JP2654374B2 - 無線選択呼出受信機 - Google Patents

無線選択呼出受信機

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JP2654374B2
JP2654374B2 JP8513295A JP8513295A JP2654374B2 JP 2654374 B2 JP2654374 B2 JP 2654374B2 JP 8513295 A JP8513295 A JP 8513295A JP 8513295 A JP8513295 A JP 8513295A JP 2654374 B2 JP2654374 B2 JP 2654374B2
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signal
call
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守 坂口
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NEC Mobile Communications Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無線選択呼出受信機に関
し、特にシークレット(秘密)メッセージの管理機能を
持つ無線選択呼出受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の無線選択呼出受信機は、
呼出要求者の送信する呼出番号に続いてメッセージがシ
ークレットであることを示す特殊番号が付加されている
場合には受信したメッセージを第1の記憶手段に格納
し、呼出番号に特殊番号が付加されていない場合には一
般メッセージとして第2の記憶手段に格納し、メッセー
ジの読み出しに際してはパスワードを入力して第1の記
憶手段からシークレットメッセージを表示手段に読み出
していた(特開平4−246928号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の無線選
択呼出受信機におけるシークレットメッセージ管理は、
呼出要求者主導型のメッセージ管理方式であるため、携
帯者の必要に応じたシークレットメッセージ管理をする
ことができないという欠点があった。
【0004】また、この無線選択呼出受信機は、メッセ
ージの記憶のために二種類の記憶部が必要であるという
問題があった。
【0005】従って本発明の目的は、上述した従来のシ
ークレットメッセージ管理の欠点を解消し、メッセージ
信号記憶部の種類を少くするとともに、携帯者の指定す
る呼出番号に伴なうメッセージをシークレットメッセー
ジ管理の対象とすることにより、第三者へのシークレッ
ト情報の流出を防止できる無線選択呼出受信機を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の無線選択呼出受
信機は、呼出番号を含む選択呼出信号とこれに続くメッ
セージ信号とによって変調された無線選択呼出信号を受
信・復調し、復調された前記呼出番号と予め登録した自
己の呼出番号とが一致したときには、呼出報知を行うと
ともに前記メッセージ信号に対応するメッセージを表示
通報し、また前記メッセージ信号を一時記憶したのち読
み出して対応するメッセージを読み出し表示する無線選
択呼出受信機において、パスワードを予め登録するパス
ワード記憶手段と、複数の前記自己の呼出番号を予め登
録する呼出番号記憶手段と、選択した前記自己の呼出番
号を前記パスワードの入力をキーとしてシークレット呼
出番号とするシークレット呼出番号登録手段と、前記シ
ークレット呼出番号に一致する前記呼出番号に伴うメッ
セージ信号を受信するとこのメッセージ信号に識別情報
を付加してシークレットメッセージ信号として格納し前
記シークレット呼出番号に一致しない前記呼出番号に伴
うメッセージ信号を受信するとこのメッセージ信号を前
記識別情報の付加なしに一般メッセージ信号として格納
するメッセージ信号記憶手段とを備える。
【0007】前記無線選択呼出受信機の一つは、前記メ
ッセージ信号の表示通報および読み出し表示に際して、
前記シークレットメッセージ信号に関しては予め定めた
固定メッセージを表示する固定メッセージ表示手段をさ
らに備える構成をとることができる。
【0008】前記無線選択呼出受信機の別の一つは、前
記メッセージ信号の読み出し表示に際して、前記パスワ
ードをキーとして入力すると、前記メッセージ信号記憶
手段から前記シークレットメッセージ信号のみを読み出
して対応するシークレットメッセージを読み出し表示す
るシークレットメッセージ読み出し表示手段を備える構
成をとることができる。
【0009】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0010】図1は本発明による無線選択呼出受信機の
一実施例のブロック図である。
【0011】この無線選択呼出受信機は、ページャーシ
ステムの基地局から送信される無線選択呼出信号をアン
テナ1を介して無線部2に受ける。この無線選択呼出信
号は呼出番号を含む選択呼出信号等のデータにより変調
されている。このデータには呼出番号に続くメッセージ
信号等が含まれることがある。無線部2は、無線選択呼
出信号を受信・復調し、復調した呼出番号,メッセージ
信号等のデータをデコーダ3に送る。デコーダ3は、E
E−PROM4に予め記憶されている自己の呼出番号と
復調された呼出番号とを比較し、両者が一致した場合に
は報知駆動信号をドライバ5に送出してスピーカ6に鳴
音による呼出報知を行わせる。また、受信した呼出番号
にメッセージ信号が伴っている場合には、デコーダ3は
報知駆動信号を送出するとともに記憶されている呼出番
号と上記メッセージ信号とを制御部7に送る。制御部7
はこのメッセージ信号をRAM等を用いる記憶部10に
一時記憶させるとともに、記憶部10に予め格納してあ
る上記メッセージ信号に対応するメッセージを表示ドラ
イバ8を駆動することによって表示部9に表示通報させ
る。記憶部10に一時記憶されたメッセージ信号は、フ
ァンクションスイッチ12,13および14の操作によ
り、適宜、対応するメッセージによって表示部9に読み
出し表示することができる。
【0012】ここで、EE−PROM4には、複数の自
己の呼出番号と原則としてこの呼出受信機の携帯者しか
知らないパスワードとを、ファンクションスイッチ1
2,13および14およびデコーダ3に接続したROM
ライターを用いて、予め登録している。また、上記自己
の呼出番号のうちの一つ以上が、所定の識別符号を付加
されてシークレット呼出番号として区別されている。
【0013】さて、上述したメッセージ信号の記憶部1
0への一時記憶動作およびメッセージ信号の表示動作に
ついて、いま少し詳しく説明する。制御部4内のシーク
レット識別回路71は、受けた自己の呼出番号がシーク
レット呼出番号であると認識すると、受けたメッセージ
信号にシークレット識別情報を付加してシークレットメ
ッセージ信号とし、このシークレットメッセージ信号を
記憶部10に格納する。一方、シークレット識別回路7
1は、受けた自己の呼出番号がシークレット登録されて
いないと認識すると、受けたメッセージ信号にシークレ
ット識別情報を付加すずに一般メッセージ信号とし、こ
の一般メッセージ信号も記憶部10に格納する。
【0014】上記メッセージ信号の表示通報および読み
出し表示に際しては、制御部7のシークレット識別回路
71が、表示すべき,記憶部10に格納されたメッセー
ジ信号がシークレットメッセージ信号であるか否かをま
ず識別する。識別されたメッセージ信号がシークレット
メッセージ信号である場合には、制御部7は「SECR
ET MESSAGE」あるいは「シークレット メッ
セージ」等の固定メッセージを表示部9に表示させる。
なお、この固定メッセージに対応する固定メッセージ信
号はEE−PROM4に予め格納され,この呼出受信機
の電源投入時に制御部7内蔵のRAMの固定メッセージ
エリア72に読み出されて格納されている。一方、識別
されたメッセージ信号が一般メッセージ信号である場合
には、制御部7は、記憶部10に格納されている一般メ
ッセージ信号を読み出し、この一般メッセージ信号を表
示ドライバ8のキャラクター・コード(キャラクタ・フ
ォント)に対応させることで一般メッセージを表示部9
に表示させる。なお、表示ドライバ8は、固定メッセー
ジ信号やシークレットメッセージ信号を受けても、一般
メッセージ信号と同様に、メッセージ信号をキャラクタ
ー・コードに対応させることで対応するメッセージを表
示部9に表示させる。
【0015】また、シークレットメッセージ信号が本来
伝えるべきシークレットメッセージを読み出し表示する
には、上記パスワードをキーとして制御部7に入力する
と、シークレット識別回路71が記憶部10内のシーク
レットメッセージ信号を検索する。シークレットメッセ
ージ信号が格納されていると、制御部7はこのシークレ
ットメッセージ信号を記憶部10から読み出してこのシ
ークレットメッセージ信号に対応するシークレットメッ
セージを表示部9に表示させる。
【0016】上述のとおり本実施例の無線選択呼出受信
機は、携帯者によるパスワードの入力により(パスワー
ドをキーとして)始めてシークレットメッセージの表示
がされるので、シークレットメッセージが不用意に第三
者に流出するという恐れが全くなくなる。
【0017】また、本実施例の無線選択呼出受信機は、
メッセージ信号を一時記憶するために、記憶部10を一
種類だけ備えればよいという効果がある。
【0018】なお、図1の無線選択呼出受信機におい
て、制御部7は、デジタル信号処理・演算等を行うCP
UおよびこのCPUの制御プログラムを格納するROM
を有する。シークレット識別回路71はこの制御部7に
おけるシークレットメッセージ信号の識別機能を機能ブ
ロック的に示したものである。制御部7のシークレット
識別回路71に相当する部分は1チップに組み込むこと
ができ、この場合には制御プログラムを改造してパスワ
ード無しにシークレット識別情報付きのメッセージ信号
を記憶部10から読み出せるようにすることは不可能で
ある。
【0019】また、水晶発振子11はデコーダ3や制御
部7におけるデジタル信号処理のために必要となるクロ
ックを発生させる回路の一部であり、リセットスイッチ
15は表示部9の表示リセット用等に用いるスイッチで
ある。さらに、この呼出受信機は、図示されない電池お
よび電源回路を有し、呼出報知用のLED(発光ダイオ
ード)およびバイブレータを備えよい。
【0020】次に、本実施例におけるメッセージ管理に
関係する動作についてフローチャートを用いて詳しく説
明する。
【0021】図2は本実施例のEE−PROM4にパス
ワードを書き込む手順を示すフローチャートである。
【0022】無線選択呼出受信機の携帯者は、ファンク
ションスイッチ13および14を同時に押下してこの呼
出受信機の電源投入をする。この電源投入により(ステ
ップ11のYes)、制御部7はEE−PROM4への
パスワードの登録有無の確認に移る(ステップ12)。
パスワードが未登録であることを識別すると、制御部7
は表示ドライバ8のキャラクタ・フォントを制御して表
示部9に「パスワードSET:■012345678
9」を表示させる(ステップ12のNo)。
【0023】ここで、ファンクションスイッチ12を押
下すると、カーソル■が数字表示された0123456
789を0→1→2…9→0と順次移動するので、希望
の数字上でファンクションスイッチ14を押下すること
により、パスワードの個々の数字を選択してパスワード
をデコーダ3に入力する(ステップ15)。パスワード
の全ての数字を設定完了したあとファンクションスイッ
チ13を押下すると、制御部7はデコーダ3のシリアル
入出力回路を使って上記パスワードをEE−PROM4
に新規に書き込み登録する(ステップ16)。
【0024】ステップ12において、パスワードが既に
登録されていた場合は、制御部7は表示部9に「パスワ
ード:■0123456789」と表示させる(ステッ
プ12のYes)。そこで、携帯者はステップ15と同
様の操作を行ってパスワードを入力する(ステップ1
3)。このパスワードを設定完了したあとファンクショ
ンスイッチ13を押下すると、制御部7はパスワードが
先に登録されていたパスワードと一致しているかどうか
を判断する(ステップ14)。パスワードが一致してい
ると(ステップ14のYes)、フローはステップ15
に移る。
【0025】なお、ステップ11および14がNoであ
ると、フローはこの呼出受信機の待ち受け状態に移る。
【0026】図3は本実施例における呼出番号のシーク
レット登録および解除手順を示すフローチャートであ
る。
【0027】この無線選択呼出受信機の待ち受け状態に
おいて、ファンクションスイッチ13および14が所定
の時間同時に押下し続けられたことを認識すると、制御
部7は表示部9に「パスワード:■012345678
9」と表示させてパスワード入力モードを設定する(ス
テップ21のYes)。この状態で、携帯者はステップ
15と同様の操作を行ってパスワードを入力する(ステ
ップ22)。パスワードを設定完了したあとファンクシ
ョンスイッチ13を押下すると、制御部7はパスワード
が先に登録されていたパスワードと一致しているかどう
かを判断する(ステップ23)。
【0028】パスワードが一致しなかった場合は待ち受
け状態に移行する(ステップ23のNo)。パスワード
が一致すると(ステップ23のYes)、呼出番号のシ
ークレット登録かシークレットメッセージ読み出しの選
択モードに移行し、制御部7は表示ドライバ8のキャラ
クタ・フォントを制御して「シークレット:■WRIT
E/READ」と表示部9に表示させる(ステップ2
4)。ここで、ファンクションスイッチ12を押下する
と、カーソル■がWRITE側とREAD側に交互に移
動する。従って、WRITE側にカーソル■があるとき
にファンクションスイッチ13を押下すると、呼出番号
シークレット登録/解除の動作に移行する(ステップ2
4のWRITE)。一方、READ側にカーソル■があ
るときにファンクションスイッチ13を押下すると、図
7を参照して詳述するシークレットメッセージ読み出し
表示モードに移行する(ステップ24のREAD)。
【0029】呼出番号シークレット登録/解除モードへ
の移行(ステップ24のWRITE)によって、制御部
7はEE−PROM4に登録されている呼出番号を内蔵
のRAMに読み出し(ステップ25)、制御部7はRA
Mに読み出した呼出番号を表示部9に表示させる(ステ
ップ26)。
【0030】ステップ26において、上記RAMに複数
の呼出番号が読み出され,例えば呼出番号Aがシークレ
ット呼出番号である場合には、表示部9には「シークレ
ットアドレスA:■SET/RST」と表示され,カー
ソル■はSET側の位置にある。一方、呼出番号Aが一
般呼出番号である場合には、表示部9には「シークレッ
トアドレスA:SET/RST■」と表示され,カーソ
ル■はRST側の位置にある。そのほかの呼出番号も同
様に表示される。いま、表示部9に「シークレットアド
レスA:■SET/RST」と表示されているときにフ
ァンクションスイッチ12を押下するとカーソル■がR
ST側に移り、再度、ファンクションスイッチ12を押
下するとカーソル■がSET側に移る。つまり、ファン
クションスイッチ12を押下するごとにカーソル■はS
ET側とRST側を交互に移動する。
【0031】表示部9に「シークレットアドレスA:■
SET/RST」と表示中にファンクションスイッチ1
4を押下すると、制御部7は、呼出番号Aをシークレッ
ト呼出番号として内蔵RAMに一時保持するとともに、
次の呼出番号Bを表示部9に「シークレットアドレス
B:SET/RST■」と表示させる。このカーソル■
がRST側にあるときファンクションスイッチ14を押
下すると、制御部7は呼出番号Bを一般呼出番号として
内蔵RAMに一時保持する。同様にして、呼出番号のシ
ークレット登録の場合にはカーソル■がSET側にある
ときファンクションスイッチ14を押下し、呼出番号の
シークレット解除の場合にはカーソル■がRST側にあ
るときファンクションスイッチ14を押下することで、
制御部7は複数の呼出番号をシークレット呼出番号また
は一般呼出番号のどちらかに指定する(ステップ2
7)。
【0032】シークレット呼出番号および一般呼出番号
の指定が終了したあと、ファンクションスイッチ13を
押下すると、制御部7は内蔵RAMに一時保持した呼出
番号の情報をデコーダ3のシリアル入出力回路を介して
これら呼出番号の情報を書き込む。なお、この呼出番号
シークレット登録/解除モードでファンクションスイッ
チ13を押下すると、デコーダ3の呼出番号情報も再設
定される(ステップ28)。EE−PROM4へのシー
クレットの有無等の呼出番号情報の書き込み(登録)中
には、制御部7が表示部9に「トウロク チュウ」の表
示を行わせ(ステップ29)、この書き込みが完了する
とフローは待ち受けに移行する。
【0033】図4は、本実施例において、受信したメッ
セージ信号を記憶部10に格納する手順を示すフローチ
ャートである。
【0034】デコーダ3が復調された呼出番号と自己の
呼出番号との比較を行う(ステップ31)。両者が一致
しない場合にはこの呼出受信機は待ち受け状態に戻る
(ステップ31のNo)。両者が一致していると自己の
呼出番号が制御部7に送られ(ステップ31のYe
s)、シークレット識別回路71は受けた自己の呼出番
号がシークレット呼出番号であるか否かを照合する(ス
テップ32)。この自己の呼出番号がシークレット呼出
番号であると(ステップ32のYes)、シークレット
識別回路71は、受けたメッセージ信号にシークレット
識別情報を付加してシークレットメッセージ信号とし、
このシークレットメッセージ信号を記憶部10に格納す
る(ステップ33)。一方、ステップ32において、受
けた自己の呼出番号がシークレット呼出番号でない場合
には(ステップ32のNo)、シークレット識別回路7
1は、受けたメッセージ信号にシークレット識別情報を
付加しないで一般メッセージ信号とし、この一般メッセ
ージ信号を記憶部10に格納する(ステップ34)。ス
テップ33および34が終了すると(B)、フローは図
5に移る。
【0035】図5は、本実施例において、受信したメッ
セージ信号に対応するメッセージを表示部9に表示通報
する手順を示すフローチャートである。
【0036】本実施例の無線選択呼出受信機は、呼出報
知と同時に行う図4のフローチャートに示したメッセー
ジ信号の記憶部10への格納(B)のあと、本フローチ
ャートの動作に移る。制御部7のシークレット識別回路
71は、記憶部10に最直前に格納したメッセージ信号
がシークレットメッセージ信号か一般メッセージ信号か
をメッセージ信号からシークレット識別情報が検出され
たか否かで判断する(ステップ41)。記憶部10に最
直前に格納したメッセージ信号がシークレットメッセー
ジ信号である場合には(ステップ41のYes)、制御
部7は、固定メッセージエリア72に格納されている固
定メッセージ,例えば「SECRETMESSAGE」
を読み出し、この固定メッセージを表示ドライバ8の制
御により表示部9に表示通報させる(ステップ42)。
一定時間が経過すると、制御部7は表示部9をクリアさ
せ、この呼出受信機は待ち受け状態に戻る(ステップ4
3)。
【0037】ステップ41において、記憶部10に最直
前に格納したメッセージ信号が一般メッセージ信号であ
る場合には(ステップ41のNo)、制御部7は、記憶
部10に格納されているこの一般メッセージ信号に対応
するメッセージを表示部9に表示させる(ステップ4
4)。このあとフローはステップ43に移行する。
【0038】図6は、本実施例において、受信したメッ
セージ信号に対応するメッセージを表示部9に読み出し
表示する手順を示すフローチャートである。
【0039】ファンクションスイッチ12もしくは14
を押下すると、メッセージ読み出しモード(読み出し表
示モード)になる(ステップ51のYes)。このモー
ドになると、制御部7のシークレット識別回路71が、
記憶部10に格納されているメッセージ信号のシークレ
ット識別情報の検出動作を行い、このメッセージ信号が
シークレットメッセージ信号か一般メッセージ信号かの
識別を行う(ステップ52)。シークレットメッセージ
信号である場合には(ステップ52のYes)、制御部
7は、固定メッセージエリア72に格納されている固定
メッセージ,例えば「SECRET MESSAGE」
を読み出し、この固定メッセージを表示ドライバ8の制
御により表示部9に表示通報させる(ステップ63)。
一定時間が経過すると、制御部7は表示部9をクリアさ
せ、この呼出受信機は待ち受け状態に戻る(ステップ6
4)。
【0040】一方、ステップ52において、メッセージ
信号が一般メッセージ信号である場合には(ステップ5
2のNo)、制御部7は、記憶部10に格納されている
この一般メッセージ信号に対応するメッセージを表示部
9に順次表示させる(ステップ55)。このあとフロー
はステップ54に移行する。
【0041】上述のとおり、このフローにおけるメッセ
ージ読み出しモードでは、実質的に意味のあるメッセー
ジを読み出すのは一般メッセージのみであるので、一般
メッセージ読み出しモードと称することができる。
【0042】図7は、本実施例において、シークレット
メッセージ信号に対応するシークレットメッセージをパ
スワードの入力をキーとして表示部9に読み出し表示す
る手順を示すフローチャートである。
【0043】このシークレットメッセージ読み出しモー
ドは、図3に示した呼出番号のシークレット登録および
解除手順を示すフローチャートのステップ24におい
て、表示部9の表示画面上の「READ」側にカーソル
■があるときにファンクションスイッチ13を押下する
ことによりスタートする(図3のA,またはステップ6
1)。
【0044】すると、制御部7のシークレット識別回路
71は、記憶部10に格納されているメッセージ信号の
シークレット識別情報の検出動作を行い、このメッセー
ジ信号がシークレットメッセージ信号か一般メッセージ
信号かの識別を行う(ステップ62)。シークレットメ
ッセージ信号である場合には(ステップ62のYe
s)、シークレット識別回路71がシークレットメッセ
ージ信号をシークレット識別情報を除いた形で制御部7
に伝え、制御部7はこのシークレットメッセージ信号に
対応するシークレットメッセージを表示部9に表示させ
る(ステップ64)。ステップ62および64の動作
は、記憶部10内のシークレットメッセージ信号が全て
読み出されるまで行われ、この読み出し表示が完了した
あと一定時間経過すると、制御部7は表示部9の表示を
クリアして(ステップ64)、この呼出受信機は待ち受
け状態に戻る。
【0045】また、ステップ62において、シークレッ
ト識別回路71がシークレットメッセージ信号を検索で
きなかった場合は(ステップ62のNo)、制御部7は
表示ドライバ8を制御して表示部9に「メッセージ ナ
シ」等のシークレットメッセージ信号を受信していない
ことを携帯者に知らせる(ステップ65)。このあとフ
ローはステップ64に移行する。
【0046】このシークレットメッセージ読み出しモー
ドは、図3のパスワード入力をキーとして呼出番号のシ
ークレット登録および解除を行うフローに続いて実行さ
れるので、当然、この呼出受信機にパスワード入力がな
い限りシークレットメッセージを読み出すことができな
い。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、パスワー
ドの入力をキーとしてシークレット呼出番号を設定し、
このシークレット呼出番号に一致する呼出番号に伴うメ
ッセージ信号を受信するとこのメッセージ信号に識別情
報を付加してシークレットメッセージ信号としてメッセ
ージ信号記憶手段に格納し、前記シークレット呼出番号
に一致しない呼出番号に伴うメッセージ信号を受信する
とこのメッセージ信号を前記識別情報の付加なしに一般
メッセージ信号として前記メッセージ信号記憶手段に格
納するので、シークレットメッセージ信号を一般メッセ
ージ信号と区別して表示通報および読み出し表示できる
という効果を有する。
【0048】即ち、シークレットメーセージ信号の読み
出し表示については、キーとしてパスワード入力をする
場合のみシークレットメッセージを読み出し表示させる
ことにより、第三者に対するシークレット情報の流出を
防ぐことができるという効果を有する。
【0049】また本発明の無線選択呼出受信機は、メッ
セージ信号を一時記憶するために、メッセージ信号記憶
部を一種類だけ備えればよいという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による無線選択呼出受信機の一実施例の
ブロック図である。
【図2】本実施例のEE−PROM4にパスワードを書
き込む手順を示すフローチャートである。
【図3】本実施例における呼出番号のシークレット登録
および解除手順を示すフローチャートである。
【図4】本実施例において、受信したメッセージ信号を
記憶部10に格納する手順を示すフローチャートであ
る。
【図5】本実施例において、受信したメッセージ信号に
対応するメッセージを表示部9に表示通報する手順を示
すフローチャートである。
【図6】本実施例において、受信したメッセージ信号に
対応するメッセージを表示部9に読み出し表示する手順
を示すフローチャートである。
【図7】本実施例において、シークレットメッセージ信
号に対応するシークレットメッセージをパスワードの入
力をキーとして表示部9に読み出し表示する手順を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 無線部 3 デコーダ 4 EE−PROM 5 ドライバ 6 スピーカ 7 制御部 71 シークレット識別回路 72 固定メッセージエリア 8 表示ドライバ 9 表示部 10 記憶部 11 水晶発振子 12〜14 ファンクションスイッチ 15 リセットスイッチ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 呼出番号を含む選択呼出信号とこれに続
    くメッセージ信号とによって変調された無線選択呼出信
    号を受信・復調し、復調された前記呼出番号と予め登録
    した自己の呼出番号とが一致したときには、呼出報知を
    行うとともに前記メッセージ信号に対応するメッセージ
    を表示通報し、また前記メッセージ信号を一時記憶した
    のち読み出して対応するメッセージを読み出し表示する
    無線選択呼出受信機において、 パスワードを予め登録するパスワード記憶手段と、複数
    の前記自己の呼出番号を予め登録する呼出番号記憶手段
    と、選択した前記自己の呼出番号を前記パスワードの入
    力をキーとしてシークレット呼出番号とするシークレッ
    ト呼出番号登録手段と、前記シークレット呼出番号に一
    致する前記呼出番号に伴うメッセージ信号を受信すると
    このメッセージ信号に識別情報を付加してシークレット
    メッセージ信号として格納し前記シークレット呼出番号
    に一致しない前記呼出番号に伴うメッセージ信号を受信
    するとこのメッセージ信号を前記識別情報の付加なしに
    一般メッセージ信号として格納するメッセージ信号記憶
    手段とを備えることを特徴とする無線選択呼出受信機。
  2. 【請求項2】 前記メッセージ信号の表示通報および読
    み出し表示に際して、前記シークレットメッセージ信号
    に関しては予め定めた固定メッセージを表示する固定メ
    ッセージ表示手段をさらに備えることを特徴とする請求
    項1記載の無線選択呼出受信機。
  3. 【請求項3】 前記メッセージ信号の読み出し表示に際
    して、前記パスワードをキーとして入力すると、前記メ
    ッセージ信号記憶手段から前記シークレットメッセージ
    信号のみを読み出して対応するシークレットメッセージ
    を読み出し表示するシークレットメッセージ読み出し表
    示手段を備えることを特徴とする請求項1記載の無線選
    択呼出受信機。
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