JPH06176142A - 図面自動入力装置の輪郭ベクトル化方法 - Google Patents

図面自動入力装置の輪郭ベクトル化方法

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JPH06176142A
JPH06176142A JP4329763A JP32976392A JPH06176142A JP H06176142 A JPH06176142 A JP H06176142A JP 4329763 A JP4329763 A JP 4329763A JP 32976392 A JP32976392 A JP 32976392A JP H06176142 A JPH06176142 A JP H06176142A
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JP
Japan
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contour
data
outline
memory
vector
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JP4329763A
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English (en)
Inventor
Hironori Nakajima
廣則 中島
Tetsuya Yasuda
哲也 安田
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画素データ列から輪郭解析についで輪郭ベク
トル化処理を行うのに、比較的小容量のメモリを使って
多量の要素情報を持つ画像のベクトル化を行う。 【構成】 画像を走査した2値化データから画像の輪郭
画素データのみを抽出する輪郭解析(S12)と、この
データ列から大きさと方向を持つ輪郭ベクトルを得る輪
郭ベクタライズ(S14)を行うにおいて、輪郭画素デ
ータ列の連なりが閉じた1つのセグメント単位の輪郭解
析又は輪郭解析のデータを保存するメモリが一杯になっ
たとき(S13)に該データをベクトル化処理し、不必
要なデータメモリから削除(S15)することでメモリ
不足を解消する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、図形や文書の画像から
コード化した情報を得る図面自動入力装置に係り、特に
画像の輪郭ベクトル化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は図面自動入力装置の処理手順を示
す。図面や文書のイメージ(画像)はイメージスキャナ
によって白又は黒の点として画素単位に読取られる(S
1)。
【0003】この読取られた2値化データは長さと方向
を持ったベクトル変換がなされる(S2)。このベクト
ル変換には2値化データを白と黒の境界線(輪郭)のみ
を抽出する輪郭画素抽出(輪郭解析)(S21)と、抽
出された輪郭画素データ列を座標と長さを持ったベクト
ルに変換する輪郭ベクトル変換(S22)と、並行する
輪郭ベクトルから中心線ベクトルを生成する芯線ベクト
ル生成(S23)とからなる。
【0004】このベクトル変換は図4に例示するイメー
ジとなり、輪郭画素のつながりが直線となる2値化デー
タ列を1つの長さと方向を持つ輪郭ベクトルとし、輪郭
ベクトルの集合のうち並行する部分の中心線を芯線ベク
トルとして生成する。
【0005】次に、ベクトル変換されたベクトルデータ
群は、線分、シンボル、文字の認識処理が行われる(S
3)。この認識処理にはベクトルデータ群をシンボル候
補、文字候補、線分候補に分離する要素分離S31
し、分離された文字とシンボルについてはその認識処理
(S32)、(S34)を行い、線分は実線、破線等の認
識と線幅の認識という線分処理(S33)を行う。最後
に認識されたデータや認識不能部分についての人手によ
る修正(S35)を行い、CADシステム等のデータと
して保存する(S4)。
【0006】要素分解(S31)は図4にも示すように
ベクトルデータの孤立性と隣接性から文字候補になるベ
クトルデータを分離し、非孤立性と集合密度からシンボ
ル候補になるベクトルデータを分離し、それ以外の芯線
ベクトルを線分候補として分離する。
【0007】ここで、ベクトル変換(S2)における輪
郭ベクトル変換(S22)には輪郭画素抽出(輪郭解
析)(S21)によって得られる画素データ群から連な
りが閉じた部分画素データ(要素情報)を1つのセグメ
ントとして抽出してベクトル化する。
【0008】例えば、図5に示すように丸印の図形が走
査線に従って読取られ、その外側と内側の輪郭画素が要
素情報として抽出されるとき、内側の輪郭画素列は最下
部になる画素位置まで走査線が位置したときに連なりが
閉じた1つのセグメントとして抽出され、そのベクトル
化処理に供される。
【0009】このとき、ベクトル化処理のための入力デ
ータ列は、走査線の進行に従って図6に示すようにメモ
リMに未処理要素として順次輪郭画素データとして保存
され、連なりが閉じたときに各未処理要素についてベク
トル化処理を行う。このベクトル化処理に供したデータ
はメモリMがリアルメモリとされる場合には該メモリか
ら削除され、リアルメモリは次の未処理要素を保存する
データ保存処理として空きにされる。このような処理手
順は図7に示すものになる。
【0010】また、輪郭解析方法は例えば特開平1−2
43188号公報に開示され、輪郭ベクトル変換方法は
例えば特開平1−251181号公報に開示される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のベクトル化方法
において、メモリMにリアルメモリを使用し、未処理要
素についてベクトル化処理を終了した後には該メモリの
要素情報を削除して該メモリを次の輪郭解析のためのデ
ータ保存手段として使用する場合、連続した膨大な長さ
の図形を処理しようとするとリアルメモリMが要素情報
で使い果されてしまい、処理が続けられないことがあ
る。
【0012】これにはリアルメモリを大容量化すること
が考えられが、装置の大形化になる。
【0013】本発明の目的は、比較的小容量のメモリを
使って多量の要素情報を持つ画像のベクトル化を行うこ
とができる方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題の解
決を図るため、画像の走査読取りによって該画像の2値
化データを得、この2値化データから画像の輪郭画素デ
ータのみを抽出する輪郭解析を行い、抽出された輪郭画
素データを長さと方向を持った輪郭ベクトルに変換する
輪郭ベクトル化処理を行う図面自動入力装置において、
前記輪郭解析は、2値化データの入力順に読取る画素デ
ータ列から輪郭画素データを得てメモリに記憶し、該デ
ータ列の連なりが閉じたセグメントの解析終了時又は該
メモリの記憶データが一杯になったときに該データ列を
輪郭ベクトル化処理に転送すると共に不要なデータを削
除し、前記輪郭ベクトル化処理は、転送されてくる輪郭
画素データ列をセグメント単位のベクトル化処理又は部
分ベクトル化処理し、部分ベクトルは次回に転送されて
くる輪郭画素データ列と共にベクトル化することを特徴
とする。
【0015】
【作用】輪郭解析による画素データを輪郭ベクトル化処
理に転送するのに、画素データ列が閉じて1つのセグメ
ントを構成する場合のほかに、メモリが一杯になったと
きに部分データ列のまま転送することにより長大な図形
の輪郭解析によるメモリ容量不足を無くし、輪郭ベクト
ル化処理は部分データ列を部分ベクトルとしてベクタラ
イズしておき、次回に転送されてくるデータと結合した
ベクトル化処理を行う。
【0016】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すベクトル化処
理手順図である。イメージスキャナによる読取りデータ
が走査線に従って入力される(S11)のと並行して輪
郭解析を行う(S12)。
【0017】この輪郭解析によってリアルメモリには未
処理要素として順次保存され、走査線の進みによって未
処理要素の連なりが閉じた場合、又はリアルメモリが一
杯になったとき(S13)、閉じた未処理要素群のデー
タ又は閉じていないままの一部の未処理要素群のデータ
が輪郭ベクトル変換用データとして転送され、輪郭ベク
タライズ(輪郭ベクトル変換)がなされる(S14)。
【0018】輪郭ベクタライズに転送された未処理要素
群のデータは必要なデータを除いた不必要な要素情報と
してリアルメモリから削除する(S15)。この後、ス
テップS11に戻って入力データについての輪郭解析に
戻る。
【0019】ここで、本実施例では輪郭ベクタライズ処
理に入るのは未処理要素のデータの連なりが閉じた場合
のほかに、リアルメモリが一杯になったときにされる。
即ち、データの連なりが閉じないままの未処理要素デー
タも部分セグメントデータとして輪郭ベクタライズ処理
に転送され、また転送した部分領域が他のデータ格納域
として空けられる。
【0020】そして、輪郭ベクタライズ処理ではデータ
の連なりが閉じていないまま部分ベクトル化を行って保
存しておき、残りの部分のベクトル化は走査の進みによ
ってリアルメモリに保存される未処理要素が閉じたとき
又は再びメモリ容量一杯まで格納されたときに該メモリ
から転送されるデータと合成することでなされる。
【0021】本実施例による処理を図2を参照して以下
に詳細に説明する。
【0022】図2の(a)に示すように、波状の線図形
を走査した画素データを輪郭解析する場合、走査線Lk
位置までの走査では太線で示す輪郭線A〜Fが抽出さ
れ、リアルメモリには図2の(b)に示すように輪郭線
A〜F別の画素データ列が未処理要素として記憶保存さ
れる。
【0023】これら画素列データの連なりは閉じていな
いが、走査線Lkまでの走査によってリアルメモリが一
杯になる場合、各データ列は輪郭ベクトル処理に転送さ
れて図2の(C)に示すように部分ベクトルとしてベク
タライズされる。
【0024】このとき、リアルメモリ側では次回のデー
タ保存及びベクトル化に必要な未処理要素を残し、不要
な未処理要素は削除する。例えば、輪郭線Aの必要な未
処理要素は輪郭線Aの両端点を構成する画素データのみ
を残し、他の画素データを削除する。これにより、リア
ルメモリは空き領域ができ、次の画素データの取込みが
可能となる。
【0025】従って、続けられる走査による画素データ
の輪郭解析では空き領域ができたリアルメモリに未処理
要素として格納される。この格納には輪郭線の端点の未
処理要素との関連づけで夫々の領域に振分けられる。
【0026】例えば、走査線が位置Lrまで走査される
とき、輪郭線Aの続きになる輪郭線A′画素データが輪
郭線Aの端点の画素データに関係づけられてリアルメモ
リに記憶保存される。
【0027】再び、リアルメモリが一杯になると、その
データは輪郭ベクトル処理に転送される。このとき、輪
郭ベクトル処理側では既にベクトル化した部分ベクトル
と転送されてくる未処理要素とを使ってベクタライズ処
理を行い、例えば輪郭線Aと輪郭線A′とを結合したベ
クタライズ処理を得る。
【0028】このベクタライズ処理では最終的には画素
データ列の連なりが閉じており、1つのセグメントを構
成する輪郭ベクトルが得られる。
【0029】なお、メモリに残すデータは輪郭解析やベ
クトル化方法に応じて適宜変更されるもので、例えば特
開平2−306381号公報に開示されるローゼンフェ
ルド法によるベクトル化処理や、特開平2−30097
8号公報に開示されるラーマ法によるベクトル化処理、
さらには特願平3−179112号公報に開示される整
形処理を行う場合に必要な輪郭要素やベクトル点をメモ
リに残しておくことでこれら処理も併用した装置に適用
できる。
【0030】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、輪郭解
析による輪郭画素列データはデータの連なりが閉じた場
合のほかメモリが一杯になったときに部分データとして
輪郭ベクトル化処理に供し、不必要なデータをメモリか
ら削除するようにしたため、輪郭解析中にメモリ不足を
起こして処理不能になるのを防止しながら比較的小容量
のメモリで済む効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すベクトル化処理手順
図。
【図2】実施例の処理態様図。
【図3】図面自動入力装置の処理手順図。
【図4】原画のベクトル化を示す図。
【図5】要素情報とセグメントの関係図。
【図6】入力データ列を示す図。
【図7】従来のベクトル化処理手順図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像の走査読取りによって該画像の2値
    化データを得、この2値化データから画像の輪郭画素デ
    ータのみを抽出する輪郭解析を行い、抽出された輪郭画
    素データを長さと方向を持った輪郭ベクトルに変換する
    輪郭ベクトル化処理を行う図面自動入力装置において、 前記輪郭解析は、2値化データの入力順に読取る画素デ
    ータ列から輪郭画素データを得てメモリに記憶し、該デ
    ータ列の連なりが閉じたセグメントの解析終了時又は該
    メモリの記憶データが一杯になったときに該データ列を
    輪郭ベクトル化処理に転送すると共に不要なデータを削
    除し、 前記輪郭ベクトル化処理は、転送されてくる輪郭画素デ
    ータ列をセグメント単位のベクトル化処理又は部分ベク
    トル化処理し、部分ベクトルは次回に転送されてくる輪
    郭画素データ列と共にベクトル化することを特徴とする
    図面自動入力装置の輪郭ベクトル化方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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