JPS5828326Y2 - 摩擦駆動式2重軸可変抵抗器 - Google Patents

摩擦駆動式2重軸可変抵抗器

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JPS5828326Y2
JPS5828326Y2 JP17613878U JP17613878U JPS5828326Y2 JP S5828326 Y2 JPS5828326 Y2 JP S5828326Y2 JP 17613878 U JP17613878 U JP 17613878U JP 17613878 U JP17613878 U JP 17613878U JP S5828326 Y2 JPS5828326 Y2 JP S5828326Y2
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JP
Japan
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shaft
variable resistor
fitted
shaft portion
compressed
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JP17613878U
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JPS5591104U (ja
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昌雄 今村
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Description

【考案の詳細な説明】 従来の摩擦駆動式2重軸可変抵抗器における2重軸の摩
擦駆動機構は、パイプ外軸と内軸の嵌合部に、両軸に摩
擦抵抗を与えるための別個の特別な圧接附属部品を一々
介在装備させてなる複雑な組立構成に係るものである。
本考案は上記従来の附属部品の介在を一切不要となして
、その部品節約のもとに組立機構を非常に簡素化させて
、著しく経済的な而も円滑、確実な性能の摩擦駆動の2
重軸を提供して、此種可変抵抗器の組立製造を簡易化し
且つ製造コストを安価ならしめることを目的とするもの
で、本考案実施の一例を図面に付て説明すると次のよう
である。
2重軸可変抵抗器において、馬蹄型抵抗体1を取付けた
下段基板2の軸承3に嵌挿するパイプ外軸4の先端部を
、対向或は適当複数の切条溝5,5′を縦設して側軸部
6とすると共に、該切条溝5,5′を避けた軸周部分に
軸端から相対向の切截面7,7′を形成させて、その軸
端部外周を小判型の非真円に形成せしめ、且つ該切截面
7,7′部の上部位置の軸周にワッシャ取付用の嵌溝8
を囲繞穿設しておいて該側軸部6を外方より加圧して、
軸端に向ってパイプ孔径Xを狭小孔径X′に適度に収縮
加工せしめ、その小判型軸端部に対し、その加圧収縮前
の軸周に合致する小判型の嵌孔9を穿設した摺動子付下
段ローター10を嵌着しておいて、該外軸4に対し、下
方からパイプ孔径Xに対応して嵌合する軸径yの軸部を
有する内軸11を嵌挿せしめて狭小孔径X′の側軸部6
を押広げ、その反動による挟圧弾性のもとに側軸部6を
、内軸11に対し圧接嵌合させ、而して、嵌溝8にワッ
シャ12を嵌着して該下段ローター10の軸嵌をワッシ
ャ止めすると共に、内軸11の先端部に摺動子付上段ロ
ーター10′を適当な定着手段で嵌着して構成するもの
である。
図中13.13’は摺動子、2′は上段の馬蹄型抵抗体
1′を取付けた上段基板、14.14’は金属カバー、
15゜15′は中端子である。
なお、必要により、予め側軸部6を加圧収縮させないで
、該下段ローター10の嵌孔9の方を狭小孔に加工して
おいて、側軸部6を収縮させながら下段ローター10の
嵌着過程において狭小のローター嵌孔に圧嵌させる設計
としてもよく、それは、狭小のローター嵌孔で圧縮され
た側軸部6は、それに伴う弾性収縮作用で内軸11に対
する圧接嵌合となる。
又、該外軸4に設けられる切截面5,5′の数は、図示
の対向数が絶対ではなく、1つでも又は多角面となるよ
うな多数でもよく、それは要するに、数にこだわらず、
軸周が非真円となればよく、その場合、該下段ローター
10の嵌孔9はそれに対応する非真円孔となる。
本考案は上記の如く構成したから、パイプ外軸4の先端
部に切条溝5,5′を縦設して軸端部を斜軸部6に加工
することにより、其処は弾性を帯びることになり、従っ
て、其処をプレスすれば、簡単に軸径が圧縮加工されて
、斜軸部6の孔径は先端に向って狭小となり、狭小孔径
X′となって、その孔径はX)X’である結果、該外軸
4に対し、下方から内軸11を嵌挿せしめると、当然に
狭小孔径X′の斜軸部6は、パイプ孔径Xと対応する軸
径y即ちy>x’である内軸11によって押広げられる
ことになる。
この押広げは、斜軸部6が切条溝5,5′の存在で弾性
保有しているためにスムーズである。
そして、広がった斜軸部6は、その反動による挟圧弾性
によって内軸11の軸周に圧接することになり、その圧
接面部Qは適度の摩擦力を発生せしめる結果、内軸11
を回動させれば、斜軸部6の挟圧で摩擦接触している該
外軸4は確実スムーズに同時にそれに伴って回り、又、
一方を固定しておけば内軸11と該外軸4とはスリップ
をして別個の回転が行われる。
なお、斜軸部6に対し、摺動子付下段ローター10を嵌
着させることにより、その嵌孔9が押広げられる斜軸部
6を外側から圧する結果、斜軸部6の弾性弛緩が生じな
い。
又、該下段ローター10の斜軸部6に対する嵌着は、嵌
溝8に対するワッシャ12止めで簡単に定着される。
このように本考案は、パイプ外軸4の先端部を斜軸部6
とし且つ其処を圧縮加工することにより、内軸11の嵌
挿組立を図るだけで、収縮の斜軸部6の押広げバネ圧で
内軸11との摩擦接触が確実になる結果、従来のような
別個の附属部品の介在なしに2重軸の同時或は個別の回
転操作が確実スムーズに得られるし、且つ又、該外軸4
の軸端部を側軸としてプレス加工するだけで、全く摩擦
附与の別個部品が一切不要となるから、部品節約となっ
て実に経済的であるばかりでなく、それだけ機構が簡素
化され、組立製作においても斜軸部6に該下段ローター
10を嵌着し、外軸に内軸を単に嵌挿させるだけの手段
で済むから、実に簡単便利で作業能率が良く、その結果
、生産コストが安くなるし、更に、機構簡単で組立が容
易であり而も摩擦附属部品の介在が不要なので、小型可
変抵抗器にも容易に採用することができ、斜軸部6の挟
圧により摩擦トルクが大きく而も全く安定しているから
、両輪の同時回転性能が抜群である等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案実施の一例を示すもので、第1図は本案可
変抵抗器の断面図、第2図は外軸と内軸の要部の拡大分
解斜面図、第3図は内軸嵌挿前の外軸要部の拡大断面図
、第4図は下段ローターの拡大斜面図、第5図は外軸と
内軸の摩擦嵌着状態を示す要部拡大断面図である。 4・・・・・・パイプ外軸、5.5′・・・・・・切条
溝、6・・・・・・斜軸部、8・・・・・・嵌溝、9・
・・・・・嵌孔、10・・・・・・摺動子付下段ロータ
ー、10′・・・・・・摺動子付上段ローター、11・
・・・・・内軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2重軸可変抵抗器において、下段基板2の軸承3に嵌合
    するパイプ外軸4の先端部を、複数の切条溝5,5′を
    縦設して側軸部6とし且つその軸端部外形を非真円に形
    成し、更に軸端上部にワッシャ取付用の嵌溝8を設けて
    、該側軸部6を外方より加圧して収縮させ、その非真円
    軸端部に対し、収縮前の軸周に合致する非真円の嵌孔9
    を穿設した摺動子付下段ローター10を嵌着して、該外
    軸4に対し、内軸11を嵌挿して収縮の側軸部6を押広
    げた反動の挟圧弾性により、側軸部6を内軸11に対し
    圧接嵌合させ、該下段ローター10を嵌溝8からワッシ
    ャ止めすると共に内軸11の軸端に摺動子付上段ロータ
    ー10’を嵌着してなる摩擦駆動式2重軸可変抵抗器。
JP17613878U 1978-12-18 1978-12-18 摩擦駆動式2重軸可変抵抗器 Expired JPS5828326Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5591104U JPS5591104U (ja) 1980-06-24
JPS5828326Y2 true JPS5828326Y2 (ja) 1983-06-21

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ID=29184377

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JP17613878U Expired JPS5828326Y2 (ja) 1978-12-18 1978-12-18 摩擦駆動式2重軸可変抵抗器

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