JP2641253B2 - 紙サイズ剤組成物 - Google Patents

紙サイズ剤組成物

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は紙サイズ剤組成物、かゝる組成物を製造する
方法、これらの組成物を用いて紙製品をサイジングする
方法及びこれらの組成物を用いてサイジングされた紙製
品に関するものである。
〔従来技術および課題〕
ロジン又はロジンをベースとする製品の安定な分散液
はよく知られており、特に紙の製造におけるサイズ剤と
して長い間使われている。本明細書においては、“紙”
なる用語は、便宜上、全ゆる形状の紙、板紙及びその製
造においてセルロース又は他の繊維に対するサイズ剤の
使用を必要とする関連性品を意味する。紙サイズ剤は、
通常ウエブが後で作られるセルロース又は他の繊維原料
に添加させるか或いはウエブが形成された後に表面に施
されることにより用いられる。ロジンをベースとするサ
イズ剤のサイジング効果は、サイズ剤と紙原料又は紙ウ
エブのセルロース又は他の繊維との間の静電気的結合の
生成によるものである。使用時に化学結合を形成し、そ
れ故“反応性”サイズ剤として知られている多くの種類
を包含する非常に効果的なサイズ剤が極く最近開発され
た。紙を製造するサイズ技術における大きな発展は、ロ
ジン又はロジン中に存在する不飽和化合物を一方とし、
不飽和カルボン酸又はこれらの無水物、特にマレイン酸
若しくはフマール酸又は無水マレイン酸を一方として形
成された反応生成物が、本質的にロジン自身の分散液で
あるようなサイズ剤に比べて、著しく高められたサイジ
ング効率を有するという発見であつた。これらのいわゆ
る“マレイン化”ロジン反応生成物及びその他の関連サ
イズ剤は製造するにはかなり高価であるので、汎用ロジ
ンに取つて代わるよりもむしろ汎用ロジンを強化するた
めにしばしば用いられている。これは、ある量の“マレ
イン化”ロジン反応生成物を汎用ロジン分散液に添加す
ることにより作られ、そしてこの合成組成物は、通常
“強化サイズ剤”として知られている。
実際には、全ゆるタイプの紙サイズ剤は通常安定な分
散剤の形をしており、そしてこれらはロジンをベースと
した材料又は他の材料を繊維原料又は紙のウエブの上に
沈着せしめることにより、サイジングするものであり、
それ故、サイジングは本質的には安定な分散液を破壊す
ることを意味するものである。これは分散液と原料又は
ウエブとの接触で起こり得る、こゝで後者は分散液の安
定性を破壊するのに効果的である。通常は、しかしなが
ら、適当なサイシングは紙サイズ剤と紙原料又は紙ウエ
ブとの単なる接触からは起こらない。その代わりに、そ
れは分散液を破壊する共反応剤の存在を必要とし、紙原
料又は紙ウエブの繊維上にサイジング成分の望ましい沈
着をさせるものである。最も普通に用いられる共反応剤
はアルミニウム化合物で、特に、硫酸アルミニウム、製
紙メーカーの明バン及びポリ塩化アルミニウムである。
殆んどの製紙プロセスは、紙原料又は紙ウエブにロジ
ンベースのサイズ及び共反応剤を分けて添加するか施す
ことを必要とする。特に英国特許出願第2050453A号及び
第2159183A号並びに米国特許第4522686号ロジン成分及
び適当な反応剤からなるサイズ剤組成物を製造するため
の提案がなされている。これらの組成物は、単一組成を
用いるサイジングの利点をもたらすが、分散液が不安定
であるかサイズ剤としての効果が減少するために完全に
は成功していない。いかなる理由があるにせよ、殆んど
の製紙工場は、その本来的な困難にも拘らず、2つの別
々な成分の使用を必要とするサイジングプロセスを用い
ている。
〔課題を解決するための手段〕
安定で紙への優れたサイジング性能を付与するロジン
成分及び共反応剤からなる分散液が、アミン又はロジン
酸のアミン塩の適当な組成物への合体により製造し得る
ことが見出された。
本発明の一側面によれば、それ故に、ロジンサイズ剤
成分、共反応剤及びアミン又はロジン酸のアミン塩を含
有する水性分散液からなる紙サイズ剤組成物が提供され
る。
ロジンは、松の木の含油樹脂に天然に産する固体の樹
脂状物質である。それは三つの主な原料源、即ち、生き
ている松の木の含油樹脂滲出物、松の木の古い根株に含
まれている含油樹脂及びクラフト紙工業の副生物として
製造されるトール油からの含油樹脂の一つから得られ
る。ロジンは環状テルペンカルボン酸と亦少量の非酸性
成分との複合混合物である。ロジンの主成分は、アビエ
チン酸で、これは三環式の、2つの不飽和結合を有する
モノカルボン酸である。
アビエチン酸は、ジエノフイルとデイールスーアルダ
ー付加反応を行なう。ロジンは、それ故、マレイン酸、
無水マレイン酸及びフマル酸のような親ジエン性のカル
ボン酸と反応せしめられて、四環式のポリカルボン酸を
生成する。これらのジエノフイルとの反応は通常強化
(フルオーテイフイケーシヨン)と呼ばれる。ロジンと
ジエノフイルとのかかる反応の反応生成物は、通常、強
化ロジンと呼ばれる。強化ロジンの分散液は、紙サイジ
ング工業におけるサイズ剤組成物として用いられる。そ
して本発明による新規な分散液は、ロジン若しくは強化
ロジン又は両者の混合物からなるものである。安定性を
増加させるために、ロジンはホルムアルデヒドで処理さ
れてもよい。エステル化されたロジン又は不均化された
ロジンも、また本発明の組成物に用いられる。エステル
化されたロジンとは、アルコール、好ましくはグリセロ
ールのようなポリオールと反応せしめられたロジンであ
る。不均化されたロジンとは、酸化に対する安定性を改
良するために、触媒プロセスにより処理されたロジンで
ある。ロジンのこれらのタイプの何れの混合物も、本発
明の組成物に用いられる。
本発明の組成物に用いられる好ましいロジンは、強化
ロジンである。好ましい強化ロジンは、ロジンがロジン
自身の重量の5ないし50%そして、一般的には、約10wt
%のジエノフイルと反応せしめられたロジンである。か
ゝるロジンは、強化ロジンと未強化ロジンとの混合物か
らなる。両者は、強化ロジンからなる製品を使用すると
使えない程高価になるだけのような場合を考慮して普通
組合せて用いられる。最も好ましいタイプのロジンは強
化トール油ロジンである。
ロジン酸のアミン塩は、ロジン又は上記のロジン酸誘
導体のいずれかの中和により製造される。これは別々に
製造されて、ロジン分散液に添加されてもよいが、より
通常には、ロジンの酸分を部分中和されるのに十分なア
ミンの添加によりその場で製造される。それ故、好まし
い態様では、アミン塩はロジン酸又は本発明の分散液の
ロジン成分中に存在する酸の塩である。
ロジン酸の塩は、酸をロジン誘導体に変える前又は後
で中和することにより製造される。中和は式のアミンを
用いて行われる: 式中、同じか異つてもよい置換基R1,R2及びR3は炭素
数1ないし4のアルキル基若しくはアルケニル基又は水
素原子を表わす。但し置換基の少なくとも1つは水素原
子ではない。
好ましくは置換基R1,R2及びR3の少なくとも2つはア
ルキル基であり、最も好ましくは、これらの置換基の3
つ全てがアルキル基である。アルキル基を表わすR1,R2
及びR3はメチル、エチル、n−若しくはiso−プロピ
ル、n,sec−若しくはtert−ブチル基のような分岐若し
くは直鎖の飽和アルキル基を表わすか、或いはこれら
は、2−ヒドロキシエタン基若しくはヒドロキシプロパ
ン基の如きヒドロキシ、アルコキシ、カルボキシ又はア
ミノ基のような1つ又は2ケ以上の置換基を含むアルキ
ル基を表わす。本発明の組成物に有用な特別なアミン
は、モノメチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルア
ミン、モノエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチル
アミン、モノプロピルアミン、ジプロピルアミン、トリ
プロピルアミン、モノエタノールアミン、ジエタノール
アミン及びトリエタノールアミンを包含する。最も好ま
しいアミンは、トリエタノールアミンである。ロジンに
添加されるアミンの量は、望ましい量のアミン塩を製造
するために必要とされる量である。製品が分酸液のロジ
ン成分とアミン塩成分の双方を直接提供するように用い
られる場合には、添加されるアミンの量は、ロジン中に
存在する酸基の1ないし20%、好ましくは3ないし6%
を中和すれば普通は十分である。ロジン成分とアミン塩
成分が別々に製造されて、次いで混合される場合には、
アミン塩の量は普通は混合物が同じ割合の中和ロジン酸
と未中和ロジン酸からなるような量である。
本発明の分散液の共反応剤は、硫酸アルミニウム、製
紙用の明バンAl2(SO4・18H2O,次式を有するポリ塩
化アルミニウム: Al(OH)(SO4yClz 式中、xは1.35ないし1.65の範囲の値であり、yは0.08
ないし0.15の値であり、且つzは3−(x+y)なる値
である。
又は次式: Aln(OH)mCl3n-m 式中、nは1ないし20の値であり、mは3より少ない
値であり且つ は少なくとも2、そして好ましくは少なくとも5であ
る。
を有するポリ塩化アルミニウムのような、紙のサイジン
グに用いることが知られているアルミニウム塩の何れか
である。
本発明の分散液に用いられる特殊なタイプのポリ塩化
アルミニウムは、欧州特許出願第145686号に記載されて
いるものであり、そして欧州特許出願第181847号に述べ
られた方法により製造されるものである。別のタイプの
有用なポリ塩化アルミニウムは次式: Alx(OH)yClz 式中、xは1ないし4好ましくは1なる値であり、y
とzは、同じか異つていてもよいが、0.5ないし2.5の値
であり、且つy:zの比は5:1ないし1:5の範囲の値であ
る。
を有するアルミニウムクロロハイドレートである。
本発明の組成物に用いられる好ましい共反応剤は、ア
ルミニウムクロロハイドレートである。
本発明の分散液はその諸成分の単純な混合により或い
は汎用技術の何れかを用いることにより製造される。特
に分散液は相反転法を用いて製造されることもできる。
ロジン、好ましくは強化ロジン、それは所望により、
結晶化を防止するためパラトルエンスルホン酸の存在下
でパラホルムアルデヒドで処理されており、且つ所望に
よりそれはアミンで少なくとも部分的に中和されている
が、そのロジンは融解され、そして安定剤又は安定剤の
混合物が濃縮された(例えば、50wt%固型分)水溶液と
して添加される。クリーム状の油中水型エマルジヨンを
形成するための十分な水(例えば、ロジンの重量に対し
て20ないし40wt%)が加えられて撹拌される。水で希釈
すると、このエマルジヨンは反転して安定な水中油型エ
マルジヨンを与える。これは典型的には20wt%ないし最
大限到達し得る水中油滴型の濃度(しばしば約80%の固
型分)、好ましくは30ないし40wt%の固型分の範囲の固
型分含量を有する。エマルジヨン又は分散液のロジン含
量は、通常非鹸化ロジン酸の少なくとも90%を含む。エ
マルジヨンは次いで1又は2以上の共反応剤の水溶液と
混合される。
このエマルジヨンは明バン処理された紙を含めて、紙
のサイジングに用いられる。
ロジン分散液は、先行技術で知られた成分を包含する
ように調合されてもよい。特に、分散液は1つ又は2つ
以上の安定剤を包含してもよい。いろいろな界面活性剤
又は乳化剤が分散液を安定化するために、他の界面活性
剤と混合し、又は他の既知の乳化剤と共に、或いは他の
既知の補助的な安定剤と共に用いられる。好ましい等級
の補助的安定剤は、カゼインのような保護コロイドであ
り、ロジン、ロジン酸のアミン塩、共反応剤及び保護コ
ロイドからなる組成物は本発明の好ましい一側面とな
る。分散液を安定化するために用いられる他の化合物
は、澱粉誘導体、ヒドロキシエチルセルロースのような
セルロース誘導体又はポリビニルピロリドンのようなポ
リマー物質を含む。
アニオン、ノニオン、両性又はカチオン性界面活性剤
が本発明の分散液の安定剤として用いられる。一般に、
アニオン又はノニオン界面活性剤が好ましい。
本発明の組成物において用いられることが判明してい
る界面活性剤の例としては次のものが含まれる: (i)一般式: 式中R′は炭素数4〜18の炭化水素残基を表わし、m
は1又は2の値の整数であり、nは4ないし25の値の整
数でありXは水素原子又は水酸基を表わし且つMは一価
のカチオンを表わす、 を有するスルホン酸の塩; (ii)一般式: 式中R2は水素原子又は炭素数1ないし4のアルキル基
を表わし、Aは炭素数2ないし3の直鎖又は分岐アルキ
レン基を表わし、pは4ないし25の値の整数且つQは一
価のカチオンである。
を有し、米国特許第4,309,388号公報に記載されたかゝ
る化合物全てを含むスルチン酸の半エステル塩; (iii)アルキル置換基が8ないし24の炭素原子を含む
アルキルベンゼンスルホン酸塩で、米国特許第4157982
号公報に記載されているかかる化合物全てを含むもの。
(iv)次式:H(3-m).R.〔(CH2CH2O) −OC.C2H3SO3Na.COONa〕m; 式中、Rは強化ロジン酸のトリカルボン酸エステル
基、mは1.5ないし3の平均値であり、且つnは4.5ない
し25の平均値である。を有し欧州特許出願第159794号公
報に記載されたかゝる化合物全てを含む強化ロジンのス
ルホコハク酸半エステル。
(v)次式: 又は 〔R1−O(CH2CH2O)nSO3〕M+ 式中Rは4ないし18の炭素原子を含むアルキル基を表
わし、R1は4ないし8の炭素原子を含むアルキル基又は
アルケニル基を表わし、且つnは4ないし25の値の整数
である。
の1つの式を有し、米国特許第4,199,367号公報に記載
された化合物全てを含む化合物。
(vi)一般式: 式中、Rは4ないし18の炭素原子を含むアルキルを表
わし、且つnは4ないし25の値の整数である。
を有して米国特許第4,203,776号公報に記載されている
これらの化合物全てを含む酸化エチレンの縮合物のスル
ホコハク酸エステル塩。
(vii)一般式: 又は 並びにその混合物 式中、Rは5ないし20の炭素原子を含むアルキル基、
アルキル−フエノール基、アルケニル基又はアラルキル
基を表わし、nは5ないし20の値を有し、且つXは1価
のカチオン又は水素を表わす。
の1つの式を有する有機燐酸エステル及びその混合物。
カチオン樹脂分散剤系も、本発明のロジン分散液を安
定化させるために用いられる。適当な物質の例は、水溶
性ポリアミノポリアミド−エピクロロヒドリン樹脂、水
溶性アルキレンポリアミン−エピクロロヒドリン樹脂及
びポリ(ジアリル−アミン)−エピクロロヒドリン樹脂
を含む。
本発明の分散液に合体して用いることの出来る他のタ
イプの化合物は、アンモニア若しくはアンモニウム塩又
は尿素のような前駆体、化学的に変性された尿素若しく
はその前駆体からなるものである。本発明の組成物に特
に有用である化合物の例は、尿素、チオ尿素、ビウレツ
ト、メラミン、水溶性尿素−ホルムアルデヒド及びメラ
ミン−ホルムアルデヒド樹脂並びに尿素の誘導体、特に
米国特許第4,022,634号公報及び同第4,093,779号公報に
記載されているように、尿素をスルフアミン酸、燐酸、
トリクロロ酢酸、硝酸、硫酸、塩酸、ステアリン酸及び
酢酸から選ばれた酸と反応させて得られた反応生成物、
米国特許第4,141,750号公報に記載されているような、
尿素とP−トルエンスルホン酸のようなルイス酸との反
応生成物、米国特許第4,025,354号公報に記載されてい
るような、尿素とスルフアミン酸との反応生成物及び米
国特許第4,437,894号公報に記載されているような尿素
と蟻酸との反応により得られた生成物を含む。
本発明の組成物に用いられるアンモニア又はアンモニ
ウム塩の好ましい原料源は、尿素とスルフアミン酸との
反応により得られた生成物で、米国特許第4,025,354号
に記載されているこれらの生成物全てを含むものであ
る。これらの変性された尿素は、尿素をスルフアミン酸
及び水と結合させて製造される。尿素は多量の水と共に
又は小量の水若しくは水なしでスルフアミン酸で処理さ
れるけれども、理想的には、水の重量部は尿素プラスス
ルフアミン酸の重量部に等しい。尿素−スルフアミン酸
の溶液は、pHに変化を生じさせる、例えばpHが少なくと
も約7.5に上がるような温度に加熱される。
少量の水か水を全く使わない時には、pHに影響する温
度はより高くなる。しかしながら、ある好ましい態様で
は、50%の水−50%の尿素−スルフアミン酸の溶液が用
いられ、そして約100゜〜113℃(212゜〜235゜F)好ま
しくは約102〜110℃(215゜ないし230゜F)の温度で
は、pHは少なくとも約7.9に迄上昇するであろう。一般
に、溶液はpHを変える温度で沸騰する、そして加熱はpH
の変化が戻らないようにするために沸騰が停止した後迄
継続すべきである。pHの範囲は反応の完結の重要な尺度
であるけれども、より重要な考慮すべき事柄は、水の部
(ppm)で測定される第一段階の生成物の酸性度であ
る。スルフアミン酸が尿素と共に加熱される時には、pH
を塩基性の値に上げるだけでなく、溶液の酸性度に影響
するような確定されていない反応が起こる。望ましい最
少の酸性度は少なくとも1000ppmで、好ましい最少値は4
300ppmである。スルフアミン酸の実際の量は多分尿素の
少なくとも0.1wt%で、好ましい値は0.2ないし8.0wt%
の範囲である。望ましい結果を達成するために、必要と
されるスルフアミン酸の最大値は、一般に尿素の15wt%
の最大で20wt%である。50%の水、50%の尿素プラスス
ルフアミン酸の溶液中で処理される時には、5%のスル
フアミン酸は、7.9ないし8.3の範囲のpHを有する約86,0
00ppmの酸性度をもたらすことが見出された。従つて、
濃度の0.25wt%のスルフアミン酸は4,300ppmの酸性度を
有する第一段階の生成物を産する。指摘されたように、
この態様の新規なサイズ剤組成物の第一段階生成物を定
めるには、溶液に添加されたスルフアミン酸の量は、最
終酸性度程は重要ではない。
本発明の分散液におけるロジン又は強化ロジンに対す
るアンモニア又はアンモニウム塩(或いは好ましい態様
ではその前駆体)の割合は、5ないし60wt%、好ましく
は10ないし35wt%の範囲にある。
本発明の組成物に合体して用いられるその他の種類の
成分はアルケニル無水コハク酸そして特にアルキルケテ
ンダイマーのような内部サイズ剤である。これらの試薬
はロジンサイズ剤と同様に或いはこれを部分的に代替し
て用いられる。一般に合成サイズ剤成分に対するロジン
成分の重量比は2:1ないし5:1の範囲にあるであろう。
新規な分散液は通常はサイジングプロセスで使用され
る前に希釈されるところの比較的濃縮された組成物とし
て調製される。一般に、分散液は有利には、ロジン及び
アミン塩及び共反応剤を合わせた重量の25ないし60wt%
そしてより通常は30ないし45wt%から成る。
本発明の組成物は、内部サイズ剤又は表面サイズ剤と
して用いられる。内部サイズ剤としての使用は、本発明
の好ましい一側面である。内部サイジング処理は濃縮さ
れた組成物を水で希釈して、この希釈された組成物をパ
ルプの懸濁液に添加することから成る。用いられるサイ
ズ剤の量は一般にパルプスラリー中の繊維の重量に基づ
く固型分の0.1ないし5.0wt%の範囲にある。
このエマルジヨンは、明バン処理された紙を含む紙の
サイジングに用いられる。
このエマルジヨンは殺細菌剤、スリミサイド(Slimic
ides)及び/又は殺真菌剤のような殺生物剤又はワツク
スのような希釈剤を含む。
本発明を、次の実施例によりさらに説明する。
実施例1 強化ロジン及び該ロジンの分散液の製造 509Kgの変性トール油樹脂は、100部のトール油樹脂
(環球軟化点=60℃)を0.1部のパラトルエンスルホン
酸と165−175℃の温度で反応させることにより製造され
た。15分後、2 1/2部のパラホルムアルデヒド(82%)
が約1時間に亘つて、165−175℃の温度を維持しつつ添
加された。これに6部の無水マレイン酸が添加されて、
これは再び1時間に亘り反応せしめられた、初期の発熱
後、温度は165−175℃に保持された。ロジンは、ロジン
生成物の溶液のトルエン溶液を水洗することにより残り
の無水マレイン酸について試験された。
強化ロジンは300rpmの撹拌機速度を用いる1トンのポ
ツトに仕込まれて、水と10Kgのトリエタノールアミンが
ロジン生成物を冷却し且つ部分的に中和するために添加
された。
温度が100℃以下に降下した時に、10Kgのカゼイン、2
Kgのホウ砂及び60Kgの水が89℃で反転を行なうために速
やかに添加された。
5分間を越えない間濃くせしめた後、エマルジヨンは
希釈された。
実施例2 実施例1で製造された509Kgのロジン生成物が、300rp
mの撹拌機速度を用いる1トンのポツトに仕込まれて、
水と10Kgのトリエタノールアミンが添加された。
温度が100℃以下に下つた時に、7Kgのカゼイン、1 1/
2Kgのホウ砂、5Kgの前述した有機燐酸エステル界面活性
剤及び60Kgの水が、80℃で反転を行なうために速やかに
添加された。
実施例3 変性尿素の製造 358Kgの尿素が生成する溶液を撹拌し且つ加熱出来る
2トンの容器に仕込まれた。600Kgの水が添加された。
加熱と撹拌が開始された。これに18Kgのスルフアミン酸
が添加された。溶液が生成した後、酸性度が測定されて
20,000ppmであることが判明した。1 1/4時間の撹拌後且
つ沸騰(103℃)が停止した時、酸性度は0ppmと測定さ
れた。
実施例4 共反応剤を含むロジン分散液の製造 実施例2で製造された800Kgの30%ロジンエマルジヨ
ンが、3トンの製造設備に仕込まれた。これに400Kgの3
0%尿素溶液が添加された。撹拌機は3,000rpm(グリー
ヴスミキサー)でスイツチが入れられた。これに速やか
に(1−5秒)160Kgのアルミニウムクロロハイドレー
トの溶液が添加された。アルミニウムクロロハイドレー
トの追加の640Kgが1分間に亘り添加された。撹拌機は
スイツチが切られて生成物が40メツシユのフイルターバ
スケツトを通して過された。
実施例5 30%の尿素溶液の代わりに30%のルイス酸と反応した
尿素が用いられた以外は、実施例4に記載された成分と
手順を用いて、分散液が製造された。
実施例6 尿素が何ら添加されなかつた以外は、実施例4に記載
された成分と手順を用いて、分散液が製造された。
実施例7 アルミニウムクロロハイドレートの代わりにポリ塩化
アルミニウムが用いられた以外は、実施例4に述べられ
た成分と手順を用いて、分散液が製造された。
実施例8 アルミニウムクロロハイドレートの代わりに硫酸アル
ミニウム(製紙用明バン)が用いられた以外は、実施例
4に記載された成分と手順を用いて分散液が製造され
た。
実施例9 ポリ塩化アルミニウムの代わりに50%モル%のアルミ
ニウムクロロハイドレートが用いられた以外は、実施例
4に記載された成分と手順を用いて分散液が製造され
た。
実施例10 サイジング試験は次のように実施された:漂白された
亜硫酸パルプは2%濃度でのシヨツパーリグラー(Scho
pper Reiglar)40゜に叩解された。
このパルプの600ccに、800ccの水と表IIに挙げられた
水準を与えるのに十分なサイズ剤が添加された。これは
ゆつくりと混合された。
更に1の水が添加されて、pHを30分間放置後6.5に
調節するために十分な粒酸(0.1N)が添加された。シー
トは英国標準シートフオーマーを用いて調整された。湿
つたシートが針金から扱い取られ、3.5Kg/cm2(50psi)
で5分間プレスされて、95℃で4分間写真のプリントド
ライヤーで乾燥した。
一晩調整後サイジング効果はコツブ(cobb)テスト
(1分間)を用いて評価された。結果を表Iに示す。
外部サイジング(表面サイジング)は、稀釈されたサ
イズ剤の水槽を通じて紙を引き取り、秤量し次いで乾燥
することにより簡単に行なわれた。コツブテスト結果を
表IIに示す。

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロジンサイズ成分、ロジン酸と炭素数1〜
    4のモノ−、ジ−またはトリ−アルカノールアミンとの
    塩であるロジン酸のアミン塩、および少なくとも1種の
    アルミニウム化合物を含有することを特徴とする、水性
    分散体の形のロジンベースの紙サイズ組成物。
  2. 【請求項2】ロジン酸のアミン塩が、ロジン、強化(fo
    rtified)ロジン、不均化(disproportionated)ロジン
    またはそれらの混合物から選ばれた成分のアミンによる
    中和生成物であることを特徴とする、特許請求の範囲第
    1項記載の組成物。
  3. 【請求項3】ロジン成分中の酸基の1〜20%を中和する
    量だけアミン塩が存在することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項または第2項記載の組成物。
  4. 【請求項4】アミン塩がロジン酸とトリエタノールアミ
    ンの塩であることを特徴とする、特許請求の範囲第1項
    から第3項までのいずれかに記載の組成物。
  5. 【請求項5】アルミニウム化合物が硫酸アルミニウム、
    紙工業用ミョウバン、ポリ塩化アルミニウムまたはアル
    ミニウムクロロハイドレートから選ばれることを特徴と
    する、特許請求の範囲第1項から第4項までのいずれか
    に記載の組成物。
  6. 【請求項6】アルミニウム化合物がポリ塩化アルミニウ
    ムまたはアルミニウムクロロハイドレートから選ばれる
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第5項記載の組成
    物。
  7. 【請求項7】アルミニウム化合物が次の一般式を有する
    ポリ塩化アルミニウムであることを特徴とする、特許請
    求の範囲第6項記載の組成物: Al(OH)x(SO4)yClz ここに、xは1.35〜1.65、yは0.08〜0.15であり、 zは3−(x+y); または、 Aln(OH)mCl3n−m ここに、nは1〜20、mは3nより小さく、(3n−m)/m
    は少なくとも2; または、 Alx(OH)yClz ここに、xは1〜4、yおよびzは、同じかまたは異な
    ってもよく、0.5〜2.5であり、y:zの比は5:1〜1:5であ
    る。
  8. 【請求項8】組成物がさらに保護コロイド、デンプン誘
    導体、セルロース誘導体、ポリマー物質、アニオン性、
    非イオン性、カチオン性および両性界面活性剤、水溶性
    のポリアミノポリアミド/エピクロロヒドリン樹脂、水
    溶性のアルキレン−ポリアミン/エピクロロヒドリン樹
    脂およびポリ(ジアリルアミン)/エピクロロヒドリン
    樹脂から選ばれる安定剤を含有することを特徴とする、
    特許請求の範囲第1項から第7項までのいずれかに記載
    の組成物。
  9. 【請求項9】アンモニア、アンモニウム塩およびそれら
    の前駆体が組成物中に存在することを特徴とする、特許
    請求の範囲第1項から第8項までのいずれかに記載の組
    成物。
  10. 【請求項10】アルケニルコハク酸無水物またはアルキ
    ルケテンダイマー合成サイズ剤の少なくとも1種が組成
    物中に存在することを特徴とする、特許請求の範囲第1
    項から第9項までのいずれかに記載の組成物。
  11. 【請求項11】ロジン成分、アルミニウム化合物および
    アミン塩を合計して25〜60重量%含有することを特徴と
    する、特許請求の範囲第1項から第10項までのいずれか
    に記載の組成物。
  12. 【請求項12】まずロジンサイズ成分、ロジン酸と炭素
    数1〜4のモノ−、ジ−またはトリ−アルカノールアミ
    ンとの塩であるロジン酸のアミン塩を含有する水性分散
    体を調製し、次いでこの分散体に少なくとも1種のアル
    ミニウム化合物を導入することを特徴とする、水性分散
    体の形のロジンベースの紙サイズ組成物の製造方法。
  13. 【請求項13】アミン塩がロジン酸のトリエタノールア
    ミン塩であることを特徴とする、特許請求の範囲第12項
    記載の方法。
  14. 【請求項14】アルミニウム化合物はポリ塩化アルミニ
    ウムまたはアルミニウムクロロハイドレートであること
    を特徴とする、特許請求の範囲第12項または第13項記載
    の方法。
  15. 【請求項15】ロジン成分および少なくとも1種の安定
    剤を含有する油中水型エマルジョンを調製し、これを転
    換技術にかけて水中油型のエマルジョンの所望の組成物
    を形成させ、これに少なくとも1種のアルミニウム化合
    物をブレンドすることを特徴とする、特許請求の範囲第
    12項から第14項までのいずれかに記載の方法。
  16. 【請求項16】特許請求の範囲第1項から第11項までの
    いずれかに記載の紙サイズ組成物を、紙にされる繊維ス
    トックに添加するか、あるいはあらかじめ製造された紙
    のウエブまたはシートに表面サイズとして適用する、サ
    イズ処理された紙製品の製造方法。
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