JP2641794B2 - 太陽電池モジュールの製造方法 - Google Patents

太陽電池モジュールの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は太陽電池モジュールの製造方法に関し、特
に、少なくとも複数の太陽電池セルと樹脂シートとを積
層した積層体を加熱し、この加熱によって溶融させた樹
脂シートの樹脂によって太陽電池セルを一体化させるラ
ミネーション工程を含む太陽電池モジュールの製造方法
に関する。
<従来の技術> 近年、環境汚染が問題となるなか、太陽光発電のクリ
ーン性が注目を浴び、その利用分野も徐々にひろがりつ
つある。また、それと同時に太陽電池に対する認識をひ
ろめるためにソーラーカーレースやソーラーボートレー
スなど様々なイベントが開催されるようになっており、
実用化が模索されている。
現在これらの用途には表面に透明フィルム、裏面にア
ルミ板又は鋼板を用いた比較的軽量なサブストレートタ
イプのものがよく使われている。また、軽量ということ
でアモルファス太陽電池も考えられるがアモルファス太
陽電池は太陽光下での信頼性に欠けるためにあまり用い
られていない。
第3図(a)乃至(c)は前述のサブストレートタイ
プの太陽電池モジュールの従来の製造方法を示す工程図
である。
まず、第3図(a)に示すように透明フィルム10、EV
A樹脂のシート11、太陽電池セル12、支持板13としてア
ルミ板又は鋼板を配置し、次いで第3図(b)に示すよ
うに約100℃の熱をかけてEVA樹脂11を融かすと同時に、
真空に引いた後にプレスをかけてラミネーションをす
る。その後、EVA樹脂11の架橋反応のため約140〜150℃
の熱処理を行う。
それから第3図(c)に示すように、余分な透明フィ
ルム10、EVA樹脂11をカットし、出力リード線を付けて
測定を行う。
<発明が解決しようとする課題> ところで、前述のソーラーカー、ソーラーボート等は
従来の太陽電池モジュールに比べて軽量である事が非常
に重要であるため、当然裏面の支持板を省く事が検討さ
れている。
即ち、表面、裏面共にフィルムを用いた太陽電池モジ
ュールが考えられるが、支持板が無いため取り扱いが難
しい上、製造工程や製造工程での運搬中に太陽電池モジ
ュールが反って割れてしまい歩留りが悪くなるという問
題があった。
そこで本発明の目的は、表面に透明フィルム、裏面に
薄いフィルムを用いる超軽量な太陽電池モジュールの製
造方法において、製造工程中に反りなどによって割れが
生じることのない太陽電池モジュールの製造方法を提供
することにある。
<課題を解決するための手段> 前記目的を達成するために本発明は、平面状に配置し
た複数の太陽電池セルと、樹脂シートとを少なくとも積
層し、これらの積層体を加熱して前記樹脂シートを溶融
させ、この溶融させた樹脂によって前記複数の太陽電池
セルを一体化するラミネーション工程を含む太陽電池モ
ジュールの製造方法において、前記複数の太陽電池セル
と樹脂シートとを2枚のフィルムの間に挟み、且つ前記
フィルムの内、裏面側フィルムの下面に、該裏面側フイ
ルムと略同一の形状の支持板を配置し、加熱によって溶
融した樹脂シートの樹脂が前記支持板の側面までを覆う
ようにするラミネーション工程と、前記支持板の端部を
前記裏面側フィルムの端部とともに縦に切断して、前記
支持板より前記太陽電池モジュールを分離する工程とを
有することを特徴とする。
また、前記ラミネーション工程において、前記複数の
太陽電池セルの上面にのみ前記樹脂シートを配置してな
ることを特徴とする。
<作 用> 太陽電池モジュールの裏面側フィルムの下面に、該裏
面側フィルムと略同一の形状の支持板を配置し、樹脂が
前記支持板の側面までを覆うようにするので、前記太陽
電池モジュールと前記支持板とは、該支持板の側面で接
着され、製造工程中に太陽電池モジュールの反りや割れ
が発生せず、量産が可能である。
また、製造の最終工程において、支持板の端部を裏面
側フィルムの端部とともに縦に切断するので、太陽電池
モジュールと支持板とは接着部を失い、太陽電池モジュ
ールを支持板より容易に分離できる。
また、ラミネーション工程において、複数の太陽電池
セルの上面にのみ樹脂シートを配置し、下面には樹脂シ
ートを配置しないので従来に比べコストダウンできる。
<実施例> 本発明の一実施例を第1図(a)乃至(d)及び第2
図を参照して説明する。
第1図(a)乃至(d)は本実施例による太陽電池モ
ジュールの製造工程図である。まず第1図(a)に示す
ように、透明フィルム1,シート状のEVA樹脂2,太陽電池
セル3,薄いフィルム4,支持板5を順次配置する。
ここで、支持板5の形状は、薄いフィルム4と略同一
とする。
また、支持板5の材料として例えばアルミ板や鋼板を
使用する。このアルミ板又は鋼板をつけることによって
モジュール全体が支持され、以降の工程において太陽電
池モジュール6の反りや割れが発生せず、従来のサブス
トレートタイプと同様に量産が可能となる。
また、従来では太陽電池セル3の下に配置していたEV
A樹脂2のシートも本考案では使用しないのでコストダ
ウンできる。
次に、第1図(b)に示すように、第3図(b)の従
来例と同様、ラミネーション及び熱処理を行なう。この
ラミネーション工程において、支持板5は前述のように
薄いフィルム4と略同一であるので、樹脂2が支持板5
の側面までを覆い、この側面において、太陽電池モジュ
ール6と支持板5とは接着される。
第2図は本発明の一実施例による支持板5の平面図で
ある。支持板5は前述のように太陽電池モジュール6全
体を支持するものであり、最後まではずすことはできな
いが、一方、太陽電池モジュール6には出力リード線を
つけて測定を行わなければならない。
そこでの出力リード線を、支持板5と太陽電池モ
ジュール6とを分離することなく太陽電池モジュール6
に半田付けできるよう、例えば第2図A部のように支持
板5に切り欠きを設けている。そして、上記出力リード
線を、第1図(b)に示すラミネーション、熱処理の
後、太陽電池モジュール6に半田付けした後測定を行
う。
次に、測定実施後第1図(b)のB部に示す余分なEV
A樹脂2を、支持板5の端部及び薄いフィルム4の端部
を含めCのラインでカットする。
この結果、第1図(c)に示すように、太陽電池モジ
ュール6と支持板5とは接着部を失なうので、両者は簡
単に分離し、第1図(d)に示すように、太陽電池モジ
ュール6が非常に容易に得られる。
<発明の効果> 以上説明したように、本発明による太陽電池モジュー
ルの製造方法においては、製造工程中、太陽電池モジュ
ールの反りや割れが発生せず、量産が可能でしかも、従
来2枚要したEVA樹脂が1枚で済みコストダウンを図れ
る。
また、太陽電池モジュールと該太陽電池モジュールに
接着する支持板との分離が非常に容易であり、製造工程
を簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)乃至(d)は本発明の一実施例による太陽
電池モジュールの製造工程図、第2図は本発明の一実施
例による支持板の平面図、第3図(a)乃至(c)は従
来例による太陽電池モジュールの製造工程図である。 1……フィルム(表面側),2……樹脂(シート),3……
太陽電池セル,4……フィルム(裏面側),5……支持板,6
……太陽電池モジュール。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面状に配置した複数の太陽電池セルと、
    樹脂シートとを少なくとも積層し、これらの積層体を加
    熱して前記樹脂シートを溶融させ、この溶融させた樹脂
    によって前記複数の太陽電池セルを一体化するラミネー
    ション工程を含む太陽電池モジュールの製造方法におい
    て、 前記複数の太陽電池セルと樹脂シートとを2枚のフィル
    ムの間に挟み、且つ前記フィルムの内、裏面側フィルム
    の下面に、該裏面側フィルムと略同一の形状の支持板を
    配置し、 加熱によって溶融した樹脂シートの樹脂が前記支持板の
    側面までを覆うようにするラミネーション工程と、 前記支持板の端部を前記裏面側フィルムの端部とともに
    縦に切断して、前記支持板より前記太陽電池モジュール
    を分離する工程とを有することを特徴とする太陽電池モ
    ジュールの製造方法。
  2. 【請求項2】前記ラミネーション工程において、前記複
    数の太陽電池セルの上面にのみ前記樹脂シートを配置し
    てなることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    太陽電池モジュールの製造方法。
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