JP2657949B2 - 管状体の成形装置 - Google Patents
管状体の成形装置Info
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- JP2657949B2 JP2657949B2 JP62104795A JP10479587A JP2657949B2 JP 2657949 B2 JP2657949 B2 JP 2657949B2 JP 62104795 A JP62104795 A JP 62104795A JP 10479587 A JP10479587 A JP 10479587A JP 2657949 B2 JP2657949 B2 JP 2657949B2
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- Japan
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- band
- tubular body
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- mandrel
- forming
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、可撓性の複数枚の帯状体を重合接着して管
状体に連続成形する装置における帯状体の側縁の位置決
めをする装置に関する。
状体に連続成形する装置における帯状体の側縁の位置決
めをする装置に関する。
（従来の技術） 従来、特公昭60−35254号公報で提案された管状体の
成形方法が知られている。
成形方法が知られている。
この方法にあっては、可撓性の複数枚の帯状体を、そ
れらの側縁が階段状になるように互いに側方にずらして
重合し、こうして重ねた帯状体を初めにそれらの両側縁
の中間に位置する狭い幅の領域においてのみ接着し、こ
れら帯状体を同時にマンドレルの周囲に沿って次第に曲
げて管状となすと共に重合する帯状体の前記接着領域の
幅を両側縁が接合するまでの両側縁に向かって次第に増
大し、次いで互いに位置がずれている帯状体の前記両側
縁をそれぞれ突き合わせて接合して完全な管状体に成形
するものである。
れらの側縁が階段状になるように互いに側方にずらして
重合し、こうして重ねた帯状体を初めにそれらの両側縁
の中間に位置する狭い幅の領域においてのみ接着し、こ
れら帯状体を同時にマンドレルの周囲に沿って次第に曲
げて管状となすと共に重合する帯状体の前記接着領域の
幅を両側縁が接合するまでの両側縁に向かって次第に増
大し、次いで互いに位置がずれている帯状体の前記両側
縁をそれぞれ突き合わせて接合して完全な管状体に成形
するものである。
このようにして成形された管状体は、接合部が前記し
たように各帯状体の両側縁が突き合わされる構成である
ため、該管状体を成形する際に、各帯状体の側縁の位置
が多少ずれても支障なく接合部を成形することができ
る。
たように各帯状体の両側縁が突き合わされる構成である
ため、該管状体を成形する際に、各帯状体の側縁の位置
が多少ずれても支障なく接合部を成形することができ
る。
しかしながら、このような接合部の構造では管状体を
耐圧性容器の容器胴、例えば炭酸飲料用の缶胴に用いる
時には十分な耐圧性を期待することができない。
耐圧性容器の容器胴、例えば炭酸飲料用の缶胴に用いる
時には十分な耐圧性を期待することができない。
このため、発明者等は、第11図示のようにこの各帯状
体X,Y,Zの側縁x1，y1，y2，z1，z2を互いに重合させる
と共に外側縁x2に内側縁y1とを、外側縁y2と内側縁z1と
を突き合わせた構造として接合部の耐圧強度を向上させ
た管状体を提案している。
体X,Y,Zの側縁x1，y1，y2，z1，z2を互いに重合させる
と共に外側縁x2に内側縁y1とを、外側縁y2と内側縁z1と
を突き合わせた構造として接合部の耐圧強度を向上させ
た管状体を提案している。
このような接合部の構造とする時には、外側縁x2と内
側縁y1と、また外側縁y2と内側縁z1とが確実に突き合わ
せられるように、帯状体X,Y,Zの側縁の位置決めをしな
いと、外側縁x2と、内側縁y1と、外側縁y2と内側縁z1と
の間に間隙が生じて耐圧強度を低下させる不都合があ
る。
側縁y1と、また外側縁y2と内側縁z1とが確実に突き合わ
せられるように、帯状体X,Y,Zの側縁の位置決めをしな
いと、外側縁x2と、内側縁y1と、外側縁y2と内側縁z1と
の間に間隙が生じて耐圧強度を低下させる不都合があ
る。
（解決しようとする問題点） 本発明は、かかる従来の不都合を解消し、前記した耐
圧強度の高い管状体を成形するために、該管状体を成形
する際に複数の帯状体の側縁の位置決めを確実にするこ
とができる装置を提供することを目的とする。
圧強度の高い管状体を成形するために、該管状体を成形
する際に複数の帯状体の側縁の位置決めを確実にするこ
とができる装置を提供することを目的とする。
（問題点を解決するための手段） 本発明は、かかる目的を達成するため、複数枚の可撓
性の長尺帯状体を、互いに位置をずらしてそれらの側縁
が階段状になるように重合して供給し、マンドレルに沿
って曲げ、前記帯状体に予め塗布した接着剤により接着
して管状体に成形すると共に互いにずれている両側縁を
接合して完全な管状体に成形する管状体の成形装置であ
って、前記マンドレルの外周位置に沿って各帯状体を上
下に間隔を存して供給する位置に、各帯状体毎に、その
幅方向に帯状体の下面に沿って設けた弾性部材からなる
支持板部材と、該支持板部材の両端部をそれぞれ上下方
向及び離接方向に移動自在に支持し、該支持板部材の両
端部を互いに接近させて前記マンドレルの外周位置に沿
って湾曲させる移動手段と、該支持板部材の上面に設け
た前記帯状体の両端縁を係止する一対の係止部材とから
なる帯状体位置決め装置を備えたことを特徴とする。
性の長尺帯状体を、互いに位置をずらしてそれらの側縁
が階段状になるように重合して供給し、マンドレルに沿
って曲げ、前記帯状体に予め塗布した接着剤により接着
して管状体に成形すると共に互いにずれている両側縁を
接合して完全な管状体に成形する管状体の成形装置であ
って、前記マンドレルの外周位置に沿って各帯状体を上
下に間隔を存して供給する位置に、各帯状体毎に、その
幅方向に帯状体の下面に沿って設けた弾性部材からなる
支持板部材と、該支持板部材の両端部をそれぞれ上下方
向及び離接方向に移動自在に支持し、該支持板部材の両
端部を互いに接近させて前記マンドレルの外周位置に沿
って湾曲させる移動手段と、該支持板部材の上面に設け
た前記帯状体の両端縁を係止する一対の係止部材とから
なる帯状体位置決め装置を備えたことを特徴とする。
本発明で用いる可撓性の帯状体は、紙、プラスチッ
ク、金属箔などの材料からなる。また、これらの材料を
組み合わせて用いてもよい。
ク、金属箔などの材料からなる。また、これらの材料を
組み合わせて用いてもよい。
該帯状体は、連続した長尺のシート材からなり、成形
された管状体は、適宜、所定の寸法に裁断されて用い
る。
された管状体は、適宜、所定の寸法に裁断されて用い
る。
本発明では、前記帯状体に接着剤を塗布して、マンド
レルに沿って折り曲げて管状体に成形したときに各帯状
体が互いに接着されるようにするのが好ましい。該接着
剤はホットメルト接着剤が好ましく、該ホットメルト接
着剤は公知の常用のものであってもよく、ポリエチレン
単体、エチレン及びエチレン共重合体、エチレン酢酸ビ
ニル共重合体、エチレンメチルメタアクリレート共重合
体、エチレンエチルアクリレート無水マレイン酸共重合
体、エチレンアクリル酸共重合体、エチレンメタアクリ
ル酸共重合体、アイオノマー樹脂、ポリアミド系樹脂、
ポリエステル系樹脂、ナイロン系樹脂、ポリプロピレン
系樹脂、酢酸ビニル共重合体系樹脂、ポリメチルメタク
リード系樹脂などの単独または混合したものを用いる。
そして、この接着剤を帯状体の少なくとも片面に塗布し
て用いる。中間の層を構成する帯状体には、両面に接着
剤を塗布してもよい。このホットメルト接着剤は、予め
帯状体に塗布しておき、管状体を成形する工程の直前で
再加熱して溶融状態としても、また、管状体を成形する
際に、溶融状態のホットメルト接着剤を塗布してもよ
い。このホットメルト接着剤が、管状体の成形工程まで
溶融状態を維持するように加熱しておく必要がある。
レルに沿って折り曲げて管状体に成形したときに各帯状
体が互いに接着されるようにするのが好ましい。該接着
剤はホットメルト接着剤が好ましく、該ホットメルト接
着剤は公知の常用のものであってもよく、ポリエチレン
単体、エチレン及びエチレン共重合体、エチレン酢酸ビ
ニル共重合体、エチレンメチルメタアクリレート共重合
体、エチレンエチルアクリレート無水マレイン酸共重合
体、エチレンアクリル酸共重合体、エチレンメタアクリ
ル酸共重合体、アイオノマー樹脂、ポリアミド系樹脂、
ポリエステル系樹脂、ナイロン系樹脂、ポリプロピレン
系樹脂、酢酸ビニル共重合体系樹脂、ポリメチルメタク
リード系樹脂などの単独または混合したものを用いる。
そして、この接着剤を帯状体の少なくとも片面に塗布し
て用いる。中間の層を構成する帯状体には、両面に接着
剤を塗布してもよい。このホットメルト接着剤は、予め
帯状体に塗布しておき、管状体を成形する工程の直前で
再加熱して溶融状態としても、また、管状体を成形する
際に、溶融状態のホットメルト接着剤を塗布してもよ
い。このホットメルト接着剤が、管状体の成形工程まで
溶融状態を維持するように加熱しておく必要がある。
接着剤を予め塗布した複数枚の帯状体を、第11図示の
ように、これらの側縁が階段状になるように互いに位置
をずらし且つ互いに間隙を与えて重合させた状態とし、
各帯状体に長手方向に張力を与えて連続して供給する。
このような張力を与えて連続供給する時には、管状体に
成形する直前まで各帯状体の間隙を保持するのに役立
つ。
ように、これらの側縁が階段状になるように互いに位置
をずらし且つ互いに間隙を与えて重合させた状態とし、
各帯状体に長手方向に張力を与えて連続して供給する。
このような張力を与えて連続供給する時には、管状体に
成形する直前まで各帯状体の間隙を保持するのに役立
つ。
このように連続供給される帯状体の最内層の両側縁の
中間位置に、その長手方向に管状体の形状を規定する外
形を備えたマンドレルを配設し、これに、帯状体を、そ
の周面に沿って折り曲げて管状体に成形する。この際、
予め各帯状体の両側縁の位置を互いに重合すると共に重
合した外側縁にその上層となる帯状体の内側縁が突き合
わせて接合するように、各帯状体の各側縁を位置決めす
ることが重要である。
中間位置に、その長手方向に管状体の形状を規定する外
形を備えたマンドレルを配設し、これに、帯状体を、そ
の周面に沿って折り曲げて管状体に成形する。この際、
予め各帯状体の両側縁の位置を互いに重合すると共に重
合した外側縁にその上層となる帯状体の内側縁が突き合
わせて接合するように、各帯状体の各側縁を位置決めす
ることが重要である。
（作用） 本発明は、前記支持板部材の両端部を移動手段で上下
方向及び離接方向に移動し、該支持板部材をマンドレル
の外周位置に沿って湾曲させ、これに伴って各帯状体の
両側縁を係止する係止部材が上下方向及び帯状体の幅方
向に移動し、各帯状体はマンドレルの外周位置に相対的
にずれ、その側縁は互いに幅方向に段階状に位置をずら
して重合するように位置決めされる。
方向及び離接方向に移動し、該支持板部材をマンドレル
の外周位置に沿って湾曲させ、これに伴って各帯状体の
両側縁を係止する係止部材が上下方向及び帯状体の幅方
向に移動し、各帯状体はマンドレルの外周位置に相対的
にずれ、その側縁は互いに幅方向に段階状に位置をずら
して重合するように位置決めされる。
（実施例） 本発明の実施の一例を示す図面に沿って更に詳説すれ
ば次の通りである。
ば次の通りである。
第１図及び第２図は、本発明を実施する装置の一例の
概略図であり、第１図はその平面図、第２図はその正面
図である。
概略図であり、第１図はその平面図、第２図はその正面
図である。
Ａは４枚の紙製帯状体U,X,Y,Zを連続して繰り出す繰
出装置、Ｂは繰り出された各帯状体を予備加熱して均一
に乾燥する予備加熱装置、Ｃは各帯状体を、これらの各
側縁が階段状になるように互いに位置をずらし重合する
ように位置決めする第１位置決め装置、Ｄは各帯状体U,
X,Y,Zにホットメルト接着剤を塗布する接着剤塗布装
置、Ｅは各帯状体U,X,Y,Zに塗布された接着剤を溶融状
態に保つための加熱手段を備えた加熱装置、Ｆは各帯状
体の両側縁を再度位置決めする本発明の実施装置である
第２位置決め装置、Ｇはマンドレルに前記帯状体Ｕを沿
わせて最内層を成形する第１成形装置、Ｈはマンドレル
に前記帯状体X,Y,Zを沿わせて曲げて管状体に成形する
第２成形装置、Ｉは成形された管状体を引き出す引出装
置、Ｊは引き出された管状体を適宜な長さに切断する切
断装置である。
出装置、Ｂは繰り出された各帯状体を予備加熱して均一
に乾燥する予備加熱装置、Ｃは各帯状体を、これらの各
側縁が階段状になるように互いに位置をずらし重合する
ように位置決めする第１位置決め装置、Ｄは各帯状体U,
X,Y,Zにホットメルト接着剤を塗布する接着剤塗布装
置、Ｅは各帯状体U,X,Y,Zに塗布された接着剤を溶融状
態に保つための加熱手段を備えた加熱装置、Ｆは各帯状
体の両側縁を再度位置決めする本発明の実施装置である
第２位置決め装置、Ｇはマンドレルに前記帯状体Ｕを沿
わせて最内層を成形する第１成形装置、Ｈはマンドレル
に前記帯状体X,Y,Zを沿わせて曲げて管状体に成形する
第２成形装置、Ｉは成形された管状体を引き出す引出装
置、Ｊは引き出された管状体を適宜な長さに切断する切
断装置である。
各帯状体U,X,Y,Zは、成形したのちの引出装置Ｉによ
り第1,第２成形装置G,Hに到達するまでその長手方向に
張力を加えられている。
り第1,第２成形装置G,Hに到達するまでその長手方向に
張力を加えられている。
第３図及び第４図は、本発明実施の前記第２位置決め
装置Ｆを示し、該位置決め装置Ｆは４枚の帯状体U,X,Y,
Zの位置決めをするもので、各帯状体ごとに同一の構成
である帯状体の位置決め手段F1，F2，F3，F4を備える。
以下、説明の便宜上、位置決め手段F2を示す第５図乃至
第８図に従って説明する。
装置Ｆを示し、該位置決め装置Ｆは４枚の帯状体U,X,Y,
Zの位置決めをするもので、各帯状体ごとに同一の構成
である帯状体の位置決め手段F1，F2，F3，F4を備える。
以下、説明の便宜上、位置決め手段F2を示す第５図乃至
第８図に従って説明する。
第５図は、第４図の部分平面図であり、該手段F2は仮
想線示の帯状体Ｙの供給方向と平行に設けた基台1,2に
両端部を差し渡して支持された銅板からなる支持板部材
３と該支持板部材３の上面に設けた一対の係止部材4,5
と該支持板部材３の両端部を支持する支持扞6,7とから
なり、該支持扞6,7を基台1,2に対して上下方向に、更に
互いに離接方向に移動自在に設けた。該支持扞6,7の移
動手段は同一の構成からなる。以下、説明の便宜上、一
方の支持扞６の移動手段について説明する。
想線示の帯状体Ｙの供給方向と平行に設けた基台1,2に
両端部を差し渡して支持された銅板からなる支持板部材
３と該支持板部材３の上面に設けた一対の係止部材4,5
と該支持板部材３の両端部を支持する支持扞6,7とから
なり、該支持扞6,7を基台1,2に対して上下方向に、更に
互いに離接方向に移動自在に設けた。該支持扞6,7の移
動手段は同一の構成からなる。以下、説明の便宜上、一
方の支持扞６の移動手段について説明する。
該移動手段は、第６図示のように基台１に設けたブラ
ケット８に昇降自在に設けた基部９に一体に装着した案
内筒10に支持扞６を挿通し、該支持扞６に形成したネジ
に案内筒10の外側でナット11を螺着し、該ナット11の螺
着位置で支持扞６の進退位置を調整し、該ナット11の外
側に螺着した止めナット12と、支持扞６を挿通する案内
筒10に設けた第７図及び第８図示の割り溝13を締付扞14
により支持扞６の進退位置を固定するようにした。該支
持扞６に挿通した案内筒10を挿着した基部９は、前記ブ
ラケット８に形成した上下方向に伸びる溝15に挿通した
締付扞16及び案内ピン17で上下方向に移動自在に設け、
第８図示のようにブラケット８の下端に支持して回動自
在に設けた昇降扞18の先端部を前記基部９に螺着して該
昇降扞18の回動により基部９を昇降して締付扞16により
昇降位置を固定するようにした。
ケット８に昇降自在に設けた基部９に一体に装着した案
内筒10に支持扞６を挿通し、該支持扞６に形成したネジ
に案内筒10の外側でナット11を螺着し、該ナット11の螺
着位置で支持扞６の進退位置を調整し、該ナット11の外
側に螺着した止めナット12と、支持扞６を挿通する案内
筒10に設けた第７図及び第８図示の割り溝13を締付扞14
により支持扞６の進退位置を固定するようにした。該支
持扞６に挿通した案内筒10を挿着した基部９は、前記ブ
ラケット８に形成した上下方向に伸びる溝15に挿通した
締付扞16及び案内ピン17で上下方向に移動自在に設け、
第８図示のようにブラケット８の下端に支持して回動自
在に設けた昇降扞18の先端部を前記基部９に螺着して該
昇降扞18の回動により基部９を昇降して締付扞16により
昇降位置を固定するようにした。
前記支持板部材３は、その両端部をブラケット19,20
を介して前記支持扞6,7に支持され、その両端部には、
中間部の湾曲変形を容易とするように、帯状体Ｙの供給
方向に沿った屈曲部21,22を設けた。
を介して前記支持扞6,7に支持され、その両端部には、
中間部の湾曲変形を容易とするように、帯状体Ｙの供給
方向に沿った屈曲部21,22を設けた。
前記係止部材4,5は、前記支持板部材３の両端部に沿
って設け、両係止部材4,5の対向端に帯状体Ｙを側縁を
係止する係止溝23,24を設けた。そして、該係止部材4,5
は、第６図示のように支持板部材３の穿設した長溝25,2
6に挿通したボルト27,28で互いに離接方向に移動して両
係止部材4,5の間隔を調整できるようにした。
って設け、両係止部材4,5の対向端に帯状体Ｙを側縁を
係止する係止溝23,24を設けた。そして、該係止部材4,5
は、第６図示のように支持板部材３の穿設した長溝25,2
6に挿通したボルト27,28で互いに離接方向に移動して両
係止部材4,5の間隔を調整できるようにした。
次に前記帯状体Ｙの位置決め手段F2の作動を第９図及
び第10図に従って説明する。
び第10図に従って説明する。
第９図示のように、仮想線示の調整前の位置から実線
示のように、支持扞６を他方の支持扞７側へ移動すると
共に上方へ移動し、他の支持扞７を支持扞６から離れる
方向に移動すると共に下方へ移動してマンドレルＭの外
周に沿って湾曲した支持板部材３の形状を変えることな
く両係止部材4,5の位置を左旋回させて帯状体Ｙの位置
決めをする。
示のように、支持扞６を他方の支持扞７側へ移動すると
共に上方へ移動し、他の支持扞７を支持扞６から離れる
方向に移動すると共に下方へ移動してマンドレルＭの外
周に沿って湾曲した支持板部材３の形状を変えることな
く両係止部材4,5の位置を左旋回させて帯状体Ｙの位置
決めをする。
また、第10図示のように、仮想線示の調整前の位置か
ら実線示のように支持扞７を他方の支持扞６側へ移動す
ると共に上方へ移動し、他方の支持扞６を支持扞７から
離れる方向に移動すると共に下方へ移動してマンドレル
Ｍの外周に沿って湾曲した支持板部材３の形状を変える
ことなく両係止部材4,5の位置を右旋回させて帯状体Ｙ
の位置決めをする。
ら実線示のように支持扞７を他方の支持扞６側へ移動す
ると共に上方へ移動し、他方の支持扞６を支持扞７から
離れる方向に移動すると共に下方へ移動してマンドレル
Ｍの外周に沿って湾曲した支持板部材３の形状を変える
ことなく両係止部材4,5の位置を右旋回させて帯状体Ｙ
の位置決めをする。
このように各位置決め手段F1，F2，F3，F4を第４図示
のように調整して各帯状体U,X,Y,Zの側縁を互いに幅方
向に階段状に位置をずらして上下方向に重合させかつマ
ンドレルＭに沿って折り曲げて管状体としたときに各帯
状体U,X,Y,Zが重合する接合部の外側縁にその上層の接
合部の内側縁が突き合うように各帯状体U,X,Y,Zの位置
決めをする。
のように調整して各帯状体U,X,Y,Zの側縁を互いに幅方
向に階段状に位置をずらして上下方向に重合させかつマ
ンドレルＭに沿って折り曲げて管状体としたときに各帯
状体U,X,Y,Zが重合する接合部の外側縁にその上層の接
合部の内側縁が突き合うように各帯状体U,X,Y,Zの位置
決めをする。
（効果） 本発明によるときには、各支持板部材の両端部を移動
手段により上下方向及び離接方向に移動させることによ
って、容易に各帯状体をマンドレルの外周位置に沿って
位置をずらして位置決めすることができると共に、各帯
状体の側縁を互いに幅方向に階段状に位置をずらして上
下方向に重合させ、重合した外側縁にその上層となる帯
状体の内側縁がつき合わせて接合するような位置に、位
置決めすることができ、適切な構造に管状体を成形する
ことができる。
手段により上下方向及び離接方向に移動させることによ
って、容易に各帯状体をマンドレルの外周位置に沿って
位置をずらして位置決めすることができると共に、各帯
状体の側縁を互いに幅方向に階段状に位置をずらして上
下方向に重合させ、重合した外側縁にその上層となる帯
状体の内側縁がつき合わせて接合するような位置に、位
置決めすることができ、適切な構造に管状体を成形する
ことができる。
第１図及び第２図は、本発明の実施をする管状体の成形
装置の一例を示す概略図である。第１図はその平面図、
第２図は正面図、第３図は本発明の帯状体位置決め装置
の正面図、第４図は第３図のIII−III線断面図、第５図
は第４図の部分平面図、第６図は第５図のVI−VI線断面
図、第７図は第５図のVII−VII線断面図、第８図は第５
図のVIII−VIII線断面図、第９図及び第10図は作動の説
明図、第11図は本発明で成形した管状体の部分断面図で
ある。 ３……支持板部材、4,5……係止部材 U,X,Y,Z……帯状体 Ｍ……マンドレル
装置の一例を示す概略図である。第１図はその平面図、
第２図は正面図、第３図は本発明の帯状体位置決め装置
の正面図、第４図は第３図のIII−III線断面図、第５図
は第４図の部分平面図、第６図は第５図のVI−VI線断面
図、第７図は第５図のVII−VII線断面図、第８図は第５
図のVIII−VIII線断面図、第９図及び第10図は作動の説
明図、第11図は本発明で成形した管状体の部分断面図で
ある。 ３……支持板部材、4,5……係止部材 U,X,Y,Z……帯状体 Ｍ……マンドレル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊在井 定 岩槻市鹿室1038−１ 北海製罐株式会社 社宅553号 (72)発明者 中田 旻 上尾市原市1528−４ (72)発明者 田村 道也 岩槻市岩槻7353−６
Claims (1)
- 【請求項１】複数枚の可撓性の長尺帯状体を、互いに位
置をずらしてそれらの側縁が階段状になるように重合し
て供給し、マンドレルに沿って曲げ、前記帯状体に予め
塗布した接着剤により接着して管状体に成形すると共に
互いにずれている両側縁を接合して完全な管状体に成形
する管状体の成形装置であって、前記マンドレルの外周
位置に沿って各帯状体を上下に間隔を存して供給する位
置に、各帯状体毎に、その幅方向に帯状体の下面に沿っ
て設けた弾性部材からなる支持板部材と、該支持板部材
の両端部をそれぞれ上下方向及び離接方向に移動自在に
支持し、該支持板部材の両端部を互いに接近させて前記
マンドレルの外周位置に沿って湾曲させる移動手段と、
該支持板部材の上面に設けた前記帯状体の両側縁を係止
する一対の係止部材とからなる帯状体位置決め装置を備
えたことを特徴とする管状体の成形装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62104795A JP2657949B2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 管状体の成形装置 |
| EP19880302201 EP0283229A3 (en) | 1987-03-14 | 1988-03-14 | Apparatus for manufacturing a tubular member |
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|---|---|---|---|---|
| JPS6035254A (ja) * | 1974-02-15 | 1985-02-23 | ザ・ボード・オブ・トラステイース・オブ・レランド・スタンフオード・ジユニア・ユニバーシテイ | 音波顕微鏡 |
-
1987
- 1987-04-30 JP JP62104795A patent/JP2657949B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
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|---|---|---|---|---|
| JPS6035254A (ja) * | 1974-02-15 | 1985-02-23 | ザ・ボード・オブ・トラステイース・オブ・レランド・スタンフオード・ジユニア・ユニバーシテイ | 音波顕微鏡 |
Also Published As
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