JP2642236B2 - チャネル・サブシステムの制御処理方式 - Google Patents

チャネル・サブシステムの制御処理方式

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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 主記憶装置と入出力装置との間のチャネル経路を制御
するチャネル・サブシステムの制御処理方式に関し、 チャネル・サブシステムのアクセス領域となるハード
ウェア専用域のエラー発生時に、迅速にリカバリ処理に
入れるようにすることを目的とし、中央処理装置上で走
行するファームウェアにより構成されて、チャネル・サ
ブシステムのリカバリ処理を実行するリカバリ処理部
と、リカバリ処理部に備えられて、チャネル・サブシス
テムがハードウェア専用域から制御情報を読み出せない
ときに、チャネル・サブシステムに対して、全チャネル
経路の制御の停止を含む入出力制御命令を発行する入出
力制御命令発行部とを備え、リカバリ処理部は、入出力
制御命令発行部により発行される入出力命令に従って、
チャネル・サブシステムの動作を制御することで、ハー
ドウェア専用域のエラー発生時に直ちにリカバリ処理の
実行に入るよう構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、主記憶装置と入出力装置との間のチャネル
経路を制御するチャネル・サブシステムの制御処理方式
に関し、特に、チャネル・サブシステムのアクセス領域
となる主記憶装置内ハードウェア専用域のエラー発生時
に、迅速にリカバリ処理に入れるようにするチャネル・
サブシステムの制御処理方式に関するものである。
データ処理装置における入出力処理は、入出力装置の
駆動機構の回転待ちなどの機械的な動作に必要な時間を
含むために、中央処理装置によるプログラムの実行のよ
うな電子的処理に比べて、多くの時間を必要とすること
になる。これから、接続される入出力装置の台数が多く
て、入出力処理の回数の多い大型のデータ処理装置で
は、入力装置と主記憶装置との間に、各入出力装置との
間のチャネル経路を制御するチャネル・サブシステムと
いうハードウェア機構を備えていく構成が採られてい
る。このチャネル・サブシステムは、これだけで単独の
プロセッサとして機能するハードウェアであって、中央
処理装置によるプログラム命令の実行とは独立に入出力
の処理を実行していくことになる。
このチャネル・サブシステムは、中央処理装置からの
入出力命令を受け取ると、主記憶装置に確保されたハー
ドウェア専用域であるHSA(HARD WARE SYSTEM AREA)を
アクセスすることで、入出力処理動作に必要な制御情報
を獲得して入出力処理を実行していく。これから、この
HSAにエラーが発生するときには、チャネル・サブシス
テムのリカバリ処理を実行すべく備えられるファームウ
ェアは、リカバリ処理の実行に入らなくてはならない
が、このリカバリ処理は可能な限り迅速に実行されるよ
うに構成していく必要があるのである。
〔従来の技術〕
チャネル・サブシステムが入出力命令等の処理の目的
で、主記憶装置上のHSAをアクセスしている最中に、何
らかのエラー(例えば、使用不能の入出力装置によって
ロックがかけられたままになっている制御ブロックを、
他の入出力装置がアクセスした場合のロック・タイムア
ウトの検出等)が発生した場合には、その発生したエラ
ーの原因をクリアするために、チャネル・サブシステム
のリカバリ処理を実行すべく備えられるファームウェア
が、HSAのエラーリカバリ処理を実行していく必要があ
る。例えば、上述のロック・タイムアウトを検出するエ
ラーにおいては、使用不能の入出力装置によってロック
されたままになっているHSA内の制御ブロックのロック
を、強制的に解除していくエラーリカバリ処理を実行し
ていく必要があるのである。
このHSAのエラーリカバリ処理は、複数のハードウェ
アからアクセスされるHSA上の制御ブロックに対するロ
ックの競合を制御する煩わしさを避けるために、処理対
象となるHSA領域を共用しているチャネル・サブシステ
ムの全チャネル経路の動作が停止状態に入ることを条件
にして開始させていく構成が採られている。
従来では、この全チャネル経路の動作の停止状態の確
認を、リカバリ処理を実行するファームウェアが所定の
時間待つことで実行していた。すなわち、第4図に示す
ように、チャネル・サブシステムの制御を司る中央処理
装置が、チャネル・サブシステムのチャネル経路に発行
した入出力命令に対しての応答が戻されてこないこと
で、HSA上のエラー発生を検出すると、ハイパーバイザ
ステートに遷移して、他のチャネル経路に対しての入出
力命令の発行を停止するとともに、リカバリ処理を実行
すべく備えられるファームウェアに制御を渡し、そし
て、この制御の渡されたファームウェアが、それから所
定の時間待ち状態に入って発行済の入出力命令に対して
の処理の完了を待つことで、チャネル・サブシステムの
全チャネル経路の動作の停止状態を確認して、リカバリ
処理に入るよう処理していたのである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来技術では、HSAにエラ
ーが発生しても、所定の時間待つことで全チャネル経路
の動作の停止状態を確認していく方法を採るようにして
いることから、HSAのエラー発生からリカバリ処理に入
るまでに、かなりの時間を要してしまうという問題点が
あった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、
チャネル・サブシステムのアクセス領域となるハードウ
ェア専用域のエラー発生時に、迅速にリカバリ処理に入
れるようにする新たなチャネル・サブシステムの制御処
理方式の提供を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理構成図である。
図中、1は本発明を具備するデータ処理装置である。
このデータ処理装置1は、中央処理装置と、主記憶装置
と、複数の入出力装置2と、主記憶装置と入出力装置2
との間のチャネル経路を制御するチャネル・サブシステ
ム3とから構成されることになる。
10はデータ処理部であって、入出力装置2に対しての
入出力処理要求を発行するもの、11はチャネル・サブシ
ステム3のアクセス領域となるハードウェア専用域であ
って、チャネル・サブシステム3の入出力処理の実行の
ために必要となる制御情報等を格納するもの、12は中央
処理装置の備える入出力命令制御部であって、チャネル
・サブシステム3の制御処理を実行するもの、13は中央
処理装置上で走行するファームウェアにより構成される
リカバリ処理部であって、ハードウェア専用域11で発生
したエラーのリカバリ処理を実行するもの、14はリカバ
リ処理部13の備える入出力制御命令発行部であって、チ
ャネル・サブシステム3の全チャネル経路の制御の停止
を含む入出力制御命令を発行するものである。
〔作用〕
本発明では、データ処理部10の入出力処理要求に応答
して、入出力命令制御部12がチャネル・サブシステム3
に対して入出力命令を発行すると、チャネル・サブシス
テム3は、ハードウェア専用域11から入出力処理の実行
に必要となる制御情報を読み出して、この読み出した制
御情報に従って入出力装置2の入出力処理の制御を実行
していく。この処理時に、チャネル・サブシステム3
は、ハードウェア専用域11から正常に制御情報を読み出
せたときには、入出力命令制御部12に対して命令受付完
了信号を戻していくとともに、正常に制御情報を読み出
せないときには、入出力命令制御部12に対して命令受付
完了信号を戻さないよう処理する。
このチャネル・サブシステム3からの命令受付完了信
号に従ってハードウェア専用域11のエラー発生を検出す
ると、入出力命令制御部12は、エラー発生をリカバリ処
理13に通知する。このエラー発生通知を受け取ると、リ
カバリ処理部13は、入出力制御命令発行部14の処理に従
って、チャネル・サブシステム3に対して全チャネル経
路の動作を停止させる入出力命令を発行することで、チ
ャネル・サブシステム3の全チャネル経路の動作を直ち
に停止させ、続いてリカバリ処理の実行に入るよう制御
する。
このように、本発明では、ハードウェア専用域11のエ
ラー発生時に、待ち時間を確保することなく直ちにリカ
バリ処理に入れるようになるのである。
〔実施例〕
以下、実施例に従って本発明を詳細に説明する。
第2図に、本発明の適用されるデータ処理装置1のシ
ステム構成を図示する。図中、3は第1図で説明したよ
うにチャネル・サブシステム、4はデータ処理装置1の
備える中央処理装置、5はデータ処理装置1の備える主
記憶装置、2aは入出力装置として備えられる磁気ディス
ク、2bは入出力装置として備えられる磁気テープ、2cは
入出力装置として備えられる端末装置、6はチャネル・
サブシステム3と端末装置2cとの間の通信処理を司る通
信制御装置である。
第1図で説明した入出力命令制御部12とリカバリ処理
部13は、主記憶装置5の特定の領域に展開されることで
実装される。そして、ファームウェアによって、システ
ム・パワーオンリセット時に、主記憶装置5上のHSAに
チャネル・サブシステム3の必要とする制御情報が展開
されることになる。
次に、第3図に示す処理手順の説明図に従って、本発
明の実行する処理について説明する。ここで、図中の左
側に示す部分が、中央処理装置4で走行するファームウ
ェアの実行する処理部分であり、右側に示す部分が、チ
ャネル・サブシステム3の実行する処理部分である。
チャネル・サブシステム3は、チャネル・サブシステ
ム3の制御処理を司る中央処理装置から発行された入出
力命令に従って主記憶装置5のHSAをアクセスしている
ときに、HSAのエラーを検出すると、命令受付完了信号
を戻さないことで、発行元の中央処理装置に対してエラ
ー発生を通知する。この通知を受け取ると、入出力命令
を発行した中央処理装置は、ハイパーバイザステートに
遷移して、他のチャネル経路に対しての入出力命令の発
行を停止するとともに、主記憶装置5上のファーム共通
域に停止要求を記入してから、リカバリ処理を司るファ
ームウェアに制御を移していく。このようにして制御が
渡されると、リカバリ処理を司るファームウェアは、チ
ャネル・サブシステム3に対して動作の停止を指示する
制御命令を発行する。
この動作の停止指示を受け取ると、チャネル・サブシ
ステム3は、全チャネル経路に対しての制御処理を停止
させてから、ファーム共通域をアクセスすることで停止
要求を確認すると、そのファーム共通域に備えられる停
止確認フラグにONをセットする。そして、このファーム
共通域にセットされた停止確認フラグのON状態を検出す
ると、チャネル・サブシステム3に対しての動作の停止
を指示したリカバリ処理を司るファームウェアは、規定
のリカバリーシーケンスに入るよう処理していくことに
なる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、チャネル・サ
ブシステムのアクセス領域となるハードウェア専用域の
エラー発生時に、直ちにリカバリ処理に入れるようにな
るデータ処理装置を提供できるようになるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理構成図、 第2図は本発明の適用されるデータ処理装置のシステム
構成図、 第3図は本発明の処理の一実施例、 第4図は従来技術の説明図である。 図中、1はデータ処理装置、2は入出力装置、3はチャ
ネル・サブシステム、4は中央処理装置、5は主記憶装
置、10はデータ処理部、11はハードウェア専用域、12は
入出力命令制御部、13はリカバリ処理部、14は入出力制
御命令発行部である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央処理装置と、主記憶装置と、複数の入
    出力装置と、該主記憶装置と該入出力装置との間のチャ
    ネル経路を制御するチャネル・サブシステムとを備え
    て、該チャネル・サブシステムが、主記憶装置内のハー
    ドウェア専用域から入出力処理の実行に必要となる制御
    情報を読み出して入出力処理を実行する構成を採るデー
    タ処理装置において、 中央処理装置上で走行するファームウェアにより構成さ
    れて、チャネル・サブシステムのリカバリ処理を実行す
    るリカバリ処理部(13)と、 上記リカバリ処理部(13)に備えられて、チャネル・サ
    ブシステムが上記ハードウェア専用域から制御情報を読
    み出せないときに、チャネル・サブシステムに対して、
    全チャネル経路の制御の停止を含む入出力制御命令を発
    行する入出力制御命令発行部(14)とを備え、 上記リカバリ処理部(13)は、上記入出力制御命令発行
    部(14)により発行される入出力命令に従って、チャネ
    ル・サブシステムの動作を制御することで、上記ハード
    ウェア専用域のエラー発生時に直ちにリカバリ処理の実
    行に入るよう制御することを、 特徴とするチャネル・サブシステムの制御処理方式。
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