JP2659838B2 - 除塵装置 - Google Patents

除塵装置

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JP2659838B2
JP2659838B2 JP147390A JP147390A JP2659838B2 JP 2659838 B2 JP2659838 B2 JP 2659838B2 JP 147390 A JP147390 A JP 147390A JP 147390 A JP147390 A JP 147390A JP 2659838 B2 JP2659838 B2 JP 2659838B2
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gas
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damper
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JP147390A
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幹雄 立岩
雄三 川原
健一 安河内
秀夫 森田
博敏 北川
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディーゼル、ボイラ、その他の排ガス等の
ばい塵、ミスト等を含むガスの除塵装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の除塵装置としては、次のようなものが用いられ
ている。
(1) サイクロン (2) バグフィルター (3) 電気集塵機 〔発明が解決しようとする課題〕 前記の従来の除塵装置には次のような問題点があっ
た。
(1)サイクロン…ガス中に含まれるばい塵等の粒子径
がある程度以上大きくなければ捕集できない。
(2)バグフィルタ…バグの通過ガス流速を非常に遅く
する必要があり、膨大なバグを必要とする上にミスト捕
集後のバグの再生はむずかしい。
(3)電気集塵機…ガス中の粒子径がある程度以上大き
くなければ捕集できない。
本発明は、前記の従来の除塵装置の問題点を解決する
ことができる除塵装置を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕 本発明の除塵装置は、ガスダクトに接続された複数の
流路、前記各流路の入口部に設けられ閉じられた時に少
量のガスを流過させるダンパ、前記ダンパの後流側の各
流路内に設けられたヒータ、及び前記ヒータの後流側の
各流路内に設けられたセラミックフォームよりなるフィ
ルタを備えている。
〔作用〕
本発明では、ガスダクトから複数の流路に入ったガス
がセラミックスフォームよりなるフィルタを通過すると
きに、セラミックスフォームによってミスト及びダスト
等が捕集される。ガスは、ガスダクトから複数の流路に
入ることによって、ガス通過流速が低下し、かつ、セラ
ミックスフォーム中のガス通路は複雑な形状であるため
に、セラミックスフォームよりなるフィルタにおいて低
圧損で微細な粒子、ダスト等が効率良く捕集される。
ダスト等を捕集したフィルタを再生するときには、当
該フィルタのある流路のダンパを閉じ、ヒータを作動さ
せる。このとき、流路にはダンパを経て小量のガスが流
入し、この小量のガスがヒータによって少いエネルギー
で高温に加熱され、この加熱されたガスがフィルタを通
過することによって、フィルタ面が均一に、かつ効果的
に加熱され捕集ダスト等が焼却され、フィルタの再生が
行なわれる。
また、フィルタの再生を行なわない流路においては、
ダンパを開いた状態で除塵が行なわれ、除塵とフィルタ
の再生が並行して行なわれる。また更に、各流路の再生
を順次位相をずらして周期的に行なうことによって、フ
ィルタのガス通路流速を余り変動させないで効率の良い
ダスト等の捕集を行なうことができる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図によって説明する。
2は断面が矩形のケーシングで、その両側にケーシン
グ2より断面積の小さい入口側のガスダクト1と出口側
のガスダクト10が接続されている。ケーシング2内は、
間隔をおいて水平に配置された支切板3によって上下方
向に5個の流路7に区画されている。各流路7内には、
入口部にダンパ4、その下流側に電気ヒータ5及びその
下流側に板状のフィルタ6が設けられている。ダンパ4
には複数の小開口4aが設けられ、またフィルタ6は、下
流側へ向って突出するく形断面を持ち、セラミックスフ
ォームより成っている。また、1aはガスダクト1のガス
入口、10aはガスダクト10のガス出口である。
本実施例では、電気ヒータ5をオフにし流路7のダン
パ4を開くと、ガスはガスダクト1から流路7へ入り、
ガスがフィルタ6を通過するときにフィルタ6のセラミ
ックスフォームによりダスト,ミスト等の捕集が行なわ
れる。セラミックスフォーム中のガス流路は複雑の形状
であり、10μmオーダの径の非常に微細なダスト、ミス
ト等を低圧損で捕集することができる。しかもフィルタ
6はく字型であるため、フィルタ6を通過するガス流速
が遅くなり、効率の良いダスト,ミスト等の捕集が行な
われる。
ダスト,ミスト等を捕集したフィルタ6を再生すると
きには、当該の流路7のダンパ4を閉じ電気ヒータ5を
オンにする。ダンパ4には小開口4aが設けられているの
で、ダンパ4を閉じても少量のガスが流路7内へ流入す
る。この少量のガスは電気ヒータ5によって少いエネル
ギーによって高温に加熱され、この加熱されたガスはフ
ィルタ6を均一に通過してフィルタ6の面が均一にかつ
効果的に加熱され、捕集されたダスト等が焼却されてフ
ィルタ6の再生が行なわれる。このようにして、少量の
エネルギーによってフィルタ6の再生が行なわれる。
特定の流路7においてフィルタ6の再生が行なわれて
いるときに、他の流路7においてはフィルタ6によるダ
スト等の捕集が行なわれており、フィルタ6の再生とダ
スト等の捕集(除塵)を並行して安定的に行ない、ダス
ト等の捕集を連続して行ないながらフィルタ6の再生を
行なうことができる。
第2図に示すように、5個の流路7のダンパ4と電気
ヒータ5を順次位相をずらせて周期的に操作し、いづれ
かの流路で再生を行ない、他の流路で捕集(除塵)を行
なうようにすると、フィルタ6のガス通過流速を変動さ
せることなく効率の良いダスト等の捕集を連続して安定
的に行ないながら、同時にフィルタの再生を行なうこと
ができる。
なお、前記実施例では、各流路内に電気ヒータを設け
たが、バーナ等の他の加熱装置を用いることができる。
また、フィルタの形状はく字型にしているが、角錐状、
円錐状等の形状を採用することができる。
〔発明の効果〕
本発明は次の効果を挙げることができる。
(1) セラミックスよりなるフィルタによって微少粒
子,ミスト等を含むガスの除塵を効率良く行なうことが
できる。
(2) ダンパを閉にしたとき流路内に少量のガスを導
入するようにしたことによって、少量のエネルギによっ
てフィルタの加熱再生を行なうことができる。
(3) 特定の流路におけるフィルタの再生と他の流路
におけるガスの除塵を同時に並行してかつ安定して行な
うことができ、安定な連続運転を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の1部を破断して示す斜視
図、第2図は同実施例の運転の1例を示す説明図であ
る。 1,10……ガスダクト,2……ケーシング, 3……支切板,4……ダンパ, 4a……ダンパの小開口,5……電気ヒータ, 6……フィルタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 秀夫 神奈川県横浜市中区錦町12番地 三菱重 工業株式会社横浜研究所内 (72)発明者 北川 博敏 神奈川県横浜市中区錦町12番地 三菱重 工業株式会社横浜研究所内 (56)参考文献 特開 平1−232105(JP,A) 実開 昭60−74730(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガスダクトに接続された複数の流路、前記
    各流路の入口部に設けられ閉じられた時に少量のガスを
    流過させるダンパ、前記ダンパの後流側の各流路内に設
    けられたヒータ、及び前記ヒータの後流側の各流路内に
    設けられたセラミックスフォームよりなるフィルタを備
    えたことを特徴とする除塵装置。
JP147390A 1990-01-10 1990-01-10 除塵装置 Expired - Lifetime JP2659838B2 (ja)

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JPH03207417A JPH03207417A (ja) 1991-09-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6074730U (ja) * 1983-10-27 1985-05-25 三菱重工業株式会社 付着ダスト除去用ダンパ−を備えた脱硝装置
JPH0621546B2 (ja) * 1988-03-11 1994-03-23 工業技術院長 排気中微粒子処理方法及び装置

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JPH03207417A (ja) 1991-09-10

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