JP2647644B2 - 磁気ディスク駆動装置 - Google Patents

磁気ディスク駆動装置

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JP2647644B2
JP2647644B2 JP8068149A JP6814996A JP2647644B2 JP 2647644 B2 JP2647644 B2 JP 2647644B2 JP 8068149 A JP8068149 A JP 8068149A JP 6814996 A JP6814996 A JP 6814996A JP 2647644 B2 JP2647644 B2 JP 2647644B2
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優治 菅沼
富義 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク駆動
装置に係り、組立,分解性の良い磁気ディスク駆動装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク駆動装置は、駆動機構,磁
気ヘッド,イジェクト板を含む各種部品の備わるシャー
シの前側に前パネルが取り付けられている。前パネルに
は磁気ディスクのカセットを出し入れするカセット挿入
口が設けられ、このカセット挿入口にドアが備わってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】磁気ディスク駆動装置
の保守・点検で前パネルの取外し・取付けが行われる。
本発明は前パネルの着脱容易に行うことができ、しか
もこの着脱に際し、ドアの支持部に無理な力がかかって
ドアの開閉動作に支障を来たさないものを提供すること
を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、底部とこの底
部の両側に前後方向に延びるように設けられる両側壁部
を有するシャーシと、このシャーシに備わる磁気ヘッ
ド,回転駆動機構,イジェクト板および抜き差し自在な
るカセットが収納されるカセット収納体とを設け、前記
カセット収納体は前記シャーシの底部に近づいたり,離
れたりするようにシャーシの上下方向に上下移動自在に
設けるとともに抜き差しするカセットのカセット抜き差
し口をカセット収納体の前側に設け、前記イジェクト板
は前記カセット収納体の上下移動方向と直交するように
前記シャーシの前後方向に前後移動自在に設け、前記イ
ジェクト板の前後移動に連動して前記カセット収納体が
上下移動するようにイジェクト板とカセット収納体を連
結し、前記カセットに内蔵されている磁気ディスクの連
結用ボス部が係合・離脱するボス受部を前記回転駆動機
構に設け、前記連結用ボス部とボス受部の係合・離脱が
前記カセット収納体の上下移動にともなって行われる磁
気ディスク駆動装置において、前記シャーシの前側を覆
うように装着される前パネルをシャーシの前部に設け、
この前パネルには前記カセット収納体のカセット抜き差
し口と向き合う位置にカセット出し入れするカセット
出し入れ口を設けるとともにカセット出し入れ口に開閉
自在なるドアを備え、前記前パネルに回動支持手段をも
って前記ドアを回動自在に支持し、かつその回動支持手
段を前記カセット出し入れ口の上側に設けるとともにド
アを閉じるように付勢するつるまき状のばねを設け、前
パネルの左右両端には前記シャーシの両側壁部に沿うよ
うに前側から後側に向って延びる係止腕を設け、この係
止腕の先端に係止爪を設け、前記両側壁部に前記係止爪
が係合する係合部を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0005】シャーシの両側壁部にある係合部に係合し
ている前パネルの係止爪をドライバー等で外すことによ
り、前パネルはシャーシから外れる。
【0006】前パネルをシャーシの前部に押し付けるこ
とにより係止爪は両側壁部の係合部に係合して前パネル
はシャーシに取り付けられる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の一実施例を示す図1
から図14に基づいて本発明の実施例を説明する。
【0008】図1,図2において、1は磁気ディスク、
2は磁気ディスクを内蔵する平板状のカセット、3はカ
セット収納体、4はハブ受け7(ボス受け部)のガイド
体6をガイドするガイド溝5を有するハブ(連結用ボス
部)である。
【0009】そして、8はシャーシで、装置の各部品が
取付けられ、9はシャーシ8と一体的に形成されたボス
であり、このボス9の内径側には、カセット2内に内蔵
された磁気ディスク1を回転させるための駆動装置10
を支えるハウジング11が取付けられている。
【0010】駆動装置10と直結された軸12には、磁
気ディスク1の中心部に設けたハブ4を載置するハブ受
7が設けられている。磁気ディスク1はハブ4に固着さ
れており、軸12の先端部に装着されて芯出しされるよ
うに構成されている。
【0011】カセット2を挿入したカセット収納体3
は、その側面に設けたピン54を介し、後述する図4,
図5に示すごとく、シャーシ8の側面に設けた案内孔1
3(図1)からなる案内部(以下、案内孔と称す)を上
下に移動できるよう構成されており、カセット収納体3
の上面の前部中央には折曲突起14を形成し、コレット
15を介して磁気ディスク1の中央のハブ4に適切な荷
重を与えるための板ばね16が、前記折曲突起14を案
内にして加締め、あるいは溶接で、カセット収納体3に
固着されている。
【0012】さらに、図8にも詳述するように、その板
ばね16の上部には、コレット支え17が設けられ、コ
レット支え17の一端には、コレット15が取付けられ
ると同時に、その近傍に設けた板ばね引っかけ部18の
板ばね16の端部19を引っかけ、カセット収納体3の
折曲突起14に対応する位置に設けられたスリット20
を折曲突起14に挿入する。
【0013】したがって、板ばね16のコレット15に
作用する荷重は、コレット15の近傍の板ばね引っかけ
部18に作用するから、板ばね16のばね定数を小さく
でき、コレット15に加わる押圧力を一定化することが
できる。
【0014】コレット支え17の他の一端は、装置の前
面に取付けた前パネル21のカセット出し入れ口22の
上部に設けた支持部23の下側で受ける構成とし、この
支持部23と折曲突起14に挿入したスリット20によ
り支持されている。カセット出し入れ口22は、カセッ
ト収納体3の前側に設けられているカセット差し込み口
に向くように位置している。
【0015】また、このような構成において、図1に示
すカセット2の非挿入時には、図4に示すように、カセ
ット収納体3が、イジェクト板24により持ち上げられ
るようになっているので、コレット支え17の一端が前
パネル21の支持部23に当接し、コレット支え17の
他端に取付けたコレット15は、スリット20を支点と
して、カセット収納体3に取付けた板ばね16のばね力
に抗して持ち上げられる。
【0016】そして、この持ち上げられたとき、コレッ
ト15の下面はカセット収納体3の上面以上に持ち上げ
られるように設定してある。
【0017】したがって、カセット収納体3の高さ方向
寸法は、内側でカセット2の厚さと同程度にしておいて
も、カセット2の挿入時にコレット15に接触すること
はない。
【0018】次に、図2に示すように、カセット2をカ
セット収納体3に挿入していくと、図5に示すように、
イジェクト板24の、ロック機構53(なお、ロック機
構53の詳細については後述する)によるロックが解除
され、カセット収納体3は下記のごとくして下側に落下
し、磁気ディスク1のハブ4がハブ受7に装着されると
同時に、コレット支え17の前端が前パネル21の支持
部23から離れるので、スリット20を支点に持ち上げ
られていたコレット15は、板ばね16により、ハブ4
側に押し付けられ、磁気ディスク1のハブ4をハブ受7
に押圧する。
【0019】なお、これら図4,図5の作動について
は、詳細に後述する。
【0020】また、図6に詳示するように、前パネル2
1の両側面には装置の非使用時にカセット出し入れ口2
2を塞ぐためのドア25を取付けるための取付穴26が
設けられ、ドア25に弾性を与えるためのドアスプリン
グ(つる巻き状のばね)27を、ドア25に一体形に形
成した挿入軸28に対し、ドア25を長手方向に弾性変
形させながら取付穴26に回転自在に軸支する。
【0021】29は、ドアスプリング27が外れないよ
うにするためのばね引っかけ部である。
【0022】さらに、シャーシ8に一体的に形成された
両側壁部30の切欠き部31(なお、図4,図5には、
切欠き部31の図示を省略してある)に引っかけて前パ
ネル21を保持するための保持部32が当該前パネル2
1の両側面に一体的に形成されている。
【0023】このような前パネル構成によれば、ドア2
5とドアスプリング27を設けるだけの簡単な構成で済
み、従来例のドア構造に比べて、部品点数も少なく、安
価な構成とすることができる。また、一枚のドア25で
カセット出し入れ口22を塞ぐのでデザイン的にもシン
プルである。
【0024】上述した前パネル21,ドア25は本発明
の主要部にあたるので、図6を加え、さらに詳しく説明
する。
【0025】前パネル21は、シャーシ8の内部に備わ
る種々の部品を覆うとともに、シャーシ8の内部に異物
が入るのを防ぐものである。だからカセット出し入れ口
22にもドア25を設けてカセット2が差し込まれてい
ないときには、カセット挿入口22がドア25をふさぐ
ようにしているのである。
【0026】前パネル21の保持部32は、係止腕32
−1と係止腕32−1の先端に設けてる係止爪32−
2を有する。係止腕32−1は前パネル21の裏面側、
左右両側にシャーシ8側に向けて延在するように形成さ
れている。
【0027】係止腕32−1の先端にある係止爪32−
2が切欠き部31に係合するのである。この切欠き部3
1(係合部)は両側板30(側壁部)に設けられてい
る。この壁部30は、シャーシ8の左右両側に立上が
るように形成されている。
【0028】係止腕32−1を前パネル21の左右両側
に設けたのは、シャーシ8の上部には係合部(切欠き部
31)を形成する側壁部のようなものがないことによる
ものであるが、他の理由もある。すなわち、前パネル2
1は丈の低い横長の形状をしている。薄いカセットのカ
セット出し入れ口22を有するので横長になるのであ
る。それに加え磁気ディスク装置自体の薄形化を求める
要求に応えて前パネル21は横長にせざるを得ないので
ある。このように横長のものにあっては、長手方向の両
端を係止するのが、しっかり安定した係止が行えるの
で、前パネル21の左右両端に係止腕32−1を設けた
ものである。
【0029】前パネル21カセット出し入れ口2
2の下方に押ボタン穴24−1が設けられている。この
押ボタン穴24−1にイジェクト板24の外方側先端に
設けられている外部操作用押ボタン24−2がスライド
自在に嵌まる。外部操作用押ボタン24−2のスライド
はシャーシ8の奥行方向に沿って前後に進退する方向の
動きになっている。つまり、前パネル21の外側に大き
く突き出たり、逆に後退するように外部操作押ボタン2
4−2はスライド動作するのである。
【0030】さて、前パネル21のシャーシ8への取り
付けは、シャーシ8に各種部品を組み込み、外部操作用
押ボタン24−2をイジェクト板24に取り付けた後に
行う。
【0031】外部操作用押ボタン24−2が前パネル2
1の押ボタン穴24−1に嵌まるように位置合せをして
前パネル21をシャーシ8の前部に押し付けることによ
り、係止爪32−2がシャーシ8の側壁部の係合部(切
欠き部31)に係合する。こうして前パネル21はシャ
ーシ8の前部に取り付けられ、前パネル21の長手方向
である左右両端が係止されるので、しっかりと安定した
固定が保たれるのである。
【0032】この前パネル21のシャーシ8への取り付
けは、先端に係止爪32−2有する係止腕32−1が
シャーシ8に向けて延びた形状になっているので、前パ
ネル21をシャーシ8の前部に押し付ける組み立て方で
容易に前パネル21の取り付けが行われるのである。ま
た延びた係止腕32−1は前パネル21の取り付けに際
し、撓むので、前パネル21が無理に曲がること
い。前パネル21の無理な変形による外部操作用押ボタ
ン24−2と押ボタン穴24−1の位置ずれや押ボタン
穴24−1の変形が生じるものではなく、押ボタン穴2
4−1に外部操作用押ボタン24−2が無理なく、スム
ーズに挿入されるので、組立に支障を来たさないのであ
る。
【0033】先に述べたように、磁気ディスク駆動装置
の保守・点検で、前パネル21を外すことがある。ドラ
イバーの先で係止爪32−2を押すと係止腕32−1が
容易に撓んで係止部より係止爪32−2が外れるので、
前パネル21はシャーシ8より簡単に外すことができる
のである。保守・点検後は、先に述べた組立方により、
前パネル21をシャーシに取り付けるのである。
【0034】前述したように、ドア25は挿入軸28を
前パネル21の取付穴26にドア25を弾性変形させな
がら嵌めることにより取り付けている。もし、前パネル
21が無理に曲げられてシャーシ8に取り付けられる
と、曲げる際に、取付穴26に嵌まっていた挿入軸28
が外れたりする。係止腕32−1の撓みにより、前パネ
ル21は無理に曲げられることなく、シャーシ8に取り
付けられるので、取付穴26に嵌っていた挿入軸28が
外れてしまう不具合が生じないのである。また、挿入軸
28が外れないとしても、取付穴26に嵌ったまま挿入
軸28が無理に曲げられると、取付穴26と挿入軸28
の嵌め合せに狂いが来てドア25の開閉動作がうまく行
われなくなる不具合も生じないのである。
【0035】次に、図1〜図3において、33はキャリ
ッジであり、キャリッジ33の先端には、磁気ディスク
1の下面にデータを書き込み・読み出しを行う下部磁気
ヘッド34が設けられている。
【0036】そして、その上部には、磁気ディスク1の
上面にデータを書き込み・読み出しを行うための上部磁
気ヘッド35が、ヘッドアーム36の先端に設けられて
いる。
【0037】通常、下部磁気ヘッド34と上部磁気ヘッ
ド35とのリード,ライトコアの中心は、100TPi(1イ
ンチ当たりのトラック密度100本)の場合、8トラッ
ク分だけずらして位置決めされている。
【0038】37は、上部磁気ヘッド35が磁気ディス
ク1に密着したときに、適切な荷重を与えるためのヘッ
ドアームばねである。
【0039】このように構成された、キャリッジ33と
ヘッドアーム36とは、ステッピングモータ38のプー
リ39に取付けたスチールベルト40を介して磁気ディ
スク1に形成された同心円状の記録帯に沿って移動す
る。
【0040】そして、41は、プーリ39へのスチール
ベルト40の取り付けねじであり、取り付けねじ41の
先端は、磁気ディスク1に記録された最外周トラックと
最内周トラックに位置した場所から、キャリッジ33が
2トラック以上ずれないようにストッパー42が当たる
ようにしている。
【0041】これは、通常使用時には、最外周トラック
検出センサー43により検出するが、輸送時等に、最外
周から、さらに外周方向に2トラック分以上移動する
と、ステッピングモータ38の特性上、最外周トラック
に移動することができなくなる虞れがあるためである。
また、ステッピングモータ38が何等かの影響により暴
走した場合に、スチールベルト40の切断を防ぐための
ものである。
【0042】また、41は、シャーシ8に一体的に形成
した係止突起であり、イジェクト板24を貫通してい
る。
【0043】そして、イジェクト板24には、係止突起
44の側に、復帰ばね45からなる押し戻し付勢手段
(以下、復帰ばねと称す)を係止するための折り曲げ部
46が設けられている。
【0044】図7に詳示するように、前記復帰ばね45
のほぼ中央部は、係止突起44の径にほぼ一致する曲率
に曲げられており、その両側に任意の曲率47を与え、
滑らかに中央曲率部48を接続する。さらに、曲率47
より外側に、適当な長さの腕49を伸ばしている。
【0045】このような形状の復帰ばね45は、弾性の
ある線材等で製作するものであり、この復帰ばね45は
中央曲率部48を係止突起44に弾着(または係止)す
るものである。また、その上方はシャーシ8と一体的に
形成した抜け止め部50により押さえる。その後、腕4
9をイジェクト板24に設けた折り曲げ部46に係止す
るものであり、この係止状態によって、イジェクト板2
4は、前パネル21側に押し戻すように付勢されること
になる。
【0046】イジェクト板24には、図3,図6に示す
ように、ロック突起51と、水平部24aと、傾斜溝5
2とを有し、カセット2が挿入されていない場合か、挿
入途中の場合は、図4に示すように、ロック突起51が
ロック機構53にロックされており、イジェクト板24
の水平部24aでカセット収納体3に設けた摺動凸部で
あるピン54を持ち上げている。
【0047】ここで、前記ロック機構53の構造、およ
びカセット収納体3,イジェクト板24,復帰ばね45
との関連動作を、図12〜図16を参照して説明する
と、ロック機構53は、逆L字形状をしている。
【0048】そして、この逆L字形状の一辺の直線部5
3dは、シャーシ8の面上に、ロックばね53iを介し
て、段付きねじ53hにより取付けられている。
【0049】段付きねじ53hは、大径部,中径部,小
径部よりなり、ロックばね53iは、段付きねじ53h
の中径部にガイドされ、かつ段付きねじ53hの大径部
下面とロック機構直線部53dの上面間に圧縮保持され
ている。
【0050】段付きねじ53hの小径部はねじとなって
おり、シャーシ8に捩じ込まれている。
【0051】そして、そのねじの止まりは、中径部の下
面がシャーシ8の上面に当接することにより行われる。
【0052】ロック機構53の直線部53dには、段付
きねじ53hの中径部より大きい穴を設けておき、その
穴を前記中径部が貫通している。
【0053】ロック機構直線部53dの先には、段部5
3eが形成され、その段部53eの高さは、イジェクト
板24の板厚より大きくしてある。
【0054】段部53eからは、直径部53fが延出さ
れており、さらにその先端には、切起し部53gが設け
られている。
【0055】切起し部53gの下面先端は、シャーシ8
面上に接しており、その接触圧力は、前記したロックば
ね53iの伸長力により決定される。
【0056】逆L字形状に形成されたロック機構53の
他の一辺は、直線部53cと傾斜部53b、およびカセ
ット当接部53aよりなる。
【0057】カセット収納体3にカセット2を挿入する
以前の状態を図10,図11に示す。また、そのときの
装置全体の状態を図4に示す。
【0058】そして、このとき、イジェクト板24に設
けられているロック突起51は、前記ロック機構53の
切起し部53gに係止しているので、イジェクト板24
は、復帰ばね45の復元力によって前パネル21側に付
勢されているが、付勢方向に移動することはできない。
【0059】カセット収納体3にカセット2を挿入し、
カセット2の先端がロック機構53のカセット当接部5
3aを押すと、ロック機構53は、当該ロック機構53
の直線部53dと直線部53cとの交接部が支点となっ
て時計方向に回動する。そして、その回動は、前記のご
とく、ロック機構53の直線部53dに対し、段付きね
じ53hの中径部より十分大きい穴を設けておくことに
より円滑に行われる。ただし、この回動は、ロックばね
53iの伸長力に抗して行われるので、カセット2の挿
入に際しては、その反力を感じることになる。
【0060】カセット2の挿入が続行され、前記時計方
向の回動がさらに進むと、ロック機構切起し部53gの
下面は、イジェクト板24に設けられているロック突起
51の上面より上がり、前記ロック突起51と切起し部
53gとの係止が外れるので、イジェクト板24は、復
帰ばね45の復元力によって前パネル21側に移動する
ことになる。この状態を図12に示す。
【0061】イジェクト板24の移動により、カセット
収納体3側面のピン54は、イジェクト板24側面の水
平部24aより外れ、傾斜溝52の上傾斜部52aに沿
いながら、シャーシ8の側面に設けた案内孔13を垂直
方向へ落下することになり、その結果、カセット2は、
シャーシ8に設けたカセット位置決め用のガイドピン5
5に円滑に挿入される。
【0062】落下完了したカセット2の先端は、ロック
機構53に傾斜部53bを設けてあるため、ロック機構
直線部53cと接することはない。
【0063】すなわち、カセット2は、落下完了直前,
直後ともに、ロックばね53iの伸長力による影響を受
けることがないため、より垂直に落下することが可能と
なり、安定した位置決めを実現することができる。この
状態を図13,図16に示す。また、そのときの装置全
体の状態を図5に示す。
【0064】次に、カセット2を排出する場合には、イ
ジェクト板24を復帰ばね45の復元力に抗して押す
と、カセット収納体3側面のピン54が前記とは逆の方
向に押圧され、かつシャーシ8の側面に設けた案内孔1
3にガイドされて、カセット収納体3をシャーシ8面上
から離れる方向に垂直移動させる。
【0065】このとき、イジェクト板24に設けられて
いるロック突起51は、ロック機構切起し部53gの傾
面部に当接してこれを押圧する。したがって、ロック機
構53は、当該ロック機構53の直線部53dと直線部
53cとの交接部が支点となって、かつロックばね53
iの伸長力に抗して時計方向に回動する。
【0066】そして、さらにイジェクト板24を押す
と、カセット収納体3側面のピン54は、イジェクト板
24側面の水平部24aに達する。なお、このときのロ
ック機構53の状態は、前記図14の場合と同じであ
る。
【0067】この直後、イジェクト板24に設けられて
いるロック突起51は、ロック機構53の切起し部53
gを通過し、同時にロック機構53は、ロックばね53
iの伸長力によ反時計方向に回動し、再び前記ロック
突起51と切起し部53gとが係合し、イジェクト板2
4が付勢方向に移動しないようにロックする。このとき
のロック機構53の状態は図10および図11のように
なり、装置全体の状態は図4のようになる。
【0068】その後は、操作者がイジェクト板24を押
す動作を終了しても、カセット収納体3側面のピン54
は、イジェクト板24面の水平部24a上に保持され
ることになる。
【0069】また、前記ロックばね53iの伸長力は、
カセット当接部53aを介してカセット2の先端を押す
ので、当該カセット2の円滑な排出を補助することにな
る。
【0070】このような構成の磁気ディスク駆動装置に
カセット2を挿入しない場合は、既述のように図1の状
態になっている。
【0071】このときの復帰ばね45の状態は、図7に
示す無荷重状態Aより最大たわみを与えられたCの状態
になっている。ロック突起51は、ロック機構53にロ
ックされ、イジェクト板24の水平部24aは、ピン5
4を押し上げている。
【0072】次に、カセット収納体3にカセット2を挿
入すると、カセット2によってロック機構53のロック
を解除するため、イジェクト板24は復帰ばね45の復
元力により、前パネル21側に摺動する。同時に、イジ
ェクト板24の傾斜溝52も図1のP矢印方向に移動す
るため、図5に示すように、ピン54はイジェクト板2
4の水平部24aから外れて落下し、イジェクト板24
に設けた傾斜溝52の上傾斜部52aにより、下側に押
さえ付けられる構成となっている。
【0073】さらに、この図4,図5に示される動作
を、次に詳細に説明する。
【0074】上述のように、カセット収納体3の側面に
設けられたピン54は、最初、イジェクト板24の水平
部24a上に支えられている。
【0075】カセット収納体3にカセット2を挿入する
ことにより、ロック機構53が外れると、イジェクト板
24は、復帰ばね45の復元力により、前パネル21側
に摺動する。
【0076】これにより、カセット収納体3側面のピン
54は、イジェクト板24側面の水平部24aから外
れ、傾斜溝52の上傾斜部52aに沿いながら、シャー
シ8の側面に設けた案内孔13を垂直方向に落下するこ
とになり、その結果、カセット2は、シャーシ8に設け
たカセット位置決め用のガイドピン55に円滑に挿入さ
れる。
【0077】カセット2がシャーシ8上に完全に着座し
ても、イジェクト板24は、復帰ばね45の復元力によ
り、前パネル21側に移動しようとするため、傾斜溝5
2の上傾斜部52aがピン54に当接し、常にピン54
に、図示の垂直R方向の分力を与えるので、カセット収
納体3を介して、カセット2は、シャーシ8上に安定装
,着座することができる。
【0078】このような一連の動作のち、磁気ディス
ク1はハブ受7に押圧されることになる。
【0079】この磁気ディスク1がハブ受7に押圧され
た状態は図2に示すとおりであり、復帰ばね45は、図
7のBの状態にあり、無たわみ時よりは若干たわませら
れた状態にある。
【0080】なお、従来、前記したイジェクト板24の
摺動には引張りばね2本を使用していたが、既述した本
実施例の構成によれば、線細工ばね1本で可能となり、
大幅な材料費低減と組立性の向上を図れる。
【0081】そして、コレット支え17の先端部に取り
付けられたコレット15は、スリット20の支点とし
て、カセット2の非挿入時にはカセット収納体3の上面
よりも持ち上げられ、またカセット2の装着時は、カセ
ット収納体3が落下するので、板ばね16によりハブ4
を押圧する。したがって、カセット収納体3の高さ方向
寸法は、内側でカセット2が挿入できる厚さだけあれば
よいので、カセット収納体3の厚さ方向寸法を低減で
き、その上部に配置される制御基板56までを含めた装
置全体の高さを低減することができ、小形化を図ること
ができる。
【0082】また、上述の動作は確実であり、コレット
15がカセット収納体3の内側に入り込み、カセット2
の挿入,排出時に接触したりすることもなく、非常に安
定した動作が得られる。
【0083】さらに、板ばね16のコレット15に作用
する荷重は、コレット15の近傍の板ばね引っかけ部1
8に作用し、板ばね16のばね定数を小さくできるか
ら、コレット15に加わる押圧力を一定化することがで
きる。
【0084】なお、図示実施例に示すように、イジェク
ト板24の側面に設けた傾斜溝52の上傾斜部52a
に、同イジェクト板24側面水平部24aと対向し
て、カセット収納体3の側面に設けたピン54の抜け出
しを防止するピン抜出し防止用舌片52bを連設すれ
ば、製品組立の途中、作業者がシャーシ8を裏返しにし
ても、カセット収納体3がイジェクト板24から抜け出
して落下損傷するようなことはなく、カセット収納体3
の抜出し防止に殊更別部品を用意してこれを組み付ける
必要がなく、その分組立作業時間の短縮化と材料の歩留
り向上化とを図ることができる。
【0085】図示実施例は以上のごときであり、カセッ
ト収納体3は、その側面に設けられたピン54を介し、
シャーシ8側面の案内孔13に沿って垂直に落下する方
式のものであるので、シャーシ8上に設けたカセット位
置決め用のガイドピン55とカセット2との位置決め
時、カセット2は円滑に挿入され、さらに、復帰ばね4
5がイジェクト板24を前パネル21の方向に移動させ
ようとし、イジェクト板24の傾斜溝52により、カセ
ット収納体3側面のピン54に垂直R方向の分力を与え
るから、カセット2を安定に装着させることができ、磁
気ディスク1と上下磁気ヘッド34,35との接触状態
も良好となり、信頼性の高いものとすることができ、装
置の水平置きだけでなく、垂直置きに設置された場合に
も、安定に装着させることができる。
【0086】また、カセット収納体3のロード状態にお
いて外乱振動が加わっても、復帰ばね45の水平分力
が、イジェクト板24に設けられている傾斜溝52の上
傾斜部52aを、カセット収納体3側面のピン54に押
圧させるように作用するため、外乱振動に対して優れた
着座性を得ることができる。
【0087】すなわち、先に〔従来の技術〕の欄で述べ
た従来技術のように、殊更に部品点数を増加せること
なく、しかも各部品の累積寸法誤差を吸収し、製品製作
に要する手間を省いて結果的に製作時間の短縮化寄与
し、また各部品の寸法に誤差を生じた場合であっても、
カセット着座不安定の要因を確実に除去することができ
る。
【0088】さらに、カセット収納体3がアンロード状
態からロード状態に至るまでの間に、このカセット収納
体3は図9に示すような経時的挙動を示すものであって
(なお、図9中、符号2はカセット、3はカセット収納
体、54はカセット収納体3の側面に設けられたピンを
示している)、図9(a)に示すように、カセット2を
カセット収納体3に挿入し、シャーシ内を押し込んでい
くときであっても、前記カセット収納体3は、一定距離
横方向に移動するものではなく、したがってカセット収
納体3の移動に支障とならないスペースをシャーシ内に
確保する必要はなく、その分シャーシの小形化をはかる
ことができるばかりでなく、カセット収納体3を横方向
に移動させなくて済むということは、その分、機構の簡
素化を図れるということであり、この点でも装置の小形
化に寄与する。
【0089】このように取り付けおよび取り外し自在な
るカセット2はシャーシ8の着座部に安定して着座させ
ることができるものであるが、更に前述しく説明する。
【0090】すなわち、カセット収納体3はカセット2
が抜き差し自在に挿入されるとともにカセット2の挿入
によりシャーシ8の着座部にそのカセット2は着座させ
られる。カセット2をシャーシ8の着座部に接離させる
カセット収納体3の接離移動動作方向がカセット2の抜
き差し方向と直交するようにカセット収納体3はシャー
シ8に設けられている。カセット収納体3の接離移動動
作は、カセット収納体3の側端に設けられている摺動凸
部としてのピン54がシャーシ8に設けられている案内
孔13の案内部を摺動するように行われるのである。
【0091】このカセット2の抜き差し方向に沿って進
退移動動作ができるように、シャーシ8に設けられてい
るイジェクト板24はカセット収納体3の接触移動動作
を行わせるものである。
【0092】イジェクト板24の進退移動動作はカセッ
ト2の抜き差し動作と逆のような動きになっている。カ
セット2を差し込んで着座部に着座させると、イジェク
ト板24は後退移動する。イジェクト板24を押し込む
ように進行移動させると、逆にカセット2は着座部より
離脱して抜かれるように戻されるのである。
【0093】これは、主としてイジェクト板24の傾斜
溝52と押し戻し付勢手段の復帰ばね45により行われ
るのである。この傾斜溝52はイジェクト板24の進行
移動方向に向かって手前側から先方側に延びるととも
に、シャーシ8の着座部に着座するカセット2の着座移
動方向に向かって傾斜している。しかも、この傾斜溝5
2はイジェクト板24の進行移動方向に向かって手前に
なる前部と奥の方の後部に位置する一体の傾斜面を有す
る。この後部の傾斜面である上傾斜部52aと前部の傾
斜面である下傾斜部との間にカセット収納体3の摺動凸
部としてのピン54が摺動自在に支持されている。
【0094】まず、カセット2が差し込まれていないカ
セット収納体3のところにカセット2を差し込む。カセ
ット収納体3の奥まで差し込むと、押し込み状態でイジ
ェクト板24を保持していたロック機構53のロックが
カセット2によって解かれ、イジェクト板24は押し戻
し付勢手段の復帰ばね45により押し戻されるように後
退移動する。このイジェクト板24後退移動により、
カセット収納体3の摺動凸部としてのピン54はイジェ
クト板24の後部の傾斜面である上傾斜部52aで下方
に向けた押し付け分力を受ける。こうして、摺動凸部と
してのピン54はシャーシ8に設けられている案内孔1
3の案内部に案内された下方に移動し、カセット2が着
座部に着座させられるのである。逆に、カセット2を抜
き外すにはイジェクト板24を押し込むように操作す
る。押し戻し付勢手段の復帰ばね45に抗してイジェク
ト板24を奥まで前進移動させて押し込んだところでイ
ジェクト板24は、ロック機構53によりロックされて
押し込まれた状態に保持されるのである。かかる押し込
みの前進移動により、カセット収納体3の摺動凸部とし
てのピン54はイジェクト板24の前部の傾斜面である
下傾斜部で上方に押し返えされる押し返えし分力を受け
るのである。こうして、摺動凸部としてのピン54はシ
ャーシ8に設けられている案内孔13の案内部に案内さ
れて上方に移動し、カセット2は着座部より離脱するよ
うに移動させられるのである。
【0095】さて、カセット2がシャーシ8の着座部に
着座したり、着座部より離脱するのは上述したようにイ
ジェクト板24の進退移動動作によるものであるが、そ
の着座部への着座が安定して行われるよう仕組まれてい
る。
【0096】すなわち、イジェクト板24が後退移動
し、カセット2がシャーシ8の着座部に押しつけられる
最終的な着座状態のもとで、カセット収納体3が摺動凸
部としてのピン54が傾斜溝52の前記先方側に位置す
る最先位置のところよりも、傾斜溝52の前記先方側を
先に向けて延在させるような構成を設けたものである。
つまり、最終的な着座状態のもとで、ピン54に下方の
押し付け分力を加えている傾斜溝52の上傾斜部52a
が、ピン54の当接する最先位置のところよりも斜め下
方に向かってさらに延在する構成をとっているので、こ
の装置を構成する各種部品の寸法誤差があっても、傾斜
溝52の上傾斜部52aで摺動凸部のピン54を押圧す
る押し付け分力が得られ、カセット2の安定した着座状
態が保たれるのである。
【0097】なお、本発明は、図示実施例にのみ限定さ
れるものではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内に
おいて適宜設計変更をなし得ることは勿論である。
【0098】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、底部とこの
底部の両側に前後方向に延びるように設けられる両側壁
部を有するシャーシと、このシャーシに備わる磁気ヘッ
ド,回転駆動機構,イジェクト板および抜き差し自在な
るカセットが収納されるカセット収納体とを設け、前記
カセット収納体は前記シャーシの底部に近づいたり,離
れたりするようにシャーシの上下方向に上下移動自在に
設けるとともに抜き差しするカセットのカセット抜き差
し口をカセット収納体の前側に設け、前記イジェクト板
は前記カセット収納体の上下移動方向と直交するように
前記シャーシの前後方向に前後移動自在に設け、前記イ
ジェクト板の前後移動に連動して前記カセット収納体が
上下移動するようにイジェクト板とカセット収納体を連
結し、前記カセットに内蔵されている磁気ディスクの連
結用ボス部が係合・離脱するボス受部を前記回転駆動機
構に設け、前記連結用ボス部とボス受部の係合・離脱が
前記カセット収納体の上下移動にともなって行われる磁
気ディスク駆動装置において、前記シャーシの前側を覆
うように装着される前パネルをシャーシの前部に設け、
この前パネルには前記カセット収納体のカセット抜き差
し口と向き合う位置にカセット出し入れするカセット
出し入れ口を設けるとともにカセット出し入れ口に開閉
自在なるドアを備え、前記前パネルに回動支持手段をも
って前記ドアを回動自在に支持し、かつその回動支持手
段を前記カセット出し入れ口の上側に設けるとともにド
アを閉じるように付勢するつるまき状のばねを設け、前
パネルの左右両側には前記シャーシの両側壁部に沿
うように前側から後側に向って延びる係止腕を設け、こ
の係止腕の先端に係止爪を設け、前記両側壁部に前記係
止爪が係合する係合部を設けたことを特徴とする磁気デ
ィスク駆動装置にある。
【0099】この構成によれば、次のような本発明の良
さがある。
【0100】(1) 前パネルは両側壁部の係合部に係止爪
が係合して取り付けられているので、磁気ディスク駆動
装置の保守・点検に際し、ドライバー等を用いて係止部
から係止爪を外すことにより、前パネルをシャーシから
簡単に外すことができる。
【0101】(2) 前パネルの左右両端には前記シャーシ
の両側壁部に沿うように前側から後側に向って延びる係
止腕を設け、この係止腕の先端に係止爪が設けられてい
るので、外部操作用押しボタンに前パネルの押しボタン
穴が臨むように位置合わせをして、前パネルをシャーシ
の前部に押し付けることにより、両側壁部の係合部に係
止腕の係止爪が係合する。このように前パネルはシャー
シに簡単に取り付けられる。
【0102】(3) 係止爪は延びた係止腕の先に設けられ
ているので、係止爪が両側壁部の係合部に係合・離脱す
る際に係止腕の方が撓む。このため、前パネルは無理に
曲がることがなく、前パネルの取り付け・取り外しに際
し、ドアの回動支持手段およびつるまき状のばねが無理
に曲げられて変形してしまうことがなくなるのでドアの
開閉動作に支障を来たすことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るもので、カセット非挿
入状態における磁気ディスク駆動装置の断面図。
【図2】本発明の一実施例に係るもので、カセット挿入
状態における磁気ディスク駆動装置の断面図。
【図3】本発明の一実施例に係るもので、磁気ディスク
装置の平面図。
【図4】本発明の一実施例に係るもので、カセットの非
着座状態を示す側面図。
【図5】本発明の一実施例に係るもので、カセットの着
座状態を示す側面図。
【図6】本発明の一実施例に係るもので、前パネルの関
連構成を示す分解斜視図。
【図7】本発明の一実施例に係るもので、復帰ばねの拡
大図。
【図8】本発明の一実施例に係るもので、カセット収納
体の分解斜視図。
【図9】本発明の一実施例に係るもので、カセット収納
体の動作説明図。
【図10】本発明の一実施例に係るもので、ロック機構
の平面図。
【図11】本発明の一実施例に係るもので、ロック機構
の断面図。
【図12】本発明の一実施例を示すもので、ロック機構
が外れる状態を示す断面図。
【図13】本発明の一実施例を示すもので、ロック機構
が外れた後の状態を示す平面図。
【図14】本発明の一実施例を示すもので、ロック機構
が外れた後の状態を示す断面図。
【図15】本発明の一実施例に係るもので、イジェクト
板がロック機構より外れた後の状態を示す拡大平面図。
【図16】本発明の一実施例に係るもので、イジェクト
板がロック機構より外れた後の状態を示す拡大縦断面
図。
【符号の説明】 8…シャーシ、21…前パネル、22…カセット出し入
れ口、27…つる巻きばね、30…両側壁部、32−1
…係止腕、32−2…係止爪、25…ドア。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部とこの底部の両側に前後方向に延び
    るように設けられる両側壁部を有するシャーシと、 このシャーシに備わる磁気ヘッド,回転駆動機構,イジ
    ェクト板および抜き差し自在なるカセットが収納される
    カセット収納体とを設け、 前記カセット収納体は前記シャーシの底部に近づいた
    り,離れたりするようにシャーシの上下方向に上下移動
    自在に設けるとともに抜き差しするカセットのカセット
    抜き差し口をカセット収納体の前側に設け、 前記イジェクト板は前記カセット収納体の上下移動方向
    と直交するように前記シャーシの前後方向に前後移動自
    在に設け、 前記イジェクト板の前後移動に連動して前記カセット収
    納体が上下移動するようにイジェクト板とカセット収納
    体を連結し、 前記カセットに内蔵されている磁気ディスクの連結用ボ
    ス部が係合・離脱するボス受部を前記回転駆動機構に設
    け、 前記連結用ボス部とボス受部の係合・離脱が前記カセッ
    ト収納体の上下移動にともなって行われる磁気ディスク
    駆動装置において、 前記シャーシの前側を覆うように装着される前パネルを
    シャーシの前部に設け、 この前パネルには前記カセット収納体のカセット抜き差
    し口と向き合う位置にカセット出し入れするカセット
    出し入れ口を設けるとともにカセット出し入れ口に開閉
    自在なるドアを備え、 前記前パネルに回動支持手段をもって前記ドアを回動自
    在に支持し、かつその回動支持手段を前記カセット出し
    入れ口の上側に設けるとともにドアを閉じるように付勢
    するつるまき状のばねを設け、 前記パネルの左右両側には前記シャーシの両側壁部に
    沿うように前側から後側に向って延びる係止腕を設け、 この係止腕の先端に係止爪を設け、 前記両側壁部に前記係止爪が係合する係合部を設けたこ
    とを特徴とする磁気ディスク駆動装置。
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