JP3070942U - 水中生物型玩具 - Google Patents

水中生物型玩具

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JP3070942U JP1999006358U JP635899U JP3070942U JP 3070942 U JP3070942 U JP 3070942U JP 1999006358 U JP1999006358 U JP 1999006358U JP 635899 U JP635899 U JP 635899U JP 3070942 U JP3070942 U JP 3070942U
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(57)【要約】 【課題】 活発な動作が可能であり、低コストと低故障
率の水中生物型玩具とする。 【解決手段】 一つの本体10と、一つの底蓋15と、
複数のスティック19とを備え、底蓋15の周縁に複数
のスティック19を、上下双方向に回動可能で、かつ本
体10と底蓋15とを接合した状態で抜けないように取
り付け、複数のスティック19は、水中に沈む際に上方
向の水圧を受けて、上方に回動すると共に、水中から浮
上する際に下方向の水圧を受けて、下方に回動する水中
生物型玩具とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、水中生物の動きを真似た水中生物型玩具に関し、特に、観賞用の水 槽に使用するのに適する水中生物型玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、魚を模した魚型の玩具は、磁性を利用して、極性の交替により魚体 に影響を与えて、生きている魚が泳いでいるかのような動きを出すものである。 一方、周知の瓶状水族玩具は、一つの不透明の洋酒瓶型容器と、該容器前面に作 った一つの透明な水槽と、該水槽の後ろの一つの旋回軸と、一つの駆動磁石とか ら成る。そして、磁場を発生させ、該水槽に、液体と、腹の中に磁石を内蔵した 魚型の玩具とを入れる。これにより、魚型の玩具は、洋酒瓶型水槽内を生きてい る魚のように上下あるいは水平方向に泳ぐ。このため、ある程度の観賞効果が得 られる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この種の玩具は、生きている魚が泳いでいるかのような効果を出そう とする時、複雑な磁性を発生させることが不可欠である。具体的には、磁場を発 生させるのに使う複数個の駆動磁石及びその駆動装置が必要となる。このため、 構造が複雑になることによって、高コストおよび故障率の増加の問題がある。ま た、酒瓶型の水槽内を泳ぐ魚型の玩具の動作は、活発さに欠けると共に、多くの 歯車などが必要となり、部品点数が多くなることにより、上記のごとく故障頻度 と高コストの問題が生じる。
【0004】 本考案は、上記課題に鑑み、活発な動作が可能であり、低コストと低故障率の 水中生物型玩具を提供することを、目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成すべく、本考案に係る水中生物型玩具は、一つの本体と、一つ の底蓋と、複数のスティックとを備え、底蓋の周縁に複数のスティックを、上下 双方向に回動可能で、かつ本体と底蓋とを接合した状態で抜けないように取り付 け、複数のスティックは、水中に沈む際に上方向の水圧を受けて、上方に回動す ると共に、水中から浮上する際に下方向の水圧を受けて、下方に回動するように している。このため、玩具を水中に入れると、しばらくは沈んでいくが、上方に 向かう水圧によって、複数のスティックが上方に回動して広がる。これによって 、玩具にかかる浮力が増し、水面方向に移動するようになる。
【0006】 また、他の本考案に係る水中生物型玩具は、複数のスティックを、底蓋の周縁 に設けた窪みにはめ込んだ構成とするようにしている。この構成により、組立時 にスティックを窪みにはめれば、容易に玩具が完成できる。簡易な構造により、 コストの削減と故障の低減が可能となる。
【0007】 また、他の本考案に係る水中生物型玩具は、複数のスティックの底蓋側の一端 に、底蓋の径方向および鉛直方向の両方向に直角の軸棒を設け、複数のスティッ クは、軸棒の軸を中心に回動するようにしている。このため、スティックの上下 方向の回動動作がよりスムーズになると共に、簡易な構造により、コストの削減 と故障の低減が可能となる。
【0008】 また、他の本考案に係る水中生物型玩具は、本体の下方の周縁に設けた凸部と 、底蓋の上方の周縁に設けた凸部とが、本体と底蓋とを接合した際に底蓋の径方 向における2つの壁となり、複数のスティックの底蓋側の一端が保持される空間 を形成するようにしている。このため、複数のスティックは、本体と底蓋とを接 合した状態で、空間内に保持された一端を中心に、回動動作を行うことができ、 かつ容易に抜けない。さらに、本体と底蓋とを分離すると、容易にスティックを はずすことができる。
【0009】 また、他の本考案に係る水中生物型玩具は、複数のスティックを、底蓋の周縁 に略等間隔で設けるようにしている。このため、玩具の動きは、一方に偏って動 くことが少なく、水中をふわふわと上下に浮遊する動きとなる。
【0010】 また、他の本考案に係る水中生物型玩具は、複数のスティックが所定位置まで 回動する間、水中に沈ませることができる重りを内蔵するようにしている。この ため、玩具は、ある程度沈んでいくと、スティックの拡がりに伴う浮力の増大で 水上方向に移動し、しばらく上方向に動くと、スティックが閉じて、浮力が減る 。このような重力と浮力のバランスによって、玩具は、水中をふわふわ上下に浮 遊することになる。
【0011】 また、他の本考案に係る水中生物型玩具は、底蓋に、重りを着脱自在な凹部を 備えるようにしている。このため、条件に応じて、底蓋にセットした重りを交換 して別の重りを装着することができる。したがって、多様な遊びが実現可能とな る。また、水中から空気を送る場合には、その空気を受けたときのみ、水上へと 浮上するように、重りで調節可能となる。
【0012】 また、他の本考案に係る水中生物型玩具は、複数のスティックは、曲部形状と するようにしている。このため、玩具、水中をスムーズに動くことができる。
【0013】 また、他の本考案に係る水中生物型玩具は、本体の外側上部は丸みを帯び、底 蓋は平面形状であるようにしている。このため、玩具は、水中に沈むときは、ゆ っくりと移動し、水面の方向に向かうときには、素早く動くことができる。
【0014】 また、他の本考案に係る水中生物型玩具は、くらげあるいは軟体動物の形状と するようにしている。このため、玩具の動作に適応した生物を鑑賞することがで きる。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係る水中生物型玩具の好適な実施の形態について、図面に基づ いて説明する。
【0016】 図1および図2に示すように、水中生物型玩具の一例であるくらげ1は、本体 10と、底蓋15と、重り21と、複数のスティックである足19から成る。本 体10は、底縁が少し外に広がった茸状で、その底部中央には一つの突環11が 設けられている。突環11を挟んで、2つの嵌合穴14が設けられ、本体10の 底部内縁に等間隔に窪み13が設けられている。各窪み13には、それぞれ上向 きに一つの凸部12が設けられている。
【0017】 底蓋15は、本体10の底部の大小に合わせて作られており、その中央には、 1つの突柱16が設けられている。突柱16の上には、向かい合わせて2つの嵌 合柱17が設けられると共に、底蓋15の周縁には等間隔に窪み18が設けられ ている。また、スティック19は、くねりを持たせた形状となっている。さらに 、スティック19の本体10側の一端には、1つの軸棒20が設けられている。 また、重り21は、短柱体とし、底蓋15の突柱16の中に入れることができる 。
【0018】 図3に示すように、複数のスティック19は、底蓋15の周縁の窪み18の中 に、スティック19の軸棒20が窪み18の両側に動くように引っかけられてい る。重り21を底蓋15の突柱16の中に入れ、本体10の底部の向かい合った 嵌合穴14を、底蓋15の突柱16上の嵌合柱17に合わせる。また、同時に、 本体10の周縁の突子12と底蓋15の周縁の窪み18も合わせる。そして、最 後に、底蓋15の嵌合柱17と本体10の嵌合穴14を嵌合したら、くらげ1の 組み立てが完成する。
【0019】 上記の組み立てが完成したくらげ1を水槽2の中に入れ、図4に示すように、 くらげ1に内蔵した重り21により、くらげ1は水にゆっくりと沈んでいく。な お、底蓋15が平らなため、急速には沈まない。しかし、沈んでいく途中で、く らげ1の足(スティック19)は、窪み13と窪み18の中で動き、水の浮力を 受けて外向きに開く。
【0020】 また、水槽2の底部近くまで沈んでも、水槽内の空気ポンプ3が出す上昇気泡 4の浮力を受けて、くらげ1はゆっくりと上昇する、そして、上昇する気泡4が 水槽2の水面上に浮かび出た後、くらげ1は浮力を失い、また、ゆっくりと沈み 出す。くらげ1の足(スティック19)は、上昇時には、下向きの水圧を受ける ので、下方にすぼむ。一方、水中に下降する時には、くらげ1の足(スティック 19)は、上向きの水圧を受け、外向きに開く。くらげ1の足はくねりを有する ので、スティック19は、水中をスムーズに動きやすいと同時に、浮力を受けて 上方に回動しやすい。
【0021】 このように、上昇と下降を繰り返して、水中生物型玩具(くらげ1)は、本物 のように自由に上下し、ぴくぴく動き、より活発で生き生きとなる。さらには、 図5に示すように、本体10は、蛸30の形状にもできる。あるいは、その外の 軟体生物(例えば、いか)のような形状にもできる。したがって、この玩具は、 観賞価値に富む多くの生物の形状に応用できる。
【0022】
【考案の効果】
本考案によれば、活発な動作が可能であり、低コストと低故障率の水中生物型 玩具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る水中生物型玩具の実施の形態の立
体外観図である。
【図2】図1の水中生物型玩具の部品分解図である。
【図3】図1の水中生物型玩具の本体と底蓋との結合部
分を示す部分断面図である。
【図4】図1の水中生物型玩具の動作図である。
【図5】本考案に係る水中生物型玩具の別の形態であ
る。
【符号の説明】
1 くらげ 10 本体 11 突環 12 凸部 13 窪み 14 嵌合穴 15 底蓋 16 突柱 17 嵌合柱 18 窪み 19 スティック 20 軸棒 21 重り 30 蛸

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一つの本体と、一つの底蓋と、複数のステ
    ィックとを備えた水中生物型玩具において、 上記底蓋の周縁に、上記複数のスティックを、上下双方
    向に回動可能で、かつ上記本体と上記底蓋とを接合した
    状態で抜けないように取り付け、 上記複数のスティックは、水中に沈む際に上方向の水圧
    を受けて、上方に回動すると共に、水中から浮上する際
    に下方向の水圧を受けて、下方に回動することを特徴と
    する水中生物型玩具。
  2. 【請求項2】前記複数のスティックを、前記底蓋の周縁
    に設けた窪みにはめ込んだ構成としたことを特徴とする
    請求項1記載の水中生物型玩具。
  3. 【請求項3】前記複数のスティックの前記底蓋側の一端
    に、前記底蓋の径方向および鉛直方向の両方向に直角の
    軸棒を設け、前記複数のスティックは、上記軸棒の軸を
    中心に回動することを特徴とする請求項1または2記載
    の水中生物型玩具。
  4. 【請求項4】前記本体の下方の周縁に設けた凸部と、前
    記底蓋の上方の周縁に設けた凸部とが、前記本体と前記
    底蓋とを接合した際に前記底蓋の径方向における2つの
    壁となり、前記複数のスティックの前記底蓋側の一端が
    保持される空間を形成することを特徴とする請求項1か
    ら3のいずれか1項記載の水中生物型玩具。
  5. 【請求項5】前記複数のスティックを、前記底蓋の周縁
    に略等間隔で設けたことを特徴とする請求項1から4の
    いずれか1項記載の水中生物型玩具。
  6. 【請求項6】前記複数のスティックが所定位置まで回動
    する間、水中に沈ませることができる重りを内蔵してい
    ることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載
    の水中生物型玩具。
  7. 【請求項7】前記底蓋に、前記重りを着脱自在な凹部を
    備えることを特徴とする請求項6記載の水中生物型玩
    具。
  8. 【請求項8】前記複数のスティックは、曲部形状である
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項記載の
    水中生物型玩具。
  9. 【請求項9】前記本体の外側上部は丸みを帯び、前記底
    蓋は平面形状であることを特徴とする請求項1から8の
    いずれか1項記載の水中生物型玩具。
  10. 【請求項10】くらげあるいは軟体動物の形状であるこ
    とを特徴とする請求項1から9のいずれか1項記載の水
    中生物型玩具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7153291B1 (ja) * 2022-06-13 2022-10-14 株式会社インサイド 立体構造体及び台座部材

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