JP2648416B2 - 転炉炉底ライニング用バランスアーム - Google Patents

転炉炉底ライニング用バランスアーム

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JP2648416B2
JP2648416B2 JP13826392A JP13826392A JP2648416B2 JP 2648416 B2 JP2648416 B2 JP 2648416B2 JP 13826392 A JP13826392 A JP 13826392A JP 13826392 A JP13826392 A JP 13826392A JP 2648416 B2 JP2648416 B2 JP 2648416B2
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brick
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佐藤光邦
能勢正彦
智 樫本
若木信義
須藤新太郎
博 長岡
広瀬俊幸
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Shinagawa Shiro Renga KK
JFE Engineering Corp
Original Assignee
Shinagawa Shiro Renga KK
Nippon Kokan Ltd
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  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
  • Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は製鉄所等において使用さ
れる転炉炉底煉瓦積機のバランスアームに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、転炉内の底部に煉瓦を積む際、昇
降自在なタワーを転炉上方から転炉底部中央の近くまで
延長するように配置し、タワー内を通して煉瓦を積載し
たパレットを搬送し、転炉底部でパレットを取り出し、
タワー下端部に設けたバランスアームにより煉瓦を積む
ことが行われている。
【0003】バランスアームは2本のアームで構成さ
れ、操作レバーにより先端を上下させ、水平移動は人手
によって行う簡易運搬装置であり、アームの先端に取付
けた真空吸着パットまたは挟持装置で煉瓦を保持、移動
し、順次炉底部に煉瓦を積んでいくためのものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、転炉の炉底
部煉瓦は、最近寿命を延ばすために大型化し、平均単重
が約60kgに達し、人手で運搬し、煉瓦積みすること
が不可能になってきている。大型転炉の炉底煉瓦は、通
常長さが1〜1.5mあり、炉内に搬入されたパレット
上の煉瓦を炉底に煉瓦積みするためには、バランスアー
ムの高さ方向のストロークは2m以上必要である。しか
し、汎用のバランスアームで2m以上の高さストローク
の機種を選定すると非常に大型になり、狭い炉内での作
業では操作性が悪く、作業能率も低下してしまうという
問題があった。
【0005】本発明は上記課題を解決するためのもの
で、小型機種が選定でき、上下ストロークも必要長さが
確保でき、操作性が良く、作業能率を大幅に向上させる
ことができる転炉炉底ライニング用バランスアームを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、煉瓦を炉上よ
り取り入れて炉内に搬送する煉瓦積機の下端に取り付け
られた2リンク式バランスアームにおいて、旋回かつ傾
動可能に支持された第1のアームと、第1のアームの先
端部に旋回可能に取り付けられた第2のアームと、第2
のアームの先端部に昇降可能に取付けられた昇降アーム
と、昇降アーム先端に回動自在に取り付けられた煉瓦保
持具を備えたことを特徴とする。
【0007】また、本発明の煉瓦保持具は真空吸着パッ
トからなること、第2のアームに昇降アーム駆動装置を
設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明は2リンク式バランスアームの先端に昇
降アームを取り付け、その先端に煉瓦保持具を装着する
ようにしたものであり、必要最小機種のバランスアーム
を使用し、昇降アームにより上下方向のストロークを確
保することができるので、操作性が良く、かつ作業能率
も向上させることが可能となる。
【0009】
【実施例】図1は本発明のバランスアームの1実施例を
示す図、図2は昇降アームの詳細図、図3は昇降アーム
の他の実施例を示す図である。図中、1は転炉、2は煉
瓦積機、21は筒状フレーム、3はバランスアーム、3
aは駆動装置、3bはアーム、3cはリンク機構、3d
はロッド、3eは旋回機構、3fはアーム、3gは保持
装置、4は昇降アーム、5は煉瓦、5a,5bは炉底煉
瓦、6はパレット、7は保持具、8はストッパ、9は電
動ウィンチである。
【0010】図において、煉瓦積機2は転炉1の上部よ
り炉内に挿入され、また引上げられる昇降自在の構造に
なっており、パレット積みされた煉瓦はこのタワーの内
部を通して炉内へ搬送するか、又は炉口9よりホイスト
10により搬送される。煉瓦積機の下端部には筒状フレ
ーム21が設けられており、その下端にバランスアーム
3が取り付けられている。バランスアーム3は、駆動装
置3aによって傾動するアーム3bと、その先端部にリ
ンク機構3c、ロッド3d、旋回機構3eを介して連結
されたアーム3fとを有している。アーム3fは旋回機
構3eで旋回可能に連結されており、先端部の保持装置
3gで昇降アーム4を垂直方向にスライド可能に保持
し、ストッパ8により所定位置に固定できるようになっ
ている。
【0011】昇降アーム4は、図2に示すように、先端
部に煉瓦を吸着するための保持具7が回動自在に取り付
けられている。保持具は図示しない真空ポンプで真空引
きされて煉瓦を吸着するようにしたものであるが、これ
に限らず煉瓦を把持するような構造のものでもよい。ま
た、昇降アーム4は、図2に示した構造の他に図3に示
すように、アーム3fに固着した電動ウィンチ9によっ
てロッド4aを昇降させるようにしても良く、人手によ
る昇降または駆動源(電気、エアー、油圧等)による昇
降が可能である。
【0012】このように、本発明のバランスアーム3
は、煉瓦の上下移動距離がアーム3bの傾動角度に昇降
アーム4のストロークがプラスされ、小型のバランスア
ームを使用して大きな上下移動距離を確保することがで
きる。
【0013】このような構成において、転炉炉底への煉
瓦積みは、図1に示すように、すでにライニングされた
煉瓦の上にパレット6に載置された煉瓦5を仮り置き
し、図示しない操作レバーでバランスアーム3を駆動し
て保持具7により煉瓦を吸着し(図Aで示す姿勢)、こ
れを移動して図Bで示す姿勢、あるいは図Cで示す姿勢
をとって炉底煉瓦5a,5bを積んで行く。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従来のバ
ランスアームに昇降アームを付加することにより、必要
最小機種のバランスアームによって大きな上下ストロー
クが確保できるので、小型のバランスアームの機種を選
定し、十分な上下ストロークを確保して操作性を良く
し、狭い転炉炉内作業を円滑に能率よく行うことが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のバランスアームの1実施例を示す図
である。
【図2】 昇降アームの詳細図である。
【図3】 昇降アームの他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1…転炉、2…煉瓦積機、21…筒状フレーム、3…バ
ランスアーム、3a…駆動装置、3b…アーム、3c…
リンク機構、3d…ロッド、3e…旋回機構、3f…ア
ーム、3g…保持装置、4…昇降アーム、5…煉瓦、5
a,5b…炉底煉瓦、6…パレット、7…保持具、8…
ストッパ、9…電動ウィンチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須藤新太郎 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 長岡 博 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 広瀬俊幸 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号日 本鋼管株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−168213(JP,A) 実開 平5−45055(JP,U) 実開 昭64−5098(JP,U) 特公 平2−36873(JP,B2)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 煉瓦を炉上より取り入れて炉内に搬送す
    る煉瓦積機の下端に取り付けられた2リンク式バランス
    アームにおいて、旋回かつ傾動可能に支持された第1の
    アームと、第1のアームの先端部に旋回可能に取り付け
    られた第2のアームと、第2のアームの先端部に昇降可
    能に取付けられた昇降アームと、昇降アーム先端に回動
    自在に取り付けられた煉瓦保持具を備えたことを特徴と
    する転炉炉底ライニング用バランスアーム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のバランスアームにおい
    て、煉瓦保持具は真空吸着パットからなることを特徴と
    する転炉炉底ライニング用バランスアーム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のバランスアームにおい
    て、第2のアームに昇降アーム駆動装置を設けたことを
    特徴とする転炉炉底ライニング用バランスアーム。
JP13826392A 1992-05-29 1992-05-29 転炉炉底ライニング用バランスアーム Expired - Lifetime JP2648416B2 (ja)

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JPH06200314A JPH06200314A (ja) 1994-07-19
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KR100905121B1 (ko) * 2002-11-29 2009-06-30 주식회사 포스코 전로 바닥용 내화물 축조장치
JP7038030B2 (ja) * 2018-09-18 2022-03-17 品川リフラクトリーズ株式会社 煉瓦施工用バランサー及び煉瓦施工方法

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JPH06200314A (ja) 1994-07-19

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