JP2645796B2 - 閉鎖型泡ヘッド - Google Patents
閉鎖型泡ヘッドInfo
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Description
る泡ヘッド、詳しくは可燃性液体などの水消火が困難な
物質についての火災を対象として使用可能で、しかも個
々の泡ヘッド自体が火災感知機能を備えている所謂閉鎖
型泡ヘッドに関する。
機の格納庫や発着場、自動車の修理、整備または駐車用
部分などに設置される泡消火設備において採用される。
消火区画ごとに設けられた複数の泡ヘッド、火災感知装
置、一斉開放弁、自動警報装置および手動起動装置など
のほか、混合器、泡原液槽、圧力空気槽、呼水槽などを
備えている。また、このような泡消火設備についての消
火システムでは、消火区画ごとに設けられた一斉開放弁
が火災感知装置の作動または手動起動装置の操作により
開放されると、上記の消火区画に配備されている複数の
泡ヘッドに一斉に泡消火液が給送され、それらすべての
泡ヘッドから起泡した泡消火液が放射されて消火に当た
るようになっている。したがって、この泡消火システム
においては、常時は開放している開放型泡ヘッドが用い
られている。
された開放型泡ヘッドを示してある。この開放型泡ヘッ
ドによると、泡ヘッド本体aの放出口bから流出した泡
消火液がデフレクターeに衝突して周囲に飛び散ると共
にその泡消火液が周囲の空気を巻き込んだ後、その泡消
火液がデフレクターeなどを取り囲んでいる起泡網cの
網目から起泡して放射方向に放射される。dは泡ヘッド
本体aの内部通路であり、図示していない管路を経て一
斉開放弁の出口に連通している。b’はデフレクターe
の中央に設けられた放出口である。
一斉開放弁の受け持つ消火区画に配備された複数の泡ヘ
ッドから泡消火液を放射するものであるため、1つの消
火区画の広さを適切に設定することが重要であり、その
消火区画の広さに応じて泡ヘッドの数量や一斉開放弁の
サイズが決定され、同時に、消火区画の数量に応じて消
火ポンプの能力が決定される。一般的な1つの消火区画
の広さは、駐車場関係で50〜100m2 、危険物施設
で100m2 以上に設定されている。
火システムに対し、スプリンクラー消火設備では閉鎖型
スプリンクラーヘッドが用いられている。スプリンクラ
ー消火設備は、消火ポンプ、自動警報装置、閉鎖型スプ
リンクラーヘッドなどによって構成されている。そし
て、個々の閉鎖型スプリンクラーヘッドは、実公昭42
−16553号公報に記載されているように、泡ヘッド
本体の放水口にバルブを押し付けてその放水口を閉塞し
かつ火災を感知することによりバルブに対する押付状態
を解除して水圧によるバルブの吹き飛びを許す火災感知
作動部材を有している。
泡消火設備は、消火区画ごとに設けられた一斉開放弁の
開放により火災規模の大小に関わらず同じ消火区画に配
備されている複数(50〜100m2 の消火区画に対し
て10〜20個)の開放型泡ヘッドから一斉に起泡した
泡消火液が放射されるものであるため、その消火区画内
であれば火災が発生している地点以外の地点へも起泡し
た泡消火液が放射されて損害を与えるということがあっ
た。
用いる上記のスプリンクラー消火設備においては、個々
のスプリンクラーヘッドが個別に火災感知作動部材を具
備しているため、火災を感知したスプリンクラーヘッド
だけから所定の範囲に水が放射されることになり、火災
の発生していない範囲での水損が最少限度に抑制される
という利点がある。
ドを用いるスプリンクラー消火設備については、消火液
がほぼ水であるということのため、可燃性液体などの水
消火が困難な物質を扱っていたり貯蔵していたりする防
火区域での使用が不可能であり、使用が可能な防火区域
についての制約が多いという問題があった。
物質を扱っていたり貯蔵していたりする防火区域につい
ては、図4で説明した開放型泡ヘッドに代え、閉鎖型ス
プリンクラーヘッドに用いられている火災感知作動部材
を個々に具備する閉鎖型泡ヘッドを複数個配備しておけ
ば、その防火区域で発生した火災の消火が可能になると
共に、その防火区域内においても火災の発生していない
地点では起泡した泡消火液が放射されなくなって火災の
発生していない地点での水損を最少限度に抑制すること
が可能である。
ッドを単に閉鎖型に改造しようとすすると、泡ヘッド本
体aの放出口bやデフレクターの放出口b’が、火災感
知作動部材で押し付けたバルブで閉塞され、その火災感
知作動部材やバルブが起泡網cによって取り囲まれたよ
うな構成になる。
昭42−16553号公報に記載されているように、複
数の金属片を、金属片相互の力の釣合いが保たれる形態
で組み合わせると共に、所定の金属片の相互間に感熱に
より溶融する合金を介在させたものであって、火災によ
る熱でその合金が溶融すると金属片相互の力の釣合いが
保たれなくなって個々の金属片がばらばらに分解飛散す
るというものである。このため、上述のように図4で説
明した開放型泡ヘッドを単に閉鎖型に改造して得られる
閉鎖型泡ヘッドでは、火災が発生して火災感知作動部が
ばらばらに分解したときに、飛散した金属片やバルブが
起泡網cの網目を塞いで起泡した泡消火液の放射の妨げ
になるというおそれがある。
であり、従来の開放型泡ヘッドの場合と遜色のない程度
に起泡した泡消火液を消火区画に放射させて可燃性液体
などの水消火が困難な物質を伴う火災を対象とする使用
が可能でありながら、上述した閉鎖型スプリンクラーヘ
ッドのように個々に火災感知作動部材を備えた閉鎖型泡
ヘッドを提供することにより、火災を感知した火災感知
作動部材を有する泡ヘッドだけから所定の範囲に起泡し
た泡消火液を放射させるようにして、火災の発生してい
ない範囲での泡消火液の無意味な放射による水損を最少
限度に抑制することができるようにすることを目的とす
る。
泡ヘッドは、泡消火液の放出口を有する泡ヘッド本体
と、この泡ヘッド本体に固定されかつ上記放出口を取り
囲んでその放出口の軸方向外方へ延び出た外筒と、上記
放出口から外筒を通して流出する泡消火液に巻き込まれ
る空気を外筒の外側から外筒の内側に取り入れるための
吸気口と、上記放出口に対向して配備されたデフレクタ
ーと、上記放出口の周縁部に設けられた座部に重ねられ
てその放出口を閉鎖するためのバルブと、バルブを上記
座部に押し付けかつ火災を感知することにより分解飛散
してバルブに対する押付状態を解除し泡消火液の圧力に
よるバルブの吹き飛びを許す火災感知作動部材とを備
え、泡ヘッド本体における外筒とデフレクターとの間
に、分解飛散した上記火災感知作動部材の構成部品およ
びバルブの外方への飛散を許す開放口が形成されてい
る、というものである。
項1に記載のものにおいて、泡消火液の放出口に連通す
る泡ヘッド本体の内部通路に、泡消火液に旋回流を生じ
させる旋回力付与機構が配備されているものである。
災が発生していないときには、火災感知作動部材が火災
を感知しないので泡ヘッド本体の放出口の周縁部の座部
に重ねられたバルブが火災感知作動部材により押し付け
られて上記放出口が閉鎖されている。したがって、泡消
火液は放出口から流出しない。
災を感知すると、火災感知作動部材が分解飛散して放出
口を閉鎖しているバルブに対する押付状態を解除する。
そのため、今まで火災感知作動部材により押し付けられ
て放出口を閉鎖していたバルブが泡消火液の圧力によっ
て吹き飛ばされ、分解した上記火災感知作動部材と共に
そのバルブが上記放出口とデフレクターとの間の開放口
から外方へ飛散する。また、バルブが吹き飛ぶことによ
って開放された放出口から泡消火液が流出し、そのとき
に吸気口から空気を巻き込んで起泡し、デフレクターに
衝突して周囲に放射される。
て、旋回力付与機構は、泡ヘッドの内部通路を通って放
出口から流出する泡消火液に旋回流を生じさせることに
役立つ。このため、放出口から泡消火液が旋回しながら
流出することになり、空気の巻き込みに伴う起泡によっ
て良質の泡が生成する。
記載の発明の実施例による閉鎖型泡ヘッドの断面図であ
る。1は泡ヘッド本体であり、消火液配管の管路(不図
示)に接続される接続口部11と先窄まり形状の放出口
12とが内部通路13によって連通されていると共に、
放出口12の周縁部に環状に座部14が具備され、この
座部14を挾んで放出口12の反対側に先拡がり形状の
口部15が設けられている。また、泡ヘッド本体1の内
部通路13に、泡消火液に旋回流を生じさせるための旋
回力付与機構2が設置されている。図3に示したよう
に、旋回力付与機構2は中央に、出口側に先拡がり口部
22を備えたストレート通路21を有すると共に、外周
部に複数条の螺旋通路23…を有している。
心状に配置されてその一端部が上記泡ヘッド本体1の周
囲複数箇所にビスなどの止具41を用いて固定されてお
り、これにより、外筒4が上記放出口12を取り囲んで
その放出口12の軸方向外方へ延び出ている。また、外
筒の一端部と泡ヘッド本体1との間に吸気口42が形成
されており、この吸気口42は、上記放出口12から外
筒4を通して流出する泡消火液に巻き込まれる空気を外
筒4の外側から外筒の内側に取り入れことに役立つ。
はデフレクター5として主デフレクター51と補助デフ
レクター52とを同心状に重ね合わせたものが用いられ
ている。デフレクター5の中央に連結具53が固着され
ており、この連結具53から延び出た複数本の支持フレ
ーム54の先端部にリング状のねじ付き部材55が設け
られている。そして、ねじ付き部材55を上記外筒4の
他端部のねじにねじ合わせることによって、上記放出口
12とデフレクター5とが同心状に対向配備されてい
る。このため、上記支持フレーム54の長さに見合う開
放口9が外筒4とデフレクター5との間に形成される。
この開放口9は、分解飛散した上記火災感知作動部材6
の構成部品およびバルブ7の外方への飛散を許す大きさ
であることが要求される。
ヘッド本体1側の座部14に重ねられてその放出口12
を閉鎖するために用いられる。実施例ではバルブ7と座
部12との間にパッキン71が介在されている。また、
バルブ7には軸体72が一体に突設されている。8は押
えねじで、上記連結具53のねじ孔56にねじ込まれて
いる。
熱感応式のものであり、冒頭で掲げた実公昭42−16
553号公報に記載されている閉鎖型スプリンクラーヘ
ッドに用いられている火災感知作動部材と同じものであ
って、それ自体は公知である。したがって、ここでは、
この火災感知作動部材6の詳細な構成説明は省略してそ
の構成や機能を略述するにとどめる。すなわち、火災感
知作動部材6は、複数の金属片61,62,63と、感
熱により溶融する合金64と、その合金64を保持する
ための一対の保持部材65,66などによって構成され
る。これらの構成部品は図1のように力の釣合いが保た
れる形態で組み合わされてばらばらに分解可能な構体と
なされ、その構体の形で上記押えねじ8と上記軸体72
との間にボール81およびパッキン73を介して挾み込
まれる。そして、このように構体の形で火災感知作動部
材6が挾み込まれている状態では、バルブ7が上記座部
14に押し付けられている。
金属片61,62,63や合金64などによってばらば
らに分解可能に構成されているのに対し、泡ヘッド本体
1における放出口12とデフレクター5との間、実施例
では外筒4の他端部とデフレクター5との間に、火災感
知作動部材6のばらばらに分解した金属片61,62,
63などの各構成部品およびバルブ7の飛散を許す開放
口9が形成されている。
画に複数個が設置される。また、図1のように火災感知
作動部材6によりバルブ7が座部14に押し付けられて
泡ヘッド本体1の放出口12を閉鎖している状態では、
泡ヘッド本体1の内部通路13に充満した所定の圧力を
有する泡消火液がバルブ7によって堰止められている。
を火災感知作動部材6が感知すると、すなわち火災によ
る熱で火災感知作動部材6の合金64が溶融すると、火
災を感知した火災感知作動部材6を備える閉鎖型泡ヘッ
ドだけから起泡した泡消火液が放射され、同じ消火区画
に配備されている閉鎖型泡ヘッドであっても、火災感知
作動部材6が火災を感知しなければその泡ヘッドからは
泡消火液の放射が行われない。
には、合金64が溶融するので、火災感知作動部材6の
構成部品すなわち金属片61,62,63などの相互の
力の釣合いが保たれなくなって個々の金属片61,6
2,63や保持部材65,66などがばらばらに分解す
る。このように火災感知作動部材6がばらばらに分解す
ると、バルブ7に対する押付状態が解除されるから、泡
ヘッド本体1の内部通路13を満たしている泡消火液の
圧力によってバルブ7が吹き飛ばされ、軸体72と一体
のバルブ7やパッキン71,73、さらには火災感知作
動部材6の金属片61,62,63などの全ての構成部
品がばらばらになって上記開放口9から外方に飛散して
しまう。また、図2のように、バルブ7が吹き飛ばされ
ることによって開放された放出口12からは矢印aのよ
うに泡消火液が勢いよく流出する。そして、放出口12
から流出する泡消火液の一部は、泡ヘッド本体1の内部
通路13を通るときに旋回力付与機構2の螺旋通路23
を通過しており、また、泡消火液の残部は旋回力付与機
構2のストレート通路21を通過しているので、先窄ま
りの放出口12から流出する泡消火液は螺旋流とストレ
ート流とが混ざった流れとなり、しかも先拡がり形状の
口部15を通過することによって周囲に拡散されるから
きわめて起泡しやすい状態になる。したがって、そのよ
うな泡消火液に吸気口42から吸引された空気が巻き込
まれることによって生成した良質の泡がデフレクター5
に衝突し、主デフレクター51や補助デフレクター52
の作用により周囲に放射されて消火に役立つ。
ても、放出口12から泡消火液が勢いよく流出すること
によって吸気口42を通して外筒4の外側から内側に空
気が吸引され、その空気が泡消火液に巻き込まれるた
め、泡消火液は起泡してデフレクター5に衝突する。し
かし、旋回流付与機構2を用いると、放出口12から流
出する泡消火液が上記のように起泡しやすい状態になる
ために空気の巻込みによって良質の泡が得られる利点が
ある。
泡消火液を放出口12から上方に流出させてデフレクタ
ー5に衝突させるもの、すなわち上向き設置型のものを
説明したけれども、本発明は、起泡した泡消火液を放出
口12から下方に流出させてデフレクター5に衝突させ
るもの、すなわち下向き設置型のものにも同様に適用す
ることが可能である。
泡した泡消火液がデフレクターに衝突して周囲に放射さ
れるものであるから、可燃性液体などの水消火の困難な
物質を扱っていたり貯蔵していたりする消火区画での使
用が可能であり、しかも、個々の泡ヘッド自体が火災感
知作動部材の作動によって起泡した泡消火液を放射する
という閉鎖型であるので、火災を感知した火災感知作動
部材を有する泡ヘッドだけから必要な範囲に起泡した泡
消火液を放射させることができるようになり、泡消火液
の無意味な放射による水損を最少限度に抑制することが
できるという効果がある。そして、火災感知作動部材は
火災を感知することにより分解し、上記放出口を閉鎖し
ていたバルブと共に泡ヘッド本体の放出口とデフレクタ
ーとの間の開放口から外方に飛散するので、それらが、
起泡した泡消火液の放射の妨げになるというおそれがな
い。
内部通路に泡消火液に旋回流を生じさせる旋回力付与機
構を配備しておくと、泡ヘッドの放出口から流出した泡
消火液への空気の巻込みが良好に行われて良質の消火液
の泡が生成され、そのような良質の泡が放射されるとい
う利点がある。また、従来の泡ヘッドに比べて、泡ヘッ
ド自体が火災感知作動部材を備えているため、感知装置
用の配管を施設する必要もなく、さらに、閉鎖型である
ため一斉開放弁も不要であることから、施工が簡素化さ
れトータルコストを下げることができる。
例による閉鎖型泡ヘッドの非作動状態での断面図であ
る。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 泡消火液の放出口を有する泡ヘッド本体
と、この泡ヘッド本体に固定されかつ上記放出口を取り
囲んでその放出口の軸方向外方へ延び出た外筒と、上記
放出口から外筒を通して流出する泡消火液に巻き込まれ
る空気を外筒の外側から外筒の内側に取り入れるための
吸気口と、上記放出口に対向して配備されたデフレクタ
ーと、上記放出口の周縁部に設けられた座部に重ねられ
てその放出口を閉鎖するためのバルブと、バルブを上記
座部に押し付けかつ火災を感知することにより分解飛散
してバルブに対する押付状態を解除し泡消火液の圧力に
よるバルブの吹き飛びを許す火災感知作動部材とを備
え、 泡ヘッド本体における外筒とデフレクターとの間に、分
解飛散した上記火災感知作動部材の構成部品およびバル
ブの外方への飛散を許す開放口が形成されていることを
特徴とする閉鎖型泡ヘッド。 - 【請求項2】 泡消火液の放出口に連通する泡ヘッド本
体の内部通路に、泡消火液に旋回流を生じさせる旋回力
付与機構が配備されている請求項1に記載の閉鎖型泡ヘ
ッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP5177832A JP2645796B2 (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 閉鎖型泡ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0731691A JPH0731691A (ja) | 1995-02-03 |
JP2645796B2 true JP2645796B2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=16037897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5177832A Expired - Lifetime JP2645796B2 (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 閉鎖型泡ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2645796B2 (ja) |
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