JP2641868B2 - レーザダイオードの出力制御方法 - Google Patents

レーザダイオードの出力制御方法

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JP2641868B2 JP62183420A JP18342087A JP2641868B2 JP 2641868 B2 JP2641868 B2 JP 2641868B2 JP 62183420 A JP62183420 A JP 62183420A JP 18342087 A JP18342087 A JP 18342087A JP 2641868 B2 JP2641868 B2 JP 2641868B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、光走査装置に使用されるレーザダイオー
ドの出力制御方法に関し、特に走査速度に応じてその光
出力を変化させるレーザダイオードの出力制御方法に関
する。
従来技術 光走査装置は、被走査面をレーザスポツトにより走査
して、画像情報の書込みあるいは読取りを行うための装
置であり、第4図にその一例として光書込装置の例を示
す。
駆動電流ILにより励起されたレーザダイオード1から
出力されるレーザビームは、書込信号によりパワー変調
あるいは周波数変調され、例えば矢示方向に回転するポ
リゴンミラー2によつて偏向され、図示しない光学系に
よつてスポツトとなつて感光体ドラムあるいはベルト等
の被照射体3上の有効走査面3aを左から右へ走査(主走
査)するとともに、被照射体3の回転により副走査が行
なわれ、書込画像が形成される。
なお、レーザビームは有効走査面3aを走査する直前に
光検出器4を照射し、光検出器4から同期信号DEPTが出
力され、それによつて書込開始のタイミングが決定され
る。
ここで、レーザビームはポリゴンミラー2によつて等
角速度的に偏向されるため、主走査ライン上のスポツト
の走査速度は一定ではなく、中央部において最も遅く左
右両端において最も速くなる。
この走査速度を一定にするために、一般にfθレンズ
が用いられているが、このfθレンズは特殊なレンズで
コストが高くしかも大型になるため、できければこれを
用いずにすませたい。
そこで、走査速度が変化しても画像歪を生じないよう
にするために、レーザビームをオン・オフするための書
込クロツクの周波数を、第5図に示すようにスポツト
の走査速度に応じて変化させることが行なわれている。
その際、有効走査面3aの全域に亘って均一な照射エネ
ルギーを得るようにするために、レーザダイオード(L
D)の光出力Pも第6図に示すようにスポツトの走査速
度に応じて変化させる必要がある。図から明らかなよう
に、クロツク周波数及び光出力Pはそれぞれ中央部で
最小値B,PBをとり、左右両端で最大値P,PPとなるよ
うにする。
第7図(a)はレーザダイオードの一例についての温
度をパラメータとした駆動電流に対する光出力特性図で
ある。同図(b)は主走査ライン上の位置に対するレー
ザダイオードの理論的な光出力特性図であつて、第6図
と同様である。同図(c)は主走査ライン上の位置に対
するレーザダイオードの駆動電流IL(25℃の場合の例)
の特性図である。
この図から、温度が変化すると同じ光出力を得るため
のレーザダイオードの駆動電流の大きさが変化すること
が分かる。このような特性は、レーザダイオードの各素
子ごとにもバラツキがある。
そこで、このような温度による変化や素子ごとのバラ
ツキを修正して、第6図及び第7図(b)に示したよう
なスポツトの走査速度に応じた光出力を得るようにする
ためのレーザダイオードの出力制御方法として、例えば
特開昭62−30466号公報に見られるようなものがある。
この方法によれば、レーザダイオードの駆動電流を変
化させながらその光出力をフオトダイオードによつて検
出し、その検出値が予め設定した第7図(b)に示す光
出力の走査速度によつて変化しない固定部分に相当する
最小値PBと一致した時の駆動電流の大きさを、アツプダ
ウンカウンタに記憶させ、レーザスポツトによる被走査
面の走査時には、走査沿度に応じたレーザダイオードの
光出力の変化分に相当するデジタル値を予め設定された
関数に従つて発生させ、それをアナログ値に変換させた
後増幅器によつて増幅し、上記アツプダウンカウンタの
記憶値をアナログ値に変換した値と加算してレーザダイ
オードの駆動電流を制御するようにしている。
そして、上記増幅器の利得をレーザダイオードの光出
力の強度変化が最適になるように調整する。
しかしながら、このような方法では増幅器の利得をマ
ニアルで初期設定しなければならないばかりか、その初
期設定によりレーザダイオード駆動電流の変化分の幅
(第7図(c)のILP−ILB)が固定されるため、その後
のレーザダイオード及びその駆動回路の温度ドリフトや
経時変化による駆動電流に対する光出力の微分効率(第
7図(a)の直線部の傾き)の変化により、レーザダイ
オードの光出力が変動し、走査速度に応じた所定の書込
みあるいは読取りパワーが得られなくなる恐れがあつ
た。
目 的 この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、レ
ーザダイオードの発光出力を走査速度に応じて最適に制
御するために、人手による調整を不要にし、温度ドリフ
トや経時変化も自動的に補償されるようにすることを目
的とする。
構 成 この発明は上記の目的を達成するため、被走査面上の
レーザダイオードによるレーザスポツトの走査速度に応
じてレーザダイオードの光出力が変化するように駆動電
流を制御するレーザダイオードの出力制御方法におい
て、1頁分の画像情報の書込み又は読取りを行う直前
に、レーザダイオードの駆動電流を変化させながらその
光出力を検出し、該検出値が予め設定した最小値及び最
大値とそれぞれ一致したときの駆動電流の値を駆動電流
の最小値及び最大値として記憶させ、それ以降はレーザ
スポツトによる走査時に、上記記憶させた最大値と最小
値の間でレーザスポツトの走査速度に応じたレーザダイ
オードの駆動電流の制御を行うようにしたものである。
以下、この発明の一実施例に基づいて具体的に説明す
る。
第1図は、この発明をレーザプリンタの光書込装置に
適用した一実施例を示すブロツク図である。
書込制御回路8は、メインコントローラ9からの書込
開始信号により、周波数が第5図に示したように変化
する書込クロツク▲▼を発生し、それに同期し
てビデオコントローラ10から書込デーダ(ビデオデー
タ)▲▲を読出して、その“H"“L"に応じて
断続するVIDEO信号をレーザダイオード駆動回路(以下
「LDドライバ」という)11に出力するが、パワー調整時
にはメインコントローラ9からの指令により連続発光モ
ードになり、VIDEO信号を連続的に“H"にする。
LDドライバ11は、後述する電流信号IBとIFの和を入力
して増幅した駆動電流ILを書込走査時にはVIDEO信号に
よつて断続してレーザダイオード1を断続発光させ、パ
ワー調整時には駆動電流ILによつてレーザダイオード1
を連続発光させる。
このレーザダイオード1を収納して半導体レーザを構
成するパツク内に、レーザダイオード1の光出力を検出
するためのフオトダイオード5が設けられている。
そして、フオトダイオード5から出力されるレーザダ
イオード1の光出力に応じたモニタ電流IMは、モニタア
ンプ6によつて増幅・電圧変換され、モニタ電圧VMとな
つて2個のコンパレータ(CP)7,17にそれぞれ入力され
る。
一方、電源電圧+VSを抵抗R1,R2,R3によつて分圧し
て、第7図(b)に示したように予め設定された光出力
の最小値PB及び最大値PPにそれぞれ対応する基準電圧
VB,VPを得て、それを各コンパレータ7,17に比較値とし
て入力させている。
コンパレータ7は、モニタ電圧VMを基準電圧VBと比較
して、VM>VBならば出力を“H"にし、VM<VBならば出力
を“L"にする。
同様に、コンパレータ17はモニタ電圧VMを基準電圧VP
と比較して、VM>VPならば出力を“H"にし、VM<VPなら
ば出力を“L"にする。
カウンタ12は、パワー調整時にコンパレータ7の出力
が“L"の時はアツプカウンタ、“H"のときはダウンカウ
ンタとして作動するアツプダウンカウンタで、メインコ
ントローラ9からのゲート開信号によつてゲートを開い
てからコンパレータ7の出力の立上りによつてゲートを
閉じるまでの間、メインコントローラ9内のクロツク発
振器からの基準クロツクをカウントする。
D/A変換器13は、カウンタ12のカウント値をD/A変換し
て、アナログ電流信号IBとして出力する。
カウンタ14は、コンパレータ17の光出力が“L"の時は
アツプカウンタ、“H"の時はダウンカウンタとして作動
するアツプダウンカウンタで、コンパレータ7の出力の
立上りあるいはメインコントローラ9からの指令によつ
てゲートを開いてからコンパレータ17の出力の立上りに
よつてゲートを閉じるまでの間、メインコントローラ9
からの基準クロツクをカウントする。
D/A変換器15は、カウンタ14のカウント値をD/A変換し
て、アナログ電流信号IDとして出力する。
係数データ発生器16は、書込走査時にコントローラ9
からの書込クロツク▲▼をカウントして、その
カウント数すなわち主走査ライン上のスポツトの位置に
応じて第7図(b)示したような光出力の変化分を得る
ために、最大Nから0の間で変化する係数データを発生
するアツプダウンカウンタであり、コントローラ9から
出力される初値セツト信号あるいは書込開始信号によつ
て初値Nにセツトされる。
変化分作成器18は、係数データ発生器16からの係数デ
ータをD/A変換し、D/A変換器15からのアナログ電流信号
IDに乗算して、レーザダイオード駆動電流ILの走査速度
に応じた変化分に相当するアナログ電流信号IFとして出
力する。このアナログ電流信号IFはD/A変換器13から出
力されるアナログ電流信号IBと加算され、LDドライバ11
に入力される。
なお、変化分作成器18は、D/A変換器15から入力する
アナログ電流信号IDを増幅し、その増幅率がIF係数デー
タ発生器16からの係数データに比例して変るアンプによ
つて構成してもよい。
第2図および第3図は、上記の構成によりレーザダイ
オードの出力を制御するための動作例を示すフロー図で
あり、第2図はメインルーチ、第3図はパワー調整のサ
ブルーチンを示す。
メインコントローラ9の動作がスタートすると、書込
開始の前にパワー調整が第3図のサブルーチンに従つて
行われる。
先ず、カウンタ12,14をクリアし、係数データ発生器1
6に初値(最大値すなわちN)をセツトする。
次に、VIDEOオン信号により書込制御回路8からLDド
ライバ11へ出力するVIDEO信号をオン(“H")にして、
レーザダイトオード1を連続点灯状態にセツトし、カウ
ンタ12のゲートを開く。
この時、アナログ電流信号IB,IFはともに0であるか
ら、駆動電流ILも0でレーザダイオード1は点灯せず、
モニタ電圧VMも0であり、コンパレータ7,17の出力は共
に“L"である。
したがつて、IBカウンタ12はアツプカウンタとして作
動し、コントローラ9からの基準クロツクをアツプカウ
ントしてそのカウント値をインクリメントする。このカ
ウンタ12のカウント値の増加とともにD/A変換器13が出
力する電流信号IBが増加し、それによつてレーザダイオ
ード1の駆動電流ILも増加していく。
駆動電流ILがスレシヨルド値を超えると、レーザダイ
オード1がレーザ発光を開始し、さらにその光出力Pが
増加して、予め設定した第7図(b)の光出力最小値PB
を超えるとVn>VBとなり、コンパレータ7の出力が“L"
から“H"に変わる。
このコンパレータ7の出力の立上りによつてカウンタ
12のゲートが閉じ、その時のカウント値が記憶され、電
流信号IBはレーザダイオード1の光出力PがPBとなる第
7図(c)の駆動電流ILBをLDドライバ11が出力するよ
うにセツトされる。
そして、この時カウンタ14のゲートを開く。この時点
では、まだVM<VPであるからコンパレータ17の出力は
“L"である。したがつて、カウンタ14はアツプカウンタ
として作動し、このカウンタ14のカウント値の増加とと
もにD/A変換器15が出力する電流信号IDが増加する。
この時、係数データ発生器16の係数データは最大値N
にセツトされているから、この電流信号IDは変化分作成
器20からN倍された電流信号IFとなつて出力される。
この電流信号IFがカウンタ12の記憶値に基づく電流信
号IBに加算されてLDドライバ11に入力するため、駆動電
流ILはILBからカウンタ14のカウント値に応じて増加し
ていく。
レーザダイオード1の光出力Pが予め設定された第7
図(b)の光出力最大値PPを超えた時にVM>VPとなり、
コンパレータ17の出力が“L"から“H"に変わる。このコ
ンパレータ17の出力の立上りによつてカウンタ14のゲー
トが閉じ、その時のカウント値が記憶保持される。
この時電流信号IFは、第7図(c)の駆動電流ILPとI
LBの差ILDに等しく、第1図のD/A変換器15の出力電流ID
はILDの1/Nにセツトされる。
このようにして、カウンタ12およびカウンタ14のカウ
ント値を決定してそれが保持されると、VIDEOオン信号
を解除してメインルーチンに戻る。
ここで、VM>VBの判定は、これがYESになると直ちに
カウンタ12のインクリメントを停止するので、実質的に
VM=VBを判定してカウンタ12のカウント値を保持するの
同等であるが、さらに、精度を上げるために、VM>VB
なつたらカウンタ12をデクリメントさせ、その後再びVM
<VBになつた時にカウント値を保持させるようにしても
よい。VM>VPの判定についても同様である。
パワー調整が終わつてメインルーチン戻ると、書込み
を開始する。
第4図において説明したように、光検出器4がスポツ
トで照射されて同期信号DEPTを出力すると、メインコン
トローラ9はレーザスポツトが有効走査面の左端に達す
るまで一定時間デイレーさせてから、主走査書込み開始
信号を書込制御回路8とビデオコントローラ10に出力す
る。
それによつて、書込制御回路8が変動周波数fを有す
る書込クロツク▲▼を発生して、ビデオコント
ローラ10から書込データ▲▲を読出し、それ
に応じてオン・オフするVIDEO信号をLDドライバ11に出
力してレーザダイオード1を断続発光させ、データの書
込みを行なわせる。
同時に、書込クロツク▲▼がメインコントロ
ーラ9を通して係数データ発生器16にも送られる。
係数データ発生器16は、その書込クロツク▲
▼をカウントして、予めプログラムされたカウント数に
達するごとに、係数データの値を最大値Nから0まで順
次減少させた後再びNまで順次増加させる。
すなわち、この実施例においては、係数データは初値
としてセツトされたNから、スポツトの位置に対応して
所定クロツクカウント毎に1づつ減少し、スポツトが中
央部近傍にある時0になつた後再び増加していき、スポ
ツトが右端に達して主走査書込終了した時Nに戻るよう
になつている。
ここで、説明を簡単にするためにLDドライバ11の増幅
率を1と仮定すると、電流信号IDはIDLの1/Nに調整され
ているから、係数データ発生器16からの係数データの値
をnとすれば、電流信号IFは IF=n*ID=n*(ILD/N) =(ILP−ILB)*(n/N) であるから、駆動電流ILは IL=IB+IF =ILB+(ILP−ILB)*(n/N) となる。
ここで0≦n≦Nであるから、駆動電流はILB≦IL≦I
LPとなり、スポツトが左右両端にある時はn=Nである
からIL=ILP、中央部にある時はn=0であるからIL=I
LBである。
また、nは書込クロツク▲▼の関数であるか
ら、従つてスポツトの位置の関数であり、そのパタンは
予め設定されたプログラムに従つて変化するようになつ
ている。
さらに、駆動電流ILB,ILPはそれぞれレーザダイオー
ド1の光出力Pが最小値PB,最大値PPとなるように調整
されているから、光出力Pは P=PB+(PP−PB)*(n/N) となつて、スポツトの位置に対応して均一な照射エネル
ギーが得られる。
主走査1ラインの書込終了すると、1頁分の書込終了
か否かを判定して、未了ならば次の同期信号待ちに戻
る。終了ならばプリント続行か否かを判定して、続行な
らばパワー調整に戻り、続行でなければエンド処理に行
く。
以上説明したように、この実施例によれば、時間と人
手を要するマニユアル調整が不要になる。また温度によ
り大きく変動する光出力の固定部分PBの制御のみでな
く、温度変化や経時変化による微分効率の変化に伴なう
光出力PPの変動も補償できる効果がある。
なお、この実施例ではパワー調整時に、まずレーザダ
イオードの光出力最小値PBを得るための駆動電流の最小
値ILBに相当する値を記憶し、その後光出力最大値PP
得るための駆動電流の増加分ILDに相当する値を記憶し
て両記憶値の和によつて駆動電流の最大値ILPに相当す
る値を記憶するようにしたので、一方のカウンタの容量
が小さくて済むが、これに限るものではない。
例えば、レーザダイオードの所定の光出力の最大値を
得るための駆動電流の値を記憶した後、光出力の最小値
を得るための駆動電流の値を記憶するようにしてもよ
い。
また、第2図及び第3図の例では、2枚目以降のパワ
ー調整時にもカウンタ12,14をクリアして0からセツト
し直しているが、2枚目以降のパワー調整時には、まず
カウンタ12,14に保持しているカウント値に応じた駆動
電流でレーザダイオード1を発光させてから、光出力の
最大値と最小値が得られるように、各カウンタをインク
リメントあるいはデクリメントしてそのカウント値を修
正するようにすれば、パワー調整時間を短縮できる。
さらに、この発明は、走査速度の変化が主走査ライン
の中央部に対して非対称な場合、すなわち走査速度に応
じた書込クロツク周波数及びレーザダイオードの光出力
の最小値が主走査ラインの中央部になく、左右両端での
値に差があるような仕様の場合にも適用できる。
また、上記実施例においては、この発明をプリンタ特
にレーザプリンタの光書込装置に適用した例について述
べたが、イメージリーダ等のデータ読取装置、あるいは
レーザビームを利用したデイスプレイ装置などにも同様
に実施することができる。
効 果 以上説明したように、この発明によれば、レーザダイ
オードの光出力がレーザスポツトの走査速度に応じて最
適のパターンで変化するようにするようにマニュアルで
調整する必要がなく自動的に調整され、しかも温度ドリ
フトや経時変化も自動的に補償される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明をレーザプリンタの光書込装置に適用
した一実施例を示すブロツク図、 第2図及び第3図は同じくその動作を説明するためのフ
ロー図、 第4図は光書込装置の一例を示す説明図、 第5図はレーザスポツトの位置によるクロツク周波数の
変化を示す線図、 第6図は同じくレーザスポツトの位置による光出力の変
化を示す線図、 第7図はレーザダイオードの駆動電流に対する光出力特
性及びレーザスポツトの位置に対する光出力特性と駆動
電流特性との関係を示す線図である。 1……レーザダイオード(LD) 5……フオトダイオード(PD) 6……モニタアンプ 7,17……コンパレータ(CP) 8……書込制御回路、9……メインコントローラ 10……ビデオコントローラ 11……レーザダイオード駆動回路(LDドライバ) 12,14……カウンタ 13,15……D/A変換器 16……係数データ発生器 18……変化分作成器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被走査面上のレーザダイオードによるレー
    ザスポツトの走査速度に応じて前記レーザダイオードの
    光出力が変化するようにその駆動電流を制御するレーザ
    ダイオードの出力制御方法において、 1頁分の画像情報の書込み又は読取りを行う直前に、前
    記レーザダイオードの駆動電流を変化させながらその光
    出力を検出し、該検出値が予め設定した光出力の最小値
    及び最大値とそれぞれ一致した時の前記レーザダイオー
    ドの駆動電流の値を駆動電流の最小値及び最大値として
    記憶させ、それ以降は前記レーザスポツトによる前記被
    走査面の走査時に、前記記憶させた最大値と最小値の間
    でレーザスポツトの走査速度に応じたレーザダイオード
    の駆動電流の制御を行うようにしたことを特徴とするレ
    ーザダイオードの出力制御方法。
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