JP2641024B2 - 撚線機 - Google Patents
撚線機Info
- Publication number
- JP2641024B2 JP2641024B2 JP5271347A JP27134793A JP2641024B2 JP 2641024 B2 JP2641024 B2 JP 2641024B2 JP 5271347 A JP5271347 A JP 5271347A JP 27134793 A JP27134793 A JP 27134793A JP 2641024 B2 JP2641024 B2 JP 2641024B2
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- JP
- Japan
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- take
- rotating frame
- capstan
- controller
- stranded wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B3/00—General-purpose machines or apparatus for producing twisted ropes or cables from component strands of the same or different material
- D07B3/08—General-purpose machines or apparatus for producing twisted ropes or cables from component strands of the same or different material in which the take-up reel rotates about the axis of the rope or cable or in which a guide member rotates about the axis of the rope or cable to guide the rope or cable on the take-up reel in fixed position and the supply reels are fixed in position
- D07B3/10—General-purpose machines or apparatus for producing twisted ropes or cables from component strands of the same or different material in which the take-up reel rotates about the axis of the rope or cable or in which a guide member rotates about the axis of the rope or cable to guide the rope or cable on the take-up reel in fixed position and the supply reels are fixed in position with provision for imparting more than one complete twist to the ropes or cables for each revolution of the take-up reel or of the guide member
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B2207/00—Rope or cable making machines
- D07B2207/40—Machine components
- D07B2207/409—Drives
Landscapes
- Ropes Or Cables (AREA)
- Wire Processing (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は撚線機、さらに詳しく
言えば回転フレーム内に撚線の引取キャプスタンを備え
た撚線機に関するものである。
言えば回転フレーム内に撚線の引取キャプスタンを備え
た撚線機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】まず図２について回転フレーム内に機械
的に駆動される引取キャプスタンを備えた従来の撚線機
を説明する。対向配置される１対の基台１４には弓形の
アームによって内側に空間が区画される回転フレーム１
５が回転自在に支承され、この回転フレーム１５に対し
て相対的に回転可能に浮枠１６が設けられる。
的に駆動される引取キャプスタンを備えた従来の撚線機
を説明する。対向配置される１対の基台１４には弓形の
アームによって内側に空間が区画される回転フレーム１
５が回転自在に支承され、この回転フレーム１５に対し
て相対的に回転可能に浮枠１６が設けられる。
【０００３】所望の数の素線１は撚合わせダイス２にお
いてまとめられた後やや太い実線で示すように回転フレ
ーム１５内に導入され、回転フレーム１５の１回転につ
きＰ点とＱ点の２個所において１回づつ計２回撚り合わ
されて撚線３となる。つまりこれは２度撚式撚線機であ
る。
いてまとめられた後やや太い実線で示すように回転フレ
ーム１５内に導入され、回転フレーム１５の１回転につ
きＰ点とＱ点の２個所において１回づつ計２回撚り合わ
されて撚線３となる。つまりこれは２度撚式撚線機であ
る。
【０００４】撚線３は浮枠１６上に設けられる１対のド
ラムからなる引取キャプスタン２１によって引き取ら
れ、案内プーリー２２等を経てトルクモータ１２によっ
て回転駆動される巻取ボビン５に巻き取られる。なお符
号２４はカーボンブラシ、同２５はスリップリングを示
し、これらはいずれも外部から回転フレーム１５内のト
ルクモータ２６に給電するための手段である。
ラムからなる引取キャプスタン２１によって引き取ら
れ、案内プーリー２２等を経てトルクモータ１２によっ
て回転駆動される巻取ボビン５に巻き取られる。なお符
号２４はカーボンブラシ、同２５はスリップリングを示
し、これらはいずれも外部から回転フレーム１５内のト
ルクモータ２６に給電するための手段である。
【０００５】ここで撚線３の引取駆動について改めて説
明すると、引取キャプスタン２１の駆動は回転フレーム
１５の回転軸に同軸的に固着される駆動歯車１７が浮枠
１６上の駆動歯車１８と噛み合い、この駆動歯車１８か
ら２枚の変換歯車１９，２０を経由してなされる。変換
歯車１９，２０は交換可能であって、この交換によって
引取キャプスタン２１の引取速度の調節変更ができるわ
けである。
明すると、引取キャプスタン２１の駆動は回転フレーム
１５の回転軸に同軸的に固着される駆動歯車１７が浮枠
１６上の駆動歯車１８と噛み合い、この駆動歯車１８か
ら２枚の変換歯車１９，２０を経由してなされる。変換
歯車１９，２０は交換可能であって、この交換によって
引取キャプスタン２１の引取速度の調節変更ができるわ
けである。
【０００６】図３は、図２に示した機械的に駆動される
引取キャプスタンを備えた撚線機を図式的に示したもの
である。この図３は後述する電気的に駆動される引取キ
ャプスタンを備えた撚線機（図４）と対比しやすくする
ために、特に引取機構とその駆動形式に注目して図式化
したものである。なお簡単のために以後、これらの２種
の撚線機をそれぞれ機械式の撚線機、電気式の撚線機と
呼ぶことにする。
引取キャプスタンを備えた撚線機を図式的に示したもの
である。この図３は後述する電気的に駆動される引取キ
ャプスタンを備えた撚線機（図４）と対比しやすくする
ために、特に引取機構とその駆動形式に注目して図式化
したものである。なお簡単のために以後、これらの２種
の撚線機をそれぞれ機械式の撚線機、電気式の撚線機と
呼ぶことにする。
【０００７】図２および図３に示した機械式の撚線機に
おいては、撚線３の引取速度の変更は変換歯車１９，２
０の取替えによってなされる。撚線３の引取キャプスタ
ン２１による引取速度をＶ、回転フレームの回転数をＮ
とすれば、この２度撚式撚線機による撚線のピッチｐ
は、ｐ＝Ｖ／２Ｎで表されるから、変換歯車１９，２０
の交換によって撚線３のピッチの変更が簡単に、しかも
精密に可能である。
おいては、撚線３の引取速度の変更は変換歯車１９，２
０の取替えによってなされる。撚線３の引取キャプスタ
ン２１による引取速度をＶ、回転フレームの回転数をＮ
とすれば、この２度撚式撚線機による撚線のピッチｐ
は、ｐ＝Ｖ／２Ｎで表されるから、変換歯車１９，２０
の交換によって撚線３のピッチの変更が簡単に、しかも
精密に可能である。
【０００８】ここで通信線の撚ピッチについて付言する
と、近時電子機器の増加に伴いそれに使用される通信線
が錯綜することになり、このため近接する通信線の間で
静電結合あるいは電磁結合による漏話現象が発生するお
それがあり、これを避けるために撚ピッチを従来はたか
だか５ミリメートル刻み程度だったものを、１ミリメー
トル刻み程度にまで狭めてより精密に区別する傾向が生
まれてきた。このような事情に対応して電線機械の精
度、特に本発明の関係する撚線機の撚ピッチの設定に関
して極めて正確かつ精密さが要求される背景がある。
と、近時電子機器の増加に伴いそれに使用される通信線
が錯綜することになり、このため近接する通信線の間で
静電結合あるいは電磁結合による漏話現象が発生するお
それがあり、これを避けるために撚ピッチを従来はたか
だか５ミリメートル刻み程度だったものを、１ミリメー
トル刻み程度にまで狭めてより精密に区別する傾向が生
まれてきた。このような事情に対応して電線機械の精
度、特に本発明の関係する撚線機の撚ピッチの設定に関
して極めて正確かつ精密さが要求される背景がある。
【０００９】図４は電気式の撚線機を図３に対比して図
式的に示すものである。この電気式撚線機の特徴は、引
取キャプスタンがなくて撚線３が可変速モータ９により
駆動される巻取ボビン５によって直接引き取られること
である。
式的に示すものである。この電気式撚線機の特徴は、引
取キャプスタンがなくて撚線３が可変速モータ９により
駆動される巻取ボビン５によって直接引き取られること
である。
【００１０】電気式撚線機における撚線ピッチの設定
は、撚線３の走行速度Ｖ、つまり可変速モータ９（好ま
しくは直流モータ）の回転数の設定によって次のように
実施される。まずピッチ設定器６から回転フレーム１５
の回転速度と同期した電圧信号を選択し、これを可変速
モータ９の制御器７に入力しておく。この電圧信号はも
ちろん可変速モータ９の回転数、つまり撚線３の走行速
度Ｖを回転フレーム１５の回転数Ｎに対して上述の式ｐ
＝Ｖ／２Ｎを満足させる値である。
は、撚線３の走行速度Ｖ、つまり可変速モータ９（好ま
しくは直流モータ）の回転数の設定によって次のように
実施される。まずピッチ設定器６から回転フレーム１５
の回転速度と同期した電圧信号を選択し、これを可変速
モータ９の制御器７に入力しておく。この電圧信号はも
ちろん可変速モータ９の回転数、つまり撚線３の走行速
度Ｖを回転フレーム１５の回転数Ｎに対して上述の式ｐ
＝Ｖ／２Ｎを満足させる値である。
【００１１】また巻取ボビン５の巻き始めから巻き終わ
りに至る巻き径の変化による変動を調整するためには、
別に撚線３の線速を検出するために設けてあるタコゼネ
レータ１０１からの電圧信号を制御器７に入れてここで
既に入力してあるピッチ設定器６からの信号と付き合わ
せて調整制御するのである。
りに至る巻き径の変化による変動を調整するためには、
別に撚線３の線速を検出するために設けてあるタコゼネ
レータ１０１からの電圧信号を制御器７に入れてここで
既に入力してあるピッチ設定器６からの信号と付き合わ
せて調整制御するのである。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】従来の２つの種類の撚
線機における撚線ピッチの設定、変更についてそれぞれ
考察すると、機械式の撚線機では一度設定したピッチは
精密に保持される利点があるが、その変更にはいちいち
機械の運転を止めて変換歯車を交換するという煩雑さが
避けられず、したがって１ミリメートル刻みの細かい撚
りピッチの変更に対しては、準備すべき交換用の変換歯
車の数が膨大過ぎて実用的にもまたコスト的にも困難な
問題となる。
線機における撚線ピッチの設定、変更についてそれぞれ
考察すると、機械式の撚線機では一度設定したピッチは
精密に保持される利点があるが、その変更にはいちいち
機械の運転を止めて変換歯車を交換するという煩雑さが
避けられず、したがって１ミリメートル刻みの細かい撚
りピッチの変更に対しては、準備すべき交換用の変換歯
車の数が膨大過ぎて実用的にもまたコスト的にも困難な
問題となる。
【００１３】また電気式の撚線機ではピッチの設定、変
更は簡単なダイヤル操作で機械の運転を止めずに実施で
き、しかも撚りピッチの選択幅も十分細かくできる利点
はあるものの、設定した撚りピッチが正確に保持できる
か否かの点で重大な障害が存在する。
更は簡単なダイヤル操作で機械の運転を止めずに実施で
き、しかも撚りピッチの選択幅も十分細かくできる利点
はあるものの、設定した撚りピッチが正確に保持できる
か否かの点で重大な障害が存在する。
【００１４】すなわちこれは図４にも明示されている通
り、回転フレーム１５内に設けられる可変速モータ９へ
の外部からの給電、および制御のために不可避的に介在
するスリップリング８の存在である。電圧量である制御
信号がこのスリップリング８を通過するときにロスが発
生し、この結果図４に示した可変速モータ９の制御回路
が十分有効に機能しないことが多く、このためピッチ設
定器６に入れた希望の撚ピッチ値が得られない欠点があ
った。
り、回転フレーム１５内に設けられる可変速モータ９へ
の外部からの給電、および制御のために不可避的に介在
するスリップリング８の存在である。電圧量である制御
信号がこのスリップリング８を通過するときにロスが発
生し、この結果図４に示した可変速モータ９の制御回路
が十分有効に機能しないことが多く、このためピッチ設
定器６に入れた希望の撚ピッチ値が得られない欠点があ
った。
【００１５】さらに注目すべきことは従来の電気式撚線
機では巻取ボビン５に直接巻き取るために、撚ピッチの
変動要因である撚線の走行速度が巻取ボビンにおける巻
き上げの形状にも左右されることである。やはり撚線の
走行速度を一定に保つためには一定速度で回転する引取
キャプスタンを使用することが最も好適である。
機では巻取ボビン５に直接巻き取るために、撚ピッチの
変動要因である撚線の走行速度が巻取ボビンにおける巻
き上げの形状にも左右されることである。やはり撚線の
走行速度を一定に保つためには一定速度で回転する引取
キャプスタンを使用することが最も好適である。
【００１６】
【課題を解決するための手段】この発明は上述の課題を
解決するためになされたものであって、その解決手段
は、撚線を所望の引取速度で引き取る引取キャプスタ
ン、およびその撚線を巻き取る巻取ボビンを備えた回転
フレームと、前記回転フレーム内に取りつけられ前記引
取キャプスタンを回転駆動する可変速モータと、前記回
転フレームの外部に、引取速度に対する前記回転フレー
ムの回転数の比を所望の値に設定するようにしたピッチ
設定器からその設定値を受ける制御器とを有し、前記可
変速モータの回転数を適宜のＡ／Ｄ変換装置によって一
旦ディジタル量として取り出してスリップリングを通過
させた後適宜のＤ／Ａ変換装置によって電圧量に戻して
前記制御器に入力し、この値が前記制御器にあらかじめ
入力されている設定電圧値と合致するように前記可変速
モータの回転速度をフィードバック制御するように構成
したことを特徴とする撚線機である。
解決するためになされたものであって、その解決手段
は、撚線を所望の引取速度で引き取る引取キャプスタ
ン、およびその撚線を巻き取る巻取ボビンを備えた回転
フレームと、前記回転フレーム内に取りつけられ前記引
取キャプスタンを回転駆動する可変速モータと、前記回
転フレームの外部に、引取速度に対する前記回転フレー
ムの回転数の比を所望の値に設定するようにしたピッチ
設定器からその設定値を受ける制御器とを有し、前記可
変速モータの回転数を適宜のＡ／Ｄ変換装置によって一
旦ディジタル量として取り出してスリップリングを通過
させた後適宜のＤ／Ａ変換装置によって電圧量に戻して
前記制御器に入力し、この値が前記制御器にあらかじめ
入力されている設定電圧値と合致するように前記可変速
モータの回転速度をフィードバック制御するように構成
したことを特徴とする撚線機である。
【００１７】
【作用】撚線を設定された速度で確実に引き取る引取キ
ャプスタンが回転フレーム内に設けられるとともに、そ
の引取速度を決定する引取キャプスタン駆動用の可変速
モータが、スリップリングを通過する際に誤差が生じる
アナログ量でなくディジタル量の信号によってフィード
バック制御されるために所望の正確な撚ピッチが撚線機
の運転を止めることなくワンタッチで簡単に得られる。
ャプスタンが回転フレーム内に設けられるとともに、そ
の引取速度を決定する引取キャプスタン駆動用の可変速
モータが、スリップリングを通過する際に誤差が生じる
アナログ量でなくディジタル量の信号によってフィード
バック制御されるために所望の正確な撚ピッチが撚線機
の運転を止めることなくワンタッチで簡単に得られる。
【００１８】
【実施例】図１を参照してこの発明の一実施例を説明す
る。図１は図３や図４と同様の視点で描いた図式的な図
であり、この図１について特に本発明の撚線機における
撚線の引取装置とその引取速度の制御について説明す
る。全体のハード的な構成は図２について説明した従来
の機械式のそれと引取キャプスタンの駆動機構を除いて
は大差ないものと理解されたい。
る。図１は図３や図４と同様の視点で描いた図式的な図
であり、この図１について特に本発明の撚線機における
撚線の引取装置とその引取速度の制御について説明す
る。全体のハード的な構成は図２について説明した従来
の機械式のそれと引取キャプスタンの駆動機構を除いて
は大差ないものと理解されたい。
【００１９】この発明では回転フレーム１５の内部、た
とえば浮枠１６上に１対のドラムからなる巻き付け形式
の引取キャプスタン４を設け、巻取ボビン５はトルクモ
ータ１２によって回転駆動する。
とえば浮枠１６上に１対のドラムからなる巻き付け形式
の引取キャプスタン４を設け、巻取ボビン５はトルクモ
ータ１２によって回転駆動する。
【００２０】引取キャプスタン４の駆動には直流モータ
のような可変速モータ９を用い、この可変速モータ９の
制御器７によるフィードバック制御のために、図１に明
示されるように制御回路のスリップリング８を挟んだ回
転フレーム１５の内、外にそれぞれたとえばエンコーダ
のようなＡ／Ｄ変換装置１０およびＤ／Ａ変換装置１１
を設ける。
のような可変速モータ９を用い、この可変速モータ９の
制御器７によるフィードバック制御のために、図１に明
示されるように制御回路のスリップリング８を挟んだ回
転フレーム１５の内、外にそれぞれたとえばエンコーダ
のようなＡ／Ｄ変換装置１０およびＤ／Ａ変換装置１１
を設ける。
【００２１】この構成のためその時時の撚線３の実際の
走行速度Ｖを示す可変速モータ９の回転数は、Ａ／Ｄ変
換装置１０によってひとつのディジタル量としてスリッ
プリング８を通過し、その後Ｄ／Ａ変換装置１１におい
てアナログ量、この場合は電圧値に戻されて制御器７に
入力される。スリップリング８を通過する信号はスリッ
プリング通過の際に影響をほとんど受けない数ＫＨｚ程
度の大きさのディジタル量であることに注目されたい。
走行速度Ｖを示す可変速モータ９の回転数は、Ａ／Ｄ変
換装置１０によってひとつのディジタル量としてスリッ
プリング８を通過し、その後Ｄ／Ａ変換装置１１におい
てアナログ量、この場合は電圧値に戻されて制御器７に
入力される。スリップリング８を通過する信号はスリッ
プリング通過の際に影響をほとんど受けない数ＫＨｚ程
度の大きさのディジタル量であることに注目されたい。
【００２２】制御器７には図４で説明した従来の電気式
撚線機と同様にピッチ設定器６から所望の撚ピッチを得
るために必要な制御設定値、この場合電圧値が既に入力
されている。したがって可変速モータ９からＤ／Ａ変換
装置１１を経て入力される電圧値がこれと合致するよう
にフィードバック制御することによって、可変速モータ
９の回転数を所望の撚ピッチが得られる撚線の引取速度
を与えるような回転数に正確に制御できるのである。
撚線機と同様にピッチ設定器６から所望の撚ピッチを得
るために必要な制御設定値、この場合電圧値が既に入力
されている。したがって可変速モータ９からＤ／Ａ変換
装置１１を経て入力される電圧値がこれと合致するよう
にフィードバック制御することによって、可変速モータ
９の回転数を所望の撚ピッチが得られる撚線の引取速度
を与えるような回転数に正確に制御できるのである。
【００２３】
【発明の効果】この発明によれば、撚線を設定された速
度で確実に引き取る引取キャプスタンが回転フレーム内
に設けられるとともに、その引取速度を決定する引取キ
ャプスタン駆動用の可変速モータが、スリップリングを
通過する際に誤差が生じるアナログ量でなくディジタル
量の信号によってフィードバック制御されるために所望
の正確な撚ピッチが撚線機の運転を止めることなくワン
タッチで簡単に得られる効果がある。
度で確実に引き取る引取キャプスタンが回転フレーム内
に設けられるとともに、その引取速度を決定する引取キ
ャプスタン駆動用の可変速モータが、スリップリングを
通過する際に誤差が生じるアナログ量でなくディジタル
量の信号によってフィードバック制御されるために所望
の正確な撚ピッチが撚線機の運転を止めることなくワン
タッチで簡単に得られる効果がある。
【図１】この発明の一実施例装置を示す図式的な説明図
である。
である。
【図２】従来の機械式の２度撚式撚線機を示す側断面図
である。
である。
【図３】図２の機械式撚線機の引取機構に特に着目した
図式的な図である。
図式的な図である。
【図４】従来の電気式撚線機についての図３と同様の図
式的な図である。
式的な図である。
１ 素線 ２ 撚合わせダイス ３ 撚線 ４，２１ 引取キャプスタン ５ 巻取ボビン ６ ピッチ設定器 ７ 制御器 ８，２５ スリップリング ９ 可変速モータ １０ Ａ／Ｄ変換装置 １１ Ｄ／Ａ変換装置 １２ トルクモータ １５ 回転フレーム １６ 浮枠 １７，１８ 駆動歯車 １９，２０ 変換歯車 ２２ 案内プーリー ２４ カーボンブラシ
Claims (1)
- 【請求項１】 撚線（３）を所望の引取速度（Ｖ）で引
き取る引取キャプスタン（４）、およびその撚線（３）
を巻き取る巻取ボビン（５）を備えた回転フレーム（１
５）と、前記回転フレーム（１５）内に取りつけられ前
記引取キャプスタン（４）を回転駆動する可変速モータ
（９）と、前記回転フレーム（１５）の外部に、引取速
度（Ｖ）に対する前記回転フレーム（１５）の回転数
（Ｎ）の比を所望の値に設定するようにしたピッチ設定
器（６）からその設定値を受ける制御器（７）とを有
し、前記可変速モータ（９）の回転数を適宜のＡ／Ｄ変
換装置（１０）によって一旦ディジタル量として取り出
してスリップリング（８）を通過させた後適宜のＤ／Ａ
変換装置（１１）によって電圧量に戻して前記制御器
（７）に入力し、この値が前記制御器（７）にあらかじ
め入力されている設定電圧値と合致するように前記可変
速モータ（９）の回転速度をフィードバック制御するよ
うに構成したことを特徴とする撚線機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5271347A JP2641024B2 (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | 撚線機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5271347A JP2641024B2 (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | 撚線機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07102492A JPH07102492A (ja) | 1995-04-18 |
| JP2641024B2 true JP2641024B2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=17498801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5271347A Expired - Lifetime JP2641024B2 (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | 撚線機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2641024B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114852772A (zh) * | 2021-02-04 | 2022-08-05 | 江苏汉鼎机械有限公司 | 一种旋转牵引机 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5063238A (ja) * | 1974-04-08 | 1975-05-29 | ||
| JPS6335030A (ja) * | 1986-07-30 | 1988-02-15 | Opt:Kk | 移動局間の光通信装置 |
-
1993
- 1993-10-04 JP JP5271347A patent/JP2641024B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07102492A (ja) | 1995-04-18 |
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