JP2655680B2 - レベル付け通信制御方式 - Google Patents

レベル付け通信制御方式

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JP2655680B2 JP63135113A JP13511388A JP2655680B2 JP 2655680 B2 JP2655680 B2 JP 2655680B2 JP 63135113 A JP63135113 A JP 63135113A JP 13511388 A JP13511388 A JP 13511388A JP 2655680 B2 JP2655680 B2 JP 2655680B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 複数の階層にレベル付けを行って通信制御するレベル
付け通信制御方式に関し、 各階層がレベル設定を行い、これに対応したREADYキ
ューにエンキューして走行レベルの高いプログラムに順
次実行権を渡し、頻繁に発生する通信制御を優先的に行
うことを目的とし、 自己の階層の走行レベルを予め設定するレベル設定部
と、走行レベルに対応づけた複数のREADYキューと、各
階層のレベル設定部から通知された走行レベル情報に基
づいて、実行要求のあったプログラムを、対応する走行
レベルの上記READYキューに動的にエンキューして実行
権の獲得順序を制御するREADYキュー制御部とを備え、
これらのREADYキューにエンキューされているより高い
走行レベルのプログラムに順次実行権を渡して通信制御
するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、複数の階層にレベル付けを行って通信制御
するレベル付け通信制御方式に関するものである。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕
従来の通信制御アダプタは第5図に示すように構成さ
れている。ここで、プロトコル制御プログラムP1ないし
P3は、OSIのように階層(レイヤ)構造を持ち、夫々の
階層のプロトコル制御を行うものである。これらP1ない
しP3の実行は、モニタプログラムが1つのREADYキュー
につないでその実行権を管理している。
通信制御は、第6図に示すように、上位層レベル(例
えばP1、トランスポート層)間でデータ転送を行うと、
下位層(例えばP2、ネットワーク層)間ではそれに伴う
応答制御が図示のように行われる。このため、P1がデー
タ転送を1回行うと、P2、P3は数倍(2n、nは階層数)
のデータ転送(送受信)を行う必要があり、下位層のプ
ロトコル制御プログラムほど、頻繁に実行権を獲得する
必要がある。
しかし、従来の第5図構成は、1つのREADYキューに
よる実行権の獲得制御を行っていたため、先にREADYキ
ューに接続されているプロトコル制御プログラムが全て
の処理を終わり、WAIT状態になるまで、新たな事象(応
答の受信、送信完了など)の処理に対して実行権か渡ら
ず、頻繁に動作すべき下位層のプロトコル制御プログラ
ムによる処理に遅延が生じてしまうという問題があっ
た。
本発明は、各階層がレベル設定を行い、これに対応し
たREADYキューにエンキューして走行レベルの高いプロ
グラムに順次実行権を渡し、頻繁に動作すべき通信制御
を優先的に行うことを目的としている。
〔課題を解決する手段〕
第1図を参照して課題を解決する手段を説明する。
第1図において、READYキュー制御部2−1は、実行
要求のあったプログラム(タスク)について、該当する
走行レベルのREADYキューにエンキューして実行権を渡
す順序を管理するものである。
READYキュー2−2は、複数の走行レベルに対応して
設けたREADYキューから構成され、プログラムの実行権
の順序を管理するものである。
レベル設定部4は、各階層のプログラムの実行権の走
行レベル(優先度)を設定するものである。
〔作用〕
本発明は、第1図に示すように、起動時に各階層のプ
ログラムのレベル設定部4が自己の階層の走行レベルを
READYキュー制御部2−1に通知したことに対応して、R
EADYキュー制御部2−1が実行要求を受けたプログラム
(タスク)について該当走行レベルのREADYキュー2−
2にエンキューし、走行レベルのより高いREADYキュー
にエンキューされているプログラムに実行権を渡して通
信制御するようにしている。
従って、各階層をレベル付けし、実行要求のあったプ
ログラム(タスク)について該当走行レベルのREADYキ
ューにエンキューし、走行レベルのより高いプログラム
に実行権を渡して通信処理を効率的に実行することが可
能となる。
〔実施例〕
次に、第1図から第4図を用いて本発明の1実施例の
構成および動作を順次詳細に説明する。
第1図において、通信制御アダプタ1は、アプリケー
ションプログラムからの通信要求に対応して、相手先に
データを転送したり、あるいは相手先からデータ転送さ
れてきたデータをアプリケーションプログラムに渡した
りするものである。
モニタプログラム2は、各階層の通信制御プログラム
の実行権を管理などするものであって、実行要求に対応
して該当走行レベルのREADYキュー2−2にエンキュー
して実行権を渡す順序を管理するREADYキュー制御部2
−1、および各走行レベルに対して夫々設けたREADYキ
ュー2−2などから構成されている。
レベル設定部4は、各階層の通信制御プログラムの走
行レベルを起動時などにREADYキュー制御部2−1に通
知するものである。
トンラスポート層(T層、4階層)5、ネットワーク
層(N層、3階層)6、データリンク層(D層、2階
層)7、物理層(1階層)8は、通信制御プログラムの
階層例を示す。
本体(端末)10は、通信制御アダプタ1に対してデー
タを通信依頼したり、および受信したデータを受け取っ
たりする主体である。
次に、第2図および第3図を用いて、レベル設定部4
が起動時などに自己の階層の走行レベルの設定を行う手
順を説明する。
第2図において、は、SGP(システム・ゼネレーシ
ヨン・パラメータ)を獲得する。これは、本体側のアプ
リケーションプログラムが通信制御アダプタ1を起動し
たことに対応して、各階層であるトランスポート層5な
どの各レベル設定部4が、自己の階層のSGPとしてプロ
トコルタイマ値、リトライ値、および本実施例に係わる
走行レベルなどを獲得することを意味している。
は、レベル設定部4がS.CHGLVL(S.チェンジ・レベ
ル)コマンドをモニタプログラム2に発行して、各階層
の走行レベルを通知する。これに対応して、第3図に
示すように走行レベルを格納したPCB(プログラム制御
表)が静的に各階層毎に作成される。この際、最も頻繁
に動作すべきプログラム(例えば物理層8の通信制御プ
ログラム)の走行レベルを最も高く、動作頻度の最も少
ないプログラム(例えばトランスポート層5の通信制御
プログラム)の走行レベルを最も低くする。
は、各種初期化を行う。
以上の処理によって、モニタプログラム2を構成する
READYキュー制御部2−1が、トランスポート層5など
の各階層の走行レベルを格納したPCBを静的に夫々作成
する。
次に、第4図フローチャートを用いて本発明の通信制
御の動作を説明する。
第4図において、は、現在走行中のプログラムがあ
れば、その動作状態を退避し、READYキュー2−2の先
頭に残しておく。
は、該当プログラムに対応する走行レベルのREADY
キューに接続する。これら、は、例えばトンラスポ
ート層5の通信制御プログラムが実行権を獲得して作動
中に、最も走行レベルの高い物理層8の通信制御プログ
ラムに対する実行要求(第3図実行要求)が発生した
場合(例えば回線より電文を受信し、待ち事象(WAIT)
が解決した場合)、当該物理層8の通信制御プログラム
を最も高いレベルのREADYキューに接続(第3図エン
キュー)した後、この最も高いレベルの物理層8の通信
制御プログラムに実行権を渡す。この時、走行中であっ
たトンラスポート層5の通信制御プログラムはもとのRE
ADYキューの先頭につないだままにしておく。
は、各走行レベルのREADYキューをチェックし、最
も高い走行レベルのプログラムに実行権を渡す。
は、各プログラムにおいて、発生したイベント(実
行要求)に対応したプロトコル処理を行う。
は、処理が終了したら、新たなイベント待ちのWAIT
に入る。
は、該当プログラムをREADYキューから外す(デキ
ューする)。そして、以下を繰り返し実行する。
以上のように、新たなイベントが発生した場合に該当
レベルのREADYキューにエンキューし、より高いレベル
のREADYキューにエンキューされているプログラムに実
行権を優先的に与えて、該当プロトコル処理を効率的に
行うことが可能となる。
ここで、本発明を第6図に示すようなデータ転送のプ
ロトコルシーケンス例に適用した場合の処理を説明す
る。第6図にあるようなP1層間でデータ転送が発生し、
相手局からの応答処理を受け付けると、自局ではP1の下
位層であるP2とP3が応答を受け付けたことを確認したこ
とを相手局に通知する確認応答を行う(第3項第14行目
ないし第4項第4行目参照)。下位層では、例えば転送
データを複数のパケットに分割した各電文データ毎に確
認応答を行うため、上位層より一度の確認応答時にかか
る処理が多い。従って、本発明を適用し、下位層のプロ
グラムの走行レベルを最も高く設定しておけば、P1層間
でのデータ転送に対してP3層の受信及び確認応答処理中
に新たなイベントが発生しても、第4図で説明したよう
に最も高い走行レベルのプログラムでのプロトコル処理
が終了するまでは次のイベントの処理は行えないため、
P3層の確認応答電文通知処理を終了するまでの通信制御
を優先的に行うことが可能となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、各階層をレベ
ル付けし、実行要求があったイベントについて該当走行
レベルのREADYキューにエンキューし、走行レベルのよ
り高い階層の通信制御プログラムに実行権を渡す構成を
採用しているため、頻繁に発生するプロトコル処理を優
先的に処理することができる。また、各通信制御プログ
ラムのプロトコル処理に要する時間が自己の階層以下の
プログラムの動作時間を考慮するだけでよくなるため、
各階層毎のタイマ値を独立かつ容易に決定することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例構成図、第2図は本発明に係
わる前処理フローチャート、第3図は本発明の動作説明
図、第4図は本発明の動作フローチャート、第5図は従
来技術の構成図、第6図はデータ転送のプロトコルシー
ケンス例を示す。 図中、1は通信制御アダプタ、2はモニタプログラム、
2−1はREADYキュー制御部、2−2はREADYキュー、4
はレベル設定部、5ないし8は各階層の通信制御プログ
ラム、10は本体(端末)、11はアプリケーションプログ
ラムを表す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の階層にレベル付けを行って通信制御
    するレベル付け通信制御方式において、 自己の階層の走行レベルを予め設定するレベル設定部
    (4)と、 走行レベルに対応づけた複数のREADYキュー(2−2)
    と、 各階層のレベル設定部(4)から通知された走行レベル
    情報に基づいて、実行要求のあったプログラムを、対応
    する走行レベルの上記READYキュー(2−2)に動的に
    エンキューして実行権の獲得順序を制御するREADYキュ
    ー制御部(2−1)とを備え、 これらのREADYキュー(2−2)にエンキューされてい
    るより高い走行レベルのプログラムに順次実行権を渡し
    て通信制御するように構成したことを特徴とするレベル
    付け通信制御方式。
JP63135113A 1988-06-01 1988-06-01 レベル付け通信制御方式 Expired - Lifetime JP2655680B2 (ja)

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JPH01304561A JPH01304561A (ja) 1989-12-08
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