JP2655030B2 - 除塵装置 - Google Patents
除塵装置Info
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- JP2655030B2 JP2655030B2 JP17587992A JP17587992A JP2655030B2 JP 2655030 B2 JP2655030 B2 JP 2655030B2 JP 17587992 A JP17587992 A JP 17587992A JP 17587992 A JP17587992 A JP 17587992A JP 2655030 B2 JP2655030 B2 JP 2655030B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は海水や河川水から塵芥を
除去する除塵装置に係り，特に過負荷トルクが持続する
苛酷な運転状態の際に機器や動力装置を保護するための
非常停止手段を備えた除塵装置に関する。
除去する除塵装置に係り，特に過負荷トルクが持続する
苛酷な運転状態の際に機器や動力装置を保護するための
非常停止手段を備えた除塵装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来，一般に使用される除塵装置におい
ては，工業用水の用水路または発電所などの冷却水を取
水するための水路に広く使用され，最もよく知られてい
るものとしては，水路の両側にリンクチエンを設け，こ
のリンクチエンの各リンク毎にバースクリーンあるいは
金網よりなるスクリーンを流れ方向に対し垂直またはほ
ぼ垂直に立設し，これを回動することによってスクリー
ンに引掛かった塵芥を水路外に除去する構造のものがあ
る。
ては，工業用水の用水路または発電所などの冷却水を取
水するための水路に広く使用され，最もよく知られてい
るものとしては，水路の両側にリンクチエンを設け，こ
のリンクチエンの各リンク毎にバースクリーンあるいは
金網よりなるスクリーンを流れ方向に対し垂直またはほ
ぼ垂直に立設し，これを回動することによってスクリー
ンに引掛かった塵芥を水路外に除去する構造のものがあ
る。
【０００３】図３〜図６は従来の除塵装置の１実施例を
示し，図３は全体概要図，図４，図５はバケット部を有
するスクリーン枠の詳細縦断面図と正面図である。ま
た，図６は運転中の動力装置が受ける負荷トルクの時間
的変化を示すトルク曲線図である。
示し，図３は全体概要図，図４，図５はバケット部を有
するスクリーン枠の詳細縦断面図と正面図である。ま
た，図６は運転中の動力装置が受ける負荷トルクの時間
的変化を示すトルク曲線図である。
【０００４】図３において，１は上部スプロケットホイ
ル，２は下部スプロケットホイル，３は両スプロケット
ホイル１，２に無端状に装架されたリンクチエン，４は
リンクチエン３に取付けられ下部に捕捉した塵芥を収納
するバケット部を有するスクリーン枠，５は伝動チエン
６と鎖車７を介して上部スプロケットホイル１に動力を
伝達する動力装置，８は上部スプロケットホイル１の
軸，９はトラフ１０に塵芥を誘導させる案内板，１１は
除塵装置のハウジング，１２は流水路，Ｆ矢印は流水の
方向を示す。
ル，２は下部スプロケットホイル，３は両スプロケット
ホイル１，２に無端状に装架されたリンクチエン，４は
リンクチエン３に取付けられ下部に捕捉した塵芥を収納
するバケット部を有するスクリーン枠，５は伝動チエン
６と鎖車７を介して上部スプロケットホイル１に動力を
伝達する動力装置，８は上部スプロケットホイル１の
軸，９はトラフ１０に塵芥を誘導させる案内板，１１は
除塵装置のハウジング，１２は流水路，Ｆ矢印は流水の
方向を示す。
【０００５】スクリーン枠４は図４に示すように，リン
クチエン３の１ピッチ毎に取付けられ，１４はスクリー
ン本体で，金網または鋤状に多数配設した棒材よりな
り，かつ流水中の塵芥などを阻止するとともに，これを
すくいあげる部材である。
クチエン３の１ピッチ毎に取付けられ，１４はスクリー
ン本体で，金網または鋤状に多数配設した棒材よりな
り，かつ流水中の塵芥などを阻止するとともに，これを
すくいあげる部材である。
【０００６】１５は前記スクリーン本体１４の上端部に
設けられた上部ビームで，この上部ビーム１５は水路の
幅に応じて好適な直径を有するパイプからなり，その中
心がリンクチエン３のローラ３ｂ部の中心に位置するよ
うに設けられ，かつその下部に突設された取付板１６を
介し前記スクリーン本体１４を一体的に固定している。
１７は前記スクリーン本体１４の下端部に設けられた断
面コ字状の下部ビームで，この下部ビーム１７はその下
部に隣設するスクリーン枠４の上部ビーム１５の上方部
を回動自在に覆うように設けられ，その上部に突設され
た取付板１８を介し，前記スクリーン本体１４を一体的
に固定している。
設けられた上部ビームで，この上部ビーム１５は水路の
幅に応じて好適な直径を有するパイプからなり，その中
心がリンクチエン３のローラ３ｂ部の中心に位置するよ
うに設けられ，かつその下部に突設された取付板１６を
介し前記スクリーン本体１４を一体的に固定している。
１７は前記スクリーン本体１４の下端部に設けられた断
面コ字状の下部ビームで，この下部ビーム１７はその下
部に隣設するスクリーン枠４の上部ビーム１５の上方部
を回動自在に覆うように設けられ，その上部に突設され
た取付板１８を介し，前記スクリーン本体１４を一体的
に固定している。
【０００７】１９はスクリーン本体１４をその側部から
保持する側板で，この側板１９は図４に示すようにリン
クチエン３のリンク幅より広い幅を備え，かつ上部ビー
ム１５と下部ビーム１７の左右端面にそれぞれ一体的に
固定されている。換言すれば，この側板１９と前記上部
ビーム１５および下部ビーム１７とによりスクリーン本
体１４を保持する枠体（スクリーン枠４）を形成してい
る。そして，この枠体はその側板１９をボルト２０によ
りリンク３ａの側面に固定することによりリンクチエン
３に固定される。２１は前記下部ビーム１７に突設され
た塵芥バケットで，この塵芥バケット２１はスクリーン
本体１４の下部前方を斜めに覆うように設けられてお
り，その左右端部は支持板２２を介して側板１９に一体
的に固着されている。なお，２３は下降するスクリーン
１３の背部に設けたスプレイパイプで，鎖線で示すよう
にスプレイ水をスクリーン１３の背面に噴射することに
より，スクリーン本体１４に付着している塵芥を離脱さ
せるためのものである。したがって，流れ中に浮遊する
塵芥などは，まずスクリーン本体１４によって阻止さ
れ，リンクチエン３の上昇にともなって，塵芥バケット
２１によってすくい上げられ，塵芥を収納した塵芥バケ
ット２１はさらに上昇し，上部スプロケット１の頂部で
水平となり，次いで反転して降下する。
保持する側板で，この側板１９は図４に示すようにリン
クチエン３のリンク幅より広い幅を備え，かつ上部ビー
ム１５と下部ビーム１７の左右端面にそれぞれ一体的に
固定されている。換言すれば，この側板１９と前記上部
ビーム１５および下部ビーム１７とによりスクリーン本
体１４を保持する枠体（スクリーン枠４）を形成してい
る。そして，この枠体はその側板１９をボルト２０によ
りリンク３ａの側面に固定することによりリンクチエン
３に固定される。２１は前記下部ビーム１７に突設され
た塵芥バケットで，この塵芥バケット２１はスクリーン
本体１４の下部前方を斜めに覆うように設けられてお
り，その左右端部は支持板２２を介して側板１９に一体
的に固着されている。なお，２３は下降するスクリーン
１３の背部に設けたスプレイパイプで，鎖線で示すよう
にスプレイ水をスクリーン１３の背面に噴射することに
より，スクリーン本体１４に付着している塵芥を離脱さ
せるためのものである。したがって，流れ中に浮遊する
塵芥などは，まずスクリーン本体１４によって阻止さ
れ，リンクチエン３の上昇にともなって，塵芥バケット
２１によってすくい上げられ，塵芥を収納した塵芥バケ
ット２１はさらに上昇し，上部スプロケット１の頂部で
水平となり，次いで反転して降下する。
【０００８】そして，塵芥バケット２１内に存する塵芥
はその重力により落下し，下部スクリーンの塵芥バケッ
ト２１の外面とガイドプレート９に案内されて水路１０
内に排出される。一方，スクリーン本体１４に付着して
いる塵芥などは，スプレイ水によって離脱され前記同様
下部スクリーンの塵芥バケット２１の外面とガイドプレ
ート９を介してトラフ１０に排出される。
はその重力により落下し，下部スクリーンの塵芥バケッ
ト２１の外面とガイドプレート９に案内されて水路１０
内に排出される。一方，スクリーン本体１４に付着して
いる塵芥などは，スプレイ水によって離脱され前記同様
下部スクリーンの塵芥バケット２１の外面とガイドプレ
ート９を介してトラフ１０に排出される。
【０００９】以上のように構成されたスクリーン枠４を
接合した無端のリンクチエン３は通常おおよそ６歯の上
部スプロケットホイル１により駆動されていた。なお，
Ｌ矢印はリンクチエン駆動方向を示す。
接合した無端のリンクチエン３は通常おおよそ６歯の上
部スプロケットホイル１により駆動されていた。なお，
Ｌ矢印はリンクチエン駆動方向を示す。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】近年，取水量の増大に
伴い水路幅も広くなる一方，水路に浮遊する塵芥が増加
する傾向にあり，そのため除塵装置の大型化と除塵能力
の向上への要求が強まってきた。さらに，塵芥が比較的
少ない通常時と季節的に大量に発生する水母の流入によ
る異常時との処理能力とに大きな懸隔があり，異常時に
備えて処理能力に余裕の有る設計をした除塵装置では，
通常時に低い処理能力で十分であるからイニシャルコス
トやランニングコストが割高となり不経済となる。逆に
通常時の処理能力に適合した設計をすると異常時には苛
酷な運転となり過負荷により電動機焼損やリンクチエン
の切断等の機器の損傷を招くなどの不都合を生じてい
た。このため，後者の場合には，動力装置の負荷トルク
が，たとえば，定格トルクの１１０％を越えたときには
動力装置に非常停止をかけ，さらに定格トルクの１５０
％に達するときには動力を伝達する継手にシヤーピンを
介在させ，このシヤーピンを剪断力により切損させて，
リンクチエンやその他の機器に損傷が及ばないように２
段構えの安全保護策が採られていた。しかしながら，図
６に示すように，塵芥が少なく負荷トルクが定格トルク
近辺の運転状態Ａから，何らかの原因により瞬間的に設
定トルク（１１０％に設定）を越え，その後再び負荷ト
ルクが定格トルク（１００％）近辺に復帰して安定した
連続運転が継続できる運転状態Ｂの場合にも，第１の安
全保護策として採用した非常停止が動力装置に働き，運
転が止まり，操業停止するという事態が頻発して連続運
転が阻害されるという不具合があった。
伴い水路幅も広くなる一方，水路に浮遊する塵芥が増加
する傾向にあり，そのため除塵装置の大型化と除塵能力
の向上への要求が強まってきた。さらに，塵芥が比較的
少ない通常時と季節的に大量に発生する水母の流入によ
る異常時との処理能力とに大きな懸隔があり，異常時に
備えて処理能力に余裕の有る設計をした除塵装置では，
通常時に低い処理能力で十分であるからイニシャルコス
トやランニングコストが割高となり不経済となる。逆に
通常時の処理能力に適合した設計をすると異常時には苛
酷な運転となり過負荷により電動機焼損やリンクチエン
の切断等の機器の損傷を招くなどの不都合を生じてい
た。このため，後者の場合には，動力装置の負荷トルク
が，たとえば，定格トルクの１１０％を越えたときには
動力装置に非常停止をかけ，さらに定格トルクの１５０
％に達するときには動力を伝達する継手にシヤーピンを
介在させ，このシヤーピンを剪断力により切損させて，
リンクチエンやその他の機器に損傷が及ばないように２
段構えの安全保護策が採られていた。しかしながら，図
６に示すように，塵芥が少なく負荷トルクが定格トルク
近辺の運転状態Ａから，何らかの原因により瞬間的に設
定トルク（１１０％に設定）を越え，その後再び負荷ト
ルクが定格トルク（１００％）近辺に復帰して安定した
連続運転が継続できる運転状態Ｂの場合にも，第１の安
全保護策として採用した非常停止が動力装置に働き，運
転が止まり，操業停止するという事態が頻発して連続運
転が阻害されるという不具合があった。
【００１１】
【課題を解決するための手段】以上述べた課題を解決し
て，負荷トルクがある一定時間設定トルクを越えるよう
な危険な状態にのみ非常停止をかけるために，本発明で
は，無端状のリンクチエンに塵芥捕集用のスクリーンを
備えたスクリーン枠を接合し，前記リンクチエンを上下
一対のスプロケットホイルを介して動力装置で駆動する
除塵装置において，該動力装置の負荷トルクが設定トル
クを越えたときに該動力装置を停止するトルクリミッタ
を備え，かつ，該動力装置の操作回路に運転中前記設定
トルクを越える過負荷トルクが予め設定した時間以上に
持続したときに前記動力装置に停止指令を発する非常停
止回路を付与した構成とした。
て，負荷トルクがある一定時間設定トルクを越えるよう
な危険な状態にのみ非常停止をかけるために，本発明で
は，無端状のリンクチエンに塵芥捕集用のスクリーンを
備えたスクリーン枠を接合し，前記リンクチエンを上下
一対のスプロケットホイルを介して動力装置で駆動する
除塵装置において，該動力装置の負荷トルクが設定トル
クを越えたときに該動力装置を停止するトルクリミッタ
を備え，かつ，該動力装置の操作回路に運転中前記設定
トルクを越える過負荷トルクが予め設定した時間以上に
持続したときに前記動力装置に停止指令を発する非常停
止回路を付与した構成とした。
【００１２】
【作用】本発明の除塵装置においては，トルクリミッタ
に入力した設定トルク（許容トルク）を実際の負荷トル
クが設定した時間越えた状態が持続すると，動力装置に
非常停止の指令が発信され動力回路が遮断され運転が停
止される。したがって，瞬間的な負荷トルクの設定トル
ク超過には反応せず運転が続行され，非常停止されるこ
とはない。
に入力した設定トルク（許容トルク）を実際の負荷トル
クが設定した時間越えた状態が持続すると，動力装置に
非常停止の指令が発信され動力回路が遮断され運転が停
止される。したがって，瞬間的な負荷トルクの設定トル
ク超過には反応せず運転が続行され，非常停止されるこ
とはない。
【００１３】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例について
詳細に説明する。図１〜図２は本発明の実施例に係り，
図１は除塵装置の動力装置の動力回路および操作回路
図，図２は操作回路図である。図１において，除塵装置
の動力装置である電動機Ｍは３相交流電源Ｒ，Ｓ，Ｔに
より構成される動力回路Ｘに組み込まれた電磁開閉器Ｍ
Ｃの通電により駆動される。一方，操作回路Ｙは起動ま
たは停止の操作回路Ｙ１と非常停止用の操作回路Ｙ２と
からなり，操作回路Ｙ１の起動用押釦開閉器ＢＯＮで起
動し，停止用押釦開閉器ＢＯＦＦで電動機Ｍを停止す
る。トルクリミットスイッチＬＳ１は電動機タイマＴＲ
とともに起動時のピーク過負荷トルクにも拘らず運転を
継続する起動補償用の回路であり，電動機タイマＴＲの
設定時間以上の過負荷のみ，コイル＃ＭＣを介して電動
機用電磁開閉器ＭＣを遮断して，電動機Ｍを停止するよ
うになっている。一方，操作回路Ｙ２は，図２に示すよ
うな構成となっており，トルクリミットスイッチＬＳ２
によりタイマＴで予め設定した時間（設定時間ｔＳ）以
上設定トルクを越える状態が続くと，継電器ＣＲが働い
て非通電となり，動力回路Ｘの電磁開閉器ＭＣが遮断さ
れ非常停止される。電磁開閉器ＭＣの通電は電磁開閉器
ＭＣのコイル＃ＭＣへの通電により行なわれる。
詳細に説明する。図１〜図２は本発明の実施例に係り，
図１は除塵装置の動力装置の動力回路および操作回路
図，図２は操作回路図である。図１において，除塵装置
の動力装置である電動機Ｍは３相交流電源Ｒ，Ｓ，Ｔに
より構成される動力回路Ｘに組み込まれた電磁開閉器Ｍ
Ｃの通電により駆動される。一方，操作回路Ｙは起動ま
たは停止の操作回路Ｙ１と非常停止用の操作回路Ｙ２と
からなり，操作回路Ｙ１の起動用押釦開閉器ＢＯＮで起
動し，停止用押釦開閉器ＢＯＦＦで電動機Ｍを停止す
る。トルクリミットスイッチＬＳ１は電動機タイマＴＲ
とともに起動時のピーク過負荷トルクにも拘らず運転を
継続する起動補償用の回路であり，電動機タイマＴＲの
設定時間以上の過負荷のみ，コイル＃ＭＣを介して電動
機用電磁開閉器ＭＣを遮断して，電動機Ｍを停止するよ
うになっている。一方，操作回路Ｙ２は，図２に示すよ
うな構成となっており，トルクリミットスイッチＬＳ２
によりタイマＴで予め設定した時間（設定時間ｔＳ）以
上設定トルクを越える状態が続くと，継電器ＣＲが働い
て非通電となり，動力回路Ｘの電磁開閉器ＭＣが遮断さ
れ非常停止される。電磁開閉器ＭＣの通電は電磁開閉器
ＭＣのコイル＃ＭＣへの通電により行なわれる。
【００１４】タイマＴの設定時間ｔＳは通常５〜１０秒
を採用しておくことにより，たとえば，図６の運転状態
Ｃのように設定時間ｔＳ以上に負荷トルクカ設定トルク
を越える時間が持続すると，継電器ＣＲが働いて電動機
Ｍが非常停止され，図６の運転状態Ｂのように，負荷ト
ルクが設定トルクを越える時間が１秒にも満たない瞬間
的なときに非常停止されることを防止できる。
を採用しておくことにより，たとえば，図６の運転状態
Ｃのように設定時間ｔＳ以上に負荷トルクカ設定トルク
を越える時間が持続すると，継電器ＣＲが働いて電動機
Ｍが非常停止され，図６の運転状態Ｂのように，負荷ト
ルクが設定トルクを越える時間が１秒にも満たない瞬間
的なときに非常停止されることを防止できる。
【００１５】以上述べたように，本発明の除塵装置にお
いては，動力装置にトルクリミッタを備え，動力装置の
操作回路にタイマなどで予め設定した時間以上に設定ト
ルクを負荷トルクが越えるときだけ電動機を非常停止す
る回路を設けたので，瞬時の過負荷トルクでも引続き運
転を停止することなく継続することが可能となる。その
ため，運転操作が容易で不必要な非常停止が回避され
る。
いては，動力装置にトルクリミッタを備え，動力装置の
操作回路にタイマなどで予め設定した時間以上に設定ト
ルクを負荷トルクが越えるときだけ電動機を非常停止す
る回路を設けたので，瞬時の過負荷トルクでも引続き運
転を停止することなく継続することが可能となる。その
ため，運転操作が容易で不必要な非常停止が回避され
る。
【００１６】
【発明の効果】本発明の除塵装置においては，機器損傷
や電動機焼損を招くなど運転に支障の有る過負荷トルク
が継続して起こる危険時を除いては運転が継続されるか
ら，連続運転が確保され，操業性が向上するとともに運
転操作性が改善される。
や電動機焼損を招くなど運転に支障の有る過負荷トルク
が継続して起こる危険時を除いては運転が継続されるか
ら，連続運転が確保され，操業性が向上するとともに運
転操作性が改善される。
【図１】本発明の実施例に係る除塵装置の動力装置の動
力回路および操作回路図である。
力回路および操作回路図である。
【図２】本発明の実施例に係る除塵装置の動力装置の要
部操作回路図である。
部操作回路図である。
【図３】従来の除塵装置の全体縦断面図である。
【図４】従来の除塵装置のスクリーン枠の縦断面図であ
る。
る。
【図５】従来の除塵装置のスクリーン枠の正面図であ
る。
る。
【図６】運転中の除塵装置の動力装置が受ける負荷トル
ク変動曲線図である。
ク変動曲線図である。
１ 上部スプロケットホイル ２ 下部スプロケットホイル ３ リンクチエン ４ スクリーン枠 ５ 動力装置 ６ 伝動チエン １４ スクリーン本体 １５ 上部ビーム １７ 下部ビーム １９ 側板 ２１ 塵芥バケット Ｍ 電動機 ＭＣ 電動機用電磁開閉器 ＬＳ１ トルクリミットスイッチ（起動補償用） ＬＳ２ トルクリミットスイッチ（非常停止用） Ｔ タイマ ＣＲ 継電器 Ｘ 動力回路 Ｙ 操作回路 Ｙ１ 操作回路（起動停止用） Ｙ２ 操作回路（非常停止用） ｔＳ 設定時間
Claims (1)
- 【請求項１】 無端状のリンクチエンに塵芥捕集用のス
クリーンを備えたスクリーン枠を接合し，前記リンクチ
エンを上下一対のスプロケットホイルを介して動力装置
で駆動する除塵装置において，該動力装置の負荷トルク
が設定トルクを越えたときに該動力装置を停止するトル
クリミッタを備え，かつ，該動力装置の操作回路に運転
中前記設定トルクを越える過負荷トルクが予め設定した
時間以上に持続したときに前記動力装置に停止指令を発
する非常停止回路を付与した除塵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17587992A JP2655030B2 (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 除塵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17587992A JP2655030B2 (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 除塵装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05321227A JPH05321227A (ja) | 1993-12-07 |
| JP2655030B2 true JP2655030B2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=16003812
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17587992A Expired - Fee Related JP2655030B2 (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 除塵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2655030B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7220361B2 (en) * | 2003-08-11 | 2007-05-22 | Headworks, Inc. | Torque-limited drive system, method, and apparatus for a fluid screening system |
| JP4931862B2 (ja) * | 2008-06-04 | 2012-05-16 | 中国電力株式会社 | 除塵機におけるシャーピン取替後の再起動方法 |
| JP7087772B2 (ja) * | 2018-07-24 | 2022-06-21 | 株式会社大林組 | グリーンカット装置 |
| JP7089223B2 (ja) * | 2018-09-06 | 2022-06-22 | Ｕｂｅマシナリー株式会社 | 除塵機の制御装置 |
-
1992
- 1992-05-26 JP JP17587992A patent/JP2655030B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05321227A (ja) | 1993-12-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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