JP2645262B2 - 御供菓子の陳列台 - Google Patents

御供菓子の陳列台

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JP2645262B2 JP19602894A JP19602894A JP2645262B2 JP 2645262 B2 JP2645262 B2 JP 2645262B2 JP 19602894 A JP19602894 A JP 19602894A JP 19602894 A JP19602894 A JP 19602894A JP 2645262 B2 JP2645262 B2 JP 2645262B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、仏前等の御供菓子の陳
列台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の御供菓子の陳列具としては、例え
ば実公昭51−38559号公報に開示されたものが知
られている。その御供菓子の陳列具11は、図7に示す
ように、御供菓子12を円環状に載置する円板状の受架
板13の中央部に、下端部内周の段部15に上端部の嵌
入筒部16を嵌め込み連結できる筒体14を設けて構成
されている。この陳列具11を用いれば、これを複数段
積み重ね、各受架板13上に御供菓子12を載置するこ
とにより、御供菓子12を複数段積み重ねた状態で整然
と陳列できるとともに御供菓子12が損傷するのを防止
することができる。また、下側の陳列具11に対して上
側の陳列具11を回動できるので、異色の御供菓子12
を用いることによりそれらを螺旋状に配列することもで
きる。
【0003】また、直立された円筒体からなり、その外
周面に御供菓子を螺旋状に貼り付けるようにした陳列台
も知られている。この陳列台を使用する際には、御供菓
子の製造時にその底面に予め糊を付けておき、その底面
を水で濡らして糊を再生し、円筒体外周面に螺旋状に貼
り付けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報に
開示された陳列具11では、御供菓子12の陳列時に受
架板13上に御供菓子12を載置するだけでよいので、
簡単に陳列できるとともに陳列状態も安定しているが、
御供菓子12の側面しか見えず、見栄えが良くないとい
う問題があった。
【0005】一方、円筒体に御供菓子を貼り付けるもの
にあっては、御供菓子の上面が外側を向くようにして螺
旋状に貼り付けることができるので見栄えがよく、御供
として最適な形態で陳列できるが、御供菓子の底面に糊
付けする必要があり、製造に手間がかかるとともに、貼
り付け時にも手間がかかり、また垂直な面に単に糊付け
しているだけであるので、安定性に欠けるという問題が
あった。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、御供
菓子を最適な形態で安定して簡単に陳列することがで
き、かつ御供菓子自体の製造も簡単な御供菓子の陳列台
を提案することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、後述の実施例における参照符号を参考まで
に括弧書きして示すならば、台座(3) と、天板(4) と、
保持筒体(5) と、連結具(6) とを備え、保持筒体(5) に
は、御供菓子(2) に突設された突部(2a)が圧入される保
持穴(7) がほぼ全面にわたって形成され、連結具(6)
は、台座(3) と天板(4) の間に保持筒体(5) を挟んだ状
態でそれらを貫通して連結固定するという構成を採用す
るものである。
【0008】好適には、上記保持穴(7) の周縁に、保持
筒体(5) 内に折り曲げ可能でかつ御供菓子(2) の突部(2
a)を圧入した時に突部(2a)の周面に圧接する舌片(8) が
突出され、また保持穴(7) は御供菓子(2) の回転を阻止
するように非円形でかつ御供菓子の上下を決めるように
非対称形に形成される。また、保持筒体(5) の軸芯方向
中間部に保持筒体(5) 内周に嵌合する中仕切部材(9) を
配置するとよい。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例の御供菓子の陳列台
について、図1〜図6を参照しながら説明する。
【0010】図1及び図3において、1は、多数の御供
菓子2を陳列保持させた状態の御供菓子の陳列台であ
り、台座3と、天板4と、台座3と天板4にて上下両端
が係合固定された保持筒体5にて構成され、それらの中
心位置を貫通する連結具6にて連結固定されている。
【0011】御供菓子2は、図2に示すように、その底
部に倒立三角形に近い七角形の突部2aが突設されてお
り、水平方向の中心線に対して非対称形の突部2aの方
向によって御供菓子2の上下が決まるように成されてい
る。また、突部2aは先端に向かって僅かにテーパして
いる。
【0012】台座3は平面形状円形で、その上面外周部
に保持筒体5の下端部が嵌合する円環状の係合鍔3aが
突設されるとともに底面に凹部3bが形成され、中心位
置に貫通穴3cが形成されている。天板4は平面形状円
形で、その下面外周部に上記係合鍔3aに対向して保持
筒体5の上端部が嵌合する円環状の係合鍔4aが突設さ
れるとともに上面中央部に凹部4bが形成され、中心位
置に貫通穴4cが形成されている。4dは材料節約と軽
量化のための凹部である。これら台座3及び天板4は、
合成樹脂成形品、または木材や合成樹脂や金属の切削加
工品にて構成されている。
【0013】保持筒体5は、図4、図5に示すように、
紙やプラスチックシートなどのシート5aを円筒状に巻
いてその両側縁部をステイプラー(商品名:ホッチキ
ス)の針などの適宜固定手段5bにて固定して構成され
ている。また、そのシート5aには、周方向に適当幅毎
に高さ方向に沿う折り曲げ線5cが形成され、円筒状に
巻いた時に正確には多角筒となるように成されている。
これにより、シート5aを容易に筒状に形成することが
できる。
【0014】連結具6は、台座3の貫通穴3cと天板4
の貫通穴4cの間にわたって挿通された比較的細いねじ
軸6aから成り、その下端に蝶ナット6bが固定され、
上端部に蝶ナット6cが螺合されており、蝶ナット6b
を一方の手で固定し他方の手で蝶ナット6cを回すこと
により台座3と天板4をそれらの間に保持筒体5を挟ん
だ状態で連結固定するように成されている。下端の蝶ナ
ット6bは台座3の凹部3b内に収容され、上端部の蝶
ナット6cは天板4の凹部4b内に収容され、凹部4b
の上部は着脱容易なつまみ部を突出形成したカバー部材
6dにてカバーされている。
【0015】保持筒体5にはほぼ全面にわたって、図5
及び図6に示すように、御供菓子2に突設された突部2
aを圧入・嵌合させる多数の保持穴7が螺旋状の配列状
態で形成されている。各保持穴7の周縁には図6に仮想
線で示すように保持筒体5内に折り曲げ可能な舌片8が
突出され、御供菓子2の突部2aを保持穴7に圧入した
時に実線で示すように折り曲げられて突部2aの周面に
圧接するように構成されている。
【0016】また、保持筒体5の軸芯方向中間部に、図
1及び図4に示すように、保持筒体5の内周に嵌合する
中仕切部材9が配置されている。中仕切部材9の外周縁
には、この中仕切部材9を保持筒体5内に圧入した時に
保持筒体5の内周に圧接する舌片9aが周方向に適当間
隔おきに突設され、それらの間に御供菓子2の突部2a
との干渉を避ける切欠9bが形成され、さらに中心部に
連結具6を挿通する穴9cが形成されている。
【0017】以上の構成において、陳列台1を組立てる
際には、シート5aを円筒状に組立てて保持筒体5を構
成し、又は折り畳まれた保持筒体5を円筒状に整形し、
内部に中仕切部材9を圧入した後、その上下端部を天板
4下面の係合鍔4aと台座3上面の係合鍔3aに嵌合さ
せる。これにより、保持筒体5はその形状が強固に保持
され、保持筒体5に径方向及び軸方向に十分な強度を持
たせることができる。その状態で台座3の貫通穴3cと
天板4の貫通穴4cの間にわたって連結具6のねじ軸6
aを挿通し、下端の蝶ナット6bを一方の手で固定した
状態で上端部の蝶ナット6cを他方の手で回し、台座3
と天板4をそれらの間に保持筒体5を挟んだ状態で連結
固定することにより、保持筒体5が強固に固定された陳
列台1を組み立てることができる。このように陳列台1
は組立・分解作業は簡単であり、さらに保持筒体5を折
り畳み可能にしても使用時には上記のように台座3と天
板4との間で挟持して筒体形状を保持することができる
ため、コンパクトに収納・運搬することができる。
【0018】こうして組立てられた陳列台1の保持筒体
5には保持穴7が多数形成されており、各保持穴7に御
供菓子2の突部2aを圧入することにより、図3に示す
ように、御供菓子2をその上面を保持筒体5の外周面の
外側に向けて螺旋状に配列した最適の配列状態で陳列す
ることができる。その際に保持穴7及び御供菓子2の突
部2aが非円形の七角形でかつ上下を決めるように非対
称形に形成されているので、御供菓子2が陳列状態で回
転せずかつ上下の向きを違えることなく陳列することが
できる。
【0019】また、御供菓子2はその底面に突部2aを
設けるだけであるために製造に手間がかからず、かつ保
持筒体5に保持させる手間も圧入するだけであるために
簡単であり、さらに突部2aを嵌合させて保持するので
糊付けの場合に比して安定して保持できることができ
る。特に、保持穴7の周縁に御供菓子2の突部2aを圧
入した時に突部の周面に圧接する舌片8を突出している
ので、御供菓子2を一層安定して保持することができ
る。
【0020】また、保持筒体5の軸芯方向中間部に中仕
切部材9を配置しているので、保持筒体5を紙や薄いプ
ラスチックシートなどの強度の小さい材料にて構成して
も多数の御供菓子2を保持できる強度を持たせることが
できる。
【0021】なお、上記実施例では、保持筒体5を円筒
体に近い多角筒体にて構成したが、円筒体としても、或
いは三角筒体や四角筒体以上の任意の多角筒体にて構成
してもよいことは言うまでもない。
【0022】
【発明の作用及び効果】本発明の御供菓子の陳列台は以
上のように実施し得るものであって、保持筒体に形成さ
れた保持穴に、御供菓子に突設された突部を圧入させて
保持するようにしているので、御供菓子の上面を保持筒
体の外周面の外側に向けて螺旋状に配列する等、任意の
最適な配列状態で陳列することができ、かつ御供菓子の
底面に突部を設けるだけであるために製造に手間がかか
らず、保持筒体に保持させる手間も簡単でかつ安定して
保持でき、またその保持筒体を台座と天板の間に挟んだ
状態でそれらを貫通する連結具にて連結固定するように
しているので、簡単に組立・分解することができ、さら
に保持筒体を折り畳み可能にしても使用時に筒状にして
台座と天板との間で挟持することによって筒体形状を保
持することができ、コンパクトに収納・運搬することが
できる。
【0023】また、請求項2に記載のように、保持穴の
周縁に保持筒体内に折り曲げ可能でかつ御供菓子の突部
を圧入した時に突部の周面に圧接する舌片を突出するこ
とにより、御供菓子を一層安定して保持することができ
る。
【0024】また、請求項3に記載のように、保持穴及
び御供菓子の突部を非円形でかつ上下を決めるように非
対称形に形成することにより、御供菓子が回転せずかつ
上下の向きを違えることなく保持させることができる。
【0025】また、請求項4に記載のように、保持筒体
の軸芯方向中間部に保持筒体内周に嵌合する中仕切部材
を配置すると、保持筒体を紙や薄いプラスチックシート
などの強度の小さい材料にて構成しても多数の御供菓子
を保持できる強度を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の御供菓子の陳列台の縦断
面図である。
【図2】 同実施例に用いられる御供菓子を示し、
(a)は側面図、(b)は底面図である。
【図3】 同実施例の外観斜視図である。
【図4】 同実施例の保持筒体の御供菓子を取付けてい
ない状態の横断平面図である。
【図5】 同実施例の保持筒体の展開状態の部分平面図
である。
【図6】 同実施例の保持筒体の保持穴の詳細斜視図で
ある。
【図7】 従来例の御供菓子の陳列具の使用状態の縦断
面図である。
【符号の説明】
1 陳列台 2 御供菓子 2a 突部 3 台座 4 天板 5 保持筒体 6 連結具 7 保持穴 8 舌片 9 中仕切部材

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】台座(3) と、天板(4) と、保持筒体(5)
    と、連結具(6) とを備え、 保持筒体(5) には、御供菓子(2) に突設された突部(2a)
    が圧入される保持穴(7) がほぼ全面にわたって形成さ
    れ、 連結具(6) は、台座(3) と天板(4) の間に保持筒体(5)
    を挟んだ状態でそれらを貫通して連結固定する御供菓子
    の陳列台。
  2. 【請求項2】保持穴(7) の周縁に、保持筒体(5) 内に折
    り曲げ可能でかつ御供菓子(2) の突部(2a)を圧入した時
    に突部(2a)の周面に圧接する舌片(8) が突出されている
    請求項1に記載の御供菓子の陳列台。
  3. 【請求項3】保持穴(7) は、御供菓子(2) の回転を阻止
    するように非円形でかつ御供菓子の上下を決めるように
    非対称形に形成されている請求項1に記載の御供菓子の
    陳列台。
  4. 【請求項4】保持筒体(5) の軸芯方向中間部に、保持筒
    体(5) 内周に嵌合する中仕切部材(9) が配置されている
    請求項1に記載の御供菓子の陳列台。
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