JP2658330B2 - 線材挿入方法 - Google Patents

線材挿入方法

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JP2658330B2
JP2658330B2 JP63332902A JP33290288A JP2658330B2 JP 2658330 B2 JP2658330 B2 JP 2658330B2 JP 63332902 A JP63332902 A JP 63332902A JP 33290288 A JP33290288 A JP 33290288A JP 2658330 B2 JP2658330 B2 JP 2658330B2
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wire
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unit
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誠 中島
秋男 山上
聖 今井
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Wire Processing (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、プリント回路基板等の所定の穴に線材を自
動的に挿入する自動挿入機において、線材を必要量に応
じて供給することができる線材挿入方法に関するもので
ある。
従来の技術 一般に線材挿入方法において、短時間で且つ供給量の
安定した供給装置が要求されている。以下図面を参照
し、線材挿入方法、特に線材供給方法の一例について説
明する。
第4図は従来の線材供給方法の工程図、第5図は線材
供給装置の一部断面正面図を示すものである。第4図は
工程図を基に第5図により動作説明する。線材チャック
1において、線材2は線材チャック部3の内部に構成さ
れたチャックピストン4と、チャックプレート5との間
に位置しており、シリンダー内6に圧縮空気を供給する
ことによりチャックピストン4が上昇しチャックプレー
ト5との間にて線材2をチャックするものである。線材
供給量切換7及び線材供給8とは、線材チャック部3が
シリンダー(図示せず)によりA方向に移動され、線材
2を供給する。供給量については、供給量切換ストッパ
ー9の位置切換により線材チャック部3の供給停止位置
を変化させることにより線材2の供給量切換を起ってい
る。
以上が線材2の供給に関する動作内容であり、次に挿
入工程一連動作9について説明する。線材2を、プッシ
ャー10の下降により受けレバー11との間で保持した後、
可動カッター12の下降により固定カッター13との間で線
材2を切離する。その後成形子14が下降し線材2を成形
し、受けレバー11の揺動とともにプッシャー10及び成形
子14が仮想線で示すごとくプリント回路基板15上面迄下
降することにより線材2をプリント回路基板15に挿入す
ることができる。
その後、アンビルユニット(図示せず)にて線材2を
クリンチレプリント回路基板に固定し、プッシャー10,
成形子14,カッタ−12が上昇する。
線材供給部原点復帰16とは、線材チャック部3がB方
向に移動し供給原点位置に戻り次挿入用の線材2を供給
する。
以上の工程により一連の動作を終了する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、線材2の線材供
給動作17及び、挿入工程一連動作9とが順次行なわれる
為、線材供給動作17時にはもう一方の挿入工程一連動作
9は全て停止しており、1サイクルの動作の中でそれぞ
れ動作している時間は1/2程度でしかない。
本発明は上記問題点に鑑み、線材を効率良く短時間に
供給する線材供給方法、すなわち線材挿入方法を提供す
るものである。
課題を解決するための手段 上記問題を解決するために本発明の線材挿入方法は線
材保持部により線材を保持し、第1位置でこの線材を保
持したまま所定量供給する第1工程と、所定量供給され
た線材を保持したまま第2位置迄移動させる第2工程
と、第2位置でこの線材を受け取り切断部により切断す
る第3工程と、切断された線材を成形し、所定位置へ挿
入する第4工程とからなり、第1工程と第4工程とを同
時に作動させるよう構成したものである。
作用 本発明は上記の構成によって線材の所定量供給はプリ
ント回路基板へ線材を挿入する挿入工程中に、第2位
置、すなわち線材の略垂直方向に移動しあらかじめ線材
を所定量供給準備しておき、線材必要時に線材供給位置
に移動し線材を供給することにより効率良く短時間で線
材を供給することができる。
実 施 例 以上本発明の一実施例の線材挿入方法、特に線材供給
方法について図面を参照しながら説明する。第1図は本
発明の実施例における工程図、第2図は線材供給装置の
一部断面正面図、第3図は、第2図のC−C矢視図であ
る。
第2図及び第3図より、供給部揺動アーム18はブラケ
ット19に取り付けられたピン20により支持されている前
記供給部揺動アーム18には、線材2の供給チャック部21
と線材ストッパーチャック部22及び、供給チャック部21
駆動用の線材供給用シリンダー23が取り付けられてお
り、ブラケット19に取り付けられたシリンダー24と連給
ピン25にて揺動可能に結合されている。
供給チャック部21及び、線材ストッパーチャック部22
の内部にはチャックピストン4及び、チャックプレート
5がそれぞれ構成され線材2のチャック及び開放が可能
になっている。
以上のように構成された線材供給装置について、第1
図及び第2図,第3図を用いて動作の説明をする。第2
図は線材供給時を示しており、プッシャー10の下降によ
り線材2を受けレバー11間に保持し、その後、可動カッ
ター12の下降により固定カッター13との間で線材2を切
離する。以下挿入工程26については従来例の動作と同内
容の為省略する。
以後線材供給工程27にて説明する。線材カット28後線
材供給部揺動29に動作に入る。シリンダー24に圧縮空気
を供給しD方向に動作させることにより仮想線で示すご
とく、供給部揺動アーム18はE方向に揺動し仮想線で示
したプッシャー10に線材2が当接しない位置迄揺動す
る。その後供給チャック部21にて線材2をチャックし、
線材供給シリンダー23の動作にて線材2を所定量供給す
る。その後線材ストッパーチャック部22にて線材2をチ
ャックし、供給チャック部21側は線材2のチャックを開
放し、線材供給部原点復帰30の動作を行う。この状態に
て挿入工程26のプッシャー,成形子,カッター上昇31動
作が開始し、ブッシャー10と線材2が、F方向に揺動し
ても当接しない位置にて、シリンダー24の圧縮空気をOF
Fすることにより供給部揺動ア−ムをF方向に揺動し挿
入ユニット32に線材2を供給する。その後挿入ユニット
32は挿入工程26を開始するとともに、線材供給工程27も
次挿入用線材2の供給を開始する。以上のサイクルを順
次繰返す。
以上のように本実施例によれば、供給チャック部21及
び線材ストッパーチャック部22,線材供給用シリンダー2
3の供給動作部一連を、供給部揺動アーム18に取り付
け、揺動可能にしたことにより、挿入ユニット32の挿入
工程26途中であっても次挿入用の線材2を供給し次挿入
に備えるシーケンス機能を設けることにより線材を効率
良く単時間に供給することができる。すなわち、線材の
供給部を、線材と略垂直方向に移動可能とさせる線材供
給位置可変部を備えたものである。
発明の効果 以上のように本発明は、線材供給部を揺動可能にした
ことにより線材を効率良く単時間に供給することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における線材挿入方法の工程
図、第2図は一実施例の線材挿入装置の一部断面正面
図、第3図は第2図のC−C線矢視図、第4図は従来の
線材挿入方法の工程図、第5図は従来の線材挿入装置の
一部断面正面図である。 2……線材、10……プッシャー、11……受けレバー、12
……可動カッタ、13……固定カッタ、14……成形子、15
……プリント回路基板、18……供給部揺動アーム、21…
…供給チャック、22…線材ストッパーチャック。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−173041(JP,A) 特開 昭61−169119(JP,A) 特開 昭60−249400(JP,A) 特開 昭60−249397(JP,A) 実開 昭62−34468(JP,U) 特公 昭45−20668(JP,B1) 特公 昭48−35831(JP,B1)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】線材保持部により線材を保持し、第1位置
    でこの線材を保持したまま所定量供給する第1工程と、
    所定量供給された線材を保持したまま第2位置迄移動さ
    せる第2工程と、第2位置でこの線材を受取り切断部に
    より切断する第3工程と、切断された線材を成形し、所
    定位置へ挿入する第4工程とからなり、第1工程と第4
    工程とを同時に作動させるよう構成した線材挿入方法。
  2. 【請求項2】第1位置と第2位置は、各々線材の軸方向
    とは垂直方向の位置関係である特許請求の範囲第1項記
    載の線材挿入方法。
JP63332902A 1988-12-27 1988-12-27 線材挿入方法 Expired - Lifetime JP2658330B2 (ja)

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