JP2653988B2 - 枝払装置 - Google Patents

枝払装置

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JP2653988B2
JP2653988B2 JP2526795A JP2526795A JP2653988B2 JP 2653988 B2 JP2653988 B2 JP 2653988B2 JP 2526795 A JP2526795 A JP 2526795A JP 2526795 A JP2526795 A JP 2526795A JP 2653988 B2 JP2653988 B2 JP 2653988B2
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実 近藤
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  • Debarking, Splitting, And Disintegration Of Timber (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車道にはみ出した街
路樹の枝を切断する枝払装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】台風の通過に伴う暴風等によって街路樹
の枝が曲がり、車道にはみ出した場合、はみ出した枝が
車道を通行する車両に当たったり、信号機や標識を覆い
隠したりして、事故を誘発する危険性があるため、道路
管理者により、枝を切断する作業が行われる。この作業
は、通常、以下の手順で行われる。
【0003】まず、昇降可能なゴンドラを備えた高所作
業車を車道上に確保された作業場所内に止め、ゴンドラ
に乗った作業員がチェーンソー等の手持ちの切断工具で
枝を切り落とす。切り落とされて路上に散乱した枝は別
の作業員が拾い集め、後続の運搬車両の荷台に積み込
む。そして、荷台が一杯になった時点で、積み込まれた
枝にロープ掛けやシート張りをし、処分場まで運び、投
棄・焼却等を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記作
業方法によると、枝を切る作業員は重量物である切断工
具を保持しなければならないので、疲労が激しく、ま
た、バランスを崩してゴンドラから転落する危険性もあ
った。
【0005】さらに、路上に散乱した枝を拾い集めるの
に手間がかかり、作業員が後続の車にはねられる危険性
もあった。
【0006】そのほか、枝が嵩張った状態で運搬車両に
積み込まれるため、作業場所と処分場との間を運搬車両
が頻繁に往復する必要があり、効率が悪いという問題が
あった。
【0007】そこで、この発明は、安全に、効率よく、
車道にはみ出した街路樹の枝を切断することができる枝
払装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、車上での操作により旋回及び俯仰可能
な多関節のアームの先端部に枝を切る刃物を備えた切断
ユニットと、前記刃物により切断されて落下した枝を受
け止め、受け止めた枝を一方向へ滑落させる受板と、受
板から滑落した枝を一方向へ搬送するコンベヤと、その
コンベヤの排出端から排出された枝を破砕してチップ片
にする破砕ユニットと、破砕ユニットから排出された多
数のチップ片を圧縮してチップ塊にする圧縮ユニット
と、圧縮ユニットから排出されたチップ塊を袋詰めする
袋詰めユニットとを車両に装備したのである。
【0009】また、前記袋詰めユニットに代えて、圧縮
ユニットから排出されたチップ塊を焼却する焼却ユニッ
トを車両に装備してもよい。
【0010】
【作用】この発明に係る枝払装置では、枝の切断、収
拾、破砕、圧縮及び袋詰めが車上で行われるので、高所
での手持ちの切断工具による枝の切断作業や、路上に散
乱した枝の収拾作業が不必要となる。
【0011】また、切断された枝がコンパクトに圧縮さ
れるので、作業場所と処分場との間の運搬車両の往復回
数を減らすことができる。
【0012】焼却ユニットを備えたものでは、車上でチ
ップ塊を焼却するため、処分場において、チップ片の燃
えかすの灰を投棄するだけでよい。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1及び図3に示すように、車両の荷台1
の前部には、車上での操作により旋回及び俯仰可能な多
関節のアーム2と、アーム2の先端部に設けられた刃物
3とから構成された切断ユニット4が設けられている。
刃物3はチェーンソー、ダイヤモンドワイヤソー、ダイ
ヤモンドカッタ等から成り、車上の操作盤1aで駆動・
停止の操作ができる。
【0014】荷台1の一側には受板5が設けられてい
る。受板5は複数の板体6を折り畳み自在に連設したも
のであり、車両走行時には折り畳まれて荷台1に収納さ
れ、枝払い作業時には開かれて、荷台1側が低くなるよ
うに傾斜した状態で荷台1の側方に突出する。前記刃物
3により切断されて落下した枝は受板5に受け止めら
れ、受板5上を荷台1側へ滑落する。
【0015】なお、受板5は、図4に示すように、垂直
状態と荷台1の側方へ突出した状態との間で揺動する伸
縮自在のロッド7を荷台1の一側に設け、ロッド7の先
端部にテント地等から成る布地8の一端を固定し、ロッ
ド7の基部上方に設けられたリール9に布地8を他端側
から巻き取る巻取力を作用させた構成としてもよい。
【0016】この受板5では、車両走行時にはロッド7
を収縮させた状態で直立させておき、枝払い作業時にロ
ッド7を伸長させると共に荷台1の側方へ突出させ、リ
ール9から布地8を引き出して枝を受け止める。
【0017】前記受板5の下縁に沿って、荷台1の前後
方向に延びるコンベヤ10が設けられている。受板5か
ら滑落した枝はコンベヤ10により荷台1の後部へ搬送
される。コンベヤ10の排出端は供給端よりも高くなっ
ている。コンベヤ10としては、通常のベルトコンベヤ
の他、ヒレ付きコンベヤやチェーンコンベヤを使用す
る。
【0018】荷台1の後部には、上部にホッパ11を有
する破砕機12から成る破砕ユニット13が設けられて
いる。ホッパ11はコンベヤ10の排出端の下方に位置
しており、コンベヤ10の排出端から排出された枝はホ
ッパ11に投入され、破砕機12により破砕されて、チ
ップ片となる。
【0019】荷台1の後部から中央部にかけて、スクリ
ューコンベヤ14から成る圧縮ユニット15が設けられ
ている。スクリューコンベヤ14のスクリューは、供給
端から排出端へ進むに従ってピッチが小さくなってい
る。スクリューコンベヤ14の供給端部は破砕機12の
排出口の下方に位置し、上面が開口している。破砕機1
2から排出された多数のチップ片はスクリューコンベヤ
14により送られつつ圧縮され、チップ塊となって排出
端から排出される。
【0020】荷台1の中央部には、袋16の上端開口を
開いた状態で保持する保持具17を上面に複数設けたタ
ーンテーブル18と、スクリューコンベヤ14から排出
されたチップ塊を前記袋16のうちの一つに投入するホ
ッパ19とから成る袋詰めユニット20が設けられてい
る。この袋詰めユニット20では、一つの袋16が満杯
になった時点でターンテーブル18を回転させ、次の袋
16をホッパ19の下方に位置させてチップ塊を投入す
ることができるので、連続して袋詰め作業を行うことが
できる。
【0021】満杯になった袋16は、保持具17から取
り外し、荷台1の空きスペースに仮置きするか、他の運
搬車両に移載する。
【0022】上記のような枝払装置では、枝の切断、収
拾、破砕、圧縮及び袋詰めが車上で行われるので、高所
での手持ちの切断工具による枝の切断作業や、路上に散
乱した枝の収拾作業が不必要となる。
【0023】また、切断された枝がコンパクトに圧縮さ
れるので、運搬車両上での占有面積が小さくなり、作業
場所と処分場との間の運搬車両の往復回数を減らすこと
ができる。
【0024】そのほか、図5に示すように、袋詰めユニ
ット20に代えて、荷台1の中央部に焼却炉21から成
る焼却ユニット22を設け、圧縮機15から排出された
チップ塊を焼却炉21に送り込んで焼却するようにして
もよい。
【0025】この場合、車上でチップ塊を焼却するた
め、処分場では、チップ塊の燃えかすの灰を投棄するだ
けでよい。
【0026】
【効果】この発明によると、上記のように構成したの
で、枝の切断、収拾、破砕、圧縮及び袋詰めが車上で行
われ、高所での手持ちの切断工具による枝の切断作業
や、路上に散乱した枝の収拾作業が不必要となる。
【0027】また、切断された枝がコンパクトに圧縮さ
れるので、作業場所と処分場との間の運搬車両の往復回
数を減らすことができる。
【0028】従って、作業の安全性が向上すると共に、
効率が向上する。
【0029】さらに、焼却ユニットを備えたものでは、
車上でチップ塊を焼却するため、処分場において、チッ
プ塊の燃えかすの灰を投棄するだけでよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の正面図
【図2】同上の平面図
【図3】図2のIII −III 線に沿った断面図
【図4】受板の他の実施例を示す断面図
【図5】焼却ユニットを備えた実施例を示す正面図
【符号の説明】
2 アーム 3 刃物 4 切断ユニット 5 受板 10 コンベヤ 13 破砕ユニット 15 圧縮ユニット 20 袋詰めユニット

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車上での操作により旋回及び俯仰可能な
    多関節のアームの先端部に枝を切る刃物を備えた切断ユ
    ニットと、前記刃物により切断されて落下した枝を受け
    止め、受け止めた枝を一方向へ滑落させる受板と、受板
    から滑落した枝を一方向へ搬送するコンベヤと、そのコ
    ンベヤの排出端から排出された枝を破砕してチップ片に
    する破砕ユニットと、破砕ユニットから排出された多数
    のチップ片を圧縮してチップ塊にする圧縮ユニットと、
    圧縮ユニットから排出されたチップ塊を袋詰めする袋詰
    めユニットとを車両に装備した枝払装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の枝払装置において、
    詰めユニットに代えて、圧縮ユニットから排出されたチ
    ップ塊を焼却する焼却ユニットを車両に装備した枝払装
    置。
JP2526795A 1995-02-14 1995-02-14 枝払装置 Expired - Lifetime JP2653988B2 (ja)

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JPH08214695A JPH08214695A (ja) 1996-08-27
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JPH08214695A (ja) 1996-08-27

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