JP2660030B2 - ルーフドレン - Google Patents

ルーフドレン

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JP2660030B2
JP2660030B2 JP32038088A JP32038088A JP2660030B2 JP 2660030 B2 JP2660030 B2 JP 2660030B2 JP 32038088 A JP32038088 A JP 32038088A JP 32038088 A JP32038088 A JP 32038088A JP 2660030 B2 JP2660030 B2 JP 2660030B2
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mortar
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presser
waterproofing
strainer
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栄次 白鳥
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HOKUSEI KK
Nippon Kinzoku Co Ltd
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HOKUSEI KK
Nippon Kinzoku Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、建物の屋上、ベランダ等の雨水を捕集して
排水管に導くルーフドレンに関する。さらに特定すれ
ば、本発明はモルタルおよび塗膜防水用のルーフドレン
におけるモルタル押えの構造を改良したルーフドレンに
関する。
[従来の技術] 一般に、このようなルーフドレンは中央部に排出孔を
有する皿形の本体と、この本体の上に取付けられゴミ等
を捕集するストレーナとを備えている。そして、上記本
体は建物の施工時にコンクリートスラブに一体に埋め込
まれる。
ところで、この屋上やベランダのスラブの上にはさら
に防水施工がなされる。この防水施工には各種の種類が
あり、たとえばアルフアルト層を被覆するアスフアルト
防水、防水性のシートを敷設するシート防水、防水性の
モルタルで被覆するモルタル防水、防水性の塗料を塗布
する塗膜防水等がある。
ところで、上記アスフアルト防水およびシート防水で
は、温度変化等により上記のアスフアルト層およびシー
トがコンクリートスラブに対してずれることがある。こ
のため、アスフアルトまたはシート防水用のルーフドレ
ンでは、上記の本体とストレーナの間に防水層押えと称
する部材を介在させ、この防水層押えをボルト等で本体
に押圧し、この本体の上面と防水層押えとの間でアスフ
アルト層やシート等の防水層を挟圧し、この防水層がこ
の本体の上面から外れるのを防止している。
また、上記のモルタル防水や塗膜防水では、このモル
タルや塗膜がコンクリートスラブに対してずれることは
ないが、これらを施工する際にルーフドレンの本体上に
これらモルタルや塗膜が流れるのを防止するために、こ
のルーフドレンの本体の縁部にモルタル押えと称する環
状の部材を配置する必要がある。
ところで、上記のモルタル防水や塗膜防水では、防水
施工時の仕様によってこれらモルタルや塗膜の厚さが相
違する。このため、このモルタル押えはこれらモルタル
や塗膜の厚さに対応してその高さを設定しなければなら
ない。すなわち、これらモルタル等の厚さに対してモル
タル押えの高さが低い場合には、このモルタル施工の際
にこのモルタルが本体上の不所望な部分に流れてしま
い、また逆に高過ぎるとこのモルタル押えの上縁部がモ
ルタルの表面から突出し、邪魔になるばかりでなくこの
部分に雨水が溜る等の不具合が生じる。このため、この
モルタル押えはその高さの相違する複数種類のものを用
意しておかねばならず、製造コストが高くなる。特に、
最近では従来の鋳物製のものに代わってステンレス鋼板
をプレス成形したものが多くなっているが、このような
ものではこのモルタル押えをプレス成形する金型を多数
用意しなければならず、一層のコスト高となる。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は以上の事情に基づいてなされたもので、製造
の際にモルタル押えの高さを容易に変えることができ、
金型等のコストを大幅に低減させることができるルーフ
ドレンを提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段とその作用] 本発明は、金属板材からなる帯状部材を環状に屈曲さ
せてモルタル押えを構成し、これを本体の上面にストレ
ーナを囲むように取付けたものである。このものは、製
造の際に最初の帯状部材の幅を変えるだけでこのモルタ
ル押えの高さを簡単に変えることができる。したがっ
て、多数の金型を用意する必要はなく、製造のコストが
低減する。
[実施例] 以下、第1図ないし第4図を参照して本発明の第1の
実施例を説明する。第1図および第2図は、モルタルお
よび塗布防水用のルーフドレンを示す。これらの図中の
1は本体、11はストレーナである。上記本体1はステン
レス鋼板をプレス成形したもので、全体として皿状をな
し、その中央部には排水孔7が形成されている。そし
て、この本体の中央部には上記の排水孔7を囲んで環状
の平面状をなす第1の平坦部6が形成されている。ま
た、この第1の平坦部の外側には、これを囲んで環状の
平面状をなす第2の平坦部4が形成されている。なお、
この第1の平坦部6と第2の平坦部4との間には段部5
が形成されている。また、上記第2の平坦部4の外側に
は傾斜した周縁部2が形成されており、この周縁部2と
第2の平坦部4との間には段部3が形成されている。ま
た、この本体の下面からは複数たとえば3本のアンカ脚
8が突設されている。これらアンカ脚8はたとえば鉄筋
50に取付けられ、コンクリート打設の際にこの本体1を
仮固定する。
また、上記のストレーナ11もステンレス鋼板をプレス
成形したものであり、倒立深皿状のストレーナ部12とそ
の周縁に突設された環状の取付けフランジ部13を備えて
いる。そして、このストレーナ部12の上面および側面に
はそれぞれ複数の打抜き孔14,15が形成されている。ま
た、上記の取付けフランジ部13には複数たとえば3個の
取付け用の切り欠き部16が形成されている。
そして、この本体1の第2の平坦部4には3本のボル
ト43が突設されている。これらのボルト43は前記ストレ
ーナ11の切り欠き16に対応している。そして、この本体
1の上にはモルタル押え31が配置される。このモルタル
押え31はステンレス鋼板をプレス成形したもので、全体
として幅の狭い環状をなしている。このモルタル押え31
は、フランジ部32と縁部33を有する断面L字状の円環状
をなし、上記の縁部32には多数の切り欠き34が形成され
ている。また、上記フランジ部32の内周縁部には3か所
の取付け部38が突設され、これらの取付け部にはそれぞ
れ貫通孔36が形成されている。これらの貫通孔36の配置
は上記のボルト43の位置に対応している。なお、このモ
ルタル押え31は、後に説明するようにステンレス鋼板材
からなる帯状部材を断面L字状のチヤンネル状に形成し
た後、これを円環状に屈曲させて端部同士を溶接39した
ものである。
このモルタル押え31は上記の本体1の上に重ねられ、
上記本体1のボルト43はこのモルタル押え3の貫通孔36
に挿通される。またこの上にさらにストレーナ11が重ね
られ、上記ボルト43はこのストレーナ11の切り欠き部16
内に挿通される。そして、これらのボルト43に螺装され
る袋ナット46によって、これらモルタル押え31およびス
トレーナ11がこの本体1に取付けられる。
このモルタルおよび塗膜防水用のルーフドレンは、第
2図に示すようにその本体1がコンクリートスラブ51に
埋め込まれ、防水モルタル56等を施工する場合に上記モ
ルタル押え31の縁部33によって余剰のモルタルが本体1
の上に流れるのを防止する。このモルタル押え31は余剰
のモルタルが流れるのを防止するだけのものであり、剛
性、強度はそれ程必要としない。そして、このモルタル
押え31は本体1の外側の第2の平坦部4に突設されたボ
ルト43によって固定されるので、このモルタル押え31は
幅の狭い環状となり、不必要な材料を必要とせず、製造
コストが低減される。
また、上記のモルタル押え31は、施工する防水モルタ
ルや防水塗膜の厚さ等によってその縁部33の高さを変え
る必要がある。したがって、このモルタル押え31を一体
のプレス成形で製造しようとする場合には、多くの金型
を用意しなければならず、コスト高となる。このような
不具合を防止するためにこのモルタル押え31は以下のよ
うに構成されかつ製造される。
まず、ステンレス鋼板等の板材を第3図に示すような
帯状の形状に打抜く。この場合、縁部33およびその切り
欠き34を打抜く工程と、フランジ部32および貫通孔36等
を打抜く工程とは別工程でおこなわれる。次に、この打
抜いた帯状部材71を折曲げ線72に沿って折曲し、第4図
に示すような断面L字状のアングル材73を形成する。次
に、このアングル材73を環状に屈曲させ、その両端を衝
合させて溶接39し、第1図に示すようにモルタル押え31
が形成される。このようなものは、第3図に示すような
縁部33の先端と折曲げ線72との間の距離Hを変えること
により、この縁部33の高さの相違する複数種類のモルタ
ル押え31を容易に製造することができ、多数の金型を用
意する必要はなく、コストが低減される。
また、この実施例では、このモルタル押え31の縁部33
に多数の切り欠き34が形成されているので、第4図のよ
うなアングル状の部材を環状に屈曲させる場合に容易に
屈曲させることができる。また、この縁部33が防水モル
タル56の表面から多少突出していても、これらの切り欠
き34があるためこの突出した縁部の部分に雨水が溜るこ
とがない。さらに、上記フランジ部32の内周縁には取付
け部38が突出され、この突出部に貫通孔36が形成されて
いるので、このフランジ部32の幅を狭くすることがで
き、第4図に示すようなアングル状の部材73を環状に屈
曲させる場合に容易に屈曲させることができる。
また、第5図および第6図には本発明の第2の実施例
を示す。このものは、まず第5図に示すような、複数の
切り欠き84を有する帯状部材82を形成する。この場合
も、前記の実施例の場合と同様に上記切り欠き84を打抜
く工程とこの帯状部材82の下縁87を打抜く工程とは別工
程でおこなわれる。そして、第6図に示すように、この
帯状部材82を環状に屈曲してその両端部を互いに溶接85
し、環状のモルタル押え81を形成する。そして、このモ
ルタル押え81を本体1の平坦部4に溶接86する。このも
のは、このモルタル押え81の構造が簡単で製造が容易で
ある。
なお、本発明は上記の実施例には限定されず、本発明
の要旨を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。
[発明の効果] 上述の如く本発明によれば、モルタル押えの高さを簡
単に変更できるので、多くの金型を必要とせず、製造コ
ストが大幅に低減される。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の第1の実施例を示し、第
1図は分解斜視図、第2図は縦断面図、第3図は帯状部
材の平面図、第4図はこの帯状部材を折曲したアングル
材の斜視図である。また、第5図および第6図は本発明
の第2の実施例を示し、第5図は帯状部材の斜視図、第
6図はモルタル押えを取付けた本体の斜視図である。 1……本体、7……排水孔、11……ストレーナ、31……
モルタル押え、32……フランジ部、33……縁部、43……
ボルト

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央部に排水孔が形成された皿形をなす本
    体と、この本体の上に配置されたストレーナとを備えた
    ものにおいて、金属板材からなる帯状部材を環状に屈曲
    成形したモルタル押えを上記本体の上面に上記ストレー
    ナの外側を囲んで配置したことを特徴とするルーフドレ
    ン。
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JPH02167948A JPH02167948A (ja) 1990-06-28
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