JP2639180B2 - ディップスイッチ - Google Patents
ディップスイッチInfo
- Publication number
- JP2639180B2 JP2639180B2 JP2170245A JP17024590A JP2639180B2 JP 2639180 B2 JP2639180 B2 JP 2639180B2 JP 2170245 A JP2170245 A JP 2170245A JP 17024590 A JP17024590 A JP 17024590A JP 2639180 B2 JP2639180 B2 JP 2639180B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- hole
- switch
- dip switch
- internal pressure
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディップスイッチに係り、特にスイッチケ
ース内部の内圧の増加を防止するディップスイッチに関
する。
ース内部の内圧の増加を防止するディップスイッチに関
する。
従来、第5図に示すようなディップスイッチが知られ
ている。
ている。
即ち、箱型のケース1の表面に、可動スイッチ移動用
の孔2をケース1の長手方向に複数有し、ケースの内部
から外部に各々の孔2から突出して摘み3aを有するスイ
ッチ本体3が設けられている。
の孔2をケース1の長手方向に複数有し、ケースの内部
から外部に各々の孔2から突出して摘み3aを有するスイ
ッチ本体3が設けられている。
端子足4はケース1内部から外部に貫通して設けられ
ている。
ている。
スイッチ本体3は、図示しない可動接点を有し、この
スイッチ本体3を移動させると、可動接点がケース1内
部で端子足4上を移動し、オン,オフを切り換える。ま
た、洗浄工程の際、ケース1内への洗浄液の流入を防止
するため、ケース1の端子足貫通部5は密封構造とされ
ている。
スイッチ本体3を移動させると、可動接点がケース1内
部で端子足4上を移動し、オン,オフを切り換える。ま
た、洗浄工程の際、ケース1内への洗浄液の流入を防止
するため、ケース1の端子足貫通部5は密封構造とされ
ている。
さらに、ケース1表面に洗浄液流入防止用のシート6
が一面に貼られている。
が一面に貼られている。
このように、ディップスイッチは洗浄を可能とするた
め、シート6により、密封構造とし、洗浄液の流入を防
止していた。
め、シート6により、密封構造とし、洗浄液の流入を防
止していた。
ところが、リフロー時、例えば270℃程度の槽を通過
させると、ケース1内部の空気が膨張し、シート6が剥
離してしまう。このため、洗浄の際、洗浄液がスイッチ
本体移動用の孔2から流入し、電気的特性に悪影響を及
ぼす。
させると、ケース1内部の空気が膨張し、シート6が剥
離してしまう。このため、洗浄の際、洗浄液がスイッチ
本体移動用の孔2から流入し、電気的特性に悪影響を及
ぼす。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、高
温槽通過時に、ケース内部の空気の膨張により生じるケ
ースの内圧の増加を減少させ、シートの剥離を防止し、
洗浄時にケース内部への洗浄液の流入を防止することの
できるディップスイッチを提供することを目的とする。
温槽通過時に、ケース内部の空気の膨張により生じるケ
ースの内圧の増加を減少させ、シートの剥離を防止し、
洗浄時にケース内部への洗浄液の流入を防止することの
できるディップスイッチを提供することを目的とする。
本発明では、可動スイッチ移動用の孔が表面に設けら
れた箱型のケースと、このケースの内部に設けられ操作
用摘みが孔から突出したスイッチ本体と、ケースの2つ
の側面にそれぞれ設けられた複数の端子足とを備えたデ
ィップスイッチにおいて、ケースの側面に空気通過用の
孔を設け、この孔に、空気を通過してディップスイッチ
の洗浄液は通過しない半透膜を頭部に配置した栓状の内
圧調整手段をパッキンを介して密封構造となるように嵌
挿したことを特徴としている。
れた箱型のケースと、このケースの内部に設けられ操作
用摘みが孔から突出したスイッチ本体と、ケースの2つ
の側面にそれぞれ設けられた複数の端子足とを備えたデ
ィップスイッチにおいて、ケースの側面に空気通過用の
孔を設け、この孔に、空気を通過してディップスイッチ
の洗浄液は通過しない半透膜を頭部に配置した栓状の内
圧調整手段をパッキンを介して密封構造となるように嵌
挿したことを特徴としている。
すなわち本発明では、ケースの側面に設けられた空気
通過用の孔にパッキンを介して栓状の内圧調整手段を嵌
挿し、その頭部に設けられた半透膜から空気抜きを行う
ようにしている。この半透膜は、空気を通過してディッ
プスイッチの洗浄液は通過しない特性を有しているの
で、洗浄液がディップスイッチ内部に流入することはな
い。
通過用の孔にパッキンを介して栓状の内圧調整手段を嵌
挿し、その頭部に設けられた半透膜から空気抜きを行う
ようにしている。この半透膜は、空気を通過してディッ
プスイッチの洗浄液は通過しない特性を有しているの
で、洗浄液がディップスイッチ内部に流入することはな
い。
以下、本発明の一実施例を第1図〜第4図を参照して
説明する。
説明する。
箱型のケース11の表面に、スイッチ本体移動用の孔12
が、ケース11長手方向に複数設けられている。このケー
ス11の内部にはスイッチ本体13が設けられ、このスイッ
チ本体13の操作用摘み13aがケース11の孔12から突出し
ている。
が、ケース11長手方向に複数設けられている。このケー
ス11の内部にはスイッチ本体13が設けられ、このスイッ
チ本体13の操作用摘み13aがケース11の孔12から突出し
ている。
なお、スイッチ本体13はケース11長手方向に対し、垂
直に移動可能となっている。
直に移動可能となっている。
端子足14はスイッチ本体13の移動方向に垂直に面する
側面に、ケース11の長手方向の軸に対し、軸対称に、ケ
ース11内部から外部に貫通して設けられている。スイッ
チ本体13は、可動接点15を有し、スイッチ本体13を移動
させると、この可動接点15が端子足14上を移動し、オ
ン,オフを切り換える。
側面に、ケース11の長手方向の軸に対し、軸対称に、ケ
ース11内部から外部に貫通して設けられている。スイッ
チ本体13は、可動接点15を有し、スイッチ本体13を移動
させると、この可動接点15が端子足14上を移動し、オ
ン,オフを切り換える。
また、洗浄工程の際、ケース11内への洗浄液の流入を
防止するため、ケース11の端子足貫通部16は密封構造と
されている。
防止するため、ケース11の端子足貫通部16は密封構造と
されている。
なお、洗浄時には、ケース11表面に洗浄液流入防止用
のシート17が一面に貼られる。
のシート17が一面に貼られる。
このものにおいて、ケース11の側面に空気通過用の孔
18が設けられ、さらに、この孔18に栓状の内圧調整手段
19が設けられている。
18が設けられ、さらに、この孔18に栓状の内圧調整手段
19が設けられている。
この内圧調整手段19は、キャップ20に、空気は通すが
洗浄液は通さない半透膜21が設けられている。
洗浄液は通さない半透膜21が設けられている。
また、キャップ裏面側22に、くさび形の突起23を有す
るケース11への固定手段24が設けられている。
るケース11への固定手段24が設けられている。
この内圧調整手段19は、密封構造を保つため、ゴムパ
ッキン25を介して孔18に嵌挿され、固定手段24によりケ
ース11に固定される。
ッキン25を介して孔18に嵌挿され、固定手段24によりケ
ース11に固定される。
ディップスイッチが面実装のために高温のリフロー槽
を通る際、スイッチケース11内部の空気が膨張する。し
かし、膨張した空気は内圧調整手段19のキャップ20表面
に設けられた半透膜21を通過してケース11外部に放出さ
れる。
を通る際、スイッチケース11内部の空気が膨張する。し
かし、膨張した空気は内圧調整手段19のキャップ20表面
に設けられた半透膜21を通過してケース11外部に放出さ
れる。
このような本実施例によれば、ケース11の側面に空気
通過用の孔18を設けるとともに、この孔18に栓状の内圧
調整手段19とを設け、ケース11の内圧増加を防止するよ
うにしたことで、高温のリフロー槽を通る際、ケース11
に貼られたシート17が剥離せず、密封構造が保てる。こ
のため、ディップスイッチの内部に洗浄液が流入するこ
となく、洗浄することができる。
通過用の孔18を設けるとともに、この孔18に栓状の内圧
調整手段19とを設け、ケース11の内圧増加を防止するよ
うにしたことで、高温のリフロー槽を通る際、ケース11
に貼られたシート17が剥離せず、密封構造が保てる。こ
のため、ディップスイッチの内部に洗浄液が流入するこ
となく、洗浄することができる。
以上説明したように本発明によれば、ケースの側面に
設けられた空気通過用の孔にパッキンを介して栓状の内
圧調整手段を嵌挿し、その頭部に設けられた半透膜から
空気抜きを行うようにしたので、ディップスイッチケー
スの内圧増加を防止することができると共に、洗浄液に
対して密封構造を保つことができる。しかも小孔を設け
てこれを空気圧によって開閉する機械的な構造に比べ
て、塵や埃に対して強く洗浄液の流入を信頼性良く防止
することができるので、ディップスイッチの洗浄が確実
かつ容易に行えるという効果が奏される。
設けられた空気通過用の孔にパッキンを介して栓状の内
圧調整手段を嵌挿し、その頭部に設けられた半透膜から
空気抜きを行うようにしたので、ディップスイッチケー
スの内圧増加を防止することができると共に、洗浄液に
対して密封構造を保つことができる。しかも小孔を設け
てこれを空気圧によって開閉する機械的な構造に比べ
て、塵や埃に対して強く洗浄液の流入を信頼性良く防止
することができるので、ディップスイッチの洗浄が確実
かつ容易に行えるという効果が奏される。
第1図は本発明の一実施例に係るディップスイッチの斜
視図、第2図は第1図の断面図、第3図は内圧調整手段
の斜視図、第4図は第1図のIV−IV線断面図、第5図は
従来のディップスイッチの斜視図である。 11……ケース、 12……孔、 13……スイッチ本体、 14……端子足、 18……空気通過用の孔、 19……内圧調整手段。
視図、第2図は第1図の断面図、第3図は内圧調整手段
の斜視図、第4図は第1図のIV−IV線断面図、第5図は
従来のディップスイッチの斜視図である。 11……ケース、 12……孔、 13……スイッチ本体、 14……端子足、 18……空気通過用の孔、 19……内圧調整手段。
Claims (1)
- 【請求項1】可動スイッチ移動用の孔が表面に設けられ
た箱型のケースと、このケースの内部に設けられ操作用
摘みが前記孔から突出したスイッチ本体と、前記ケース
の2つの側面にそれぞれ設けられた複数の端子足とを備
えたディップスイッチにおいて、 前記ケースの側面に空気通過用の孔を設け、この孔に、
空気を通過してディップスイッチの洗浄液は通過しない
半透膜を頭部に配置した栓状の内圧調整手段をパッキン
を介して密封構造となるように嵌挿したことを特徴とす
るディップスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2170245A JP2639180B2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | ディップスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2170245A JP2639180B2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | ディップスイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0462733A JPH0462733A (ja) | 1992-02-27 |
JP2639180B2 true JP2639180B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=15901365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2170245A Expired - Lifetime JP2639180B2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | ディップスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2639180B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103578832A (zh) * | 2013-11-05 | 2014-02-12 | 安徽工贸职业技术学院 | 一种拨动式电源开关 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6338232U (ja) * | 1986-08-29 | 1988-03-11 | ||
JPH0436009Y2 (ja) * | 1986-10-09 | 1992-08-26 |
-
1990
- 1990-06-29 JP JP2170245A patent/JP2639180B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0462733A (ja) | 1992-02-27 |
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