JP2641410B2 - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

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JP2641410B2
JP2641410B2 JP12351195A JP12351195A JP2641410B2 JP 2641410 B2 JP2641410 B2 JP 2641410B2 JP 12351195 A JP12351195 A JP 12351195A JP 12351195 A JP12351195 A JP 12351195A JP 2641410 B2 JP2641410 B2 JP 2641410B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器における電子
回路などを被冷却部として冷却する為の冷却装置に関
し、特に強制空冷による冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電気機器の電子回路部をはじめ
とする発熱部の冷却は、機器内部に冷却ファンを設け、
強制空冷を行い、発熱部の温度上昇による熱破壊を防止
している。
【0003】図2は従来の冷却装置のブロック図であ
る。この冷却装置は、電子機器内の発熱部である電子回
路部1と、電気機器外部から機器内部への交流電流の供
給をON(導通)/OFF(遮断)する遮断器2と、供
給された交流電流を電子回路部1を動作させる電流に変
換し、出力する電源装置3と、電子回路部1を強制空冷
する為の冷却ファン4a,4b,4cと、電源装置3を
強制空冷する為の冷却ファン5とからなる。
【0004】次に、動作について説明する。まず、遮断
器2がON状態となり、外部から交流電流が電源装置3
に供給され、電源装置は電子回路部1を動作する為の直
流電流を出力する。また、この動作と同時に、冷却ファ
ン4a,4b,4cと冷却ファン5が駆動され電源装置
3と、電子回路1の強制空冷が開始される。この構成に
おける冷却ファン4a,4b,4c及び5の数及び回転
数等は、被冷却部の発熱が最大となり、また、冷媒とな
る空気の吸気温度、例えば外気温が許容値の最大値とな
った場合に、電子回路部1及び電源装置3を熱による破
壊から保護し、十分冷却できる能力が出せる様決定され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の冷却装置で
は、すべての冷却用ファン4a,4b,4c,5は、装
置の電源投入時にONされ、電源投入直後や電源装置及
び電子回路部が最大負荷時でなく、発熱が小さい場合、
または外気温が低い場合でも全冷却ファンが運転される
為、そのような場合は過剰冷却となり、さらに冷却に要
する電力を過剰に消費するという問題がある。また、常
に冷却ファンの全てが運転される為、冷却ファンより常
時発生する騒音が大きいという問題もある。
【0006】本発明は、上述した冷却装置における課題
を解決する為のものであり、被冷却部の温度変化に応じ
て冷却手段の運転を必要最小数とし過剰冷却の防止によ
る消費電力の低減化及び騒音の低減化を実現できる電子
機器装置の冷却装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の冷却装置は、被
冷却部を冷却する複数の冷却手段と、それぞれが前記被
冷却部の温度が検出温度以上の時にのみ対応する前記冷
却手段を駆動させる複数の温度センサーとを含み、前記
温度センサーそれぞれの前記検出温度が互いに異なるこ
とを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の冷却装置は、被冷却部が発熱等により
温度上昇していく際、被冷却部の温度が、複数の温度セ
ンサーの検出温度のうち最も低い温度に達した時、その
最も低い検出温度の温度センサーは、対応する冷却手段
を駆動し強制空冷が開始される。
【0009】被冷却部の温度が更に上昇する場合は、被
冷却部が、次々に各温度センサーの検出温度に達する度
に、前述と同様にして冷却手段が1つずつ追加運転を開
始し、強制空冷の能力を段階的に高め、最終的には、被
冷却部の温度が複数の温度センサーの検出温度の最高の
ものとなった時に、全冷却手段が運転される。逆に、被
冷却部の温度が低下して行く際は、温度センサーが対応
する冷却手段を駆動させていた系は、被冷却部の温度が
その温度センサーの検出温度未満になった時点で、対応
する冷却手段を停止させる。
【0010】従って、被冷却部の温度変化に応じて、常
に必要最小限度の冷却手段を運転することが可能とな
り、過剰冷却を抑え、消費電力を低減し、騒音も低減す
る。
【0011】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0012】図1は、本発明の一実施例の冷却装置を備
えた電子機器の構成を示すブロック図である。同図の構
成において電子機器外部から機器内部への交流電流の供
給をON/OFFするサーキットプロテクタ等の遮断器
2をONすることによって、スイッチングレギュレータ
等の電源装置3が作動し、電子回路部1に電力を供給す
ると共に、冷却ファン4a,4b,4c及び冷却ファン
5を駆動する電力を供給可能とする。電子回路部1の発
熱部位には所定の温度を検出するとON/OFF動作を
するサーモスタット等の温度センサー6a,同6b,同
6cを設ける。尚、これらの温度センサーは、それぞれ
互いに異なる検出温度にてON/OFF動作するもので
ある。また、温度センサー6aの出力信号を受けてON
/OFF動作をするリレー7aにより冷却ファン4aへ
の電力供給をON/OFFし、温度センサー6bの出力
信号を受けて、ON/OFF動作をするリレー7bによ
り、冷却ファン4bへの電力供給をON/OFFし、温
度センサー6cの出力信号を受けて、ON/OFF動作
をするリレー7cにより冷却ファン4cへの電力供給を
ON/OFFする。
【0013】また、電源装置3にも同様の温度センサ8
を設け、その出力信号を受けて、ON/OFF動作をす
るリレー9により冷却ファン5への電力供給をON/O
FFする。尚、駆動するファンの総数や回転数及び種類
は、被冷却装置の発熱量が最大となり、更に、外気など
の吸気温度が装置の許容できる最大値となった場合で
も、十分冷却できる性能を考慮して決定しておく。
【0014】次に、この実施例の動作について詳細に説
明する。例として、温度センサー6aの検出温度を35
℃、同6bの検出温度を37℃、同6cの検出温度を3
9℃、同8の検出温度を40℃としておく。まず遮断器
2をOFF状態からON状態にすると外部から交流電流
が電源装置3に供給され電源装置3から電子回路部1を
動作させる為の二次電流が出力される。電力を供給され
作動開始した電源装置3と電子回路部1は、発熱をし始
め、電源装置3においては、発熱部位の表面温度が温度
センサー8の検出温度40℃に達すると温度センサー8
のON信号を受けたリレー9がONし、冷却ファン5に
電力が供給され、電源装置3の強制空冷が開始される。
また、電子回路部1においては、発熱部位の表面温度
が、温度センサー6aの検出温度35℃に達すると、温
度センサー6aのON信号を受けて、リレー7aがON
し、冷却ファン4aに電力が供給され、第一段階の強制
空冷が開始される。更に、発熱部位が温度上昇を続け、
温度センサー6bの検出温度37℃に達すると、同様に
リレー7bがONされ、冷却ファン4bが運転を開始
し、冷却ファン4aと同4bによる第二段階の強制空冷
が行われる。更に、発熱部位が温度上昇を続け、温度セ
ンサー6cの検出温度39℃に達すると、同様にリレー
7cがONされ冷却ファン4cが運転を開始し、この時
点で冷却ファン4a,4b,4cの全てが運転され、第
三段階の強制空冷が可能となる。逆に、全冷却ファンが
運転されている状態から発熱部の発熱量が減少し、発熱
部の表面温度は低下し、温度センサー6cの検出温度3
9℃未満になると、温度センサー6cはOFF信号を出
力し、リレー7cはOFFし、冷却ファン4cの運転は
停止され、過剰冷却を抑制する。更に、発熱部の表面温
度が低下し温度センサー6bの検出温度37℃未満にな
ると、同様にリレー7bはOFFし、冷却ファン4bの
運転は停止され、冷却ファン4aのみによる強制空冷と
なる。この様に冷却ファンを発熱部の発熱の度合いに応
じて、必要最小数で運転する。
【0015】尚、この実施例においては、冷却ファンか
らなる冷却手段の運転を電源回路側で一段階、電子回路
部側では三段階で運転する構成であるが、本発明は被冷
却部の発熱の規模に応じて温度センサー数と検出温度を
設定し、運転する冷却手段の総数や冷却の段階を増減し
て構成してもよい。
【0016】また、本発明は電子機器の電子回路部の冷
却に限らず、種々の被冷却部にも適用できる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、検出温度
の異なる温度センサーを複数備えることによって、被冷
却部の発熱の度合いに応じて、冷却手段を段階的に必要
最小数で運転することを可能としたので、冷却に要する
消費電力の低減化を可能とし、冷却手段の運転に起因す
る騒音の低減化を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来の冷却装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 電子回路部 2 遮断器 3 電源装置 4a 冷却ファン 4b 冷却ファン 4c 冷却ファン 5 冷却ファン 6a 温度センサー 6b 温度センサー 6c 温度センサー 7a リレー 7b リレー 7c リレー 8 温度センサー 9 リレー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被冷却部を冷却する複数の冷却手段と、
    それぞれが前記被冷却部の温度が検出温度以上の時にの
    み対応する前記冷却手段を駆動させる複数の温度センサ
    ーとを含み、前記温度センサーそれぞれの前記検出温度
    が互いに異なることを特徴とする冷却装置。
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CN104361835A (zh) * 2014-10-21 2015-02-18 苏州合欣美电子科技有限公司 一种led显示屏降低led结温的方法

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