JP2648203B2 - 活魚コンテナ装置 - Google Patents

活魚コンテナ装置

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JP2648203B2 JP1054367A JP5436789A JP2648203B2 JP 2648203 B2 JP2648203 B2 JP 2648203B2 JP 1054367 A JP1054367 A JP 1054367A JP 5436789 A JP5436789 A JP 5436789A JP 2648203 B2 JP2648203 B2 JP 2648203B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、コンテナ台車に載置して活魚を遠隔地まで
搬送する活魚コンテナ装置に関するものである。
(ロ)従来技術 従来から活魚輸送用コンテナに関する技術は公知とさ
れているのである。
例えば、実公昭58−12612号公報や、特開昭55−74736
号公報や、実開昭53−156899号公報や、特公昭56−1584
5号公報や、特開昭52−61600号公報や、特開昭48−6129
2号公報や、特開昭47−42190号公報や、実開昭63−5326
3号公報に記載の技術の如くである。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 本発明においては、活魚コンテナ装置の搬送時におい
て発生するアンモニア気泡を、活魚水槽A1,A2や濾過槽
Fの部分から徐々に抜くことが出来るように、開口部と
ガイドパイプ28と泡ドレーン室16,16を設けたものであ
る。
これにより、活魚コンテナ装置による搬送の途中にお
いて発生するアンモニア気泡を、徐々に泡ドレーン室1
6,16に案内して排出することか出来るので、水槽内の水
の汚れを最小限度に抑えることが出来るのである。
(ニ)問題を解決する為の手段 本発明の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成
するための構成を説明する。
1台のコンテナに設ける活魚水槽を、中央に配置した
濾過層Fを挟んで両側に二分すると共に、両側の活魚水
槽A1,A2は、4つの隅角部の夫々にコーナーカバー27を
配置した楕円形のトラック状に構成し、該楕円形のトラ
ック状の活魚水槽A1,A2の隅角部で、コーナーカバー27
の外側の位置に泡ドレーン室16,16を設け、活魚水槽A1,
A2の上部の水槽蓋11,11と、濾過槽Fの上部の蓋体54よ
り延出したガイドパイプ28を、泡ドレーン室16に連通さ
せたものである。
(ホ)実施例 本発明の目的・構成は以上の如くであり、次に添付の
図面に示した実施例の構成を説明する。
第1図は、本発明の活魚コンテナの正面図、第2図は
同じく平面図、第3図は同じく側面図である。
コンテナNはコンテナ台車の上に載置固定して鉄道輸
送する為に、載置脚部51,51とロックピン挿入部52が設
けられており、該ロックピン挿入部52の左右に、フォー
クリフトのフォーク挿入孔53,53が設けられている。
そして、本発明の要部を構成する活魚水槽A1,A2は、
該ロックピン挿入部52を中心に左右に配置されており、
中央にはクーラー機械室Bとエンジン機械室Dと濾過槽
Fが配置されている。
コンテナNの四隅の位置には、それぞれ泡ドレーン室
16,16と、雨水ドレーン室17,17が設けられている。
これら輸送中において、アンモニア分を多く含む発生
泡を線路上に垂れ流ししないように、またコンテナNの
上面に溜まる雨水も垂れ流し出来ないので、これらをコ
ンテナヤード等に到着後において一括排出処理すべく一
時的に貯溜する為に設けたものである。
それぞれの泡ドレーン室16,16と雨水ドレーン室17,17
は独立しており、下面にドレーンコックが設けられてい
る。
泡ドレーン室16,16へは、活魚水槽A1,A2の水槽蓋11
と、濾過槽Fの蓋体54の中央部に開口した孔より、噴出
した泡がガイドパイプ28を通過して流入するのである。
水槽蓋11は活魚水槽A1,A2に対して密閉閉鎖している
ので、海水内に空気を送るべく設けられたダイアフラム
ブロワからの圧縮空気が、海水中に通過する間の泡が、
そのまま水面に噴出し、該泡の塊が押し出されてガイド
パイプ28から泡ドレーン室16,16に溜まるのである。
また、濾過槽Fの蓋体54の中央からもガイドパイプ28
が突出されており、該濾過槽F内にダイアフラムブロワ
より圧縮空気が送り込まれて発生する泡ドレーンを泡ド
レーン室16,16に案内しているのである。
また、活魚水槽A1,A2の前面には、活魚水槽A1,A2の内
部の活魚の状態を監視する為の監視窓13,13が設けられ
ている。
前面にはコントロールボックス8の操作盤と、エンジ
ンEの冷却風吸入口14が配置されている。
また、エンジン機械室Dの蓋部分には、エンジンEの
ラジエータ10からの冷却風を通過させる冷却風通過蓋12
が設けられている。55はエンジンのEのマフラーであ
る。
第4図は空気と水の流れを示すブロック線図、第5図
はコンテナNの平面断面図、第6図はコンテナNの正面
断面図である。
これらの図面により、全体的な構成を説明する。
本発明のコンテナNの外周は、FRP樹脂により構成し
た2重壁構造とされており、該2重壁の内部には、断熱
材56が介装されており、全体として外部の熱を遮蔽する
構成としている。
そして、平面視において長方形のコンテナNを3つに
区画し、両端は同一形状の活魚水槽A1,A2に構成し、中
央部を左右に3区画に構成し、中央に濾過槽Fを配置
し、その外側にクーラー機械室Bとエンジン機械室Dを
配置している。
前述の如く、コンテナNの4隅の位置には、泡ドレー
ン室16,16と雨水ドレーン室17,17が構成されている。
また、活魚水槽A1,A2はそのままでは長方形の水槽と
なるが、長方形では内部の海水の流水が円滑に出来ない
ので、活魚水槽A1の4隅にコーナーカバー27a,27b,27c,
27dを設けて、全体として楕円形のトラック状になるよ
うに構成している。同様に活魚水槽A2には、コーナーカ
バー27e,27f,27g,27hが配置されて、楕円トラック状と
して水流が円滑に回転すべく構成している。
第15図は隅部ガイド板35とコーナーカバー27の部分の
平面図、第16図はコーナーカバー27の斜視図、第17図は
隅部ガイド板35の斜視図である。
第15図、第16図、第17図において、コーナーカバー27
の部分の構成を説明する。
各コーナーカバー27の裏側に隅部ガイド板35が設けら
れており、該隅部ガイド板35は水流の方向に指向性を持
たせる為の指向性凹部35aが構成されているのである。
該指向性凹部35aを具備した隅部ガイド板35の内部側
に、コーナーカバー27を貼設して、両者の間に出来る空
間に、分散器23b,23a,24a,24bと分散器26b,26a,25a,25b
が配置されているのである。
また、コーナーカバー27の下部には、エアリフト装置
により上昇する海水を補給すべく、海水を吸水するネッ
ト開口27nが構成されている。
また、コーナーカバー27の上端には、指向性凹部35a
により方向性を与えられた泡と水流が噴出する水流開口
27mが、トラック状の外周切線に沿う方向に開口されて
いる。
この2枚の隅部ガイド板35とコーナーカバー27を組み
合わせることにより、第15図の如き平面視状態を構成す
るコーナー部が設けられているのである。
そして、活魚水槽A1の各コーナーカバー27a,27b,27c,
27dの裏側に、分散器23b,23a,24a,24bが配置されてい
る。
また、他方の活魚水槽A2の各コーナーカバー27e,27f,
27g,27hの裏側には、分散器26b,26a,25a,25bが配置され
ている。
コーナーカバー27の構成は第18図において開示されて
おり、水平に配置するパイプの外周に無数の開口が設け
られており、この開口からダイアフラムブロワにより圧
送された空気が噴出し、気泡となって上昇していくので
ある。
また、活魚水槽A1のコーナーカバー27aの裏側と、活
魚水槽A2のコーナーカバー27fの裏側とには、濾過水吐
出口57a,57bが開口されているのである。
これらは後述する水循環ポンプP1,P2からの圧送水が
吐出されているのである。
前記濾過水吐出口57a,57bからの圧送水と、コーナー
カバー27からの圧力空気と、隅部ガイド板35とコーナー
カバー27により、活魚水槽A1,A2内に矢印のように回転
水流が構成されるのである。
そして、濾過水吐出口57a,57bから吐出された濾過後
の海水は、一旦コーナーカバー27の裏側の水路を経て上
昇し、活魚水槽A1,A2の上面から流入し、内部で汚れた
水は、下部に沈澱し、特に中央の底面に設けた水戻し口
1a,1bに戻ってくるのである。
該水戻し口1a,1bは、第6図に示す如く、U字管状の
水路により、濾過槽Fと活魚水槽A1,A2との隔壁部分の
上端まで案内されて、濾過槽Fの内部に流れ込むのであ
る。
濾過槽Fは、第5図に示す如く、長方形の水槽に構成
されており、この中に第19図に示すように箱形の濾過材
カートリッジ2が嵌装されているのである。
そして、濾過槽Fと濾過材カートリッジ2との間に隙
間があると、その部分から濾過されない戻し海水が通過
してしまうので、これを防ぐべく、第26図の如く、濾過
材カートリッジ2の外周縁部2aと濾過槽Fと内周との間
に密閉シール58が介装されているのである。
濾過材カートリッジ2は中央に、エアリフト開口3が
開口されており、該エアリフト開口3の内部を、濾過槽
分散器59から噴出された圧縮空気が上昇し、海水中に酸
素を供給しているのである。
また、該濾過材カートリッジ2の内部には表面にウー
ルマット4が配置され、該ウールマット4により物理的
に濾過し、その下の濾過材カートリッジ2の内部には、
多孔質のプラスチック濾過材5が充填されているのであ
る。
該多孔質のプラスチック濾過材5はこれにより物理的
に濾過するのではなくて、この中にアンモニア分解バク
テリアを繁殖させて、生物濾過を行うものである。
故に、多孔質のプラスチック濾過材5はアンモニア分
解バクテリアの繁殖床としての役割を具備しているので
ある。
該濾過材カートリッジ2内のウールマット4とアンモ
ニア分解バクテリアにより濾過された海水が、次にPH調
整材カートリッジ50内に充填されたカキガラや珊瑚ガラ
の間を通過し、該PH調整材6内を酸性海水が通過する
と、PH調整材6が溶融してPHを7〜7.5の中性に調節す
るのである。
そしてさらに、該PH調整材6を通過した濾過後の海水
は、吸引口60より、第4図の水循環ポンプP1,P2に吸引
されるのである。
また、該濾過槽Fの底部には、海水温度が非常に低い
場合において、各輸送魚の適温まで海水温度を上昇する
加温ヒーター7が配置されているのである。
第6図の実施例においては、濾過材カートリッジ2と
PH調整材カートリッジ50とは別に濾過槽Fの内部に吊り
下げられており、エアリフト開口3の部分がPH調整材カ
ートリッジ50にもエアリフト開口61として構成されてお
り、両者が重複載置されて、1本のエアリフト開口とな
り、濾過槽分散器69からの圧縮空気の上昇流を、多孔質
のプラスチック濾過材5内に繁殖しているアンモニア分
解バクテリアに供給したり、海水中に空気を溶融させる
役目をしているのである。
第21図においては、濾過材カートリッジ2とPH調整材
カートリッジ50とを内外の二重カートリッジとした場合
の実施例を示しており、また第22図においては、PH調整
材カートリッジ50の上に濾過材カートリッジ2を載置し
た実施例を示している。
第7図はエンジン機械室Dの部分の正面断面図、第8
図は同じく側面断面図、第9図はクーラー機械室Bの平
面断面図、第10図は同じく側面断面図である。
第7図、第8図において示す如く、エンジン機械室D
内においては、2段に構成した上段の位置に、エンジン
Eと発電機9とラジエータ10が配置されており、下段の
位置にコントロールボックス8とダイアフラムブロワ1
9,20が配置されている。
ダイアフラムブロワ19は活魚水槽A1の2個の分散機24
a,24bに圧縮空気を送り、ダイアフラムブロワ20は活魚
水槽A2の分散器25a,25bに圧縮空気を送っている。
また、クーラー機械室Bの内部は3段に構成されてお
り、最上段にダイアフラムブロワ18,21,22が配置されて
おり、該ダイアフラムブロワ18により、活魚水槽A1の分
散器23b,23aに圧縮空気を送り、ダイアフラムブロワ21
により、活魚水槽A2の分散器26b,26aに圧縮空気を送
り、またダイアフラムブロワ22により、濾過槽F内の濾
過槽分散器59に圧縮空気を送っている。
ダイアフラムブロワ18,19,20,21は、同じくクーラー
機械室Bの最上段に配置された温度制御用バッテリ63,6
4により駆動すべく構成しており、もしコンテナ輸送中
においてエンジンEが何かの事故で停止した場合にも、
該温度制御用バッテリ63,64に蓄えられた電力によりダ
イアフラムブロワ18,19,20,21を駆動し、分散器23b,23
a,24a,24bと分散器26b,26a,25a,25bに圧縮空気を送り続
け、水槽内への空気の供給を続行し、活魚を弱らせるこ
との無いように構成しているのである。
また、ダイアフラムブロワ22は濾過槽分散器59に圧縮
空気を送るものであるが、該濾過槽F内において多孔質
のプラスチック濾過材5の部分で繁殖しているアンモニ
ア分解バクテリアは、活魚の輸送終了後においても、常
時活性状態を維持しておくことが必要であり、空気の供
給が停止すると嫌気性バクテリアが繁殖し、生物濾過に
必要なアンモニア分解バクテリアが死滅するので、常時
空気を供給し続ける必要かあり、温度制御用バッテリ6
3,64によりエンジンEの停止状態でも2〜3日の長時間
空気を送れるように、空気量は少ないが消費電力も少な
いものとしているのである。
また、本発明のコンテナNをコンテナヤードに停止し
ている場合においては、220Vの商用電源が使用できるよ
うに構成しており、温度制御用バッテリ63 64の蓄電容
量が無くなる前には、220Vの商用電源に切り換えること
ができるので、これによりコンテナNを格納中において
もダイアフラムブロワ22から濾過槽F内に縦続的に圧縮
空気を供給し続けることが出来る。
また、第7図、第8図において、エンジンEに直結し
て発電機9を配置しており、該発電機9により発電した
電力で、クーラー機械室B内のクーラユニットCを駆動
すべく構成しているのである。
エンジンEに直結してクーラユニットCも駆動すれば
効率の良いのであるが、機械室の容量が大きくなるの
で、分散して配置しクーラユニットCをモーター駆動と
しているのである。
エンジンEのラジエータ10を上部に配置し、冷却空気
は冷却風吸入口14,14の部分から吸引して、冷却風通過
蓋12の部分に向けて排出しているのである。
また、排気マフラー55も上面に配置しているのであ
る。
また、エンジンEの奥の位置に燃料短躯62を配置して
いる。
また、第9図の如く、クーラー機械室Bの2段目に
は、クーラユニットCとエバポレータGとコンデンサ67
が配置されており、エバポレータGはクーラユニットC
とコンデンサ67のフレーム台を兼用しているのである。
また、クーラー機械室Bの際下段には水循環ポンプP
1,P2と、泡ドレーン室16,16と雨水ドレーン室17,17から
のドレーンコック66が配置されている。
第11図はクーラユニットCとエバポレータGの部分の
側面図、第12図は同じく平面図、第13図はエバポレータ
Gの平面図、第14図は同じく側面図である。
第12図において示す如く、平面視において、奥の濾過
槽Fに近い位置にコンデンサ67が配置されており、該コ
ンデンサ67の部分に冷却風を吸引する吸引ダクト68,68
がクーラユニットCの側方に開口されているのである。
故に、該吸引ダクト68,68から吸引した空気をコンデ
ンサ67を通過させ、かつクーラユニットCの周囲を冷却
して後に、コンテナNの側方に吐出しているのである。
クーラユニットCはモータ付きコンプレッサ70とレシ
ーバ72と膨張弁71とアキュムレータ73等により構成され
ている。
第13図、第14図において示す如く、エバポレータGは
こ重管式に構成されており、内管の部分を海水が通過
し、該筒の部分を冷媒が通過すべく構成している。
そして、2台の水循環ポンプP1,P2からの圧力水が海
水入口75から送りこまれ、冷媒との間で熱交換がされ
て、冷却されて濾過水吐出口57a,57bから吐出されて、
前述の如く各活魚水槽A1,A2に至るのである。
この水循環ポンプP1,P2と、海水入口75と、濾過水吐
出口57a,57bを、前後の活魚水槽A1,A2において別々に構
成し、温度センサーと温度制御回路を2系統に構成する
ことにより、前後の活魚水槽A1,A2の温度を別々に設定
し、鯛と平目とか、鯛と海老とかの如く異なる魚種を同
時に輸送することが可能となったものである。また後述
する電気回路においても、前後の活魚水槽A1,A2に対応
して2系統の電気回路を構成するものである。
第23図の電気回路について説明する。
鉄道輸送中においては、エンジンEに付設の発電機9
により全体を駆動しているが、船舶に載置する場合や、
魚市場に載置している場合等は220Vの商用電源で駆動可
能とすべく、切換装置76が配置されているのである。
また、温度制御用バッテリ63,64により、分散器23b,2
3a,24a,24bと分散器26b,26a,25a,25bに空気を送るダイ
アフラムブロワ18,19,20,21と濾過槽分散器59に空気を
送るダイアフラムブロワ22を駆動可能としているのであ
る。
そして、活魚水槽A1,A2に空気を送るダイアフラムブ
ロワ18,19,20,21が一度に全て事故で停止することのな
いように、ダイアフラムブロワ19,20のグループと、ダ
イアフラムブロワ18,21,22のグループに分散して安全を
考慮しているのである。
(ヘ)発明の効果 本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を
奏するものである。
第1に、泡ドレーン室16,16を、楕円形のトラック状
の活魚水槽A1,A2の、コーナーカバー27の外側の隅角部
に設けたので、コンテナNの側面に泡ドレーン室16,16
の為の空間を設ける必要がなく、楕円形のトラック状の
活魚水槽の隅部の空間を利用することが出来たのであ
る。
第2に、活魚水槽A1,A2を、楕円形のトラック状に構
成したので、活魚が該楕円形のトラック状に沿って泳ぐ
ことにより、活魚の魚体の傷みが無くなり、搬送中の活
魚の疲労を少なくすることが出来たのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の活魚コンテナの正面図、第2図は同じ
く平面図、第3図は同じく側面図、第4図は空気と水の
流れを示すブロック線図、第5図はコンテナNの平面断
面図、第6図はコンテナNの正面断面図、第7図はエン
ジン機械室Dの部分の正面断面図、第8図は同じく側面
断面図、第9図はクーラー機械室Bの平面断面図、第10
図は同じく側面断面図、第11図はクーラユニットCとエ
バポレータGの部分の側面図、第12図は同じく平面図、
第13図はエバポレータGの平面図、第14図は同じく側面
図、第15図は隅部ガイド板35とコーナーカバー27の部分
の平面図、第16図はコーナーカバー27の斜視図、第17図
は隅部ガイド板35の斜視図、第18図は分散器24の斜視
図、第19図は濾過材カートリッジ2の斜視図、第20図は
濾過材カートリッジ2と濾過槽Fとのシール部の断面
図、第21図、第22図は濾過材カートリッジ2とPH調整材
カートリッジ50の他の実施例を示す図面、第23図は本発
明の活魚コンテナ装置の電気回路図である。 A1,A2……活魚水槽 B……クーラー機械室 C……クーラーユニット D……エンジン機械室 E……エンジン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1台のコンテナに設ける活魚水槽を、中央
    に配置した濾過層Fを挟んで両側に二分すると共に、両
    側の活魚水槽A1,A2は、4つの隅角部の夫々にコーナー
    カバー27を配置した楕円形のトラック状に構成し、該楕
    円形のトラック状の活魚水槽A1,A2の隅角部で、コーナ
    ーカバー27の外側の位置に泡ドレーン室16,16を設け、
    活魚水槽A1,A2の上部の水槽蓋11,11と、濾過槽Fの上部
    の蓋体54より延出したガイドパイプ28を、泡ドレーン室
    16に連通させたことを特徴とする活魚コンテナ装置。
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