JP2658422B2 - 膜式ドライヤ付のオゾナイザ - Google Patents

膜式ドライヤ付のオゾナイザ

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JP2658422B2
JP2658422B2 JP1231013A JP23101389A JP2658422B2 JP 2658422 B2 JP2658422 B2 JP 2658422B2 JP 1231013 A JP1231013 A JP 1231013A JP 23101389 A JP23101389 A JP 23101389A JP 2658422 B2 JP2658422 B2 JP 2658422B2
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JP
Japan
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air
ozonizer
membrane dryer
dryer
hollow fibers
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孝也 西川
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Fuji Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、接地電極と高圧電極との間にガラス等の
誘導体を介在させて無声放電により酸素又は空気からオ
ゾンを生成する膜式ドライヤ付のオゾナイザに関する。
〔従来の技術〕
原料の酸素に水蒸気が含まれているとオゾナイザのオ
ゾン発生量は少くなり、また一般に行なわれるように空
気を原料とする時にはオゾン発生量が少くなるだけでな
く有害なNOXを発生したり、このNOXが多いとオゾナイザ
が異常放電して故障する恐れが大きい。
そこで従来はオゾナイザに供給する空気又は酸素(以
下、両者を含めて空気ということもある)は乾燥させ
る。
乾燥空気を得る方法には除湿剤を封入したカートリッ
ジ式と2本の除湿筒に除湿と再生とを交互に行なわせる
再成式とがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記の従来の技術において、カートリッジ式は小形で
安く、小容量のオゾナイザに使用されるが、20〜50時間
ごとに除湿剤を交換しなければならず、手間がかかるう
えに一旦停止しなければならない。そして補充する除湿
剤の保管は吸湿しないように注意を要する。
再成式は交互に切換えるために連続使用ができるが、
電磁弁、切換時の圧力均一回路が複雑で大形、高価とな
るだけでなく、逆洗等によって除湿剤の微粉がオゾナイ
ザに流れ込んでオゾナイザの運転が不安定となる恐れが
ある。
この発明の目的は、除湿剤の補充、交換が不要で、微
粉等を含まず、連続して使用できて可動部のない膜式ド
ライヤ付のオゾナイザを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明の膜式ドライヤ付のオゾナイザは、空気圧縮
機、ドレンセパレータ、膜式ドライヤ、減圧弁、流量計
及び圧力計並びにオゾナイザをこの順に直列接続し、 前記膜式ドライヤは水蒸気の透過速度が空気の透過速
度より大きい合成樹脂薄膜からなる複数の並列接続され
た中空糸と、これらの中空糸を囲む外筒とからなり、 前記中空糸の中に前記空気圧縮機からの湿った処理空
気を流し、前記外筒の中であって前記中空糸の外に前記
膜式ドライヤを通過した乾燥空気の一部をパージ空気と
して分流させる弁を前記膜式ドライヤの下流部に設け、
前記中空糸の外側に透過して来る水蒸気を前記パージ空
気で乾燥させて排出させる排出口を前記膜式ドライヤの
上流部に設けるものである。
〔作用〕
中空糸の材料は例えばポリイミドのような合成樹脂薄
膜から形成され、水蒸気の透過(詳しくは、水の薄膜へ
の溶解度が大きく、薄脂の内外圧力差による透過)速度
が大きく、空気又は窒素の透過速度が小さく、水の場合
の1/100にもなる。従って湿った処理空気に圧力を加え
て中空糸中を通過させると、中空糸中の処理空気は通過
中に次第に乾燥し、中空糸の外側には水蒸気が透過して
出て来る。
中空糸の束を外筒で囲み、ここに前記乾燥空気の一部
を分流させれば、中空糸の外側の水蒸気がパージされて
水蒸気濃度が低下して中空糸の水蒸気透過能力を維持す
る。
乾燥空気の残りの大部分はオゾナイザに運ばれてオゾ
ナイザの乾燥空気としての原料となり、オゾナイザは乾
燥した空気から良好なオゾンを生成する。
空気圧縮機と膜式ドライヤの間にはドレンセパレータ
が接続され、水滴状の水を予め分離するから膜式ドライ
ヤの負荷は減少し、より乾燥した空気をオゾナイザに供
給する。
膜式ドライヤの中空糸の内外圧力差が大きいほど膜式
ドライヤ能力が大きくなるので、比較的大きい圧力を膜
式ドライヤに印加するが、減圧弁でオゾナイザに適した
圧力に調整され、あわせて圧力計と流量計でオゾナイザ
の適正運転がはかれる。
〔実施例〕
第1図は実施例の回路図、第2図は第1図のII部の断
面図である。
これらの図において膜式ドライヤ付のオゾナイザは、
空気圧縮機7、ドレンセパレータ8、膜式ドライヤ11、
減圧弁9、圧力計3及び流量計10並びにオゾナイザ4を
この順に直列接続して構成され、オゾナイザ4はインバ
ータ6と高圧トランス5から電力を受けてオゾンO3を生
成する。
前記膜式ドライヤ11は水蒸気の透過速度が空気の透過
速度より大きい例えばポリイミド等の合成樹脂薄膜から
なる複数の並列接続された中空糸11bと、これらの中空
糸11bを囲む外筒11aと、両端の箱体11cとからなる。中
空糸11bは筒状膜11xとその中の中空部11yからなり、一
本ずつの両端は箱体11cに連通する。
前記中空糸11bの中に前記空気圧縮機7からの湿った
処理空気14を流し、前記外筒11aの中であって前記中空
糸11bの外に前記膜式ドライヤ11を通過した乾燥空気の
一部をパージ空気13として弁12から分流し、前記中空糸
11bの外側に透過して来る水蒸気を前記パージ空気13で
乾燥させて排出口13aから排出させる。
前記膜式ドライヤ11を通過した乾燥空気の他の一部を
オゾナイザ4に供給する。
〔発明の効果〕
この発明の膜式ドライヤ付のオゾナイザは、空気圧縮
機、ドレンセパレータ、膜式ドライヤ、減圧弁、流量計
及び圧力計並びにオゾナイザをこの順に直列接続し、 前記膜式ドライヤは水蒸気の透過速度が空気の透過速
度より大きい合成樹脂薄膜からなる複数の並列接続され
た中空糸と、これらの中空糸を囲む外筒とからなり、 前記中空糸の中に前記空気圧縮機からの湿った処理空
気を流し、前記外筒の中であっで前記中空糸の外に前記
膜式ドライヤを通過した乾燥空気の一部をパージ空気と
して分流させる弁を前記膜式ドライヤの下流部に設け、
前記中空糸の外側に透過して来る水蒸気を前記パージ空
気で乾燥させて排出させる排出口を前記膜式ドライヤの
上流部に設けるようにしたので、 膜式ドライヤは連続して湿り空気から水蒸気を除湿し
て乾燥空気を生成してオゾナイザに供給し、除湿剤の補
充、交換が不要であるという効果があり、処理された乾
燥空気に微粉等を含まないでオゾナイザを安定して運転
し、可動部を持たないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の回路図、第2図は第1図のII部の断面
図である。 3……圧力計、4……オゾナイザ、5……高圧トラン
ス、7……空気圧縮機、8……ドレンセパレータ、9…
…減圧弁、11……膜式ドライヤ、11a……外筒、11b……
中空糸、12……弁、13……パージ空気、14……処理空
気。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気圧縮機、ドレンセパレータ、膜式ドラ
    イヤ、減圧弁、流量計及び圧力計並びにオゾナイザをこ
    の順に直列接続し、 前記膜式ドライヤは水蒸気の透過速度が空気の透過速度
    より大きい合成樹脂薄膜からなる複数の並列接続された
    中空糸と、これらの中空糸を囲む外筒とからなり、 前記中空糸の中に前記空気圧縮機からの湿った処理空気
    を流し、前記外筒の中であって前記中空糸の外に前記膜
    式ドライヤを通過した乾燥空気の一部をパージ空気とし
    て分流させる弁を前記膜式ドライヤの下流部に設け、前
    記中空糸の外側に透過して来る水蒸気を前記パージ空気
    で乾燥させて排出させる排出口を前記模式ドライヤの上
    流部に設けることを特徴とする膜式ドライヤ付のオゾナ
    イザ。
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JP5325453B2 (ja) * 2008-05-02 2013-10-23 Ckd株式会社 乾燥空気供給装置
JP5821482B2 (ja) * 2011-09-30 2015-11-24 株式会社Ihi オゾン発生装置

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