JP2642791B2 - 水洗便器 - Google Patents
水洗便器Info
- Publication number
- JP2642791B2 JP2642791B2 JP3050050A JP5005091A JP2642791B2 JP 2642791 B2 JP2642791 B2 JP 2642791B2 JP 3050050 A JP3050050 A JP 3050050A JP 5005091 A JP5005091 A JP 5005091A JP 2642791 B2 JP2642791 B2 JP 2642791B2
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- Japan
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- pipe
- bowl
- water
- siphon
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- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、サイフォンの作用にて
汚物を洗浄水と共に排出する水洗便器に関するものであ
る。
汚物を洗浄水と共に排出する水洗便器に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】図７に実公昭６３−２２２１２号公報に
開示される従来のサイフォンジェット式の水洗便器を示
す。１は便器のボウル、２はボウル１の上端縁に沿って
全周に亘るように設けたリム部、３はリム部２内に全長
に亘って設けた通水路、４はロータンクからの給水口、
５はボウル１の底部の排出口、６はリム部２に設けた噴
射孔、７はジェット孔、８は導水路、９′はサイフォン
作用をする逆Ｕ字状の排水管路である。この排水管路
９′は便器と一体に陶器のような硬質材料にて形成され
ている。
開示される従来のサイフォンジェット式の水洗便器を示
す。１は便器のボウル、２はボウル１の上端縁に沿って
全周に亘るように設けたリム部、３はリム部２内に全長
に亘って設けた通水路、４はロータンクからの給水口、
５はボウル１の底部の排出口、６はリム部２に設けた噴
射孔、７はジェット孔、８は導水路、９′はサイフォン
作用をする逆Ｕ字状の排水管路である。この排水管路
９′は便器と一体に陶器のような硬質材料にて形成され
ている。
【０００３】かかる水洗便器は、洗浄時にはリム部２の
噴射孔６から流下する洗浄水によりボウル１が洗浄され
るようになっている。またボウル１の最低位置に設けら
れた排出口５には導水路８から流下した洗浄水がジェッ
ト孔７より噴出してボウル１内を洗浄した洗浄水に強制
的な排水流を起こさせるようになっている。排水流は排
水管路９′内部で満水状態を作り、これによりサイフォ
ン作用をおこさせ、ボウル１内の汚物を洗浄水と共に強
制的に排出するようになっている。
噴射孔６から流下する洗浄水によりボウル１が洗浄され
るようになっている。またボウル１の最低位置に設けら
れた排出口５には導水路８から流下した洗浄水がジェッ
ト孔７より噴出してボウル１内を洗浄した洗浄水に強制
的な排水流を起こさせるようになっている。排水流は排
水管路９′内部で満水状態を作り、これによりサイフォ
ン作用をおこさせ、ボウル１内の汚物を洗浄水と共に強
制的に排出するようになっている。
【０００４】またボウル１内部には逆Ｕ字状の排出管路
９′の屈曲部の下部を上限水位とする水溜まりが形成さ
れており、この水溜まりの水が悪臭の逆流を防止する作
用をしたり、サイフォン作用の初期流になったりするよ
うになっている。前記排水管路内においては、逆Ｕ字状
の排水管路９′の屈曲部を経て下方に垂下する部分には
空気溜まりが形成されている。サイフォン作用は排水管
路９′が満水状態になってから一部の水が一気に流れる
ことにより満水部分に吸引圧を生じさせ、この吸引力に
よって満水部分の水と連鎖的にボウル１の汚物や洗浄水
などを排出するようになっている。
９′の屈曲部の下部を上限水位とする水溜まりが形成さ
れており、この水溜まりの水が悪臭の逆流を防止する作
用をしたり、サイフォン作用の初期流になったりするよ
うになっている。前記排水管路内においては、逆Ｕ字状
の排水管路９′の屈曲部を経て下方に垂下する部分には
空気溜まりが形成されている。サイフォン作用は排水管
路９′が満水状態になってから一部の水が一気に流れる
ことにより満水部分に吸引圧を生じさせ、この吸引力に
よって満水部分の水と連鎖的にボウル１の汚物や洗浄水
などを排出するようになっている。
【０００５】洗浄の際には排水管路９′の空気溜まりを
いかに早く満水状態にするかが重要な要件となってい
る。このため従来のサイフォン式の水洗便器にあって
は、排水管路を複雑な形状に屈曲変形させたり、排水管
路の内径を部分的に小さくさせたりすることにより、こ
の部分の流路抵抗を大きくして満水状態を作りやすくす
ることもおこなわれている。
いかに早く満水状態にするかが重要な要件となってい
る。このため従来のサイフォン式の水洗便器にあって
は、排水管路を複雑な形状に屈曲変形させたり、排水管
路の内径を部分的に小さくさせたりすることにより、こ
の部分の流路抵抗を大きくして満水状態を作りやすくす
ることもおこなわれている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、管路を屈曲変
形させたり排水管路の内径を部分的に小さくしたりして
流路抵抗を大きくした場合、サイフォン作用を起こさせ
るための満水状態を早くつくりだせるために節水を図る
ことができるものの、実際の排水時には流路抵抗の大き
さが逆に問題となってしまい、排水管路を流れ出る排水
を勢いのあるものとすることができず、このために一旦
サイフォン作用で引き込まれた汚物が排水管路の上方の
屈曲部を越せずに排出口からボウル内に戻るという汚物
を完全に流しきることができない事態を招くことがあ
る。
形させたり排水管路の内径を部分的に小さくしたりして
流路抵抗を大きくした場合、サイフォン作用を起こさせ
るための満水状態を早くつくりだせるために節水を図る
ことができるものの、実際の排水時には流路抵抗の大き
さが逆に問題となってしまい、排水管路を流れ出る排水
を勢いのあるものとすることができず、このために一旦
サイフォン作用で引き込まれた汚物が排水管路の上方の
屈曲部を越せずに排出口からボウル内に戻るという汚物
を完全に流しきることができない事態を招くことがあ
る。
【０００７】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、本発明の目的とするところは節水化が図れ、
しかも洗浄後半の不快な騒音を抑えることができ、さら
に汚物や洗浄水の戻りがない水洗便器を提供するにあ
る。
であって、本発明の目的とするところは節水化が図れ、
しかも洗浄後半の不快な騒音を抑えることができ、さら
に汚物や洗浄水の戻りがない水洗便器を提供するにあ
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明水洗便器は、便器のボウル１の底部の排出口５か
らサイフォン作用をする排水管路９を連出し、ボウル１
内の汚物を洗浄水と共にサイフォン作用により排出する
ようにしたサイフォン式あるいはサイフォンジェット式
の水洗便器において、排水に連動して排水管路９を上下
させる駆動手段を備えると共に、排水管路９の上記排出
口５より高い位置にある屈曲部よりも排出側に洗浄初期
に管路径を絞る絞り１１を備えており、排水初期におい
て排水管路９の上昇状態で絞り１１を絞り、サイフォン
作用開始後に絞り１１を開くと共に排水後期に排水管路
９を下降させ、排水終期に排水管路９を上昇させること
を特徴とする。
本発明水洗便器は、便器のボウル１の底部の排出口５か
らサイフォン作用をする排水管路９を連出し、ボウル１
内の汚物を洗浄水と共にサイフォン作用により排出する
ようにしたサイフォン式あるいはサイフォンジェット式
の水洗便器において、排水に連動して排水管路９を上下
させる駆動手段を備えると共に、排水管路９の上記排出
口５より高い位置にある屈曲部よりも排出側に洗浄初期
に管路径を絞る絞り１１を備えており、排水初期におい
て排水管路９の上昇状態で絞り１１を絞り、サイフォン
作用開始後に絞り１１を開くと共に排水後期に排水管路
９を下降させ、排水終期に排水管路９を上昇させること
を特徴とする。
【０００９】
【作用】上記構成によれば、洗浄初期に排水管路９の内
径が絞りで小さくなるために、排水管路９内を早期に満
水状態とすることができて、サイフォン作用を早く起こ
させることができる。またサイフォン作用開始後に絞り
を開くことで流路抵抗が小さくなるために水が流出しや
すくなるものであり、さらに排水後期に排水管路を下降
させることで、より勢いのある排水とすることができ
る。
径が絞りで小さくなるために、排水管路９内を早期に満
水状態とすることができて、サイフォン作用を早く起こ
させることができる。またサイフォン作用開始後に絞り
を開くことで流路抵抗が小さくなるために水が流出しや
すくなるものであり、さらに排水後期に排水管路を下降
させることで、より勢いのある排水とすることができ
る。
【００１０】
【実施例】図１は本発明の一実施例であるサイフォンジ
ェット式の水洗便器を示す。本実施例の場合、排水管路
９の部分の構造が異なるだけでその他の部分は従来例の
ものと同じであるので説明は省略する。排水管路９は変
形自在且つ移動自在になるように合成樹脂のような柔軟
な材料にて蛇腹状に形成されている。排水管路９の中央
部はリング状の管路支持部１０で支持されており、この
管路支持部１０を支持部駆動装置１２にて管路支持部１
０を上下に駆動できるようになっている。通常時には逆
Ｕ字状に排水管路９が屈曲するように上方に管路支持部
１０が位置して排水管路９を支えている。図４の実施例
の場合、支持部駆動装置１２は支持アーム１４を上下に
駆動して管路支持部１０を真っすぐ上下でき、図５の実
施例の場合、支持部駆動装置１２は支持アーム１４を上
下に回動駆動して管路支持部１０を上下できるようにな
っている。また排水管路９の外周には管路支持部１０よ
り排水管路９の出口側の位置で管路絞り部１１を設けて
ある。この管路絞り部１０は図６に示すようにワイヤー
１１ａにて形成されている。絞り部駆動装置１３にはワ
イヤー１１ａを巻き取るモータ１５を有している。ワイ
ヤー１１ａの一端は案内筒１６の先端の固定部１７に固
定してあり、ワイヤー１１ａを排水管路９に巻回してワ
イヤー１１ａを案内筒１６に通し、ワイヤー１１ａの他
端をモータ１５に巻き付けてある。しかしてモータ１５
を駆動してワイヤー１１ａを巻き取れば図６の（ｂ）
（ｃ）に示すように排水管路９が絞られ、モータ１５を
逆回転して巻き戻せば排水管路９が弾性にて広がる。
ェット式の水洗便器を示す。本実施例の場合、排水管路
９の部分の構造が異なるだけでその他の部分は従来例の
ものと同じであるので説明は省略する。排水管路９は変
形自在且つ移動自在になるように合成樹脂のような柔軟
な材料にて蛇腹状に形成されている。排水管路９の中央
部はリング状の管路支持部１０で支持されており、この
管路支持部１０を支持部駆動装置１２にて管路支持部１
０を上下に駆動できるようになっている。通常時には逆
Ｕ字状に排水管路９が屈曲するように上方に管路支持部
１０が位置して排水管路９を支えている。図４の実施例
の場合、支持部駆動装置１２は支持アーム１４を上下に
駆動して管路支持部１０を真っすぐ上下でき、図５の実
施例の場合、支持部駆動装置１２は支持アーム１４を上
下に回動駆動して管路支持部１０を上下できるようにな
っている。また排水管路９の外周には管路支持部１０よ
り排水管路９の出口側の位置で管路絞り部１１を設けて
ある。この管路絞り部１０は図６に示すようにワイヤー
１１ａにて形成されている。絞り部駆動装置１３にはワ
イヤー１１ａを巻き取るモータ１５を有している。ワイ
ヤー１１ａの一端は案内筒１６の先端の固定部１７に固
定してあり、ワイヤー１１ａを排水管路９に巻回してワ
イヤー１１ａを案内筒１６に通し、ワイヤー１１ａの他
端をモータ１５に巻き付けてある。しかしてモータ１５
を駆動してワイヤー１１ａを巻き取れば図６の（ｂ）
（ｃ）に示すように排水管路９が絞られ、モータ１５を
逆回転して巻き戻せば排水管路９が弾性にて広がる。
【００１１】水洗便器は、洗浄時にはリム部２の噴射孔
６から流下する洗浄水によりボウル１が洗浄される。ま
たボウル１の最低位置に設けられた排出口５には導水路
８から流下した洗浄水がジェット孔７より噴出してボウ
ル１内を洗浄した洗浄水に強制的な排水流を起こさせ
る。この排水流は排水管路９内部で満水状態を作り、こ
れによりサイフォン作用をおこさせ、ボウル１内の汚物
を洗浄水と共に強制的に排出する。サイフォン作用の初
期には管路絞り部１１で排水管路４を図２の（ａ）に示
すように絞る。これにより排水管路９を満水状態にしや
すくすることができる。そしてサイフォン作用起因後、
管路絞り部１１の絞りを緩め、図２の（ｂ）に示すよう
に排水管路９の内径を元の状態に戻す。排水管路９の径
を元に戻すことにより水が流出しやすくなる。排水管路
９は管路支持部１０により中心あたりが上に持ち上げら
れて逆Ｕ字状になっているが、洗浄後半のサイフォン作
用終了直前には管路支持部１０が下方へ移動し、それに
伴って排水管路９が図３に示すように水平になる。これ
によりサイフォン作用終了時に排水管路９に残っている
水はボウル１に逆流することなく流れる。また排水管路
９への空気の流入が急激に行われず、空気と水との入れ
替わりがスムーズであるため、サイフォン作用終了時の
ボコボコという音が低減される。洗浄後は排水管路９が
管路支持部１０にて上に持ち上げられ、トラップが形成
される。この持ち上げ具合を変えることにより水溜まり
面の位置を変えることができる。
６から流下する洗浄水によりボウル１が洗浄される。ま
たボウル１の最低位置に設けられた排出口５には導水路
８から流下した洗浄水がジェット孔７より噴出してボウ
ル１内を洗浄した洗浄水に強制的な排水流を起こさせ
る。この排水流は排水管路９内部で満水状態を作り、こ
れによりサイフォン作用をおこさせ、ボウル１内の汚物
を洗浄水と共に強制的に排出する。サイフォン作用の初
期には管路絞り部１１で排水管路４を図２の（ａ）に示
すように絞る。これにより排水管路９を満水状態にしや
すくすることができる。そしてサイフォン作用起因後、
管路絞り部１１の絞りを緩め、図２の（ｂ）に示すよう
に排水管路９の内径を元の状態に戻す。排水管路９の径
を元に戻すことにより水が流出しやすくなる。排水管路
９は管路支持部１０により中心あたりが上に持ち上げら
れて逆Ｕ字状になっているが、洗浄後半のサイフォン作
用終了直前には管路支持部１０が下方へ移動し、それに
伴って排水管路９が図３に示すように水平になる。これ
によりサイフォン作用終了時に排水管路９に残っている
水はボウル１に逆流することなく流れる。また排水管路
９への空気の流入が急激に行われず、空気と水との入れ
替わりがスムーズであるため、サイフォン作用終了時の
ボコボコという音が低減される。洗浄後は排水管路９が
管路支持部１０にて上に持ち上げられ、トラップが形成
される。この持ち上げ具合を変えることにより水溜まり
面の位置を変えることができる。
【００１２】
【発明の効果】本発明は叙述のように排水に連動して排
水管路を上下させる駆動手段を備えると共に、排水管路
の排出口より高い位置にある屈曲部よりも排出側に洗浄
初期に管路径を絞る絞りを備えており、排水初期におい
て排水管路の上昇状態で絞りを絞り、サイフォン作用開
始後に絞りを開くと共に排水後期に排水管路を下降さ
せ、排水終期に排水管路を上昇させるものであるから、
先ず排水初期においては排水管路の屈曲部が上昇位置に
位置してトラップが形成されると共に排水管路の管路径
が絞りで小さくなるために、排水管路を満水状態にしや
すくすることができ、これによりサイフォン作用を早く
起こさせることができ、節水化を図りながら、ボウル内
の汚物を洗浄水と共に強制的に排出することができる。
またサイフォン作用開始後に絞りを開くことで、絞りが
元に戻って流路抵抗を小さくするために水が流出しやす
くなるものであり、さらに排水後期に排水管路を下降さ
せることで一層勢いのある排水とすることができ、従っ
て、排水管路の水がボウル内に逆流することなく排水さ
れ、汚物や洗浄水の戻りを無くしてボウル内を清潔に保
てると同時に排水管路の屈曲する位置を上下させること
により用途に応じて水溜まり量を調整でき、さらに排出
口から排水管路内へ空気が流れ込むときのボコボコとい
う不快音も低減できる。その後、排水終期には、排水管
路を上昇させることにより再びトラップが形成され、ボ
ウル内に水を溜めることができ、結果として、節水化が
図られ、洗浄後半の不快な騒音を抑えることができると
共に、汚物や洗浄水の戻りを確実に防止できるという効
果を奏する。
水管路を上下させる駆動手段を備えると共に、排水管路
の排出口より高い位置にある屈曲部よりも排出側に洗浄
初期に管路径を絞る絞りを備えており、排水初期におい
て排水管路の上昇状態で絞りを絞り、サイフォン作用開
始後に絞りを開くと共に排水後期に排水管路を下降さ
せ、排水終期に排水管路を上昇させるものであるから、
先ず排水初期においては排水管路の屈曲部が上昇位置に
位置してトラップが形成されると共に排水管路の管路径
が絞りで小さくなるために、排水管路を満水状態にしや
すくすることができ、これによりサイフォン作用を早く
起こさせることができ、節水化を図りながら、ボウル内
の汚物を洗浄水と共に強制的に排出することができる。
またサイフォン作用開始後に絞りを開くことで、絞りが
元に戻って流路抵抗を小さくするために水が流出しやす
くなるものであり、さらに排水後期に排水管路を下降さ
せることで一層勢いのある排水とすることができ、従っ
て、排水管路の水がボウル内に逆流することなく排水さ
れ、汚物や洗浄水の戻りを無くしてボウル内を清潔に保
てると同時に排水管路の屈曲する位置を上下させること
により用途に応じて水溜まり量を調整でき、さらに排出
口から排水管路内へ空気が流れ込むときのボコボコとい
う不快音も低減できる。その後、排水終期には、排水管
路を上昇させることにより再びトラップが形成され、ボ
ウル内に水を溜めることができ、結果として、節水化が
図られ、洗浄後半の不快な騒音を抑えることができると
共に、汚物や洗浄水の戻りを確実に防止できるという効
果を奏する。
【図１】本発明の一実施例を示し、（ａ）は正面から見
た断面図、（ｂ）は（ａ）のＡ方向からみた一部省略側
面図である。
た断面図、（ｂ）は（ａ）のＡ方向からみた一部省略側
面図である。
【図２】同上の排水管路を絞ったり絞りを解除したりし
た状態を説明する断面図である。
た状態を説明する断面図である。
【図３】同上の排水管路を水平にした状態の断面図であ
る。
る。
【図４】同上の排水管路を上下させる状態を示す図であ
って、（ａ）は正面から見た断面図、（ｂ）は（ａ）の
Ｂ方向から見た側面図である。
って、（ａ）は正面から見た断面図、（ｂ）は（ａ）の
Ｂ方向から見た側面図である。
【図５】同上の排水管路を上下させる他例を示す側面図
である。
である。
【図６】同上の排水管路を絞る構造を説明する説明図で
ある。
ある。
【図７】従来例の断面図である。
１ ボウル ５ 排水口 ９ 排水管路
フロントページの続き (72)発明者 栗田 真彦 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 能間 紀夫 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平２−20739（ＪＰ，Ａ) 特開 昭52−42637（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】 便器のボウルの底部の排出口からサイフ
ォン作用をする排水管路を連出し、ボウル内の汚物を洗
浄水と共にサイフォン作用により排出するようにしたサ
イフォン式あるいはサイフォンジェット式の水洗便器に
おいて、排水に連動して排水管路を上下させる駆動手段
を備えると共に、排水管路の上記排出口より高い位置に
ある屈曲部よりも排出側に洗浄初期に管路径を絞る絞り
を備えており、排水初期において排水管路の上昇状態で
絞りを絞り、サイフォン作用開始後に絞りを開くと共に
排水後期に排水管路を下降させ、排水終期に排水管路を
上昇させることを特徴とする水洗便器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3050050A JP2642791B2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 水洗便器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3050050A JP2642791B2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 水洗便器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04285227A JPH04285227A (ja) | 1992-10-09 |
| JP2642791B2 true JP2642791B2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=12848168
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3050050A Expired - Lifetime JP2642791B2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 水洗便器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2642791B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008032989A1 (en) * | 2006-09-14 | 2008-03-20 | H & G Co., Ltd. | Water closet comprising variable soil exhaust system |
| KR100909403B1 (ko) * | 2009-04-16 | 2009-07-24 | 박철웅 | 사이펀 관을 구비한 변기 |
| JP2015520308A (ja) * | 2012-05-14 | 2015-07-16 | イーユアン（シャンハイ） エンバイロメンタル グループ カンパニー リミテッドＹｉｙｕａｎ（Ｓｈａｎｇｈａｉ） Ｅｎｖｉｒｏｎｍｅｎｔａｌ Ｇｒｏｕｐ Ｃｏ．，Ｌｔｄ | 節水便器 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200189623Y1 (ko) * | 1999-11-11 | 2000-07-15 | 이홍석 | 양변기의 저수 및 배출 구조. |
| JP4352443B2 (ja) * | 2000-09-14 | 2009-10-28 | Ｔｏｔｏ株式会社 | サイホンジェット式水洗便器 |
| KR100714961B1 (ko) * | 2006-06-01 | 2007-05-04 | 이종인 | 양변기용 가변식 사이폰관의 구동장치 |
| FR3003280B1 (fr) * | 2013-03-15 | 2016-07-08 | Tarek Shaaban | Toilettes avec double chasses de wc |
| WO2020118323A1 (en) * | 2018-12-03 | 2020-06-11 | Nguyen Van Nam | Flush toilet |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5242637A (en) * | 1975-10-01 | 1977-04-02 | Yoshihei Nakano | Automatic drainage system for a flush toilet |
| JP2716734B2 (ja) * | 1988-07-07 | 1998-02-18 | 東陶機器株式会社 | 水洗トイレ |
-
1991
- 1991-03-15 JP JP3050050A patent/JP2642791B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008032989A1 (en) * | 2006-09-14 | 2008-03-20 | H & G Co., Ltd. | Water closet comprising variable soil exhaust system |
| KR100909403B1 (ko) * | 2009-04-16 | 2009-07-24 | 박철웅 | 사이펀 관을 구비한 변기 |
| JP2015520308A (ja) * | 2012-05-14 | 2015-07-16 | イーユアン（シャンハイ） エンバイロメンタル グループ カンパニー リミテッドＹｉｙｕａｎ（Ｓｈａｎｇｈａｉ） Ｅｎｖｉｒｏｎｍｅｎｔａｌ Ｇｒｏｕｐ Ｃｏ．，Ｌｔｄ | 節水便器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04285227A (ja) | 1992-10-09 |
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| Date | Code | Title | Description |
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| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970401 |