JP2640411B2 - キャンドモータポンプ - Google Patents

キャンドモータポンプ

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JP2640411B2 JP4353712A JP35371292A JP2640411B2 JP 2640411 B2 JP2640411 B2 JP 2640411B2 JP 4353712 A JP4353712 A JP 4353712A JP 35371292 A JP35371292 A JP 35371292A JP 2640411 B2 JP2640411 B2 JP 2640411B2
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英夫 小林
忠俊 勝山
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D13/00Pumping installations or systems
    • F04D13/02Units comprising pumps and their driving means
    • F04D13/06Units comprising pumps and their driving means the pump being electrically driven
    • F04D13/0606Canned motor pumps
    • F04D13/0626Details of the can
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/12Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof specially adapted for operating in liquid or gas
    • H02K5/128Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof specially adapted for operating in liquid or gas using air-gap sleeves or air-gap discs

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はキャンドモータポンプ、
特に温水循環ポンプ等に適するキャンドモータポンプに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7により従来技術の内容・構成を説明
する。図7は従来より実施されているキャンドモータポ
ンプの構造例を示す断面図で本発明の出願人が特願平3
−108140号で出願したものである。該例では、モ
ータケーシング2とカップ状隔壁5との空間が固定子室
3で、固定子室3に駆動モータの固定子1が配置され、
前記隔壁5の反対側の面とポンプケーシング6との空間
が回転子室4及びこれと連接するポンプ室8で、ここに
回転子と一体を成すインぺラ9が配置されている。
【0003】そして流体の通路となるポンプ室8は、流
体の出入り口18を除いて気密構造とする為、前記隔壁
5とポンプケーシング6との当接面には例示Oリング7
のようにシール部材が併用されている。
【0004】又、インペラ9から伸長するボス部9−1
の内周面の両端に軸受13が装着され、該軸受13を介
して回転子永久磁石10と一体を成す前記インペラ9を
回転自在に支承する軸14は、其の両端が前記隔壁5の
底面5−1の中央に形成された軸受保持部5−2と、其
の反対側では前記ポンプケーシング6の中心部で複数の
足6−1と一体の軸受保持部6−2で固着保持される。
【0005】該例に示すキャクドモータポンプは、通電
部分が含まれる固定子1を収納する固定子室3と温水等
の流体の通路であるポンプ室とを隔離する為の前記隔壁
5を樹脂成型で形成する構成では、通常電磁鋼板より成
る前記固定子内周面の精度確保が容易であるのに対し、
樹脂で形成される隔壁5の円筒部外周面は成型寸法の面
でバラツキが避けられないことと、前記固定子と隔壁が
夫々材質が異なり温度変化による熱膨張に差が生ずる事
を考慮して、両者の嵌合寸法を緩く設定する必要が有
り、この為任意の部材同志の組合せでは両者の間に隙間
の発生が避けられなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】即ち上述の如き従来の
構成においては、該ポンプの実装運転での作動に際して
隔壁円筒部の振動を派生し運転時の騒音につながるとい
う問題が発生する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に成るキャンドモ
ータポンプは、固定子室とポンプ室とを隔離するカップ
状隔壁が樹脂で形成されると共に、該カップ状隔壁の円
筒部外周面に複数の小突起が形成され、該小突起を固定
子の内周面に圧接により固着保持される如く構成され
る。
【0008】
【作 用】上述の如き構成においては、樹脂成型による
隔壁の円筒部精度のバラツキの存在にも拘らず、部分的
圧接嵌合の手段で固定子内周面との嵌合固着保持を確実
にして、運転時の隔壁の振動発生を防ぎ、騒音を抑制で
きる作用効果がある。
【0009】
【実施例】以下図面によって本発明になるキャンドモー
タポンプの構成を説明する。図1は本発明になるキャン
ドポンプモータの第1の実施例の構造を示す断面図で、
図2は図1のA−A線に沿った断面図であり、図3は本
発明に成るキャンドポンプモータに使用する隔壁単体2
5の一部断面図である。本発明に成るキャンドポンプモ
ータの第1の実施例は、固定子室と回転子室とを隔離す
る隔壁の構造を、図3に示すように其の外周面に軸方向
に伸びる複数個の突起25−1を設け、該突起は隔壁2
5の外周面に配置される固定子1のポールピース1−1
と対向する位置に設けるようにする。
【0009】図1に示した本発明に成るキャンドモータ
ポンプの第1の実施例の構成は、図に示した従来技術の
キャンドモータポンプとカップ状隔壁の構造を除く他の
部分は同じであるので同じ符号を付けて其の説明を省略
する。図1においてカップ状隔壁25の円筒部は其の外
周面に複数の軸方向に伸びる突起25−1を設け、該突
起を固定子1のポールピース1−1の内周面に当接せし
めて圧入されている。図2は図1のA−A線に沿った断
面図で、隔壁25の外周面に複数の突起25−1(図示
の例では1個のポールピース1−1に対向する突起の数
が3個)が設けられている。図3は本発明に成るカップ
状隔壁25の単体の詳細図で一部断面を示してある。
隔壁25の円筒部外周面には複数の軸方向に伸びる小突
起25−1が、対向する固定子のポールピース1−1と
対応する位置に3個づつ適宜の間隔で設けられており、
前記小突起25−1の外径は固定子1の内径より僅かに
大きく形成されている。
【0010】前記固定子の内周面に、そのポールピース
1−1と対向する位置にカップ状隔壁25の円筒部を該
円筒部の外周面に設けた複数の小突起25−1を対向さ
せて圧入すると、隔壁の円筒部の弾性により隔壁の外周
面に設けられた小突起25−1の外周面は常に固定子の
内周面に圧接されるようになり、この小突起の外周面と
固定子の内周面と隙間は無くなるので振動の発生は抑制
され、騒音が減少する。
【0011】図1,図2及び3に示した第1の実施例に
おいて、隔壁25の円筒部外周面に設けた複数の軸方向
に伸びる小突起25−1が、軸方向に断続して連なる短
い小突起で形成されている構成としても良い。
【0012】図4は本発明に成るキャンドモータポンプ
の第2の実施例の構造を示す断面図で、図5は図4のA
−A線に沿った断面図、図6は隔壁単体の一部断面図で
ある。第2の実施例においては、カップ状隔壁の円筒部
外周面に複数の小突起が、該円筒部の円周方向に長く伸
びるように配置されている。図6に示すようにカップ状
隔壁35の円筒部外周面に複数(図示の例では3個)の
円周方向に伸びる小突起35−1が適宜の間隔をもって
設けられ、小突起35−1の外径は前記固定子の内径よ
り僅かに大きく設けられている。固定子の内周面にカッ
プ状隔壁35の円筒部を圧入すると、隔壁の円筒部の弾
性により円筒部の外周面に設けられた小突起35−1は
常に固定子の内周面に圧接され其の間に隙間は生じ無
い。
【0013】図4,図5及び図6に示す第2の実施例に
おいて、隔壁35の円筒部外周面に設けた円周方法に伸
びる小突起35−1を、円周方向に断続して連なる短い
小突起により構成することも出来る。
【0014】
【発明の効果】本発明に成るキャンドモータポンプは上
記のような構成であるので、カップ状隔壁が、該隔壁の
円筒部の外周面に設けられた小突起を固定子の内周面に
当接させて圧入されているので該隔壁円筒部の弾性によ
り固定子の内周面に固着保持されるから隔壁と固定子内
周面との間に隙間生ずること無く振動の発生が抑制され
騒音を低下できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に成るキャンドモータポンプの第1の例
を示す断面図である。
【図2】 図1に示す例のA−A’線に沿った
断面図である。
【図3】本発明に成るキャンドモータポンプの第1の例
の隔壁を示す一部断面図である。
【図4】本発明に成るキャンドモータポンプの第2例を
示す断面図である。
【図5】図4に示す例のA−A’線に沿った断面図であ
る。
【図6】本発明に成るキャンドモータポンプの第2の例
の隔壁を示す一部断面図である。
【図7】従来技術に成るキャンドモータポンプの例を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 :固定子 1−1:固定子のポールピース 2 :モータケーシング 3 :固定子室 4 :回転子室 5 :隔壁 5ー1:底面 5ー2:一方の軸保持部 5ー3:円筒部 6 :ポンプケーシング 6ー1:複数の足 6ー2:もう一方の軸保持部 7 :Oリング 8 :ポンプ室 9 :インペラ 9ー1:ボス部 10 :永久磁石 11 :回転子ヨーク 12 :回転子カバー 13 :軸受 14 :軸 18 :温水の出入り口 25 :第1の改良された隔壁 25−1:第1の改良された隔壁の外周面に設けた突起 26:接着剤 35 :第2の改良された隔壁 35−1:第2の改良された隔壁の外周面に設けた突起

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動モータの固定子収納用固定子室を形成
    するモータケーシングと、樹脂より成るカップ状隔壁
    と、該カップ状隔壁と共にインペラを収納するポンプ室
    を形成するポンプケーシングとを備えるキャンドモータ
    ポンプにおいて、前記カップ状隔壁の円筒部外周面に複
    数の小突起が形成され、該小突起と前記固定子の内周面
    との圧接により前記カップ状隔壁を固定子の内周面に固
    着保持する構成を特徴とするキャンドモータポンプ。
  2. 【請求項2】前記カップ状隔壁の円筒部外周面に形成さ
    れる複数の小突起が、軸方向に長い小突起であること、
    を特徴とする請求項1に記載のキャンドモータポンプ。
  3. 【請求項3】前記カップ状隔壁の円筒部外周面に形成さ
    れる複数の小突起が、軸方向に断続して連なる短い小突
    起であること、を特徴とする請求項1に記載のキャンド
    モータポンプ。
  4. 【請求項4】前記カップ状隔壁の円筒部外周面に形成さ
    れる複数の小突起が、円周方向に長い小突起であるこ
    と、を特徴とする請求項1に記載のキャンドモータポン
    プ。
  5. 【請求項5】前記カップ状隔壁の円筒部外周面に形成さ
    れる複数の小突起が、円周方向に断続して連なる短い小
    突起であること、を特徴とする請求項1に記載のキャン
    ドモータポンプ。
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