JP2571438B2 - 除麈装置 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は海水または河川水から塵芥を除去する除塵装
置に係り、特に除塵装置前後の水位差を僅少に留めるた
めの構造に関する。
置に係り、特に除塵装置前後の水位差を僅少に留めるた
めの構造に関する。
[従来の技術] 従来、一般に使用される除塵装置においては、工業用
水の用水路または発電所などの冷却水を取水するための
水路に広く使用され、最もよく知られているものとして
は、水路の両側にリンクチエンを設け、このリンクチエ
ンの各リンク毎にバースクリーンあるいは金網よりなる
スクリーンを流れ方向に対し垂直はまたほぼ垂直に立設
し、これを回動することによってスクリーンに引掛かっ
た塵芥を水路外に除去する構造のものがある。
水の用水路または発電所などの冷却水を取水するための
水路に広く使用され、最もよく知られているものとして
は、水路の両側にリンクチエンを設け、このリンクチエ
ンの各リンク毎にバースクリーンあるいは金網よりなる
スクリーンを流れ方向に対し垂直はまたほぼ垂直に立設
し、これを回動することによってスクリーンに引掛かっ
た塵芥を水路外に除去する構造のものがある。
第3図,第4図は従来の除塵装置の1実施例を示し、
第3図は全体概要図、第4図はバケット部を有するスク
リーン枠の詳細縦断面図(a)と正面図(b)である。
第3図は全体概要図、第4図はバケット部を有するスク
リーン枠の詳細縦断面図(a)と正面図(b)である。
第4図において、1は上部スプロケットホイル、2は
下部スプロケットホイル、3は両スプロケットホイル1,
2に無端状に装架されたリンクチエン、4はリンクチエ
ン3に取付けられ下部に捕捉した塵芥を収納するバケッ
ト部を有するスクリーン枠、50は伝動チエン6と鎖車5
および鎖車7を介して上部スプロケットホイル1に動力
を伝達する可変速電動機、8は上部スプロケットホイル
1の軸、9はトラフ10に塵芥を誘導させる案内板、11は
除塵装置のハウジング、12は流水路、F矢印は流水の方
向を示す。枠体4は第4図に示すように、リンクチエン
3の1ピッチ毎に取付けられ、14はスクリーン本体で、
金網または鋤状に多数配設した棒材(バー)よりなり、
かつ流水中の塵芥などを阻止するとともに、これをすく
いあげる部材である。15は前記スクリーン本体14の上端
部に設けられた上部ビームで、この上部ビーム15は水路
の幅に応じて好適な直径を有するパイプまたは溝形鋼な
どの形鋼からなり、その中心がリンクチエン3のローラ
3b部の中心に位置するように設けられ、かつその下部に
突設された取付板16を介し前記スクリーン本体14を一体
的に固定している。17は前記スクリーン本体14の下端部
に設けられた断面コ字状の下部ビームで、この下部ビー
ム17はその下部に隣接する枠体4の上部ビーム15の上方
部を回動自在に覆うように設けられ、その上部に突設さ
れた取付板18を介し、前記枠体14を一体的に固定してい
る。19は枠体14をその側部から保持する側板で、この側
板19は第4図(a)に示すようにリンクチエン3のリン
ク幅より広い幅を備え、かつ上部ビーム15と下部ビーム
17の左右端面にそれぞれ一体的に固定されている。換言
すれば、この側板19と前記上部ビーム15および下部ビー
ム17とにより枠体14を形成している。そして、この枠体
4はその側板19をボルト20によりリンク3aの側面に固定
することによりリンクチエン3に固定される。21は前記
下部ビーム17に突設された塵芥バケットで、この塵芥バ
ケット21は枠体14の下部前方を斜めに覆うように設けら
れており、その左右端部は支持板22を介して側板19に一
体的に固着されている。なお、23は下降するスクリーン
13の背部に設けたスプレイパイプで、鎖線で示すように
スプレイ水をスクリーン13の背面に噴射することによ
り、枠体14に付着している塵芥を離脱させるためのもの
である。したがって、流れ中に浮遊する塵芥などは、ま
ず、枠体14によって阻止され、リンクチエン3の上昇に
ともなって、塵芥バケット21によってすくい上げられ、
塵芥を収納した塵芥バケット12はさらに上昇し、上部ス
プロケット1の頂部で水平となり、次いで反転して降下
する。
下部スプロケットホイル、3は両スプロケットホイル1,
2に無端状に装架されたリンクチエン、4はリンクチエ
ン3に取付けられ下部に捕捉した塵芥を収納するバケッ
ト部を有するスクリーン枠、50は伝動チエン6と鎖車5
および鎖車7を介して上部スプロケットホイル1に動力
を伝達する可変速電動機、8は上部スプロケットホイル
1の軸、9はトラフ10に塵芥を誘導させる案内板、11は
除塵装置のハウジング、12は流水路、F矢印は流水の方
向を示す。枠体4は第4図に示すように、リンクチエン
3の1ピッチ毎に取付けられ、14はスクリーン本体で、
金網または鋤状に多数配設した棒材(バー)よりなり、
かつ流水中の塵芥などを阻止するとともに、これをすく
いあげる部材である。15は前記スクリーン本体14の上端
部に設けられた上部ビームで、この上部ビーム15は水路
の幅に応じて好適な直径を有するパイプまたは溝形鋼な
どの形鋼からなり、その中心がリンクチエン3のローラ
3b部の中心に位置するように設けられ、かつその下部に
突設された取付板16を介し前記スクリーン本体14を一体
的に固定している。17は前記スクリーン本体14の下端部
に設けられた断面コ字状の下部ビームで、この下部ビー
ム17はその下部に隣接する枠体4の上部ビーム15の上方
部を回動自在に覆うように設けられ、その上部に突設さ
れた取付板18を介し、前記枠体14を一体的に固定してい
る。19は枠体14をその側部から保持する側板で、この側
板19は第4図(a)に示すようにリンクチエン3のリン
ク幅より広い幅を備え、かつ上部ビーム15と下部ビーム
17の左右端面にそれぞれ一体的に固定されている。換言
すれば、この側板19と前記上部ビーム15および下部ビー
ム17とにより枠体14を形成している。そして、この枠体
4はその側板19をボルト20によりリンク3aの側面に固定
することによりリンクチエン3に固定される。21は前記
下部ビーム17に突設された塵芥バケットで、この塵芥バ
ケット21は枠体14の下部前方を斜めに覆うように設けら
れており、その左右端部は支持板22を介して側板19に一
体的に固着されている。なお、23は下降するスクリーン
13の背部に設けたスプレイパイプで、鎖線で示すように
スプレイ水をスクリーン13の背面に噴射することによ
り、枠体14に付着している塵芥を離脱させるためのもの
である。したがって、流れ中に浮遊する塵芥などは、ま
ず、枠体14によって阻止され、リンクチエン3の上昇に
ともなって、塵芥バケット21によってすくい上げられ、
塵芥を収納した塵芥バケット12はさらに上昇し、上部ス
プロケット1の頂部で水平となり、次いで反転して降下
する。
そして、塵芥バケット21内に存する塵芥はその重力に
より落下し、下部スクリーンの塵芥バケット21の外面と
ガイドプレート9に案内されてトラフ10内に排出され
る。一方、スクリーン本体14に付着している塵芥など
は、スプレイ水によって離脱され前記同様下部スクリー
ンの塵芥バケット21の外面とガイドプレート9を介して
トラフ10に排出される。
より落下し、下部スクリーンの塵芥バケット21の外面と
ガイドプレート9に案内されてトラフ10内に排出され
る。一方、スクリーン本体14に付着している塵芥など
は、スプレイ水によって離脱され前記同様下部スクリー
ンの塵芥バケット21の外面とガイドプレート9を介して
トラフ10に排出される。
以上のように構成された枠体4を接合した無端のリン
クチエン3は通常第3図に示すようにおおよそ6歯の上
部スプロケットホイル1により駆動されていた。なお、
L矢印はリンクチエン駆動方法を示す。
クチエン3は通常第3図に示すようにおおよそ6歯の上
部スプロケットホイル1により駆動されていた。なお、
L矢印はリンクチエン駆動方法を示す。
[発明が解決しようとする課題] 近年、取水量の増大に伴ない水路幅も広くなる一方、
水路に浮遊する塵芥が増加する傾向にあり、特に一時
的,集中的に多量の水母などの塵芥が流入殺到した場合
には、設置した所塵装置の処理能力を超え、それらの塵
芥を処理しきれず、網枠またはバー枠などの枠体の通水
部分は次第に閉塞し遂には十分な通水の確保ができなく
なり、除塵装置の前後の水位差が急上昇するという事態
を招いていた。
水路に浮遊する塵芥が増加する傾向にあり、特に一時
的,集中的に多量の水母などの塵芥が流入殺到した場合
には、設置した所塵装置の処理能力を超え、それらの塵
芥を処理しきれず、網枠またはバー枠などの枠体の通水
部分は次第に閉塞し遂には十分な通水の確保ができなく
なり、除塵装置の前後の水位差が急上昇するという事態
を招いていた。
このため、除塵装置前後の水位差がある一定値を超え
ると網枠やバー枠などの枠体に加わる流水圧力が過大と
なり装置に構造的損傷を及ぼすことになるので、止むを
得ず工場の取水量を制限するなどの処置を講じていた。
ると網枠やバー枠などの枠体に加わる流水圧力が過大と
なり装置に構造的損傷を及ぼすことになるので、止むを
得ず工場の取水量を制限するなどの処置を講じていた。
しかしこういう事態が電力需要期に起こった場合に
は、発電所においては電力の供給が電力の需要に置いつ
かず停電という公共上由々しき異常事態を来たしてい
た。
は、発電所においては電力の供給が電力の需要に置いつ
かず停電という公共上由々しき異常事態を来たしてい
た。
[課題を解決するための手段] 本発明は以上の課題を解決して一時的に多量の水母な
ど塵芥の流入の際(以下「緊急時」とする)、除塵装置
の過負荷による前後の異常な水位差を解消するため、無
端状のリンクチエンに塵芥捕集用のスクリーンまたはバ
ーを備えた枠体を接合し、前記リンクチエンを上下一対
のスプロケットホイルを介して可変速自在に駆動する除
塵装置において、前記枠体から水路上流側の離間した位
置に水路に対向する超音波受発信器を配置するととも
に、該超音波受発信器と前記スプロケットホイル駆動用
の可変速電動機との間に、変換器,比較器,速度設定
器,増幅器,制御器からなる操作回路を具備した構成と
した。
ど塵芥の流入の際(以下「緊急時」とする)、除塵装置
の過負荷による前後の異常な水位差を解消するため、無
端状のリンクチエンに塵芥捕集用のスクリーンまたはバ
ーを備えた枠体を接合し、前記リンクチエンを上下一対
のスプロケットホイルを介して可変速自在に駆動する除
塵装置において、前記枠体から水路上流側の離間した位
置に水路に対向する超音波受発信器を配置するととも
に、該超音波受発信器と前記スプロケットホイル駆動用
の可変速電動機との間に、変換器,比較器,速度設定
器,増幅器,制御器からなる操作回路を具備した構成と
した。
また、第2の発明では、超音波受発信器の代りに赤外
線発光器および赤外線受信器からなる光センサを使用す
る構成とした。
線発光器および赤外線受信器からなる光センサを使用す
る構成とした。
[作用] 本発明では、音センサ(超音波受発信器)や光センサ
(赤外線発光器および赤外線受信器)を用いることによ
って、多量の水母等塵芥の流入殺到を事前にキャッチし
て上記原因による除塵装置前後の水位差発生以前に、こ
れに対応すべく塵芥量の多寡に応じて、予めスプロケッ
トホイルの回転数を増加しておき水位差の発生を未然に
防止する。
(赤外線発光器および赤外線受信器)を用いることによ
って、多量の水母等塵芥の流入殺到を事前にキャッチし
て上記原因による除塵装置前後の水位差発生以前に、こ
れに対応すべく塵芥量の多寡に応じて、予めスプロケッ
トホイルの回転数を増加しておき水位差の発生を未然に
防止する。
[実施例] 以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に
説明する。
説明する。
第1図は本発明の第1の発明の実施例を示す全体系統
図、第2図は本発明の第2の発明の実施例を示すブロッ
ク線図を示す。
図、第2図は本発明の第2の発明の実施例を示すブロッ
ク線図を示す。
図において、100は超音波受発信器(ソーナー)、110
は変換器、120は比較器、130は回転速度設定器、140は
増幅器、150は制御器を示す。除塵装置本体については
第3図,第4図で説明したものと全く同一の構造である
ので説明を省略する。
は変換器、120は比較器、130は回転速度設定器、140は
増幅器、150は制御器を示す。除塵装置本体については
第3図,第4図で説明したものと全く同一の構造である
ので説明を省略する。
以上のように構成された本発明の作動について説明す
る。
る。
超音波受発信器100から水路に向かって超音波を連続
的、あるいは間欠的(例えば6秒毎に10回/分)に発信
しておき、水路中に水母等塵芥が多量に流入してきたと
き超音波の反射波(エコー)は清澄水に比べて早く超音
波受発信器100で受信する。このエコーを変換器110で電
気信号に変え、投射面積当りの塵芥の介在によるエコー
の割合により比較器120により塵芥流入量の程度を判定
し、予め回転速度設定器130で設定した水路内流水の濁
度(水路内流水中の塵芥含有割合)に応じて電気信号が
増幅器140を経由して制御器150へ送られ、可変速電動機
50の回転数を増加させる。回転数の変動割合は、濁度に
応じて通常回転数100%に対して、120%,150%,200%と
段階的にアップしても良いし、アナログ的にリニアに変
動させても良い。
的、あるいは間欠的(例えば6秒毎に10回/分)に発信
しておき、水路中に水母等塵芥が多量に流入してきたと
き超音波の反射波(エコー)は清澄水に比べて早く超音
波受発信器100で受信する。このエコーを変換器110で電
気信号に変え、投射面積当りの塵芥の介在によるエコー
の割合により比較器120により塵芥流入量の程度を判定
し、予め回転速度設定器130で設定した水路内流水の濁
度(水路内流水中の塵芥含有割合)に応じて電気信号が
増幅器140を経由して制御器150へ送られ、可変速電動機
50の回転数を増加させる。回転数の変動割合は、濁度に
応じて通常回転数100%に対して、120%,150%,200%と
段階的にアップしても良いし、アナログ的にリニアに変
動させても良い。
以上のような操作を行なうことによって、一旦水位差
が大きく生じた除塵装置において、たとえばその後に回
転数をアップしても、水路の流水は目詰まりのしていな
い枠体のスクリーン部分に集中的に流れ込むので容易に
水位差を解消しないという従来の欠点をカバーして、事
前に塵芥の襲来を感知して早めに除塵装置のスプロケッ
トの回転数を増加させるので、水位差の発生を防止する
ことができる。
が大きく生じた除塵装置において、たとえばその後に回
転数をアップしても、水路の流水は目詰まりのしていな
い枠体のスクリーン部分に集中的に流れ込むので容易に
水位差を解消しないという従来の欠点をカバーして、事
前に塵芥の襲来を感知して早めに除塵装置のスプロケッ
トの回転数を増加させるので、水位差の発生を防止する
ことができる。
第2の発明においては、赤外線(または紫外線)を流
水中に入射させた場合に流れの濁度に応じて、入射光に
対する透過光の強さが変化するというランベルト・ベア
(Lambert−Beer)の法則を利用したもので、第2図に
示すような構成となっているので、赤外線発光器100aか
ら発信した赤外線を濁度に応じて赤外線受信器100bの受
光量が異なるので、この程度に応じて前述のとおり可変
速電動機50の回転数を増減する。なお、赤外線の代りに
紫外線を用いても良い。
水中に入射させた場合に流れの濁度に応じて、入射光に
対する透過光の強さが変化するというランベルト・ベア
(Lambert−Beer)の法則を利用したもので、第2図に
示すような構成となっているので、赤外線発光器100aか
ら発信した赤外線を濁度に応じて赤外線受信器100bの受
光量が異なるので、この程度に応じて前述のとおり可変
速電動機50の回転数を増減する。なお、赤外線の代りに
紫外線を用いても良い。
本発明では音センサや光センサによる信号を直接可変
速電動機へ送信したが、操作回路の途中で水路中の塵芥
の分布状況を画像処理してモニタするとともに、その分
布状況の程度を判定し、その信号を可変速電動機へ送る
方式としても良い。
速電動機へ送信したが、操作回路の途中で水路中の塵芥
の分布状況を画像処理してモニタするとともに、その分
布状況の程度を判定し、その信号を可変速電動機へ送る
方式としても良い。
[発明の効果] 本発明は以上のような構成および作用により、多量の
塵芥の水路内流水へ混入をその程度に応じて未然に検知
して、予め除塵装置の処理能力を増減するので、除塵装
置前後の水位差をできるだけ小さく届めておくことがで
きる。そのため、除塵装置の各機器部品へ加わる負荷を
軽減でき、機器の損傷を防止することができるので安全
性が向上する。また、緊急時にも必要最小限の取水が確
保できるので連続安定運転が可能で装置使用上の信頼性
が高まり、装置の維持管理,運転操作性が向上する。
塵芥の水路内流水へ混入をその程度に応じて未然に検知
して、予め除塵装置の処理能力を増減するので、除塵装
置前後の水位差をできるだけ小さく届めておくことがで
きる。そのため、除塵装置の各機器部品へ加わる負荷を
軽減でき、機器の損傷を防止することができるので安全
性が向上する。また、緊急時にも必要最小限の取水が確
保できるので連続安定運転が可能で装置使用上の信頼性
が高まり、装置の維持管理,運転操作性が向上する。
第1図は本発明の実施例を示す全体系統図、第2図は本
発明の第2の発明の実施例を示すブロック線図である。
第3図,第4図は従来の除塵装置の実施例を示し、第3
図は全体縦断面図、第4図は枠体の部分拡大図で、
(a)は側面図、(b)は正面図である。 1……上部スプロケットホイル、 2……下部スプロケットホイル、 3……リンクチエン、3a……リンク、 3b……ローラ、4……スクリーン枠、 5……鎖車、6……伝導チエン、 7……鎖車、14……スクリーン本体、 30……バー、32……排出口 34……空間、F……流水の流れ方向、 L……リンクチエンの駆動方向、 50……可変速電動機、 100……超音波受発信器(ソナー)、 100a……赤外線発光器、 100b……赤外線受信器、 110……変換器、120……比較器、 130……回転速度設定器、 140……増幅器、150……制御器。
発明の第2の発明の実施例を示すブロック線図である。
第3図,第4図は従来の除塵装置の実施例を示し、第3
図は全体縦断面図、第4図は枠体の部分拡大図で、
(a)は側面図、(b)は正面図である。 1……上部スプロケットホイル、 2……下部スプロケットホイル、 3……リンクチエン、3a……リンク、 3b……ローラ、4……スクリーン枠、 5……鎖車、6……伝導チエン、 7……鎖車、14……スクリーン本体、 30……バー、32……排出口 34……空間、F……流水の流れ方向、 L……リンクチエンの駆動方向、 50……可変速電動機、 100……超音波受発信器(ソナー)、 100a……赤外線発光器、 100b……赤外線受信器、 110……変換器、120……比較器、 130……回転速度設定器、 140……増幅器、150……制御器。
Claims (2)
- 【請求項1】無端状のリンクチエンに塵芥捕集用のスク
リーンまたはバーを備えた枠体を接合し、前記リンクチ
エンを上下一対のスプロケットホイルを介して可変速自
在に駆動する除塵装置において、前記枠体から水路上流
側の離間した位置に水路に対向する超音波受発信器を配
設するとともに、該超音波受発信器と前記スプロケット
ホイル駆動用の可変速電動機との間に、変換器,比較
器,速度設定器,増幅器,制御器からなる操作回路を具
備したことを特徴とする除塵装置。 - 【請求項2】超音波受発信器の代りに赤外線発光器およ
び赤外線受信器を使用する請求項1の除塵装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1155608A JP2571438B2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 除麈装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1155608A JP2571438B2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 除麈装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0321712A JPH0321712A (ja) | 1991-01-30 |
JP2571438B2 true JP2571438B2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=15609745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1155608A Expired - Lifetime JP2571438B2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 除麈装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2571438B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106525202A (zh) * | 2016-10-31 | 2017-03-22 | 河海大学 | 一种以超声波反射原理为基础的自动控制灌溉系统 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0685424U (ja) * | 1993-05-25 | 1994-12-06 | 日本自動機工株式会社 | 回転スクリーン式水路用除塵機 |
JP5159581B2 (ja) * | 2008-11-28 | 2013-03-06 | 中国電力株式会社 | 除塵機起動制御方法 |
-
1989
- 1989-06-20 JP JP1155608A patent/JP2571438B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106525202A (zh) * | 2016-10-31 | 2017-03-22 | 河海大学 | 一种以超声波反射原理为基础的自动控制灌溉系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0321712A (ja) | 1991-01-30 |
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