JPH0525141Y2 - - Google Patents

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JPH0525141Y2
JPH0525141Y2 JP1986200180U JP20018086U JPH0525141Y2 JP H0525141 Y2 JPH0525141 Y2 JP H0525141Y2 JP 1986200180 U JP1986200180 U JP 1986200180U JP 20018086 U JP20018086 U JP 20018086U JP H0525141 Y2 JPH0525141 Y2 JP H0525141Y2
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JP
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switch
closed end
cover
operator
end surface
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JP1986200180U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は改良された封止形スイツチに関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来この種の封止形スイツチとして実開昭61−
18537号に示す考案が提案されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
この先行技術は、カバー下端面とストライカの
上端面との間にシール部材を介装し、このシール
部材にストライカをスライド自在に圧接対応させ
るとともに、これらシール部材とストライカのシ
ール面に潤滑材による潤滑被膜を形成したもので
あるが、プリント基板の洗浄等により、シール
面の一部の潤滑皮膜が流失を招く虞がある;密
閉構造とするために使用したシール部材及び潤滑
被膜が外気中のガスにより劣化し密閉性が低下す
る;等の欠点があつた。
従つて本考案の目的は、シール性が高く、外気
とスイツチハウジングに設けたスイツチ接触機構
とを完全に遮断し、塵埃の侵入にない封止形スイ
ツチを提供することにある。
本考案の他の目的は、耐久性の優れた封止形ス
イツチを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
スイツチハウジングと、 スイツチハウジングに被装し、スイツチ操作子
の移動部を挿通する挿通孔を備えた覆蓋と、 前記覆蓋の挿通孔を閉塞する閉塞端面を備えた
スイツチ操作子を具備し、 前記スイツチ操作子の閉塞端面と前記覆蓋とを
磁性板で形成するとともに、前記閉塞端面に磁性
流体溜用の周溝を設け、かつ前記閉塞端面とこの
閉塞端面に対向する前記覆蓋内壁頂面との間に磁
性流体による被膜を形成し、もつて外気とスイツ
チハウジングに設けたスイツチ接触機構とを遮断
シールしたことを特徴としている。
〔実施例〕
本考案の封止形スイツチの一実施例を図面にし
たがつて説明する。
第1図は本考案に係る封止形スイツチの中央縦
断面略図、第2図はその構成部品を示す分解斜視
図である。
これらの図において、本考案に係る封止形スイ
ツチ1は、スイツチハウジング2と、このハウジ
ング2に被装し、スイツチ操作子10の移動部1
1(第1図)を挿通する挿通孔6を備えた覆蓋5
と、前記挿通孔6を閉塞する閉塞端面12を備え
たスイツチ操作子10とを有している。このスイ
ツチ操作子10の閉塞断面12と前記覆蓋5とは
磁性板で形成され、前記閉塞端面12と、この閉
塞端面12が摺接する前記覆蓋5の内壁頂面7と
の間には磁性流体を塗布して磁性流体被膜14を
形成する。又スイツチ操作子10の閉塞端面12
には磁性流体溜用の周溝47が設けてあり、この
周溝47に適当量の磁性流体を保持して常に外気
との封止を確実に行う。
かくして、外気とハウジング2内に設けた後述
のスイツチ接触機構15とは遮断される。
前記ハウジング2と覆蓋5とは、例えば超音波
ウエルダにより固着され、スイツチ接触機構15
を収容するスペースが形成される。スイツチ接触
機構15は、前記スイツチ操作子10と一体的に
形成され前記スペース内に摺動自在に収容された
転換子16と、この転換子16の下面凹所17に
コイルバネ19を介して挿入した滑動子18とを
含んで構成される。前記転換子16の摺動方向と
平行な面側面には鍔部16A,16Bが形成さ
れ、この鍔部16A,16Bはハウジング2の内
壁部に形成された上向段部2A,2B上に載置さ
れる。又ハウジング2の底面には中央に可動接片
20を支持する共通接片21が、又その左右には
固定接片22,23が一直線上に配設される。前
記共通接片21、固定接片22,23は、ハウジ
ング2の底面を貫通して共通端子、固定端子を形
成する。尚、前記可動接片20は、傾動自在に共
通接片21上に載置され、前記固定接片22,2
3と選択的に接触する。しかして、前記スイツチ
操作子10の作動により、前記滑動子18の先端
が前記可動接片20上を滑動することにより、前
記可動接片20は傾動し前記固定接片22,23
と接離して電路の開閉を行う。
尚、実施例においてはスライドスイツチの例を
示したが、これに限定されることなく波形スイツ
チ等にも適用できることは言うまでもない。
〔考案の効果〕
本考案によれば次の効果を奏する。
操作子の一部を形成する閉塞端面と覆蓋とを磁
性板で形成するとともに、操作子の閉塞端面とこ
の閉塞端面に対向する覆蓋の内壁頂面には磁性流
体によつて形成した被膜が施され、更に閉塞端面
には磁性流体溜用の周溝を形成してあるため、磁
性流体の吸引保持が可能となり、シール性が完全
で塵埃等の侵入がないとともに、外気中のガスに
よる封止材の劣化を生ずることが少なく、スイツ
チを長期的に安定した状態に維持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る封止形スイツチの中央縦
断面略図、第2図はその構成部品を示す分解斜視
図である。 2……スイツチハウジング、5……覆蓋、6…
…挿通孔、7……内壁頂面、10……スイツチ操
作子、12……閉塞端面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 スイツチハウジングと、スイツチハウジングに
    被装し、スイツチ操作子の移動部を挿通する挿通
    孔を備えた覆蓋と、 前記覆蓋の挿通孔を閉塞する閉塞端面を備えた
    スイツチ操作子を具備し、 前記スイツチ操作子の閉塞端面と前記覆蓋とを
    磁性板で形成するとともに、前記閉塞端面に磁性
    流体溜用の周溝を設け、かつ前記閉塞端面とこの
    閉塞端面に対向する前記覆蓋内壁頂面との間に磁
    性流体による被膜を形成し、もつて外気とスイツ
    チハウジングに設けたスイツチ接触機構とを遮断
    シールしたことを特徴とする封止形スイツチ。
JP1986200180U 1986-12-29 1986-12-29 Expired - Lifetime JPH0525141Y2 (ja)

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JP1986200180U JPH0525141Y2 (ja) 1986-12-29 1986-12-29

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JPS63108134U JPS63108134U (ja) 1988-07-12
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6118537B2 (ja) * 1977-09-14 1986-05-13 Gutsudoiyaa Taiya Ando Rabaa Co Za

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6118537U (ja) * 1984-07-07 1986-02-03 オムロン株式会社 スライドスイツチ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6118537B2 (ja) * 1977-09-14 1986-05-13 Gutsudoiyaa Taiya Ando Rabaa Co Za

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JPS63108134U (ja) 1988-07-12

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