JP2639429B2 - 押花・押葉の連続的製造法 - Google Patents
押花・押葉の連続的製造法Info
- Publication number
- JP2639429B2 JP2639429B2 JP8236488A JP8236488A JP2639429B2 JP 2639429 B2 JP2639429 B2 JP 2639429B2 JP 8236488 A JP8236488 A JP 8236488A JP 8236488 A JP8236488 A JP 8236488A JP 2639429 B2 JP2639429 B2 JP 2639429B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leaves
- flowers
- pressed
- pressed flowers
- curved wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、乾燥植物である押花・押葉の製造法であ
る。
る。
押花・押葉は従来新聞等の間に植物を挟んで長時間脱
水し製造されており、又、種々の改良法例えば、ポリエ
チレンシートと厚紙に挟んでアイロンにより短時間に乾
燥させる方法(実公昭36−814号公報)、紙に挟んで押
圧しその後乾燥剤により乾燥させる方法(特開昭60−16
9401号公報)、高周波により誘電加熱してドライフラワ
ーを製造する方法(特開昭51−90625号公報)等が報告
されている。
水し製造されており、又、種々の改良法例えば、ポリエ
チレンシートと厚紙に挟んでアイロンにより短時間に乾
燥させる方法(実公昭36−814号公報)、紙に挟んで押
圧しその後乾燥剤により乾燥させる方法(特開昭60−16
9401号公報)、高周波により誘電加熱してドライフラワ
ーを製造する方法(特開昭51−90625号公報)等が報告
されている。
これらの公知の方法は、バッチ式であり、大量な生産
には必ずしも好ましくない。本発明は押花・押葉を連続
的且つ大量に生産する方法を提供するものである。
には必ずしも好ましくない。本発明は押花・押葉を連続
的且つ大量に生産する方法を提供するものである。
本発明は、花或いは葉等を加熱された曲壁面に通気性
ベルトで押圧することを特徴とする押花・押葉の連続的
製造法である。
ベルトで押圧することを特徴とする押花・押葉の連続的
製造法である。
さらに詳しくは、通常は内部に加熱用ヒーターが組み
込まれているドラムの形状をした加熱された曲壁面が回
転をし、該曲壁面の回転と共に移動する通気性ベルトを
連続的に押圧することのできる装置を使用して、花或い
は葉等を加熱脱水して押花・押葉を連続的に製造する方
法である。
込まれているドラムの形状をした加熱された曲壁面が回
転をし、該曲壁面の回転と共に移動する通気性ベルトを
連続的に押圧することのできる装置を使用して、花或い
は葉等を加熱脱水して押花・押葉を連続的に製造する方
法である。
押圧に当たっては、花或いは葉等を上下から柔軟な通
気性シートに挟んで、通気性ベルトで覆って行うのが、
花或いは葉等の押圧が均等となり、又、水分の蒸発が容
易となり好ましい。
気性シートに挟んで、通気性ベルトで覆って行うのが、
花或いは葉等の押圧が均等となり、又、水分の蒸発が容
易となり好ましい。
この場合の加熱温度は80℃以上、好ましくは100〜130
℃であり、加熱時間は花・葉の種類によるが、押花・押
葉にすることが適当であるものであれば2〜20分が適当
であり、肉薄のものであれば2〜6分が適当である。
℃であり、加熱時間は花・葉の種類によるが、押花・押
葉にすることが適当であるものであれば2〜20分が適当
であり、肉薄のものであれば2〜6分が適当である。
使用される通気性ベルトとしては、通気性を有するも
のであって、押圧する再の強度に耐えるものであれば任
意である。例えば、綿キャンバス等の布類、金属或いは
プラスチック類を網状にしたものなどがある。又、柔軟
な通気性シートとしては柔らかな紙、例えばトイレット
ペーパー、ティシュペーパー或いはティーバック用の
紙、布類又は連通気泡を有する1〜5mmの厚さのウレタ
ンフォームなどがあり、これらは単独又は組み合わせて
使用できる。
のであって、押圧する再の強度に耐えるものであれば任
意である。例えば、綿キャンバス等の布類、金属或いは
プラスチック類を網状にしたものなどがある。又、柔軟
な通気性シートとしては柔らかな紙、例えばトイレット
ペーパー、ティシュペーパー或いはティーバック用の
紙、布類又は連通気泡を有する1〜5mmの厚さのウレタ
ンフォームなどがあり、これらは単独又は組み合わせて
使用できる。
本発明によれば、柔軟な通気性シートの上に生の花・
葉を並べて形を整えて静置し、その上から柔軟な通気性
シートを被せて挟むことによって、曲壁面への花・葉の
付着が防止でき、作業静が格段に向上する。更に、押圧
する再にその圧力を緩和し、花・葉の表面の質感を保持
できる。又、花・葉の水分は加熱されて蒸発し、柔軟な
通気性シートに吸着され、更に通気性ベルトを通して蒸
散するので速やかに乾燥された押花・押葉が製造できる
のである。
葉を並べて形を整えて静置し、その上から柔軟な通気性
シートを被せて挟むことによって、曲壁面への花・葉の
付着が防止でき、作業静が格段に向上する。更に、押圧
する再にその圧力を緩和し、花・葉の表面の質感を保持
できる。又、花・葉の水分は加熱されて蒸発し、柔軟な
通気性シートに吸着され、更に通気性ベルトを通して蒸
散するので速やかに乾燥された押花・押葉が製造できる
のである。
花・葉の種類によっては、加熱により容易に変色する
ものがあり、自然色を保持、色褪を防止するためには、
速やかに乾燥させる必要があり、その場合、花・葉の上
下から柔軟なシートで挟み、更に乾燥紙に上、下又は上
下から挟んで、加熱された曲壁面に押圧することもでき
る。
ものがあり、自然色を保持、色褪を防止するためには、
速やかに乾燥させる必要があり、その場合、花・葉の上
下から柔軟なシートで挟み、更に乾燥紙に上、下又は上
下から挟んで、加熱された曲壁面に押圧することもでき
る。
本発明に於ける乾燥紙とは吸湿性を有するシートであ
り通常シート状乾燥剤として使用されているものであ
り、例えば、塩化カルシュウムをパルプに含漬させ、両
面を通気性のシートで積層したもの等がある。
り通常シート状乾燥剤として使用されているものであ
り、例えば、塩化カルシュウムをパルプに含漬させ、両
面を通気性のシートで積層したもの等がある。
本発明の方法で処理される花・葉には、特に限定はな
いが、各種植物の花・葉の他、茎、根、実等更にこけ
類、しだ類等も含まれ、花及び葉のみに限定されるもの
ではない。製造された押花・押葉は、そのまま或いは再
び配置等を調整して目的に応じて使用する。
いが、各種植物の花・葉の他、茎、根、実等更にこけ
類、しだ類等も含まれ、花及び葉のみに限定されるもの
ではない。製造された押花・押葉は、そのまま或いは再
び配置等を調整して目的に応じて使用する。
具体的な方法を第1図及び第2図により説明する。
矢印の方向へ回転するドラム(1)は表面が120℃に
保持され、ドラム(1)表面は、円柱の曲壁面を形成し
ている。ドラム(1)は直径約40cm、長さ約60cmであ
る。通気性ベルト(2)がドラム(1)の曲壁面に圧着
する様に巻きつけられ、張力付与ロール(4)及び圧着
ロール(8)で押圧力を付与し、ガイドロール(5,6及
び7)により案内され矢印の方向に移動している。
保持され、ドラム(1)表面は、円柱の曲壁面を形成し
ている。ドラム(1)は直径約40cm、長さ約60cmであ
る。通気性ベルト(2)がドラム(1)の曲壁面に圧着
する様に巻きつけられ、張力付与ロール(4)及び圧着
ロール(8)で押圧力を付与し、ガイドロール(5,6及
び7)により案内され矢印の方向に移動している。
生の花(9)・葉(10)は、柔軟な通気性シートであ
る紙(11)に挟み通気性ベルト(2)のA部に乗せる。
花・葉は、通気性ベルト(2)及び圧着ロール(8)で
曲壁面に圧着され、曲壁面と共に回転し、乾燥して受け
皿(3)に落ちる、ドラム(1)の回転速度は6分で1
回転する。
る紙(11)に挟み通気性ベルト(2)のA部に乗せる。
花・葉は、通気性ベルト(2)及び圧着ロール(8)で
曲壁面に圧着され、曲壁面と共に回転し、乾燥して受け
皿(3)に落ちる、ドラム(1)の回転速度は6分で1
回転する。
製造された押花・押葉は褪色のない、質感の優れてい
るものであり、充分乾燥していた。
るものであり、充分乾燥していた。
本発明の方法によると、生の花・葉を押花・押葉にす
る場合の取扱が容易で、加熱する曲壁面に付着せず、連
続操作が可能で、乾燥が速やかであるので能率的であ
り、また自然色の褪色、変色が少ない。
る場合の取扱が容易で、加熱する曲壁面に付着せず、連
続操作が可能で、乾燥が速やかであるので能率的であ
り、また自然色の褪色、変色が少ない。
第1図……断面図 第2図……斜視図 1:ドラム、2:通気性ベルト 3:受け皿、4:張力付与ロール 5,6及び7:ガイドロール 8:圧着ロール、9:花 10:葉、11:紙
Claims (2)
- 【請求項1】花、葉、茎、根或いは実を加熱された曲壁
面に通気性ベルトで押圧することを特徴とする押花・押
葉の連続的製造法。 - 【請求項2】花、葉、茎、根或いは実を柔軟な通気性シ
ートに挟んで押圧することを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8236488A JP2639429B2 (ja) | 1988-04-05 | 1988-04-05 | 押花・押葉の連続的製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8236488A JP2639429B2 (ja) | 1988-04-05 | 1988-04-05 | 押花・押葉の連続的製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01254601A JPH01254601A (ja) | 1989-10-11 |
JP2639429B2 true JP2639429B2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=13772528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8236488A Expired - Fee Related JP2639429B2 (ja) | 1988-04-05 | 1988-04-05 | 押花・押葉の連続的製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2639429B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100419714B1 (ko) * | 2001-06-20 | 2004-02-21 | 이원경 | 네잎클로버를 이용한 장신구 제조방법 |
-
1988
- 1988-04-05 JP JP8236488A patent/JP2639429B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01254601A (ja) | 1989-10-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2639429B2 (ja) | 押花・押葉の連続的製造法 | |
US4908918A (en) | Method and apparatus for compressive shrinkage of tubular fabric | |
GB2055689A (en) | Face and hand cloth | |
JP2632374B2 (ja) | 押花・押葉の製造方法 | |
JPH0154470B2 (ja) | ||
EP0808443B1 (en) | Drying plant material | |
JP2655166B2 (ja) | 押花の製造法 | |
CA2318777A1 (en) | System and method for threading a moist web in a pulp dryer or the like from one section to the following section | |
JPH01258601A (ja) | 植物の乾燥整形法 | |
JP5778406B2 (ja) | 押花絵の製造方法 | |
JP3736874B2 (ja) | 押花乾燥方法および押花乾燥装置 | |
JPS6344464A (ja) | 食品用包装材 | |
JP2708754B2 (ja) | 押し花用乾燥方法 | |
JP2595428B2 (ja) | 押花及びラミネート加工押花の兼用作製器 | |
JP5662072B2 (ja) | 押花絵の製作方法 | |
JPS6214521B2 (ja) | ||
JPH0139681Y2 (ja) | ||
JP2614750B2 (ja) | 押花および押葉の製造方法 | |
JPS5810052B2 (ja) | シ−ト状食品の製造装置 | |
JP3575816B2 (ja) | 押花用具 | |
JP2600146Y2 (ja) | 押花乾燥マット | |
Pike | Plant pressing with plastic sponges | |
JPH0449202A (ja) | 押し花の作製方法及び押し花作製用器具 | |
JPH0568843A (ja) | 除湿剤 | |
JPS57112301A (en) | Dryer for pressed flower |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |