JP2651461B2 - ワイパー装置におけるワイパーブレード - Google Patents
ワイパー装置におけるワイパーブレードInfo
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60S1/00—Cleaning of vehicles
- B60S1/02—Cleaning windscreens, windows or optical devices
- B60S1/04—Wipers or the like, e.g. scrapers
- B60S1/32—Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
- B60S1/38—Wiper blades
- B60S1/3801—Wiper blades characterised by a blade support harness consisting of several articulated elements
-
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- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、2個の側壁とこれらの側壁の上縁部を少な
くとも部分的に連結しているウエブとを有する実質的に
U字形の断面を有する支持ヨークと、この支持ヨークに
直接または間接的に保持されているゴム状弾性払拭体と
を備え、ワイパーアームの端部が回転可能に結合される
ピボットピンが支持ヨークの一方の側壁に横方向に突出
して設けられている自動車のワイパー装置のワイパーブ
レードに関する。
くとも部分的に連結しているウエブとを有する実質的に
U字形の断面を有する支持ヨークと、この支持ヨークに
直接または間接的に保持されているゴム状弾性払拭体と
を備え、ワイパーアームの端部が回転可能に結合される
ピボットピンが支持ヨークの一方の側壁に横方向に突出
して設けられている自動車のワイパー装置のワイパーブ
レードに関する。
[従来の技術] この形式のワイパーブレードはたとえば西ドイツ特許
第2401082号明細書によって知られている。そこでは支
持ヨークは横方向に突出したピボットピンを有してお
り、このピボットピンを通してワイパーブレードはワイ
パーアームと関節連結している。ワイパーブレードとワ
イパーアームは互いに関節運動することができる。ワイ
パーブレードとワイパーアームのこのような固定方法は
ワイパーの全高を低くする時に使われる。既に知られて
いるように、一連の良好な特性は高さが低いことと関連
している。第1に、高さが低いと高さが高い場合よりも
良好な払拭パターンが得られる。DE−PS 2401082明細
書に記載された全高さが低いワイパーブレードは、少な
くとも払拭体が支持ヨークのウエブの下に垂直にまたは
ほぼ垂直に走る場合、全高さが低いことが十分に保証さ
れない。実際、支持ヨークはとても小さいので、使用さ
れる可能性のある第2の支持ヨークまたは払拭体は、か
なり湾曲した窓面または窓面領域の上で作動して、支持
ヨークの方向に補償的な運動をする時、側液の下縁に当
たる。しかしこのような補償的な運動は、ストライプの
ない払拭パターンが得られるように、どこの場所におい
ても窓面に対する払拭体の接触圧を保つために必要であ
る。さらに、DE−PS 2401082明細書に記載されたワイ
パーブレードのピボットピンは爪の係合によって下から
支持ヨークに保持されている。従ってピボットピンが横
方向に遊ばないようにすることは非常に困難である。こ
のようにDE−PS 2401082明細書に記載されたワイパー
アームはある状況下においてのみ、自動車の窓面の払拭
に適している。
第2401082号明細書によって知られている。そこでは支
持ヨークは横方向に突出したピボットピンを有してお
り、このピボットピンを通してワイパーブレードはワイ
パーアームと関節連結している。ワイパーブレードとワ
イパーアームは互いに関節運動することができる。ワイ
パーブレードとワイパーアームのこのような固定方法は
ワイパーの全高を低くする時に使われる。既に知られて
いるように、一連の良好な特性は高さが低いことと関連
している。第1に、高さが低いと高さが高い場合よりも
良好な払拭パターンが得られる。DE−PS 2401082明細
書に記載された全高さが低いワイパーブレードは、少な
くとも払拭体が支持ヨークのウエブの下に垂直にまたは
ほぼ垂直に走る場合、全高さが低いことが十分に保証さ
れない。実際、支持ヨークはとても小さいので、使用さ
れる可能性のある第2の支持ヨークまたは払拭体は、か
なり湾曲した窓面または窓面領域の上で作動して、支持
ヨークの方向に補償的な運動をする時、側液の下縁に当
たる。しかしこのような補償的な運動は、ストライプの
ない払拭パターンが得られるように、どこの場所におい
ても窓面に対する払拭体の接触圧を保つために必要であ
る。さらに、DE−PS 2401082明細書に記載されたワイ
パーブレードのピボットピンは爪の係合によって下から
支持ヨークに保持されている。従ってピボットピンが横
方向に遊ばないようにすることは非常に困難である。こ
のようにDE−PS 2401082明細書に記載されたワイパー
アームはある状況下においてのみ、自動車の窓面の払拭
に適している。
[発明の解決しようとする課題] 本発明の目的は、ワイパーブレードの高さが低く、し
かも完全な払拭パターンを有し、広い範囲で使用するこ
とのできるワイパーブレードを提供することである。
かも完全な払拭パターンを有し、広い範囲で使用するこ
とのできるワイパーブレードを提供することである。
[課題解決のための手段および作用] この目的は、本発明のワイパーブレードによって達成
される。
される。
本発明は、2個の側壁とこれらの側壁の上縁部を少な
くとも部分的に連結しているウエブとを有する実質的に
U字形の断面を有する支持ヨークと、この支持ヨークに
直接または間接的に保持されているゴム状弾性払拭体と
を備え、ワイパーアームの端部が回転可能に結合される
ピボットピンが支持ヨークの一方の側壁に横方向に突出
して設けられている自動車のワイパー装置のワイパーブ
レードにおいて、ピボットピンは支持ヨークの一方の側
壁から他方の側壁に向かって支持ヨークの縦軸に対して
横方向に突出して設けられ、このピボットピンの側壁に
取付けた端部と反対側の前端部とピボットピンの取付け
られていない他方の側壁との間の距離が払拭体の最大幅
よりも大きく設定され、ピボットピンの前端部と他方の
側壁との間に払拭体が入り込むことのできる空間が形成
されていることを特徴とする。
くとも部分的に連結しているウエブとを有する実質的に
U字形の断面を有する支持ヨークと、この支持ヨークに
直接または間接的に保持されているゴム状弾性払拭体と
を備え、ワイパーアームの端部が回転可能に結合される
ピボットピンが支持ヨークの一方の側壁に横方向に突出
して設けられている自動車のワイパー装置のワイパーブ
レードにおいて、ピボットピンは支持ヨークの一方の側
壁から他方の側壁に向かって支持ヨークの縦軸に対して
横方向に突出して設けられ、このピボットピンの側壁に
取付けた端部と反対側の前端部とピボットピンの取付け
られていない他方の側壁との間の距離が払拭体の最大幅
よりも大きく設定され、ピボットピンの前端部と他方の
側壁との間に払拭体が入り込むことのできる空間が形成
されていることを特徴とする。
ワイパーが窓の湾曲面に適応して所定の良好な払拭パ
ターンをか得るためには湾曲して高くなっている窓ガラ
スの部分では払拭体はそれに対応して上昇できることが
必要であるが、本発明では上記のようにピボットピンの
前端部と他方の側壁との間に払拭体が入り込むことので
きる空間が形成されているために払拭体がこの空間に入
り込むことによって上昇して窓ガラスの湾曲に適応する
ことができる。
ターンをか得るためには湾曲して高くなっている窓ガラ
スの部分では払拭体はそれに対応して上昇できることが
必要であるが、本発明では上記のようにピボットピンの
前端部と他方の側壁との間に払拭体が入り込むことので
きる空間が形成されているために払拭体がこの空間に入
り込むことによって上昇して窓ガラスの湾曲に適応する
ことができる。
短いワイパーブレードの払拭体は、支持ヨークと完全
に一体に形成された手段、たとえば、支持ヨーク上に形
成された爪の手段によって、ウエブの下に保持される。
しかしワイパーブレードが長い場合は、この手段では良
好な接触圧を容易に達成することができない。したがっ
て(そのような場合は)、その支持ヨークにバランスビ
ームの方法で横に関節連結する第2の支持ヨークを設
け、払拭体をこの第2の支持ヨークによってウエブの下
に保持することが提案される。その場合、たとえば第2
の支持ヨークから横に突出した爪によって案内が達成さ
れる。この爪はこの爪のみで払拭体に係合するが、第1
の支持ヨークが非常に長い場合は、その第1の支持ヨー
クの上に形成された爪と共に払拭体に係合する。
に一体に形成された手段、たとえば、支持ヨーク上に形
成された爪の手段によって、ウエブの下に保持される。
しかしワイパーブレードが長い場合は、この手段では良
好な接触圧を容易に達成することができない。したがっ
て(そのような場合は)、その支持ヨークにバランスビ
ームの方法で横に関節連結する第2の支持ヨークを設
け、払拭体をこの第2の支持ヨークによってウエブの下
に保持することが提案される。その場合、たとえば第2
の支持ヨークから横に突出した爪によって案内が達成さ
れる。この爪はこの爪のみで払拭体に係合するが、第1
の支持ヨークが非常に長い場合は、その第1の支持ヨー
クの上に形成された爪と共に払拭体に係合する。
本発明はプラスチック製の支持ヨークにも金属板製の
支持ヨークにも適用できる。プラスチック製にする場合
は、支持ヨークとピボットピンとを単一体として射出成
形することが提案される。このようにすれば、ピボット
ピンを支持ヨークの上に簡単に確実に信頼性よく保持す
ることができる。したがって、これは払拭パターンをよ
くする効果をもっている。金属板製の支持ヨークの場合
は、支持ヨークにピボットピンを保持するための2つの
部分を形成することが提案される。これは特に特許請求
の範囲第8項に記載したように形成され設定される。
支持ヨークにも適用できる。プラスチック製にする場合
は、支持ヨークとピボットピンとを単一体として射出成
形することが提案される。このようにすれば、ピボット
ピンを支持ヨークの上に簡単に確実に信頼性よく保持す
ることができる。したがって、これは払拭パターンをよ
くする効果をもっている。金属板製の支持ヨークの場合
は、支持ヨークにピボットピンを保持するための2つの
部分を形成することが提案される。これは特に特許請求
の範囲第8項に記載したように形成され設定される。
特許請求の範囲第8項と第12項に記載した実施態様に
おいては、ピボットピンは支持ヨークの幅の広い部分の
中にあり、その2つの前端(両末端)に加えて、このピ
ボットピンの縦軸の両側も支持ヨーク部分によって支持
されている。これは、支持ヨークのピボットピンに接続
する方の側壁がその一部分において、他方の側壁と不均
一な間隙を取って(広くなって)いることにより、ピボ
ットピンの縦軸の横方向に延びているからである。こう
して支持ヨークがプラスチック製であっても金属板製で
あっても、安定性の高い可動連結が達成される。この事
実は、その結果として、払拭パターンに対して好ましい
効果をもつ。
おいては、ピボットピンは支持ヨークの幅の広い部分の
中にあり、その2つの前端(両末端)に加えて、このピ
ボットピンの縦軸の両側も支持ヨーク部分によって支持
されている。これは、支持ヨークのピボットピンに接続
する方の側壁がその一部分において、他方の側壁と不均
一な間隙を取って(広くなって)いることにより、ピボ
ットピンの縦軸の横方向に延びているからである。こう
して支持ヨークがプラスチック製であっても金属板製で
あっても、安定性の高い可動連結が達成される。この事
実は、その結果として、払拭パターンに対して好ましい
効果をもつ。
金属板製の支持ヨークを好ましい形状にするため、ウ
エブに切込みラグを形成することによって、ピボットピ
ンの一端を支持するための壁を、(この支持ヨークの)
2個の側壁の間に形成することが提案される。この壁
(ラグ)を形成するためには、ピボットピンと連結する
方の側壁に近いところに切込みを入れるとよい。同一方
向へ折曲げるとカーブした折り山(bending edge)がで
きるので、ワイパーブレードの外見がよくなる。しか
し、切込みを他方の側壁に近いところに作ってもよい。
この場合、その折り形状のため、支持ヨークのピボット
ピンのところの横方向に突び出している部分を細くする
ことができる。上述のようなピボットピンを容易に得る
ために、実際には、ウエブのピボットピンの上に位置す
る部分も切込む必要がある。
エブに切込みラグを形成することによって、ピボットピ
ンの一端を支持するための壁を、(この支持ヨークの)
2個の側壁の間に形成することが提案される。この壁
(ラグ)を形成するためには、ピボットピンと連結する
方の側壁に近いところに切込みを入れるとよい。同一方
向へ折曲げるとカーブした折り山(bending edge)がで
きるので、ワイパーブレードの外見がよくなる。しか
し、切込みを他方の側壁に近いところに作ってもよい。
この場合、その折り形状のため、支持ヨークのピボット
ピンのところの横方向に突び出している部分を細くする
ことができる。上述のようなピボットピンを容易に得る
ために、実際には、ウエブのピボットピンの上に位置す
る部分も切込む必要がある。
払拭パターンのためには、支持ヨークを払拭体の両側
面に沿ってできるだけ近付けて延長したり、空気流に当
たる側壁が払拭体をできるだけ高くまで被覆するように
すると、特に好ましい。そのようにすると、ワイパーブ
レードの上の空気流は、払拭体の前面の滑らかな領域に
当たりその上を流れる。これは、側壁と払拭体との間の
隙間が狭いため、支持ヨークの下には(空気が)流れる
ための空間がないからである。このためワイパーブレー
ドは窓面から浮き上がることはなく、そして接触圧と払
拭パターンは一定に保たれる。
面に沿ってできるだけ近付けて延長したり、空気流に当
たる側壁が払拭体をできるだけ高くまで被覆するように
すると、特に好ましい。そのようにすると、ワイパーブ
レードの上の空気流は、払拭体の前面の滑らかな領域に
当たりその上を流れる。これは、側壁と払拭体との間の
隙間が狭いため、支持ヨークの下には(空気が)流れる
ための空間がないからである。このためワイパーブレー
ドは窓面から浮き上がることはなく、そして接触圧と払
拭パターンは一定に保たれる。
ピボットピンが支持ヨークにリベット留めされている
ワイパーブレードの場合にも、支持ヨークを払拭体の側
面になるべく近く沿わせるため、払拭体(の縦軸)を支
持ヨークの縦軸に関して横方向にずらすことが推奨され
る。この方法により、ピボットピンと連結していない方
の側壁を、払拭体にもっと接近させて起らせることがで
きる。
ワイパーブレードの場合にも、支持ヨークを払拭体の側
面になるべく近く沿わせるため、払拭体(の縦軸)を支
持ヨークの縦軸に関して横方向にずらすことが推奨され
る。この方法により、ピボットピンと連結していない方
の側壁を、払拭体にもっと接近させて起らせることがで
きる。
ウエブを傾斜状態に設定することにより、すなわち、
ウエブ面と側壁面との角度を90゜からずらすことによ
り、払拭体の空気流にさらされる側を被覆することがで
きる。これの利点は、被覆性が良好であるにもかかわら
ず、支持ヨークを製造するためにあまり多量の材料を必
要としないことである。
ウエブ面と側壁面との角度を90゜からずらすことによ
り、払拭体の空気流にさらされる側を被覆することがで
きる。これの利点は、被覆性が良好であるにもかかわら
ず、支持ヨークを製造するためにあまり多量の材料を必
要としないことである。
ワイパーアームを窓面にできるだけ近づけて関連連結
することにより、信頼性の高い接触圧と完全な払拭パタ
ーンが達成される。傾斜したウエブを有するワイパーブ
レードは、窓面により接近している、ピボットピンを留
めるための側壁を使用することによって、簡単に回転可
能に結合される。ワイパーブレードの案内を改良し、払
拭パターンをさらに良好するために、ピボットピンを、
側壁の、ワイパーアームの末端の両側面がその全高さに
渡って壁と側壁によって覆われるような高さ位置に設定
することが提案される。こうして案内面が大きくなるの
でワイパーブレードの良好な案内が保証される。
することにより、信頼性の高い接触圧と完全な払拭パタ
ーンが達成される。傾斜したウエブを有するワイパーブ
レードは、窓面により接近している、ピボットピンを留
めるための側壁を使用することによって、簡単に回転可
能に結合される。ワイパーブレードの案内を改良し、払
拭パターンをさらに良好するために、ピボットピンを、
側壁の、ワイパーアームの末端の両側面がその全高さに
渡って壁と側壁によって覆われるような高さ位置に設定
することが提案される。こうして案内面が大きくなるの
でワイパーブレードの良好な案内が保証される。
[発明の実施例] 以下、添附図面を参照しながら2つの実施例を挙げて
本発明を詳細に説明する。
本発明を詳細に説明する。
まず、第1図乃至第4図に示されるワイパーブレード
は、薄い鋼鉄板をプレスした後折曲げることによって形
成された支持ヨーク1を有している。この支持ヨーク1
は横断面がU字形であり、2個の側壁10,20と、この側
壁10,20をつなぐウエブ30とを有している。ウエブ30に
は貫通孔31があけられている。これによってこのワイパ
ーブレードの良好な空気力学的特性が達成される。
は、薄い鋼鉄板をプレスした後折曲げることによって形
成された支持ヨーク1を有している。この支持ヨーク1
は横断面がU字形であり、2個の側壁10,20と、この側
壁10,20をつなぐウエブ30とを有している。ウエブ30に
は貫通孔31があけられている。これによってこのワイパ
ーブレードの良好な空気力学的特性が達成される。
支持ヨーク1のU字形横断面は、中央領域2の部分に
おいて、この中央領域2の横の両側の領域よりも大きく
なっている。すなわち、側壁の一つ20は、中央領域2の
ところで側壁20のその他の領域よりも支持ヨーク1の長
手方向である縦軸40から大きい間隔を取っている。これ
に対して、他方の側壁10は、全領域に渡って支持ヨーク
1の縦軸40から一定の間隔をとっている。第1図と第2
図に示されているように、(側壁20における)この異な
るスペース間の移行は緩やかであり、側壁20は中央領域
2の部分でカーブしている。中央領域2において、支持
ヨーク1の縦軸40へ向かって横方向に(実質的に直角
に)突出している鋼鉄製のピボットピン50が、側壁20に
よって保持されている。このピボットピン50には、その
末端が鍵状部分61となっているワイパーアーム60が、通
常の方法により縦断面がU字形のプラスチック連結部材
70を介して回転可能に結合している。ピボットピン50
の、支持ヨーク1の縦軸40から遠い方の前面51は、側壁
20にリベット留めされている。そしてピボットピン50の
支持ヨーク1の縦軸40に近い方の前面52は壁15にリベッ
ト留めされている。この壁15は2つの側壁10,20の間に
(これらに側壁と平行に)広がっている。
おいて、この中央領域2の横の両側の領域よりも大きく
なっている。すなわち、側壁の一つ20は、中央領域2の
ところで側壁20のその他の領域よりも支持ヨーク1の長
手方向である縦軸40から大きい間隔を取っている。これ
に対して、他方の側壁10は、全領域に渡って支持ヨーク
1の縦軸40から一定の間隔をとっている。第1図と第2
図に示されているように、(側壁20における)この異な
るスペース間の移行は緩やかであり、側壁20は中央領域
2の部分でカーブしている。中央領域2において、支持
ヨーク1の縦軸40へ向かって横方向に(実質的に直角
に)突出している鋼鉄製のピボットピン50が、側壁20に
よって保持されている。このピボットピン50には、その
末端が鍵状部分61となっているワイパーアーム60が、通
常の方法により縦断面がU字形のプラスチック連結部材
70を介して回転可能に結合している。ピボットピン50
の、支持ヨーク1の縦軸40から遠い方の前面51は、側壁
20にリベット留めされている。そしてピボットピン50の
支持ヨーク1の縦軸40に近い方の前面52は壁15にリベッ
ト留めされている。この壁15は2つの側壁10,20の間に
(これらに側壁と平行に)広がっている。
支持ヨーク1のこの壁15は次のようにして形成され
る。まず、金属板のウエブ30となる部分に、側壁10の縦
軸40に対してほぼ直角方向に2本切込みを入れ、それか
らウエブ30となる部分であって金属板の側壁20となる部
分の上端21に近いところに、支持ヨーク1の縦軸40と同
じ方向に1本切込みを入れる。そして、これらの切込み
によって形成されたラグを、金属板の側壁20となる部分
と共に、第4図の矢印Pの方向に折曲げる。
る。まず、金属板のウエブ30となる部分に、側壁10の縦
軸40に対してほぼ直角方向に2本切込みを入れ、それか
らウエブ30となる部分であって金属板の側壁20となる部
分の上端21に近いところに、支持ヨーク1の縦軸40と同
じ方向に1本切込みを入れる。そして、これらの切込み
によって形成されたラグを、金属板の側壁20となる部分
と共に、第4図の矢印Pの方向に折曲げる。
ピボットピン50は、支持ヨーク1のこの2つの折曲げ
部分(壁)15,20にリベット留めされている。特にピボ
ットピン50を、前面51,52に加えてこのピンの縦軸53の
両側においてもカーブした側壁20によって支持されるよ
うにすると有利である。そのようにすると遊びのない取
付けが保証される。さらに側壁20と、ワイパーアーム60
の末端の鍵状部分61の下方を向いた受け膝(knee)とが
交差している領域において、側壁20を延在させ、こうし
てワイパーアーム60の上側が側壁20の上端と同一平面に
広がるようにする。この時、ワイパー領域の上方全体
は、確実にエッジの少ない流線形となる。
部分(壁)15,20にリベット留めされている。特にピボ
ットピン50を、前面51,52に加えてこのピンの縦軸53の
両側においてもカーブした側壁20によって支持されるよ
うにすると有利である。そのようにすると遊びのない取
付けが保証される。さらに側壁20と、ワイパーアーム60
の末端の鍵状部分61の下方を向いた受け膝(knee)とが
交差している領域において、側壁20を延在させ、こうし
てワイパーアーム60の上側が側壁20の上端と同一平面に
広がるようにする。この時、ワイパー領域の上方全体
は、確実にエッジの少ない流線形となる。
特に第3図に示されているように、支持ヨーク1のウ
エブ30は2つの側壁10,20に対して傾斜をもつように設
計されていう。ここで、ピボットピン50と連結している
側壁20は他方の側壁10よりも窓面に近づくように延びて
いる。壁15も、側壁20と同じくらい窓面に近く延びでお
り、この壁15のほぼ半分の高さのところにピボットピン
50が設定されている。壁15と側壁20はワイパーアームの
末端61の高さに合わせられている。したがってワイパー
アームの末端61は両側ともその全高さに渡ってカバーさ
れる。側壁20は空気流にさらされることを考慮して設計
されている。
エブ30は2つの側壁10,20に対して傾斜をもつように設
計されていう。ここで、ピボットピン50と連結している
側壁20は他方の側壁10よりも窓面に近づくように延びて
いる。壁15も、側壁20と同じくらい窓面に近く延びでお
り、この壁15のほぼ半分の高さのところにピボットピン
50が設定されている。壁15と側壁20はワイパーアームの
末端61の高さに合わせられている。したがってワイパー
アームの末端61は両側ともその全高さに渡ってカバーさ
れる。側壁20は空気流にさらされることを考慮して設計
されている。
図面には示されていないが、支持ヨーク1の前端およ
び後端には爪3が形成されている。この爪3は、支持ヨ
ークのウエブ30の下に設定されているゴム製の払拭体80
を上から拘持している。この払拭体80は従来の方法でヘ
ッド81とウエブ82とワイパーリップ83とから構成されて
いる。(これらを詳細に説明すると、)ヘッド81は横断
面が台形であってこれは幅の狭い傾斜した断面か長方形
のウエブ82に続いており、ワイパーリップ83は、実質上
三角形の横断面を有し窓面に接しているものである。第
3図のように、側壁10とピボットピン50の前面52との間
隔Aは払拭体80のヘッド81の幅よりも広く、したがって
払拭体80の最大幅よりも広い。その結果、払拭体80は、
窓面の湾曲領域を横切る時に支持ヨーク1中へウエブ30
まで(一時的に)入り込むことができる。このような理
由によって払拭体80の窓面に対する接触圧は少なくとも
実質上一定に保たれる。したがって、全高さが非常に低
いワイパーブレードにおいて、ストライプ(stripe)の
ない払拭パターンが保証される。払拭体80を支持ヨーク
1の中までしか入れないようにして、(一番深く入って
も)ワイパーリップ83が(支持ヨーク1の)外に残るよ
うにするため、図面のように、支持ヨーク1の高さ払拭
体80の高さに適合している。その結果、窓面はあらゆる
場合において支持ヨーク1によって傷つけられない、と
いうことが保証される。
び後端には爪3が形成されている。この爪3は、支持ヨ
ークのウエブ30の下に設定されているゴム製の払拭体80
を上から拘持している。この払拭体80は従来の方法でヘ
ッド81とウエブ82とワイパーリップ83とから構成されて
いる。(これらを詳細に説明すると、)ヘッド81は横断
面が台形であってこれは幅の狭い傾斜した断面か長方形
のウエブ82に続いており、ワイパーリップ83は、実質上
三角形の横断面を有し窓面に接しているものである。第
3図のように、側壁10とピボットピン50の前面52との間
隔Aは払拭体80のヘッド81の幅よりも広く、したがって
払拭体80の最大幅よりも広い。その結果、払拭体80は、
窓面の湾曲領域を横切る時に支持ヨーク1中へウエブ30
まで(一時的に)入り込むことができる。このような理
由によって払拭体80の窓面に対する接触圧は少なくとも
実質上一定に保たれる。したがって、全高さが非常に低
いワイパーブレードにおいて、ストライプ(stripe)の
ない払拭パターンが保証される。払拭体80を支持ヨーク
1の中までしか入れないようにして、(一番深く入って
も)ワイパーリップ83が(支持ヨーク1の)外に残るよ
うにするため、図面のように、支持ヨーク1の高さ払拭
体80の高さに適合している。その結果、窓面はあらゆる
場合において支持ヨーク1によって傷つけられない、と
いうことが保証される。
このワイパーブレードのさらに有利な形状は、払拭体
80(の縦軸)を支持ヨーク1の縦軸40の横にずらして、
支持ヨーク1の側壁10と壁15とを、払拭体80の両側面に
沿って互いに可能な限り近く走らせることである。こう
することによってウエブ30を可能な限り細く作ることが
できる。さらに、支持ヨーク1のウエブ30に設けられた
貫通孔31の下の空気流にさらされる領域が小さくなる。
そしてこれによりワイパーブレードが窓面から浮上する
傾向も小さくなる。さらに、ここに提案されたように設
計すると支持ヨーク1の製造に必要な材料の量も少なく
することができる。なお、支持ヨーク1はプレスして折
曲げる方法のほか、浸漬成形法によって作ることもでき
る。
80(の縦軸)を支持ヨーク1の縦軸40の横にずらして、
支持ヨーク1の側壁10と壁15とを、払拭体80の両側面に
沿って互いに可能な限り近く走らせることである。こう
することによってウエブ30を可能な限り細く作ることが
できる。さらに、支持ヨーク1のウエブ30に設けられた
貫通孔31の下の空気流にさらされる領域が小さくなる。
そしてこれによりワイパーブレードが窓面から浮上する
傾向も小さくなる。さらに、ここに提案されたように設
計すると支持ヨーク1の製造に必要な材料の量も少なく
することができる。なお、支持ヨーク1はプレスして折
曲げる方法のほか、浸漬成形法によって作ることもでき
る。
次に、第5図および第6図に示されている支持ヨーク
4は、第1図の支持ヨーク1と丁度同じように、断面が
U字形で、2個の側壁10,20とこの側壁10,20をつなぐウ
エブ30とを有するものである。しかし、この支持ヨーク
4はピボットピン50も含めてプラスチックの射出成形に
よって作られている。この射出成形は、一方の側壁20の
壁厚がピボットピン50の存在する中央領域2においてそ
の他の部分よりも厚くなるように、そしてこの側壁20に
高さ全体に渡る台形筒状の貫通孔が形成されるように行
なう。ピボットピン50は、支持ヨーク4の縦方向に延び
る制限壁20a,20bの間に形成されている。ピボットピン5
0と接続していない方の側壁10とピボットピン50の前面5
2との間隔Aは、この前面52が制限壁21bの内側にあると
して、払拭体80(図示せず)の最大幅よりも大きくされ
ている。したがって、払拭体80は支持ヨーク4の中にウ
エブ30まで入り込むことができる。支持ヨーク4と支持
ヨーク1との差異は、図面から明らかなように、このプ
ラスチック製の支持ヨーク4のウエブ30には、貫通孔が
設けられていないことである。これは、(ウエブの)貫
通孔は、支持ヨーク4の計画外の屈曲を助長するからで
ある。しかし支持ヨーク4のウエブ30と側壁10,20は、
(第1図と同様に)傾斜するように設計されている。こ
の設計および上記間隔Aによって、このワイパーブレー
ドの場合も、その全高さを非常に低くすること、および
その良好な払拭パターンを達成することができる。ここ
でワイパーアームは払拭体の横方向に延びているが、こ
のワイパーアームも支持ヨークの20a,bの部分によって
良好に案内されることができる。
4は、第1図の支持ヨーク1と丁度同じように、断面が
U字形で、2個の側壁10,20とこの側壁10,20をつなぐウ
エブ30とを有するものである。しかし、この支持ヨーク
4はピボットピン50も含めてプラスチックの射出成形に
よって作られている。この射出成形は、一方の側壁20の
壁厚がピボットピン50の存在する中央領域2においてそ
の他の部分よりも厚くなるように、そしてこの側壁20に
高さ全体に渡る台形筒状の貫通孔が形成されるように行
なう。ピボットピン50は、支持ヨーク4の縦方向に延び
る制限壁20a,20bの間に形成されている。ピボットピン5
0と接続していない方の側壁10とピボットピン50の前面5
2との間隔Aは、この前面52が制限壁21bの内側にあると
して、払拭体80(図示せず)の最大幅よりも大きくされ
ている。したがって、払拭体80は支持ヨーク4の中にウ
エブ30まで入り込むことができる。支持ヨーク4と支持
ヨーク1との差異は、図面から明らかなように、このプ
ラスチック製の支持ヨーク4のウエブ30には、貫通孔が
設けられていないことである。これは、(ウエブの)貫
通孔は、支持ヨーク4の計画外の屈曲を助長するからで
ある。しかし支持ヨーク4のウエブ30と側壁10,20は、
(第1図と同様に)傾斜するように設計されている。こ
の設計および上記間隔Aによって、このワイパーブレー
ドの場合も、その全高さを非常に低くすること、および
その良好な払拭パターンを達成することができる。ここ
でワイパーアームは払拭体の横方向に延びているが、こ
のワイパーアームも支持ヨークの20a,bの部分によって
良好に案内されることができる。
最後に、第7図に示すように払拭体80は支持ヨーク1,
4に形成された爪3に加えて、第2の(複数の)支持ヨ
ーク5に形成された別の爪によっても保持されることが
できることを再び指摘する。これらの第2の支持ヨーク
5は、ピボットピン50と同様の方法で支持ヨーク1,4の
上に設定されたピボットピンを介して、支持ヨーク1,4
に回転可能に結合することが好ましい。これは、そのピ
ボットピン50′の領域においても払拭体80が支持ヨーク
1,4の中にウエブ30まで入り込むことができるようにす
るためである。この場合も、第2の支持ヨーク5の爪は
その支持ヨークの横方向延長部分に設けるべきである。
4に形成された爪3に加えて、第2の(複数の)支持ヨ
ーク5に形成された別の爪によっても保持されることが
できることを再び指摘する。これらの第2の支持ヨーク
5は、ピボットピン50と同様の方法で支持ヨーク1,4の
上に設定されたピボットピンを介して、支持ヨーク1,4
に回転可能に結合することが好ましい。これは、そのピ
ボットピン50′の領域においても払拭体80が支持ヨーク
1,4の中にウエブ30まで入り込むことができるようにす
るためである。この場合も、第2の支持ヨーク5の爪は
その支持ヨークの横方向延長部分に設けるべきである。
[発明の効果] 本発明によれば、ピボットピンは支持ヨークの側壁か
ら横方向に突出して設けられ、それにワイパーアームが
結合されているためにワイパーブレードの高さを非常に
低くすることが可能になる。しかもピボットピンの側壁
に取付けた端部に対して反対側の前端部とピボットピン
の取付けられていない他方の側壁との間の距離が払拭体
の最大幅よりも大きく設定されて払拭体入り込むことの
できる空間が形成されているために払拭体が窓の湾曲面
に適合するようにピボットピンに妨害されずに断面U字
形の支持ヨークの2つの側壁の間の空間に深く入り込む
ことができるために湾曲した窓面に適合した動作が広い
範囲で可能になる。
ら横方向に突出して設けられ、それにワイパーアームが
結合されているためにワイパーブレードの高さを非常に
低くすることが可能になる。しかもピボットピンの側壁
に取付けた端部に対して反対側の前端部とピボットピン
の取付けられていない他方の側壁との間の距離が払拭体
の最大幅よりも大きく設定されて払拭体入り込むことの
できる空間が形成されているために払拭体が窓の湾曲面
に適合するようにピボットピンに妨害されずに断面U字
形の支持ヨークの2つの側壁の間の空間に深く入り込む
ことができるために湾曲した窓面に適合した動作が広い
範囲で可能になる。
したがって本発明によれば非常に低い構造で良好な払
拭パターンを有するワイパーブレードを得ることが可能
になる。
拭パターンを有するワイパーブレードを得ることが可能
になる。
第1図は本発明の第1の実施例の支持ヨークの斜視図、
第2図は支持ヨークの上面図、第3図は第2図のIII−I
II線の断面図、第4図は第1図のIV−IV線の断面図、第
5図は本発明の第2の実施例の支持ヨークの斜視図、第
6図は第5図のVI−VI線の断面図である。第7図は第2
の支持ヨークを具備する実施例である。第8図は第7図
のVIII−VIII線の断面図である。第9図は第7図のIX−
IX線の断面図である。第10図は第7図のX−X線の断面
図である。 1……支持ヨーク、2……中央領域、3……爪、4……
支持ヨーク、 10,20……側壁、15……壁、30……ウエブ、40……縦
軸、50……ピボットピン、60……ワイパーアーム、70…
…連結部材、80……払拭体。
第2図は支持ヨークの上面図、第3図は第2図のIII−I
II線の断面図、第4図は第1図のIV−IV線の断面図、第
5図は本発明の第2の実施例の支持ヨークの斜視図、第
6図は第5図のVI−VI線の断面図である。第7図は第2
の支持ヨークを具備する実施例である。第8図は第7図
のVIII−VIII線の断面図である。第9図は第7図のIX−
IX線の断面図である。第10図は第7図のX−X線の断面
図である。 1……支持ヨーク、2……中央領域、3……爪、4……
支持ヨーク、 10,20……側壁、15……壁、30……ウエブ、40……縦
軸、50……ピボットピン、60……ワイパーアーム、70…
…連結部材、80……払拭体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エツカート・シユミツト ドイツ連邦共和国,7129 ブラツケンハ イム,ハイルブロンナー・シユトラーセ 62 (56)参考文献 実開 昭57−151145(JP,U) 実公 昭51−25380(JP,Y2)
Claims (19)
- 【請求項1】2個の側壁(10,20)とこれらの側壁の上
縁部を少なくとも部分的に連結しているウエブ(30)と
を有する同一の部材により一体で形成された実質的にU
字形の断面を有する支持ヨーク(1)と、この支持ヨー
ク(1)に直接または間接的に保持されているゴム状弾
性払拭体(80)とを備え、ワイパーアーム(60)の端部
(61)が回転可能に結合されるピボットピン(50)が支
持ヨーク(1)の一方の側壁(20)に横方向に突出して
設けられている自動車のワイパー装置のワイパーブレー
ドにおいて、 ピボットピン(50)は支持ヨーク(1)の一方の側壁
(20)から支持ヨーク(1)の長手方向である縦軸(4
0)に対して実質的に直角に突出して設けられ、他方の
側壁(10)とこの他方の壁(10)と対向するピボットピ
ン(50)の前端部(52)との間の距離(A)が払拭体
(80)の最大幅よりも大きく設定され、ピボットピンの
前端部と他方の側壁との間に払拭体が入り込みウエブ
(30)に達することのできる空間が形成されていること
を特徴とするワイパーブレード。 - 【請求項2】支持ヨーク(1)と一体に形成された保持
素子によって前記払拭体(80)が支持ヨーク(1)のウ
エブ(30)の下側に取付けられている特許請求の範囲第
1項記載のワイパーブレード。 - 【請求項3】前記支持ヨーク(1)の間接的に保持され
ているゴム状弾性払拭体(80)は、支持ヨーク(1)か
ら実質的に直角に突出するピボットピン(50′)にその
中央部が回転可能に結合されているバランスビーム形状
の1個以上の第2の支持ヨーク(5)によって保持され
ている特許請求の範囲第1項または第2項記載のワイパ
ーブレード。 - 【請求項4】第2の支持ヨーク(5)が第1の支持ヨー
ク(1)の一方の側壁(20)から他方の側壁(10)に向
かって実質的に直角に突出したピボットピン(50′)に
回転可能に結合されており、ピボットピン(50′)を保
持していない他方の側壁(10)とピボットピン(50′)
のこの側壁(10)に面している前端部(52)との距離が
払拭体(80)の最大幅よりも大きく設定されている特許
請求の範囲第3項記載のワイパーブレード。 - 【請求項5】ピボットピン(50)がその両端部(51,5
2)において支持ヨーク(1)の複数の部分(20,15)に
より保持されている特許請求の範囲第1項乃至第4項の
いずれか1項記載のワイパーブレード。 - 【請求項6】支持ヨーク(4)がピボットピン(50)と
ともにプラスチックの射出成形によって形成されている
特許請求の範囲第5項記載のワイパーブレード。 - 【請求項7】支持ヨーク(1)が、金属板のプレスおよ
び折曲げによって形成され、ピボットピンが支持ヨーク
の2つの折曲げによって形成された部分(15,20)にリ
ベット留めされている特許請求の範囲第5項記載のワイ
パーブレード。 - 【請求項8】ピボットピン(50)の存在する領域(2)
において支持ヨーク(1)のU字断面の2個の側壁(1
0,20)間の距離がその他の領域における側壁間の距離よ
りも大きく、 その側壁(10,20)間の距離が大きい領域(2)に隣接
する部分において、ピボットピン(50)が取付けられて
いる側壁(20)はこの側壁(20)と支持ヨーク(1)の
縦軸(40)との距離が前記距離が大きい領域(2)にお
ける距離まで連続的に増加するように変化しており、2
個の側壁(10,20)の間に延在する壁(15)が設けら
れ、この壁(15)がピボットピン(50)の前端部(52)
を保持している特許請求の範囲第5項乃至第7項のいず
れか1項記載のワイパーブレード。 - 【請求項9】前記壁(15)が、金属板のウエブ(30)と
なる部分に支持ヨーク(1)の縦軸(40)に対してほぼ
直角方向に走る2本の切込みを入れ、この切込みによっ
て形成されたラグを折曲げることによって形成されてい
る特許請求の範囲第7項または第8項記載のワイパーブ
レード。 - 【請求項10】切込みの一端がピボットピン(50)と連
結している側壁(20)の上端(21)の近くに位置してい
る特許請求の範囲第9項記載のワイパーブレード。 - 【請求項11】切込みの他端がピボットピン(50)と連
結していない側の側壁(10)の上端の近くに位置してい
る特許請求の範囲第9項記載のワイパーブレード。 - 【請求項12】ピボットピン(50)の存在する領域にお
いて、一方の側壁(20)が他の領域における側壁(20)
よりも厚く形成され、その厚く形成された領域に高さ全
体にわたる貫通孔(22)が形成され、この貫通孔(22)
の、支持ヨーク(1)の縦軸(40)の方向に延びている
内壁(20a,20b)上に両端が位置するピボットピン(5
0)が形成されている特許請求の範囲第6項または第8
項記載のワイパーブレード。 - 【請求項13】支持ヨーク(1)が払拭体の側面に沿っ
て接近して延在し、空気流を受ける側の側壁(20)が払
拭体を空気流から遮蔽するために払拭体を覆う高さを有
している特許請求の範囲第1項乃至第12項のいずれか1
項記載のワイパーブレード。 - 【請求項14】払拭体(80)が支持ヨーク(1)の縦軸
(40)に関してずれている特許請求の範囲第7項または
第13項記載のワイパーブレード。 - 【請求項15】ウエブ(30)は少なくとも2個の側壁の
それぞれの上縁部においてウエブ面と側壁面が傾斜する
ように連結し、空気流を受ける側の側壁の下縁部が他方
の側壁(10)の下縁部よりも窓面に接近する位置に配置
される特許請求の範囲第13項または第14項記載のワイパ
ーブレード。 - 【請求項16】ワイパーアーム(60)を支持するための
ピボットピン(50)が支持ヨーク(1)の全体の高さの
中央よりも窓面に近い位置に取付けられている特許請求
の範囲第13項乃至第15項のいずれか1項記載のワイパー
ブレード。 - 【請求項17】ピボットピン(50)の側壁(20)に取付
けた端部と反対側の端部を支持している壁(15)がほぼ
ピボットピン(50)を取付けた側壁(20)と同様の高さ
に延在し、支持ヨーク(1)に回転可能に結合されたワ
イパーアーム(60)の端部(61)がその両側に位置する
側壁(20)および前記壁(15)より高く突出しないよう
な高さの位置にピボットピン(50)が設けられている特
許請求の範囲第8項乃至第14項のいずれか1項または第
15項または第16項記載のワイパーブレード。 - 【請求項18】第1および第2の支持ヨーク(5)の少
なくとも一方がその前端および後端にそれぞれ形成され
た爪によって払拭体(80)を上から保持している特許請
求の 範囲第2項または第3項記載のワイパーブレード。 - 【請求項19】ピボットピン(50)と回転可能に結合さ
れたワイパーアーム(60)が側壁(20)の一部分と交差
しており、その交差部分において側壁(20)の上部はワ
イパーアーム(60)が支持ヨーク(1)より高くならな
い高さに形成されている特許請求の範囲第5項乃至第18
項のいずれか1項記載のワイパーブレード。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19833347440 DE3347440A1 (de) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | Wischblatt fuer scheibenwischeranlagen, insbesondere an kraftfahrzeugen |
DE3347440.0 | 1983-12-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60161240A JPS60161240A (ja) | 1985-08-22 |
JP2651461B2 true JP2651461B2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=6218377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59275007A Expired - Lifetime JP2651461B2 (ja) | 1983-12-29 | 1984-12-28 | ワイパー装置におけるワイパーブレード |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2651461B2 (ja) |
DE (1) | DE3347440A1 (ja) |
ES (1) | ES283670Y (ja) |
FR (1) | FR2557526B1 (ja) |
GB (1) | GB2151914B (ja) |
IT (1) | IT1181929B (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8615651D0 (en) * | 1986-06-26 | 1986-07-30 | Trico Folberth Ltd | Blade for windscreen wiper |
FR2632897A1 (en) * | 1988-06-20 | 1989-12-22 | Journee Paul Sa | Windscreen wiper arm for a motor vehicle windscreen wiper |
DE3923666C2 (de) * | 1989-07-18 | 2000-12-07 | Teves Gmbh Alfred | Wischblatt für Scheibenwischeranlagen |
US5179761A (en) * | 1990-10-19 | 1993-01-19 | Tridon Limited | Aerodynamic windshield wiper superstructure |
FR2743042B1 (fr) * | 1995-12-28 | 1998-01-30 | Valeo Systemes Dessuyage | Balai d'essuie-glace courbe pour vehicule automobile comportant une raclette decalee transversalement |
FR2746748B1 (fr) * | 1996-03-27 | 1998-04-30 | Valeo Systemes Dessuyage | Balai d'essuie-glace comportant un element appartenant a une structure articulee, notamment pour vehicule automobile |
AU5025999A (en) | 1998-05-19 | 1999-12-06 | Yucel SAHIN | Windshield wiper |
DE19850917A1 (de) * | 1998-11-05 | 2000-05-11 | Bosch Gmbh Robert | Scheibenwischerteil |
DE19922520A1 (de) * | 1999-05-15 | 2000-11-16 | Bosch Gmbh Robert | Wischblatt |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3147506A (en) * | 1962-04-26 | 1964-09-08 | Gen Motors Corp | Wiper arm-to-blade connector support |
JPS5125380Y2 (ja) * | 1973-02-20 | 1976-06-29 | ||
DE2401082B2 (de) * | 1974-01-10 | 1976-02-12 | SWF-Spezialfabrik für Autozubehör Gustav Rau GmbH, 7120 Bietigheim | Vorrichtung zur befestigung eines wischerarmendes am lagerbolzen eines wischblattbuegels |
JPS57151145U (ja) * | 1981-03-19 | 1982-09-22 |
-
1983
- 1983-12-29 DE DE19833347440 patent/DE3347440A1/de active Granted
-
1984
- 1984-12-07 GB GB08430972A patent/GB2151914B/en not_active Expired
- 1984-12-21 IT IT24204/84A patent/IT1181929B/it active
- 1984-12-24 FR FR848419777A patent/FR2557526B1/fr not_active Expired
- 1984-12-28 ES ES1984283670U patent/ES283670Y/es not_active Expired
- 1984-12-28 JP JP59275007A patent/JP2651461B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2151914A (en) | 1985-07-31 |
IT8424204A0 (it) | 1984-12-21 |
FR2557526B1 (fr) | 1989-04-28 |
JPS60161240A (ja) | 1985-08-22 |
ES283670Y (es) | 1985-12-16 |
DE3347440A1 (de) | 1985-07-11 |
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