JP2657471B2 - 組み立て式コンテナ - Google Patents
組み立て式コンテナInfo
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- JP2657471B2 JP2657471B2 JP28838494A JP28838494A JP2657471B2 JP 2657471 B2 JP2657471 B2 JP 2657471B2 JP 28838494 A JP28838494 A JP 28838494A JP 28838494 A JP28838494 A JP 28838494A JP 2657471 B2 JP2657471 B2 JP 2657471B2
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- Japan
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- connecting body
- tip
- container
- corners
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Description
トンの高さ又は小寸法のカートンを複数個積層した高さ
に応じて天板の高さを変更し、不使用時には折り畳んで
底板上へ寝かせて重ねることで容積を小さくできる組み
立て式コンテナ関する。
ために不可欠であり、収納物を取り出して空になったコ
ンテナは、回収して再使用に供される。回収に際して利
用される輸送手段では、同時にできるだけ沢山のコンテ
ナを積み込むことが要求され、従来より、側板が下辺を
支点にして底板上へ折り畳み可能となった折り畳み式や
底板と側板とをボルトを介して結合し、ボルトを外すこ
とによって分離する構造等、容積を縮小できる各種のコ
ンテナが使用されている。そして、出願人は実公平6−
19460号公報に記載されるように、支柱の先端が二
段折りに構成され、2種類の寸法のカートンを収容でき
るとともに、支柱の下端で折り畳みできる構成でもある
から、発送元への返送時に容積が少なくなる効果を有す
る発明をしている。
は、支柱の先端が二段折りにする構造のため、天板を取
り外し可能に取り付けることができず、コンテナを積み
重ねることができない。また、各種積載物の高さ寸法に
適応するために、支柱の先端に多段階に折り畳み部を設
けても折り畳み部以外の高さに細かく設定ができないた
めに、積載効率が低下する欠点があった。
整が容易で、組み立て強度に優れた組み立て式コンテナ
であって、その第1手段の構成は、平形パレットの四隅
部に設けた受け部へ、上部支柱を伸縮自在とする下部支
柱を立設し、それらの上部支柱の各上端に天板の四隅部
の嵌入管を夫々結合させて組み立てられるコンテナであ
って、隣合う下部支柱同士を連結する連結体により連結
すると共に、その連結体の両端に、ロッドをその先端が
前記下部支柱内へ突出可能に組み込む一方、前記上部支
柱に前記ロッドの先端を挿入可能なロッド挿入孔を長手
方向に複数設けるものである。第2手段の構成として、
前記組み立て式コンテナに、ロッドの先端を下部支柱内
に突出する方向へ付勢するバネ部材を備えるとともに、
回動レバーの枢着点を挾んだ二点に前記ロッドの基端を
枢着することが望ましい。
させる上部支柱を、下部支柱内へ突出可能に組み込んで
いるので、積載物の高さ又は数に合わせて、天板を任意
の高さに設定できる上、ロッドによりその両端の固定を
中央での操作で実施できる。その上、第2手段の構成に
より、バネ部材はロッドが突出するように付勢している
ので、上部支柱を上下動する際に、突出するロッドを連
結体の中に押し込めば簡単に上下動でき、固定する時は
バネ部材の付勢力によりロッド挿入孔にロッド先端が挿
入される。また、回動レバーが枢着点を挾んだ二点に、
2本のロッドの基端を枢着しているので、回動レバーの
回動により、同時に2本のロッドの先端を連結体の中に
押し込めることができる。
いて説明する。図1は、組み立て後のコンテナの斜視図
である。10は平形パレットで、上基板12と下基板1
4との間に中間部材16を介在させてフォーク差込み孔
を形成された周知の形状をしている。上基板12の四隅
部には、開口面を上に向ける角筒状の受け部18が固設
され、その受け部18は後述する下部支柱22の下端を
取り外し自在に嵌挿されている。前記平形パレット10
に立設する角筒状の下部支柱22は、その上端の開口部
に円筒状の上部支柱20を挿入し、上下方向に伸縮自在
とする。また、上部支柱20の各上端は、天板30の四
隅部の嵌入管32を夫々結合させて、平形パレット10
を底板とするコンテナが組み立てられている。天板30
の四隅部の上面には、積み上げたコンテナの位置合わせ
部材34を設けている。40は、隣合う下部支柱20,
22の上部の向かい合う側面同士を連結する連結体であ
って、下部支柱20の連結される側面にはロッド挿入孔
26が穿設されている。
鎖線で示す連結体40は開口面を下にするコ字状の金属
プレートであって、その左右の両端には夫々ロッド44
が、連結体40に固着されるパイプ46に挿通されてい
る。このロッド44の先端は、前記挿通孔43を介して
前記下部支柱22内へ突出され、上部支柱20の長手方
向に複数設けられたロッド挿入孔26に、前記ロッド4
4の先端が挿入して係止するので、伸縮自在な上部支柱
20が任意な高さ位置で固定される。連結体40の中央
部には、握り部51が上方に突出するように回動レバー
50を枢着し、その枢着点53を挾んだ二点の回動レバ
ー50に前記ロッド44、44の基端を枢着している。
そして、一方のロッド44の基端とその基端より先端側
の連結体40との間にバネ部材52を取り付け、ロッド
44,44の先端を下部支柱内に突出する方向へ付勢さ
れるようにするとともに、一点鎖線で示す常態において
ロッド44の先端が連結体40の両端から突出するよう
に調整する。これにより、一点鎖線で示す回動レバー5
0を上方に引き上げるレバー操作で連結体40の両端に
ある前記ロッド44,44の先端を同時に引き込み可能
とする。
の分解手順を図3により説明する。第1に、天板30の
四隅部の嵌入管32を上部支柱20の各上端から外す。
第2に、回動レバー50を上方に引き上げ、連結体40
の両端にある前記ロッドの先端を同時に引き込み、上部
支柱20を下降させ支柱全体を短くする。第3に、受け
部18から下部支柱22の下端を取り外した後、平形パ
レット10の上面に載置する。最後に、載置した2組の
支柱を押えるように、天板30の四隅部の嵌入管32を
平形パレット10の受け部18に嵌入して、分解作業を
終了する。このように輸送を終えたコンテナは各支柱と
底板とに分解でき、重ね合わせて小さくできる。また、
輸送を始めるコンテナは、前記分解作業と逆の手順を踏
めば各支柱と底板とに組み付けて、コンテナを形成でき
る。
バー50により連結体40へロッドの先端を同時に引き
込み可能とする実施例であるが、2本のロッド44,4
4の基端は、実施例の如く同時に摺動させるものでな
く、例えば図4に示すように、ロッド44,44の基端
を夫々、ほぼ90度に折曲げて指掛け部45を形成し、
その指掛け部45を、連結体40から上方へ突出させる
など、ロッドの引き戻し操作する指掛け部45,45を
ロッド44,44毎に形成することもできる。更に、ロ
ッド44の先端を下部支柱内に突出させる方向へ付勢す
るバネ部材52の取付位置について、本実施例では、一
方のロッド44の基端とその基端より先端側の連結体4
0との間としロッドを付勢しているが、ロッドに連動す
る回動レバー50と連結体40との間にも変更できる
し、図4のように夫々のロッド44の取り付け部44a
とパイプ46との間にバネ部材52を取り付けることも
できる。その他に、図5のようにバネ部材を取り付け
ず、指掛け部45を摺動させるために連結体40の上面
に設ける摺動窓40aの、ロッド44の先端側に切欠き
部40bを連設し、ロッド挿入孔24に先端を係止させ
たロッド44を回動させて、指掛け部45を切欠き部4
0bに挿入してロッド44を固定することができる。更
に、切欠き部40bを設けず、ロッド44の進退方向の
みの摺動窓40aであっても、ロッド挿入孔26に挿入
されたロッド44の先端は、天板30及び上部支柱20
の自重により挟持されており十分に固定できる。
きる組み立て式のコンテナでありながら、天板を取り外
し可能に取り付けることができ、コンテナを積み重ねる
ことができる。また、各種積載物の高さ寸法に適応する
ために、多段階に支柱の高さを細かく設定ができるの
で、積載効率を高めることができる上、連結体の中央部
にある回動レバーの操作によりロッドの先端を押し込
め、 上部支柱を上下動できるので、コンテナの組み立て
操作が容易となる。
す斜視図である。
視図である。
支柱、22・・下部支柱、30・・天板、40・・連結
体、44・・ロッド、50・・回動レバー、48・・枢
着点、50・・バネ部材。
Claims (2)
- 【請求項1】 平形パレットの四隅部に設けた受け部
へ、上部支柱を伸縮自在とする下部支柱を立設し、それ
らの上部支柱の各上端に天板の四隅部の嵌入管を夫々結
合させて組み立てられるコンテナであって、隣合う下部
支柱同士を連結する連結体により連結すると共に、その
連結体の両端に、ロッドをその先端が前記下部支柱内へ
突出可能に組み込む一方、前記上部支柱に前記ロッドの
先端を挿入可能なロッド挿入孔を長手方向に複数設ける
組み立て式コンテナ。 - 【請求項2】 前記ロッドの先端を下部支柱内に突出す
る方向へ付勢するバネ部材を備えるとともに、回動レバ
ーの枢着点を挾んだ二点に前記ロッドの基端を枢着する
請求項1記載の組み立て式コンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28838494A JP2657471B2 (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 組み立て式コンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28838494A JP2657471B2 (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 組み立て式コンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08143038A JPH08143038A (ja) | 1996-06-04 |
JP2657471B2 true JP2657471B2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=17729509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28838494A Expired - Lifetime JP2657471B2 (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 組み立て式コンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2657471B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10032812C2 (de) * | 1999-07-07 | 2003-08-21 | Ricoh Kk | Vorrichtung zur Beförderung und Speicherung von Waren |
CN105501620B (zh) * | 2015-12-17 | 2017-09-19 | 探循包装科技(上海)有限公司 | 一种可折叠的托盘 |
DE202017103067U1 (de) * | 2017-03-13 | 2018-06-14 | W & K Metallverarbeitung Gmbh | Stapelvorrichtung für Paletten |
KR102024173B1 (ko) * | 2019-01-02 | 2019-09-23 | 장시혁 | 폭과 높이 조절이 가능한 파레트용 조립식 선반구조물 |
-
1994
- 1994-11-22 JP JP28838494A patent/JP2657471B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08143038A (ja) | 1996-06-04 |
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