JP2659543B2 - 追記および部分消去可能表示装置 - Google Patents

追記および部分消去可能表示装置

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JP2659543B2
JP2659543B2 JP32140287A JP32140287A JP2659543B2 JP 2659543 B2 JP2659543 B2 JP 2659543B2 JP 32140287 A JP32140287 A JP 32140287A JP 32140287 A JP32140287 A JP 32140287A JP 2659543 B2 JP2659543 B2 JP 2659543B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ポインテイングペンにより表示像の追記
および部分消去が可能で薄型大画面に適した追記および
部分消去可能表示装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、追記および部分消去可能な大画面の表示装置と
しては、液晶セルやCRTを接続して並べたもの、または
磁気泳動や電気泳動を利用したものがある。
ところで、従来のディスプレイ装置において、上記液
晶セルやCRTを使用したものは、表示面に位置検出板を
配置することにより追記や部分消去を行うことは可能で
あるが、接続部分を有するため、この接続部分に表示で
きないラインが生じるという問題点と、画面情報を分割
するために回路が複雑になり高価になるという問題点が
あった。また、磁気泳動を利用したものは、磁気ペンで
追加書込みが可能であるが、表示の解像度が低いという
問題点と、表示走査時に使用する磁気ヘッドが複雑で高
価になるという問題点があった。一方、最近、電気泳動
を利用した第6図に示すような表示装置が提案されてい
る。
第6図において、100は電界発色媒体で、透明基板110
と電気泳動表示層120とからなる。電気泳動表示層120
は、液体層121と、この中に分散させた帯電着色粒子122
と、液体層121を挾む透明導電層123および絶縁層124か
らなる。125は静電像である。第6図において、電気泳
動表示層120は帯電着色粒子122を絶縁性の液体層121中
に分散させたものであり、絶縁性の液体としては高純度
石油(エッソ社、商品名アイソパー)等を用い、染料,
イオン性界面活性剤,顔料を含有した粒子を混合して前
記電気泳動表示層120を作製する。これにより、イオン
性界面活性剤が顔料を含有した粒子に吸着してその粒子
が電気化学的に安定に帯電し、分散され、電気泳動の性
質を示すようになる。
これらの動作は、電界が加わらないか、逆電界が加わ
っているときは、液体層121中に溶解された染料の色が
見えているが、静電像125が書き込まれる帯電着色粒子1
22が透明基板110の側に移動し、顔料の色が見えること
により行われる。電界の印加にイオン書込み器を用いる
ことによって表示装置の構成は簡単になり、低価格で大
画面表示を可能とする優れた方法である(この表示装置
の詳細は特開昭62-34187号公報参照)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記電気泳動表示装置は、電界発色媒
体100がポインテイング検出機能を持たないため、ポイ
ンテイング指示により表示像に追記することと、表示像
を部分消去することが困難であるという問題点があっ
た。
この発明は、上記の問題点を解決するためになされた
もので、ポインテイング指示により追記および部分消去
が可能な大画面の表示装置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明にかかる追記および部分消去可能表示装置
は、表示媒体の表示面上にポインテイング位置検出層を
設けるとともに、追記または部分消去の指示とその位置
を入力するポインテイングペンを具備せしめ、さらに、
このポインテイングペンで指示された位置を検出するた
めのポインテイング位置検出部と、ポインテイングペン
の指示が追記であるか部分消去であるかを判断するため
の追記・部分消去判断部と、表示用ヘッドをポインテイ
ング位置に移動させる移動制御部と、追記・部分消去判
断部からの信号に応じた極性にイオン流を制御する駆動
部とを設けたものである。
〔作用〕 この発明においては、ポインテイングペンによりポイ
ンテイング位置検出層に対して追記あるいは部分消去の
いずれであるかの指示と、その位置を指示すると、ポイ
ンテイング位置検出部がその入力された位置を検出し、
また、追記・部分消去判断部が追記であるか部分消去で
あるかを判断する。そして、検出位置に表示用ヘッドを
移動制御部が移動させるとともに、駆動部が追記か部分
消去かのいずれかに応じてイオン流の極性を変え、追記
または部分消去を行う。
〔実施例〕
第2図はこの発明の概念を説明するための要部の構成
略図である。
この図で、表示媒体10は、絶縁層11,電気泳動表示層1
2,透明導電層13,透明基板14および透明体からなるポイ
ンテイング位置検出層20から構成される。この発明の表
示装置は、上記に加えて、静電像の書込みと消去をする
ための表示用ヘッド30および追記や部分消去を指示する
ためのポインテイングペン21および表示用ヘッド30から
のイオン照射を制御するための駆動回路(図示せず)お
よび表示用ヘッド30の位置を制御するための駆動回路
(図示せず)から構成される。なお、22は前記ポインテ
イングペン21に設けられたスイッチで、追記か部分消去
かの情報を入力するためのものである。
第3図(a),(b)は、第2図の動作を説明するた
めの図である。
表示用ヘッド30は、制御電極31,コロナワイヤ32,シー
ルドケース33および制御回路34から構成され、制御電極
31はコロナワイヤ32から発生したコロナイオンの流れを
制御する。15は電界のため電気泳動して発色した領域を
示す。コロナワイヤ32は60〜120ミクロン径の金メッキ
タングステン線に+または−の4kV〜10kVの電圧を印加
し、コロナイオンを発生させる。コロナイオンは後述す
る第4図(a),(b)に示すような原理で制御電極31
中の通過が制御される。15Aは前記ポインテイングペン2
1の指示により制御電極31がポインテイングペン21の位
置に移動して+帯電することにより追加発色した領域を
示す。
第3図(b)は他の動作を示す構成略図である。
15Bは前記ポインテイングペン21の指示により制御電
極31がポインテイングペン21の位置に移動して−帯電す
ることにより部分的に消去した領域を示す。
次に、表示用ヘッド30の構成を説明する。
第4図(a),(b)において、制御電極31は上部電
極31aと下部電極31bとが所定間隔で配置されて構成され
ており、中央に設けられた開孔をコロナイオン流が通過
できるように構成されている。35は高圧電源、36は制御
電源で、第3図(a)の制御回路34により制御される。
37はバイアス電源である。
次に、コロナイオンの制御動作について説明する。
第4図(a)のように、上部電極31a側が+,下部電
極31b側が−になるように制御電源36を印加すると、電
界が順方向となり、コロナイオンが通過し、第4図
(b)のように逆方向の場合はコロナイオンが通過でき
ない。上記原理に基づき、制御電極31で表示媒体10上に
静電像を形成し、発色させる。発色した像はガラス等か
らなる透明基板14の側から見ると表示された像として見
ることができる。
表示像を消去する場合は、コロナワイヤ32に書込み時
とは逆の電位を加え、コロナイオンを通過可能な状態に
して走査すれば、書込み時とは逆の極性のコロナイオン
が表示媒体10上に乗り、その部分の表示像は消去され
る。
第1図はこの発明の一実施例を示すもので、ポインテ
イングペン21の指示により追記および部分消去をするた
めの制御機構のブロックダイヤグラムである。
この図で、41はポインテイング位置検出部、42は追記
・部分消去判断部で、ポインテイングペン21のスイッチ
22の入力が追記か部分消去のいずれであるかを判断す
る。43は移動制御部で、表示用ヘッド30をポインテイン
グペン21で指示された位置へ移動させる。44は駆動部
で、追記・部分消去判断部42からの信号に応じた極性の
イオン流を出すように制御する。以下にこのブロックダ
イヤグラムの動作を説明する。
まず、ポインテイグペン21に設けたスイッチ22からの
信号により、ポインテイングペン21の指示が追記である
か部分消去であるかを判断する。次に、ポインテイング
ペン21がポインテイングペン位置検出層20と接すること
により、ポインテイング位置検出部41でポインテイング
位置を検出する。次に、得られた位置データに基づき、
表示用ヘッド30をポインテイング位置に移動して、追記
の場合は制御電極31で+帯電を行い、また、部分消去の
場合は制御電極31で−帯電を行う。
ポインテイング位置の検出方法としては、通常のタッ
チパネルに用いることのできる種々の方法が使用でき
る。そのような方法の一例としては、抵抗分割法,静電
誘導法,光センサ法などがある。
これまでの例では、書込みに+極性を、消去に−極性
を用いた場合で説明したが、書込みを−極性,消去を+
極性で行ってもよいことは明らかである。また、表示用
ヘッド30の構造としては、書込み用の電極と消去用の電
極を別々に隣接して設けてもよいし、1種類の電極が書
込みと消去とを兼ねても構わない。
第5図にこの発明に係る表示装置の一実施例の外観を
示す。
この図で、30Aは表示用ヘッドアレイであり、第2図
の表示用ヘッド30が多数上下方向に設けられている。表
示は、外部信号入力端子51に加えられた計算機等の外部
からの信号に応じて、表用ヘッドアレイ30Aが図示しな
い走査機構で矢印方向に移動することによりなされる。
さらに、表示終了後、ポインテイングペン21の指示によ
り、表示用ヘッドアレイ30Aが再び移動して表示像への
追記および表示像の部分消去を行う。なお、50は電力線
入力端子である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明は、表示媒体の表示面
上にポインテイング位置検出層を設けるとともに、追記
または部分消去の指示とその位置を入力するポインテイ
ングペンを具備せしめ、さらに、このポインテイングペ
ンで指示された位置を検出するためのポインテイング位
置検出部と、ポインテイングペンの指示が追記であるか
部分消去であるかを判断するための追記・部分消去判断
部と、表示用ヘッドをポインテイング位置に移動させる
移動制御部と、追記・部分消去判断部からの信号に応じ
た極性にイオン流を制御する駆動部とを設けたので、ポ
インテイングペンによる追記および部分消去が可能とな
り、会議において電子黒板等を使用するときに非常に便
利になり、その利用価値が向上する利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
はこの発明の概念を示す構成略図、第3図(a),
(b)はこの発明の動作を説明するための図、第4図
(a),(b)は制御電極の動作を説明するための図、
第5図はこの発明の表示装置の一実施例の外観図、第6
図はこの発明に用いる電気泳動表示装置の動作原理の説
明図である。 図中、10は表示媒体、11は絶縁層、12は電気泳動表示
層、13は透明導電層、14は透明基板、15A,15Bは領域、2
0はポインテイング位置検出層、21はポインテイングペ
ン、22はスイッチ、30は表示用ヘッド、31は制御電極、
41はポインテイング位置検出部、42は追記・部分消去判
断部、43は移動制御部、44は駆動部である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イオン流の通過量を開口電極で制御する表
    示用ヘッドを用いて、電界が加わると着色粒子が電気泳
    動して表示がなされる表示媒体上に電荷像を書き込み発
    色させる表示装置において、前記表示媒体の表示面上に
    ポインテイング位置検出層を設けるとともに、追記また
    は部分消去の指示とその位置を入力するポインテイング
    ペンを具備せしめ、さらに、このポインテイングペンで
    指示された位置を検出するためのポインテイング位置検
    出部と、前記ポインテイングペンの指示が追記であるか
    部分消去であるかを判断するための追記・部分消去判断
    部と、前記表示用ヘッドをポインテイング位置に移動さ
    せる移動制御部と、前記追記・部分消去判断部からの信
    号に応じた極性に前記イオン流を制御する駆動部とを設
    けたことを特徴とする追記および部分消去可能表示装
    置。
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