JP2651778B2 - 複数尾の遊泳魚玩具 - Google Patents
複数尾の遊泳魚玩具Info
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- JP2651778B2 JP2651778B2 JP5083866A JP8386693A JP2651778B2 JP 2651778 B2 JP2651778 B2 JP 2651778B2 JP 5083866 A JP5083866 A JP 5083866A JP 8386693 A JP8386693 A JP 8386693A JP 2651778 B2 JP2651778 B2 JP 2651778B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は水槽内を活魚の如く前
後および左右はもとより特に上下に複数尾を遊泳させる
魚玩具に関する。
後および左右はもとより特に上下に複数尾を遊泳させる
魚玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遊泳玩具は数多く提案され、その
多くは磁力によるもので、極性を交番し、魚体に影響さ
せ、水中を遊泳させるものである。その従来技術のなか
で、例えば、実開平2−84698号公報に掲載される
ものは、夫々が減速機付きモーターにより回転する縦軸
回転軸に支板を取付け、その支板に永久磁石を複数個配
置し、この上方に配置された水槽に比重が1より小さい
材料で作られた熱帯魚の下部に棒状の永久磁石を装備し
て水中に懸垂状に浮遊させ、この両磁石が互いに吸引さ
れることにより熱帯魚があたかも生きている如く遊泳さ
せる装置が提案されている。
多くは磁力によるもので、極性を交番し、魚体に影響さ
せ、水中を遊泳させるものである。その従来技術のなか
で、例えば、実開平2−84698号公報に掲載される
ものは、夫々が減速機付きモーターにより回転する縦軸
回転軸に支板を取付け、その支板に永久磁石を複数個配
置し、この上方に配置された水槽に比重が1より小さい
材料で作られた熱帯魚の下部に棒状の永久磁石を装備し
て水中に懸垂状に浮遊させ、この両磁石が互いに吸引さ
れることにより熱帯魚があたかも生きている如く遊泳さ
せる装置が提案されている。
【0003】また実開昭61−88796号公報には、
魚体等を模して作られれた外形を有し、かつ水中を遊泳
する遊泳体と、前記遊泳体には、別に作られた縦軸回転
軸の上端に取付けられた回転盤から構成されると共に、
前記遊泳体には磁石片を一方の極が外部(下方)に臨む
ように取付けられ、前記回転盤の表面部にはN極とS極
とが外(上方)に向かって混在するように複数の磁石を
分散配置されてなることを特徴とする水中玩具が同じく
提案されている。
魚体等を模して作られれた外形を有し、かつ水中を遊泳
する遊泳体と、前記遊泳体には、別に作られた縦軸回転
軸の上端に取付けられた回転盤から構成されると共に、
前記遊泳体には磁石片を一方の極が外部(下方)に臨む
ように取付けられ、前記回転盤の表面部にはN極とS極
とが外(上方)に向かって混在するように複数の磁石を
分散配置されてなることを特徴とする水中玩具が同じく
提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来に提案された
磁石により駆動される遊泳魚体玩具は、その遊泳魚体が
比重より小さい材料で作られ、かつ永久磁石が装備され
た状態において、水中に懸垂状に浮遊するということ
は、全体として比重が1より小さいことであり、水面に
達して浮遊するものである。反対に比重が1より大きい
と、短時間は別として、いずれも沈降して水底に達して
遊泳することになり、水中の中間に止まることはできな
い。
磁石により駆動される遊泳魚体玩具は、その遊泳魚体が
比重より小さい材料で作られ、かつ永久磁石が装備され
た状態において、水中に懸垂状に浮遊するということ
は、全体として比重が1より小さいことであり、水面に
達して浮遊するものである。反対に比重が1より大きい
と、短時間は別として、いずれも沈降して水底に達して
遊泳することになり、水中の中間に止まることはできな
い。
【0005】本出願人は、この問題を解決する一つの手
段として、既に実開昭60−168895号公報に示す
ような考案を提案し、遊泳魚体の比重を全体として1よ
り小 さくして活発な上昇力を備えた遊泳魚体と水底で回
動磁石により従動する従動磁石体とを紐で連結し、従動
磁石の回転で紐に掛けられる捩じりと、紐の弾力による
解弾作用で、紐の全長を伸縮し、遊泳魚体を上下に遊泳
することができるものであった。しかし、遊泳魚体が紐
で連結されているため、自由に遊泳することができなか
った。
段として、既に実開昭60−168895号公報に示す
ような考案を提案し、遊泳魚体の比重を全体として1よ
り小 さくして活発な上昇力を備えた遊泳魚体と水底で回
動磁石により従動する従動磁石体とを紐で連結し、従動
磁石の回転で紐に掛けられる捩じりと、紐の弾力による
解弾作用で、紐の全長を伸縮し、遊泳魚体を上下に遊泳
することができるものであった。しかし、遊泳魚体が紐
で連結されているため、自由に遊泳することができなか
った。
【0006】この発明は、前記従来技術の欠点を解消し
ようとするものであって、第1に魚自体の遊泳動作にお
いて、動きの範囲およびスピードにおいて自由度があ
り、狭い範囲に限定されることがなく、第2にその動き
が変化に富んで予測がつけられず活魚の如く前後および
左右はもとより特に上下に遊泳し、そして第3に複数尾
を相互に接近または離隔し、自由に遊泳することを目的
としてなされたものである。
ようとするものであって、第1に魚自体の遊泳動作にお
いて、動きの範囲およびスピードにおいて自由度があ
り、狭い範囲に限定されることがなく、第2にその動き
が変化に富んで予測がつけられず活魚の如く前後および
左右はもとより特に上下に遊泳し、そして第3に複数尾
を相互に接近または離隔し、自由に遊泳することを目的
としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すくなくとも前面が透明
に形成される水槽を設け、浮力用部と遊泳用磁石とがバ
ランスし、その比重が水槽に収容される遊泳用液体より
やや大きく、一定の沈降速度で水槽の底に沈むように調
整されている遊泳用魚体を前記水槽に収容し、その水槽
の背後等の側方もしくは下方には、少なくとも上下の縦
方向または前後もしくは左右等の水平方向に離隔した横
向き回転軸を装置し、この横向き回転軸に磁界発生用駆
動磁石を所要の間隔で所要個数を支架し、上下の縦方向
または前後もしくは左右等の水平方向に多段に分布する
回転磁石と遊泳用魚体の遊泳用磁石との相互作用で、沈
降する遊泳用魚体に上昇力その他の力を作用させ、活魚
の如く複数尾の魚体を遊泳させることを特徴とする複数
尾の遊泳魚玩具にある。
に形成される水槽を設け、浮力用部と遊泳用磁石とがバ
ランスし、その比重が水槽に収容される遊泳用液体より
やや大きく、一定の沈降速度で水槽の底に沈むように調
整されている遊泳用魚体を前記水槽に収容し、その水槽
の背後等の側方もしくは下方には、少なくとも上下の縦
方向または前後もしくは左右等の水平方向に離隔した横
向き回転軸を装置し、この横向き回転軸に磁界発生用駆
動磁石を所要の間隔で所要個数を支架し、上下の縦方向
または前後もしくは左右等の水平方向に多段に分布する
回転磁石と遊泳用魚体の遊泳用磁石との相互作用で、沈
降する遊泳用魚体に上昇力その他の力を作用させ、活魚
の如く複数尾の魚体を遊泳させることを特徴とする複数
尾の遊泳魚玩具にある。
【0008】前記所要の間隔で所要個数の駆動磁石を支
架して装置される複数本の横向き回転軸は、回転方向が
同方向であると共に、その相互に回転差がでるように原
動機と関連して回転し、魚体に対しての影響をより複雑
にし、自然な動きをなすようにしても良いものである。
架して装置される複数本の横向き回転軸は、回転方向が
同方向であると共に、その相互に回転差がでるように原
動機と関連して回転し、魚体に対しての影響をより複雑
にし、自然な動きをなすようにしても良いものである。
【0009】
【作用】水槽の背後等の側方もしくは下方には、少なく
とも上下の縦方向または前後もしくは左右等の水平方向
に離隔した横向き回転軸を装置し、この横向き回転軸に
磁界発生用駆動磁石を所要の間隔で所要個数を支架し、
上下の縦方向または前後もしくは左右等の水平方向に多
段に分布する駆動磁石が回転する為、水槽に対する磁界
が横向き回転軸を中心に軸回りに刻々変わり、これが複
数尾の遊泳用魚体に与える影響が一様でなく、特に上下
に配設する駆動磁石の回転が同方向に回転したときに
は、後方から前方と、それに続いて上方への移動で発生
する磁石作用が魚体の遊泳用磁石との相互作用で作用
し、このことは前後または左右の水平方向で同様に作用
し、したがって遊泳魚体の動きは、変化に富み不自然さ
がなく、生きた魚の如く遊泳するものである。
とも上下の縦方向または前後もしくは左右等の水平方向
に離隔した横向き回転軸を装置し、この横向き回転軸に
磁界発生用駆動磁石を所要の間隔で所要個数を支架し、
上下の縦方向または前後もしくは左右等の水平方向に多
段に分布する駆動磁石が回転する為、水槽に対する磁界
が横向き回転軸を中心に軸回りに刻々変わり、これが複
数尾の遊泳用魚体に与える影響が一様でなく、特に上下
に配設する駆動磁石の回転が同方向に回転したときに
は、後方から前方と、それに続いて上方への移動で発生
する磁石作用が魚体の遊泳用磁石との相互作用で作用
し、このことは前後または左右の水平方向で同様に作用
し、したがって遊泳魚体の動きは、変化に富み不自然さ
がなく、生きた魚の如く遊泳するものである。
【0010】
【実施例】以下、この発明を実施の一例である図面によ
り説明すると、1は合成樹脂材により全体を透明に形成
される水槽で、上部に蓋部2により閉鎖される注水口3
を有し、下部に所要の容積に収束する収束室4を有す
る。
り説明すると、1は合成樹脂材により全体を透明に形成
される水槽で、上部に蓋部2により閉鎖される注水口3
を有し、下部に所要の容積に収束する収束室4を有す
る。
【0011】図示しないが、水槽1は、収束室4が省略
された単なる平底でもよい。
された単なる平底でもよい。
【0012】5は器函で、前記水槽1を、その前面部1
aを外面に露出させて配置し、その水槽1の背面部1b
に対応させて背景板6をその器函5内に配設すると共
に、その背景板6の背後の器函5内には、磁界発生用駆
動磁石7、8を相互に所要の間隔で所要個数を支架した
横向き回転軸9、10を上下に所要の間隔で、回転方向
が同方向に原動機と関連して配設している。
aを外面に露出させて配置し、その水槽1の背面部1b
に対応させて背景板6をその器函5内に配設すると共
に、その背景板6の背後の器函5内には、磁界発生用駆
動磁石7、8を相互に所要の間隔で所要個数を支架した
横向き回転軸9、10を上下に所要の間隔で、回転方向
が同方向に原動機と関連して配設している。
【0013】図示しないが、水槽1の底板部の下方に底
景板を設け、さらにその下に磁界発生用駆動磁石7、8
を相互に所要の間隔で所要個数を支架した回転軸9、1
0を前後または左右に所要の間隔で、回転方向が同方向
に原動機と関連して配設してもよいものである。
景板を設け、さらにその下に磁界発生用駆動磁石7、8
を相互に所要の間隔で所要個数を支架した回転軸9、1
0を前後または左右に所要の間隔で、回転方向が同方向
に原動機と関連して配設してもよいものである。
【0014】前記0012の項で説明した実施例の回転
軸9、10には、原動機から同速、同方向に伝動回転し
てもよく、また回転軸9には歯数の少ない伝動歯車11
を、回転軸10には、それより歯数の多い伝動歯車12
とを夫々取り付け、この伝動歯車11,12に中間歯車
13の小径歯部13aを夫々噛合し、中間歯車13の大
径歯部13bをモーター14のピニオン15と夫々両側
から噛合し異速、同方向に回転してもよいものである。
軸9、10には、原動機から同速、同方向に伝動回転し
てもよく、また回転軸9には歯数の少ない伝動歯車11
を、回転軸10には、それより歯数の多い伝動歯車12
とを夫々取り付け、この伝動歯車11,12に中間歯車
13の小径歯部13aを夫々噛合し、中間歯車13の大
径歯部13bをモーター14のピニオン15と夫々両側
から噛合し異速、同方向に回転してもよいものである。
【0015】前記回転軸9と10とを異速、同方向に回
転させるとき、回転軸9を1回転するとき、回転軸10
は1.9倍回転する実施例を提案する。これは1.8倍
であっても、またそれ以上のものでも、それ以下のもの
であっても勿論よく、遊泳魚体をどのように作動させる
かにより相互の回転比が適宜選択されるものである。
転させるとき、回転軸9を1回転するとき、回転軸10
は1.9倍回転する実施例を提案する。これは1.8倍
であっても、またそれ以上のものでも、それ以下のもの
であっても勿論よく、遊泳魚体をどのように作動させる
かにより相互の回転比が適宜選択されるものである。
【0016】16はモーター機枠で、前記モーター1
4、前記各種伝動歯車および回転軸9、10の一端を支
持する。17は支枠で、回転軸9、10の他端を支持す
る。
4、前記各種伝動歯車および回転軸9、10の一端を支
持する。17は支枠で、回転軸9、10の他端を支持す
る。
【0017】18は電池で、電池ボックス19に収容
し、図示しないがスイッチを介して前記モーター14に
通電するように接続している。
し、図示しないがスイッチを介して前記モーター14に
通電するように接続している。
【0018】20は遊泳用魚体で、実施例では、熱帯魚
を模し、主体20aを合成樹脂材で左右の半殻20a
1、20a2を形成し、これを図示する如く拝み合わせ
に接合接着し、同じく合成樹脂材で尾体20bを成形
し、これを前記主体20aに軸着21して回動自在に設
けられる。
を模し、主体20aを合成樹脂材で左右の半殻20a
1、20a2を形成し、これを図示する如く拝み合わせ
に接合接着し、同じく合成樹脂材で尾体20bを成形
し、これを前記主体20aに軸着21して回動自在に設
けられる。
【0019】主体20aには、内部に浮袋用空気タンク
22と、遊泳用磁石23とを上下にバランスして収容し
ている。そして遊泳用魚体20は比重を遊泳用液体28
よりやや大きく、数秒ないし数分後のなかで選択された
一定の沈降速度で水槽1の底に沈むように調整されてい
る。その沈降速度は遊泳速度に関連し、活発に遊泳させ
るためには、大きいほうがよい。そして遊泳魚体は、2
尾以上の多数尾を収容している。
22と、遊泳用磁石23とを上下にバランスして収容し
ている。そして遊泳用魚体20は比重を遊泳用液体28
よりやや大きく、数秒ないし数分後のなかで選択された
一定の沈降速度で水槽1の底に沈むように調整されてい
る。その沈降速度は遊泳速度に関連し、活発に遊泳させ
るためには、大きいほうがよい。そして遊泳魚体は、2
尾以上の多数尾を収容している。
【0020】その沈降速度の調整と、前後または左右の
バランス調整とを行う非磁性金属製の浮力調整錘20c
を入れてもよいものである。
バランス調整とを行う非磁性金属製の浮力調整錘20c
を入れてもよいものである。
【0021】前記背景板6は板面形状および表面の施行
図に限定されるものでないが、図示しないが、立体面を
形成し、これを水槽1の前面から、岩に見せ、また背後
に抜ける窓口に設け、背景をなくして奥行きがあるよう
に見せ、魚が泳ぐ背景を実景の如く演出してもよいもの
である。
図に限定されるものでないが、図示しないが、立体面を
形成し、これを水槽1の前面から、岩に見せ、また背後
に抜ける窓口に設け、背景をなくして奥行きがあるよう
に見せ、魚が泳ぐ背景を実景の如く演出してもよいもの
である。
【0022】磁界発生用駆動磁石7、8は、合成樹脂材
で成形した支枠24、25に相互に所要の間隔を離隔し
て支架し、その支枠の一端のボス部24a、25aの嵌
着孔26a、27aに前記回転軸9、10の一方部9
a、10aを嵌着し、支枠の他端のボス部24b、25
bの嵌着孔26b、27bに前記回転軸9、10の他方
部9b、10bを嵌着し、回転軸9、10をモーター機
枠16と支枠17とで支承している。すなわち、回転軸
9、10を左右に貫通しない場合もある。
で成形した支枠24、25に相互に所要の間隔を離隔し
て支架し、その支枠の一端のボス部24a、25aの嵌
着孔26a、27aに前記回転軸9、10の一方部9
a、10aを嵌着し、支枠の他端のボス部24b、25
bの嵌着孔26b、27bに前記回転軸9、10の他方
部9b、10bを嵌着し、回転軸9、10をモーター機
枠16と支枠17とで支承している。すなわち、回転軸
9、10を左右に貫通しない場合もある。
【0023】支枠24、25に支架した磁界発生用駆動
磁石7、8の配置位置は図示に限定されるものではな
く、またその磁極の方向も図示のごとく同一ではなく、
方向を変えてもよいものある。
磁石7、8の配置位置は図示に限定されるものではな
く、またその磁極の方向も図示のごとく同一ではなく、
方向を変えてもよいものある。
【0024】遊泳用魚体20の遊泳用磁石23より磁界
発生用駆動磁石7、8の磁力は強いものが用いられ、遊
泳用魚体20の遊泳状態において、磁界発生用駆動磁石
7、8が最大限接近したとき、吸引し合う複数尾の遊泳
用魚体を少なくとも、その相互の吸引を解放するもので
あることが必要である。そしてこの作用により接近する
遊泳用魚体が離れ、自然な遊泳状態となるものである。
発生用駆動磁石7、8の磁力は強いものが用いられ、遊
泳用魚体20の遊泳状態において、磁界発生用駆動磁石
7、8が最大限接近したとき、吸引し合う複数尾の遊泳
用魚体を少なくとも、その相互の吸引を解放するもので
あることが必要である。そしてこの作用により接近する
遊泳用魚体が離れ、自然な遊泳状態となるものである。
【0025】
【発明の効果】この発明は上述のようになるから、磁界
発生用駆動磁石は従来のものの如く単に盤面下で回転し
て規則的に磁界を変化するものではなく、上下の縦方向
または前後もしくは左右の横方向に横向き回転軸が離隔
して多数段配設され、その横向き回転軸に支架された磁
界発生用駆動磁石が回転し、その回転位置により、ある
いは相互の位置により特定位置に対する磁界は刻々変化
するものである。この変化は、特に回転軸を横向きに設
定することによって変わり、またそれらの複数個を組み
合わせることによりさらに極めて多様な作動を遊泳魚体
に与えることができるものである。
発生用駆動磁石は従来のものの如く単に盤面下で回転し
て規則的に磁界を変化するものではなく、上下の縦方向
または前後もしくは左右の横方向に横向き回転軸が離隔
して多数段配設され、その横向き回転軸に支架された磁
界発生用駆動磁石が回転し、その回転位置により、ある
いは相互の位置により特定位置に対する磁界は刻々変化
するものである。この変化は、特に回転軸を横向きに設
定することによって変わり、またそれらの複数個を組み
合わせることによりさらに極めて多様な作動を遊泳魚体
に与えることができるものである。
【0026】また遊泳魚体全体の比重を遊泳用液体より
大きくすることにより、沈降させ、磁力作用により主と
して上昇するようにすれば、その過程で前後、左右に遊
泳移動させることができ、また磁力の及ぶ位置に自動的
に戻るものである。
大きくすることにより、沈降させ、磁力作用により主と
して上昇するようにすれば、その過程で前後、左右に遊
泳移動させることができ、また磁力の及ぶ位置に自動的
に戻るものである。
【0027】よって極めて自然な遊泳作動を前後、左右
はもとより上下になさしめるものである。
はもとより上下になさしめるものである。
【図1】この発明遊泳玩具の水槽の一部を切り欠き内部
の磁力線機構を示す正面図である。
の磁力線機構を示す正面図である。
【図2】同じくその中央縦断面図である。
【図3】魚体単体の縦断側面図である。
【図4】図3のA−A線に沿う横断面図である。
【図5】遊泳動力磁力機構と魚体の磁力機構との関係を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図6】この発明遊泳玩具の全体を示す外観斜視図であ
る。
る。
1 水槽 1a 前面部 1b 背面部 2 蓋部 3 注水口 4 収束室 5 器函 6 背景板 7 磁界発生用駆動磁石 8 磁界発生用駆動磁石 9 回転軸 10 回転軸 11 歯数の少ない伝動歯車 12 歯数の多い伝動歯車 13 中間歯車 13a 小径歯部 13b 大径歯部 14 モーター 15 ピニオン 16 モーター機枠 17 支枠 18 電池 19 電池ボックス 20 遊泳用魚体 20a 主体 20a1 半殻 20a2 半殻 20b 尾体 20c 浮力調整錘 21 軸着 22 浮袋用空気タンク 23 遊泳用磁石 24 支枠 24a ボス部 24b ボス部 25 支枠 25a ボス部 25b ボス部 26a 嵌着孔 26b 嵌着孔 27a 嵌着孔 27b 嵌着孔 28 遊泳用液体
Claims (3)
- 【請求項1】 すくなくとも前面および左右の側面の一
部が透明に形成される水槽を設け、浮力用部と遊泳用磁
石とがバランスし、その比重が水槽に収容される遊泳用
液体よりやや大きく、一定の沈降速度で水槽の底に沈む
ように調整されている遊泳用魚体を前記水槽に複数尾収
容し、その水槽の背後等の側方には、少なくとも上下の
縦方向に離隔した横向き回転軸を装置し、この横向き回
転軸に磁界発生用駆動磁石を所要の間隔で所要個数を支
架し、上下の縦方向に多段に分布する回転磁石と前記遊
泳用魚体の遊泳用磁石との相互作用で、沈降する前記遊
泳用魚体に上昇力その他の力を作用させ、活魚の如く複
数尾の前記遊泳用魚体を遊泳させることを特徴とする複
数尾の遊泳魚玩具。 - 【請求項2】 すくなくとも前面および左右の側面の一
部が透明に形成される水槽を設け、浮力用部と遊泳用磁
石とがバランスし、その比重が水槽に収容される遊泳用
液体よりやや大きく、一定の沈降速度で水槽の底に沈む
ように調整されている遊泳用魚体を前記水槽に複数尾収
容し、その水槽の下方には、少なくとも前後もしくは左
右等の水平方向に離隔した横向き回転軸を装置し、この
横向き回転軸に磁界発生用駆動磁石を所要の間隔で所要
個数を支架し、前後もしくは左右等の水平方向に多段に
分布する回転磁石と前記遊泳用魚体の遊泳用磁石との相
互作用で、沈降する遊泳用魚体に上昇力その他の力を作
用させ、活魚の如く複数尾の魚体を遊泳させることを特
徴とする複数尾の遊泳魚玩具。 - 【請求項3】 前記所要の間隔で所要個数の駆動磁石を
支架して装置される複数本の回転軸は、回転方向が同方
向であると共に、その相互に回転差がでるように原動機
と関連して回転することを特徴とする請求項1または請
求項2記載の複数尾の遊泳魚玩具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5083866A JP2651778B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 複数尾の遊泳魚玩具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5083866A JP2651778B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 複数尾の遊泳魚玩具 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08314282A Division JP3143881B2 (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | 複数尾の遊泳魚玩具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06269575A JPH06269575A (ja) | 1994-09-27 |
JP2651778B2 true JP2651778B2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=13814596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5083866A Expired - Fee Related JP2651778B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 複数尾の遊泳魚玩具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2651778B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2563993Y2 (ja) * | 1993-06-02 | 1998-03-04 | 株式会社増田屋コーポレーション | 遊泳玩具装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6188796U (ja) * | 1984-11-15 | 1986-06-10 | ||
JPH0284698U (ja) * | 1988-12-19 | 1990-07-02 |
-
1993
- 1993-03-19 JP JP5083866A patent/JP2651778B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH06269575A (ja) | 1994-09-27 |
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