JP2655743B2 - 2色縫いミシン - Google Patents

2色縫いミシン

Info

Publication number
JP2655743B2
JP2655743B2 JP2202637A JP20263790A JP2655743B2 JP 2655743 B2 JP2655743 B2 JP 2655743B2 JP 2202637 A JP2202637 A JP 2202637A JP 20263790 A JP20263790 A JP 20263790A JP 2655743 B2 JP2655743 B2 JP 2655743B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sewing
thread
color
data
code
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2202637A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0489089A (ja
Inventor
文夫 和田
稔 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Juki Corp filed Critical Juki Corp
Priority to JP2202637A priority Critical patent/JP2655743B2/ja
Publication of JPH0489089A publication Critical patent/JPH0489089A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2655743B2 publication Critical patent/JP2655743B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、模様縫いミシンに関し、特に2色の糸で布
上に模様を縫製する2色縫いミシンに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来この種のミシンとして、上糸と下糸に異なる色の
糸を使用し、所定の縫製区域で上糸の糸繰り出し量を変
更して下糸が布上に表れる様に縫製し、それ以外の縫製
区域では上糸が布上に表れる様に上糸を通常の糸繰り出
し量で縫製して模様を上・下糸の2色で縫製している。
しかし、この様な2色縫いミシンでは2色模様を自動
的に縫製する為に、縫製模様の縫製データ中に予め該糸
繰り出し量を指示する糸量データを含ませている。
したがって、同一模様を縫製する場合に1色縫いする
場合には1色縫い用の縫製データが必要となり、他方、
該模様を2色縫いする場合には2色縫い用の縫製データ
が必要となる。この為、同一模様について1色縫いと2
色縫い用の縫製データを作成する必要があり、縫製デー
タの作成効率が悪いという欠点を有する。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明はこの点を改良するもので、縫製模様の2色縫
い縫製データを用いて該縫製模様を1色縫いでも2色縫
いでも縫製できる2色縫いミシンを提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、縫製データ中に含まれる2色縫いの為の糸
繰り出し量指示データを有効または無効にするための手
段を備える様に構成した。
〔作用〕
従って、1個の縫製データを用いて縫製模様を必要に
応じて1色縫い或は2色縫いを行うことができる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明一実施例の要部ブロック構成図を示
す。
第1図において、主軸パルスが模様発生器1に入力さ
れ、この模様発生器1の出力は判別器2に接続されてい
る。この判別器2の出力は糸繰り出し量指示データの選
別器3および擬似パルス発生器7に接続されている。更
に、該判別器2の出力は一般的な模様縫製機構8に接続
されている。該選別器3の出力は直接に又はスイッチ
(指示手段)4を介して自動糸調子演算式選択装置(糸
繰り出し量設定手段)5に接続され、該自動糸調子演算
式選択装置5の出力は自動糸調子器6に接続されてい
る。
第2図は本発明一実施例のフローチャートを示す。
第3図は上糸に白、下糸に赤を用いて第4図に示す縫
製模様を、2色縫いの場合には区間を白、区間
を赤、区間を白、区間を赤で縫製し、1色縫い
の場合には全区間を白で縫製する為の縫製データを示
す。第3図において、コードAは布上に上糸(白)が表
れる通常縫いの上糸繰り出し量を指示する糸繰り出し量
指示データを示し、コードBは布上に上糸とともに下糸
(赤)が表れる様な上糸繰り出し量を指示する糸繰り出
し量指示データを示す。この各々のコードの後には各縫
点の縫製データが書き込まれている。
尚、以下の説明において糸繰り出し量を必要に応じて
単に「糸量」と言う。
〔動作〕
この様に構成した本発明一実施例の特徴ある動作を説
明する。
まず、第4図に示す縫製模様を2色縫いする場合を説
明する。
操作者は予め縫製模様(本例では第4図の縫製模様)
を選択する。
更に、操作者は予め1色縫い又は2色縫いの選択を行
う。即ち、2色縫いの場合にはスイッチ4を予め閉路す
る。これは本発明の特徴である。
この状態で、主軸パルスが入力する毎に、模様発生器
1から縫製模様に対応して記憶された縫製データ(本例
では第3図の縫製データ)の各々が読出される(第2図
ブロック11および12、以下単に「ブロック」と言
う。)。
該縫製データは判別器2で各縫点の縫製データか糸繰
り出し量指示データか判別される(ブロック13)。第3
図の縫製データの最初の縫製データはコードAであり、
該判別器2がこれを判別し、コードは選別器3に送ら
れ、コードAであることが選別される(ブロック14)。
コードAである場合には、そのまま自動糸調子演算式
選択装置5に送られ、該自動糸調子演算式選択装置5で
該コードAが指示する糸量演算式が選択され、その演算
結果に基づいて自動糸調子器6がコードAが指示する上
糸量を繰り出す様に設定される(ブロック15)。
また、判別器2がコードを判別すると擬似パルス発生
器7に擬似パルスを発生させ模様発生器1が再び起動さ
れ、次ぎの主軸パルスが入力する間に次ぎの縫製データ
即ち前記区間の第1針の縫点の縫製データを発生させ
る。判別器2で縫製データが縫点の縫製データと判別さ
れると該糸量と各縫点の縫製データとに基づいて模様縫
製機構8が駆動され模様が縫製される(ブロック12、1
3、16)。同様な動作で区間が上糸(白)で縫製さ
れる(ブロック11〜13、16)。
模様発生器1からコードBが発生されると、これが判
別器2および選別器3により検出される(ブロック11〜
14)。スイッチ4は閉路されているので該コードBは自
動糸調子演算式選択装置5に入力し、該自動糸調子演算
式選択装置5で該コードBが指示する糸量演算式が選択
され、その演算結果に基づいて自動糸調子器6がコード
Bが指示する上糸量を繰り出す様に設定される(ブロッ
ク18)。この状態で、上述の動作と同様な動作が行われ
区間が下糸(赤)が布上に露出した状態で縫製され
る(ブロック11〜13、16)。
以下同様な動作が繰り返され、縫製模様が縫製データ
に従って区間が白、区間が赤、区間が白、
区間が赤の2色で縫製される。
次ぎに、第3図の縫製データにより第4図の縫製模様
を1色で縫製する場合を説明する。
1色縫いの場合にはスイッチ4を予め開路する。これ
は本発明の特徴である。
この状態で、上述の動作と同様に、主軸パルスが入力
する毎に、模様発生器1から縫製模様に対応して記憶さ
れた縫製データの各々が読出される(ブロック11および
12)。
該縫製データは判別器2で各縫点の縫製データか糸繰
り出し量指示データか判別される(ブロック13)。第3
図の縫製データの最初の縫製データはコードAであり、
該判別器2がこれを判別し、コードは選別器3に送ら
れ、コードAであることが選別される(ブロック14)。
コードAである場合には、そのまま自動糸調子演算式
選択装置5に送られ、該自動糸調子演算式選択装置5で
該コードAが指示する糸量演算式が選択され、その演算
結果に基づいて自動糸調子器6がコードAが指示する上
糸量を繰り出す様に設定される(ブロック15)。
次いで、縫製データが模様発生器1から読出され、判
別器2で該縫製データが縫点の縫製データと判別される
と該糸量と各縫点の縫製データとに基づいて模様縫製機
構8が駆動され、上述と同様な動作で区間が上糸
(白)で縫製される(ブロック11〜13、16)。
模様発生器1からコードBが発生されると、これが判
別器2および選別器3により検出される(ブロック11〜
14)。
しかし、1色縫いの場合には、スイッチ4は開路され
ているので該コードBは自動糸調子演算式選択装置5に
入力せず、該自動糸調子演算式選択装置5は先に入力し
たコードAが指示する糸量演算式を選択したままに保持
され、自動糸調子器6もコードAが指示する上糸量を繰
り出す様に設定されたままに保持され、上述の動作と同
様な動作で区間が上糸(白)で縫製される(ブロッ
ク14、17、11〜13、16)。
以下同様な動作が繰り返され、縫製模様が1色縫いさ
れる。
ここで、コードA、Bの判別は、一例としてビット構
成の該コードの任意のビットを判別ビットに使用する等
の手段で成就される。
また、上記実施例はコードBが布上に下糸(赤)が露
出する様な1種類の上糸繰り出し量を指示する糸繰り出
し量指示データを示したが、上糸量を2種類指示させる
為にコードBが2種類のコードB1およびB2を含む様に構
成し、スイッチ4のONのときはコードB1を自動糸調子演
算式選択装置5に入力し、OFFのときはコードB2を自動
糸調子演算式選択装置5に入力する様に構成しても良
い。これにより、コードB2よりコードB1の指示する糸繰
り出し量を少なくすればコードB1による縫製はコードB2
による縫製より布上に下糸がより多く表れた2色縫いが
行われる。
〔効果〕
以上説明した様に、本発明によれば縫製データ中に含
まれた2色縫いの為の糸量指示データを有効または無効
にするための手段を備える様に構成した。
従って、1個の縫製データを用いて縫製模様を必要に
応じて1色縫い或は2色縫いを行うことができ、縫製デ
ータの作成効率を向上させることができる効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の要部ブロック構成図。 第2図は本発明一実施例のフローチャート。 第3図は本発明一実施例の縫製データの説明図。 第4図は本発明一実施例による縫製状態の説明図。 1……模様発生器 2……判別器 3……選別器 4……スイッチ 5……自動糸調子演算式選択装置 6……自動糸調子器 7……擬似パルス発生器 8……模様縫製機構

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各縫点の縫製データと1色縫い部分用の第
    1の糸繰り出し量指示データと2色縫い部分用の第2の
    糸繰り出し量指示データとを記憶した模様発生回路と、 該糸繰り出し量指示データに基づいて糸繰り出し量が設
    定される糸調子設定器と、 該糸繰り出し量と該縫製データとに基づいて縫製模様を
    縫製する縫製機構と、 を備えた2色縫いミシンにおいて、 前記第2の糸繰り出し量指示データを無効にすることを
    指示する為の指示手段と、 前記指示手段による無効指示中は、前記第2の糸繰り出
    し量指示データを無効にして、前記2色縫い部分につい
    て前記第1の糸繰り出し量指示データに基づく糸繰り出
    し量を糸調子設定手段に設定する糸繰り出し量設定手段
    と、 を備えたことを特徴とする2色縫いミシン。
JP2202637A 1990-07-31 1990-07-31 2色縫いミシン Expired - Fee Related JP2655743B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2202637A JP2655743B2 (ja) 1990-07-31 1990-07-31 2色縫いミシン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2202637A JP2655743B2 (ja) 1990-07-31 1990-07-31 2色縫いミシン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0489089A JPH0489089A (ja) 1992-03-23
JP2655743B2 true JP2655743B2 (ja) 1997-09-24

Family

ID=16460638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2202637A Expired - Fee Related JP2655743B2 (ja) 1990-07-31 1990-07-31 2色縫いミシン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2655743B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2649797B2 (ja) * 1987-03-27 1997-09-03 蛇の目ミシン工業株式会社 二色縫いミシン

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0489089A (ja) 1992-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4498078A (en) Sewing machine with a voice warning device
JP2655743B2 (ja) 2色縫いミシン
US4489436A (en) Device for vocally indicating causes of abnormal conditions of a sewing machine
US4936232A (en) Embroidering system
US20080196645A1 (en) Multimedia information selection apparatus, sewing machine, and multimedia information selection program and sewing program recorded on computer-readable recording medium
US4781134A (en) Zigzag sewing machine with a back stitch forming apparatus
US4409915A (en) Switch control method of an electronic sewing machine
JP4160776B2 (ja) ミシン
JP3429792B2 (ja) 上糸色替え補助機能付きミシン
US6782837B1 (en) Sewing machine with pattern indicating device
JP4132139B2 (ja) オーバロックミシン
JP2837009B2 (ja) 2色縫いミシン
JPH0318915B2 (ja)
JP3377537B2 (ja) 電子ミシン
JPS6121112B2 (ja)
JPH06142353A (ja) ミシン
KR810001590B1 (ko) 미싱의 매듭꿰매기장치
JP2632313B2 (ja) ミシンの模様選択装置
JPH10165675A (ja) ボタンホール縫い機能を備えたミシン
JP2879274B2 (ja) 模様縫いにおける自動糸切りミシン
JPH1176665A (ja) 刺繍データ作成装置
JPH08131676A (ja) 縫製可能な模様を表示可能な刺繍ミシン
JPH0759974A (ja) コンピュータミシンの返し縫い装置
JPH0632728B2 (ja) ミシンの自動糸繰り出し制御装置
JP3973272B2 (ja) 刺繍データ作成装置

Legal Events

Date Code Title Description
S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees