JP3033509B2 - トランザクションの遅延リカバリ方式、遅延リカバリ方法および遅延リカバリプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

トランザクションの遅延リカバリ方式、遅延リカバリ方法および遅延リカバリプログラムを記録した記録媒体

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JP3033509B2
JP3033509B2 JP9023589A JP2358997A JP3033509B2 JP 3033509 B2 JP3033509 B2 JP 3033509B2 JP 9023589 A JP9023589 A JP 9023589A JP 2358997 A JP2358997 A JP 2358997A JP 3033509 B2 JP3033509 B2 JP 3033509B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、トランザクション
システムの制御ファイルである実行トランザクション管
理ファイルにレコード閉塞が発生した場合に、該閉塞さ
れたレコードをアクセスするトランザクションをリカバ
リする、トランザクションの遅延リカバリ方式、遅延リ
カバリ方法および遅延リカバリプログラムを記録した記
録媒体に関する。
【0001】
【従来の技術】従来の疎結合多重計算機システムにおけ
るトランザクション処理システムにおいては、トランザ
クションスケジュール制御手段とトランザクション実行
処理制御手段との間にトランザクション実行状態の認識
に不整合が生じないように、トランザクション実行要求
情報を制御ファイル(以下、実行トランザクション管理
ファイルという)に格納している。
【0002】このトランザクションスケジュール制御手
段は、トランザクション実行要求情報を実行トランザク
ション管理ファイルに格納した後、トランザクション実
行処理制御手段へトランザクション処理の実行要求を行
う。該実行要求を受け取ったトランザクション実行処理
制御手段は、トランザクション処理を実行し、処理が完
了した時点で実行トランザクション管理ファイルに格納
されているトランザクション実行要求情報にトランザク
ションの処理完了を記録し、トランザクションスケジュ
ール制御手段へ処理結果を通知する。トランザクション
スケジュール制御手段に通知された処理結果が異常終了
の場合には、他ホストへトランザクション処理の実行要
求を行う等のトランザクション処理の再スケジュールを
行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術に
おいては、トランザクション実行処理制御手段がトラン
ザクション処理の実行中に何らかの障害により実行トラ
ンザクション管理ファイルに格納されているレコードが
閉塞状態となることがある。この場合、閉塞状態のレコ
ードの読み出しが失敗するため、トランザクションスケ
ジュール制御手段は実行トランザクション管理ファイル
の障害と認識し、さらにトランザクション処理の実行要
求を続行することは不可能と判断し、以降のトランザク
ション処理の実行要求の受付を拒否する。そして、トラ
ンザクションスケジュール制御手段自身が終了してしま
い、その後、閉塞されていたレコードが復旧されても自
動的にはトランザクション処理の実行要求を再開するこ
とができないという問題点がある。
【0004】本発明の目的は、実行トランザクション管
理ファイル内のレコードの読み出し処理がレコード閉塞
によるエラーになった場合、該レコードに係るトランザ
クション処理のみを遅延させ、トランザクションのスケ
ジュール処理を終了させることなく、他のレコードに係
るトランザクション処理を実行させることができるよう
にすることにある。
【0005】本発明の他の目的は、一定時間毎に、実行
トランザクション管理ファイル内のレコードの閉塞状態
が解除されたか否かをチェックし、解除された時点で、
遅延されていた該レコードに係るトランザクション処理
を再開させることができるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のトランザ
クションの遅延リカバリ方式は、トランザクション毎の
実行要求の情報を含む複数のレコードを格納する実行ト
ランザクション管理ファイルを含む外部記憶装置とホス
ト計算機とを備え、前記ホスト計算機が、トランザクシ
ョンの実行要求に応じて、該実行要求の情報を前記実行
トランザクション管理ファイル内の該トランザクション
に係るレコードに格納するトランザクションスケジュー
ル制御手段と、前記トランザクションスケジュール制御
手段によって前記実行トランザクション管理ファイル内
のレコードに格納された実行要求の情報に対応するトラ
ンザクションを実行するトランザクション実行処理制御
手段と、異常終了したトランザクションに係る前記実行
トランザクション管理ファイル内のレコードが閉塞状態
の場合に、該レコードの閉塞状態の解除を待ち合わせる
ように該レコードに係るトランザクションを制御するレ
コード閉塞管理手段と、前記実行トランザクション管理
ファイル内の閉塞状態が解除されたレコードに係るトラ
ンザクションを前記トランザクション実行処理制御手段
に再実行させるレコード閉塞状態チェック手段とを備え
たことを特徴とする。
【0007】本発明の第2のトランザクションの遅延リ
カバリ方式は、第1のトランザクションの遅延リカバリ
方式において、前記ホスト計算機が、さらに、各トラン
ザクションの実行要求の情報を登録する待ち行列である
トランザクション実行待機キュー、および前記トランザ
クション管理ファイル内のレコードの閉塞状態が解除さ
れるのを待ち合わせているトランザクションの実行要求
の情報を登録する待ち行列であるレコード閉塞管理キュ
ーを含み、前記トランザクションスケジュール制御手段
が、トランザクションの実行要求に応じて、該実行要求
の情報を前記トランザクション実行待機キューに登録す
るとともに前記実行トランザクション管理ファイル内の
該トランザクションに係るレコードに格納し、前記レコ
ード閉塞管理手段が、異常終了したトランザクションに
係る前記実行トランザクション管理ファイル内のレコー
ドが閉塞状態の場合に、該レコードに係るトランザクシ
ョンの実行要求の情報を前記トランザクション実行待機
キューから前記レコード閉塞管理キューに移動し、前記
レコード閉塞状態チェック手段が、前記実行トランザク
ション管理ファイル内の閉塞状態が解除されたレコード
に対応するトランザクションの実行要求の情報を前記レ
コード閉塞管理キューから前記トランザクション実行待
機キューに移動するとともに、前記トランザクション実
行処理制御手段に該トランザクションを再実行させるこ
とを特徴とする。
【0008】本発明の第3のトランザクションの遅延リ
カバリ方式は、第1または第2のトランザクションの遅
延リカバリ方式において、前記レコード閉塞管理手段
が、異常終了したトランザクションに係る前記実行トラ
ンザクション管理ファイル内のレコードが閉塞状態でな
い場合に、前記トランザクション実行処理制御手段に該
トランザクションを再実行させることを特徴とする。
【0009】本発明の第4のトランザクションの遅延リ
カバリ方式は、第3のトランザクションの遅延リカバリ
方式において、前記ホスト計算機を複数台含み、該複数
台のホスト計算機が、前記外部記憶装置を共有して疎結
合多重計算機システムを構成することを特徴とする。
【0010】本発明の第5のトランザクションの遅延リ
カバリ方式は、複数のホスト計算機が、トランザクショ
ン毎の実行要求の情報および処理結果を含む複数のレコ
ードを格納する実行トランザクション管理ファイルを含
む外部記憶装置を共有する疎結合多重計算機システムに
おいて、前記複数の計算機のそれぞれが、各トランザク
ションの実行要求の情報を登録する待ち行列であるトラ
ンザクション実行待機キューと、前記トランザクション
管理ファイル内のレコードの閉塞状態が解除されるのを
待ち合わせているトランザクションの実行要求の情報を
登録する待ち行列であるレコード閉塞管理キューと、ト
ランザクションの実行要求に応じて、該実行要求の情報
を前記トランザクション実行待機キューに登録するとと
もに前記実行トランザクション管理ファイル内の該トラ
ンザクションに係るレコードに格納するトランザクショ
ンスケジュール制御手段と、前記トランザクションスケ
ジュール制御手段によるトランザクションの実行要求に
応じて、前記実行トランザクション管理ファイル内のレ
コードに格納されている実行要求の情報に対応するトラ
ンザクションを実行し、前記トランザクションスケジュ
ール制御手段に対して処理状態を通知するトランザクシ
ョン実行処理制御手段と、前記トランザクションスケジ
ュール制御手段が前記トランザクション実行処理制御手
段からトランザクションの異常終了を通知された場合、
前記実行トランザクション管理ファイル内の該トランザ
クションに係るレコードが閉塞状態であるか否かを判定
し、閉塞状態ではないと判定した場合には、前記トラン
ザクション実行処理制御手段に対して該レコードに係る
トランザクションの再実行を依頼する再スケジュール要
求手段と、前記再スケジュール要求手段が前記実行トラ
ンザクション管理ファイル内のレコードが閉塞状態であ
ると判定した場合には、該トランザクションに係る実行
要求の情報を前記トランザクション実行待機キューから
切り離し、前記レコード閉塞管理キューに登録するレコ
ード閉塞管理手段と、一定時間毎に、前記レコード閉塞
管理キューに登録されているすべてのトランザクション
の実行要求の情報に対応する前記実行トランザクション
管理ファイル内のレコードの閉塞状態が解除されたか否
かをチェックし、解除されたレコードに対応するトラン
ザクションの実行要求の情報を前記レコード閉塞管理キ
ューから切り離して前記トランザクション実行待機キュ
ーに登録するとともに、前記再スケジュール要求手段に
該トランザクションを再実行させるレコード閉塞状態チ
ェック手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】本発明の第1のトランザクションの遅延リ
カバリ方法は、複数のトランザクションのそれぞれに対
応するレコード群を含む実行トランザクション管理ファ
イルを格納する外部記憶装置に接続されたホスト計算機
が、トランザクションの実行要求を受け、前記実行トラ
ンザクション管理ファイル内の該トランザクションに係
るレコードに、該実行要求の情報を格納するトランザク
ションスケジュール制御ステップと、前記ホスト計算機
が、前記トランザクションスケジュール制御ステップに
おいて前記実行トランザクション管理ファイル内のレコ
ードに格納された実行要求の情報に対応するトランザク
ションを実行するトランザクション実行処理制御ステッ
プと、前記ホスト計算機が、異常終了したトランザクシ
ョンに係る前記実行トランザクション管理ファイル内の
レコードが閉塞状態の場合に、該レコードの閉塞状態の
解除を待ち合わせるように該レコードに係るトランザク
ションを制御するレコード閉塞管理ステップと、前記ホ
スト計算機が、前記実行トランザクション管理ファイル
内の閉塞状態が解除されたレコードに係るトランザクシ
ョンを前記トランザクション実行処理制御ステップによ
り再実行するレコード閉塞状態チェックステップとを含
むことを特徴とする。
【0012】本発明の第2のトランザクションの遅延リ
カバリ方法は、第1のトランザクションの遅延リカバリ
方法において、前記トランザクションスケジュール制御
ステップが、トランザクションの実行要求を受け、該実
行要求の情報を第1のキューに登録するとともに前記実
行トランザクション管理ファイル内の該トランザクショ
ンに係るレコードに格納し、前記レコード閉塞管理ステ
ップが、異常終了したトランザクションに係る前記実行
トランザクション管理ファイル内のレコードが閉塞状態
の場合に、該レコードに係るトランザクションの実行要
求の情報を前記第1のキューから第2のキューに移動
し、前記レコード閉塞状態チェックステップが、前記実
行トランザクション管理ファイル内の閉塞状態が解除さ
れたレコードに対応するトランザクションの実行要求の
情報を前記第2のキューから前記第1のキューに移動す
るとともに、前記トランザクション実行処理制御ステッ
プにより該トランザクションを再実行することを特徴と
する。
【0013】本発明の第3のトランザクションの遅延リ
カバリ方法は、第1または第2のトランザクションの遅
延リカバリ方法において、前記レコード閉塞管理ステッ
プが、異常終了したトランザクションに係る前記実行ト
ランザクション管理ファイル内のレコードが閉塞状態で
ない場合に、前記トランザクション実行処理制御ステッ
プにより該トランザクションを再実行することを特徴と
する。
【0014】本発明の第4のトランザクションの遅延リ
カバリ方法は、疎結合多重計算機システムを構成する複
数のホスト計算機のそれぞれが、トランザクションの実
行要求に応じて、該実行要求の情報を第1のキューに登
録するとともに、複数のトランザクションのそれぞれに
対応するレコード群を含む外部記憶装置上の実行トラン
ザクション管理ファイル内の該トランザクションに対応
するレコードに該実行要求の情報を格納するトランザク
ションスケジュール制御ステップと、前記複数のホスト
計算機のそれぞれが、前記トランザクションスケジュー
ル制御ステップにおけるトランザクションの実行要求に
応じて、前記実行トランザクション管理ファイル内のレ
コードに格納されている実行要求の情報に対応するトラ
ンザクションを実行し、前記トランザクションスケジュ
ール制御ステップに対して処理状態を通知するトランザ
クション実行処理制御ステップと、前記複数のホスト計
算機のそれぞれが、前記トランザクションスケジュール
制御ステップがトランザクションの異常終了を通知され
た場合、前記実行トランザクション管理ファイル内の該
トランザクションに係るレコードが閉塞状態であるか否
かを判定し、閉塞状態ではないと判定した場合には、前
記トランザクション実行処理制御ステップに対して該レ
コードに係るトランザクションを再実行する再スケジュ
ール要求ステップと、前記複数のホスト計算機のそれぞ
れが、前記再スケジュール要求ステップが前記実行トラ
ンザクション管理ファイル内のレコードが閉塞状態であ
ると判定した場合には、該トランザクションに係る実行
要求の情報を前記第1のキューから切り離して第2のキ
ューに登録するレコード閉塞管理ステップと、前記複数
のホスト計算機のそれぞれが、一定時間毎に、前記第2
のキューに登録されているすべてのトランザクションの
実行要求の情報に対応する前記実行トランザクション管
理ファイル内のレコードの閉塞状態が解除されたか否か
をチェックし、解除されたレコードに対応するトランザ
クションの実行要求の情報を前記第2のキューから切り
離して前記第1のキューに登録するとともに、前記再ス
ケジュール要求ステップにおいて該トランザクションを
再実行するレコード閉塞状態チェックステップとを含む
ことを特徴とする。
【0015】本発明の第1の記録媒体は、トランザクシ
ョンの実行要求を受け、複数のトランザクションのそれ
ぞれに対応するレコード群を含む外部記憶装置上の実行
トランザクション管理ファイル内の該トランザクション
に係るレコードに、該実行要求の情報を格納するトラン
ザクションスケジュール制御処理と、前記トランザクシ
ョンスケジュール制御処理において前記実行トランザク
ション管理ファイル内のレコードに格納された実行要求
の情報に対応するトランザクションを実行するトランザ
クション実行処理制御処理と、異常終了したトランザク
ションに係る前記実行トランザクション管理ファイル内
のレコードが閉塞状態の場合に、該レコードの閉塞状態
の解除を待ち合わせるように該レコードに係るトランザ
クションを制御するレコード閉塞管理処理と、前記実行
トランザクション管理ファイル内の閉塞状態が解除され
たレコードに係るトランザクションを前記トランザクシ
ョン実行処理制御処理により再実行するレコード閉塞状
態チェック処理とをホスト計算機に行わせるためのプロ
グラムを記録したことを特徴とする。
【0016】本発明の第2の記録媒体は、第1の記録媒
体において、前記トランザクションスケジュール制御処
理が、トランザクションの実行要求を受け、該実行要求
の情報を第1のキューに登録するとともに前記実行トラ
ンザクション管理ファイル内の該トランザクションに係
るレコードに格納し、前記レコード閉塞管理処理が、異
常終了したトランザクションに係る前記実行トランザク
ション管理ファイル内のレコードが閉塞状態の場合に、
該レコードに係るトランザクションの実行要求の情報を
前記第1のキューから第2のキューに移動し、前記レコ
ード閉塞状態チェック処理が、前記実行トランザクショ
ン管理ファイル内の閉塞状態が解除されたレコードに対
応するトランザクションの実行要求の情報を前記第2の
キューから前記第1のキューに移動するとともに、前記
トランザクション実行処理制御処理により該トランザク
ションを再実行することを特徴とする。
【0017】本発明の第3の記録媒体は、第1または第
2の記録媒体において、前記レコード閉塞管理処理が、
異常終了したトランザクションに係る前記実行トランザ
クション管理ファイル内のレコードが閉塞状態でない場
合に、前記トランザクション実行処理制御処理により該
トランザクションを再実行することを特徴とする。
【0018】本発明の第4の記録媒体は、疎結合多重計
算機システムを構成する複数の計算機のそれぞれに、ト
ランザクションの実行要求に応じて、該実行要求の情報
を第1のキューに登録するとともに、複数のトランザク
ションのそれぞれに対応するレコード群を含む外部記憶
装置上の実行トランザクション管理ファイル内の該トラ
ンザクションに対応するレコードに該実行要求の情報を
格納するトランザクションスケジュール制御処理と、前
記トランザクションスケジュール制御処理におけるトラ
ンザクションの実行要求に応じて、前記実行トランザク
ション管理ファイル内のレコードに格納されている実行
要求の情報に対応するトランザクションを実行し、前記
トランザクションスケジュール制御処理に対して処理状
態を通知するトランザクション実行処理制御処理と、前
記トランザクションスケジュール制御処理がトランザク
ションの異常終了を通知された場合、前記実行トランザ
クション管理ファイル内の該トランザクションに係るレ
コードが閉塞状態であるか否かを判定し、閉塞状態では
ないと判定した場合には、前記トランザクション実行処
理制御処理に対して該レコードに係るトランザクション
を再実行する再スケジュール要求処理と、前記再スケジ
ュール要求処理が前記実行トランザクション管理ファイ
ル内のレコードが閉塞状態であると判定した場合には、
該トランザクションに係る実行要求の情報を前記第1の
キューから切り離して第2のキューに登録するレコード
閉塞管理処理と、一定時間毎に、前記第2のキューに登
録されているすべてのトランザクションの実行要求の情
報に対応する前記実行トランザクション管理ファイル内
のレコードの閉塞状態が解除されたか否かをチェック
し、解除されたレコードに対応するトランザクションの
実行要求の情報を前記第2のキューから切り離して前記
第1のキューに登録するとともに、前記再スケジュール
要求処理において該トランザクションを再実行するレコ
ード閉塞状態チェック処理とを行わせるためのプログラ
ムを記録したことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】次に本発明の第1の実施の形態に
ついて図面を参照して詳細に説明する。
【0020】図1を参照すると、本発明の第1の実施の
形態は、端末6が通信制御装置7を介してプログラム制
御により動作するホスト1およびホスト100と接続さ
れている。本実施の形態においては、ホストが2台の構
成を例として説明するが、2台以上の構成を採用するこ
ともできる。
【0021】さらに、各ホストは実行トランザクション
管理ファイル5を格納する外部記憶装置を接続してい
る。
【0022】各ホストは、その中央処理装置にトランザ
クションスケジュール制御手段2、再スケジュール要求
手段3、トランザクション処理を行うトランザクション
実行処理制御手段4、レコード閉塞管理手段8、レコー
ド閉塞状態チェック手段9およびデータ管理手段13を
含み、主記憶装置にレコード閉塞管理キュー10、トラ
ンザクション実行待機キュー11、レコード管理テーブ
ル12、およびトランザクション実行要求情報テーブル
20を含む。
【0023】トランザクションスケジュール制御手段2
は、端末6から投入されたトランザクション処理の実行
要求に応じてトランザクション実行処理制御手段4にト
ランザクション処理を依頼する。
【0024】再スケジュール要求手段3は、実行トラン
ザクション管理ファイル5から閉塞状態になっているエ
ントリ(レコード)を検出する。
【0025】レコード閉塞管理手段8は、閉塞レコード
に対応するトランザクション実行要求情報テーブル20
をトランザクション実行待機キュー11より取り出した
後、レコード閉塞管理キュー10に格納して管理する。
【0026】レコード閉塞状態チェック手段9は、一定
時間毎に、レコード閉塞管理キュー10にキューイング
されているトランザクション実行要求情報テーブル20
のレコード番号21に基づいて、実行トランザクション
管理ファイル5内の対応するレコードの閉塞状態が解除
されているか否かを検出するとともに、閉塞状態が解除
されたレコードに対応するトランザクション実行要求情
報テーブル20をレコード閉塞管理キュー10から切り
離し、再スケジュール要求手段3へ再スケジュール処理
を要求する。
【0027】レコード閉塞管理キュー10は、実行トラ
ンザクション管理ファイル5内に格納されている閉塞レ
コードに対応するトランザクション実行要求情報テーブ
ル20を管理するためのキューである。
【0028】データ管理手段13は、上述した各手段と
は全く独立して動作し、実行トランザクション管理ファ
イル5内のレコード毎にアクセスの可否を管理し、何ら
かの障害等によりアクセスできないレコードには閉塞状
態である旨を示す情報を付し、復旧されアクセスできる
状態になったレコードからは該情報を解除する。
【0029】図2を参照すると、トランザクション実行
要求情報テーブル20は、トランザクションスケジュー
ル制御手段2に管理され、該トランザクションスケジュ
ール制御手段2がトランザクション実行処理制御手段4
へ渡すトランザクション実行要求のそれぞれに対応する
情報であって、レコード番号21、実行を要求するトラ
ンザクションに関する情報であるトランザクション実行
情報22、トランザクション実行処理制御手段4におけ
るトランザクションの処理結果23およびテーブルのキ
ュー情報24を含む。
【0030】図3を参照すると、実行トランザクション
管理ファイル5は、トランザクションスケジュール制御
手段2のレコード番号21に対応するレコード番号3
1、データ管理手段13により更新される自レコードの
閉塞状態を示す閉塞情報32、実行を要求するトランザ
クションに関する情報であるトランザクション実行情報
33およびトランザクション実行処理制御手段4におけ
るトランザクションの処理結果34を含む。
【0031】図4を参照すると、レコード管理テーブル
12は、トランザクション実行処理制御手段4により管
理され、トランザクションスケジュール制御手段2のレ
コード番号21に対応するレコード番号41およびレコ
ード使用可不可情報42を含む。
【0032】なお、トランザクション実行要求情報テー
ブル20、実行トランザクション管理ファイル5および
レコード管理テーブル12内の各レコードは、そのレコ
ード番号によって同一のトランザクション処理に係るも
のとする。
【0033】次に、本発明の第1の実施の形態の動作に
ついて、図1〜図5を参照して詳細に説明する。
【0034】端末6からトランザクションの実行要求を
指示するメッセージが投入されると、該メッセージは、
通信制御装置7を介してホスト1内のトランザクション
スケジュール制御手段2に通知される。
【0035】トランザクションスケジュール制御手段2
は、通知されたメッセージが指示するトランザクション
の情報をトランザクション実行要求情報テーブル20に
トランザクション実行情報22として格納する(ステッ
プ51)。また、該トランザクション実行情報22を実
行トランザクション管理ファイル5内の対応するレコー
ドにもトランザクション実行情報33として格納し(ス
テップ52)、さらにレコード管理テーブル12内の対
応するレコードのレコード使用可不可情報42を使用不
可とする(ステップ53)。また、トランザクション実
行要求情報テーブル20をトランザクション実行待機キ
ュー11にキューイングし(ステップ54)、トランザ
クション実行処理制御手段4へトランザクション処理の
実行を要求する(ステップ55)。
【0036】トランザクション実行処理制御手段4は、
トランザクションスケジュール制御手段2からトランザ
クション処理の実行要求を受け取ると、実行トランザク
ション管理ファイル5内の対応するレコードからトラン
ザクション実行情報33を取り出して該トランザクショ
ン実行情報33の内容に応じたトランザクション処理を
行い(ステップ56)、トランザクション処理の実行が
完了すると、実行トランザクション管理ファイル5内の
対応するレコードに処理結果34を記録し、トランザク
ションスケジュール制御手段2へトランザクション処理
の処理完了を通知する(ステップ57)。
【0037】トランザクションスケジュール制御手段2
は、トランザクション実行処理制御手段4からトランザ
クション処理の処理完了を通知されると、実行トランザ
クション管理ファイル5内の対応するレコードから処理
結果34を取り出し、トランザクション実行要求情報テ
ーブル20の処理結果23に格納する(ステップ5
8)。
【0038】トランザクションスケジュール制御手段2
は、トランザクション実行処理制御手段4からトランザ
クション処理の異常終了を通知されると、再スケジュー
ル要求手段3に対して当該トランザクション処理の再ス
ケジュールを指示する(ステップ59)。
【0039】再スケジュール要求手段3は、トランザク
ションスケジュール制御手段2によるトランザクション
処理の再スケジュールの指示に応じて、実行トランザク
ション管理ファイル5内の対応するレコードが閉塞状態
であるか否かを閉塞情報32を参照することにより判定
し(ステップ5A)、閉塞状態でない場合にはトランザ
クション実行処理制御手段4へトランザクション処理の
実行を要求し(ステップ5B)、処理完了となった時点
で、レコード管理テーブル12内の対応するレコード使
用可不可情報42を使用可とし、次のトランザクション
処理の実行要求を待ち合わせる(ステップ5C)。
【0040】また、再スケジュール要求手段3は、実行
トランザクション管理ファイル5内の対応するレコード
が閉塞状態であると判定した場合には、その旨をレコー
ド閉塞管理手段8に対して通知する(ステップ5D)。
【0041】レコード閉塞管理手段8は、再スケジュー
ル要求手段3から実行トランザクション管理ファイル5
内の対応するレコードが閉塞状態である旨が通知される
と、対応するトランザクション実行要求情報テーブル2
0をトランザクション実行待機キュー11から切り離
し、該レコードの閉塞状態が解除されるのを待ち合わせ
るために、レコード閉塞管理キュー10に該トランザク
ション実行要求情報テーブル20をキューイングする
(ステップ5E)。
【0042】また、レコード閉塞状態チェック手段9
は、一定時間毎に、レコード閉塞管理キュー10にキュ
ーイングされているすべてのトランザクション実行要求
情報テーブル20に対応する実行トランザクション管理
ファイル5内のレコードの閉塞情報32をチェックし、
レコードの閉塞状態が解除されているか否かを判定し
(ステップ5F)、閉塞状態が解除されていない場合に
は、レコード閉塞管理キュー10はそのままとする。
【0043】レコード閉塞状態チェック手段9は、閉塞
状態が解除されているレコードを実行トランザクション
管理ファイル5内で検出した場合には、レコード閉塞管
理キュー10から対応するトランザクション実行要求情
報テーブル20を切り離してトランザクション実行待機
キュー11にキューイングし(ステップ5G)、再スケ
ジュール要求手段3に対してトランザクション処理の再
スケジュール処理を要求する(ステップ5H)。
【0044】以上により、本発明の第1の実施の形態の
動作が完了する。
【0045】本発明の第1の実施の形態によれば、トラ
ンザクションスケジュール制御手段2がトランザクショ
ン実行処理制御手段4からトランザクション処理の異常
終了を通知された場合、再スケジュール要求手段3によ
り該トランザクション処理に係る実行トランザクション
管理ファイル5内の対応するレコードが閉塞状態である
か否かを判定し、閉塞されていない場合にはトランザク
ション実行処理制御手段4に対してトランザクション処
理の再実行を依頼するとともに、該レコードが閉塞され
ていると判定した場合には、レコード閉塞管理手段8に
より該トランザクション処理に係るトランザクション実
行要求情報テーブル20をトランザクション実行待機キ
ュー11から切り離し、レコード閉塞管理キュー10に
該トランザクション実行要求情報テーブル20をキュー
イングして該レコードの閉塞状態が解除されるのを待ち
合わせるようにしたことにより、トランザクションスケ
ジュール制御手段2を終了させることなく、実行トラン
ザクション管理ファイル5内の閉塞状態のレコードに係
るトランザクション処理のみを遅延させ、閉塞されてい
ない他のレコードに係るトランザクション処理をトラン
ザクション実行処理制御手段4に実行させることができ
る。
【0046】また、レコード閉塞状態チェック手段9
が、一定時間毎に実行トランザクション管理ファイル5
内のレコードの閉塞が解除されたか否かをチェックし、
解除されたレコードに係るトランザクション実行要求情
報テーブル20をレコード閉塞管理キュー10から切り
離し、再スケジュール要求手段3に対してトランザクシ
ョン処理の再スケジュール処理を要求することにより、
トランザクションの再スケジュール処理を再開すること
ができる。
【0047】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0048】図1を参照すると、本発明の第2の実施の
形態は、第1の実施の形態に加えて、実行トランザクシ
ョン管理ファイル5内の閉塞状態のレコードに係るトラ
ンザクション処理のリカバリ処理を中央処理装置に実行
させるためのプログラムを記録する記録媒体14を備え
る。
【0049】該プログラムは、記録媒体14から中央処
理装置に読み込まれ、該中央処理装置の動作を制御す
る。中央処理装置は、該プログラムの制御により、第1
の実施の形態における中央処理装置による処理、すなわ
ちトランザクションスケジュール制御手段2、再スケジ
ュール要求手段3、トランザクション実行処理制御手段
4、レコード閉塞管理手段8およびレコード閉塞状態チ
ェック手段9と同一の処理を実行する。
【0050】以上により、第3の実施の形態の処理が完
了する。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、実行ト
ランザクション管理ファイル内のレコードの読み出し処
理がレコード閉塞によるエラーになった場合、該レコー
ドに係るトランザクション処理のみを遅延させ、トラン
ザクションのスケジュール処理を終了させることなく、
他のレコードに係るトランザクション処理を実行させる
ことができる効果を有している。
【0052】また、一定時間毎に実行トランザクション
管理ファイル内のレコードの閉塞状態が解除されたか否
かをチェックし、解除された時点で、遅延されていた該
レコードに係るトランザクション処理を再開させること
ができる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1および第2の実施の形態を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の第1および第2の実施の形態における
トランザクション実行要求情報テーブル20の内容を示
す図である。
【図3】本発明の第1および第2の実施の形態における
実行トランザクション管理ファイル5の内容を示す図で
ある。
【図4】本発明の第1および第2の実施の形態における
レコード管理テーブル12の内容を示す図である。
【図5】本発明の第1および第2の実施の形態における
トランザクションスケジュール制御手段2、再スケジュ
ール要求手段3、トランザクション実行処理制御手段
4、レコード閉塞管理手段8およびレコード閉塞状態チ
ェック手段9の処理を示す流れ図である。
【符号の説明】
1 ホスト 2 トランザクションスケジュール制御手段 3 再スケジュール要求手段 4 トランザクション実行処理制御手段 5 実行トランザクション管理ファイル 6 端末 7 通信制御装置 8 レコード閉塞管理手段 9 レコード閉塞状態チェック手段 10 レコード閉塞管理キュー 11 トランザクション実行待機キュー 12 レコード管理テーブル 13 データ管理手段 14 記録媒体 20 トランザクション実行要求情報テーブル 100 ホスト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランザクション毎の実行要求の情報を
    含む複数のレコードを格納する実行トランザクション管
    理ファイルを含む外部記憶装置とホスト計算機とを備
    え、 前記ホスト計算機が、 トランザクションの実行要求に応じて、該実行要求の情
    報を前記実行トランザクション管理ファイル内の該トラ
    ンザクションに係るレコードに格納するトランザクショ
    ンスケジュール制御手段と、 前記トランザクションスケジュール制御手段によって前
    記実行トランザクション管理ファイル内のレコードに格
    納された実行要求の情報に対応するトランザクションを
    実行するトランザクション実行処理制御手段と、 異常終了したトランザクションに係る前記実行トランザ
    クション管理ファイル内のレコードが閉塞状態の場合
    に、該レコードの閉塞状態の解除を待ち合わせるように
    該レコードに係るトランザクションを制御するレコード
    閉塞管理手段と、 前記実行トランザクション管理ファイル内の閉塞状態が
    解除されたレコードに係るトランザクションを前記トラ
    ンザクション実行処理制御手段に再実行させるレコード
    閉塞状態チェック手段とを備えたことを特徴とするトラ
    ンザクションの遅延リカバリ方式。
  2. 【請求項2】 前記ホスト計算機が、さらに、各トラン
    ザクションの実行要求の情報を登録する待ち行列である
    トランザクション実行待機キュー、および前記トランザ
    クション管理ファイル内のレコードの閉塞状態が解除さ
    れるのを待ち合わせているトランザクションの実行要求
    の情報を登録する待ち行列であるレコード閉塞管理キュ
    ーを含み、 前記トランザクションスケジュール制御手段が、トラン
    ザクションの実行要求に応じて、該実行要求の情報を前
    記トランザクション実行待機キューに登録するとともに
    前記実行トランザクション管理ファイル内の該トランザ
    クションに係るレコードに格納し、 前記レコード閉塞管理手段が、異常終了したトランザク
    ションに係る前記実行トランザクション管理ファイル内
    のレコードが閉塞状態の場合に、該レコードに係るトラ
    ンザクションの実行要求の情報を前記トランザクション
    実行待機キューから前記レコード閉塞管理キューに移動
    し、 前記レコード閉塞状態チェック手段が、前記実行トラン
    ザクション管理ファイル内の閉塞状態が解除されたレコ
    ードに対応するトランザクションの実行要求の情報を前
    記レコード閉塞管理キューから前記トランザクション実
    行待機キューに移動するとともに、前記トランザクショ
    ン実行処理制御手段に該トランザクションを再実行させ
    ることを特徴とする請求項1記載のトランザクションの
    遅延リカバリ方式。
  3. 【請求項3】 前記レコード閉塞管理手段が、異常終了
    したトランザクションに係る前記実行トランザクション
    管理ファイル内のレコードが閉塞状態でない場合に、前
    記トランザクション実行処理制御手段に該トランザクシ
    ョンを再実行させることを特徴とする請求項1または2
    記載のトランザクションの遅延リカバリ方式。
  4. 【請求項4】 前記ホスト計算機を複数台含み、該複数
    台のホスト計算機が、前記外部記憶装置を共有して疎結
    合多重計算機システムを構成することを特徴とする請求
    項3記載のトランザクションの遅延リカバリ方式。
  5. 【請求項5】 複数のホスト計算機が、トランザクショ
    ン毎の実行要求の情報および処理結果を含む複数のレコ
    ードを格納する実行トランザクション管理ファイルを含
    む外部記憶装置を共有する疎結合多重計算機システムに
    おいて、 前記複数の計算機のそれぞれが、 各トランザクションの実行要求の情報を登録する待ち行
    列であるトランザクション実行待機キューと、 前記トランザクション管理ファイル内のレコードの閉塞
    状態が解除されるのを待ち合わせているトランザクショ
    ンの実行要求の情報を登録する待ち行列であるレコード
    閉塞管理キューと、 トランザクションの実行要求に応じて、該実行要求の情
    報を前記トランザクション実行待機キューに登録すると
    ともに前記実行トランザクション管理ファイル内の該ト
    ランザクションに係るレコードに格納するトランザクシ
    ョンスケジュール制御手段と、 前記トランザクションスケジュール制御手段によるトラ
    ンザクションの実行要求に応じて、前記実行トランザク
    ション管理ファイル内のレコードに格納されている実行
    要求の情報に対応するトランザクションを実行し、前記
    トランザクションスケジュール制御手段に対して処理状
    態を通知するトランザクション実行処理制御手段と、 前記トランザクションスケジュール制御手段が前記トラ
    ンザクション実行処理制御手段からトランザクションの
    異常終了を通知された場合、前記実行トランザクション
    管理ファイル内の該トランザクションに係るレコードが
    閉塞状態であるか否かを判定し、閉塞状態ではないと判
    定した場合には、前記トランザクション実行処理制御手
    段に対して該レコードに係るトランザクションの再実行
    を依頼する再スケジュール要求手段と、 前記再スケジュール要求手段が前記実行トランザクショ
    ン管理ファイル内のレコードが閉塞状態であると判定し
    た場合には、該トランザクションに係る実行要求の情報
    を前記トランザクション実行待機キューから切り離し、
    前記レコード閉塞管理キューに登録するレコード閉塞管
    理手段と、 一定時間毎に、前記レコード閉塞管理キューに登録され
    ているすべてのトランザクションの実行要求の情報に対
    応する前記実行トランザクション管理ファイル内のレコ
    ードの閉塞状態が解除されたか否かをチェックし、解除
    されたレコードに対応するトランザクションの実行要求
    の情報を前記レコード閉塞管理キューから切り離して前
    記トランザクション実行待機キューに登録するととも
    に、前記再スケジュール要求手段に該トランザクション
    を再実行させるレコード閉塞状態チェック手段とを備え
    たことを特徴とするトランザクションの遅延リカバリ方
    式。
  6. 【請求項6】 複数のトランザクションのそれぞれに対
    応するレコード群を含む実行トランザクション管理ファ
    イルを格納する外部記憶装置に接続されたホスト計算機
    が、トランザクションの実行要求を受け、前記実行トラ
    ンザクション管理ファイル内の該トランザクションに係
    るレコードに、該実行要求の情報を格納するトランザク
    ションスケジュール制御ステップと、 前記ホスト計算機が、前記トランザクションスケジュー
    ル制御ステップにおいて前記実行トランザクション管理
    ファイル内のレコードに格納された実行要求の情報に対
    応するトランザクションを実行するトランザクション実
    行処理制御ステップと、 前記ホスト計算機が、異常終了したトランザクションに
    係る前記実行トランザクション管理ファイル内のレコー
    ドが閉塞状態の場合に、該レコードの閉塞状態の解除を
    待ち合わせるように該レコードに係るトランザクション
    を制御するレコード閉塞管理ステップと、 前記ホスト計算機が、前記実行トランザクション管理フ
    ァイル内の閉塞状態が解除されたレコードに係るトラン
    ザクションを前記トランザクション実行処理制御ステッ
    プにより再実行するレコード閉塞状態チェックステップ
    とを含むことを特徴とするトランザクションの遅延リカ
    バリ方法。
  7. 【請求項7】 前記トランザクションスケジュール制御
    ステップが、トランザクションの実行要求を受け、該実
    行要求の情報を第1のキューに登録するとともに前記実
    行トランザクション管理ファイル内の該トランザクショ
    ンに係るレコードに格納し、 前記レコード閉塞管理ステップが、異常終了したトラン
    ザクションに係る前記実行トランザクション管理ファイ
    ル内のレコードが閉塞状態の場合に、該レコードに係る
    トランザクションの実行要求の情報を前記第1のキュー
    から第2のキューに移動し、 前記レコード閉塞状態チェックステップが、前記実行ト
    ランザクション管理ファイル内の閉塞状態が解除された
    レコードに対応するトランザクションの実行要求の情報
    を前記第2のキューから前記第1のキューに移動すると
    ともに、前記トランザクション実行処理制御ステップに
    より該トランザクションを再実行することを特徴とする
    請求項6記載のトランザクションの遅延リカバリ方法。
  8. 【請求項8】 前記レコード閉塞管理ステップが、異常
    終了したトランザクションに係る前記実行トランザクシ
    ョン管理ファイル内のレコードが閉塞状態でない場合
    に、前記トランザクション実行処理制御ステップにより
    該トランザクションを再実行することを特徴とする請求
    項6または7記載のトランザクションの遅延リカバリ方
    法。
  9. 【請求項9】 疎結合多重計算機システムを構成する複
    数のホスト計算機のそれぞれが、トランザクションの実
    行要求に応じて、該実行要求の情報を第1のキューに登
    録するとともに、複数のトランザクションのそれぞれに
    対応するレコード群を含む外部記憶装置上の実行トラン
    ザクション管理ファイル内の該トランザクションに対応
    するレコードに該実行要求の情報を格納するトランザク
    ションスケジュール制御ステップと、 前記複数のホスト計算機のそれぞれが、前記トランザク
    ションスケジュール制御ステップにおけるトランザクシ
    ョンの実行要求に応じて、前記実行トランザクション管
    理ファイル内のレコードに格納されている実行要求の情
    報に対応するトランザクションを実行し、前記トランザ
    クションスケジュール制御ステップに対して処理状態を
    通知するトランザクション実行処理制御ステップと、 前記複数のホスト計算機のそれぞれが、前記トランザク
    ションスケジュール制御ステップがトランザクションの
    異常終了を通知された場合、前記実行トランザクション
    管理ファイル内の該トランザクションに係るレコードが
    閉塞状態であるか否かを判定し、閉塞状態ではないと判
    定した場合には、前記トランザクション実行処理制御ス
    テップに対して該レコードに係るトランザクションを再
    実行する再スケジュール要求ステップと、 前記複数のホスト計算機のそれぞれが、前記再スケジュ
    ール要求ステップが前記実行トランザクション管理ファ
    イル内のレコードが閉塞状態であると判定した場合に
    は、該トランザクションに係る実行要求の情報を前記第
    1のキューから切り離して第2のキューに登録するレコ
    ード閉塞管理ステップと、 前記複数のホスト計算機のそれぞれが、一定時間毎に、
    前記第2のキューに登録されているすべてのトランザク
    ションの実行要求の情報に対応する前記実行トランザク
    ション管理ファイル内のレコードの閉塞状態が解除され
    たか否かをチェックし、解除されたレコードに対応する
    トランザクションの実行要求の情報を前記第2のキュー
    から切り離して前記第1のキューに登録するとともに、
    前記再スケジュール要求ステップにおいて該トランザク
    ションを再実行するレコード閉塞状態チェックステップ
    とを含むことを特徴とするトランザクションの遅延リカ
    バリ方法。
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