JP2640895B2 - 消防ポンプにおける吸水管内部の空気を同一真空ホンプにより吸引排気する装置 - Google Patents
消防ポンプにおける吸水管内部の空気を同一真空ホンプにより吸引排気する装置Info
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- JP2640895B2 JP2640895B2 JP25534392A JP25534392A JP2640895B2 JP 2640895 B2 JP2640895 B2 JP 2640895B2 JP 25534392 A JP25534392 A JP 25534392A JP 25534392 A JP25534392 A JP 25534392A JP 2640895 B2 JP2640895 B2 JP 2640895B2
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、消防ポンプにおいて、
吸水管内部及び同外壁に形成した空気室内の空気を同一
真空ポンプの吸引力により吸引排気する消防ポンプにお
ける吸水管内部の空気を同一真空ポンプにより吸引排気
する装置に関するものである。
吸水管内部及び同外壁に形成した空気室内の空気を同一
真空ポンプの吸引力により吸引排気する消防ポンプにお
ける吸水管内部の空気を同一真空ポンプにより吸引排気
する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の消防ポンプにおいては、羽根が自
己潤滑性を有する材料でできている無給油式真空ポンプ
が提案されている。
己潤滑性を有する材料でできている無給油式真空ポンプ
が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の消防ポンプにあ
っては、水、油等を含まない清浄な空気を吸管外壁空気
室に加圧、充填をするべきであるが、使用の状態によっ
て充分その能力の発揮ができず、故障も多く、また不当
に広い場所を占有しているので消火上必要な道具の載置
に無理を来たし、従って之等の設備について高価につく
という問題点がある。
っては、水、油等を含まない清浄な空気を吸管外壁空気
室に加圧、充填をするべきであるが、使用の状態によっ
て充分その能力の発揮ができず、故障も多く、また不当
に広い場所を占有しているので消火上必要な道具の載置
に無理を来たし、従って之等の設備について高価につく
という問題点がある。
【0004】そこで本発明は、以上の事情に鑑みてなさ
れたものであって、吸水管を有する多段式タービンポン
プと真空ポンプとの間に三方コックを設け、前記吸水管
の外壁に形成した空気室と高圧空気ボンベのバルブをパ
イプで連結し、一定量の空気を空気室内に充填してその
圧力を利用することにより吸水管の外壁の拡張と共に吸
水管は伸長し、一たんバルブを閉じ、三方コックの操作
により真空ポンプの作用によって吸水管内部の空気と吸
水管の外壁の空気室の空気とを格別に吸排することを目
的としたものである。
れたものであって、吸水管を有する多段式タービンポン
プと真空ポンプとの間に三方コックを設け、前記吸水管
の外壁に形成した空気室と高圧空気ボンベのバルブをパ
イプで連結し、一定量の空気を空気室内に充填してその
圧力を利用することにより吸水管の外壁の拡張と共に吸
水管は伸長し、一たんバルブを閉じ、三方コックの操作
により真空ポンプの作用によって吸水管内部の空気と吸
水管の外壁の空気室の空気とを格別に吸排することを目
的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、吸水管を着脱
自在に取りつけた多段式タービンポンプと真空ポンプの
間に三方コックを設け、前記吸水管の外壁に空気室を設
け、該空気室と高圧空気ボンベのバルブとをパイプにて
連通し、前記吸水管内部及び空気室の空気を同一真空ポ
ンプにより排出ができるよう各機構にパイプを連通して
いる技術的手段を講じている。
自在に取りつけた多段式タービンポンプと真空ポンプの
間に三方コックを設け、前記吸水管の外壁に空気室を設
け、該空気室と高圧空気ボンベのバルブとをパイプにて
連通し、前記吸水管内部及び空気室の空気を同一真空ポ
ンプにより排出ができるよう各機構にパイプを連通して
いる技術的手段を講じている。
【0006】
【作用】高圧空気ボンベのバルブを開いてパイプを介し
て一定量の空気を吸水管の空気室内に送り込むと前記吸
水管は伸長拡張する。
て一定量の空気を吸水管の空気室内に送り込むと前記吸
水管は伸長拡張する。
【0007】そして消防ポンプのエンジンを駆動すると
共に三方コックを操作し、真空ポンプを作動してタービ
ンポンプ及び吸水管内部の空気を吸引すると揚水して放
水を開始する。
共に三方コックを操作し、真空ポンプを作動してタービ
ンポンプ及び吸水管内部の空気を吸引すると揚水して放
水を開始する。
【0008】放水中は真空ポンプの作動は停止してい
る。
る。
【0009】放水終了後はタービンポンプのドレンコッ
クを開いてポンプ内に溜っている水を排出し、同時に吸
水管内部の水もポンプ内の空気圧によって排除される。
クを開いてポンプ内に溜っている水を排出し、同時に吸
水管内部の水もポンプ内の空気圧によって排除される。
【0010】三方コックの内部の弁体は開、閉の各通路
に形成されているので、弁体に固着している操作杆の状
態が図1に示すように起立している時は前記タービンポ
ンプと真空ポンプとは互に連通しているので、タービン
ポンプ内及び吸水管内の空気は真空ポンプの方向に吸引
され排気口から排出される。
に形成されているので、弁体に固着している操作杆の状
態が図1に示すように起立している時は前記タービンポ
ンプと真空ポンプとは互に連通しているので、タービン
ポンプ内及び吸水管内の空気は真空ポンプの方向に吸引
され排気口から排出される。
【0011】三方コックの操作杆の操作状態によって真
空ポンプは作動して吸水管の外壁の空気室内の空気を吸
引排気し、また、吸水管内部の空気の吸引排気を格別に
行って吸水管は偏平状となり、体積は縮少される。
空ポンプは作動して吸水管の外壁の空気室内の空気を吸
引排気し、また、吸水管内部の空気の吸引排気を格別に
行って吸水管は偏平状となり、体積は縮少される。
【0012】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1は吸水管と多段式タービンポンプ内の空気を吸引排
気する説明図であって、吸水菅3はその外壁を空気室2
で囲繞され、空気室2と高圧空気ボンベ1のバルブ8か
ら前記空気室2内にパイプ9を連通する。
図1は吸水管と多段式タービンポンプ内の空気を吸引排
気する説明図であって、吸水菅3はその外壁を空気室2
で囲繞され、空気室2と高圧空気ボンベ1のバルブ8か
ら前記空気室2内にパイプ9を連通する。
【0013】吸水管3の口端は多段式タービンポンプ6
に着脱自在に螺合する。
に着脱自在に螺合する。
【0014】多段式タービンポンプ6の下端部にはドレ
ンコック5を設け、前記ポンプ6はパイプ9を介して三
方コック7に連通する。
ンコック5を設け、前記ポンプ6はパイプ9を介して三
方コック7に連通する。
【0015】三方コック7の内部は弁体を内装し、弁体
は開、閉の各通路を形成して外部から操作杆11にて前
記弁体を操作しうるように固着している。
は開、閉の各通路を形成して外部から操作杆11にて前
記弁体を操作しうるように固着している。
【0016】4は真空ポンプであって、排気口12を設
けると共にパイプ13と三方コック7に連通して吸水管
3とポンプ6内の空気を吸引排気させるよう構成されて
いる。
けると共にパイプ13と三方コック7に連通して吸水管
3とポンプ6内の空気を吸引排気させるよう構成されて
いる。
【0017】図2に示される実施例は、吸水管の外壁に
形成された空気室の空気を吸引排気する説明図であっ
て、説明を簡単にするため図1と同様の作用をなす部分
は同一符号で説明しているので省略する。
形成された空気室の空気を吸引排気する説明図であっ
て、説明を簡単にするため図1と同様の作用をなす部分
は同一符号で説明しているので省略する。
【0018】本実施例では、吸水管3の外壁に形成され
た空気室2と高圧空気ボンベ1のバルブ8とを連通した
パイプ9と三方コック7間にパイプ14を連設し、該コ
ック7の通路を介して真空ポンプ4に連通するよう排気
用パイプ13を三方コック7と真空ポンプ4間に配設
し、前記ポンプ4に排気口12を形成したものである。
た空気室2と高圧空気ボンベ1のバルブ8とを連通した
パイプ9と三方コック7間にパイプ14を連設し、該コ
ック7の通路を介して真空ポンプ4に連通するよう排気
用パイプ13を三方コック7と真空ポンプ4間に配設
し、前記ポンプ4に排気口12を形成したものである。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。従
来の消防ポンプは多数の機構を有するので場所を広く占
有していたけれども、本発明は同一真空ポンプで吸水管
内部及び空気室の空気を吸引排気するので、不当にポン
プ機体内において面積を占有することなく、かつ吸水管
内の空気を真空ポンプで吸引排気して吸水管は偏平状と
なり、体積を縮少すると共に機構が極めて簡単であるの
で故障を激減し、さらに従来のポンプに比較して安価で
あり、また維持費も安いので経済的効果が著しく大であ
る。殊に高圧空気ボンベを利用することにより取扱上安
全性に富み経済的効果を増大させるものである。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。従
来の消防ポンプは多数の機構を有するので場所を広く占
有していたけれども、本発明は同一真空ポンプで吸水管
内部及び空気室の空気を吸引排気するので、不当にポン
プ機体内において面積を占有することなく、かつ吸水管
内の空気を真空ポンプで吸引排気して吸水管は偏平状と
なり、体積を縮少すると共に機構が極めて簡単であるの
で故障を激減し、さらに従来のポンプに比較して安価で
あり、また維持費も安いので経済的効果が著しく大であ
る。殊に高圧空気ボンベを利用することにより取扱上安
全性に富み経済的効果を増大させるものである。
【図1】吸水管の空気の吸引排気状態を示す説明図であ
る。
る。
【図2】吸水管の外壁に形成された空気室の吸引排気状
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
1 高圧空気ボンベ 2 空気室 3 吸水管 4 真空ポンプ 6 多段式タービンポンプ 7 三方コック
Claims (2)
- 【請求項1】 吸水管を備えた多段式タービンポンプと
真空ポンプ間に三方コックを設け、前記吸水管内部及び
同外壁に形成した空気室内の空気を同一の前記真空ポン
プにより空気を吸引排気することを特徴とする消防ポン
プにおける吸水管内部の空気を同一真空ポンプにより吸
引排気する装置。 - 【請求項2】 吸水管の外壁の空気室内に高圧空気ボン
ベの空気を供給し、一定の圧力を与えて、これを伸長拡
張をなし吸水管として利用することを特徴とする請求項
1記載の消防ポンプにおける吸水管内部の空気を同一真
空ポンプにより吸引排気する装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25534392A JP2640895B2 (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 消防ポンプにおける吸水管内部の空気を同一真空ホンプにより吸引排気する装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25534392A JP2640895B2 (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 消防ポンプにおける吸水管内部の空気を同一真空ホンプにより吸引排気する装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0654919A JPH0654919A (ja) | 1994-03-01 |
JP2640895B2 true JP2640895B2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=17277474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25534392A Expired - Lifetime JP2640895B2 (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 消防ポンプにおける吸水管内部の空気を同一真空ホンプにより吸引排気する装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2640895B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2269176T3 (es) * | 1999-08-31 | 2007-04-01 | Graco Minnesota Inc. | Bomba de pulverizacion sin aire. |
-
1992
- 1992-08-10 JP JP25534392A patent/JP2640895B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0654919A (ja) | 1994-03-01 |
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