JP2003027394A - 製紙用内添サイズ剤、該サイズ剤の製造方法および当該サイズ剤を用いた製紙方法 - Google Patents

製紙用内添サイズ剤、該サイズ剤の製造方法および当該サイズ剤を用いた製紙方法

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JP2003027394A
JP2003027394A JP2001221827A JP2001221827A JP2003027394A JP 2003027394 A JP2003027394 A JP 2003027394A JP 2001221827 A JP2001221827 A JP 2001221827A JP 2001221827 A JP2001221827 A JP 2001221827A JP 2003027394 A JP2003027394 A JP 2003027394A
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Japan
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sizing agent
papermaking
paper
succinic anhydride
substituted succinic
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Yoshio Adachi
善男 足立
Kunio Takeuchi
邦雄 竹内
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Seiko Kagaku Kogyo Co Ltd
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Seiko Kagaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】置換コハク酸無水物系サイズ剤を使用する際に
問題となる抄紙系の汚れを低減させると共に、サイズ効
果を向上させる。 【解決手段】置換コハク酸無水物と水溶性ジルコニウム
化合物を有効成分とする製紙用内添サイズ剤を用いて製
紙することにより、抄紙系の汚れが軽減され、サイズ効
果の優れた紙および板紙を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、安定性に優れ、抄
紙系における汚れを軽減し、かつ優れたサイズ効果を発
揮する製紙用内添サイズ剤および該製紙用内添サイズ剤
を使用した製紙方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、紙の保存性向上などを目的として
中性抄紙が広く行われており、中性抄紙に用いられる内
添サイズ剤としては、中性ロジン系エマルジョンサイズ
剤と、アルキルケテンダイマー系サイズ剤(以下、「A
KDサイズ剤」という)や置換コハク酸無水物系サイズ
剤(以下、「ASAサイズ剤」という)などの反応性サ
イズ剤とが知られている。
【0003】中性ロジン系エマルジョンサイズ剤は、p
H7.0以上、填料として炭酸カルシウムを用いる中性
抄紙系では強サイズが得にくいので、添加量を増やすな
どの対応が取られているが、その結果、経済面で不利が
生じるだけでなく、抄紙系における汚れによる操業性悪
化の原因にもなっている。このため中性抄紙において
は、少量の添加でサイズ効果を発揮するAKDサイズ剤
やASAサイズ剤などの反応性サイズ剤が内添サイズ剤
として使用される傾向にある。
【0004】しかし、反応性サイズ剤のうちAKDサイ
ズ剤は製紙原料パルプに対する反応性が緩やかなために
サイズ性の立ちあがりが遅く、サイズ度の管理が困難で
あり、また、抄紙直後に塗工剤を塗工する場合には吸液
量が定まらないなどの問題を来す。さらに、AKDサイ
ズ剤を内添した紙は滑りやすく、裁断や印刷時には重送
などの問題が発生し、操業性悪化の原因にもなってい
る。
【0005】一方、ASAサイズ剤は、製紙原料パルプ
との反応性が高く、抄紙直後に充分なサイズ度を紙に付
与することができ、さらに、AKDサイズ剤を使用した
紙のような滑りの問題も起こらない。しかし、ASAサ
イズ剤の特徴である反応性の速さが原因となり、ASA
サイズ剤がパルプと反応する前に分解反応が起こり、こ
の分解物が抄紙系における汚れの原因となる場合があ
る。
【0006】このASAサイズ剤由来の抄紙系における
汚れの問題を解決するため、従来よりいくつかの提案が
なされている。
【0007】ASAサイズ剤を抄紙系に添加する場合に
は、水乳化物にして使用されており、汚れを低減させる
目的で特定の乳化分散剤を併用することによって乳化物
の安定性を向上させる方法が提案されている。例えば、
特許第3095906号公報には、架橋型両性アクリル
アミド系ポリマーで界面活性剤を配合したアルケニルコ
ハク酸無水物を乳化する方法が開示されており、特開平
9−111692号公報には、グラフト化カチオン澱粉
を分散剤として用いる方法が開示されている。しかしな
がら、これら乳化分散剤の使用は、抄紙系における汚れ
を低減させる効果が充分ではなく、かえってASAサイ
ズ剤の効果を阻害する場合もある。
【0008】また、ASAサイズ剤自体の改良により、
汚れを低減させる方法も提案されている。例えば、特許
第2915241号公報には、炭素数17以下が5重量
%未満、炭素数18以上が95重量%以上の直鎖状内部
オレフィンと無水マレイン酸との反応物が開示されてお
り、特許第3002023号公報には直鎖状内部オレフ
ィンと無水マレイン酸の1:2(モル)付加物を含有す
るASAサイズ剤が開示されている。しかし、これらA
SAサイズ剤は、抄紙系における汚れを低減させる効果
が充分ではない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、抄紙
系の汚れを軽減し、かつ優れたサイズ効果を発揮する製
紙用内添サイズ剤、該製紙用内添サイズ剤の製造方法、
および該製紙用内添サイズ剤を使用した製紙方法を提供
することを技術的課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、以下
の構成からなる。
【0011】本発明の第一は、置換コハク酸無水物と水
溶性ジルコニウム化合物を有効成分として含有している
ことを特徴とする製紙用内添サイズ剤である(発明
1)。
【0012】本発明の第二は、水溶性ジルコニウム化合
物が置換コハク酸無水物に対して酸化ジルコニウム換算
で0.1〜10重量%含まれている発明1の製紙用内添
サイズ剤である(発明2)。
【0013】本発明の第三は、置換コハク酸無水物の水
乳化物と水溶性ジルコニウム化合物の水溶液とを混合す
ることを特徴とする発明1または発明2の製紙用内添サ
イズ剤の製造方法である(発明3)。
【0014】本発明の第四は、発明1または発明2の製
紙用内添サイズ剤を製紙原料パルプスラリーに添加して
抄紙することを特徴とする製紙方法である(発明4)。
【0015】本発明をさらに詳しく説明すると以下のよ
うになる。
【0016】本発明に用いる置換コハク酸無水物として
は、炭素数12〜20のアルキル基またはアルケニル基
で置換されたコハク酸無水物を使用することができ、例
えば、オクタデセニルコハク酸無水物、オクタデシルコ
ハク酸無水物、ヘキサデセニルコハク酸無水物、ヘキサ
デシルコハク酸無水物、ペンタデセニルコハク酸無水
物、ペンタデシルコハク酸無水物、ドデセニルコハク酸
無水物、ドデシルコハク酸無水物などをあげることがで
き、これらの置換コハク酸無水物を単独もしくは二種以
上を混合して使用することができる。これらのうち、オ
クタデセニルコハク酸無水物とヘキサデセニルコハク酸
無水物が特に好適に使用される。
【0017】本発明の実施にあたり使用する置換コハク
酸無水物の水乳化物は、前記置換コハク酸無水物を単独
または前記置換コハク酸無水物と界面活性剤とを混合し
たものを、水や水溶性高分子水溶液に分散させることに
よって得られる。
【0018】前記界面活性剤としては、例えば、ポリオ
キシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレ
ンアルキルアリールエーテル、または相当するモノ又は
ジエステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサル
フェート、ポリオキシエチレンアルキルフェニールリン
酸エステルなどをあげることができ、これらを単独もし
くは二種以上を混合して使用することができる。これら
のうち、ポリオキシエチレンアルキルフェニールリン酸
エステルが特に好適に使用される。界面活性剤の使用量
は、乳化方法や併用するポリマーの種類によって異なる
が、一般的には、置換コハク酸無水物に対し0.5〜1
0重量%使用するのが好ましい。
【0019】前記水溶性高分子水溶液としては、例え
ば、澱粉糊液、水溶性重合体水溶液などがあり、例えば
カチオン澱粉およびその誘導体の水溶液、カチオン性重
合体の水溶液、両性重合体の水溶液などを使用すること
ができる。
【0020】前記置換コハク酸無水物を水に分散する方
法としては、ベンチュリー乳化機による乳化分散方法な
どがあげられ、水溶性高分子水溶液に乳化分散させる場
合には、高速攪拌乳化法が適している。
【0021】本発明に用いる水溶性ジルコニウム化合物
は、例えば、酢酸ジルコニウム、硝酸ジルコニウム、炭
酸ジルコニルアンモニウム、炭酸ジルコニルカリウム、
ヒドロキシ塩化ジルコニウムなどを使用することができ
る。
【0022】前記水溶性ジルコニウム化合物は、置換コ
ハク酸無水物に対し酸化ジルコニウム換算で0.1〜1
0重量%、好ましくは2〜5重量%混合して使用され
る。水溶性ジルコニウム化合物の酸化ジルコニウム換算
含有量が0.1重量%に満たない場合は効果が微弱であ
り、10重量%を超えると効果が頭打ちとなる。
【0023】本発明の製紙用内添サイズ剤は、置換コハ
ク酸無水物の水乳化物と水溶性ジルコニウム化合物の水
溶液とを混合することによって得ることができる。
【0024】本発明の製紙用内添サイズ剤は、製紙原料
パルプスラリーに添加されて使用される。本発明の製紙
用内添サイズ剤の添加量は、使用するパルプの種類、抄
紙条件、および紙の用途により異なるが、一般的には、
乾燥パルプ重量に対して0.01〜1重量%、好ましく
は0.02〜0.1重量%添加する。添加量が0.01
重量%に満たない場合は効果に乏しく、1重量%を超え
ると効果が頭打ちとなる。
【0025】本発明の製紙用内添サイズ剤を使用する際
に用いられるパルプの種類は特に限定されず、また、本
発明の製紙用内添サイズ剤は各種の紙および板紙を製造
する場合に適用することができる。
【0026】本発明の製紙用内添サイズ剤は、他の製紙
用薬品と併用することができ、例えば、乾燥紙力増強
剤、湿潤紙力増強剤、濾水剤、歩留剤、定着剤、填料、
染料、ピッチコントロール剤、消泡剤などの、製紙に使
用されている各種薬品を併用することができる。また、
本発明の製紙用内添サイズ剤以外のサイズ剤の併用も可
能である。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に本発明の代表的な実施の形
態を説明する。なお、以下に示す数値は特に断りのない
限り重量基準である。
【0028】<製紙用内添サイズ剤の製造方法>炭素数
16のアルケニル基を持つ置換コハク酸無水物100部
とポリオキシエチレンアルキルフェニールリン酸エステ
ル5部との混合物2.1gと5%カチオン澱粉(N値
0.33%)糊液100gを混合し、ホモミキサー(特
殊機化工業(株)製)にて8000rpmで2分間高速
攪拌乳化、得られた乳化液に酢酸ジルコニウム水溶液
(酸化ジルコニウム換算濃度20%品)0.05gを添
加し、撹拌混合して、製紙用内添サイズ剤であるS1を
得た。
【0029】<紙の製造方法>L−BKP(CSF48
0mL)の2%パルプスラリーに、パルプ固形分に対
し、軽質炭酸カルシウム2%、カチオン澱粉(N値0.
33%)0.5%、S1(置換コハク酸成分換算)0.
1%、軽質炭酸カルシウム10%を順次混合し、TAP
PIスタンダードシートマシンにより常法に従って抄紙
した。得られた湿紙をステンレスプレートに載せたまま
3.5kg/cmで5分間プレスし、その後、湿紙を
ステンレスプレートから剥がし取り、回転ドライヤーに
て90℃で1分間乾燥して坪量60g/mの紙を得
た。
【0030】<評価試験方法> ・安定性試験方法:前記製紙用内添サイズ剤の製造方法
により得られたS1を40℃で24時間放置した後に分
離や沈降の様子を目視にて比較し、分離や沈降が顕著な
場合は×、分離や沈降が認められる場合は△、分離や沈
降がない場合は○と評価した。その結果を表1に示す。
【0031】・汚れ試験方法:前記紙の製造方法におい
て、プレス後に湿紙を剥がし取った際にステンレスプレ
ートに付着する紙粉量を目視にて比較し、付着量が多い
場合は×、付着が認められる場合は△、ほとんど付着し
ていない場合は○と評価した。その結果を表1に示す。
【0032】・サイズ効果試験方法:前記紙の製造方法
により得られた紙を、JIS−P−8122の「紙のス
テキヒトサイズ度試験方法」に準じて評価を行った。そ
の結果を表1に示す。
【0033】実施例1〜5 <製紙用内添サイズ剤の製造方法>水溶性ジルコニウム
化合物の種類と添加量を表1のように変えた以外は、前
出発明の実施の形態と同様に行い、製紙用内添サイズ剤
であるS2〜S6を得た。
【0034】<紙の製造方法>S1をS2〜S6に変え
た以外は前出発明の実施の形態と同様に行った。
【0035】<評価試験方法>安定性試験方法はS1を
S2〜S6に変えた以外は前出発明の実施の形態と同様
に行った。その結果を表1に示す。
【0036】汚れ試験方法およびサイズ効果試験方法は
前出発明の実施の形態と同様に行った。その結果を表1
に示す。
【0037】実施例6 <製紙用内添サイズ剤の製造方法>炭素数18のアルケ
ニル基を持つ置換コハク酸無水物100部とポリオキシ
エチレンアルキルフェニールリン酸エステル5部との混
合物2.1gと5%カチオン澱粉(N値0.33%)糊
液100gを混合し、ホモミキサー(特殊機化工業
(株)製)にて8000rpmで2分間高速攪拌乳化、
得られた乳化液に酢酸ジルコニウム水溶液(酸化ジルコ
ニウム換算濃度20%品)0.05gを添加し、撹拌混
合して、製紙用内添サイズ剤であるS7を得た。
【0038】<紙の製造方法>S1をS7に変えた以外
は前出発明の実施の形態と同様に行った。
【0039】<評価試験方法>安定性試験方法はS1を
S7に変えた以外は前出発明の実施の形態と同様に行っ
た。その結果を表1に示す。
【0040】汚れ試験方法およびサイズ効果試験方法は
前出発明の実施の形態と同様に行った。その結果を表1
に示す。
【0041】比較例1 <内添サイズ剤の製造方法>炭素数16のアルケニル基
を持つ置換コハク酸無水物100部とポリオキシエチレ
ンアルキルフェニールリン酸エステル5部の混合物2.
1gと5%カチオン澱粉(N値0.33%)糊液100
gを混合し、ホモミキサー(特殊機化工業(株)製)に
て8000rpmで2分間高速攪拌乳化して、内添サイ
ズ剤であるC1を得た。
【0042】<紙の製造方法>L−BKP(CSF48
0mL)の2%パルプスラリーに、パルプ固形分に対
し、軽質炭酸カルシウム2%、カチオン澱粉(N値0.
33%)0.5%、C1(置換コハク酸成分換算)0.
1%、軽質炭酸カルシウム10%を順次混合し、TAP
PIスタンダードシートマシンにより常法に従って抄紙
した。得られた湿紙をステンレスプレートに載せたまま
3.5kg/cmで5分間プレスし、その後、湿紙を
ステンレスプレートから剥がし取り、回転ドライヤーに
て90℃で1分間乾燥して坪量60g/mの紙を得
た。
【0043】<評価試験方法>安定性試験方法はS1を
C1に変えた以外は前出発明の実施の形態と同様に行っ
た。その結果を表1に示す。
【0044】汚れ試験方法およびサイズ効果試験方法は
前出発明の実施の形態と同様に行った。その結果を表1
に示す。
【0045】比較例2 <紙の製造方法>L−BKP(CSF480mL)の2
%パルプスラリーに、パルプ固形分に対し、軽質炭酸カ
ルシウム2%、カチオン澱粉(N値0.33%)0.5
%、酢酸ジルコニウム(酸化ジルコニウム換算)5pp
m(対内添サイズ剤0.5%)、C1(置換コハク酸成
分換算)0.1%、軽質炭酸カルシウム10%を順次混
合し、TAPPIスタンダードシートマシンにより常法
に従って抄紙した。得られた湿紙をステンレスプレート
に載せたまま3.5kg/cmで5分間プレスし、そ
の後、湿紙をステンレスプレートから剥がし取り、回転
ドライヤーにて90℃で1分間乾燥して坪量60g/m
の紙を得た。
【0046】<評価試験方法>汚れ試験方法およびサイ
ズ効果試験方法は前出発明の実施の形態と同様に行っ
た。その結果を表1に示す。
【0047】
【表1】
【0048】
【作用】表1に示すように、置換コハク酸無水物と水溶
性ジルコニウム化合物を有効成分とする本発明の製紙用
内添サイズ剤は安定性に優れており、該製紙用内添サイ
ズ剤を使用して製紙する場合にはステンレスプレートに
付着する紙粉が少なくなるため、本発明の製紙用内添サ
イズ剤を用いることにより抄紙系における汚れも軽減さ
れる。また、本発明の製紙用内添サイズ剤を使用し製紙
して得られた紙はサイズ効果に優れている。
【0049】
【発明の効果】本発明の製紙用内添サイズ剤を用いて製
紙することにより、抄紙系の汚れが軽減され、サイズ効
果の優れた紙および板紙を得ることができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】置換コハク酸無水物と水溶性ジルコニウム
    化合物を有効成分として含有していることを特徴とする
    製紙用内添サイズ剤。
  2. 【請求項2】水溶性ジルコニウム化合物が置換コハク酸
    無水物に対して酸化ジルコニウム換算で0.1〜10重
    量%含まれている請求項1記載の製紙用内添サイズ剤。
  3. 【請求項3】置換コハク酸無水物の水乳化物と水溶性ジ
    ルコニウム化合物の水溶液とを混合することを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の製紙用内添サイズ剤の
    製造方法。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2記載の製紙用内添
    サイズ剤を製紙原料パルプスラリーに添加して抄紙する
    ことを特徴とする製紙方法。
JP2001221827A 2001-07-23 2001-07-23 製紙用内添サイズ剤、該サイズ剤の製造方法および当該サイズ剤を用いた製紙方法 Pending JP2003027394A (ja)

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