JP2659377B2 - 文字認識方法 - Google Patents

文字認識方法

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JP2659377B2
JP2659377B2 JP62320383A JP32038387A JP2659377B2 JP 2659377 B2 JP2659377 B2 JP 2659377B2 JP 62320383 A JP62320383 A JP 62320383A JP 32038387 A JP32038387 A JP 32038387A JP 2659377 B2 JP2659377 B2 JP 2659377B2
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一雄 東浦
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Nidec Sankyo Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ある文字パターンが何の文字かを判別し認
識する文字認識方法に関する。
(従来の技術) 従来の文字認識方法は、ある文字パターンをカメラで
とらえ、各画素ごとに2値化処理して2値データをと
り、この2値データから何の文字かを判別し認識するも
のである。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の文字認識方法によれば、各画素ごとの2値化デ
ータのみで処理するため、一つの文字を認識するのに要
する2値化データの量が厖大なものになり、認識処理に
要する時間が長くなるという問題があり、また、複数の
文字を同時に判別することはできなかった。
本発明はかかる従来の問題点を解消するためになされ
たもので、一つの文字を認識処理するのに要するデータ
の量を少なくすることを可能にして高速処理を可能に
し、また、複数の文字を同時に判別することもできる文
字認識方法を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、認識すべき文字パターンを2値データとし
て記憶する2値データ記憶部のほかに、認識すべき文字
が占めるべき領域を複数の領域に分割し各分割領域に階
調がそれぞれ異なる階調データを記憶させた階調データ
記憶部を用い、2値データ記憶部と階調データ記憶部に
記憶された2値データと階調データから2値データが存
在する部分に対応する階調データを取り出してそのデー
タ数を計算し、この階調データのデータ数から文字を認
識することを特徴とする。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本発明に係る文字認識方法
の実施例について説明する。
第1図において、CCDカメラ2は、認識すべき原稿1
の文字パターンを1画素当たり1ビットのデータとして
取り込む。カメラ2で取り込んだデータは、デジタルデ
ータとして処理するためにアナログ・デジタル変換器3
によりデジタルデータに変換し、さらに、このデジタル
データを記憶するために2値化部4によって2値化す
る。例えば、文字パターンがインクジェットプリンタに
よって書かれたものとすれば、インクによってドットが
形成された部分は「1」、ドットのない部分は「0」と
いうように2値化する。2値化したデータは2値データ
記憶部5に1画素当たり1ビットのデータとして記憶さ
せる。ここで、例えば原稿1の画素が文字「A」を表す
画像とすれば、第2図(a)に示すような文字「A」を
構成するインクドットの有無に対応した1画素ごとのデ
ータが2値データ記憶部5に記憶される。2値データ記
憶部5で記憶したデータはマスク処理部7に入力する。
マスク処理部7にはまた階調データ記憶部6に記憶さ
せた階調データを入力する。階調データ記憶部6は多値
画メモリともいうことができ、認識すべき文字が占める
べき領域を複数の領域に分割し、各分割領域に階調がそ
れぞれ異なる階調データを記憶させたものである。具体
的には、8ビットのデータとして各分割領域ごとに階調
(濃度)を定めたものであり、本実施例では第2図
(b)に示すように、1文字を5×7(=35)のドット
で表すものとし、これに対応するように1文字分を5×
7=35の領域に分割し、それぞれの領域で階調(濃度)
が1段階ずつ順次異なるように階調データを記憶させた
ものである。第2図(b)の例では、1、2、3、・・
・35の各分割領域に対し1、2、3、・・・35階調がそ
れぞれ割当られている。なお、認識すべき文字が複数あ
る場合は、それぞれの文字に対応するように階調数も増
加させる。例えば、認識すべき文字が7文字あるときは
245階調に分ける。
前記マスク処理部7は、2値データ記憶部5に記憶さ
れた2値データと階調データ記憶部6に記憶された階調
データとを35に分けられた各領域ごとに取り出し、2値
データが存在する部分に対応する階調データを取り出
す。ここでは、一つの領域内においてある一定以上の画
素数があればドットが存在するものと判断し、ある一定
数以下の画素数のときはドットがないものと判断し、中
間の画素数のときは不定とする。上記階調データを図解
したものが第2図(c)であって、文字を構成する各ド
ットごとに階調を異ならせたデータとなる。これを第2
図(a)の文字パターンデータと比較すると、第2図
(a)の文字パターンデータは単に各画素ごとにドット
が有るか無いかを表すだけであるのに対し、第2図
(c)に示すマスク処理後のデータは各画素ごとにドッ
トが有るか無いかのデータのほかに、ドットが有る場合
における階調データをも含んでいる。従って、かかるデ
ータを得るための処理は、2値データと階調データとの
アンド処理ともいうことができる。
マスク処理部7でマスク処理したデータは階調ヒスト
グラム作成部8に送り、各階調ごとの画素数を計算す
る。認識すべき文字が前述の「A」とすれば、ドットの
有る部分の領域番号は3、7、9、11、・・・であり、
かつ、各領域での階調データはそれぞれ異なるため、階
調ヒストグラム作成部8で作成されるヒストグラムは第
2図(d)のようになる。階調ヒストグラム作成部8で
は上記のようにして作成したヒストグラムから各階調ご
との画素数を計算する。上記の例では、階調3の領域で
の画素数、階調7の領域での画素数、階調9の領域での
画素数、・・・というように計算する。
こうして計算した各階調ごとの画素数のデータは文字
認識部9に送り、予め各文字ごとに作ったマスタデータ
と比較し、文字認識を行う。
上記実施例によれば、認識すべき文字パターンを表す
2値データと複数の領域に分割して記憶させた階調デー
タとをマスク処理することにより、2値データが存在す
る部分に対応する階調データを取り出してそのデータ数
を計算し、この階調データの数から文字を認識するよう
にしたため、従来のように、全ての画素の2値データを
処理する必要はなく、少ないデータ処理で文字認識を行
うことができ、よって、データ処理の高速化を図ること
できる。
また、上記実施例は、パターンマッチングの手法を用
いており、文字判別のアルゴリズムが簡単であるという
特長がある。さらに、階調データ記憶部に記憶された階
調数を増やせば同時に複数の文字を入力して認識処理す
ることも可能である。
なお、原稿に書かれた文字は、インクジェットプリン
タで書かれたものに限られるものではなく、レーザープ
リンタやワイヤドットプリンタやその他どのような手法
で書かれたものであっても差支えない。また、階調デー
タ記憶部に記憶された階調データの階調数は、図示の実
施例のものに限られるものではなく、適宜変更して差支
えない。
(発明の効果) 本発明によれば、認識すべき文字パターンを表す2値
データと複数の領域に分割して記憶させた階調データか
ら、2値データが存在する部分に対応する階調データを
取り出してそのデータ数を計算し、この階調データの数
から文字を認識するようにしたため、従来のように、全
ての画素の2値データを処理する必要はなく、よって、
データ処理の高速化を図ることできる。また、同時に複
数の文字を認識することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る文字認識方法の実施例を示すブロ
ック図、第2図は上記実施例における各部の処理動作を
示す概念図である。 5……2値データ記憶部、6……階調データ記憶部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】認識すべき文字パターンを2値データとし
    て記憶する2値データ記憶部と、認識すべき文字が占め
    るべき領域を複数の領域に分割し、各分割領域に階調が
    それぞれ異なる階調データを記憶させた階調データ記憶
    部とを用い、2値データ記憶部と階調データ記憶部に記
    憶された2値データと階調データから2値データが存在
    する部分に対応する階調データを取り出してそのデータ
    数を計算し、この階調データのデータ数から文字を認識
    することを特徴とする文字認識方法。
JP62320383A 1987-12-18 1987-12-18 文字認識方法 Expired - Lifetime JP2659377B2 (ja)

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