JP2639225B2 - 事務机システム - Google Patents

事務机システム

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JP2639225B2
JP2639225B2 JP3028526A JP2852691A JP2639225B2 JP 2639225 B2 JP2639225 B2 JP 2639225B2 JP 3028526 A JP3028526 A JP 3028526A JP 2852691 A JP2852691 A JP 2852691A JP 2639225 B2 JP2639225 B2 JP 2639225B2
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Japan
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徹志 権藤
悟 小谷
賢一 鏡
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)
  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は会社、事務所などの居室
を簡易的に区分けする仕切板に使用される仕切板支持柱
及びそれを使用した事務机システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の仕切板支持柱は広い居室
を簡易的に区分けする仕切板の支持器具として使用さ
れ、支持板同志を勘合させ、さらに床との固定をおこな
うものであった。
【0003】また、仕切板支持柱を多目的に利用するも
のとしては電源コンセントを備えつけたり、照明用スイ
ッチを備えつける程度であった。
【0004】また、こうした仕切板と事務机を組み合わ
せた事務机システムとして、個別の事務室を形成した
り、集合した事務机の間にわざわざ仕切板をいれ、周囲
から隔離することにより個別な作業空間を持たすオフィ
スガ近年増えてきている。
【0005】一方、職場においては、近年のめざましい
OA化によって、ワープロ、パソコン、ファクシミリ、
電話機等の事務機器の利用により、事務机の上には、パ
ソコン、ワープロなどのディスプレイ装置、キーボー
ド、プリンタなどが置かれ、さらに電話機が設置されて
いるといった状況であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記状
況においては、ディスプレイ装置を事務机に置いた場
合、ほとんど他の書類などが置けなかったり、キーボー
ド、プリンタや電話機などの接続ケーブルや電話線など
が事務机上を乱雑に引き回されたりして見ばえが悪く、
作業性を悪くする原因となっていた。
【0007】また、仕切板と事務机を組み合わせた事務
机システムとした簡易事務室の場合、周囲から隔離され
る一方、空気の循環が悪く、特にこうした所に事務機器
を多く設置した場合、事務機器からの発熱により、周囲
温度を上昇させてしまう問題があった。
【0008】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、事務機器に使用されているさまざまな接続
ケーブルや電源ケーブルなどを収納し、空調用ダクトを
備えた優れた仕切板支持柱及びこの仕切板支持柱を使用
した事務机システムを提供することを目的とするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、筒状柱の内部にエアコンダクトと信号ケー
ブル挿入用空洞を形成し、上記筒状柱の下方より、上記
エアコンダクトにエアーを送り込み、上記筒状柱の側面
に形成した冷気吸出口より上記エアーを吹き出させると
共に、上記筒状柱の下方より上記信号ケーブル挿入用空
洞に信号ケーブルを収納させ、上記筒状柱の側面に形成
したケーブル取出口より上記信号ケーブルを取り出すよ
うにしたものである。
【0010】また、本発明は上記目的を達成するため
に、エアコンダクト及び信号ケーブル挿入用空洞等を形
成する筒状柱を複数立設させ、この筒状柱により仕切板
を保持させ、上記仕切板に事務用デスクを並設し、上記
筒状柱の冷気吸出口をディスク側に配置した事務机シス
テム。
【0011】
【作用】したがって、本発明の仕切板支持柱によれば、
エアコンダクトを床下のエアコンチャンバー、ファンユ
ニットなどに連結することによって、床下の冷気をエア
コンダクトを介し、仕切板支持柱側の冷気吸出口より送
風させることができ、空気の循環作業ができるという効
果を有する。
【0012】さらに、本発明の仕切板支持柱によれば、
エアコンダクト以外の仕切板支持柱の空洞部に電源ケー
ブル、電話線、事務機器等のケーブルを収納できるとい
う効果を有する。
【0013】また、本発明の仕切板支持柱を使用した事
務机システムによれば、ディスプレイ装置、キーボー
ド、プリンタなどの事務機器及びこれらの事務機器間の
配線を仕切板支持柱に収納することができ、事務机上の
省線化が図れ作業性が向上するという効果を有する。
【0014】
【実施例】図1は本発明である仕切板支持柱の実施例の
概略縦断面図であり、図2は本発明である仕切板支持柱
の実施例の横断面図である。図1において、1は仕切板
を立設させる筒状柱の仕切板支持柱であり、フロア面1
0に固定されている。2は空調用エアコンの冷気を送る
エアコンダクトであり、筒状柱の内部中央の長手方向に
沿って設けられており、フロア面10にあけられた冷気
取入口4に接続されており、また仕切板支持柱1の側面
に設けられた冷気吹出口3につながっている。5は電子
機器7の電源ケーブルであり、6は電子機器7と他の電
子機器(図示せず)を結ぶ信号ケーブルである。電源ケ
ーブル5および信号ケーブル6は床面を通り、上記筒状
柱の仕切板支持柱1の内部の上記エアコンダクトの周囲
に長手方向に沿って設けた電源ケーブル用のダクトおよ
び信号ケーブル用のダクトそれぞれ通ってケーブル取
出口13を抜け、電子機器7に接続される。8は間接照
明用電球であり、天井に向けられた光が反射されてオフ
ィスの照明となるものである。また、床下には電源ケー
ブル5、信号ケーブル6のかエアコン用の床下エアコ
ンチャンバー11とファンユニット12が備えられてい
る。
【0015】次に上記実施例のエアコンの送風について
説明する。上記実施例において、エアコンダクト2はフ
ロア面10の冷気取入口4に接続されているので、床下
エアコンチャンバー内に冷気が送られてくればファンユ
ニット12で送風された冷気がエアコンダクト2を介し
冷気吸出口3より排出される。
【0016】また、図2において、9は仕切板を挟み込
んで固定するための仕切板取付溝であり、仕切板支持柱
に通常、対角方向に一対ずつ備えられている。
【0017】図3は本発明である仕切板支持柱を使用し
た事務机システムの概略斜視図である。図3において、
15は平面仕切板である。I型仕切板であり、16は湾
曲仕切板であるJ型仕切板である。I型仕切板15、J
型仕切板16は共に図2上の仕切板取付溝9によって挟
み込まれているため仕切板支持柱1によって固定されて
いる。J型デスク17、デスク18、U型デスク19は
いずれも仕切板に合わせて作られた事務机である。20
はディスプレイ装置であり、21はワープロやパソコン
などのプリンタであり、22はスポット照明であり、2
3はコードレス電話用充電器である。
【0018】次に上記実施例の事務機器の配線について
説明する。図3においてディスプレイ装置20はI型仕
切板15に取付られており、信号ケーブル及び電源ケー
ブルはI型仕切板15の内部を通り、仕切板支持柱1の
仕切板取付溝に設置されたケーブル取出口によって接続
されている。(図示せず)また、プリンタ21はU型デ
スク19に内蔵されており、ワープロ、パソコン本体及
びキーボードとは信号線で接続され、これら信号線は仕
切板支持柱を介して接続される。さらに、スポット照明
22、コードレス電話用充電器23は仕切板支持柱に直
接取付られており、各々仕切板支持柱の電源ケーブルよ
り電源を直接取り入れることにより接続されている。
【0019】このように、上記実施例によれば、エアコ
ンダクト2をフロア面10の冷気取入口4に接続し、床
下エアコンチャンバー11ファンユニット12によって
床下の冷気をエアコンダクト2を介し、冷気吸出口より
排出できるので空気の循環作業ができるという効果を有
する。
【0020】また、上記実施例によれば、エアコンダク
ト以外の仕切板支持柱1の空洞部に電源ケーブル5、信
号ケーブル6を収納することにより、仕切板に取付られ
たディスプレイ装置20やU型デスク19に収納された
プリンタ21やスポット照明22などに使用される各種
ケーブルの引き回しが簡素化され、事務机の省線化が図
れる効果を有する。
【0021】なお、実施例ではエアコンダクトの冷気吸
出口3を主に事務机上に配置したが、冬期においての足
もと暖房用として事務机下にも吸出口を設置してもよい
し、あるいは別のエアコンダクトを設けて冷暖2種類の
送風を行なってもよい。この場合はさらに空気の循環が
良くなり、快適な空調が得られる。
【0022】また、実施例には記載していない、電源コ
ンセント、照明用調光スイッチあるいはBGMなどの音
楽を流すスピーカーなどを仕切板支持柱に内蔵させても
よい。この場合はさらに事務机作業等の効率が向上する
という効果を有する。
【0023】
【発明の効果】本発明は上記実施例により明らかなよう
に、職場環境を快適にするものであり、空調された吸出
口が事務机の近くに設置されているため、常に新鮮な空
気を取り入れて作業ができるという効果を有する。
【0024】さらに本発明によれば、事務機器などの信
号ケーブルや電源ケーブルを仕切板支持柱と床下によっ
て配線でき、わざわざ信号ケーブル等の配線設備を別に
設ける必要がなく、配線設備で見せることなくオフィス
の美観を保つという効果を有する。
【0025】また、本発明の仕切板支持柱を仕切板と事
務机とともに組み合わせたシステム事務机によれば、デ
ィスプレイ装置、キーボード、プリンタなどの事務機器
の配線を仕切板支持柱に収納することができ、事務机上
の省線化が図れ、フレキシブルな事務機器の設置方法が
できるという。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である仕切板支持柱の実施例の概略縦断
面図
【図2】本発明である仕切板支持柱の実施例の横断面図
【図3】本発明である仕切板支持柱を使用した事務机シ
ステムの概略斜視図
【符号の説明】
1 仕切板支持柱 2 エアコンダクト 3 冷気吹出口 4 冷気取入口 5 電源ケーブル 6 信号ケーブル 7 電子機器 8 間接照明用電球 9 仕切板取付溝 10 フロア面 11 床下エアコンチャンバー 12 ファンユニット 13 ケーブル取出口 15 I型仕切板 16 J型仕切板 17 J型デスク 18 デスク 19 U型デスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−161547(JP,A) 実開 昭62−2943(JP,U) 実開 平2−58645(JP,U) 実開 昭58−181730(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状柱の内部中央の長手方向に沿って設
    けたエアコンダクトと、上記筒状柱の内部の上記エアコ
    ンダクトの周囲に長手方向に沿って設けた信号ケーブル
    用のダクトおよび電源ケーブル用のダクトと、上記筒状
    柱の外部に長手方向に沿って設けた仕切板取付溝と、上
    記筒状柱の外部に上記エアコンダクトと連通するよう設
    けた吹出口とを備えた仕切板支持柱を設け、上記仕切板
    支持柱を床面に複数立設し、これら複数の仕切板支持柱
    の上記仕切板取付溝に平面板状の仕切板を保持して設
    け、上記仕切板に事務用デスクを並設し、上記吹出口を
    上記デスク方向に向けて配した事務机システム
JP3028526A 1991-02-22 1991-02-22 事務机システム Expired - Fee Related JP2639225B2 (ja)

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