実施例2は、機構動作のバラツキ等により過大な戻し
動作が行われた場合にも対処することができるようにし
たものである。以下、図4、図5を参照して説明する。
【0019】図4は実施例2におけるシステムコントロ
ール制御装置13の動作フローを示している。ステップ
201からステップ205までの動作フローは前記図2
に示すものと同様であるが、図4のループBの中に、F
/Rポジションの再検知ステップ(ステップ210)
と、タイマが時間t2 経過したかを判断するステップ
(ステップ211)が挿入されている。ステップ210
でF/Rポジションを検知した場合、ステップ212に
進み、モータ2を送り方向に回転させ、かつ、タイマを
スタートさせる。次いでステップ213でタイマが時間
3 経過したか否かを判断し、まだ経過していない間は
ステップ212に戻り、ループCを繰り返し、また、経
過した場合はステップ207、208に進む。一方、ス
テップ211ではタイマが時間t2 経過したか否かを判
断し、タイマが時間t2 経過しない間はステップ205
に戻ってループBを繰り返し、また、時間t2 経過した
場合はステップ207に進む。つまり、図中ループBに
おいて、F/Rポジションの再検知と実施例1に示した
経過時間t2 の計測を同時に行い、一方、F/Rポジシ
ョンを検知した場合にはループCにおいて再度送り方向
に回転させる時間t3を計測し、早送り、巻戻しポジシ
ョンの設定を完了するのである。
【0020】図5は本実施例の動作シーケンスを示す。
図の構成は概ね、既述の図9および図3と同様である
が、図中、区間D、Eに戻し動作時の位置検出装置5の
回転角が示されている。位置検出装置5がSTPポジシ
ョン(図7の停止ポジション)を検知すると、モータ2
は再度送り方向に適当な時間t3 の間回転して停止す
る。そして、その後磁気テープ8の巻取り動作に移行す
る。
【0021】このような構成を取れば、位置検出装置5
のオーバーラン量やバラツキ等により、戻し動作中に誤
ってブレーキ動作の位置まで移動してしまい、ブレーキ
が動作し、早送り、巻戻し動作ができなくなる等の問題
点を回避できる。また、従来例においては回転角θ1
もってブレーキ動作を開始したものが、本実施例によれ
ば回転角θ3 をもってブレーキ動作が可能であり、その
結果、停止動作の開始時よりブレーキが動作するまでの
時間を(tθ−tn ´)だけ短縮することができる。
【0022】実施例3 上記実施例1、2では、モータ2の動作終了後に早送
り、巻戻し動作移行する場合について説明したが、図6
に示す動作フロー図のように、ブレーキ作動機構に送り
動作を与えるためにカムギヤ4と位置検出装置5の送り
動作が開始されてから最初にF/Rポジションを検知し
た以降(図5(c)のPーSTP線より上の部分)なら
ば、いつでも早送り、巻戻し動作に移行するようにする
ことができる。この場合、停止動作により前記実施例と
同等の効果を得ると同時に、早送り、巻戻し動作指令後
により早くその動作に移行することができ、操作性を向
上することができる。
【0023】実施例4 前記実施例1では、送り動作開始後、F/Rポジション
検知後のモータ反転時間t1 がt1 ´≦t1 の場合につ
いて説明したが、モータ2のオーバーランの量によって
は、時間t1 としてt1´>t1 となる適当な値を選ぶ
こともできる。この場合も前記各実施例と同様の効果を
得ることができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明による磁
気記録再生装置は、早送り、巻戻し動作時の送り動作に
よりブレーキをセットした時に、装置内のバックラッシ
やオーバーラン分を相殺するためのモータの戻し動作を
適正なタイミングで行い、また、戻し動作量を適正化す
るための戻し過ぎ防止手段を有し、さらに、この戻し過
ぎ防止手段は、送り方向で一度検知したF/Rポジショ
ンを戻し動作中再検知した時点で、再度送り方向の回転
指令を適正な時間出す構成により、俊敏なブレーキ動作
を行い、リール台を停止させるときのブレーキ動作時間
を短縮し、より高速の早送り、巻戻し動作を行うことを
可能にする。また、モータやブレーキ作動機構のバラツ
キに起因する戻し過ぎを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来およびこの発明による磁気記録再生装置の
磁気テープ巻取りおよび瞬時停止機構の構成を示す説明
図である。
【図2】この発明による磁気記録再生装置の実施例1の
システムコントロール制御装置の動作フロー図である。
【図3】この発明による磁気記録再生装置の実施例1の
動作シーケンス図である。
【図4】この発明による磁気記録再生装置の実施例2の
システムコントロール制御装置の動作フロー図である。
【図5】この発明による磁気記録再生装置の実施例2の
動作シーケンス図である。
【図6】この発明による磁気記録再生装置の実施例3の
システムコントロール制御装置の動作フロー図である。
【図7】従来およびこの発明による磁気記録再生装置の
位置検出装置の動作パターン図である。
【図8】従来の磁気記録再生装置のシステムコントロー
ル制御装置の動作フロー図である。
【図9】従来の磁気記録再生装置の動作シーケンス図で
ある。
【図10】従来およびこの発明による磁気記録再生装置
の動作概念図である。
【符号の説明】
1 モータ駆動回路 2 モータ 3 ギヤ 4 カムギヤ 5 位置検出装置 6 リールギヤ 7 リール台 8 磁気テープ 9 リンク 10 プレートカム 11 ブレーキ 12 カムギヤ回転角検出手段 13 システムコントロール制御装置

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープを巻取るためのリール台と、
    前記リール台に圧接されこれを停止させるためのブレー
    キと、前記ブレーキを作動させるためのブレーキ作動機
    構と、前記ブレーキ作動機構を駆動するためのモータ
    と、このモータを駆動制御するモータ駆動回路と、前記
    ブレーキ作動機構の動作ポジションを監視するための位
    置検出装置とを備え、磁気テープの早送り、巻戻し動作
    を瞬時停止させるに際し、まず前記モータを動作させる
    ことにより駆動されるブレーキ作動機構の送り動作によ
    りブレーキを所定の位置にセットし、リール台による早
    送り、巻戻し動作を行ない、停止指令が与えられた時点
    でモータを反転動作させ、ブレーキ作動機構の戻し動作
    を行ってブレーキを作動させるように構成した磁気記録
    再生装置において、送り動作によりブレーキ作動機構を
    セットした後に所定の戻し動作を行うように構成したこ
    とを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記所定の戻し動作
    を行った後、送り方向で1度検知したF/Rポジション
    を戻し動作中再検知した時点で再度送り方向の回転指令
    を発し、適切な送り動作を行うように構成した戻し過ぎ
    防止手段を設けたことを特徴とする磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】 磁気テープを巻取るためのリール台と、
    前記リール台に圧接されこれを停止させるためのブレー
    キと、前記ブレーキを作動させるためのブレーキ作動機
    構と、前記ブレーキ作動機構を駆動するためのモータ
    と、このモータを駆動制御するモータ駆動回路と、前記
    ブレーキ作動機構の動作ポジションを監視するための位
    置検出装置とを備え、磁気テープの早送り、巻戻し動作
    を瞬時停止させるに際し、まず前記モータを動作させる
    ことにより駆動されるブレーキ作動機構の送り動作によ
    りブレーキを所定の位置にセットし、リール台による早
    送り、巻戻し動作を行ない、停止指令が与えられた時点
    でモータを反転動作させ、ブレーキ作動機構の戻し動作
    を行ってブレーキを作動させるように構成した磁気記録
    再生装置において、ブレーキ作動機構をセットするため
    のカムギヤの送り動作を始めてから最初にF/Rポジシ
    ョンを検知した後に所定の戻し動作を行うように構成し
    たことを特徴とする磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記所定の戻し動作
    を行った後、送り方向で1度検知したF/Rポジション
    を戻し動作中再検知した時点で再度送り方向の回転指令
    を発し、適切な送り動作を行うように構成した戻し過ぎ
    防止手段を設けたことを特徴とする磁気記録再生装置。
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