JP2640942B2 - 水浄化装置 - Google Patents

水浄化装置

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  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は水浄化装置に関する。さらに詳細には、生
簀、あるいは水槽などにくみ置かれた水を浄化するため
の、水浄化装置に関するものである。
「従来の技術」 従来より使用されている生簀や水槽、あるいは池など
の浄化装置としては、絶えず内部の水を循環させるポン
プ、循環させた水をこしてゴミや不純物を取り除くため
の過器、さらには水中に溶込んだ有機物を分解するた
めのバクテリアを有するフィルター、そして水中に酸素
を送るための曝気装置などがある。また、基本的な方法
として、水の入替え等も頻繁に行われている。
「本発明が解決しようとする問題点」 しかしながら従来より使用されている上述のごとく方
法に於いては、まずポンプで内部の水を循環させるだけ
では、水中の溶存酸素量は時と共に減少してゆき、それ
とは逆に水中の不純物や有機物、あるいはCO2などがど
んどん増え続け、汚れた水となってしまう。
また、この方法に過器を併設したとしても、過フ
ィルターの能力には限度があり、比較的大形の粒子で構
成された不純物は取り除き得ても、水に溶け込んだ有機
物やCO2などを取り除くことは出来ず、もちろん溶存酸
素量を増加させることは出来ない。
このため現在利用されつつある方法としては、上述し
た全ての方法を同時に行うものである。けれども、水の
循環、過装置の採用、酸素ボンベなどを使用した水中
への酸素曝気、そして頻繁な水の交換という方法をとれ
ば、前2者においては大した経費はかからないまでも後
の2方法においては非常に莫大な経費がかかり、水の浄
化に関するコストを大巾に上昇させてしまう。さらに立
地に関して自然水、あるいは酸素ボンベのいずれかの入
手が困難な場合は、実際上水の浄化を行うことがほとん
ど不可能になってしまう。
さらに、各々の方法に於ける浄化のバランスを常に考
えていなければ無駄な経費がかさみまたそれらの監視の
ための手間についても簡単に考えることは出来ない。そ
の外、万が一浄化装置を移動しなければならなくなった
場合、非常に多くの手間と時間及び多くの費用を必要と
する。
「問題点を解決するための手段」 本発明は上述したような問題点を解決するために下記
のような構成としている。すなわち、 イ)吸入側にエアーフィルターを設けたエアーポンプの
吐出側に、エアー磁化器を連結してある。
ロ)エアー磁化器の吐出側を2系統に分けてある。
ハ)2系統に別れたパイプの一方にはオゾン発生器を連
結してある。
ニ)他の一系統のパイプには先端に曝気管を設けたエア
ーホースを取り付けてある。
ホ)オゾン発生器の吐出口には先端に曝気管を設けたホ
ースを取り付けてある。
ヘ)オゾン発生器の吸入側及び吐出側にはバルブを取り
付けてある。
ト)曝気管にはセンサーを取り付けてあり、制御器と繋
いである。
チ)当該制御器は、センサーの検出により各々の機器を
制御可能に設けてある。
本発明は上記のごとくに構成されたものであり、磁化
空気及び活性化オゾンを同時に水槽等の水中に曝気し、
不純物を急速に固形化させ、水中のCO2を大気中に発散
させ、溶存酸素量を増加させるものである。
「作用」 エアーポンプにより圧縮されたエアー磁化器に送られ
た空気中の酸素は、磁化器内の磁力間を高速で通過する
ことにより活性酸素となる。この活性酸素は、イオン化
することにより水中において水の分子に対して非常に親
和性を高め、より以上に溶け込んで水中の溶存酸素量を
急速に高めることになる。このときに水中のCO2を大気
中に発散させようと働き掛ける。さらに磁化した空気を
オゾン発生器内に吸入し、コロナ放電によりオゾンを発
生させると、そのときに発生したオゾンは活性化オゾン
となる。このオゾンを水中に曝気すると、水に触れたオ
ゾンは水中で急速に分解して、C2とCとに分離する。こ
の内のCが水中に溶け込んでいる有機物や無機塩類に対
して強力な酸化作用を及ぼすことになる。したがって、
これら有機物や無機塩類等を固形化してしまい、過器
による過を簡単にすることができる。
また、この作用により、水中の有機物の分解にともな
って発生する、有毒でもあり、かつ酸欠を起させるアン
モニアや亜硝酸塩の発生を根本から押えることができ、
簡単に水の浄化を計ることができる。
「実施例」 以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図は本発明の斜視図、第2図は配列図である。
吸入口にエアーフィルター1を連結したエアーポンプ
2の吐出口3に、パイプ4を取り付けて、当該パイプ4
はエアー磁化器5の吸入口6に連結する。
エアー磁化器5の排出口7には、その途中から2系統
に分岐させた分岐パイプ8を連結する。当該パイプ8の
一方の系統の先端には、制御器9と連結した各種センサ
ー10を設け、かつ曝気時の気泡流により水の循環を可能
に設けた曝気管11を取り付けた曝気ホース12を取り付け
てある。
分岐パイプ8のもう一方の系統の先端には、制御器9
と連結した電磁バルブ13を取り付け、当該バルブ13を介
してオゾン発生器14の吸入口15に連結してある。
オゾン発生器14の吐出口16にも電磁バルブ17を取り付
けてあり、当該バルブ17を介してオゾンホース18が連結
されてある。オゾンホース18の先端には、制御器9に連
結された各種センサー19を有する曝気管20が取り付けら
れてある。
なお、ケーシング21内に設けられた制御器9は、各種
センサー10・19の検出値を元に夫々の機器の稼動状態を
制御可能に設けたものである。
第3図は実施例2を示す斜視図である。
曝気ホース12の中間部に集合管22を取り付け、オゾン
発生器14の吐出口16に繋がれたホース18の先端を当該集
合管22に繋ぎ、曝気ホース12の先端に連結した曝気管23
より、磁化空気及びオゾンエアーを同時に曝気可能に設
けたものである。
なお、本発明に於ける電気の回路は図示省略する。
「発明の効果」 本発明は、上述したごとく非常に簡単な構造ではある
が、その効果は極めて絶大なものである。すなわち、 オゾンエアーと磁化空気を同時に曝気することによ
り、水中の溶存酸素量を飽和量まで高めたままその状態
を保ち続けることができる。このとき水中に溶け込んで
いる酸素は活性化酸素であり、また、常に供給され続け
る酸素も活性化酸素であるため、水槽の水の活性化を計
ることになる。したがって、水槽内の水のように滞留し
た水に発生しやすい微生物に必要なCO2は存在しにく
く、これにより微生物の成育は強く押えられる。したが
って、水の浄化を計ることと共に水のペーハー値を一定
に保ち続けることも可能である。
さらには、今までは酸素ボンベにより酸素を供給し続
けて水中の溶存酸素量を高い値に保ち続けてきたが、本
発明を利用することにより酸素ボンベは不要となる。さ
らに過器のフィルターの清掃においても、本発明を使
用することにより、固形物を取除くと言う簡単な作業だ
けで済むようになる。
本発明は上述のように生簀や水槽、あるいは池などの
水の浄化において経費や手間、労力などを大巾に削減可
能なもので、極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の斜視図、第2図は配列図、第3図は実
施例2の斜視図。 1……エアーフィルター、2……エアーポンプ、3……
吐出口、4……パイプ、5……エアー磁化器、6……吸
入口、7……排出口、8……分岐パイプ、9……制御
器、10……センサー、11……曝気管、12……曝気ホー
ス、13……電磁バルブ、14……オゾン発生器、15……吸
入口、16……吐出口、17……電磁バルブ、18……オゾン
ホース、19……センサー、20……曝気管、21……ケーシ
ング、22……集合管、23……曝気管。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】滞留水中で空気曝気及び循環過を行う水
    浄化装置において、磁化空気、及び磁化空気を用いて発
    生させたオゾンを、夫々曝気管を用いて水中に曝気さ
    せ、当該磁化空気及びオゾンの水中での溶解・分離作用
    により溶存酸素量の増大と浄化を図る事を特徴とする水
    浄化装置。
  2. 【請求項2】磁化空気、及び磁化空気を用いて発生させ
    たオゾンを、同一の曝気管で曝気させることを特徴とす
    る、特許請求の範囲第1項記載の水浄化装置。
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