JP2640827B2 - パチンコ機の組立装置 - Google Patents
パチンコ機の組立装置Info
- Publication number
- JP2640827B2 JP2640827B2 JP11896688A JP11896688A JP2640827B2 JP 2640827 B2 JP2640827 B2 JP 2640827B2 JP 11896688 A JP11896688 A JP 11896688A JP 11896688 A JP11896688 A JP 11896688A JP 2640827 B2 JP2640827 B2 JP 2640827B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner frame
- outer frame
- frame
- inspection
- pachinko machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、パチンコ機の外形を構成し、遊技場におい
て設置する場合の取付枠となる外枠と、この外枠に開閉
自由に蝶着される機構部品類,遊技板等を一体に組込ん
でなる内枠とを蝶番の結合を通して組合せパチンコ機を
完成させるパチンコ機の組立装置に関する。
て設置する場合の取付枠となる外枠と、この外枠に開閉
自由に蝶着される機構部品類,遊技板等を一体に組込ん
でなる内枠とを蝶番の結合を通して組合せパチンコ機を
完成させるパチンコ機の組立装置に関する。
[従来の技術] 周知の様に、パチンコ機は通常木版を矩形に枠組して
形成した外枠と、遊技に必要な打球発射装置、入賞球を
処理し賞球を放出する入賞装置類、或は遊技板等の諸種
の機構部品類を組込む内枠とを個別に組立製造し、組立
の最終段階で両枠に分離して取付けた蝶番の蝶着片同志
を支軸を以て結合組合せ、この結合を以て組立を完成さ
せるようにしている。
形成した外枠と、遊技に必要な打球発射装置、入賞球を
処理し賞球を放出する入賞装置類、或は遊技板等の諸種
の機構部品類を組込む内枠とを個別に組立製造し、組立
の最終段階で両枠に分離して取付けた蝶番の蝶着片同志
を支軸を以て結合組合せ、この結合を以て組立を完成さ
せるようにしている。
この両枠の組立を最後に行う方式は内枠に対する部品
類の組付けの容易さ、持運びの容易さ、点検の容易さ等
に基因するものであるが、その反面全ての部品類の組付
けを完了した枠体、ことに内枠は重量が大となるところ
から外枠との組合せ時には極めて厄介な作業となる。特
に、上記内外枠の組立は蝶番の一方の蝶着片に設ける支
軸を他方の蝶着片に設ける軸穴に差し入れることによっ
て、しかもこの差し入れを上下2ヶ所において同時に行
う必要があることから極めて困難な作業となっており、
通常は2人掛りで呼吸を揃えて組立る等熟練を要し、こ
のため量産する場合の大きな障害となっていた。
類の組付けの容易さ、持運びの容易さ、点検の容易さ等
に基因するものであるが、その反面全ての部品類の組付
けを完了した枠体、ことに内枠は重量が大となるところ
から外枠との組合せ時には極めて厄介な作業となる。特
に、上記内外枠の組立は蝶番の一方の蝶着片に設ける支
軸を他方の蝶着片に設ける軸穴に差し入れることによっ
て、しかもこの差し入れを上下2ヶ所において同時に行
う必要があることから極めて困難な作業となっており、
通常は2人掛りで呼吸を揃えて組立る等熟練を要し、こ
のため量産する場合の大きな障害となっていた。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、上述した従来の実情に鑑み、手作業で行っ
ていた内外枠の組立作業を機械的手段によって行い、作
業性を向上させると共に、生産性を高めるようにしたこ
とにある。
ていた内外枠の組立作業を機械的手段によって行い、作
業性を向上させると共に、生産性を高めるようにしたこ
とにある。
即ち、本発明は重量物となる内枠と外枠との組立に当
って蝶番の支軸の軸着を以て結合を果す実情に鑑み、内
枠の重量を機械的に保持し、且つ両枠の蝶着片相互の位
置合せを正確、且つ迅速に行って生産性を向上させるこ
とにある。
って蝶番の支軸の軸着を以て結合を果す実情に鑑み、内
枠の重量を機械的に保持し、且つ両枠の蝶着片相互の位
置合せを正確、且つ迅速に行って生産性を向上させるこ
とにある。
また、本発明は上述内外枠の組立に先立って枠整列、
保持の手段に検査ラインの組入れを行い、内枠内に組付
けられた諸種部品類の作動点検作業等を同時に実施し、
内外枠組立完了時には完成品として直ちに出荷に備えら
れるようにしたパチンコ機の組立装置を提供せんとする
ものである。
保持の手段に検査ラインの組入れを行い、内枠内に組付
けられた諸種部品類の作動点検作業等を同時に実施し、
内外枠組立完了時には完成品として直ちに出荷に備えら
れるようにしたパチンコ機の組立装置を提供せんとする
ものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上述した様に重量物たる内枠と外枠の組立を
正確且つ迅速に行うことを目的として発明されたもので
あって、その課題解決の一つの手段は組立る内,外枠を
一定の姿勢に保持し整列させること、そしてこの両枠の
結合時における向き合い関係を一つに特定することによ
って両者の位置合せを正確にして結合を図るようにした
ことにある。
正確且つ迅速に行うことを目的として発明されたもので
あって、その課題解決の一つの手段は組立る内,外枠を
一定の姿勢に保持し整列させること、そしてこの両枠の
結合時における向き合い関係を一つに特定することによ
って両者の位置合せを正確にして結合を図るようにした
ことにある。
そして加えるに上記一定の姿勢に保持し整列させるこ
とに合せて検査ラインへの接続をなし、その後内外枠の
結合をなすことによって生産性を向上させたものであ
る。
とに合せて検査ラインへの接続をなし、その後内外枠の
結合をなすことによって生産性を向上させたものであ
る。
更にこれを詳述すると、本発明は外枠を起立状態に保
持する外枠保持装置と、機構部品類,遊技板等を一体に
組付けた内枠を起立姿勢に保持しながら前後に間隔をお
いて並行状に整列させ前記外枠保持装置の側面方向に向
けて前進搬送する内枠搬送装置と、始端を上記内枠搬送
装置の終端側面に直角に接続し、終端を前記外枠保持装
置の前面側からこの外枠保持装置に保持される外枠の蝶
着側一側縁に直角に臨むように接続せしめるコ字形に編
成してなる検査ラインと、を配置し、内枠搬送装置にお
いて起立姿勢に保持しながらその終端に誘導した内枠を
横方向に移動させて前記検査ラインに移行させ諸種機構
部品類の検査点検を行うと共に、該検査ライン終端にお
いて内枠の蝶着側一側縁を前記外枠保持装置に保持する
外枠の蝶着側一側縁に直角に当接する如く移送させ、内
外枠の蝶着片相互を結合させ、併せて該外枠保持装置に
付設する内枠閉塞装置によって外枠に閉じ込み組立を完
成するようにしたパチンコ機の組立装置を提供するこ
と、及び上記組立装置において外枠保持装置と内枠搬送
装置は床面に沿った低位置に配置し、他方検査ラインは
その下辺を作業員の略腰高位置に配置して該検査ライン
の始端と終端に各設置するリフト装置を介して内枠搬送
装置と外枠保持装置に各接続してなるパチンコ機の組立
装置を提供することにある。
持する外枠保持装置と、機構部品類,遊技板等を一体に
組付けた内枠を起立姿勢に保持しながら前後に間隔をお
いて並行状に整列させ前記外枠保持装置の側面方向に向
けて前進搬送する内枠搬送装置と、始端を上記内枠搬送
装置の終端側面に直角に接続し、終端を前記外枠保持装
置の前面側からこの外枠保持装置に保持される外枠の蝶
着側一側縁に直角に臨むように接続せしめるコ字形に編
成してなる検査ラインと、を配置し、内枠搬送装置にお
いて起立姿勢に保持しながらその終端に誘導した内枠を
横方向に移動させて前記検査ラインに移行させ諸種機構
部品類の検査点検を行うと共に、該検査ライン終端にお
いて内枠の蝶着側一側縁を前記外枠保持装置に保持する
外枠の蝶着側一側縁に直角に当接する如く移送させ、内
外枠の蝶着片相互を結合させ、併せて該外枠保持装置に
付設する内枠閉塞装置によって外枠に閉じ込み組立を完
成するようにしたパチンコ機の組立装置を提供するこ
と、及び上記組立装置において外枠保持装置と内枠搬送
装置は床面に沿った低位置に配置し、他方検査ラインは
その下辺を作業員の略腰高位置に配置して該検査ライン
の始端と終端に各設置するリフト装置を介して内枠搬送
装置と外枠保持装置に各接続してなるパチンコ機の組立
装置を提供することにある。
以下、本発明装置について図示する実施例を基に詳述
し、その特徴とするところを明らかにする。
し、その特徴とするところを明らかにする。
[実施例] 第1図は本発明に係る組立装置の斜視図、第2図は一
部欠截せる拡大平面図である。
部欠截せる拡大平面図である。
図面において符号1は内枠Aを搬送する内枠搬送装置
であり、2は外枠Bを搬送する外枠搬送装置、3は外枠
保持装置で、4は検査ラインを示す。
であり、2は外枠Bを搬送する外枠搬送装置、3は外枠
保持装置で、4は検査ラインを示す。
内枠搬送装置1は前後に並行状に対設させたプーリー
間に多数の載置板5を並行に列設して無端に編成した搬
送ベルト6を水平に張架する一方、一側方にこの搬送ベ
ルト6に並行させて保持ベルト7張架し、このベルトの
長さの途中に備える保持金具8を搬送ベルト6と等速に
走行させるようにしたもので、作業員の持込み作業によ
って上記板5上に内枠Aを起立させ、その一側を保持金
具8に掛けて起立姿勢に保持し、この状態で搬送ベルト
6、保持ベルト7の運行で次々と前進させその終端に送
り込めるようにしてある。
間に多数の載置板5を並行に列設して無端に編成した搬
送ベルト6を水平に張架する一方、一側方にこの搬送ベ
ルト6に並行させて保持ベルト7張架し、このベルトの
長さの途中に備える保持金具8を搬送ベルト6と等速に
走行させるようにしたもので、作業員の持込み作業によ
って上記板5上に内枠Aを起立させ、その一側を保持金
具8に掛けて起立姿勢に保持し、この状態で搬送ベルト
6、保持ベルト7の運行で次々と前進させその終端に送
り込めるようにしてある。
9は上記搬送装置1の終端の一側方に備えた移送用シ
リンダー、10は移送用シリンダー9の押出しで送り出さ
れた内枠Aを高さを違えた検査ライン4に移行させるた
めのリフト装置である。
リンダー、10は移送用シリンダー9の押出しで送り出さ
れた内枠Aを高さを違えた検査ライン4に移行させるた
めのリフト装置である。
移送用シリンダー9はロッドの伸長によって内枠Aの
側面を突き出し、その前方に位置するリフト装置10の受
台11に移動させるもので、内枠Aを受けたリフト装置は
これを検出手段で確認したところでシリンダー12を作動
させ検査ライン4の下レール13の高さまで上昇させ、高
さを揃えたところで受台11に備えるベルトコンベアを駆
動して載置する内枠Aを検査ライン4に移行させること
になる。
側面を突き出し、その前方に位置するリフト装置10の受
台11に移動させるもので、内枠Aを受けたリフト装置は
これを検出手段で確認したところでシリンダー12を作動
させ検査ライン4の下レール13の高さまで上昇させ、高
さを揃えたところで受台11に備えるベルトコンベアを駆
動して載置する内枠Aを検査ライン4に移行させること
になる。
この検査ラインに至る内枠Aは内枠搬送装置1に次々
と載置することによって順次所定の間隔をおいて連続し
て移送用シリンダー9が待機する終端まで搬送され、こ
の搬送を検出して伸長作動する移送用シリンダーによっ
て次々とリフト装置10に送り込まれ検査ラインへと移送
されてくる。
と載置することによって順次所定の間隔をおいて連続し
て移送用シリンダー9が待機する終端まで搬送され、こ
の搬送を検出して伸長作動する移送用シリンダーによっ
て次々とリフト装置10に送り込まれ検査ラインへと移送
されてくる。
ところで、この実施例では検査ラインにおける作業性
を考慮してこれの下レール13を略腰の高さに揃えてあ
り、これがため略床面に沿って設けられる内枠装置1と
の工程差を解消するためリフト装置10を両者間に介挿し
たが、上記内枠搬送装置の高さ、特に終端の高さを揃え
た場合にはこりリフト装置10を省略することができる。
を考慮してこれの下レール13を略腰の高さに揃えてあ
り、これがため略床面に沿って設けられる内枠装置1と
の工程差を解消するためリフト装置10を両者間に介挿し
たが、上記内枠搬送装置の高さ、特に終端の高さを揃え
た場合にはこりリフト装置10を省略することができる。
検査ラインは図示する如くその始端を内枠搬送装置の
終端側面に対して直角状に臨ませ、搬送される内枠Aを
横向きの方向で受け取れるようにしてあり、下レール13
に並行して配設した上レール14との間に収めて下レール
に沿って張架したチェーンコンベアによって所要の長さ
区間横向きの状態でこの検査ラインを移動し、この間に
所定の検査作業が実施される。
終端側面に対して直角状に臨ませ、搬送される内枠Aを
横向きの方向で受け取れるようにしてあり、下レール13
に並行して配設した上レール14との間に収めて下レール
に沿って張架したチェーンコンベアによって所要の長さ
区間横向きの状態でこの検査ラインを移動し、この間に
所定の検査作業が実施される。
図中15は上レール14に沿って配設したパチンコ球の補
給樋であり、16は下レールBに沿って付設した集合樋、
17はこの集合樋に回収されたパチンコ球を上記補給樋15
に送る補給リフトである。
給樋であり、16は下レールBに沿って付設した集合樋、
17はこの集合樋に回収されたパチンコ球を上記補給樋15
に送る補給リフトである。
補給樋15の長さの途中に適宜間隔で分岐管を備え、下
を通る内枠Aに対して任意にパチンコ球の補給が出来る
ようにしてある。
を通る内枠Aに対して任意にパチンコ球の補給が出来る
ようにしてある。
ところで、ここに搬送されて来る内枠Aは額縁形に形
成した枠本体の背面に筐形の機構枠を一体に備え、その
背面に賞球関係の賞球装置、ヤーフ球(入賞球)を制御
するセーフ球制御機構や賞球の貯蓄タンク等の機構部品
類を備える一方、機構枠内部には遊技板を収め、更には
前面の下端には打球発射装置の操作グリップを、そして
その背後には発射駆動装置等パチンコ機において必要な
機構部品が装備されたものであり、最終検査が実施でき
るものとなって送られて来る。
成した枠本体の背面に筐形の機構枠を一体に備え、その
背面に賞球関係の賞球装置、ヤーフ球(入賞球)を制御
するセーフ球制御機構や賞球の貯蓄タンク等の機構部品
類を備える一方、機構枠内部には遊技板を収め、更には
前面の下端には打球発射装置の操作グリップを、そして
その背後には発射駆動装置等パチンコ機において必要な
機構部品が装備されたものであり、最終検査が実施でき
るものとなって送られて来る。
検査ラインにおける検査はレールに沿って移動しなが
ら、或は所要位置で停止させて行われるが、ここではラ
インの外に内枠の前面を向けた状態で送り込まれ、専ら
作業員は内枠前面に設備される部品、例えば操作グリッ
プや、遊技板前面に備えられる入賞口等に関し検査が行
われる。検査ライン4は往復2工程からなり、上記した
前面側の検査を行う第1の工程4aを終了すると、テスト
用パチンコ球を集合樋16に放出して方向変換装置18、移
動レール19、そして再び方向変換装置18を経由して第2
の工程4bに移行させ、ここで内枠の裏側部品の検査を行
うことになる。
ら、或は所要位置で停止させて行われるが、ここではラ
インの外に内枠の前面を向けた状態で送り込まれ、専ら
作業員は内枠前面に設備される部品、例えば操作グリッ
プや、遊技板前面に備えられる入賞口等に関し検査が行
われる。検査ライン4は往復2工程からなり、上記した
前面側の検査を行う第1の工程4aを終了すると、テスト
用パチンコ球を集合樋16に放出して方向変換装置18、移
動レール19、そして再び方向変換装置18を経由して第2
の工程4bに移行させ、ここで内枠の裏側部品の検査を行
うことになる。
第2の工程においては内枠の裏側をラインの外に向け
て移動させ、外側に待機する作業が所定位置で入賞装
置、賞球放出等の作動検査を行うが、ラインの内側に作
業員を配置して表裏両面からの検査を同時に行ってもよ
いこと勿論である。
て移動させ、外側に待機する作業が所定位置で入賞装
置、賞球放出等の作動検査を行うが、ラインの内側に作
業員を配置して表裏両面からの検査を同時に行ってもよ
いこと勿論である。
尚、この第2の工程で図面には示さないが、前記第1
の工程と同様に補給樋15並びに集合樋16を配設してパチ
ンコ球の補給を進めるようにすることは言うまでもな
い。
の工程と同様に補給樋15並びに集合樋16を配設してパチ
ンコ球の補給を進めるようにすることは言うまでもな
い。
検査ライン4は上述の様に構成され、その終端には前
記リフト装置10と全く同一のリフト装置20が接続され、
ラインを送られて来た検査完了の内枠を再び床上近くに
下降させて外枠保持装置3に送り届けることになる。
記リフト装置10と全く同一のリフト装置20が接続され、
ラインを送られて来た検査完了の内枠を再び床上近くに
下降させて外枠保持装置3に送り届けることになる。
外枠保持装置は外枠Bを起立姿勢に保持する保持枠21
と、この保持枠に内枠Aを誘導するガイドレール22、そ
してガイドレールを導動されて来る内枠Aを直接外枠の
一側部に接近させてそれぞれに分解して取付けた蝶番の
蝶着片相互の接近とこの両者の結合後内枠Aを外枠Bに
閉じ合せ、組立を完成させる内枠閉塞装置の結合台23を
備える一方、前記外枠搬送装置2から外枠を引き取るた
めの懸垂式の移送装置24を備える。
と、この保持枠に内枠Aを誘導するガイドレール22、そ
してガイドレールを導動されて来る内枠Aを直接外枠の
一側部に接近させてそれぞれに分解して取付けた蝶番の
蝶着片相互の接近とこの両者の結合後内枠Aを外枠Bに
閉じ合せ、組立を完成させる内枠閉塞装置の結合台23を
備える一方、前記外枠搬送装置2から外枠を引き取るた
めの懸垂式の移送装置24を備える。
外枠搬送装置2は前記内枠搬送装置1と並行して設置
され、終端を外枠保持装置3の側面に直角状に臨ませて
あり、この終端の上方に達するようにガイド棒25が外枠
保持装置から延び出し、このガイド棒に移送装置24が取
り付き両装置間を往復するようにしてある。
され、終端を外枠保持装置3の側面に直角状に臨ませて
あり、この終端の上方に達するようにガイド棒25が外枠
保持装置から延び出し、このガイド棒に移送装置24が取
り付き両装置間を往復するようにしてある。
この外枠搬送装置2は大きさを異にする2種の外枠を
別々に誘導する2条のレール26を並行に備え、各レール
に起立させた外枠Bを横向きに並べて次々と連続して前
送し、移送装置24が待機する終端へと送り出すようにし
てある。
別々に誘導する2条のレール26を並行に備え、各レール
に起立させた外枠Bを横向きに並べて次々と連続して前
送し、移送装置24が待機する終端へと送り出すようにし
てある。
移送装置は予じめ指定したレール26から外枠Bを受け
取り、吊り下げた状態でガイド棒25を案内に外枠保持装
置3へと移送し、ここで保持枠21に移して起立姿勢を保
ったまゝ横向き方向に送られて来た外枠を前方向に、即
ち外枠Bの向きをそのまゝにして移動方向を90度変えて
前記結合台23が待機する結合位置へと前進させる。この
とき外枠Bの蝶番の一方の蝶着片を設けた一側縁を上記
結合台23の先端部に位置合せして横向きに前進して来る
内枠Aの同じく蝶番の他方の蝶着片を設けた一側縁と対
面させる。
取り、吊り下げた状態でガイド棒25を案内に外枠保持装
置3へと移送し、ここで保持枠21に移して起立姿勢を保
ったまゝ横向き方向に送られて来た外枠を前方向に、即
ち外枠Bの向きをそのまゝにして移動方向を90度変えて
前記結合台23が待機する結合位置へと前進させる。この
とき外枠Bの蝶番の一方の蝶着片を設けた一側縁を上記
結合台23の先端部に位置合せして横向きに前進して来る
内枠Aの同じく蝶番の他方の蝶着片を設けた一側縁と対
面させる。
前記ガイドレール22はリフト装置20から受けた内枠A
をシリンダー27の作動で結合台23に送り出すもので、結
合台23は横向きに進む内枠Aをそのまゝ受け取り、蝶着
片を設けた一側縁が外枠保持装置の保持枠21によって先
に待機させた外枠Bの蝶着片を設けた一側縁に略衝合す
るまで案内する。そして内外両枠のそれぞれに備えた蝶
着片を上下に揃え、次に保持枠を上昇させて上下におい
て一方の螺着片に備えた支軸を他方の蝶着片に設けた軸
穴に嵌入させて蝶番相互を組合せ連結し、これを通して
内外枠を結合させる。そうしたのち、内枠Aを載置する
結合台23を弧状のレール28に沿ってシリンダー29の作動
によって上記蝶番を中心に90度回転させ、内枠Aを保持
枠21に支えた外枠Bの前面に閉じ合せてその自由縁側に
備えるフックを外枠側に備えるロック装置に係合させ両
枠の組立を完成させる。
をシリンダー27の作動で結合台23に送り出すもので、結
合台23は横向きに進む内枠Aをそのまゝ受け取り、蝶着
片を設けた一側縁が外枠保持装置の保持枠21によって先
に待機させた外枠Bの蝶着片を設けた一側縁に略衝合す
るまで案内する。そして内外両枠のそれぞれに備えた蝶
着片を上下に揃え、次に保持枠を上昇させて上下におい
て一方の螺着片に備えた支軸を他方の蝶着片に設けた軸
穴に嵌入させて蝶番相互を組合せ連結し、これを通して
内外枠を結合させる。そうしたのち、内枠Aを載置する
結合台23を弧状のレール28に沿ってシリンダー29の作動
によって上記蝶番を中心に90度回転させ、内枠Aを保持
枠21に支えた外枠Bの前面に閉じ合せてその自由縁側に
備えるフックを外枠側に備えるロック装置に係合させ両
枠の組立を完成させる。
次に組立を完了した上記パチンコ機をシリンダー30の
押出しで搬出レール31に誘導し梱包場に送り出すのであ
る。
押出しで搬出レール31に誘導し梱包場に送り出すのであ
る。
尚、図中32は内枠が検査ライン移動途中にレールによ
って、或は停止のためのストッパー等に衝合して損傷す
るのを防止するため内枠上縁部に被着する保護ブロック
の搬送装置であり、検査終了によってガイドレール22上
に案内されここで内枠から外された保護ブロックは順次
内枠搬送装置1の終端に向けて戻され、この終端からリ
フト装置10に移送される前に再び内枠上縁に被せて内枠
と共に検査ラインに送り出されることになる。
って、或は停止のためのストッパー等に衝合して損傷す
るのを防止するため内枠上縁部に被着する保護ブロック
の搬送装置であり、検査終了によってガイドレール22上
に案内されここで内枠から外された保護ブロックは順次
内枠搬送装置1の終端に向けて戻され、この終端からリ
フト装置10に移送される前に再び内枠上縁に被せて内枠
と共に検査ラインに送り出されることになる。
[発明の効果] 本発明の組立装置は上述実施例に説明した如く構成さ
れるもので、諸種の部品を組込んだ内枠は内枠搬送装置
に起立状態で載置整列させられることで順次姿勢を保持
したまゝ検査ラインに送り出され、この検査ライン上で
全ての部品の検査が行われたのちそのまゝ外枠との組立
位置に誘導され、これに待機する外枠とそれぞれの枠に
分解して取付けた蝶番の蝶番片相互の結合によって一つ
に結合されパチンコ機の組立を完成させることになり、
内枠搬送装置に内枠を搬入する作業と、外枠保持装置に
外枠を持込む作業によって連続的にパチンコ機の組立を
完成させることができ、従来作業員の手を通して蝶番相
互の結合作業を行い組立ていた作業を省略できる利点が
ある。
れるもので、諸種の部品を組込んだ内枠は内枠搬送装置
に起立状態で載置整列させられることで順次姿勢を保持
したまゝ検査ラインに送り出され、この検査ライン上で
全ての部品の検査が行われたのちそのまゝ外枠との組立
位置に誘導され、これに待機する外枠とそれぞれの枠に
分解して取付けた蝶番の蝶番片相互の結合によって一つ
に結合されパチンコ機の組立を完成させることになり、
内枠搬送装置に内枠を搬入する作業と、外枠保持装置に
外枠を持込む作業によって連続的にパチンコ機の組立を
完成させることができ、従来作業員の手を通して蝶番相
互の結合作業を行い組立ていた作業を省略できる利点が
ある。
そして、本発明装置は結合位置において前向きに起立
姿勢を保持して待機する外枠に対して内枠を同じく起立
姿勢を保ちながら横向きに前進させて外枠の蝶着片を設
ける一側縁に対して内枠の蝶着片を設ける一側縁を直角
状に臨ませ、これによって蝶着片相互の結合を可能にす
るもので、迅速な組立を可能にしている。
姿勢を保持して待機する外枠に対して内枠を同じく起立
姿勢を保ちながら横向きに前進させて外枠の蝶着片を設
ける一側縁に対して内枠の蝶着片を設ける一側縁を直角
状に臨ませ、これによって蝶着片相互の結合を可能にす
るもので、迅速な組立を可能にしている。
特に本発明装置においては外枠保持装置の側面に対
し、内枠搬送装置の進行方向を直角状に向けることによ
って結合時の外枠と内枠の向き合せを予じめ設定できる
利点があり、装置を単純化できる効果がある。
し、内枠搬送装置の進行方向を直角状に向けることによ
って結合時の外枠と内枠の向き合せを予じめ設定できる
利点があり、装置を単純化できる効果がある。
また、本発明装置は内外枠の組立工程中に内枠の諸種
部品類の検査ラインを接続し、最終検査を併せて完了で
きるものとなっていることから極めて効率的な組立が行
え、製造性を高める上で極めて有利である。
部品類の検査ラインを接続し、最終検査を併せて完了で
きるものとなっていることから極めて効率的な組立が行
え、製造性を高める上で極めて有利である。
第1図は本発明に係るパチンコ機の組立装置の全体斜視
図、第2図は上図の一部欠截した拡大平面図である。 1……内枠搬送装置、2……外枠搬送装置 3……外枠保持装置、4……検査ライン A……内枠、B……外枠
図、第2図は上図の一部欠截した拡大平面図である。 1……内枠搬送装置、2……外枠搬送装置 3……外枠保持装置、4……検査ライン A……内枠、B……外枠
Claims (2)
- 【請求項1】外枠を起立状態に保持する外枠保持装置
と、機構部品類,遊技板等を一体に組付けた内枠を起立
姿勢に保持しながら整列させ搬送する内枠搬送装置と、
始端を上記内枠搬送装置の終端に接続し、他方終端を前
記外枠保持装置に接続せしめる検査ラインと、を配置
し、前記内枠搬送装置において起立姿勢に保持しながら
終端に向け誘導する内枠を前記検査ラインに移行させて
諸種機構部品類の検査点検を行うと共に、該検査ライン
終端において該内枠の蝶着側一側縁を前記外枠保持装置
に保持する外枠の蝶着側一側縁に当接する如く移送して
内外枠の蝶着片相互を結合させ、併せて該外枠保持装置
に続けて付設する内枠閉塞装置によって内枠を外枠に閉
じ込み組立を完成するようにしたパチンコ機の組立装
置。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載するパチンコ
機の組立装置において、外枠保持装置と内枠搬送装置は
床面に沿った底位置に配置し、他方検査ラインはその下
辺を作業員の略腰高位置に配置して該検査ラインの始端
と終端にリフト装置を接続し、該リフト装置を介して前
記内枠搬送装置と外枠保持装置に各接続してなるパチン
コ機の組立装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11896688A JP2640827B2 (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 | パチンコ機の組立装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11896688A JP2640827B2 (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 | パチンコ機の組立装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01288288A JPH01288288A (ja) | 1989-11-20 |
JP2640827B2 true JP2640827B2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=14749687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11896688A Expired - Fee Related JP2640827B2 (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 | パチンコ機の組立装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2640827B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09168930A (ja) * | 1996-11-20 | 1997-06-30 | Heiwa Corp | パチンコ機の組立検査台 |
JP2001259206A (ja) * | 2000-03-21 | 2001-09-25 | Fuji Shoji:Kk | 弾球遊技機検査装置 |
-
1988
- 1988-05-16 JP JP11896688A patent/JP2640827B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01288288A (ja) | 1989-11-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN106217745B (zh) | 一种sim卡自动化生产系统 | |
CN108190510A (zh) | 一种产品漆面检测堆放装置 | |
CN208098650U (zh) | 产品漆面检测装置 | |
JP2640827B2 (ja) | パチンコ機の組立装置 | |
CN207998305U (zh) | 一种产品漆面检测堆放装置 | |
CN107934477A (zh) | 一种抽烟机自动翻转输送装置 | |
CN214114016U (zh) | 一种基于木制家具加工用送料装置 | |
CN114226264A (zh) | 物料检测设备 | |
JPH04169419A (ja) | 板状ワークの搬送装置 | |
JPH04505128A (ja) | 板材搬送装置 | |
JPS59128117A (ja) | 荷起こし装置 | |
JP2800128B2 (ja) | パチンコ機の検査工程に組込まれる昇降装置 | |
CN112429533B (zh) | 一种pcb板插框上下料设备及全自动等离子处理系统 | |
CN221594810U (zh) | 电路板成品外观检测设备 | |
EP1493691A2 (en) | Belt drive assembly for container inspection machine | |
CN219850901U (zh) | 一种包胶全自动检测机 | |
KR950003261Y1 (ko) | 자동 간봉 장치 | |
JP2696373B2 (ja) | パチンコ機の組立装置 | |
CN219649771U (zh) | 一种安全性高的装配装置 | |
CN221204161U (zh) | 一种发热丝组件角度调整装置 | |
JPH03166025A (ja) | パチンコ機の組立検査台 | |
JP2004208895A (ja) | 遊技機製造装置 | |
JPH0362623B2 (ja) | ||
JP2689213B2 (ja) | ベニヤスライサー | |
KR0146807B1 (ko) | 텔레비젼 세트 이송시스템의 텔레비젼 세트 직립 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |