JP2655036B2 - 光学物品の製造方法 - Google Patents

光学物品の製造方法

Info

Publication number
JP2655036B2
JP2655036B2 JP5007901A JP790193A JP2655036B2 JP 2655036 B2 JP2655036 B2 JP 2655036B2 JP 5007901 A JP5007901 A JP 5007901A JP 790193 A JP790193 A JP 790193A JP 2655036 B2 JP2655036 B2 JP 2655036B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
inorganic
optical article
substrate
coat film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5007901A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05341106A (ja
Inventor
悦男 岡上
幹人 中島
隆夫 最上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from JP61010468A external-priority patent/JP2622541B2/ja
Priority to JP61010468A priority Critical patent/JP2622541B2/ja
Priority to FR8700257A priority patent/FR2598520B1/fr
Priority to DE19873701654 priority patent/DE3701654A1/de
Priority to JP5007901A priority patent/JP2655036B2/ja
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Publication of JPH05341106A publication Critical patent/JPH05341106A/ja
Priority to US08/183,105 priority patent/US5622784A/en
Priority to US08/324,066 priority patent/US5783299A/en
Publication of JP2655036B2 publication Critical patent/JP2655036B2/ja
Application granted granted Critical
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無機コート膜の表面状
態の改質方法に関する。
【0002】
【従来の技術】真空蒸着法、イオンプレーテイング法、
スパッタリング法等によって得られる無機コート膜は、
眼鏡、レンズ等光学材料の反射防止膜、ハードコート
膜、各種機能性膜に広く用いられている。特にSiO2
膜は、その基板との付着力、硬度、取扱易さなどの点で
幅広く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、SiO2等の
無機コート膜は、Si,Na,Ca,等の不純物を含む
水滴が付着した場合、乾燥する過程に於て不純物が無機
コート膜表面に残り、無機コート膜と強固に結合し、い
わゆるヤケ現象を起こす。
【0004】また、蒸着による膜はバルクに比べ一般に
密度が小さく、膜内での水分子、気体分子等の移動も容
易であると考えられる。その為、水分子等が膜の表面に
吸着、その後拡散により膜と基材の界面に達し膜と基材
の密着性に悪影響を及ぼすなど、耐久性の低下を招いて
いた。
【0005】さらに、無機コート膜にシラン化合物を反
応させる際、DiP法、スピンナー法、スプレー法、等
により塗布して反応させる方法を用いると、塗布膜厚を
調整するためにシラン化合物を希釈するための溶媒が必
要となる。また、表面との反応に寄与しなかったシラン
化合物を洗浄するための溶媒も必要である。水酸基を有
する水系、アルコール系の溶媒は、溶媒とシラン化合物
が反応したり、溶解性、洗浄性が悪いため、使用するこ
とが困難である。そのため、いままでは人体に有害な溶
媒、環境に有害な溶媒(例えばフロン)を使用すること
が一般的であった。フロンに関してはオゾン層破壊物質
として世界的に全廃の動きがあり、環境保護の面からも
使用を絶対に避けなければならない。
【0006】また、DiP法、スピンナー法、スプレー
法の場合、真空中で形成した無機コート膜を、真空槽内
から取り出して新たな工程を増す必要があり、洗浄工程
も付設しなければならず効率的でなかった。更に塗布法
では、塗布膜厚を厳密に制御することが難かしく、希釈
溶媒を添加し、所望の膜厚を得る必要があった。
【0007】そこで本発明は、この様な問題点を解決す
るもので、その目的とするところは、無機コート膜の表
面状態を改質し、上記に挙げたようなヤケ現象を解消で
きうる機能を効率的に、かつフロンなどの環境に有害な
溶媒を使用することなく表面に持たせるところにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の光学物品の製造
方法は、基材を真空状態におき、この基材の上方に、光
学特性を有する無機コート膜を形成する第1の工程と、
真空状態におかれた前記基材の無機コート膜の表面に、
疎水性基を有する気体状の有機シラン化合物を導入し、
前記無機コート膜表面と前記有機シラン化合物とを真空
中で反応させる第2の工程と、しかる後に、前記基材を
大気中に取り出す第3の工程と、をこの順序で有するこ
とを特徴とする。前記無機コート膜としては、主として
Si0 2 を含む層を最表層として持つ単層膜又は多層膜
を用いることができる。また、前記無機コート膜として
は、合成樹脂基材上、又はハードコート層を有する合成
樹脂基材上、に形成された反射防止性を用いることがで
きる。
【0009】無機コート膜に処理を行うには、すでに基
材上に存在しているコート膜の性質、密着性、耐久性を
低下させずに処理を行なう必要がある。その為には、密
着性、耐久性を低下させない温度及び環境で、かつ反射
防止膜等の分光特性に影響を与えないなど、膜全体に影
響を与えない程度の表面付近で反応を行う処理が望まし
い。本発明で用いるシラン化合物は、表面水酸基の存在
下で、膜表面と反応する基を有する物質を用いることが
出来る。例えば、ハロゲン化シラン化合物が挙げられ
る。ハロゲン化シラン化合物は、水酸基の存在下で、S
iO2膜表面に対して下式に示すような脱塩酸反応が起
こり、水酸基の存在する表面の反応に非常に有効であ
る。
【0010】
【化1】
【0011】本発明で用いるシラン化合物としては、ト
リメチルクロロシラン、ジメチルジクロロシラン、メチ
ルトリクロロシラン、ジエチルジクロロシラン、トリク
ロロシラン、クロロメチルトリクロロシラン、メチルジ
クロロシラン、1,2−ジブロモエチルトリクロロシラ
ン、ビニルトリクロロシラン、1,2−ジクロロエチル
トリクロロシラン、1−クロロエチルトリクロロシラ
ン、2−クロロエチルトリクロロシラン、クロロメチル
メチルジクロロシラン、エチルトリクロロシラン、エチ
ルジクロロシラン、ジメチルクロロシラン、3,3,3
−トリフルオロプロピルトリクロロシラン、2−シアノ
エチルトリクロロシラン、アリルトリクロロシラン、3
−ブロモプロピルトリクロロシラン、メチルビニルジク
ロロシラン、3−クロロプロピロトリクロロシラン、ジ
クロロメチルジメチルクロロシラン、n−プロピルトリ
クロロシラン、クロロメチルジメチルクロロシラン、エ
チルメチルジクロロシラン、エトキシメチルジクロロシ
ラン、ジメトキシメチルクロロシラン、ジビニルジクロ
ロシラン、3−シアノプロピルトリクロロシラン、メチ
ル−3,3,3,−トリフルオロプロピルジクロロシラ
ン、アリルメチルジクロロシラン、ジメチルビニルクロ
ロシラン、n−ブチルトリクロロシラン、3−クロロプ
ロピルメチルジクロロシラン、イソブチルトリクロロシ
ラン、メチルプロピルジクロロシラン、ジエトキシジク
ロロシラン、3−シアノプロピルメチルジクロロシラ
ン、アリルジメチルクロロシラン、ペンチルトリクロロ
シラン、3−クロロプロピルジメチルクロロシラン、ブ
チルメチルジクロロシラン、ジメチルプロピルクロロシ
ラン、ジメチルイソプロピルクロロシラン、3,3,
4,4,5,5,6,6,6,−ノナフルオロヘキシル
トリクロロシラン、4−クロロフェニルトリクロロシラ
ン、フェニルトリクロロシラン、フェノキシトリクロロ
シラン、フェニルジクロロシラン、ジアリルジクロロシ
ラン、シクロヘキシルトリクロロシラン、3−シアノプ
ロピルジメチルクロロシラン、ヘキシルトリクロロシラ
ン、メチルペンチルジクロロシラン,tert−ブチル
ジメチルクロロシラン、トリエチルクロロシラン、3,
3,4,4,5,5,6,6,6−ノナフルオロヘキシ
ルメチルジクロロシラン、ベンジルトリクロロシラン、
p−トリルトリクロロシラン、メチルフェニルジクロロ
シラン、メチルフェニルクロロシラン、6−トリクロロ
シリル−2−ノルボルネン、2−トリクロロシリルノル
ボルネン、シクロヘキシルメチルジクロロシラン、ヘプ
チルトリクロロシラン、ヘキシルメチルジクロロシラ
ン、フェニルビニルジクロロシラン、β−フェネチルト
リクロロシラン、ジメチルフェニルクロロシラン、2−
(4−シクロヘキセニルエチル)トリクロロシラン、2
−メチルジクロロシリルノルボルネン、3−メタクリル
オキシプロピルメチルジクロロシラン、オクチルトリク
ロロシランン、ヘプチルメチルジクロロシラン、ジブチ
ルジクロロシラン、アニルフェニルジクロロシラン、ク
ロロメチルフェニルエチルトリクロロシラン、メチルフ
ェニルビニルクロロシラン、3−クロロプロピルフェニ
ルジクロロシラン、2−フェニルプロピルトリクロロシ
ラン、メチル−β−フェネチルジクロロシラン、ベンジ
ルジメチルクロロシラン、ノニルトリクロロシラン、メ
チルオクチルジクロロシラン、トリプロピルクロロシラ
ン、tert−ブチルフェニルジクロロシラン、デシル
トリクロロシラン、ジメチルオクチルクロロシラン、デ
シルメチルジクロロシラン、ジフェニルジクロロシラ
ン、ジフェニルジフルオロシラン、ジフェニルクロロシ
ラン、ドデシルトリクロロシラン、ジヘキシルジクロロ
シラン、トリブチルクロロシラン、ジフェニルメチルク
ロロシラン、ドデシルメチルジクロロシラン、ジフェニ
ルビニルクロロシラン、テトラデシルトリクロロシラ
ン、トリフェニルクロロシラン。トリヘキシルクロロシ
ラン、メチルオクタデシルジクロロシラン、エイコシル
トリクロロシラン、ジメチルオクタデシルクロロシラ
ン、トリベンジルクロロシラン、ドコシルトリクロロシ
ラン、ドコシルメチルジクロロシラン、1,2−ビス
(トリクロロシリル)エタン、1,2−ビス(メチルジ
クロロシリル)エタン、1,1,3,3,−テトラメチ
ル−1,3−ジクロロジシロキサン、1,2−ビス(ジ
メチルクロロシリル)エタン、1,4−ビス(ジメチル
クロロシリル)ベンゼン、1,3−ジクロロテトライソ
プロピルジシロキサン、1,1,3,3,5,5,−ヘ
キサメチル−1,5−ジクロロトリシロキサン、1,7
−ジクロロオクタメチルテトラシロキサン、などが挙げ
られる。
【0012】疎水性の基を有するシラン化合物を用いる
ことにより、水によるヤケの防止、膜の耐水性の向上、
水による密着性の低下の防止が期待できる。更に摩擦係
数の低下が伴えば、膜の耐摩耗性の向上が期待できる。
【0013】有機シラン化合物を無機コート膜に反応さ
せるには、真空雰囲気中で有機シラン化合物ガスを無機
コート膜と反応させる方法を用いることが出来る。例え
ば真空槽内で無機コート膜を形成後、シラン化合物ガス
を導入し反応させてもよい。また、無機コート膜形成
後、Arガス等のプラズマ雰囲気中にシラン化合物ガス
を導入し、反応性蒸着、反応性イオンプレーティング等
を行うことも可能である。
【0014】シラン化合物との反応性を高めるために前
処理として、無機コート膜表面に、洗浄、薬品処理、プ
ラズマ処理を行うとより効果的である。反応に用いるシ
ラン化合物は、単体で用いても良いし、複数で用いるこ
とも可能である。
【0015】今まで述べた処理は、SiO2、を主とし
て含む無機コート膜表面に可能である。 以下、実施例
に基づき本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらに
限定されるものではない。
【0016】
【実施例】(実施例1) ジエチレングリコールビス(アリルカーボネート)製樹
脂からなる合成樹脂製レンズをアセトンで洗浄し、その
後真空蒸着法により基板温度50℃で合成樹脂製レンズ
表面に反射防止処理を行った。膜構成は、レンズ側から
SiO2がλ0/4,ZrO2層とSiO2層の合計膜厚が
λ0/4,ZrO2層がλ0/4,最上層のSiO2層がλ
0/4とした。最上層のSiO2層を形成後、SiO2
面をアルゴンガスプラズマで1分間表面処理を行った後
にメチル−3,3,3,−トリフロロプロピルジクロロ
シランを5cc/分の割合で真空内へ2分間導入し
た。そのときの表面温度は55℃であった。処理後の外
観は処理前とほとんど変化がなかった。
【0017】得られたコート膜の評価方法は、以下に示
す方法を用いた。
【0018】 ヤケ性:水道水をコート膜表面にたら
し乾燥させた後、布で残留物を拭き取った。残留物が残
ればC、完全に拭き取れればA、一部残ればBと評価し
た。
【0019】 耐摩耗性:コート膜表面を布で1kg
の荷重をかけ1000回摩擦した。傷のついた度合を以
下の3段階に分けて評価した。
【0020】A: 全く傷がつかない。
【0021】B: 1〜10本、細かい傷がつく。
【0022】C: 細かく無数に傷がつく。
【0023】 密着性:30℃の純水に1週間浸漬し
た後、コート膜の密着性を調べた。コート膜の密着性
は、JISD−0202に準じてクロスカットテープ試
験によって行った。即ち、ナイフを用い、レンズ表面に
1mm間隔に切れ目をいれ、1mm2のマス目を100
個形成させる。次に、その上にセロファン粘着テープ
(日東化学(株)製”セロテープ”)を強く押し付けた
後、表面から90゜方向へ、急に引っ張り剥離した後、
コート膜被膜の残っているマス目を持って密着性指標と
した。
【0024】 接触角:接触角計(協和科学株式会社
製CA−D型)を用いて液法により測定した。
【0025】(実施例2)イソプロピルアルコールで洗
浄されたジエチレングリコールビス(アリルカーボネー
ト)製レンズを室温で5分間、5%水酸化ナトリウム水
溶液で処理を行い、以下に述べるコーティング液を、デ
ィッピング法により、液温5℃、引き上げ速度40cm
/minの条件で塗布した。次に熱風乾燥炉中で80℃
で30分、130℃で2時間加熱硬化させた。
【0026】コーティング液は次の様にして作製した。
【0027】攪拌装置を備えた反応容器中にエタノール
206部、エタノール分散コロイダルシリカ396部
(触媒化成工業株式会社製”オスカル1232”固形分
30%)、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ンの部分加水分解物 312部、フローコントロール剤
0.2部(日本ユニカー(株)製”L−7604”)及
び0.05N酢酸水溶液86部を加え、室温で3時間攪
拌をし、コーティング液とした。
【0028】上記の様にして得られたレンズに実施例1
と同様に反射防止処理を行い、その後真空槽内に3,
3,4,4,5,5,6,6,6−ノナフルオロヘキシ
ルメチルジクロロシランを、10cc/分の割合で真空
槽内へ1分間導入した。その後レンズを大気中に取り出
した。処理後の外観に特に変化はみられなかった。
【0029】(比較例1)実施例1で得られたメチル−
3,3,3−トリフロロプロピルジクロロシラン処理前
の反射防止付き合成樹脂製レンズを比較例1とした。
【0030】実施例と比較例の評価結果はまとめて表1
に示した。
【0031】
【表1】
【0032】本発明の光学物品の製造方法は、基材を真
空状態におき、この基材の上方に、光学特性を有する無
機コート膜を形成する第1の工程と、真空状態におかれ
た前記基材の無機コート膜の表面に、疎水性基を有する
気体状の有機シラン化合物を導入し、前記無機コート膜
表面と前記有機シラン化合物とを真空中で反応させる第
2の工程と、しかる後に、前記基材を大気中に取り出す
第3の工程と、をこの順序で有することを特徴とするの
で、無機コート膜及び表面の特性が変化し、従って、ヤ
ケ現象の防止、膜の耐水性、耐久性の向上、耐磨耗性の
向上などの効果があり、膜厚調整用の希釈溶媒、洗浄用
の溶媒(例えばフロン)を使用する必要がなくなり、地
球環境に優しい処理が可能となり、無機コート膜を形成
した基材を大気にさらすことなく処理することができ、
洗浄工程等の工程の削減が図れ、効率的であり、無機コ
ート膜表面上にゴミが付着するのを防止できるので、密
着性、耐久性に優れた表面処理を実現することが可能と
なり、無機コート膜の光学特性を損なうことなくヤケ現
象等を防止することが可能となる、という効果を有する
ものである。
【0033】
【0034】
【0035】本発明は、眼鏡レンズ、カメラレンズ、表
示用パネル、時計用カバーガラス、窓ガラス等の基材、
特に合成樹脂基材上に無機コート膜を使用した製品に適
用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 最上 隆夫 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−172245(JP,A) 特開 昭59−39714(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材を真空状態におき、この基材の上方
    に、光学特性を有する無機コート膜を形成する第1の工
    程と、 真空状態におかれた前記基材の無機コート膜の表面に、
    疎水性基を有する気体状の有機シラン化合物を導入し、
    前記無機コート膜表面と前記有機シラン化合物とを真空
    中で反応させる第2の工程と、 しかる後に、前記基材を大気中に取り出す第3の工程
    と、 をこの順序で有することを特徴とする光学物品の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光学物品の製造方法に
    おいて、 前記無機コート膜は、主としてSi0 2 を含む層を最表
    層として持つ単層膜又は多層膜であることを特徴とする
    光学物品の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の光学物品の製造方法に
    おいて、 前記無機コート膜は、合成樹脂基材上、又はハードコー
    ト層を有する合成樹脂基材上、に形成された反射防止性
    を有する膜であることを特徴とする光学物品の製造方
    法。
JP5007901A 1986-01-21 1993-01-20 光学物品の製造方法 Expired - Lifetime JP2655036B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61010468A JP2622541B2 (ja) 1986-01-21 1986-01-21 光学物品の製造方法
FR8700257A FR2598520B1 (fr) 1986-01-21 1987-01-13 Pellicule protectrice minerale
DE19873701654 DE3701654A1 (de) 1986-01-21 1987-01-21 Verfahren zur behandlung anorganischer ueberzuege
JP5007901A JP2655036B2 (ja) 1986-01-21 1993-01-20 光学物品の製造方法
US08/183,105 US5622784A (en) 1986-01-21 1994-01-18 Synthetic resin ophthalmic lens having an inorganic coating
US08/324,066 US5783299A (en) 1986-01-21 1994-10-14 Polarizer plate with anti-stain layer

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61010468A JP2622541B2 (ja) 1986-01-21 1986-01-21 光学物品の製造方法
JP5007901A JP2655036B2 (ja) 1986-01-21 1993-01-20 光学物品の製造方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61010468A Division JP2622541B2 (ja) 1986-01-21 1986-01-21 光学物品の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05341106A JPH05341106A (ja) 1993-12-24
JP2655036B2 true JP2655036B2 (ja) 1997-09-17

Family

ID=26342287

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5007901A Expired - Lifetime JP2655036B2 (ja) 1986-01-21 1993-01-20 光学物品の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2655036B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2865737A1 (fr) * 2013-10-28 2015-04-29 The Swatch Group Research and Development Ltd. Produit noble épilame

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58172245A (ja) * 1982-04-02 1983-10-11 Asahi Glass Co Ltd ガラスの表面処理剤
JPS5939714A (ja) * 1982-08-31 1984-03-05 Matsumoto Seiyaku Kogyo Kk 珪素酸化物被覆形成法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05341106A (ja) 1993-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5622784A (en) Synthetic resin ophthalmic lens having an inorganic coating
US9534160B2 (en) Method for manufacturing a substrate coated with mesoporous antistatic film, and use thereof in ophthalmic optics
JP6532228B2 (ja) 光学部材及び光学部材の製造方法
AU736642B2 (en) Antisoiling coatings for antireflective surfaces and methods of preparation
JP4159619B2 (ja) シラン水解物−アルミニウム化合物系の耐摩耗被覆組成物およびこれを用いた耐摩耗かつ耐衝撃被覆製品
JP3735136B2 (ja) 非湿潤性コーティング用組成物
JP4272165B2 (ja) 撥水性表面処理及び処理された物品
CN107407745B (zh) 用于生产具有防雾涂层的光学镜片的方法及光学镜片
US6465108B1 (en) Process for the production of articles covered with silica-base coats
EP0745568A1 (en) Autophobic water repellent surface treatment
JPH04224137A (ja) 非反応性表面を有するガラス物品及びその製造方法
KR20190020023A (ko) 자가-경화 혼합-금속 옥사이드
JP2622541B2 (ja) 光学物品の製造方法
JP2655036B2 (ja) 光学物品の製造方法
JP2782707B2 (ja) 光学物品の製造方法
TW202423937A (zh) 矽烷化合物
JP2590310B2 (ja) 無機コ−ト膜を有する光学物品の製造方法
JPH07119842B2 (ja) 無機コート膜を有する光学物品及びその製造方法
JPH01275486A (ja) ケイ酸塩性の加工材料からなる器物上の光沢貴金属彩飾模様
JP2000336334A (ja) シリカ系膜被覆物品および機能性膜被覆物品を製造する方法
JP2812121B2 (ja) 光学物品の製造方法
JP3120371B2 (ja) 光学物品の製造方法
JP2794701B2 (ja) 水ヤケが防止された反射防止膜
JPS59179683A (ja) 防曇剤
JPH05341108A (ja) 無機コート膜の表面改質方法

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term