JP2659146B2 - 光検出器 - Google Patents

光検出器

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JP2659146B2 JP3054968A JP5496891A JP2659146B2 JP 2659146 B2 JP2659146 B2 JP 2659146B2 JP 3054968 A JP3054968 A JP 3054968A JP 5496891 A JP5496891 A JP 5496891A JP 2659146 B2 JP2659146 B2 JP 2659146B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、光ディスク装置、光通信装置等
には位置検出、光量検出、光信号検出用の部品として光
検出器が使用されている。近年、これら光検出器を使用
する装置の小型化、低消費電力化及び高機能化は一層強
く要請されており、その内部で使用される部品やその取
付構造についても小型化、低消費電力化及び高機能化を
図ることが強く要請されている。
【0003】従来の光検出器は、例えば図4に示すよう
に5mm四方で厚さ2mm程度のパッケージ6に1mm四方で
厚さ0.5mm程度の光検出素子1を搭載したパッケージ
タイプのものと、図5に示すような1mm四方で厚さ0.
5mm程度の光検出素子1のみからなるベアチップタイプ
のものとに大別される(図5では光検出素子1が下記に
説明する補強板に取り付けられている)。
【0004】これら光検出器は、フレキシブルプリント
配線板等のプリント配線板3に実装され、所定の位置に
所定の方向から入射する光線を受光させるため、装置の
フレーム等に設定された取付部に位置調整可能に固定さ
れる。この位置調整のために、プリント配線板3と取付
部との間に機構部品を介装させている。すなわち、図
4、図5に示すいずれの例においても、図5に示すよう
にフレキシブルタイプのプリント配線板3に実装された
光検出素子1は、対角に下記の調整ネジ10a、10b
より径の大きな調整孔8a、8bを形成した補強板兼調
整板8に接着等の手段で接着しておく一方、図6(図6
では図4に示す光検出素子1について例示している)に
示すように、この補強板をU字状に折り曲げた調整板9
に、上記調整孔8a,8bを貫挿させたネジ10a、1
0bで螺子止めする。更に、この調整板9の基端部上下
には取り付け孔9a、9bにネジ10d、10eを嵌挿
させて取り付け部(光ディスク装置の場合は光学ヘッド
の筐体)に取り付けられる。上記調整孔8a,8bは調
整ネジ10a、10bの径より大きく形成されているの
で、光検出素子1は上下左右に位置調整が可能となり、
また、調整板9の先端部にはネジ10cが調整板9の基
端部に向かって螺着されており、このネジ10cを前後
方向に螺進退させることによって光検出素子1の前後方
向の位置を調整できるようになっている。これにより、
取り付け部に対する発光素子の取付位置のバラツキに対
応して、光検出素子1を最適の位置に位置させて固定す
ることができる。このような位置調整をともなう光検出
素子1の取り付け作業は上記位置調整を容易にするため
に、左右上下及び前後の位置調整ができる(図3に示
す)ような治具に光検出素子1を保持させて作業が進め
られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記手順においては、
2本の調整ネジ10a・10bを完全に同時に締め込む
ことはできず、これら2本の調整ネジ10a・10bを
締め込む間中、光検出器、プリント配線板3及び調整板
9を一定の位置に保持する必要があり、作業性が悪く、
また、光検出器、プリント配線板3及び調整板9が一定
の位置、即ち発光素子に対して最適の位置からずれて固
定されることが少なくない。
【0006】また、光検出器の外側に調整ネジ10a・
10bを配置するスペースを設ける必要があるので、小
型化を図る上で一定の限界があり、不利である。また、
特開昭63−232466号公報に一の基台に中継光フ
ァイバ片とホトダイオ−ドとを固定する構成の光通信用
ホトダイオ−ド装置の基台円柱部をレセプタクルに嵌挿
させて中継光ファイバ片と光ファイバとを接触させる構
成が開示されている。しかしながら、この構成によると
入射光に対して位置を微調整することは出来ないことに
なる。本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであ
り、位置調整及び固定が容易に、かつ、正確に行うこと
ができ、しかも、小型化を図れるようにした光検出器を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、例えば図1に示すように、光検出素子1
と、これの前面に配置され、光検出器を使用する本体に
形成される取付穴より小さい光透過性材料より成る位置
決め兼固定用の突起2とを備えることを特徴としてい
る。
【0008】
【作 用】この発明においては、次のような手順で光検
出器を取付部の所定の位置に固定することができる。即
ち、予め、取付部に入射光軸とほぼ同軸心の位置に上記
突起2が挿入される取付孔を形成し、突起2の周囲に接
着剤を塗布してから突起2をその取付孔に挿入して位置
調整をし、接着剤を硬化させることにより、光検出器を
所定の位置に固定し、この後、樹脂又は接着剤を用いて
光検出器全体を保護する、という手順で光検出器を所定
の位置に固定することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る光検出器を図
1に基づき具体的に説明する。この光検出器は、例えば
図1に示すように、光検出素子1と、これの前面(受光
面)に固定された位置決め兼固定用の突起(円柱状構造
体)2とを備え、突起2とは光透過率の高い接着剤によ
って光検出素子1に固定される。
【0010】この光検出器は、常法によりハンダ等によ
ってフレキシブルプリント配線板からなるプリント配線
板3に実装される。即ち、光検出素子1は、はんだ等に
よってプリント配線板3に接合され、ワイヤボンディン
グ法等によって装着される配線4によってプリント配線
板3のパターンと電気的に接続される。この後、例えば
紫外線硬化性樹脂からなる保護コート5で光検出素子1
及び配線4がコーティングされる。
【0011】上記突起2は、光検出素子1の前面に配置
されるので、光検出素子1への光の入射を妨げないよう
にする必要がある。したがって、突起2は円筒状等、光
検出素子1への入射光路を有する中空の不透明体で構成
することも可能であるが、この実施例では、光検出素子
1への入射光量をできるだけ多くするため、透明のガラ
ス、プラスチック等で突起2が作られている。
【0012】上記突起2の形状は、入射する光に与える
光学的な悪影響ができるだけ少ないような形状のもので
あれば特に限定されないが、ここでは、突起2を入射光
に対する光学的影響が最も少ないと思われる円柱状に形
成している。また、この突起2の前後両端面は、入射す
る光に与える光学的な悪影響をできるだけ少なくするた
め、必要に応じて光学研磨処理及び無反射処理が施され
ている。
【0013】更に、上記突起2は、入射する光に与える
光学的な悪影響をできるだけ少なくするため、突起2の
軸心が光検出素子1の中心を通り、光検出素子1の前面
に直角に位置するように配置している。次に、この光検
出器を光ディスク装置の光学系を搭載した光学ヘッドの
筐体に装着する手順を図2及び図3に基づいて説明す
る。
【0014】図2に示すように、光学ヘッドの筐体Hの
一側面に設定された取付部には、予め、入射光軸Lとほ
ぼ同軸心の位置に上記突起2を挿入する取付孔15が形
成される。図3に示すように、光検出器取付用のステー
ジS上に光学ヘッドの筐体Hと治具11とを載せ、治具
11の真空チャック11cにプリント配線板3を介して
吸着された光検出器の突起2を光学ヘッドの筐体Hの取
付孔15に挿入し、その位置を調整する。
【0015】位置調整に使用する治具11には、X軸位
置調整ネジ11x、Y軸位置調整ネジ11y、Z軸位置
調整ネジ11z及び回転位相調整ネジ11rと、真空チ
ャック11cとが設けられ、X軸位置調整ネジ11xを
操作することにより真空チャック11cをX軸方向に、
Y軸位置調整ネジ11yを操作することにより真空チャ
ック11cをY軸方向に、Z軸位置調整ネジ11zを操
作することにより真空チャック11cをZ軸方向に、そ
れぞれ平行移動させ、回転位相調整ネジ11rを操作す
ることにより真空チャック11cをZ軸まわりに位相角
Rで回転させるように構成している。
【0016】この治具11の真空チャック11cにプリ
ント配線板3に装着された光検出素子1の裏面を吸着し
た後、治具11を移動させて、光検出器の突起2を取付
孔9に突入させ、光学ヘッドの筐体H内から光検出器に
検査光線を照射しながら、X軸位置調整ネジ11x、Y
軸位置調整ネジ11y、Z軸位置調整ネジ11z及び回
転位相調整ネジ11rを操作して光検出素子1の受光状
態が最良になる位置にプリント配線板3及び光検出器の
位置を微調整する。
【0017】この後、取付孔15の周面と突起2と間に
熱硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂等の接着剤12を充填
し、硬化させることにより、光検出器を取付部に固定し
てから、プリント配線板3を真空チャック11cの吸着
作用を停止させて治具11を移動させることによりプリ
ント配線板3を治具から開放する。更にこの後、例えば
図2に示すように、ゴム系、シリコンゴム樹脂系等の硬
化後もやわらかい樹脂又は接着剤16を充填することに
より、光検出器を保護する。
【0018】この手順によれば、固定のために取付孔1
5の周面と突起2と間に充填された接着剤12を硬化さ
せる間に光検出器を移動させようとする力が光検出器に
作用しないので、光検出器の位置がずれるおそれがな
い。また、上記光検出器の保護時にも、光検出器が取付
部に固定され、しかも、光検出器を移動させようとする
力が光検出器に作用しないので、光検出器の位置がずれ
るおそれがない。したがって、光検出器を簡単に、しか
も、正確に位置調整して固定することができる。尚、光
検出素子1の固定を図2中の樹脂又は接着剤16のかわ
りに硬化後の硬度が高い樹脂又は接着剤を用いる方法だ
けに頼ると接着箇所と光検出素子1の中心との距離が離
れているので、使用時の接着剤の熱膨張によって光検出
素子1の位置がずれるおそれがあるので、好ましくな
い。
【0019】また、光検出器を取付部に固定するネジを
光検出器の外側に配置する必要がないので、小型にする
ことができる。更に、取付孔15の周面と突起2との位
置ずれは接着剤12の充填によって無理なく解消される
ので、光学ヘッドの筐体Hに形成する取付孔15の位置
及び径は精密に加工する必要はなく、しかも、光検出器
の位置調整をするための複雑な機構を設ける必要がない
から、光学ヘッドの筐体Hの構成が簡単で安価になる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、光検出
器を取付部に固定する際に調整ネジの螺締等の機械力が
伴わないので、位置調整された光検出器の位置がずれる
おそれがなく、簡単に、かつ、正確に光検出器を所定の
位置に固定することができる。また、光検出器の位置調
整と固定に使用するネジを光検出器の外側に配置する必
要がないので、光検出器を使用する機器を小型にでき
る。
【0021】更に、取付部側の加工精度を比較的低くで
きるとともに、光検出器の位置調整用の機構を取付部に
設ける必要がないので、構成が簡単になり、安価に実施
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る光検出器の斜視図であ
る。
【図2】本発明の一実施例に係る光検出器の装着状態を
示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施例に係る光検出器の位置調整方
法を示す斜視図である。
【図4】従来のパッケージタイプの光検出器の斜視図で
ある。
【図5】従来のベアチップタイプの光検出器の機器への
装着方法を示す斜視図である。
【図6】光検出器の機器への装着方法を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 光検出素子 2 突起(円柱状構造体)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光信号を検出するために使用される光検
    出器において、 光検出素子と、これの前面に配置され、光検出器を使用
    する本体に形成される取付穴より小さい光透過性材料よ
    り成る位置決め兼固定用の突起とを備えることを特徴と
    する光検出器。
  2. 【請求項2】 上記突起が柱状体より成り、かつその軸
    心がほぼ光検出素子の中心を通り、光検出素子の前面に
    直角に配置されていることを特徴とする請求項1に記載
    の光検出器。
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