JP2647830B2 - 情報券 - Google Patents
情報券Info
- Publication number
- JP2647830B2 JP2647830B2 JP60295777A JP29577785A JP2647830B2 JP 2647830 B2 JP2647830 B2 JP 2647830B2 JP 60295777 A JP60295777 A JP 60295777A JP 29577785 A JP29577785 A JP 29577785A JP 2647830 B2 JP2647830 B2 JP 2647830B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
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- ticket
- code
- data
- digit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Ticket-Dispensing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、乗車券や入場券などの券類或いはカードな
どの情報券に関する。
どの情報券に関する。
(ロ) 従来の技術 情報券は、特公昭50−15157号公報で示されているよ
うに、当該券が有する価値情報或いは発行者等の券種情
報を所定の読取装置にて読取可能なコードにて印刷して
いる。そしてこのような情報券は、読取装置による誤識
別を防止するために、各情報のデータ毎のパリティと各
データの和によるチェックサムとを設定するのが一般的
である。
うに、当該券が有する価値情報或いは発行者等の券種情
報を所定の読取装置にて読取可能なコードにて印刷して
いる。そしてこのような情報券は、読取装置による誤識
別を防止するために、各情報のデータ毎のパリティと各
データの和によるチェックサムとを設定するのが一般的
である。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 ところが従来の方式であると、偶数個のデータが入れ
換わって識別された場合、パリティもチェックサムも変
化しないために誤りを発見できない。
換わって識別された場合、パリティもチェックサムも変
化しないために誤りを発見できない。
上記点から本発明は、チェックサムにより確実に誤識
別が防止される情報券を提供するものである。
別が防止される情報券を提供するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明は、情報券が有する所定の価値を表わす価値情
報の各桁毎の数値にそれぞれ異る定数を乗じて算出した
各重み付けコードと、券の種類を特定する券種情報毎の
券種コードとの和によるチェックサムデータを記録して
いる情報券である。
報の各桁毎の数値にそれぞれ異る定数を乗じて算出した
各重み付けコードと、券の種類を特定する券種情報毎の
券種コードとの和によるチェックサムデータを記録して
いる情報券である。
(ホ) 作用 上記構成により、価値情報の各桁の数値にはそれぞれ
異る重み付けがされているために、桁毎の数値を入れ換
えて読取るとチェックサムデータも変化することになり
読取り誤りが判別できる。
異る重み付けがされているために、桁毎の数値を入れ換
えて読取るとチェックサムデータも変化することになり
読取り誤りが判別できる。
(ヘ) 実施例 第1図は本発明による情報券の一実施例を示してお
り、券面には長手方向に沿って上下2列にわたり同期コ
ードエリア(1)及びデータコードエリア(2)を設定
している。データコードエリア(2)には、当該情報券
が有する価値情報である認識コードと、発行者名・発行
年月日・券名の各券種情報を示す複数の券種コードコー
ディングしている。本例では、論理“1"を示す磁気印刷
部(5)と論理“0"を示す非磁気印刷部(6)の配列に
よって、これらコードを2進符号で記録している。そし
て矢印にて示す読取装置による読取方向に沿って形成し
たコーディング部(41)(42)(43)(44)に4桁の認
識コードをそれぞれ記録し、コーディング部(45)
(46)(47)に発行者名・発行年月日・券名の各券種コ
ードを記録している。
り、券面には長手方向に沿って上下2列にわたり同期コ
ードエリア(1)及びデータコードエリア(2)を設定
している。データコードエリア(2)には、当該情報券
が有する価値情報である認識コードと、発行者名・発行
年月日・券名の各券種情報を示す複数の券種コードコー
ディングしている。本例では、論理“1"を示す磁気印刷
部(5)と論理“0"を示す非磁気印刷部(6)の配列に
よって、これらコードを2進符号で記録している。そし
て矢印にて示す読取装置による読取方向に沿って形成し
たコーディング部(41)(42)(43)(44)に4桁の認
識コードをそれぞれ記録し、コーディング部(45)
(46)(47)に発行者名・発行年月日・券名の各券種コ
ードを記録している。
そして本発明は、上記の情報コードとともに、認識コ
ードの各桁毎の数値にそれぞれ異る定数を乗じて算出し
た各重み付けコードと券種情報毎のコードとの和による
チェックサムデータを記録するものである。本例では、
認識コードの4桁目・3桁目・2桁目・1桁目の重みを
それぞれ1・2・3・4に設定している。したがって認
識コード0580の4桁目の数値「0」は重み付けコードに
よると1×0により「0」となり、3桁目の数値「5」
は重み付けコードによると2×5により「10」とな
り、、2桁目の数値「8」は重み付けコードによると3
×8により「24」となり、そして1桁目の数値「0」は
重み付けコードによると4×0により「0」となる。更
に本例は巻種情報としては発行者名・券名・発行年月日
があり、それぞれ券種コードが「1」・「3」・「5」
とするとチェックサムデータは4通りの重み付けコード
「0」・「10」・「24」・「0」と3通りの券種コード
「1」・「3」・「5」とを総和した値で、「43」がチ
ェックサムデータとなる。このチェックサムデータも磁
気印刷部(5)と非磁気印刷部(6)と配列による2進
符号にてコーディング(48)に記録している。
ードの各桁毎の数値にそれぞれ異る定数を乗じて算出し
た各重み付けコードと券種情報毎のコードとの和による
チェックサムデータを記録するものである。本例では、
認識コードの4桁目・3桁目・2桁目・1桁目の重みを
それぞれ1・2・3・4に設定している。したがって認
識コード0580の4桁目の数値「0」は重み付けコードに
よると1×0により「0」となり、3桁目の数値「5」
は重み付けコードによると2×5により「10」とな
り、、2桁目の数値「8」は重み付けコードによると3
×8により「24」となり、そして1桁目の数値「0」は
重み付けコードによると4×0により「0」となる。更
に本例は巻種情報としては発行者名・券名・発行年月日
があり、それぞれ券種コードが「1」・「3」・「5」
とするとチェックサムデータは4通りの重み付けコード
「0」・「10」・「24」・「0」と3通りの券種コード
「1」・「3」・「5」とを総和した値で、「43」がチ
ェックサムデータとなる。このチェックサムデータも磁
気印刷部(5)と非磁気印刷部(6)と配列による2進
符号にてコーディング(48)に記録している。
同期コードエリア(1)にはスタートビット(11)に
続いて同期信号をコーディングしており、上記の各情報
コードと同様に、同期信号は磁気印刷部(5)と非磁気
印刷部(6)との配列によりコード化している。同期信
号は読取装置がデータコードエリア(2)の記録コード
を読取るタイミングをとるためのものであり、したがっ
て同期信号はデータコードエリア(2)の記録コードの
“1"或いは“0"の信号に対応させてコーディングしてい
る。
続いて同期信号をコーディングしており、上記の各情報
コードと同様に、同期信号は磁気印刷部(5)と非磁気
印刷部(6)との配列によりコード化している。同期信
号は読取装置がデータコードエリア(2)の記録コード
を読取るタイミングをとるためのものであり、したがっ
て同期信号はデータコードエリア(2)の記録コードの
“1"或いは“0"の信号に対応させてコーディングしてい
る。
かかる情報券を読取装置にて読取る場合に、例えば誤
って価値コードの3桁目の「5」の2桁目の「8」とが
入れ換わると、このとき読取った後に演算するチェック
サムデータは「40」は(1+3+5+1×0+2×8+
3×5+4×0)となる。したがってコーディング部
(49)から読取ったチェックサムデータ「43」とは異る
ために読取り誤りが判別できる。しかしながら従来のチ
ェックサムデータは桁毎に重み付けをしておらず、桁毎
のデータを違えて読取ってもチェックサムデータは一定
のために読取り誤りを判別できない。
って価値コードの3桁目の「5」の2桁目の「8」とが
入れ換わると、このとき読取った後に演算するチェック
サムデータは「40」は(1+3+5+1×0+2×8+
3×5+4×0)となる。したがってコーディング部
(49)から読取ったチェックサムデータ「43」とは異る
ために読取り誤りが判別できる。しかしながら従来のチ
ェックサムデータは桁毎に重み付けをしておらず、桁毎
のデータを違えて読取ってもチェックサムデータは一定
のために読取り誤りを判別できない。
かかる情報券を読取るための読取装置(10)は、第2
図に示すように同期コードエリア(1)及びデータコー
ドエリア(2)をスキャンする磁気検知器(5)(6)
を備え、磁気検知器(5)によって検知される同期信号
はカウンタ(7)をシフトするために使われる。カウン
タ(7)はカウント値に応じてメモリ(8)をアドレス
し、磁気検出器(6)によりデータコードエリア(2)
から読取った記録コードをストアする。すなわち、カウ
ンタ(7)のカウント値が「1」であればメモリ(8)
の最初のアドレスを指定し、磁気検知器(6)によって
データコードエリア(2)から読取った信号“1"或いは
信号“0"をロードする。そしてカウント値が「2」にな
ると、メモリ(8)の次のアドレスを指定してデータコ
ードエリア(2)から読取ったデータをロードし、以下
同様にして、メモリ(8)にデータコードエリア(2)
の情報コードを順次ストアしていく。そしてデータコー
ドエリア(2)に印刷されている一連のデータの読取り
が終了して無信号部(49)に達すると、制御装置(9)
はコーティング部(41)(42)(43)(44)より読取っ
たコードにそれぞれ重み付けを行なうとともに、コーデ
ィング部(45)(46)(47)から読取ったコードと総和
してチェックサムデータを算出する。そして制御装置
(9)はコーディング部(48)に記録されているチェッ
クサムデータと算出したチェックサムデータとを比較し
て、一致している場合に読取りが正しいことを判定し、
認識コード及び券種コードの内容を解読する。
図に示すように同期コードエリア(1)及びデータコー
ドエリア(2)をスキャンする磁気検知器(5)(6)
を備え、磁気検知器(5)によって検知される同期信号
はカウンタ(7)をシフトするために使われる。カウン
タ(7)はカウント値に応じてメモリ(8)をアドレス
し、磁気検出器(6)によりデータコードエリア(2)
から読取った記録コードをストアする。すなわち、カウ
ンタ(7)のカウント値が「1」であればメモリ(8)
の最初のアドレスを指定し、磁気検知器(6)によって
データコードエリア(2)から読取った信号“1"或いは
信号“0"をロードする。そしてカウント値が「2」にな
ると、メモリ(8)の次のアドレスを指定してデータコ
ードエリア(2)から読取ったデータをロードし、以下
同様にして、メモリ(8)にデータコードエリア(2)
の情報コードを順次ストアしていく。そしてデータコー
ドエリア(2)に印刷されている一連のデータの読取り
が終了して無信号部(49)に達すると、制御装置(9)
はコーティング部(41)(42)(43)(44)より読取っ
たコードにそれぞれ重み付けを行なうとともに、コーデ
ィング部(45)(46)(47)から読取ったコードと総和
してチェックサムデータを算出する。そして制御装置
(9)はコーディング部(48)に記録されているチェッ
クサムデータと算出したチェックサムデータとを比較し
て、一致している場合に読取りが正しいことを判定し、
認識コード及び券種コードの内容を解読する。
価値情報は認識コードに限らず例えば情報券自体が金
銭的価値に有するものであれば、金額を示すコードであ
ってもよい。
銭的価値に有するものであれば、金額を示すコードであ
ってもよい。
(ト) 発明の効果 本発明に依ると、価値情報の各桁に重み付けしてチェ
ックサムを設定するために、複数のデータが入れ換わっ
て読取るような誤りを確実に判別できる。そして重み付
けすることにより、不正を目的とする第3者によって券
面情報が読取られても、チェックサムを計算を解析する
ことは困難であり、情報券の改造或いは偽造が防止され
る。
ックサムを設定するために、複数のデータが入れ換わっ
て読取るような誤りを確実に判別できる。そして重み付
けすることにより、不正を目的とする第3者によって券
面情報が読取られても、チェックサムを計算を解析する
ことは困難であり、情報券の改造或いは偽造が防止され
る。
第1図は本発明に依る情報券の一実施例図、第2図は情
報券の読取装置を示すブロック図である。 (1)……同期コードエリア、(2)……データコード
エリア、(4)……情報券。
報券の読取装置を示すブロック図である。 (1)……同期コードエリア、(2)……データコード
エリア、(4)……情報券。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 和信 群馬県邑楽郡大泉町大字坂田180番地 東京三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特公 昭50−15157(JP,B1)
Claims (1)
- 【請求項1】情報券が有する所定の価値を表わす価値情
報及び券の種類を特定する券種情報とを券面に印刷して
いる情報券において、前記価値情報の各桁毎の数値にそ
れぞれ異る定数を乗じて算出した各重み付けコードと、
前記券種情報毎の券種コードとの和によるチェックサム
データを記録したことを特徴とする情報券。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60295777A JP2647830B2 (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | 情報券 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60295777A JP2647830B2 (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | 情報券 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62154085A JPS62154085A (ja) | 1987-07-09 |
JP2647830B2 true JP2647830B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=17825021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60295777A Expired - Lifetime JP2647830B2 (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | 情報券 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2647830B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006155241A (ja) * | 2004-11-29 | 2006-06-15 | Ricoh Co Ltd | 視認署名付文書生成装置、視認署名付文書生成方法、視認署名付文書生成プログラム、およびコンピュータに読み取り可能な記録媒体 |
-
1985
- 1985-12-26 JP JP60295777A patent/JP2647830B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62154085A (ja) | 1987-07-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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R250 | Receipt of annual fees |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |